退職すると、組織で使用していた個人用メールアドレスを失います。
フリーメールアドレスを不可としているサービスを利用するために、組織で使用しているメールアドレスを私的に使用している人は、多いでしょう。
退職する前に、独自ドメインの個人用メールアドレスを取得しました。
私的に利用しているサービスにおいて、組織で使用しているメールアドレスを独自ドメインの個人用メールアドレスに変更しました。
退職した後も、フリーメールアドレスを不可としているサービスを利用し続けることができます。
独自ドメインの個人用メールアドレスは、フリーメールアドレスより、ITスキルと費用が必要だけに、信用力があります。
退職すれば、組織と役職を失うので、信用力は重要です。
ITスキル
独自ドメインのメールアドレスを利用するために必要となるITスキルは、簡単になってきているので、フリーメールアドレスを使用していると、ITスキルのある人からは信用されません。
レンタルサーバーには、WordPressだけでなく、メールサーバーもインストールされています。
メールサーバーには、以下の2種類があります。
- メールを送信するSMTPサーバー
- メールを受信するPOP3サーバー、IMAPサーバー
レンタルサーバーと契約する前に、メールを受信するためにPOP3サーバーかIMAPサーバーのどちらのサーバーを使用できるのかを確認することをお勧めします。
POP3サーバーを使用する場合、Outlook等のメールソフトが必要になります。
IMAPサーバーを使用する場合、ブラウザを使用するので、メールソフトは必要ありません。
XSERVERは、POP3とSMTPを使用しているので、以下のようになります。
この概念図を理解できれば、メールアドレスの設定は簡単です。
XSERVERのメールに関する設定は、取得済み独自ドメイン、ユーザー名、パスワードとディスク容量を設定するだけで簡単です。
Outlookのメールに関する設定は、以下の通りで簡単です。
Outlookを起動して、「ファイル」をクリックします。
「情報」の「アカウント追加」をクリックします。
取得済み独自ドメインとXSERVERで設定したユーザー名を「ユーザー名@独自ドメイン」という形式で入力し、「接続」をクリックします。
「POP」をクリックします。
XSERVERで指定されたサーバー番号等を以下のように入力し、「次へ」をクリックします。
表示されている「ユーザー名@独自ドメイン」を確認し、XSERVERで設定したパスワードを入力し、「接続」をクリックします。
以下のように表示されたら、「完了」をクリックします。
以下のように表示されたら、設定は完了です。
メールを送受信して、動作を確認したください。
費用
独自ドメインのメールアドレスを利用するために必要となる費用は、安くなってきているので、フリーメールアドレスを使用していると、相手から信用されません。
独自ドメインのメールアドレスを利用するためにだけに、メールサービスのあるレンタルサーバーを利用する人もいます。
退職前は忙しいですが、退職後にはブログ・サイトを運営したいという人は、メールサービスのあるレンタルサーバーと同時に独自ドメインを申しこむと独自ドメインの登録料金と更新料金が永久に無料なるサービスがあるので、利用すると良いです。
レンタルサーバーの費用は、年間6,000~13,000円程度です。
この程度の費用が支払えない相手を信用することはできないということです。
メリット
お問い合わせ用メールアドレス、メールマガジン用メールアドレスや個人用メールアドレス等、目的別にメールアドレスを使い分けることができます。
フリーメールアドレスでは利用できないサービスが利用できます。
独自ドメインは、同じドメイン名を使い続けることができます。
独自ドメインは、収入が増えて、起業するときにも利用できます。
デメリット
ITスキルが必要なことと費用が必要なことです。
まとめ
退職前に独自ドメインで個人用メールアドレスを取得することで、退職後の個人用メールアドレスになります。
退職前に組織のメールアドレスで利用していたサービスのメールアドレスを独自ドメインのメールアドレスに変更しましょう。
退職前に退職後に向けて、独自ドメインで個人用メールアドレスを取得しましょう。
次回は、「50代 後悔しない働き方」という本を読んだ感想について書く予定です。
ご期待ください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。