映画「アマデウス」~あらすじ【ネタばれ有り】と感想

午前十字の映画祭15で映画「アマデウス」が上映されるので、この映画を鑑賞することにしました。

基本情報・スタッフ

監督    ミロス・フォアマン
脚本    ピーター・シェーファー
原作    ピーター・シェーファー
製作    ソウル・ゼインツ
製作総指揮 マイケル・ハウスマン、ベルティル・オルソン
音楽    ジョン・ストラウス
撮影    ミロスラフ・オンドリチェク
美術    パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン
衣装    テオドール・ピステック
編集    マイケル・チャンドラー、ネーナ・デーンヴィック
製作    ソウル・ゼインツ
配給    オライオン・ピクチャーズ、松竹富士
公開    1985年2月2日
上映時間  158分(劇場公開版)、180分(ディレクターズ・カット版)
映倫区分  G

予告動画

主題歌

場所

モーツァルトが生まれたオーストリアのザルツブルクとモーツァルトが活動したオーストリアのウィーンです。

やなっちがオーストリアのザルツブルクを紹介しています。

ザルツブルクは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地としても有名です。

アントニオ・サリエリが生まれたイタリアのレニャーゴです。

あらすじ

年老いて死を前にしたアントニオ・サリエリは、モーツァルト、赦してくれ、モーツァルトを殺した、赦してくれ、どうか慈悲を、モーツァルトを殺したことを赦してくれと言います。
アントニオ・サリエリの召使は、アントニオ・サリエリに美味しいパンにチーズを持って来てドアを開けるように説得をします。
アントニオ・サリエリは、首を切って、自殺を図り、うめいています。
アントニオ・サリエリの召使は、アントニオ・サリエリのいる部屋のドアを押し破ります。
アントニオ・サリエリは、担架に乗せられて、自宅から馬車に乗せられ、運ばれます。

「AMADEUS」と表示されます。

アントニオ・サリエリは、舞踏上で紳士と淑女がダンスをしているのを思い出します。
アントニオ・サリエリは、担架に乗せられて、馬車で精神病院へ運び入れられます。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリがいる精神病院にやって来ます。
精神病院の接客係は、フォーグラー神父に挨拶します。
フォーグラー神父は、ピアノを弾いているアントニオ・サリエリの部屋に入ります。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリに声をかけます。
アントニオ・サリエリは、ピアノを演奏しているだけで、フォーグラー神父に答えません。
フォーグラー神父は、椅子に座ります。
アントニオ・サリエリは、ピアノを演奏するのを止めて、フォーグラー神父を見ます。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に構わんでくれと言います。
アントニオ・サリエリは、ピアノを演奏を再開します。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリになぜ苦しむのですと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に誰か分かるかと言います。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリに神の前では人は皆同じですと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父にそうかねと言います。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリに懺悔をなさい、神の赦しを得られますと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に音楽の知識はあるかねと言います。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリに少しなら、若いころ勉強しましたと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父にどこでと言います。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリにウィーンでと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父にこの曲を知っているかなと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父にピアノで曲を演奏します。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリに知りません、何の曲ですかと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父にとても好まれた曲だぞ、私が作曲した、これはどうだねと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父にピアノで曲を演奏し、大喝采を博した曲だと言います。
アントニオ・サリエリが指揮を行うオペラで大喝采を受けたシーンを思い出します。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父にどうだと言います。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリに残念ながら存じませんと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に私の曲を知らんのか、私は欧州一の作曲家で、オペラだけでも40曲も、それでは、これはどうだねと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父にピアノでアイネ・クライネ・ナハト・ムジークを演奏します。
フォーグラー神父は、知っている曲で、口ずさみます。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリにこの曲を知っています、いい曲です、あなたの曲だとはと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に私の曲ではない、モーツァルトだ、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと言います。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリにあなたが殺したとかと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に聞いたのかと言います。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリに本当ですか、神の子よ、何か告白したいなら、すべきです、平安を得られますと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「彼は、私の憧れだった。モーツァルト。早くから、その名を聞いていた。私が遊びに夢中なころ、彼は、すでに国王や皇帝やローマ教皇の前で演奏していた。私は嫉妬を感じた。彼の噂を耳にするたびに、神童としての才能より、モーツァルトを導く父親の存在が妬ましかった。私の父は、音楽など理解していなかった。”モーツァルトのようになりたい”と言ったら、父は答えた。”猿回しの猿になりたいのか?サーカスのように欧州を連れ回されたいのか?”音楽こそ私の命だと分かってくれなかった」と言います。

1763年頃の回想シーンになります。
目隠しをされたモーツァルトは、ピアノを演奏しています。
椅子に立ったモーツァルトは、バイオリンを演奏します。

アントニオ・サリエリは、少年たちが賛美歌を歌う教会でフランチェスコ・サリエリと共に祈りを捧げています。
フランチェスコ・サリエリは、商売がうまく行くように熱心に祈ります。
幼いアントニオ・サリエリは、心の中で一人そっと祈った、精一杯の誇りを持って、”神様、私を偉大な作曲家に、音楽であなたの栄光をたたえます、どうか、私にも誉を、世界中で私の名が永遠に輝きますように、私の死後も、私の曲と名声が語り継がれますよう・・・そのお返しに、私は生涯、純潔を守り、真面目に働き、いかなる時も、あなたを敬います、アーメン”と祈ります。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に何が起きたと、奇跡だと言います。
アントニオ・サリエリは、家族と共に食事をしています。
フランチェスコ・サリエリは、食事を喉に詰まらせ、亡くなります。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「私の人生は変わった。神が道をお示しくださったのだ。田舎町の夢に飢えてた名もない少年だった私が、ここウィーンにやって来た。音楽の都へ!音楽を愛する皇帝ヨーゼフ2世、数年で私は宮廷作曲家に任命された。毎晩、オーストリア皇帝の隣で、二重奏を弾き、間違いを正した。彼には、才能はなかった。でも、関係はない。彼は、私の音楽を愛してくれた。どうだ?君が私でも、神が祈りを聞き入れたと思うだろう?私は固く誓いを守った。徳を貫いたのだ。女に手を出さず、多くの生徒を無料で教えた。貧しい音楽家を助けるべく常に努力をした。働きづめの日々だったが、素晴らしかった。皆、私を愛した。誇らしかった。あいつが現れるまでは・・・モーツァルトは、ウィーンで演奏会を開いた。雇い主のザルツブルク大司教の屋敷で、もちろん、私も行った。あの夜で、人生が変わった。大広間を歩きながら、私は想像を巡らせた。モーツァルトは、4歳で最初のコンチェルト、7歳でシンフォニー、12歳でオペラを書いた。モーツァルトの顔は?あふれる才能は顔にも表れるのだろうか?どの男だろうか?この中の誰なのか・・・」と言います。

1781年頃の回想シーンになります。
アントニオ・サリエリは、コロレード大司教のウィーンにある宮廷へ行き、料理が運ばれる部屋に入り、感嘆の声を上げてます。
料理を運んできた人々が部屋から出て来て、部屋の扉を閉めます。
アントニオ・サリエリは、人々をやり過ごし、部屋の扉を開けて、部屋に入り、豪勢な食べ物を見て、つまみ食いをして、料理の陰に隠れます。
コンスタンツェが声を上げながら、扉を開けて、部屋に入って来て、扉を閉めて、テーブルの陰に隠れます。
モーツァルトは、扉を開けて、部屋に入って来て、扉を閉めます。
コンスタンツェは、モーツァルトが部屋に入って来るのを確認します。
コンスタンツェは、テーブルの下からモーツァルトを驚かします。
モーツァルトは、テーブルの下にいるコンスタンツェを捕まえます。
アントニオ・サリエリは、この様子を見ています。
司祭は、コロレード大司教にモーツァルトがいませんと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにやめて、やめてよと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェにここにいる、やめるよ、ゆっくりと、こんなふうににね、やめたよ、側においでと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにいやと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに知っているかい、ここでは何もかも逆さま、歩くのも、踊るのも、歌うのも、話すもの逆さまと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにバカみたいと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェにオナラも逆さまだ、あはは、キスにツケ、キスにツケと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにあなた頭がヘンよと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェにいや逆に言え、くそバカ女、キスにツケだよと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにキスにツケ、ケツにキス、ケツにキスと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェを笑います。
モーツァルトは、コンスタンツェにコンケツ、”コンケツしよう”僕は本気だよと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにいや、”コンケツしよう”ケッコン、あなたと結婚、絶対にイヤよと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに”イアしている”と言います。
コンスタンツェは、モーツァルトに”イアしている”アイしている、愛していると言います。
モーツァルトとコンスタンツェは、キスをします。
モーツァルトは、コンスタンツェに”ソクくえ”と言います。
モーツァルトは、コンスタンツェの胸にキスをします。
コンスタンツェは、モーツァルトにクソを食え、何て人なのと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェを笑います。
モーツァルトは、コンスタンツェにシーと言います。
モーツァルトは、流れて来るセレナーデ「変ロ長調 K.361 第3楽章:グラン・パルティータ」に聞き入ります。
モーツァルトは、私の音楽だ、勝手に始めたと言います。
モーツァルトは、扉を開けて、部屋から出て、走って、音楽を演奏している部屋に向かい、部屋に入り、身なりを正します。
コロレード大司教は、入って来たモーツァルトを見ます。
モーツァルトは、部屋の中央に歩いて行き、演奏の指揮を執り行います。
コンスタンツェは、モーツァルトを追って、部屋に入って来て、演奏の指揮を執っているモーツァルトを見て笑みを浮かべます。
アントニオ・サリエリは、部屋に入って来て、演奏の指揮を執っているモーツァルトを見て、驚きます。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「そいつがモーツァルトだった。甲高い笑い声をあげ、女と転げまわっていた。あの下品な男が」と言います。

司祭は、モーツァルトに演奏会は大成功でしたねと言います。
モーツァルトは、司祭にウィーンの人々は音楽が分かると言います。
司祭は、コロレード大司教に閣下と言います。
コロレード大司教は、モーツァルトに呼びかけます。
モーツァルトは、コロレード大司教におじきをします。
コロレード大司教は、モーツァルトになぜだねと言います。
モーツァルトは、コロレード大司教に何がですと言います。
コロレード大司教は、モーツァルトに恥をかかせおって、客の前で、雇われ人のお前が、立場をわきまえたらどうだと言います。
モーツァルトは、コロレード大司教にご不満でしたら、どうぞクビにと言います。
コロレード大司教は、モーツァルトにだたちにザルツブルクに戻りたまえ、父上が帰りを待っておるぞと言います。
モーツァルトは、コロレード大司教にイヤです、いっそ、クビにして、いただいたほうがいいと言います。
コロレード大司教は、モーツァルトにクビにする気はない、身のほどを知り、今後も私に仕えたまえと言います。
コロレード大司教は、合図を送り、モーツァルトを部屋から追い出し、扉を閉めさせます。
人々は、モーツァルトを拍手で出迎えます。
モーツァルトは、扉を開けて、人々の様子をコロレード大司教に見せつけます。
コロレード大司教は、合図を送り、扉を閉めさせます。
アントニオ・サリエリは、演奏会の行われた部屋に残り、譜面を見ます。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「ごく普通の譜面だった。出だしは驚くほど単純だ。バスーンやバセットホルンがぎこちなく響く。さびついたような音。だが突然、その上に、オーボエが、自信に満ちた音色。そして、クラリネットが引き継ぎ、甘くとろけるような調べとなる。”猿”に書ける音楽ではない。初めて耳にする見事な音楽。満たされない切ない思いにあふれていた。神の声を聞くようだった。なぜ?なぜ、神はかくも下品な若造を選んだのだ?信じられん。あの曲は偶然の産物なのだ。決まっている。そう願った」と言います。

モーツァルトは、アントニオ・サリエリに失礼と言います。
モーツァルトは、譜面を回収し、立ち去ります。
コンスタンツェは、モーツァルトの後を追いかけます。

アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世がモーツァルトに対する評価をしていると所に居合わせます。
ヨーゼフ2世は、ファン・スヴィーテン男爵にモーツァルトの才能はと言います。
ファン・スヴィーテン男爵は、ヨーゼフ2世に素晴らしいですよ、先月、モーツァルトのオペラ「クレタ王イドメネオ」を聴きましたと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ヨーゼフ2世にあれは退屈なオペラですと言います。
ヨーゼフ2世は、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に退屈と言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ヨーゼフ2世にモーツァルトが目立とうとして、書いた作品で、刺激的な音ばかりで、うるさいだけと言います。
ファン・スヴィーテン男爵は、ヨーゼフ2世に陛下、まれにみる見事な作品でしたよと言います。
ヨーゼフ2世は、フォン・ストラック伯爵にではぜひモーツァルトを召し抱えたい、ドイツ人の作曲家も必要だ、モーツァルトが飛びつく申し出を、そうだな国立劇場用にドイツ語のオペラを書かせようと言います。
ファン・スヴィーテン男爵は、ヨーゼフ2世に名案ですと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ヨーゼフ2世にドイツ語はよくありません、オペラはイタリア語でなければ、教養人の常識ですと言います。
ヨーゼフ2世は、フォン・ストラック伯爵にどう思うと言います。
フォン・ストラック伯爵は、ヨーゼフ2世にドイツ語のオペラが生まれても良いのでは、国民のためにドイツ語でと言います。
ヨーゼフ2世は、ボンノ宮廷音楽長に宮廷音楽長はと言います。
ボンノ宮廷音楽長は、ヨーゼフ2世に陛下、私は劇場監督と同じ考えで、ドイツ語は、失礼ですが、歌には荒々しすぎてと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリに意見はと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世にモーツァルトをウィーンに呼び寄せれば、大司教は激怒するでしょう、それも、よいかと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリに悪い奴だと言います。
ヨーゼフ2世は、みんなにモーツァルトに会ってみよう、歓迎会の手配を頼む、以上だ、下がってよいぞと言います。

アントニオ・サリエリは、ピアノを使用して、モーツァルトを歓迎するための「歓迎のマーチ」を作曲をしていますが、上手く作曲できません。
アントニオ・サリエリは、十字架を見て、曲を思いつき、感謝しますと言います。
アントニオ・サリエリは、作曲を続けます。

モーツァルトは、ヨーゼフ2世と面会するために新しいカツラを選んでいます。
カツラのセールスマンは、モーツァルトにとても美しいカツラですよ素晴らしいと言います。
モーツァルトは、カツラのセールスマンに他のカツラをと言います。
カツラのセールスマンは、モーツァルトのカツラを取り除き、新しいカツラを取り付けます。
カツラのセールスマンは、モーツァルトにいかがです、お気に入りまして、素晴らしいでしょう、どうですと言います。
モーツァルトは、次のカツラを試します。
モーツァルトは、カツラのセールスマンに全部、素敵だ、頭が3つ欲しいと言い、あははと笑います。
カツラのセールスマンは、モーツァルトに面白いことをと言います。
モーツァルトは、試着した3つのカツラを購入します。

ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵、ボンノ宮廷音楽長とファン・スヴィーテン男爵に挨拶します。
ヨーゼフ2世は、フォン・ストラック伯爵に何の用だねと言います。
フォン・ストラック伯爵は、ヨーゼフ2世にモーツァルトですと言います。
ヨーゼフ2世は、フォン・ストラック伯爵にモーツァルトが何だと言います。
フォン・ストラック伯爵は、ヨーゼフ2世にここにと言います。
ヨーゼフ2世は、フォン・ストラック伯爵にそうかよしと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に陛下勝手ながら「歓迎のマーチ」を作曲しましたと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリに気が利いているな、見せたまえと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に「歓迎のマーチ」の譜面を渡します。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に思い付きで書いた曲でと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリに試してもと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に陛下と言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリに楽しみだと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリの「歓迎のマーチ」の譜面を見ながら、ピアノを弾きます。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリにとても良いぞ、私が弾こうと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に光栄に存じますと言います。
ヨーゼフ2世は、衛兵にモーツァルトを呼べ、急がんでもよい、練習せねばなと言います。
モーツァルトは、部屋に向かって歩き、部屋の前で、衛兵に部屋に入るのをふさがれます。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に”ソ”ですと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリに素晴らしいと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世にお上手です、テンポを上げて、軽く、そして力強く、再びマーチにと言います。
衛兵は、衛兵に合図して、モーツァルトを部屋に入れます。
モーツァルトは、部屋に入って来て、帽子を取り、ヨーゼフ2世と間違えてファン・スヴィーテン男爵にお辞儀をします。
ファン・スヴィーテン男爵は、モーツァルトにピアノを弾いているヨーゼフ2世を指さします。
モーツァルトは、ピアノを弾いているヨーゼフ2世に驚きます。
モーツァルトは、ボンノ宮廷音楽長にお辞儀をします。
ボンノ宮廷音楽長は、モーツァルトにお辞儀を返します。
みんなは、ヨーゼフ2世の演奏に拍手します。
ヨーゼフ2世は、みんなに諸君それほどではない大げさなと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに声をかけます。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に膝まづいて、手にキスをします。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に陛下と言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにやめてくれ、聖人ではないと言います。
みんなは、笑います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに昔この大広間で会った、まだ6歳だった、素晴らしい演奏を終えて、立とうとして転んだ、妹のアントワネットが助け起こすと、モーツァルトはこう言った”ねえ、僕と結婚してよ”と言います。
モーツァルトは、あははと笑います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに彼は知っとるなスヴィーテン男爵と言います。
ファン・スヴィーテン男爵は、モーツァルトに才能に敬服すると言います。
モーツァルトは、ファン・スヴィーテン男爵にありがとうと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにボンノ宮廷音楽長を紹介します。
ボンノ宮廷音楽長は、モーツァルトによろしくと言います。
モーツァルトは、ボンノ宮廷音楽長にどういたしましてと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに劇場監督のオルシーニ=ローゼンベルク伯爵と紹介します。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にお会いできて本当に光栄ですと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにかの高名なる宮廷作曲家のアントニオ・サリエリを紹介します。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに実に傑出した才能をお持ちだと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに作品を存じてます、アントニオ・サリエリの曲を基に変奏曲を書きましたと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにどの曲かねと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに”「愛する人よ」と言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに光栄だと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにヘンな曲が少しマシになったと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに曲を書いた「歓迎のマーチ」はアントニオ・サリエリの作曲だと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に本当に、心から感謝しますと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにでは仕事の話をしよう、オペラの作曲を頼みたい、どうだねと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世からのオペラの作曲の依頼を受けます。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにイタリア語、ドイツ語、どっちだと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ヨーゼフ2世に先日の結論はイタリア語にすると言います。
フォン・ストラック伯爵は、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にそうかと言います。
ファン・スヴィーテン男爵は、ヨーゼフ2世にまだイタリア語にするか、ドイツ語にするか決まっておりませんと言います。
モーツァルトは、みんなにドイツ語で、ドイツ語がいいと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトになぜだと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に面白い台本があるんですと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトにほう、どれだねと言います。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にまだご存じないでしょう、新作なので、すぐにお見せしますよと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトにそう願うと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにそれでどういう物語なのかねと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にとても楽しい物語で、全体の舞台となるのはと言い、あははと笑います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにどこだねと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にハーレム、つまり後宮ですと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトにトルコのかと言います。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にええそうですと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトにそれならなぜドイツ語でと言います。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に別にトルコ語でもいいですよと言い、あははと笑います。
ファン・スヴィーテン男爵は、モーツァルトに問題は言語のことではない、国立劇場にふさわしい内容と思うかと言います。
モーツァルトは、ファン・スヴィーテン男爵になぜです、面白いのに、女たちが舞台で、素っ裸になるわけじゃない、高尚で、道徳的な作品で、ドイツ的美徳にあふれていると言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世にドイツ的美徳とは一体何です、外国人なのでと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに教えてやりたまえ、ドイツ的美徳とはと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに愛ですと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに愛か我々イタリア人は愛を知らんからなと言います。
みんなは、笑います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにそうですとも、イタリアのオペラは男が金切り声で、太った女を追い回す、愛どころか滑稽ですと言います。
ボンノ宮廷音楽長は、笑い出します。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に陛下何語かご決断を、極上の曲をつけて、陛下に捧げますと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにれではドイツ語にしよう、「歓迎のマーチ」の譜面をと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に結構です覚えましたと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにたった一度聞いただけでと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にはい一度で十分ですと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに弾いてみろと言います。
モーツァルトは、ピアノに座り、「歓迎のマーチ」を弾いて見せます。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにただの繰り返し、ここがヘンだ、変えよう、こんなふうに、これは、この感じだ、ずっといいと言い、あははと笑います。
オペラのフィガロの結婚の「もう飛ぶまいぞこの蝶々」を即興で演奏します。
みんなが、モーツァルトの音楽を聴きに集まります。

アントニオ・サリエリは、十字架を見てあんまりだ、神の栄光を歌い上げたかったと言います。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「だが、神は切望だけを与え、声は奪い去った。なせだ?教えてくれ。私の賛歌など望まぬなら、なぜ切望を与えたのだ?熱い欲求だけで、才能は下さらない」と言います。

1782年頃の回想シーンになります。
アントニオ・サリエリの従者は、アントニオ・サリエリにカテリナ・カヴァリエリが稽古に来ましたと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリに服装を見せて、いかがお気に召してと言います。
アントニオ・サリエリは、笑います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリにトルコ風よ、今年はこういうのが流行するわと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリにほかに何か面白いことは、世間の噂話を聞きたいと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリにモーツァルトに会ったのねと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリに噂は早いなと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリにモーツァルトがオペラを作曲するって、本当なのと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリにそうだと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリに私の役もあると言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリにないと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリにどうしてないのと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリに舞台はどこだとと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリにどこと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリにハーレムだと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリに何それと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリに売春宿だ、始めよう、稽古だと言います。
アントニオ・サリエリは、ピアノを弾きます。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリにどんな人と言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリにモーツァルトか、幻滅するよと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリにどうしてと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリに外見と才能は一致しないと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリに外見などどうでもいいわ、物の分かる女は才能に惚れるのよと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリに稽古をと言います。
アントニオ・サリエリがピアノを弾いて、カテリナ・カヴァリエリが歌って、稽古を始めます。

モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」の舞台で、カテリナ・カヴァリエリが歌っています。
アントニオ・サリエリは、ドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」の舞台を観客席から観ています。

モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」が終わると、観客は立ち上がって、拍手します。
ヨーゼフ2世は、舞台にやって来ます。
ヨーゼフ2世は、カテリナ・カヴァリエリにブラボー、マダム、あなたは、舞台の華と言います。
ヨーゼフ2世は、カテリナ・カヴァリエリに花束を差し出します。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに見事だった、実に素晴らしい、我々にとって、とても新しい音楽だと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にそうです、新しい音楽ですと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに全くだと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にではお気に召していただけたんですねと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにもちろんだ、楽しかった、だが私としてはもう少し、その、つまり、どう言ったらと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にどいういう意味ですと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにところどころに感じたのだが、つまりと言います。
ヨーゼフ2世は、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にその、どう言えばと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ヨーゼフ2世に音が多すぎると言います。
ヨーゼフ2世は、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にそのとおり音が多すぎると言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にそんなはずはどれも必要な音ばかりですがと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに人間の耳が一晩に聞ける音は限られておる、私の考えは間違っとらんなと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世にはい全体的にはおっしゃるとおりと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにそんなバカなと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにあまり気にするな、作品は立派だ、いい仕事をした、余分な音をなくせば、完璧になると言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にどの音でしょうかと言います。
フラウ・ウェーバー夫人とコンスタンツェが舞台下にやって来ます。
フラウ・ウェーバー夫人は、モーツァルトにヴォルフガング、私よヴォルフガングと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に下宿の女夫人のフラウ・ウェーバー夫人ですと紹介します。
ヨーゼフ2世は、フラウ・ウェーバー夫人によろしくと言います。
フラウ・ウェーバー夫人は、ヨーゼフ2世にまあ陛下、何という光栄、娘のコンスタンツェはモーツァルトの婚約者ですと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、顔色が変わります。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに本当かと言います。
モーツァルトは、笑います。
ヨーゼフ2世は、コンスタンツェに愛らしいここへと言います。
衛兵は、コンスタンツェを舞台に上げます。
フラウ・ウェーバー夫人は、衛兵を叩いて、舞台に上げるように要求します。
衛兵は、フラウ・ウェーバー夫人を舞台に上げます。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに結婚式はと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にまだ父の同意を得ていないのではっきり決まっていませんと言い、あははと笑います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに聞いてもいいかね、年はいくつだと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に26歳ですと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにその魅力的なコンスタンツェと結婚してウィーンに住めと言います。
フラウ・ウェーバー夫人は、ヨーゼフ2世にやっぱり私も申しましたが聞いてくれなくて、陛下のそのお言葉こそ、何よりのご助言、私はと言って、倒れてしまいます。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに話は済んだなと言い、立ち去ります。
コンスタンツェは、モーツァルトにお水を水を持ってきて、ヴォルフィーお水をと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、モーツァルトを花束で殴り、立ち去ります。
モーツァルトは、舞台役者の持っている桶を奪って、フラウ・ウェーバー夫人に水をかけます。
フラウ・ウェーバー夫人は、目を覚まします。

アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋に入って来ます。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリに知っていたのと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリに何をと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリに結婚よと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリに何の関係がと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリに別に誰と結婚しようとモーツァルトの勝手よ、私はどうだったと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリに素晴らしかったと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、アントニオ・サリエリに音楽はどうと言います。
アントニオ・サリエリは、カテリナ・カヴァリエリに実に巧みだと言います。
モーツァルトは、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋にノックもせずに入って来て、失礼と言います。
カテリナ・カヴァリエリは、モーツァルトにあの女はまだ気絶と言います。
モーツァルトは、カテリナ・カヴァリエリにもう大丈夫だと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、モーツァルトにまあよかったことと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに心から成功を祝うよと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに気に入ったと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにもちろんと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにあははと笑い、ウィーンで最高の音楽だろと言います。
カテリナ・カヴァリエリは、モーツァルトにコンスタンツェはベッドで最高、きっと百戦錬磨の達人なんでしょう、出なけりゃ結婚なんてと言います。
楽屋の扉がノックされます。
カテリナ・カヴァリエリは、どうぞと言います。
コンスタンツェは、扉を開けて、モーツァルトにママが具合が悪いの帰りましょうと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェにもちろんと言います。
モーツァルトは、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋から出ようとします。
カテリナ・カヴァリエリは、コンスタンツェにダメよモーツァルトを連れて行かないで、今夜はモーツァルトが主役よ、コンスタンツェを紹介してと言います。
モーツァルトは、カテリナ・カヴァリエリにじゃあこれでお先にと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェを連れて、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋から出ます。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「その時、私は知った。あいつは彼女をモノにしたのだ。下劣な男が、私の憧れていた女を。理解できない。神は何をお考えなのだ?私への試練か?私に赦しの心を持てということか?それが神の望みか?いかに辛くても?そうかもしれん。だが、なぜ彼女なのだ?なぜ、モーツァルト相手に謙虚さを学ばねばならん?私の心にあいつへの憎しみがわいた。生まれて初めて、恐ろしく凶暴な考えが浮かんだ。毎日、時には何時間も祈った。主よ、お願いです。彼をザルツブルクに戻して下さい。彼のため、私のために」と言います。

コロレード大司教は、レオポルト・モーツァルトにもうモーツァルトは雇わんと言います。
レオポルト・モーツァルトは、コロレード大司教にですがと言います。
コロレード大司教は、レオポルト・モーツァルトにモーツァルトは恥知らずで、思い上がっとると言います。
レオポルト・モーツァルトは、コロレード大司教に大司教陛下、確かにその通りです、その責任はすべて私にあります、甘すぎました、お願いです、もう一度チャンスを下さいと言います。
コロレード大司教は、レオポルト・モーツァルトにお前を免じようと言います。
レオポルト・モーツァルトは、コロレード大司教にありがたい、大司教陛下、感謝しますと言います。
レオポルト・モーツァルトは、コロレード大司教の前に膝まづいて、指輪にキスをします。
コロレード大司教は、合図を送り、レオポルト・モーツァルトを帰します。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに重大な知らせだ、ウィーンに行く結婚のことはそれまで待て、一生をお前に捧げた父親の頼みだ、言うとおりにしてくれと手紙に書いて送ります。

モーツァルトは、コンスタンツェとシュテファン大聖堂で結婚式を挙げます。
司教は、モーツァルトとコンスタンツェに汝らを神聖なる夫婦の縁で結ぶ、神が結びたもうた縁は、これを離すべからず、父と子と聖霊の御名によりてと言います。
モーツァルトとコンスタンツェは、キスをします。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに手紙で父上の言葉どうり、ウィーンは音楽の都、妻と共に、この都、そして欧州を征服し、裕福になって、必ず父上を呼び寄せますと手紙に書いて送ります。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトからの手紙を握りつぶします。

ヨーゼフ2世は、エリザベートを連れて、鹿狩りに行きます。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリにおはよう姪のエリザベートだ、音楽教師を探しているのだが適任者を思いついたと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に陛下身にあまる栄誉ですと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリにモーツァルトのことだ、どう思うと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に興味深い人選でありますがご慎重に、えこひいきだと誤解されますと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリにえこひいきかと言います。

モーツァルトは、フォン・ストラック伯爵になぜです、13歳の少女に教えるのに、なぜ委員会が審査などと言います。
フォン・ストラック伯爵は、モーツァルトに陛下のご命令だと言います。
モーツァルトは、フォン・ストラック伯爵に僕にご不満がと言います。
フォン・ストラック伯爵は、モーツァルトにまさかと言います。
モーツァルトは、フォン・ストラック伯爵になぜ採用しないと言います。
フォン・ストラック伯爵は、モーツァルトに作曲家は君だけではないのだと言います。
モーツァルトは、フォン・ストラック伯爵に僕は最も優秀だと言います。
フォン・ストラック伯爵は、モーツァルトにもう少し謙虚になれと言います。
モーツァルトは、フォン・ストラック伯爵に委員会の顔ぶれはと言います。
フォン・ストラック伯爵は、モーツァルトに宮廷音楽長のボンノ、劇場監督のローゼンベル、宮廷作曲家のサリエリと言います。
モーツァルトは、フォン・ストラック伯爵になるほどイタリア人か、イタリア人ばかり、音楽バカどものやつらが僕の音楽を審査だとと言います。
フォン・ストラック伯爵は、モーツァルトにいいかね、簡単なことなのだ、この地位に就きたいのなら、作品を提出し、審査を受けろと言います。
モーツァルトは、フォン・ストラック伯爵に命令か断ると言います。

モーツァルトは、ビリーヤードをやっています。
コンスタンツェは、モーツァルトに生活費はどうするの、私に物乞いしろとと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェにバカ言うなと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトに作品を見せるだけよ、なぜイヤなのと言います。
モーツァルトは、ビリーヤードでミスショットします。
モーツァルトは、コンスタンツェにうるさい黙れと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトに王室の音楽教師の座よ、皆が狙うわと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに敵はいないさと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにいいえと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに僕は愛されていると言います。
コンスタンツェは、モーツァルトに甘く見ないでと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに何でも承知かと言います。

アントニオ・サリエリは、生徒の歌の練習をしています。
アントニオ・サリエリの従者は、扉を開けて、ノックします。
アントニオ・サリエリは、アントニオ・サリエリの従者に何だと言います。
アントニオ・サリエリの従者は、アントニオ・サリエリにご婦人がお話があるとかと言います。
アントニオ・サリエリは、アントニオ・サリエリの従者に誰だと言います。
アントニオ・サリエリの従者は、アントニオ・サリエリに名乗りませんが、急用だとと言います。
アントニオ・サリエリは、生徒に失礼すると言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェのいる部屋に入ります。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに陛下と言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにご用件は何ですかと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにモーツァルトの代理で来ました、音楽教師の審査のため作品を持ってと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにそれはどうも、なぜ、モーツァルトが来ないと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにあいにくとても忙しくてと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにそうですか出来るだけ早く拝見します、光栄だと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに今すぐに見ていただけませんか、待ちますと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに残念だが時間がない、今は無理だ、楽譜は預かりますと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにそれは困ります、モーツァルトはこのことを知りませんと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに何もと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに勝手に伺ったんですと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェになるほどと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにどうかお力添えを、この仕事が必要なんです、モーツァルトは稼ぐ以上にお金を使って一日中働いても追いつきません、お金のことなど考えないんです、湯水のように使い果してしまってと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに召し上がりませんか、これをご存じで、ヴィーナスの乳首という菓子で、ブランデー漬けの栗ですよ、さあどうぞ、うまいですよと言います。
コンスタンツェは、ヴィーナスの乳首を食べます。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに美味しいわ、陛下はいい方ねと言います。
アントニオ・サリエリもヴィーナスの乳首を食べます。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに閣下はやめてくれ、もっと親しく宮廷作曲家とはいえ田舎町の生まれだご主人と同じだ、楽譜を預かるのはどうしてもまずいですかなと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにそうしたいですけどやはり無理です、モーツァルトに知られたら叱られます、オリジナルですしと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにオリジナルと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに写しは作りませんと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトの楽譜を開けて、見ます。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにこの楽譜はオリジナルですかと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにええと言います。
アントニオ・サリエリは、立ち上がって、モーツァルトの楽譜を開けて、見ます。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「仰天した。とても信じられなかった。曲想が浮かぶままに書いた。オリジナルが・・・どこにも書き直しがない。一ヶ所も。書く前に完成しているのだ。頭の中で曲が。どのページも、すべて、書き写したように整っている。その音楽も見事なまでに完成されていた。音符一つ変えるだけで、破綻が生じる。楽句一つで曲全体が壊れる。私は思い知った。大司教の屋敷で聞いた音楽は偶然の産物ではない。それは神の声による、響きなのだ。五線紙に閉じ込められた小さな音符の彼方に、私は至上の美を見た」と言います。

アントニオ・サリエリは、手にしていたモーツァルトの楽譜を落とします。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにダメですかと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに奇跡的だと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにモーツァルトも作品に誇りを持っています、お力添えをと言います。
コンスタンツェは、椅子から立ち上がり、床に落ちた楽譜を拾い集めます。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに明晩ヨーゼフ2世と食事をする、モーツァルトの採用をお勧めしようと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにありがとうございます、閣下と言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに今夜来たまえと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに今夜と言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに一人でと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに何のためにと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに礼をするのが当然だろう、違うかと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに何のことかと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに分からんか、大勢が狙っている地位だ、モーツァルトを採用させたいのなら、今夜来いと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに私は人妻ですと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにではよせ、あなた次第だ、物事には代償が必要だと言います。
アントニオ・サリエリは、立ち去ります。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「憐みの神などいない。苦しみの神だけ。夜となり、彼女が来るかどうか、分からぬまま、あの晩ほど必死に祈ったことはない」と言います。

アントニオ・サリエリは、ピアノの前で神よお導き下さい、真の音楽を創造させてください、たった1曲でいい、あなたの愛の証に、私への愛を示して下さるなら、モーツァルトを助けます、王室の音楽教師に採用させます、お導きを、お願いです、どうか、神よ」と祈ります。
アントニオ・サリエリのいる部屋のドアがノックされます。
アントニオ・サリエリは、ピアノの椅子に座り、ペンを持ち、平然を装います。
アントニオ・サリエリは、アントニオ・サリエリの従者に何だねと言います。
アントニオ・サリエリの従者は、アントニオ・サリエリにまたあのご婦人がと言います。
アントニオ・サリエリは、アントニオ・サリエリの従者に通せと言います。
アントニオ・サリエリは、ペンを投げだし、上着を着て、扉の前に立ち、扉を開けて、部屋を出ます。
コンスタンツェは笑顔で、アントニオ・サリエリにこんばんわ、来ましたわ、モーツァルトは一人で演奏会へ、私には退屈だと、どの部屋へ、ここでいいいかが、作品をご覧になりたい、もう必要ないかしら、そのようねと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトの楽譜を床に落として、帽子を取り、服を脱ぎ始め、上半身を裸になります。
アントニオ・サリエリは、呼び鈴を鳴らします。
アントニオ・サリエリの従者は、部屋に入って来て、上半身を裸のコンスタンツェを見て、驚きます。
アントニオ・サリエリは、アントニオ・サリエリの従者にお見送りしろと言います。
アントニオ・サリエリは、部屋から出ます。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに燭台を投げつけます。

モーツァルトはアパートに戻って来て、ベッドで泣いているコンスタンツェにどうしたの、なせ泣くの、話してくれ、何があったと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトを抱きしめます。
コンスタンツェは、モーツァルトに愛しているわと言います。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「神よ、もう、神は敵だ。憎い敵だ。神は神の賛歌を歌う役目に、好色で、下劣で、幼稚な、あのモーツァルトを選んだ。そして私には、モーツァルトの天分を見抜く能力だけ、神は不公平だ、理不尽で、冷酷だ。神の思いどうりにはさせない。あんたの創造物であるモーツァルトを傷つけ、打ち砕く」と言います。

アントニオ・サリエリは、神への信仰を捨てて、壁から十字架を取り外して、十字架を暖炉に入れて、十字架を燃やします。

ヨーゼフ2世とアントニオ・サリエリは、食事をしています。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に同じ音楽家の悪口はイヤですと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリにだろうともと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世にでも申し上げます、モーツァルトを若い女性と二人にできませんと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリに本当かと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に私の教え子で、まだ若い歌手のマリア=テレサ・パラディスがと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリに何だねと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に体に触れられたと、1度のレッスンで2度もと言います。

アントニオ・サリエリは、宮殿から自宅に戻ってきます。
アントニオ・サリエリの従者は、アントニオ・サリエリにモーツァルト様がお待ちですと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに誰が教師にと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにザマーと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにザマー能のない凡庸な男だと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにとんでもない、凡庸以下だと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにこの職を逃すわけにいかない、閣下お願いです、宮殿に行き、ヨーゼフ2世に話して下さい、ザマーを教師に選ぶなど最悪だと、姫に音楽的危害を加えますと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに危害を受ける音楽的才能など姫にはないと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにあはは、どうしても生徒が必要です、でないと生活ができないと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに貧乏暮らしじゃあるまいと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにあいにく文無しですと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにどうしてだ演奏会は成功だと聞いたがと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに大成功ですとも、常に満席だが、誰も雇ってくれない、娘の教師には避ける、僕が変態か何かのように、あはは、真面目な話、お金を貸してもらえませんか、6ケ月の間だけ、長くても8ケ月と言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに半年で運が向いてくるかと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにそう信じています、欧州中を驚かすような作品を書いています、必ず裕福になれる、倍にして返せます、条件を決めてくださいと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに楽しみだなもっと話してくれと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにまだ秘密なのでと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに頼むよ聞きたいと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにうまいこれはと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにクリームチーズに粉砂糖を混ぜ、ラムで香りづけて”マスカルポーネ”だよと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにイタリアと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにやはり祖国の味が一番だからなと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに200、200フロリンでいいんです、100、50でもと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにどんな作品なのだと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにそれは言えませんと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに君は債務者として知られるべきではない、だが、とても裕福な人物を君に紹介してやろう、娘もいるぞと言います。

モーツァルトは、シュルンベルクの家に行って、犬に囲まれます。
ミハエル・シュルンベルグは、犬たちによさんかうるさいぞと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトにようこそ、犬のことは気にせんでくれ、わしには子供も同然だと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグにどの犬に教えろとと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトにあはは、面白い、愉快な人だと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグにあははと笑います。
シュルンベルク夫人は、モーツァルトにこのピアノでご満足いただけますかしらと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、シュルンベルク夫人に満足してくれるともと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、犬たちにおいで音楽だぞ、みんな集まれと言います。
ミハエル・シュルンベルグとシュルンベルク夫人は、長椅子に座ります。
モーツァルトは、ガートルード・シュルンベルクをピアノの椅子に座らせ、ピアノの横の椅子に座ります。
モーツァルトは、ガートルード・シュルンベルクに何が弾いてください、様子を見るために何でもいいと言います。
シュルンベルク夫人は、ガートルード・シュルンベルクに弾いて恥ずかしがらずにと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、ガートルード・シュルンベルクに観客に慣れることも必要だ、違うかと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグに二人だけにしてください、お互い人見知りをと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、ガートルード・シュルンベルクに弾け早く弾かんかと言います。
シュルンベルク夫人は、ミハエル・シュルンベルグにあなたやめてと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグに私が弾けばお嬢さんも気が楽にと言います。
モーツァルトは、ガートルード・シュルンベルクに先に失礼と言います。
モーツァルトは、ピアノを弾きます。
犬が吠え始めます。
ミハエル・シュルンベルグは、吠える犬にやめんかと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトに音楽を聞くと吠えるのだと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、吠える犬にいかんぞ、悪い癖を直さんとなと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトにさあ弾いてくれ、どうかお願いだと言います。
モーツァルトは、ピアノを弾きます。
犬が吠えなくなります。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトにその調子だと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、吠えていた犬に静かにと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトに弾き続けて、弾き続けろ、癖が直った、実に、素晴らしいと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグにまた犬を調教したいときはお呼び下さい、皆さん失礼しますと言います。
モーツァルトは、ワインを手にして、部屋を出ます。

1785年頃の回想シーンになります。

モーツァルトは、ワインを飲みながら、ウィーンの街中を歩いています。
モーツァルトは、アパートに戻って来ると、階段の上にレオポルト・モーツァルトかがいます。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにパパ、父上と言います。
モーツァルトは、アパートの階段を駆け上がります。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトと抱き合います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトになぜウィーンにと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに来ては困るかと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにとんでもない、心から歓迎するよと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトを部屋に入れます。
レオポルト・モーツァルトは、テーブルに置かれたカードを見て、ピアノに置かれた2つの譜面とグラスを見ます。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトにやせたな、女房は料理をせんのかと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに一日中ガチョウみたいに食わされますよと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに女房は留守かねと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに母親の手伝いをしに行ったんです、母親も優しい人でと言います。
コンスタンツェは、ベッドで寝ています。
モーツァルトは、ベッドで寝ているコンスタンツェを見て、驚きます。
モーツァルトは、コンスタンツェにあははと笑い、家にいたのか、僕の父だ、挨拶は後でいい、早く起きろよと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに疲れているんですよ、僕がだらしなくて、後片づけが大変でと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトにメイドはと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに使っていません、雇おうと言っても、コンスタンツェが家事は自分でするとと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに金銭的な状況はと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに上々ですと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに噂と違うぞと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにどういう意味です、うまくいってますよ、何もかも順調ですと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに借金があるとと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに誰が、誰が言ったんです、大ウソだと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに生徒はと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに生徒は取りません、邪魔なんです、作曲に専念したいと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに作曲など金にならんと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに金になりますと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに内容はと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに秘密ですと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに秘密、私は父親だぞと言います。
レオポルト・モーツァルトは、ピアノの上に置かれた譜面を見ようとします。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにやめてください、まだ見せられません、でも約束します、僕の最高の作品で、今までで一番と言います。
コンスタンツェは、部屋に入って来ます。
モーツァルトは、コンスタンツェを見て、駆け寄ります。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにコンスタンツェが来た、ほらねきれいでしょうと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェを抱え上げます。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにこれ以上の美人の妻はいないと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにやめて下ろしてと言います。
コンスタンツェは、レオポルト・モーツァルトにこんな姿でと言います。
レオポルト・モーツァルトは、コンスタンツェにもしかして腹に子供がと言います。
コンスタンツェは、レオポルト・モーツァルトにええこの上なく幸せです、お茶でもと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにお茶、外へ繰り出そう、お祝いだ、お茶など嫌いだろと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに踊りに行こう、父上もパーティーが好きだ、意味がないよ、お茶なんかと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェとレオポルト・モーツァルトを連れて、仮装舞踏会に行くために、仮装します。
レオポルト・モーツァルトは、黒い前は笑顔で後ろは怒った顔の仮面と黒いマントを身に付けます。
モーツァルト、コンスタンツェとレオポルト・モーツァルトは、仮装舞踏会で踊って楽しみます。
コンスタンツェが椅子取りゲームに負けます。
進行係は、コンスタンツェにお前に罰を与えるぞと言います。
椅子取りゲームに負けた人にコンスタンツェが与えられます。
モーツァルトは、進行係にあはは重罰をと言います。
進行係は、コンスタンツェに覚悟しろ脚を見せろと言います。
観客は、盛り上がります。
コンスタンツェは、スカートを上げて、脚を見せます。
モーツァルトは、あははと笑います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトを見つめます。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに笑って見せます。
レオポルト・モーツァルトは、被り物を取り、モーツァルトを睨みつけます。
モーツァルトは、笑うのを止めます。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにゲームだよと言います。
レオポルト・モーツァルトは、被り物をかぶります。
アントニオ・サリエリは、仮装舞踏会に仮装せずに一人でやって来て、仮面で顔を隠します。
モーツァルトは、椅子取りゲームで負けて、大声で笑います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトの笑い声に気が付きます。
進行係は、レオポルト・モーツァルトにご子息に罰をと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに歩み寄ります。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにどんな罰でも従いますと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに私とザルツブルグに戻れと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにそんなのダメだ、ここでやれる罰でないとと言います。
アントニオ・サリエリは、顔を隠して、モーツァルトに近づき、見ています。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトにゲームは嫌いだと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに僕の罰は、罰を言ってと言います。
進行係は、罰としてモーツァルトに今流れている曲をバッハ風にピアノで弾きことだと言います。
モーツァルトは、流れている曲をバッハ風にピアノで弾きます。
観客は、拍手します。
進行係は、モーツァルトにひっくり返せ、その姿勢でピアノを弾けと言います。
モーツァルトは、仰向けで、鍵盤を見ずに、ピアノを弾きます。
観客は、拍手します。
モーツァルトは、進行係にもっとやろう、次は誰だと言います。
進行係は、モーツァルトにグルック風と言います。
モーツァルトは、進行係につまらないと言います。
進行係は、モーツァルトにヘンデル風と言います。
モーツァルトは、進行係に嫌いだ他はと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにサリエリ風と言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに面白い、腕の見せどころだと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリをバカにしたようにして、ピアノを弾きます。
観客は、拍手します。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「笑え、私をバカにするがいい。あれは、モーツァルトではない。神のあざけりだ。神が下劣な声で、私をあざ笑っていた。神よ笑うがいい。私の凡庸さを見せ物にしろ。いつか笑ってやる。この世を去る前に、神を笑ってやるとも」と言います。

1786年頃の回想シーンになります。

モーツァルトは、ビリーヤード台の上でビリーヤードの玉を転がしながら、オペラ「フィガロの結婚」を作曲をしています。
コンスタンツェは、モーツァルトのいる部屋に入ります。
コンスタンツェは、モーツァルトに声をかけます。
モーツァルトは、コンスタンツェに何だと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトに若い娘が来ているわと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに用件はと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにあなたに直接話したいってと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェとレオポルト・モーツァルトと共にロールに会います。
ロールは、モーツァルトにモーツァルト様と言います。
モーツァルトは、ロールにそうだと言います。
ロールは、モーツァルトに私はロールです、お宅でメイドとして働くよう雇われました、あなたを尊敬するある方がお給料を払ってくれますと言います。
コンスタンツェは、喜びます。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに父上ですねと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに私がと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにそうに決まっていると言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに顔も知らん娘だと言います。
レオポルト・モーツァルトは、ロールに何かの冗談かと言います。
ロールは、レオポルト・モーツァルトにいいえと言います。
レオポルト・モーツァルトは、ロールにすまんが断る、そのような申し出は受けられん、一体誰がこんなことをと言います。
ロールは、レオポルト・モーツァルトにそれは言えませんと言います。
レオポルト・モーツァルトは、ロールにバカげとると言います。
コンスタンツェは、レオポルト・モーツァルトにちっとも彼の崇拝者はウィーンに大勢います、贈り物も届くわと言います。
レオポルト・モーツァルトは、コンスタンツェに紹介状もないメイドだぞと言います。
コンスタンツェは、レオポルト・モーツァルトにそんなの関係ないわと言います。
コンスタンツェは、ロールにお給料はその方がと言います。
ロールは、コンスタンツェにそうですと言います。
レオポルト・モーツァルトは、コンスタンツェに見ず知らずの女を家に入れるのかと言います。
コンスタンツェは、レオポルト・モーツァルトにお父様の家じゃないわと言います。
コンスタンツェは、ロールにそこで待っててと言います。
ロールは、コンスタンツェにはいと言います。
コンスタンツェは、レオポルト・モーツァルトにこんなにお世話しているのに、文句ばかり言うのね、ひどいわ、全部言ってやるわ、ウンザリよ、何をしても批判ばかりと言います。
レオポルト・モーツァルトは、コンスタンツェに好きにするがよい、出て行くと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトにいやパパと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトに私がいると迷惑だろうと言います。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトに誰がそんなと言います。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトにコンスタンツェが言った、私が寝てばかりだとと言います。
コンスタンツェは、レオポルト・モーツァルトに食事のときしか部屋から出てこないわと言います。
レオポルト・モーツァルトは、コンスタンツェにどこにいろと、ここには足の踏み場もなく、散らかっていると言います。
コンスタンツェは、レオポルト・モーツァルトに私が家事が下手だと言いたいのねと言います。
コンスタンツェは、ロールにいつから働けると言います。
ロールは、コンスタンツェに今からでもと言います。
モーツァルトは、ビリーヤード台の上でビリーヤードの玉を転がしながら、オペラ「フィガロの結婚」を作曲をしています。
レオポルト・モーツァルトは、ウィーンからザルツブルグに帰ります。

ロールは、アントニオ・サリエリにモーツァルトが毎晩お出かけですと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールにモーツァルトの生徒は来るのかと言います。
ロールは、アントニオ・サリエリにいいえ誰もと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールにでは生活費は、仕事はと言います。
ロールは、アントニオ・サリエリに一日中なさっています、夜になるまで家にこもり、ひたすら書き続けていますと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールにそうか何をと言います。
ロールは、アントニオ・サリエリに分かりませんと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールにだろうな君はとてもいい子だ、働き者だよ、今度モーツァルトたちが留守の時は教えて欲しいと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールにお金を渡します。
ロールは、アントニオ・サリエリからお金を受け取り、アントニオ・サリエリにお礼を言います。

モーツァルトとコンスタンツェは、グランドピアノを持ち出させて、馬車で出かけます。
ロールは、この様子を見て、走り出します。

モーツァルトは、ヨーゼフ2世が聞いている演奏会でグランドピアノを弾いて、楽団を指揮しています。
コンスタンツェは、この様子を嬉しそうに見ています。

ロールは、馬車に乗り、アントニオ・サリエリを連れて、モーツァルトの家に向かいます。
ロールは、モーツァルトのアパートの扉を開けて、アントニオ・サリエリをモーツァルトのアパートに招き入れます。
ロールは、アントニオ・サリエリに生活費のことですが、純金製のかぎタバコ入れが7つあったのに、たった1つしか残っていませんと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールに仕事場はと言います。
ロールは、アントニオ・サリエリにあちらですと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトの仕事場に入ります。
アントニオ・サリエリは、ペンとオペラ「フィガロの結婚」の楽譜を確認します。

アントニオ・サリエリは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵とボンノ宮廷音楽長にお耳にお入れしたいことがありますと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、アントニオ・サリエリに何だねと言います。
アントニオ・サリエリは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にモーツァルトがイタリア語のオペラをと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、アントニオ・サリエリにイタリア語と言います。
アントニオ・サリエリは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に問題はモーツァルトが選んだ題材でフィガロ、「フィガロの結婚」だとと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、アントニオ・サリエリにあの曲をオペラにする気かと言います。
アントニオ・サリエリは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にはいと言います。
ボンノ宮廷音楽長は、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にその「フィガロの結婚」とはと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ボンノ宮廷音楽長にフランスの戯曲で、陛下が上映禁止になさったと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、アントニオ・サリエリに確かだなと言います。

ヨーゼフ2世は、モーツァルトを宮殿に呼び出します。
ヨーゼフ2世は、みんなに掛けたまえと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにモーツァルト、「フィガロの結婚」という戯曲は我が国では禁止だと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にはいと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにそれをオペラにしてるそうだなと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に誰からお聞きにと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに質問に答えればよい、どうなのだと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にそうです、曲をつけていますと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトになぜだねと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に他愛のない喜劇ですよと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトにどう思おうと陛下が禁止なさった戯曲だと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にですが陛下と言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに寛容な人間だ、その私が禁止にするにはそれなりの理由がある、フィガロは有害な芝居だ、階級間の対立を生みフランスでもまずい事態が、妹のアントワネットは近ごろ大衆を恐れとると言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に私のオペラはご心配いりません、難しいことはゼロ、政治は嫌いですと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに無知すぎる、今は不安定な世の中だ、オペラごときで国民を刺激するのはまずいと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にオペラ「フィガロの結婚」は愛についての軽い喜劇ですと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトにまたまた愛かと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に新しくて誰もが夢中になるような面白いオペラなんです、2幕目のヤマ場は口論している夫婦の二重奏で始まる、そこへ妻のメイドが現れておかしなことになる二重奏が三重奏に、さらに夫の従者が現れ三重奏が四重奏に、庭師も登場して五重奏、これがどんどん続いて六重奏、七重奏、八重奏、何分くらい続くとと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに分からんと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に当ててください、想像して、陛下がお考えの時間より、2倍は長いですと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに6分、7分か、8分と言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に20分ですよ、20分、あはは、語りなしで歌が続くんです、あはは、オペラだから可能です、これが芝居だったら皆が同時にしゃべってわけが分かりません、でもオペラは20人が同時に歌えば美しいハーモニーですと言います。
ファン・スヴィーテン男爵は、モーツァルトに才能は誰も疑わんよ、我々が問題にしとるのは題材だ、政治的な要素がなくてもこの芝居が下品だ、才能を無駄に浪費せず、もっと高尚なテーマを選べと言います。
モーツァルトは、ファン・スヴィーテン男爵に高尚とはどういうことですか、そんなのはうんざりです、相も変わらず伝説ですか、なぜいつまでも神や伝説をテーマにと言います。
ファン・スヴィーテン男爵は、モーツァルトになぜなら神や伝説は永久に不滅だからだ、我々にとって永遠のものなのだ、君や私や陛下の魂を高めるオペラを書けと言います。
ボンノ宮廷音楽長は、モーツァルトにごもっとも男爵が正しいと言います。
モーツァルトは、ファン・スヴィーテン男爵とボンノ宮廷音楽長に建前なんかよせ、正直に言ってくれ、ヘラクレスなんか、どかが面白い、神話の神は大理石のウンコでもしてろと言い、あははと笑います。
ファン・スヴィーテン男爵は、モーツァルトに何だってと言います。
フォン・ストラック伯爵は、モーツァルトに口を慎め、正気なのかと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にお赦しください、僕は下品な男です、でも僕の音楽は違いますと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに熱意は分かるが、熱意だけではいかんと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世にオペラは完成しています、努力の結晶ですと言います。
ボンノ宮廷音楽長は、モーツァルトに陛下は辛抱強く、我慢しておられるのだぞと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に一度聞いていただければと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトにもういいよさんかと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に出だしだけ、出だしだけでも、説明させてくださいと言います。
ヨーゼフ2世は、モーツァルトに話せと言います。
モーツァルトは、ヨーゼフ2世に召使いが床を這いまわっています、雇い主の虐待ではなく、部屋を測っているのです、新婚のベッドが部屋に入るかどうかと言い、あははと笑います。

モーツァルトは、オペラ「フィガロの結婚」をリハーサルします。
モーツァルトは、ピアノを弾いてます。
男性歌手は、新婚のベッドが部屋に入るかどうか、部屋を測りながら、歌っています。
女性歌手は、服装を整えながら、歌っています。

オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、アントニオ・サリエリにモーツァルトがリハーサルを始めたぞと言います。
アントニオ・サリエリは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にそれなら我々はモーツァルトの力になろう、陛下のお怒りから守るのだと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、アントニオ・サリエリにお怒りとはと言います。
アントニオ・サリエリは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にバレエだと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、アントニオ・サリエリに何のバレエだと言います。
アントニオ・サリエリは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にお忘れか、陛下はバレエのあるオペラを禁止なさったのだぞと言います。

オルシーニ=ローゼンベルク伯爵とボンノ宮廷音楽長は、オペラ「フィガロの結婚」をリハーサルを観ています。
バレリーナが踊り始めます。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトに話があると言います。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に後でと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトにダメだ今すぐにと言います。
モーツァルトは、みんなに5分間休憩にすると言います。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に何ですと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトにバレエのあるオペラは上映禁止なのだぞと言います。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にこれは婚礼の踊りですと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトに踊りがいかんのだと言います。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に物語に必要な踊りとバレエは違いますと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトに勝手な解釈をするな譜面をよこせと言います。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に譜面を渡します。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトの譜面を見ます。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトにありがとうと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトの譜面を破り落とします。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に何をする止めろと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトに削除させてもらうと言います。

モーツァルトは、アントニオ・サリエリにどうかお力をあなただけが頼りですと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにどうしたのだと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに劇場監督が曲を大幅にカットして書き直せと、完璧な作品なのに、完璧なものは、書き直せません、監督と話をしてください、お願いですと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに嫌っとるからなと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにあんなやつ殺してやる、カッとして楽譜を火の中へと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに焼いたのかと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにいいえ家内が拾いましたと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトによかったと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにあんな男に作品が分かるかと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに話すならもっと上に陛下に話そうと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに閣下本当ですかと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに任せたまえと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにキスをします。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに感謝しますと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに止めてくれ聖人ではないぞと言います。
アントニオ・サリエリは、オペラ「フィガロの結婚」をリハーサルを観ています。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「もちろん、私は、陛下には何も言わず、素知らぬ顔で劇場に行った。だが、驚いたことに3幕目の途中で、リハーサルなど見に来たことがないヨーゼフ2世が突然現れた」と言います。

ヨーゼフ2世は、舞台でダンスが踊られるのを観ます。
ヨーゼフ2世は、ボンノ宮廷音楽長に何だこれは分からんな、モダンと言います。
モーツァルトは、振り返り、ヨーゼフ2世に気が付きます。
ボンノ宮廷音楽長は、ヨーゼフ2世に陛下劇場監督の指示でこの場面のバレエ音楽をカットしたんですよと言います。
ヨーゼフ2世は、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵になぜだと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ヨーゼフ2世に陛下がオペラにはバレエを入れるなとと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリにどう思うと言います。
アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世に失礼ですが、どう思うかではなく、陛下のご決定ですと言います。
ヨーゼフ2世は、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に見てみろ、実にくだらん、バカげておる、音楽を付けろ命令だと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ヨーゼフ2世にはい分かりましたと言います。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、立ち上がってモーツァルトの所へ行きます。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、モーツァルトに元通りに音楽をつけたまえと言います。
モーツァルトは、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に承知しました劇場監督殿と言います。
モーツァルトは、舞台に向かって宮殿のセットを戻せと言います。
モーツァルトは、指揮を執り、音楽を演奏します。

オペラ「フィガロの結婚」が音楽付きで上演されます。
モーツァルトは、オペラ「フィガロの結婚」を指揮しています。
ヨーゼフ2世は、アリーナ席中央からオペラ「フィガロの結婚」を観劇しています。
アントニオ・サリエリは、2階席からオペラ「フィガロの結婚」を観劇しています。
コンスタンツェは、2階席からオペラ「フィガロの結婚」を観劇して、喜んでいます。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「音楽のついた3幕目は大胆で、華麗。4幕目は打ちのめされた。メイドの服をまとい、変装した女が、何年も耳にしなかった夫の愛の言葉を聞く。夫は妻だと、気が付かなかったのだ。まこと赦しに満ちた音楽が劇場を包み、圧倒的な感動で、観客の心をとらえた。神がこのモーツァルトを通じて、天上から世界に歌いかけていた。1小節ごとに、敗北と苦さをかみしめていた。その時、何が起きたと思う、奇跡だ」と言います。
ヨーゼフ2世は、オペラ”フィガロの結婚”を観劇しながら、あくびをします。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「ヨーゼフ2世のあくびで私の敗北は勝利に変わった。あくびが1回で彼は幸運だった。3回ならばオペラはその晩で中止だ。2回ならその週のうちに中止だ。だが、1回ならば、まだ何とか」と言います。

モーツァルトは、アントニオ・サリエリにたった9回の公演でオペラ「フィガロの結婚」を打ち切りとはと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに気持ちは分かる、ひどいことだ、だが観客には好まれぬ作品だったのだ、そのことを認めねばと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにでも理由はと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにヨーゼフ2世に限って言えば長すぎたのだよ、4時間もの音楽はヨーゼフ2世には無理だと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにあなたは、作品の感想はと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに見事だったと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに当然です、史上最高のオペラですから、なぜ客が来ないと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに客を過大評価してる、ラストを盛り上げないと、客は拍手してくれんと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにコツはあなたに習おう、お得意だろうからと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにとんでもない、あつかましいが新作を見ていただきたい、何より光栄だと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに僕こそ光栄ですよと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにありがとうヴォルフガングと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにこちらこそアントニオ殿と言います。

1787年頃の回想シーンになります。

アントニオ・サリエリは、新作のオペラを上演し、指揮を執り終えて、拍手喝さいを浴びます。
ヨーゼフ2世は、観客にこの作品は今まで書かれた中で最高のオペラだ、サリエリは音楽という宇宙の輝ける星、ウィーン市民と私の誇りだと言います。
ヨーゼフ2世は、アントニオ・サリエリにペンダントをプレゼントして、拍手します。
観客もアントニオ・サリエリに拍手します。
モーツァルトは、退席します。
ヨーゼフ2世は、フォン・ストラック伯爵に行くぞと言います。
ヨーゼフ2世は、フォン・ストラック伯爵と共に退席します。
オーケストラの演奏者たちは、ヨーゼフ2世を讃え、握手をします。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリの所にやって来ます。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに来てくれたかと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにもちろんと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにそれで気に入ったかと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに誰にも書けない音楽ですよと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにお世辞だと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにいいえあのような音を聞いて頭に浮かぶのはサリエリと言います。

コンスタンツェは、モーツァルトのアパートの中にいます。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーや役者たちを連れてきます。
モーツァルトは、コンスタンツェに親友のシカネーダーだ、遠慮するなよと言います。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーや役者たちにコンスタンツェを紹介しようと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトに声をかけます。
モーツァルトは、コンスタンツェに何だいと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにザルツブルクからと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェにザルツブルク、その話をしてたんだと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにレオポルト・モーツァルトがお亡くなりにと言います。

オペラ「ドン・ジョヴァンニ」が上演されます。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「墓から甦る恐ろしい亡霊、モーツァルトの次の作品は暗く不吉なオペラ。舞台に現れる死んだ騎士長の姿。私だけがその意味を理解した。あの恐ろしい亡霊は、墓から甦った父レオポルト。モーツァルトは父親を甦らせ大勢の前で自らを非難したのだ。恐ろしくも、素晴らしい作品だった。そして、私の奥で狂気が・・・狂気が私を苛んだ。私の圧力でオペラ”ドン・ジョヴァンニ”は5回で打ち切られた。だが、私は密かに5回すべてを見た。私だけがあの音楽を理解したのだ。私はすべてを悟った。モーツァルトの父親は死後もモーツァルトに取りついて、完全に支配していると。私は、世にも恐ろしい方法を思いついた。ついに私は神を打ち負かせるのだ」と言います。

アントニオ・サリエリは、2階席からオペラを観劇しています。
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」が終わると、観客から拍手が沸き起こります。

1791年頃の回想シーンになります。

アントニオ・サリエリの従者は、貸衣装屋で、レオポルト・モーツァルトが仮装舞踏会で着た衣装を借ります。
モーツァルトは、暖炉に当たりながら、酒を飲んでいます。
モーツァルトは、作曲を続けています。
アントニオ・サリエリは、レオポルト・モーツァルトが仮装舞踏会で着た衣装を身に着けます。
レオポルト・モーツァルトが仮装舞踏会で着たアントニオ・サリエリは、モーツァルトのアパートのドアをノックします。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトが仮装舞踏会で着たアントニオ・サリエリを見て驚きます。
アントニオ・サリエリは、笑った顔のお面を見せて、モーツァルトにモーツァルトと言います。
モーツァルトは、うなずきます。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに仕事を頼みたいと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに何の仕事と言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに鎮魂曲、レクイエムだと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに鎮魂曲、誰が死んだんだと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに臨終のミサを受けずに、世を去った者と言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにあんたはと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに使いの者だ、受けてくれるか、金ははずむと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに金の入った袋を差し出します。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに受けるかと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリから金の入った袋を奪い取り、金を確認します。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに至急頼む、だが他言はしてはならん、近いうちに来ると言います。
アントニオ・サリエリは、振り返り、怒った顔のお面を見せて、立ち去ります。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリを見送り、アパートのドアを閉めます。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトの絵を見て、窓から立ち去るアントニオ・サリエリを見ます。
コンスタンツェは、ドアを開けて、モーツァルトを見て、モーツァルトに声をかけます。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「計画は単純だった。怖いほどに・・・モーツァルトに鎮魂曲を書かせて、モーツァルトを殺すのだ」と言います。
フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリに「何ですって」と言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「モーツァルトの葬式だ。葬儀のために大聖堂に集まるウィーン市民。中央はモーツァルトの小さな棺が置かれている。そして、その静寂を破るように、音楽が。神々しいまでに荘重な調べが鳴り響く。死者を悼む壮大な鎮魂ミサ曲。モーツァルトのためのレクイエム。作曲はモーツァルトの最良の友である、アントニオ・サリエリ。何という壮厳さ、深淵なる響き、悲哀に満ちた音楽。ついに、アントニオ・サリエリは神の音色を生み、神はそれを聞く。もう止めることはできない。私が神を笑う番なのだ。問題は、どうやってモーツァルトを殺すかだ。どうやればいい?人を殺す方法は?空想だけならいくらでもできるが、いざこの我が手で殺すとなると・・・難しい」と言います。

オルシーニ=ローゼンベルク伯爵が指揮を執り、オペラ「シカネーダの喜劇」を上演しています。
舞台でノックをする音が聞こえます。
エマヌエル・シカネーダーは、誰、誰なのだと歌います。
パロディ・コメンダトーレは馬に乗って舞台に登場します。
パロディ・コメンダトーレは、エマヌエル・シカネーダーにドン・ジョヴァンニ、食事にやってきたぞと歌います。
エマヌエル・シカネーダーは、パロディ・コメンダトーレに何だと、私は貴族だ、低い者と食事はせんぞと歌います。
モーツァルトは、コンスタンツェと息子と共にこのオペラを観劇しています。
観客は、立ち上がって、拍手をしています。
エマヌエル・シカネーダーは、パロディ・コメンダトーレにおいやめろと歌います。
パロディ・コメンダトーレは、エマヌエル・シカネーダーに俺はその名を知られた騎手、俺はその名を知られた馬と歌います。
女性たちは、あなたのひづめを頂だいな、私のハートをあげるから、あなたの馬屋に連れて行って、もう離さないでねと歌います。
空中ブランコに乗った女性が現れて殺して私を殺してと歌います。
エマヌエル・シカネーダーは、空中ブランコに乗った女性を弓矢で射殺します。
小人たちが現れます。
コンスタンツェとカール・モーツァルトは、拍手します。
みんなが、とびきりのシチューを作ろう、とびきりのシチューを作ろうと歌います。
パロディ・コメンダトーレは、エマヌエル・シカネーダーに止めろ、その歌はウンザリだと歌います。
本物の騎手と馬が舞台に登場し、去っていきます。
女性たちは、あの人に干し草をあげてよ、あたしのハートもあげるわと歌います。
モーツァルトは、ワインをボトルで飲んでいます。
エマヌエル・シカネーダーは、おい干し草を早く持ってこいと歌います。
干し草を持ってきて、偽物の馬に食べさせます。
偽物の馬のお尻からソーセージが出てきます。
パロディ・コメンダトーレは、ソーセージを客席に投げ込みます。
偽物の馬に銀の粉をかけます。
偽物の馬のお尻からシャンパンが出てきます。
偽物の馬に白い粉を食べさせます。
偽物の馬のお尻から白いハトが飛び出します。
みんなが、いかがでしょうか、お気に召しましたか、今宵皆様にお見せした出し物、真白きハトは愛と平和の使者と歌います。
オペラ「シカネーダの喜劇」は終わり、幕が閉じられます。
観客は、拍手します。
オペラを終えたエマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトの所にやって来ます。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトに感想はと言います。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーに面白かった、小人が最高だ、馬も良いと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトにここでオペラ「ドン・ジョヴァンニ」をやったら、きっと大成功したぞ、君にはこれだ、気取った宮廷には向かない、奇想天外なものほど客は喜ぶ、夢を求めているんだ、俺のために派手な役を書け、受けそうな曲も数曲、後は任せろ、俺が大成功を保証すると言います。
モーツァルトは、コンスタンツェにどう思うと言います。
コンスタンツェは、エマヌエル・シカネーダーに報酬はと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、コンスタンツェにマネージャーだな、どうだろう、興行収入の半分ではと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに興収の半分、悪くないと言います。
コンスタンツェは、エマヌエル・シカネーダーに今のお金は、いくらもらえるの、手付よと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、コンスタンツェに手付、俺は皇帝じゃないぞ、もう行かないと、ゆっくり楽しんでけと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、舞台に戻って行きます。
コンスタンツェは、モーツァルトに断ってと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェになぜ大金だぞと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにいつもらえるの、今すぐお金がいるのよ、エマヌエル・シカネーダーは信用できない、あなたの曲を下品にしたわと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェにお前はすごく喜んでたよなと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトに興収の半分なんて口先よ、すぐお金が欲しいと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに欲しいモノはつかめよと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトにやめてよ、欲しいのはお金なのよと言います。

ファン・スヴィーテン男爵は、アントニオ・サリエリに誰か助けてやれんのかと言います。
アントニオ・サリエリは、ファン・スヴィーテン男爵にモーツァルトはもうおしまいだ、ウィーン中の嫌われ者だ、借金も返さない、誰にもモーツァルトのことを推薦できないと言います。

モーツァルトは、シュルンベルグ家に行きます。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトにしばらくだ、何の用かねと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグにガートルード・シュルンベルクに音楽の手ほどきをしにと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトにガートルード・シュルンベルクは結婚して、マンハイムにいると言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグにそうですか、あはは、では、もしやシュルンベルク夫人が音楽に興味でもおありではと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトにどういうころだねと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグに誰一人として僕を雇ってくれないので金を貸してもらえませんかと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトに何のためにと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグに稼げないなら借りるしかないと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトに世間を甘く見るなと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグに確かにその通りですとも、でも僕には才能があなたには金がある、才能を提供するから金をいただきたいと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトにそれは無理だと言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグにお願いですと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトにあいにくだが断ると言います。
モーツァルトは、ミハエル・シュルンベルグに頼みます、どうかお願いですと言います。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトから立ち去ります。
モーツァルトは、メイドに追い出されます。

モーツァルトは、アパートで作曲に没頭します。
モーツァルトのアパートが激しくノックされます。
コンスタンツェは、モーツァルトにヴォルフィーと声をかけます。
モーツァルトは、アパートのドアが激しくノックされているのに気が付きます。
モーツァルトは、コンスタンツェに出るなと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトになぜと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに言うんだ、僕は留守だが作曲は進んでいると、追い返せと言います。
ロールは、様子を見ています。
コンスタンツェは、アパートのドアを開けます。
エマヌエル・シカネーダーは、コンスタンツェにお邪魔かねと言います。
コンスタンツェは、エマヌエル・シカネーダーにいいえと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、コンスタンツェにそれは良かった、モーツァルトはと言います。
コンスタンツェは、エマヌエル・シカネーダーに留守よ、作曲は進んでいるとと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、譜面を手にします。
エマヌエル・シカネーダーは、コンスタンツェに本当か良かった、これは何だレクイエム、葬式用かと言います。
モーツァルトが飛び出てきます。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーに触れるな、これは君のためじゃないと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトに悪かった、俺の曲はできたかと言います。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーに何と言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトに俺の大衆オペラだよと言います。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーにああと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトに見せろと言います。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーにダメだと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトになぜだと言います。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーにまだできてないと言い、あははと笑います。
エマヌエル・シカネーダーは、椅子に座ります。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトにいいか来週からリハーサルを始めると言ったはずだと言います。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーに間に合うと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトに譜面はどこだと言います。
モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーに頭の中さもう完成している、あとは書くだけ、書いて、飲んで、書く、飲むかと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトに貴様、大勢の役者を抱えていると言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトにつかみかかります。
コンスタンツェは、モーツァルトとエマヌエル・シカネーダーとの間に割って入ります。
コンスタンツェは、エマヌエル・シカネーダーに離してと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトに金がかかるんだ、曲なしじゃ、リハーサルもできんと言います。
コンスタンツェは、エマヌエル・シカネーダーにあんなオペラはくだらないわ、モーツァルトの才能がムダに、大蛇に魔法の笛と言います。
エマヌエル・シカネーダーは、コンスタンツェにレクエイムはいいのかと言います。
コンスタンツェは、エマヌエル・シカネーダーにお金をくれるものと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、コンスタンツェに異常だ、狂っていると言います。
コンスタンツェは、エマヌエル・シカネーダーに私がと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトに書いてくれ、紙に書け、頭の中にあっても、何の意味もない、死者の曲などクソ食らえだと言います。
ロールは、様子を見るのを止めます。

アントニオ・サリエリは、ロールに落ち着けどうしたんだと言います。
ロールは、アントニオ・サリエリに辞めさせてくださいと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールになぜだねと言います。
ロールは、アントニオ・サリエリに耐えられません、モーツァルトの様子が怖くて、一日中お酒を飲んで、ありとあらゆる薬までと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールに作曲はと言います。
ロールは、アントニオ・サリエリにとても恐ろしいんです、モーツァルトは錯乱をと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールに作曲はしているのかと言います。
ロールは、アントニオ・サリエリにそのようです、大衆オペラを書いていますと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールにオペラと言います。
ロールは、アントニオ・サリエリにあの家はイヤです、怖くて耐えられませんと言います。
アントニオ・サリエリは、ロールに本当にオペラかと言います。

モーツァルトは、明かりを落として、作曲をしています。
モーツァルトは、火のついたロウソクが乗っている燭台を持って、カール・モーツァルトが寝ている寝室に行き、カール・モーツァルトを見ます。
コンスタンツェは、目覚めて、モーツァルトがカール・モーツァルトを見る様子に幸せを感じます。
モーツァルトは、カール・モーツァルトにキスをします。
コンスタンツェは、寝ているフリをします。
モーツァルトは、寝室を出てきます。
モーツァルトは、レオポルト・モーツァルトの肖像画を見て、あははと笑いながら、踊り出します。
モーツァルトは、アパートのドアがノックされるのに気が付きます。
モーツァルトは、アパートのドアを開けます。
黒い前は笑顔で後ろは怒った顔の仮面と黒いマントを身に付けたアントニオ・サリエリがいます。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにまだできていないと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにやる気がないのかと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに違う、そうじゃない、約束する、最高の作品を書くよ、妻のコンスタンツェだ、僕の病気も治ったしと言います。
コンスタンツェは、寝室から起き出して、仮装したアントニオ・サリエリを見ます。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにもう元気です、一所懸命に仕事をしていますと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにあと2週間待って欲しいと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに早く完成すれば、報酬を追加する、精を出せと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに怒った顔の仮面と黒いマントを見せつけて帰ります。
モーツァルトは、ドアを閉めます。
コンスタンツェは、モーツァルトに頭が変よ、お金にならない大衆オペラは止めて、今の人は亡霊じゃない、本物のお金をくれるのよ、なぜ彼の曲を書かないの?納得できる理由を言ってと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに死神だと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトに酔っているのね、また飲んだんでしょう、あんまりだわ、あなたが心配だから、力になってあげたいのに、酔って支離滅裂なことはかりいうのねと言います。
モーツァルトは、コンスタンツェに寝てろよと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトに泣きつきます。
コンスタンツェは、モーツァルトにお願いそばにいさせて一緒にいたいのと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトが作曲している横で椅子に座って寝ています。
モーツァルトは、アパートを抜け出します。

モーツァルトは、小さな小屋の中で、ピアノを弾きながら、エマヌエル・シカネーダーたちと役者たちと共に、楽しくお酒を飲んでいます。
モーツァルトは、雪降る中を独りで歩いていて、アパートに戻って来て、静かに部屋に入ります。
モーツァルトは、コンスタンツェに呼びかけます。
モーツァルトは、コンスタンツェと息子がいなくなり、部屋が空になっているのを目にします。
モーツァルトは、コンスタンツェを探して回ります。

フラウ・ウェーバー夫人は、モーツァルトにコンスタンツェに言ったのよ、カール・モーツァルトを連れて家を出なさい、お金をあげるから温泉で静養をして、びっくりしたわ、娘のやつれた姿を見て、思わず目を疑ったほどよ、あなたは鬼のような人でなしだわ、音楽のことしか考えていない、大人のなり損ない、稼ぎもないロクデナシ、身勝手な奴と言います。
音楽のことしか考えないモーツァルトは、大衆オペラの曲を思いつき、オペラ「魔笛」を完成させ、上演し、指揮します。
フラウ・ウェーバー夫人は、オペラ「魔笛 K.620 第2幕:夜の女王のアリア 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」を歌います。
観客は、オペラ「魔笛」に満足して、拍手をします。
モーツァルトは、オペラ「魔笛」を指揮しながら、体調を崩します。
アントニオ・サリエリは、大衆オペラ「魔笛」を観劇して、モーツァルトを見て、モーツァルトの体調に異変を感じます。
観衆は、オペラ「魔笛」を聴き、拍手します。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、指揮を執ります。
モーツァルトは、小さな鍵盤楽器を演奏している途中で倒れます。
アントニオ・サリエリは、小さな鍵盤楽器を演奏しているモーツァルトが倒れるのを見ます。
アントニオ・サリエリは、客席から出ます。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、指揮を止めて、モーツァルトの代わりに小さな鍵盤楽器を演奏します。
気を失っているモーツァルトは、役者たちによって楽屋裏に運び出され、横にさせられます。
アントニオ・サリエリは、楽屋裏に行って、モーツァルトを見ます。
アントニオ・サリエリは、役者たちにモーツァルトを運ぶんだ気を付けろついて来いと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトを馬車に乗せます。
モーツァルトは、目覚めて、アントニオ・サリエリを見て驚きます。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに舞台はと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにもう終わったよと言います。
アントニオ・サリエリは、馬車の御者に行けと言い、馬車の後ろに乗ります。

オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、指揮を執り、オペラ「魔笛」を進行します。

アントニオ・サリエリは、馬車の御者にモーツァルトをアパートに運び込みさせます。
馬車の御者は、モーツァルトをベッドに横たえます。
アントニオ・サリエリは、馬車の御者にいい帰ってくれと言って、お金を渡します。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにコンスタンツェはどこにいると言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに具合がよくないので静養に、あなたは本当に親切な方だ、感謝しますと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに何を言うと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにオペラを観に来て下さった、知人ではあなただけだと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに君の作品を見逃すものかと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに大衆オペラだと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにとんでもない極めつけの作品だよ傑作オペラだ、私の知る限り、君は最高のオペラ作曲家だと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに本当にと言います。

アパートの入口のドアがノックされます。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに彼だと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに誰だと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにあいつだ、やって来たんだ、帰れと、曲はまだ完成していないから、いや待ってくれ。できれば、少し金をくれたら、助かると言ってくれと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトを寝室に残して、寝室のドアを閉めて、アパートの入口のドアに向かい、ドアを開けます。
エマヌエル・シカネーダーと役者たちがドアの外にいます。
エマヌエル・シカネーダーは、アントニオ・サリエリにサリエリと言います。
アントニオ・サリエリは、エマヌエル・シカネーダーにそうだと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、アントニオ・サリエリに入るよと言います。
アントニオ・サリエリは、エマヌエル・シカネーダーにいかんモーツァルトは眠っていると言います。
エマヌエル・シカネーダーは、アントニオ・サリエリに具合はと言います。
アントニオ・サリエリは、エマヌエル・シカネーダーに疲れすぎてめまいを起こしたのだ心配ないと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、アントニオ・サリエリに我々が来たと伝えてくれと言います。
アントニオ・サリエリは、エマヌエル・シカネーダーにいいともと言います。
エマヌエル・シカネーダーは、アントニオ・サリエリに分け前を渡してやってくれ、モーツァルトも元気が出ると言います。
アントニオ・サリエリは、エマヌエル・シカネーダーにそうだなではお休み、君達の舞台は素晴らしかったと言います。
アントニオ・サリエリは、アパートの入口のドアを閉めます。

アントニオ・サリエリは、モーツァルトの寝室に戻って来ます。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに彼は何てと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにお金を見せて、渡します。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにこれを渡せと明晩までの完成なら、100ダカット払うとと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにそんなに、でも明日の晩までなんて、とても無理だ、100ダカットと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにそうだと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに時間がないと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトによければ手伝おうかと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに本当にお願いすると言います。

コンスタンツェは、舞踏会で男性と踊っています。
コンスタンツェは、男性に帰ると言います。
男性は、コンスタンツェにどこへと言います。
コンスタンツェは、男性にウィーンへと言います。
男性は、コンスタンツェに今からと言います。
コンスタンツェは、男性にそうと言います。
男性は、コンスタンツェになぜと言います。
コンスタンツェは、男性に気になるの、なぜか不安でと言います。
コンスタンツェは、舞踏会から外に出ます。

モーツァルトは、アントニオ・サリエリにどこからと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに記録天使によりと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに悪業多き者は裁きを受け地獄に落ち、それからと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに炎で焼かれると言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに信じるかと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに何でと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに永遠に炎で焼かれるってと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにもちろんと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに恐ろしいと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに始めようと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにへ長調から次はイ短調へ、イ短調と言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにそうだ悪業多き者、イ短調と言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに出だしはコーラスだ、まずバスが響いてと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにテンポはと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに4拍子第1小節の2拍目、ラで第2小節2拍目、分かるかと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに嬰レと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにそうだ、第3小節2拍目、ミで、書けたと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに書けたと思うと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに見せろと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに書いた楽譜を渡します。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリが書いた楽譜を見ます。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにこれでいい、次はテノール、第1小節4拍目ドで、第2小節4拍目レで、いいかと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにはい続けてと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに第4小節2拍目ファで、オーケストラ第2バスーンとトロンボーン、同じ音とリズムで、第1バスーンとテノールと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにゆっくりと早すぎると言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに書けたかと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにバスーンと何と言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにテノールと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに同時にと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにもちもん、楽器とコーラスは同調、ティンパニーとトランペット、レでと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに理解できないと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに落ち着けトランペットは属音で1拍目と3拍目調和させると言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに分かった以上かと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにまさか弦楽器が加わる、ラでこんな感じだ、次第に上がる、いいなと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに分かった、最高だと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにそうとも、ちゃんと書け、弱く”ソットヴォーチェ””ピアニシモ”と言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにはいと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにハ長調でソプラノとアルトが入って来る。まずソプラノと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにソプラノはファにと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにそうだバイオリンのアルペッジオ、8分音符で動く、書いたかと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに速すぎる、待ってくれ、書けたと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに見せてくれ、始めから全部と言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに書いた楽譜を渡します。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリが書いた楽譜を確認します。

コンスタンツェは、カール・モーツァルトを連れて、馬車でウィーンに向かいます。

モーツァルトは、オペラを歌います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトの歌を楽譜に書きます。

夜が明けます。
コンスタンツェは、カール・モーツァルトを連れて、馬車でウィーンに到着します。
コンスタンツェは、カール・モーツァルトを連れて、馬車を降りて、モーツァルトのアパートに向かいます。

モーツァルトは、オペラを歌います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトの歌を楽譜に書きます。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに疲れていないかと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトにいや疲れていないと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにしばらく休息してから仕上げようと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに私は平気だと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに眠る間いてくれるかと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに離れないと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリに恥ずかしいと言います。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトに何がと言います。
モーツァルトは、アントニオ・サリエリにバカだったよ、あなたに嫌われていると思っていた、赦してくれ、赦してと言います。

コンスタンツェは、カール・モーツァルトを連れて、馬車を降りて、モーツァルトのアパートに到着して、部屋に入ります。
コンスタンツェは、ベッドで寝ているモーツァルトを見て、安堵して、笑みを浮かべます。
コンスタンツェは、カール・モーツァルトのベッドで寝ているアントニオ・サリエリを見て、驚きます。
コンスタンツェは、カール・モーツァルトのベッドで寝ているアントニオ・サリエリを起こします。
アントニオ・サリエリは、カール・モーツァルトのベッドから床に落ちます。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにここで何をしているのと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにモーツァルトが病気になったのでお宅へ運んだと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリになぜあなたがと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに側にいたものでと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにありがとう、もうお引き取りをと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにまだ用がと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリに用などないわ、お引き取りください、今すぐ出て行ってと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにモーツァルトがと言います。
カール・モーツァルトは、モーツァルトの手に握られていたお金を取り落とします。
モーツァルトは、目覚めて、カール・モーツァルトを見ます。
コンスタンツェは、モーツァルトに近づいて行きます。
コンスタンツェは、モーツァルトにただいま。会いたかったわ、言って、私が必要だと、もっと尽くすわと言います。
コンスタンツェは、楽譜を見ます。
コンスタンツェは、モーツァルトにこれは何と言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにいけないわ、これはダメ、この仕事はやらせない、決めたの、この筆跡はと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに私が書いた、手伝ったのだと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにこの曲がモーツァルトを病気にさせたのよと言います。
コンスタンツェは、楽譜をガラスケースに入れます。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにしかしと言います。
コンスタンツェは、アントニオ・サリエリにおやすみなさい、帰って、お見送りする召し使いもいませんが、帰ってくださいと言います。
アントニオ・サリエリは、コンスタンツェにしかしモーツァルトがいてくれとと言います。
コンスタンツェは、モーツァルトを呼び起こします。
コンスタンツェは、モーツァルトに近づいて行き、モーツァルトが亡くなっていることに気が付きます。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトが亡くなっていることに気が付き、驚きます。

モーツァルトの遺体がアパートの外に運び出されて、馬車に乗せられ、墓地へ運ばれて行きます。
コンスタンツェとカール・モーツァルトとフラウ・ウェーバー夫人、アントニオ・サリエリとファン・スヴィーテン男爵、ミハエル・シュルンベルグとシュルンベルク夫人、ロールたちは、墓地の手前でモーツァルトの遺体を見送ります。
モーツァルトの遺体は、墓場で馬車から降ろされ、共同墓地に落とされ、神父が祈り、十字を切り、アーメンと言います。
空の棺は、馬車に乗せられます。
モーツァルトの遺体には、石灰がかけられます。

アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父に「うふふ、あんたの慈悲深き神は、愛する者の命を奪い、凡庸な人間にはわずかな栄光も与えはしなかった。神はモーツァルトを殺し、私に責め苦を与えた。32年間も私は苦しみ抜いてきた。自分の存在が薄れていき、私の音楽も忘れられていく。今では、もう、演奏も去れない。だが彼は・・・」と言います。

精神病院の病院の接客係は、アントニオ・サリエリにおはようサリエリ、トイレに行きましょう、朝食はあなたのすきな甘いパンですよ、とても美味しいですよと言います。
アントニオ・サリエリは、フォーグラー神父にあんたも同じだ、この世の凡庸なる者の一人だ、私はその頂点に立つ凡庸なる者の守り神だと言います。
アントニオ・サリエリは、精神病院に収容されている人々に凡庸なる人々よ罪を赦そう、罪を赦そう、汝の罪を赦そうと言います。
モーツァルトの笑い声があははと響きます。

音楽

モーツァルトが31歳のときにオペラ「ドン・ジョバンニ K.527:序曲」です。

モーツァルトが17歳の時にザルツブルクで完成した交響曲「第25番 ト短調 K.183 第1楽章」です。

アントニオ・サリエリが、フォーグラー神父にピアノを弾いて聞かせるセレナーデ「K.525:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」です。

アントニオ・サリエリが教会で祈っている時に流れる、13世紀のフランシスコ会で生まれた「カトリック教会の聖歌 スターバト・マーテル:肉体が死に滅びる時」です。

アントニオ・サリエリがザルツブルク大司教の屋敷にいる時に流れる、「18世紀初期のジプシー音楽」です。

モーツァルトがコンスタンツェと戯れた後、コロレード大司教のパーティで指揮する管楽器のためのセレナーデ「変ロ長調 K.361 第3楽章:グラン・パルティータ」です。

モーツァルトがアントニオ・サリエリの歓迎のマーチから即興で演奏したオペラ「フィガロの結婚 K.492:もう飛ぶまいぞこの蝶々」です。

モーツァルトがヨーゼフ2世の依頼で作曲し、上演したドイツ語のオペラ「後宮からの誘惑 K.384:フィナーレ」です。

モーツァルトがコンスタンツェと結婚するシーンに流れる大ミサ曲「ハ短調 K.427:キリエ」です。

コンスタンツェがモーツァルトに黙ってアントニオ・サリエリに見せたフルートとハープのための協奏曲「ハ長調 K.299 第2楽章」です。

コンスタンツェがモーツァルトに黙ってアントニオ・サリエリに見せ、モーツァルトが町を酒瓶片手に酒を飲みながら軽やかにスキップで帰るピアノ協奏曲「変ロ長調 第15番 K.450 第3楽章」です。

コンスタンツェがモーツァルトに黙ってアントニオ・サリエリに見せた交響曲「イ長調 第29番 K.201 第1楽章」です。

コンスタンツェがモーツァルトに黙ってアントニオ・サリエリに見せたヴァイオリンとビオラのための協奏交響曲「変ホ長調 K.364 第一楽章」です。

モーツァルトが酒を飲みながら町を歩いている時に流れるピアノ協奏曲「変ロ長調 第15番 K.450 第3楽章」です。

階段の上にレオポルト・モーツァルトがアパートの前に出現したときに流れるオペラ「ドン・ジョバンニ K.527:序曲」です。

モーツァルトがレオポルト・モーツァルトとコンスタンツェと共に一緒に繰り出し仮装大会でバカ騒ぎしているときに流れるオペラ「後宮からの誘惑 K.384 第1幕:アリア偉大なる太守をたたえて歌え」です。

モーツァルトがレオポルト・モーツァルトとコンスタンツェと共に一緒に繰り出し仮装大会でバカ騒ぎしているときに流れるドイツ軍歌「われはカイザーたらん」です。

モーツァルトがビリーヤード台で作曲しているときとアントニオ・サリエリがモーツァルトのアパートで楽譜を発見したとときに流れるオペラ「フィガロの結婚 K.492 第4幕:フィナーレ」です。

モーツァルトがコンスタンツェと出かけて、ヨーゼフ2世が聞いている演奏会で流れるピアノ協奏曲「第22番 K.482 第三楽章」です。

モーツァルトがヨーゼフ2世にフィガロの結婚を説明するために流れるオペラ「フィガロの結婚 K.492 第一幕:もう飛ぶまいぞこの蝶々」です。

アントニオ・サリエリが大胆で、華麗と言わせたオペラ「フィガロの結婚 K.492 第3幕:ああ、花嫁の行列だ」です。

アントニオ・サリエリが打ちのめされたオペラ「フィガロの結婚 K.492 第4幕:ああ、これで一同みな満足」です。

モーツァルトがが父の死を知ってから上演されるオペラ「ドン・ジョバンニ K.527 第2幕:騎士長の場」です。

アントニオ・サリエリが貸し衣装を身にけモーツァルトのアパートに向かうときに流れるピアノ協奏曲「第20番 K.466 第1楽章」です。

モーツァルトがアパートのドアを開けて貸し衣装を身にけたアントニオ・サリエリを見たときに流れるオペラ「ドン・ジョバンニ K.527:序曲」です。

貸し衣装を身にけたアントニオ・サリエリがモーツァルトのアパートから帰るときに流れるミサ曲「二短調 レクイエム K.626:入祭唱」です。

アントニオ・サリエリがフォーグラー神父にモーツァルトの殺害を説明するときに流れるオペラ「ドン・ジョバンニ K.527:序曲」です。

モーツァルトが作曲に没頭して、ドアがノックされているときに流れるミサ曲「二短調 レクイエム K.626:怒りの日」です。

ロールがアントニオ・サリエリにモーツァルトを恐れてモーツァルトの家に行くのは嫌だと訴えるときとモーツァルトがコンスタンツェを追い払おうとするときに流れるオペラ「魔笛 K.620 序曲」です。

酔っぱらったモーツァルトがアパートに帰るときに流れるミサ曲「二短調 レクイエム K.626:怒りの日」です。

マリア・ツェツィーリアが、モーツァルトを怒ったときに流れるオペラ「魔笛 K.620 第2幕:夜の女王のアリア 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」です。

声は、ジューン・アンダーソンです。

モーツァルトが倒れるときに流れていたオペラ「魔笛 K.620 第2幕:可愛い娘か女房がいれば」です。

モーツァルトが舞台を去った後に上演されるオペラ「魔笛 K.620 パパゲーノとパパゲーナのアリア パパパの二重唱」です。

コンスタンツェが、ほかの男と舞踏会で踊っているときに流れる舞曲「K.509 6つのドイツ舞曲」です。

モーツァルトが、ベッドに寝たままでサリエリに指示しながら作曲をしているときに流れるミサ曲「二短調 レクイエム K.626:怒りの日」です。

コンスタンツェが、馬車に乗って帰って来るときに流れるミサ曲「二短調 レクイエム K.626:呪われ退けられし者達が」です。

コンスタンツェがモーツアルトの亡くなるときから、みんなでモーツアルトを弔い、モーツアルトを埋葬するときに流れるミサ曲「二短調 レクイエム K.626:涙の日」です。

病院の接客係が、アントニオ・サリエリを迎えに来たときから流れるピアノ協奏曲「第20番 ニ短調 K.466 第2楽章」です。

登場人物

アントニオ・サリエリ

アントニオ・サリエリは、F・マーリー・エイブラハムが演じるです。

年老いたアントニオ・サリエリは、モーツァルト、赦してくれ、モーツァルトを殺した、赦してくれ、どうか慈悲を、モーツァルトを殺したことを赦してくれと言い、アントニオ・サリエリの召使から美味しいパンにチーズを持って来てドアを開けるように説得され、首を切って、自殺を図り、うめいて、アントニオ・サリエリの召使がアントニオ・サリエリのいる部屋のドアを押し破り、担架に乗せられて、自宅から馬車に乗せられ、舞踏上で紳士と淑女がダンスをしているのを思い出し、馬車で精神病院へ運び入れられ、フォーグラー神父が精神病院にやって来て、部屋に入って来て、声をかけ、ピアノを演奏しているだけで、フォーグラー神父に答えず、フォーグラー神父が椅子に座り、ピアノを演奏するのを止めて、フォーグラー神父を見て、フォーグラー神父に構わんでくれと言い、ピアノを演奏を再開し、フォーグラー神父からなぜ苦しむのですと言われ、フォーグラー神父に誰か分かるかと言い、フォーグラー神父から神の前では人は皆同じですと言われ、フォーグラー神父にそうかねと言い、フォーグラー神父から懺悔をなさい、神の赦しを得られますと言われ、フォーグラー神父に音楽の知識はあるかねと言い、フォーグラー神父から少しなら若いころ勉強しましたと言われ、フォーグラー神父にどこでと言い、フォーグラー神父からウィーンでと言われ、フォーグラー神父にこの曲を知っているかなと言い、ピアノで曲を演奏し、フォーグラー神父から知りません、何の曲ですかと言われ、フォーグラー神父にとても好まれた曲だぞ、私が作曲した、これはどうだねと言い、フォーグラー神父にピアノで曲を演奏し、大喝采を博した曲だと言い、指揮を行うオペラで大喝采を受けたシーンを思い出し、フォーグラー神父にどうだと言い、フォーグラー神父から残念ながら存じませんと言われ、フォーグラー神父にこの曲を知らんのか、欧州一の作曲家で、オペラだけでも40曲も、それでは、これはどうだねと言い、フォーグラー神父にピアノでアイネ・クライネ・ナハト・ムジークを演奏し、フォーグラー神父が知っている曲で口ずさみ、フォーグラー神父からこの曲を知っています、いい曲です、あなたの曲だとはと言われ、フォーグラー神父に私の曲ではない、モーツァルトだ、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと言い、フォーグラー神父から殺したとかと言われ、フォーグラー神父に聞いたのかと言い、フォーグラー神父から本当ですか、神の子よ、何か告白したいなら、すべきです、平安を得られますと言われ、フォーグラー神父にモーツァルトは憧れだった、モーツァルト、早くから、その名を聞いていて、遊びに夢中なころ、彼は、すでに国王や皇帝やローマ教皇の前で演奏していて、嫉妬を感じて、モーツァルトの噂を耳にするたびに、神童としての才能より、モーツァルトを導く父親の存在が妬ましく、私の父は音楽など理解せず”モーツァルトのようになりたい”と言ったら、父は”猿回しの猿になりたいのか?サーカスのように欧州を連れ回されたいのか?”と答えられ、音楽こそ私の命だと分かってくれなかったが、人生が変わり、神が道をお示してくれ、田舎町の夢に飢えてた名もない少年を音楽の都ウィーンに連れて来て、音楽を愛する皇帝ヨーゼフ2世、数年で宮廷作曲家に任命され、毎晩オーストリア皇帝の隣で、二重奏を弾き、間違いを正し、ヨーゼフ2世には才能はなくても、関係はなく、ヨーゼフ2世が私の音楽を愛してくれ、どうだ、君が私でも、神が祈りを聞き入れたと思うだろう、固く誓いを守り、徳を貫き、女に手を出さず、多くの生徒を無料で教え、貧しい音楽家を助けるべく常に努力をして、働きづめの日々だったが、素晴らく、皆から愛され、誇らしく、モーツァルトが現れるまでは、モーツァルトがウィーンで演奏会を開き、雇い主のザルツブルク大司教の屋敷で、もちろん、演奏会に行き、あの夜で人生が変わり、大広間を歩きながら、私は想像を巡らせ、モーツァルトが4歳で最初のコンチェルト、7歳でシンフォニー、12歳でオペラを書いて、モーツァルトの顔は、あふれる才能は顔にも表れるのだろうか、どの男だろうか、この中の誰なのか、甲高い笑い声をあげ、女と転げまわっている、あの下品な男がモーツァルトだった、モーツァルトが使用した譜面を見て、ごく普通の譜面で、出だしは驚くほど単純で、バスーンやバセットホルンがぎこちなく響き、さびついたような音で、だが突然、その上に、オーボエが、自信に満ちた音色、そしてクラリネットが引き継ぎ、甘くとろけるような調べとなり、猿に書ける音楽ではなく、初めて耳にする見事な音楽で、満たされない切ない思いにあふれていて、神の声を聞くようで、なぜ、神はかくも下品なモーツァルトを選んだのだのか信じられず、あの曲は偶然の産物に決まっていると願い、モーツァルトの才能を目の当りにして、神は良い作曲家になりたいという切望だけを与え、良い作曲家になりたいという声を奪い去り、なせだ教えてくれ、作曲した賛歌など望まぬなら、なぜ良い作曲家になりたいという切望を与えたのだ、良い作曲家になりたいという熱い欲求だけで、良い作曲家になれる才能は下さらないし、モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ”後宮からの誘惑”の舞台でカテリナ・カヴァリエリが歌っているのを見て、どうやってモーツァルトに取り入ったのか、カテリナ・カヴァリエリがステージに立って、これ見よがしに歌っていて、10分も続く音階練習のようなアルペッジオ、花火さながら、上がっては落ちる、カテリナ・カヴァリエリが好きで、激しい欲情だが、だが、誓って、指一本、触れたことはなく、ほかの誰にもカテリナ・カヴァリエリに触れさせたくなかったし、特に下品なモーツァルトにはと思いましたが、ドイツ語オペラ”後宮からの誘惑”の舞台が終わり、楽屋部屋での出来事から、モーツァルトがカテリナ・カヴァリエリをモノにしたことを知り、下劣なモーツァルトが憧れていたカテリナ・カヴァリエリを、理解できない、神は何をお考えなのだ、私への試練か、赦しの心を持てということか、それが神の望みか、いかに辛くても、そうかもしれん、だが、なぜカテリナ・カヴァリエリなのだ、なぜモーツァルトから謙虚さを学ばねばならん、心にモーツァルトへの憎しみがわいて、生まれて初めて、恐ろしく凶暴な考えが浮かび、毎日、時には何時間も、主よ、お願いです、モーツァルトをザルツブルクに戻して下さい、モーツァルトのため、私のためにと祈り、コンスタンツェが持ってきたモーツァルトのオリジナルの楽譜を開けて、見て、仰天して、とても信じられず、曲想が浮かぶままに書いて、オリジナルの楽譜に一ヶ所も書き直しがなく、頭の中で曲が書く前に完成していて、どのページもすべて、書き写したように整っていて、その音楽も見事なまでに完成されていて、音符一つ変えるだけで、破綻が生じ、楽句一つで曲全体が壊れ、コロレード大司教の屋敷で聞いた音楽は偶然の産物ではないと思い知り、音楽は神の声による、響きで、五線紙に閉じ込められた小さな音符の彼方に、至上の美を見て、コンスタンツェに今夜来るように言い、モーツァルトを憐れむの神などいなくて、モーツァルトに苦しみを与える神がいるだけで、夜となり、コンスタンツェが来るかどうか、分からぬまま、あの晩は必死に祈り、コンスタンツェが夜になってやって来て、上半身を裸にしたコンスタンツェを追い返し、神よ、もう神は敵だ、憎い敵だ、神は神の賛歌を歌う役目に、好色で、下劣で、幼稚なモーツァルトを選び、モーツァルトの天分を見抜く能力だけ、神は不公平で、理不尽で、冷酷で、神の思いどうりにはさせず、神の創造物であるモーツァルトを傷つけ、打ち砕くと神に誓い、モーツァルトが仮面舞踏会を楽しむだけでなく、アントニオ・サリエリを笑い、バカにして、モーツァルトではない、神のあざけりだ、神が下劣な声であざ笑っていて、神よ笑うがいい、私の凡庸さを見せ物にしろ、いつか神を笑ってやる、この世を去る前に、神を笑ってやると誓い、モーツァルトがオペラ「フィガロの結婚」で失敗するように、ダンスシーンで音楽を付けるのを妨害し、モーツァルトから助けて欲しいと言われて、助けるふりをして助けず、ヨーゼフ2世には何も言わず、素知らぬ顔で劇場に行き、だが驚いたことに3幕目の途中で、リハーサルなど見に来たことがないヨーゼフ2世が突然現れ、ヨーゼフ2世がオペラ「フィガロの結婚」のダンスシーンで音楽を付けるに命令し、音楽付きで上演されたオペラ「フィガロの結婚」を観賞し、音楽のついた3幕目は大胆で、華麗、4幕目は打ちのめされた、メイドの服をまとい、変装した女が、何年も耳にしなかった夫の愛の言葉を聞く、夫は妻だと、気が付かず、まこと赦しに満ちた音楽が劇場を包み、圧倒的な感動で、観客の心をとらえ、神がこのモーツァルトを通じて、天上から世界に歌いかけ、1小節ごとに敗北と苦さをかみしめていたが、その時何が起きたと思う、奇跡だ、ヨーゼフ2世がオペラ「フィガロの結婚」を観劇しながらあくびをして、ヨーゼフ2世のあくびで敗北は勝利に変わり、あくびが1回でモーツァルトは幸運で、3回ならばオペラはその晩で中止で、2回ならその週のうちにオペラは中止で、だが1回だからオペラは9回で打ち切られ、失敗し、上演されモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を観賞し、墓から甦る恐ろしい亡霊、モーツァルトの次の作品は暗く不吉なオペラ、舞台に現れる死んだ騎士長の姿、その意味を理解して、あの恐ろしい亡霊は墓から甦った父レオポルト、モーツァルトは父親を甦らせ大勢の前で自らを非難したのだ、恐ろしくも、素晴らしい作品で、狂気が、狂気が苛み、圧力をかけてオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を5回で打ち切らせて、だが密かに5回すべてを見て、あの音楽を理解し、すべてを悟り、モーツァルトの父親が死後もモーツァルトに取りついて完全に支配しているので、世にも恐ろしい方法を思いき、ついに神を打ち負かせること気が付き、計画は単純で、怖いほどに、モーツァルトに鎮魂曲を書かせて、モーツァルトを殺すと言い、フォーグラー神父から何ですってと言われ、モーツァルトの葬式だ、葬儀のために大聖堂に集まるウィーン市民、中央はモーツァルトの小さな棺が置かれていて、そしてその静寂を破るように、音楽が、神々しいまでに荘重な調べが鳴り響き、死者を悼む壮大な鎮魂ミサ曲、モーツァルトのためのレクイエム、作曲はモーツァルトの最良の友であるアントニオ・サリエリ、何という壮厳さ、深淵なる響き、悲哀に満ちた音楽、ついにアントニオ・サリエリは神の音色を生み、神はそれを聞く、もう止めることはできない、神を笑う番なのだが、問題は、どうやってモーツァルトを殺すか、どうやればいい、人を殺す方法は、空想だけならいくらでもできるが、いざこの我が手で殺すとなると難しい、うふふ、あんたの慈悲深き神は、愛する者の命を奪い、凡庸な人間にはわずかな栄光も与えず、神はモーツァルトを殺し、私に責め苦を与え、32年間も苦しみ抜いて、存在が薄れていき、音楽も忘れられていく、今ではもう演奏も去れない、だが彼はと言い、精神病院の病院の接客係からアントニオ・サリエリにおはようサリエリ、トイレに行きましょう、朝食はあなたのすきな甘いパンですよ、とても美味しいですよと言われ、フォーグラー神父にあんたも同じだ、この世の凡庸なる者の一人だ、私はその頂点に立つ凡庸なる者の守り神だと言います。

回想シーンの中の若い頃のアントニオ・サリエリは、1781年頃、コロレード大司教のウィーンにある宮廷へ行き、モーツァルトを探して、料理が運ばれる部屋に入り、感嘆の声を上げて、料理を運んできた人々が部屋から出て来て、部屋の扉を閉め、人々をやり過ごし、部屋の扉を開けて、部屋に入り、豪勢な食べ物を見て、つまみ食いをして、料理の陰に隠れ、モーツァルトとコンスタンツェがいちゃついているのを見て、モーツァルトが流れて来るセレナーデ「変ロ長調 K.361 第3楽章:グラン・パルティータ」に聞き、扉を開けて、部屋から出て、走って、音楽を演奏している部屋に向かい、部屋に入り、身なりを正し、部屋の中央に歩いて行き、演奏の指揮を執り行い、部屋に入って来て、演奏の指揮を執っているモーツァルトを見て驚き、演奏会の行われた部屋に残り、譜面を見て、モーツァルトから失礼と言われ、モーツァルトが譜面を回収し、立ち去り、コンスタンツェがモーツァルトの後を追いかけ、ヨーゼフ2世がモーツァルトに対する評価をしていると所に居合わせ、ヨーゼフ2世から意見を求められ、ヨーゼフ2世にモーツァルトをウィーンに呼び寄せれば、大司教は激怒するでしょう、それも、よいかと言い、ヨーゼフ2世から悪い奴だと言われ、モーツァルトに会ってみよう、歓迎会の手配を頼む、以上だ、下がってよいぞと言われ、ピアノを使用して、モーツァルトを歓迎するための「歓迎のマーチ」を作曲をしていますが、上手く作曲できませんが、十字架を見て、曲を思いつき、感謝しますと言い、作曲を続け、モーツァルトの歓迎会を行う日になり、ヨーゼフ2世を待ち受けて、ヨーゼフ2世から挨拶され、ヨーゼフ2世に陛下勝手ながら「歓迎のマーチ」を作曲しましたと言い、ヨーゼフ2世から気が利いているな、見せたまえと言われ、ヨーゼフ2世に「歓迎のマーチ」の譜面を渡し、ヨーゼフ2世に思い付きで書いた曲でと言い、ヨーゼフ2世から試してもと、楽しみだ、とても良いぞ、私が弾こうと言われ、ヨーゼフ2世に光栄に存じますと言い、ヨーゼフ2世に”ソ”ですと言い、ヨーゼフ2世から素晴らしいと言われ、ヨーゼフ2世にお上手です、テンポを上げて、軽く、そして力強く、再びマーチにと言い、ヨーゼフ2世の演奏に拍手して、ヨーゼフ2世からそれほどではない大げさなと言われ、ヨーゼフ2世からモーツァルトに高名なる宮廷作曲家のサリエリ先生と紹介され、モーツァルトに実に傑出した才能をお持ちだと言い、モーツァルトから作品を存じてます、曲を基に変奏曲を書きましたと言われ、モーツァルトにどの曲かねと言い、モーツァルトから「愛する人よ」と言われ、モーツァルトに光栄だと言い、モーツァルトからヘンな曲が少しマシになったと言われ、ヨーゼフ2世からモーツァルトに「歓迎のマーチ」の作曲者だと言われ、ヨーゼフ2世にドイツ的美徳とは一体何です、外国人なのでと言い、モーツァルトは、アントニオ・サリエリに愛ですと言われ、モーツァルトに愛か、我々イタリア人は愛を知らんからなと言い、みんなが笑い、モーツァルトからそうですとも、イタリアのオペラは男が金切り声で、太った女を追い回す、愛どころか滑稽ですと言われ、モーツァルトがピアノに座り「歓迎のマーチ」を弾いて見せ、モーツァルトからただの繰り返し、ここがヘンだ、変えよう、こんなふうに、これは、この感じだ、ずっといいと言われ、あははと笑われ、自宅に戻り、十字架を見てあんまりだ、神の栄光を歌い上げたかったと言い、1782年頃、アントニオ・サリエリの従者からカテリナ・カヴァリエリが稽古に来ましたと言われ、カテリナ・カヴァリエリから服装を見せられて、いかがお気に召してと言われ、笑い、カテリナ・カヴァリエリからトルコ風よ今年はこういうのが流行するわと言われ、カテリナ・カヴァリエリにほかに何か面白いことは、世間の噂話を聞きたいと言い、カテリナ・カヴァリエリからモーツァルトに会ったのねと言われ、カテリナ・カヴァリエリに噂は早いなと言い、カテリナ・カヴァリエリからモーツァルトがオペラを作曲するって本当なのと言われ、カテリナ・カヴァリエリにそうだと言い、カテリナ・カヴァリエリから私の役もあると言われ、カテリナ・カヴァリエリにないと言い、カテリナ・カヴァリエリからどうしてないのと言われ、カテリナ・カヴァリエリに舞台はどこだとと言い、カテリナ・カヴァリエリからどこと言われ、カテリナ・カヴァリエリにハーレムだと言い、カテリナ・カヴァリエリから何それと言われ、カテリナ・カヴァリエリに売春宿だ、始めよう、稽古だと言い、ピアノを弾き、カテリナ・カヴァリエリからどんな人と言われ、カテリナ・カヴァリエリにモーツァルトか、幻滅するよと言い、カテリナ・カヴァリエリからどうしてと言われ、カテリナ・カヴァリエリに外見と才能は一致しないと言い、カテリナ・カヴァリエリから外見などどうでもいいわ、物の分かる女は才能に惚れるのよと言われ、カテリナ・カヴァリエリに稽古をと言い、ピアノを弾いて、カテリナ・カヴァリエリが歌って稽古を始め、モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」の舞台でカテリナ・カヴァリエリが歌っているのを観客席から観て、モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」が終わると観客は立ち上がって拍手して、舞台にやって来て、ヨーゼフ2世が音が多すぎると言い、ヨーゼフ2世にはい全体的にはおっしゃるとおりと言い、モーツァルトからそんなバカなと言われ、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋に入って来て、カテリナ・カヴァリエリから知っていたのと言われ、カテリナ・カヴァリエリに何をと言い、カテリナ・カヴァリエリから結婚よと言われ、カテリナ・カヴァリエリに何の関係がと言い、カテリナ・カヴァリエリから別に誰と結婚しようとモーツァルトの勝手よ、どうだったと言われ、カテリナ・カヴァリエリに素晴らしかったと言い、カテリナ・カヴァリエリから音楽はどうと言われ、カテリナ・カヴァリエリに実に巧みだと言い、モーツァルトがカテリナ・カヴァリエリがいる楽屋に入って来たので、モーツァルトに心から成功を祝うよと言い、モーツァルトから気に入ったと言われ、モーツァルトにもちろんと言い、モーツァルトからあははと笑われ、ウィーンで最高の音楽だろと言われ、コンスタンツェが扉をノックして、ドアを開けて、モーツァルトにママが具合が悪いの帰りましょうと言い、モーツァルトがコンスタンツェを連れて、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋から出て行き、ヨーゼフ2世がエリザベートを連れて、鹿狩りに行き、ヨーゼフ2世からおはよう姪のエリザベートだ、音楽教師を探しているのだが適任者を思いついたと言われ、ヨーゼフ2世に陛下身にあまる栄誉ですと言い、ヨーゼフ2世からモーツァルトのことだ、どう思うと言われ、ヨーゼフ2世に興味深い人選でありますがご慎重に、えこひいきだと誤解されますと言い、ヨーゼフ2世からえこひいきかと言われ、生徒の歌の練習をして、アントニオ・サリエリの従者が扉を開けて、ノックして、アントニオ・サリエリの従者に何だと言い、アントニオ・サリエリの従者からご婦人がお話があるとかと言われ、アントニオ・サリエリの従者に誰だと言い、アントニオ・サリエリの従者から名乗りませんが、急用だとと言われ、生徒に失礼すると言い、夫人のいる部屋に向かい、コンスタンツェのいる部屋に入り、コンスタンツェから陛下と呼ばれて、コンスタンツェにご用件は何ですかと言い、コンスタンツェからモーツァルトの代理で来ました、音楽教師の審査のため作品を持ってと言われ、コンスタンツェにそれはどうも、なぜモーツァルトが来ないと言い、コンスタンツェからあいにくとても忙しくてと言われ、コンスタンツェにそうですか出来るだけ早く拝見します光栄だと言い、コンスタンツェから今すぐに見ていただけませんか待ちますと言われ、コンスタンツェに残念だが時間がない、今は無理だ、楽譜は預かりますと言い、コンスタンツェからそれは困りますモーツァルトはこのことを知りませんと言われ、コンスタンツェに何もと言い、コンスタンツェから勝手に伺ったんですと言われ、コンスタンツェになるほどと言い、コンスタンツェからどうかお力添えを、この仕事が必要なんです、モーツァルトは稼ぐ以上にお金を使って、一日中働いても追いつきません、お金のことなど考えないんです、湯水のように使い果してしまってと言われ、コンスタンツェに召し上がりませんか、これをご存じで、ヴィーナスの乳首という菓子で、ブランデー漬けの栗ですよ、さあどうぞ、うまいですよと言い、コンスタンツェがヴィーナスの乳首を食べて、コンスタンツェから美味しいわ、陛下はいい方ねと言われ、ヴィーナスの乳首を食べて、コンスタンツェに閣下はやめてくれ、もっと親しく宮廷作曲家とはいえ田舎町の生まれだ、ご主人と同じだ楽譜を預かるのはどうしてもまずいですかなと言い、コンスタンツェからそうしたいですけどやはり無理です、モーツァルトに知られたら叱られます、オリジナルですしと言われ、コンスタンツェにオリジナルと言い、コンスタンツェから写しは作りませんと言われ、モーツァルトの楽譜を開けて見て、コンスタンツェにこの楽譜はオリジナルですかと言い、コンスタンツェからええと言われ、立ち上がって、モーツァルトの楽譜を開けて見て、修正がなく、素晴らしい音楽に感動して、手にしていたモーツァルトの楽譜を落として、コンスタンツェからダメですかと言われ、コンスタンツェに奇跡的だと言い、コンスタンツェからモーツァルトも作品に誇りを持っています、お力添えをと言われ、コンスタンツェが椅子から立ち上がり、床に落ちた楽譜を拾い集め、コンスタンツェに明晩ヨーゼフ2世と食事をする、モーツァルトの採用をお勧めしようと言い、コンスタンツェからありがとうございます閣下と言われ、コンスタンツェに今夜来たまえと言い、コンスタンツェから今夜と言われ、コンスタンツェに一人でと言い、コンスタンツェから何のためにと言われ、コンスタンツェに礼をするのが当然だろう、違うかと言い、コンスタンツェから何のことかと言われ、コンスタンツェに分からんか、大勢が狙っている地位だ、モーツァルトを採用させたいのなら、今夜来いと言い、コンスタンツェから私は人妻ですと言われ、コンスタンツェにではよせ、あなた次第だ、物事には代償が必要だと言い、立ち去り、ピアノの前で神よお導き下さい、真の音楽を創造させてください、たった1曲でいい、あなたの愛の証に、私への愛を示して下さるなら、モーツァルトを助けます、王室の音楽教師に採用させます、お導きを、お願いです、どうか、神よと必死に祈り、部屋のドアがノックされ、ピアノの椅子に座り、ペンを持ち、平然を装い、アントニオ・サリエリの従者に何だねと言い、アントニオ・サリエリの従者からまたあのご婦人がと言われ、アントニオ・サリエリの従者に通せと言い、ペンを投げだし、上着を着て、扉の前に立ち、扉を開けて、部屋を出て、コンスタンツェから笑顔でこんばんわ、来ましたわ、モーツァルトは一人で演奏会へ、私には退屈だと、どの部屋へ、ここでいいいかが、作品をご覧になりたい、もう必要ないかしら、そのようねと言われ、コンスタンツェがモーツァルトの楽譜を床に落として、帽子を取り、服を脱ぎ始め、上半身を裸になり、呼び鈴を鳴らし、アントニオ・サリエリの従者が部屋に入って来て、上半身を裸のコンスタンツェを見て驚き、アントニオ・サリエリの従者にお見送りしろと言い、コンスタンツェがいる部屋から出て、扉を閉めて、神への信仰を捨てて、壁から十字架を取り外して、十字架を暖炉に入れて、十字架を燃やし、ヨーゼフ2世と食事をして、ヨーゼフ2世に同じ音楽家の悪口はイヤですと言い、ヨーゼフ2世からだろうともと言われ、ヨーゼフ2世にでも申し上げます、モーツァルトを若い女性と二人にできませんと言い、ヨーゼフ2世から本当かと言われ、ヨーゼフ2世に教え子で、まだ若い歌手のマリア=テレサ・パラディスがと言い、ヨーゼフ2世から何だねと言われ、ヨーゼフ2世に体に触れられたと、1度のレッスンで2度もと言い、宮殿から自宅に戻ってきて、アントニオ・サリエリの従者からモーツァルト様がお待ちですと言われ、モーツァルトから誰が教師にと言われ、モーツァルトにザマーと言い、モーツァルトからザマー能のない凡庸な男だと言われ、モーツァルトにとんでもない、凡庸以下だと言い、モーツァルトからこの職を逃すわけにいかない、閣下お願いです、宮殿に行き、ヨーゼフ2世に話して下さい、ザマーを教師に選ぶなど最悪だと、姫に音楽的危害を加えますと言われ、モーツァルトに危害を受ける音楽的才能など姫にはないと言い、モーツァルトからあははと笑われ、どうしても生徒が必要です、でないと生活ができないと言われ、モーツァルトに貧乏暮らしじゃあるまいと言い、モーツァルトからあいにく文無しですと言い、モーツァルトにどうしてだ演奏会は成功だと聞いたがと言い、モーツァルトから大成功ですとも、常に満席だが、誰も雇ってくれない、娘の教師には避ける、僕が変態か何かのようにと言われ、あははと笑われ、真面目な話、お金を貸してもらえませんか、6ケ月の間だけ、長くても8ケ月と言われ、モーツァルトに半年で運が向いてくるかと言い、モーツァルトからそう信じています、欧州中を驚かすような作品を書いています、必ず裕福になれる、倍にして返せます、条件を決めてくださいと言われ、モーツァルトに楽しみだなもっと話してくれと言い、モーツァルトからまだ秘密なのでと言われ、モーツァルトに頼むよ聞きたいと言い、モーツァルトからうまいこれはと言われ、モーツァルトにクリームチーズに粉砂糖を混ぜ、ラムで香りづけてマスカルポーネだよと言い、モーツァルトからイタリアと言われ、モーツァルトにやはり祖国の味が一番だからなと言い、モーツァルトから200、200フロリンでいいんです、100、50でもと言われ、モーツァルトにどんな作品なのだと言い、モーツァルトからそれは言えませんと言われ、モーツァルトに君は債務者として知られるべきではない、だが、とても裕福な人物を君に紹介してやろう、娘もいるぞと言い、1785年頃、仮装舞踏会に仮装せずに一人でやって来て、仮面で顔を隠し、モーツァルトの笑い声に気が付き、顔を隠して、モーツァルトに近づき、モーツァルトを見ていて、進行係が罰としてモーツァルトに今流れている曲をバッハ風にピアノで弾きことを与え、モーツァルトが流れている曲をバッハ風にピアノで弾き、モーツァルトにサリエリ風と言い、モーツァルトから面白い、腕の見せどころだと言われ、モーツァルトがアントニオ・サリエリをバカにしたようにしてピアノを弾き、観客は拍手して、1786年頃、ロールからモーツァルトが毎晩お出かけですと言われ、ロールにモーツァルトの生徒は来るのかと言い、ロールからいいえ誰もと言われ、ロールにでは生活費は、仕事はと言い、ロールから一日中なさっています、夜になるまで家にこもり、ひたすら書き続けていますと言われ、ロールにそうか何をと言い、ロールから分かりませんと言われ、ロールにだろうな君はとてもいい子だ、働き者だよ、今度モーツァルトたちが留守の時は教えて欲しいと言い、ロールにお金を渡し、ロールからお礼を言われ、ロールがモーツァルトたちが留守だと伝え、ロール共に馬車に乗り、ロールに連れられて、モーツァルトの家に向かい、ロールがモーツァルトのアパートの扉を開けて、モーツァルトのアパートに招き入れられ、ロールから生活費のことですが、純金製のかぎタバコ入れが7つあったのに、たった1つしか残っていませんと言われ、ロールに仕事場はと言い、ロールからあちらですと言われ、モーツァルトの仕事場に入り、ペンとオペラ「フィガロの結婚」の楽譜を確認し、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵とボンノ宮廷音楽長にお耳にお入れしたいことがありますと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から何だねと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にモーツァルトがイタリア語のオペラをと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からイタリア語と言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に問題はモーツァルトが選んだ題材でフィガロ、「フィガロの結婚」だとと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からあの曲をオペラにする気かと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にはいと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵がボンノ宮廷音楽長にフランスの戯曲で、陛下が上映禁止になさったと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から確かだなと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からモーツァルトがリハーサルを始めたぞと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にそれなら我々はモーツァルトの力になろう、陛下のお怒りから守るのだと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からお怒りとはと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にバレエだと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から何のバレエだと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にお忘れか、陛下はバレエのあるオペラを禁止なさったのだぞと言い、モーツァルトからどうかお力をあなただけが頼りですと言われ、モーツァルトにどうしたのだと言い、モーツァルトから劇場監督が曲を大幅にカットして書き直せと、完璧な作品なのに、完璧なものは、書き直せません、監督と話をしてください、お願いですと言われ、モーツァルトに嫌っとるからなと言い、モーツァルトからあんなやつ殺してやる、カッとして楽譜を火の中へと言われ、モーツァルトに焼いたのかと言い、モーツァルトからいいえ家内が拾いましたと言われ、モーツァルトによかったと言い、モーツァルトからあんな男に作品が分かるかと言われ、モーツァルトに話すならもっと上にヨーゼフ2世に話そうと言い、モーツァルトから本当ですかと言われ、モーツァルトに任せたまえと言い、モーツァルトから手にキスをされ、感謝しますと言われ、モーツァルトに止めてくれ聖人ではないぞと言い、ヨーゼフ2世に何も話さずにオペラ「フィガロの結婚」をリハーサルを観ていて、ヨーゼフ2世が音楽なしの舞台でダンスが踊られるのを観て、ヨーゼフ2世からどう思うと言われ、ヨーゼフ2世に失礼ですが、どう思うかではなく、ヨーゼフ2世のご決定ですと言い、ヨーゼフ2世が実にくだらん、バカげておる、音楽を付けろ命令だと言い、モーツァルトが指揮を執り、音楽を演奏して、モーツァルトが指揮してオペラ「フィガロの結婚」が音楽付きで上演され、オペラ「フィガロの結婚」を観劇して、モーツァルトからたった9回の公演でオペラ「フィガロの結婚」を打ち切りとはと言われ、モーツァルトに気持ちは分かる、ひどいことだ、だが観客には好まれぬ作品だったのだ、そのことを認めねばと言い、モーツァルトからでも理由はと言われ、モーツァルトにヨーゼフ2世に限って言えば長すぎたのだよ、4時間もの音楽はヨーゼフ2世には無理だと言い、モーツァルトからあなたの作品の感想はと言われ、モーツァルトに見事だったと言い、モーツァルトから当然です、史上最高のオペラですから、なぜ客が来ないと言われ、モーツァルトに客を過大評価してる、ラストを盛り上げないと、客は拍手してくれんと言い、モーツァルトからあなたに習おう、お得意だろうからと言われ、モーツァルトにとんでもない、あつかましいが新作を見ていただきたい、何より光栄だと言い、モーツァルトから僕こそ光栄ですよと言われ、モーツァルトにありがとうヴォルフガングと言い、モーツァルトからこちらこそアントニオ殿と言われ、1787年頃、新作のオペラを上演し、指揮を執り終えて、拍手喝さいを浴びて、ヨーゼフ2世からこの作品は今まで書かれた中で最高のオペラだ、アントニオ・サリエリは音楽という宇宙の輝ける星、ウィーン市民と私の誇りだと言われ、ヨーゼフ2世からペンダントをプレゼントされて、拍手され、観客からも拍手され、モーツァルトがやって来て、モーツァルトに来てくれたかと言い、モーツァルトからもちろんと言われ、モーツァルトにそれで気に入ったかと言い、モーツァルトから誰にも書けない音楽ですよと言われ、モーツァルトにお世辞だと言い、モーツァルトからいいえあのような音を聞いて頭に浮かぶのはサリエリと言われ、モーツァルトが指揮してオペラ「ドン・ジョヴァンニ」が上演され、2階席からオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を観劇して、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」が終わると、観客から拍手が沸き起こり、1791年頃、従者からレオポルト・モーツァルトが仮装舞踏会で着た衣装を受け取り、身に着けて、モーツァルトのアパートのドアをノックして、モーツァルトから見られて驚かれて、笑った顔のお面を見せて、モーツァルトと言い、モーツァルトがうなずき、モーツァルトに仕事を頼みたいと言い、モーツァルトから何の仕事と言われ、モーツァルトに鎮魂曲、レクイエムだと言い、モーツァルトから鎮魂曲、誰が死んだんだと言われ、モーツァルトに臨終のミサを受けずに、世を去った者と言い、モーツァルトからあんたはと言われ、モーツァルトに使いの者だ、受けてくれるか、金ははずむと言い、モーツァルトに金の入った袋を差し出し、モーツァルトに受けるかと言い、モーツァルトが金の入った袋を奪い取り金を確認し、モーツァルトに至急頼む、だが他言はしてはならん、近いうちに来ると言い、振り返り、怒った顔のお面を見せて、立ち去り、ファン・スヴィーテン男爵から誰か助けてやれんのかと言われ、ファン・スヴィーテン男爵にモーツァルトはもうおしまいだ、ウィーン中の嫌われ者だ、借金も返さない、誰にもモーツァルトのことを推薦できないと言い、ロールが自宅にやって来て、ロールに落ち着けどうしたんだと言い、ロールから辞めさせてくださいと言われ、ロールになぜだねと言い、ロールから耐えられません、モーツァルトの様子が怖くて、一日中お酒を飲んで、ありとあらゆる薬までと言われ、ロールに作曲はと言い、ロールからとても恐ろしいんです、モーツァルトは錯乱をと言われ、ロールに作曲はしているのかと言い、ロールからそのようです、大衆オペラを書いていますと言われ、ロールにオペラと言い、ロールからあの家はイヤです、怖くて耐えられませんと言われ、ロールに本当にオペラかと言い、レオポルト・モーツァルトが仮装舞踏会で着た黒い前は笑顔で後ろは怒った顔の仮面と黒いマントを身に着けて、モーツァルトのアパートへ行き、ドアがノックして、モーツァルトがアパートのドアを開けて、モーツァルトからまだできていないと言われ、モーツァルトにやる気がないのかと言い、モーツァルトから違う、そうじゃない、約束する、最高の作品を書くよ、妻のコンスタンツェだ、僕の病気も治ったしと言い、コンスタンツェが寝室から起き出して、仮装したアントニオ・サリエリを見て、もう元気です、一所懸命に仕事をしていますと言い、モーツァルトからあと2週間待って欲しいと言われ、モーツァルトに早く完成すれば、報酬を追加する、精を出せと言い、振り返り、モーツァルトに怒った顔の仮面と黒いマントを見せつけて帰り、大衆オペラ「魔笛」を観劇,して、モーツァルトを見て、モーツァルトの体調に異変を感じ、観衆がオペラ「魔笛」を聴き拍手して、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵が指揮を執り、小さな鍵盤楽器を演奏しているモーツァルトが倒れるのを見て、客席から出て、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵が指揮を止めて、モーツァルトの代わりに小さな鍵盤楽器を演奏し、楽屋裏に行って、モーツァルトを見て、役者たちにモーツァルトを運ぶんだ気を付けろついて来いと言い、モーツァルトを馬車に乗せ、モーツァルトが目覚めて、見われて驚かれ、モーツァルトから舞台はと言われ、モーツァルトにもう終わったよと言い、馬車の御者に行けと言い、馬車の後ろに乗り、馬車の御者にモーツァルトをアパートに運び込みさせ、ベッドに横たえさせ、馬車の御者にいい帰ってくれと言って、お金を渡し、モーツァルトにコンスタンツェはどこにいると言い、モーツァルトから具合がよくないので静養に、あなたは本当に親切な方だ、感謝しますと言われ、モーツァルトに何を言うと言い、モーツァルトからオペラを観に来て下さった、知人ではあなただけだと言われ、モーツァルトに君の作品を見逃すものかと言い、モーツァルトから大衆オペラだと言われ、モーツァルトにとんでもない極めつけの作品だよ傑作オペラだ、私の知る限り、君は最高のオペラ作曲家だと言い、モーツァルトから本当にと言われ、アパートの入口のドアがノックされ、モーツァルトから彼だと言われ、モーツァルトに誰だと言い、モーツァルトからあいつだ、やって来たんだ、帰れと、曲はまだ完成していないから、いや待ってくれ。できれば、少し金をくれたら、助かると言ってくれと言われ、モーツァルトを寝室に残して、寝室のドアを閉めて、アパートの入口のドアに向かい、ドアを開けると、エマヌエル・シカネーダーと役者たちがドアの外にいて、エマヌエル・シカネーダーからサリエリと言われ、エマヌエル・シカネーダーにそうだと言い、エマヌエル・シカネーダーから入るよと言われ、エマヌエル・シカネーダーにいかんモーツァルトは眠っていると言い、エマヌエル・シカネーダーから具合はと言われ、エマヌエル・シカネーダーに疲れすぎてめまいを起こしたのだ心配ないと言い、エマヌエル・シカネーダーからエマヌエル・シカネーダーと役者たちが来たと伝えてくれと言われ、エマヌエル・シカネーダーにいいともと言い、エマヌエル・シカネーダーから分け前を渡してやってくれ、モーツァルトも元気が出ると言われ、エマヌエル・シカネーダーにそうだなではお休み、君達の舞台は素晴らしかったと言い、アパートの入口のドアを閉めて、モーツァルトの寝室に戻って来て、モーツァルトから彼は何てと言われ、モーツァルトにお金を見せて、渡し、モーツァルトにこれを渡せと明晩までの完成なら、100ダカット払うとと言い、モーツァルトからそんなに、でも明日の晩までなんて、とても無理だ、100ダカットと言われ、モーツァルトにそうだと言い、モーツァルトから時間がないと言い、モーツァルトによければ手伝おうかと言い、モーツァルトから本当にお願いすると言われ、モーツァルトに歌詞、曲の音から始まる音階、テンポを聞き出し、歌手ごとに、楽器ごとに、楽譜に書き込み、モーツァルトに楽譜を渡し、確認してもらい、レクイエムをモーツァルトと共に作曲し終えて、モーツァルトから疲れていないかと言われ、モーツァルトにいや疲れていないと言い、モーツァルトからしばらく休息してから仕上げようと言われ、モーツァルトが寝て、カール・モーツァルトのベットで寝て、夜が明けて、コンスタンツェがカール・モーツァルトを連れて、ウィーンで馬車を降りて、モーツァルトのアパートに到着して、部屋に入り、コンスタンツェがカール・モーツァルトのベッドで寝ているアントニオ・サリエリを見て、驚き、コンスタンツェから起こされて、カール・モーツァルトのベッドから床に落ち、コンスタンツェからここで何をしているのと言われ、コンスタンツェにモーツァルトが病気になったのでお宅へ運んだと言い、コンスタンツェからなぜあなたがと言われ、コンスタンツェに側にいたものでと言い、コンスタンツェからありがとう、もうお引き取りをと言われ、コンスタンツェにまだ用がと言い、コンスタンツェから用などないわ、お引き取りください、今すぐ出て行ってと言われ、コンスタンツェにモーツァルトがと言い、コンスタンツェが楽譜を見て、コンスタンツェからいけないわ、これはダメ、この仕事はやらせない、決めたの、この筆跡はと言われ、コンスタンツェに私が書いた、手伝ったのだと言い、コンスタンツェからこの曲がモーツァルトを病気にさせたのよと言われ、コンスタンツェが楽譜をガラスケースに入れ、コンスタンツェからおやすみなさい、帰って、お見送りする召し使いもいませんが、帰ってくださいと言われ、コンスタンツェにしかしモーツァルトがいてくれとと言い、モーツァルトが亡くなっていることに気が付き、驚き、モーツァルトの遺体がアパートの外に運び出されて、馬車に乗せられ、墓地へ運ばれて行き、コンスタンツェとカール・モーツァルトとフラウ・ウェーバー夫人、ファン・スヴィーテン男爵、ミハエル・シュルンベルグとシュルンベルク夫人、ロールと共に墓地の手前でモーツァルトの遺体を見送ります。

フォーグラー神父

フォーグラー神父は、リチャード・フランクが演じる神父で、アントニオ・サリエリがいる精神病院にやって来て、精神病院の接客係に挨拶し、アントニオ・サリエリの部屋に案内され、ピアノを弾いているアントニオ・サリエリの部屋に入り、アントニオ・サリエリに声をかけ、アントニオ・サリエリがピアノを演奏しているだけで答えず、椅子に座り、アントニオ・サリエリがピアノを演奏するのを止めて、見られ、アントニオ・サリエリから構わんでくれと言われ、アントニオ・サリエリがピアノを演奏を再開し、アントニオ・サリエリになぜ苦しむのですと言い、アントニオ・サリエリから誰か分かるかと言われ、アントニオ・サリエリに神の前では人は皆同じですと言い、アントニオ・サリエリからそうかねと言われ、アントニオ・サリエリに懺悔をなさい、神の赦しを得られますと言い、アントニオ・サリエリから音楽の知識はあるかねと言われ、アントニオ・サリエリに少しなら若いころ勉強しましたと言い、アントニオ・サリエリからどこでと言われ、アントニオ・サリエリにウィーンでと言い、アントニオ・サリエリからこの曲を知っているかなと言われ、アントニオ・サリエリがピアノで曲を演奏して、アントニオ・サリエリに知りません、何の曲ですかと言い、アントニオ・サリエリからとても好まれた曲だぞ、私が作曲した。これはどうだねと言われ、アントニオ・サリエリがピアノで曲を演奏し、アントニオ・サリエリから大喝采を博した曲で、どうだと言われ、アントニオ・サリエリに残念ながら存じませんと言い、アントニオ・サリエリから私の曲を知らんのか、私は欧州一の作曲家で、オペラだけでも40曲も、それでは、これはどうだねと言われ、アントニオ・サリエリがピアノでアイネ・クライネ・ナハト・ムジークを演奏し、知っている曲で口ずさみ、アントニオ・サリエリにこの曲を知っています、いい曲です、あなたの曲だとはと言い、アントニオ・サリエリから私の曲ではない、モーツァルトだ、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと言われ、アントニオ・サリエリにあなたが殺したとかと言い、アントニオ・サリエリから聞いたのかと言われ、アントニオ・サリエリに本当ですか、神の子よ、何か告白したいなら、すべきです、平安を得られますと言い、アントニオ・サリエリから話を聞いて、うふふ、あんたの慈悲深き神は、愛する者の命を奪い、凡庸な人間にはわずかな栄光も与えず、神はモーツァルトを殺し、アントニオ・サリエリに責め苦を与え、32年間も苦しみ抜いて、存在が薄れていき、音楽も忘れられていく、今では、もう、演奏も去れない、だがモーツァルトはと言われ、精神病院の病院の接客係がアントニオ・サリエリにおはよう、トイレに行きましょう、朝食はあなたの好きな甘いパンですよ、とても美味しいですよと言い、アントニオ・サリエリからあんたも同じだ、この世の凡庸なる者の一人だ、アントニオ・サリエリがその頂点に立つ凡庸なる者の守り神だと言われます。

精神病院の接客係

精神病院の接客係は、ブライアン・ペティファーが演じる精神病院の接客係で、フォーグラー神父に挨拶し、ピアノを弾いているアントニオ・サリエリの部屋に案内して、朝になり、アントニオ・サリエリにおはよう、トイレに行きましょう、朝食はあなたの好きな甘いパンですよ、とても美味しいですよと言い、アントニオ・サリエリを車椅子に乗せて部屋から連れ出し、患者のいる廊下を押します。

モーツァルト

モーツァルトは、トム・ハルスが演じるで、フルネームはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトで、フラウ・ウェーバー夫人からヴォルフガングと呼ばれ、コンスタンツェからはヴォルフィー呼ばれ、1763年頃、目隠しをされピアノを演奏し、椅子に立ってバイオリンを演奏し、1781年頃、コロレード大司教のウィーンにある宮廷で、声を上げるコンスタンツェを追いかけて、扉を開けて、部屋に入って来て、扉を閉めて、テーブルの下にいるコンスタンツェに驚かされて、コンスタンツェを捕まえ、コンスタンツェからやめて、やめてよと言われ、コンスタンツェにここにいる、やめるよ、ゆっくりと、こんなふうににね、やめたよ、側においでと言い、コンスタンツェからいやと言われ、コンスタンツェに知っているかい、ここでは何もかも逆さま、歩くのも、踊るのも、歌うのも、話すもの逆さまと言い、コンスタンツェからバカみたいと言われ、コンスタンツェにオナラも逆さまだ、あはは、キスにツケ、キスにツケと言い、コンスタンツェからあなた頭がヘンよと言われ、コンスタンツェにいや逆に言え、くそバカ女、キスにツケだよと言い、コンスタンツェからキスにツケ、ケツにキス、ケツにキスと言われ、コンスタンツェを笑い、コンスタンツェにコンケツ、コンケツしよう本気だよと言い、コンスタンツェからいやコンケツしよう、ケッコンあなたと結婚、絶対にイヤよと言われ、コンスタンツェに”イアしている”と言い、コンスタンツェからイアしている、アイしている、愛していると言われ、コンスタンツェとキスをして、コンスタンツェにソクくえと言い、コンスタンツェの胸にキスをして、コンスタンツェからクソを食え、何て人なのと言われ、コンスタンツェを笑い、コンスタンツェにシーと言い、流れて来るセレナーデ「変ロ長調 K.361 第3楽章:グラン・パルティータ」に聞き、私の音楽だ勝手に始めたと言い、扉を開けて、部屋から出て、走って、音楽を演奏している部屋に向かい、部屋に入り、身なりを正し、部屋の中央に歩いて行き、演奏の指揮を執り行い、演奏を終え、司祭から演奏会は大成功でしたねと言われ、司祭にウィーンの人々は音楽が分かると言い、司祭は、コロレード大司教に閣下と言います。コロレード大司教から呼ばれて、コロレード大司教におじきをして、コロレード大司教からなぜだねと言われ、コロレード大司教に何がですと言い、コロレード大司教から恥をかかせおって、客の前で、雇われ人のお前が、立場をわきまえたらどうだと言われ、コロレード大司教にご不満でしたら、どうぞクビにと言い、コロレード大司教からだたちにザルツブルクに戻りたまえ、父上が帰りを待っておるぞと言われ、コロレード大司教にイヤです、いっそ、クビにして、いただいたほうがいいと言い、コロレード大司教からクビにする気はない、身のほどを知り、今後も私に仕えたまえと言われ、コロレード大司教から合図を送られ、部屋から追い出され、扉を閉められ、人々から拍手で出迎えられ、扉を開けて、人々の様子をコロレード大司教に見せつけ、コロレード大司教から合図を送られ、扉を閉められ、追い出され、アントニオ・サリエリに失礼と言い、譜面を回収し、立ち去り、コンスタンツェに後を追いかけられ、ヨーゼフ2世と面会するために新しいカツラを選んでいて、カツラのセールスマンとても美しいカツラですよ素晴らしいと言われ、カツラのセールスマンに他のカツラをと言い、カツラのセールスマンがカツラを取り除き、新しいカツラを取り付け、いかがです、お気に入りまして、素晴らしいでしょう、どうですと言われ、次のカツラを試し、カツラのセールスマンに全部、素敵だ、頭が3つ欲しいと言い、あははと笑い、カツラのセールスマンから面白いことをと言われ、試着した3つのカツラを購入し、ヨーゼフ2世に面会しに来て、部屋に向かって歩き、部屋の前で、衛兵に部屋に入るのをふさがれ、部屋に入れられ、部屋に入って来て、帽子を取り、ヨーゼフ2世と間違えてファン・スヴィーテン男爵にお辞儀をして、ファン・スヴィーテン男爵からピアノを弾いているヨーゼフ2世を指さされ、ピアノを弾いているヨーゼフ2世に驚き、ボンノ宮廷音楽長にお辞儀をして、ボンノ宮廷音楽長からお辞儀を返され、みんながヨーゼフ2世の演奏に拍手して、ヨーゼフ2世からそれほどではない大げさなと言われ、ヨーゼフ2世から呼ばれ、ヨーゼフ2世に膝まづいて、手にキスをして、ヨーゼフ2世に陛下と言い、ヨーゼフ2世からやめてくれ、聖人ではないと言われ、みんなが笑い、ヨーゼフ2世から昔この大広間で会った、まだ6歳だった、素晴らしい演奏を終えて、立とうとして転んだ、妹のアントワネットが助け起こすと、モーツァルトはこう言った”ねえ、僕と結婚してよ”と言われ、あははと笑い、ヨーゼフ2世から彼は知っとるなスヴィーテン男爵と言われ、ファン・スヴィーテン男爵から才能に敬服すると言われ、ファン・スヴィーテン男爵にありがとうと言い、ヨーゼフ2世からボンノ宮廷音楽長を紹介され、ボンノ宮廷音楽長からよろしくと言われ、ボンノ宮廷音楽長にどういたしましてと言い、ヨーゼフ2世から劇場監督のオルシーニ=ローゼンベルク伯爵を紹介され、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にお会いできて本当に光栄ですと言い、ヨーゼフ2世から高名なる宮廷作曲家のアントニオ・サリエリを紹介され、アントニオ・サリエリから実に傑出した才能をお持ちだと言われ、アントニオ・サリエリに作品を存じてます、あなたの曲を基に変奏曲を書きましたと言い、アントニオ・サリエリからどの曲かねと言われ、アントニオ・サリエリに”「愛する人よ」と言い、アントニオ・サリエリから光栄だと言われ、アントニオ・サリエリにヘンな曲が少しマシになったと言い、ヨーゼフ2世から「歓迎のマーチ」の作曲者がアントニオ・サリエリだと言われ、ヨーゼフ2世に本当に、心から感謝しますと言い、ヨーゼフ2世から仕事の話をしよう、オペラの作曲を頼みたい、どうだねと言われ、ヨーゼフ2世からのオペラの作曲の依頼を受けて、ヨーゼフ2世からイタリア語、ドイツ語、どっちだと言われ、ヨーゼフ2世にドイツ語で、ドイツ語がいいと言い、ヨーゼフ2世からなぜだと言われ、ヨーゼフ2世に面白い台本があるんですと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からほうどれだねと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にまだご存じないでしょう、新作なので、すぐにお見せしますよと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からそう願うと言われ、ヨーゼフ2世からそれでどういう物語なのかねと言われ、ヨーゼフ2世にとても楽しい物語で、全体の舞台となるのはと言い、あははと笑い、ヨーゼフ2世からどこだねと言われ、ヨーゼフ2世にハーレム、つまり後宮ですと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からトルコのかと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にええそうですと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からそれならなぜドイツ語でと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に別にトルコ語でもいいですよと言い、あははと笑い、ファン・スヴィーテン男爵から問題は言語のことではない、国立劇場にふさわしい内容と思うかと言われ、ファン・スヴィーテン男爵になぜです、面白いのに、女たちが舞台で、素っ裸になるわけじゃない、高尚で、道徳的な作品で、ドイツ的美徳にあふれていると言い、アントニオ・サリエリがヨーゼフ2世にドイツ的美徳とは一体何です外国人なのでと言い、ヨーゼフ2世から教えてやりたまえ、ドイツ的美徳とはと言われ、アントニオ・サリエリに愛ですと言い、アントニオ・サリエリから愛か我々イタリア人は愛を知らんからなと言われ、みんなが笑い、アントニオ・サリエリにそうですとも、イタリアのオペラは男が金切り声で、太った女を追い回す、愛どころか滑稽ですと言い、ヨーゼフ2世に陛下何語かご決断を、極上の曲をつけて、陛下に捧げますと言い、ヨーゼフ2世からドイツ語にしようと言われ「歓迎のマーチ」の譜面を渡されますが、ヨーゼフ2世に結構です覚えましたと言い、ヨーゼフ2世からたった一度聞いただけでと言われ、ヨーゼフ2世にはい一度で十分ですと言い、ヨーゼフ2世から弾いてみろと言われ、ピアノに座り、「歓迎のマーチ」を弾いて見せ、アントニオ・サリエリにただの繰り返し、ここがヘンだ、変えよう、こんなふうに、これは、この感じだ、ずっといいと言い、あははと笑い、オペラのフィガロの結婚の「もう飛ぶまいぞこの蝶々」を即興で演奏し、1782年頃、指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」の舞台で、カテリナ・カヴァリエリが歌っていて、指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」が終わると観客は立ち上がって拍手して、ヨーゼフ2世が舞台にやって来て、ヨーゼフ2世から見事だった、実に素晴らしい、我々にとって、とても新しい音楽だと言われ、ヨーゼフ2世にそうです、新しい音楽ですと言い、ヨーゼフ2世から全くだと言われ、ヨーゼフ2世にではお気に召していただけたんですねと言い、ヨーゼフ2世からもちろんだ、楽しかった、だが私としてはもう少し、その、つまり、どう言ったらと言われ、ヨーゼフ2世にどいういう意味ですと言い、ヨーゼフ2世からところどころに感じたのだがつまりと言われ、ヨーゼフ2世がオルシーニ=ローゼンベルク伯爵にそのどう言えばと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵がヨーゼフ2世に音が多すぎると言い、ヨーゼフ2世から音が多すぎると言われ、ヨーゼフ2世にそんなはずはどれも必要な音ばかりですがと言い、ヨーゼフ2世から人間の耳が一晩に聞ける音は限られておると言われ、アントニオ・サリエリがヨーゼフ2世にはい全体的にはおっしゃるとおりと言い、アントニオ・サリエリにそんなバカなと言い、ヨーゼフ2世からあまり気にするな、作品は立派だ、いい仕事をした、余分な音をなくせば、完璧になると言われ、ヨーゼフ2世にどの音でしょうかと言い、フラウ・ウェーバー夫人からヴォルフガング、私よヴォルフガングと呼ばれ、ヨーゼフ2世に下宿の女夫人のフラウ・ウェーバー夫人ですと紹介し、フラウ・ウェーバー夫人がヨーゼフ2世にまあ陛下何という光栄、娘のコンスタンツェは婚約者ですと言われ、カテリナ・カヴァリエリの顔色が変わり、ヨーゼフ2世から本当かと言われ、笑い、ヨーゼフ2世から結婚式はと言われ、ヨーゼフ2世にまだ父の同意を得ていないのではっきり決まっていませんと言い、あははと笑い、ヨーゼフ2世から聞いてもいいかね、年はいくつだと言われ、ヨーゼフ2世に26歳ですと言い、ヨーゼフ2世から魅力的なお嬢さんと結婚してウィーンに住めと言われ、フラウ・ウェーバー夫人がヨーゼフ2世の言葉を聞いて倒れ、ヨーゼフ2世から話は済んだなと言われ、コンスタンツェからお水を水を持ってきて、ヴォルフィーお水をと言われ、カテリナ・カヴァリエリから花束で殴られ、立ち去られ、舞台役者の持っている桶を奪って、フラウ・ウェーバー夫人に水をかけ、フラウ・ウェーバー夫人が目を覚まし、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋にノックもせずに入って来て、カテリナ・カヴァリエリに失礼と言い、カテリナ・カヴァリエリからあの女はまだ気絶と言われ、カテリナ・カヴァリエリにもう大丈夫だと言い、カテリナ・カヴァリエリからまあよかったことと言われ、アントニオ・サリエリから心から成功を祝うよと言われ、アントニオ・サリエリに気に入ったと言い、アントニオ・サリエリからもちろんと言われ、アントニオ・サリエリにあははと笑い、ウィーンで最高の音楽だろと言い、カテリナ・カヴァリエリからコンスタンツェはベッドで最高、きっと百戦錬磨の達人なんでしょう、出なけりゃ結婚なんてと言われ、コンスタンツェが扉をノックして、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋に入って来て、ママが具合が悪いの帰りましょうと言われ、コンスタンツェにもちろんと言い、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋から出ようとして、カテリナ・カヴァリエリからコンスタンツェにダメよ連れて行かないで、今夜の主役よ、コンスタンツェを紹介してと言われ、カテリナ・カヴァリエリにじゃあこれでお先にと言い、コンスタンツェを連れて、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋から出て行き、コンスタンツェとシュテファン大聖堂で結婚式を挙げ、司教がコンスタンツェと共に汝らを神聖なる夫婦の縁で結ぶ、神が結びたもうた縁は、これを離すべからず、父と子と聖霊の御名によりてと言われ、コンスタンツェとキスをして、レオポルト・モーツァルトに手紙で言葉どうり、ウィーンは音楽の都、妻と共に、この都、そして欧州を征服し、裕福になって、必ず呼び寄せますと手紙に書いて送り、フォン・ストラック伯爵になぜ13歳の少女に教えるのに、なぜ委員会が審査などと言い、フォン・ストラック伯爵から陛下のご命令だと言われ、フォン・ストラック伯爵に僕にご不満がと言い、フォン・ストラック伯爵からまさかと言われ、フォン・ストラック伯爵になぜ採用しないと言い、フォン・ストラック伯爵から作曲家は君だけではないのだと言われ、フォン・ストラック伯爵に僕は最も優秀だと言い、フォン・ストラック伯爵からもう少し謙虚になれと言われ、フォン・ストラック伯爵に委員会の顔ぶれはと言い、フォン・ストラック伯爵から宮廷音楽長のボンノ、劇場監督のローゼンベル、宮廷作曲家のサリエリと言われ、フォン・ストラック伯爵になるほどイタリア人か、イタリア人ばかり、音楽バカどものやつらが僕の音楽を審査だとと言い、フォン・ストラック伯爵からいいかね、簡単なことなのだ、この地位に就きたいのなら、作品を提出し、審査を受けろと言われ、フォン・ストラック伯爵に命令か断ると言い、ビリーヤードをやっていて、コンスタンツェから生活費はどうするの、私に物乞いしろとと言われ、コンスタンツェにバカ言うなと言い、コンスタンツェから作品を見せるだけよ、なぜイヤなのと言われ、ビリーヤードでミスショットして、コンスタンツェにうるさい黙れと言い、コンスタンツェから王室の音楽教師の座よ、皆が狙うわと言われ、コンスタンツェに敵はいないさと言い、コンスタンツェからいいえと言われ、コンスタンツェに僕は愛されていると言い、コンスタンツェから甘く見ないでと言われ、コンスタンツェに何でも承知かと言い、演奏会へ行き、アパートに戻って来て、ベッドで泣いているコンスタンツェにどうしたの、なせ泣くの、話してくれ、何があったと言い、コンスタンツェから抱きしめられ、愛しているわと言われ、アントニオ・サリエリの自宅へ行き、アントニオ・サリエリが宮殿から自宅に戻ってきて、アントニオ・サリエリに誰が教師にと言い、アントニオ・サリエリからザマーと言われ、サントニオ・サリエリにザマー能のない凡庸な男だと言い、アントニオ・サリエリからとんでもない凡庸以下だと言われ、アントニオ・サリエリにこの職を逃すわけにいかない、閣下お願いです、宮殿に行き、ヨーゼフ2世に話して下さい、ザマーを教師に選ぶなど最悪だと、姫に音楽的危害を加えますと言い、アントニオ・サリエリから危害を受ける音楽的才能など姫にはないと言われ、アントニオ・サリエリをあははと笑い、アントニオ・サリエリにどうしても生徒が必要です、でないと生活ができないと言い、アントニオ・サリエリから貧乏暮らしじゃあるまいと言われ、アントニオ・サリエリにあいにく文無しですと言い、アントニオ・サリエリからどうしてだ演奏会は成功だと聞いたがと言われ、アントニオ・サリエリに大成功ですとも、常に満席だが、誰も雇ってくれない、娘の教師には避ける、僕が変態か何かのようにと言い、あははと笑い、アントニオ・サリエリに真面目な話、お金を貸してもらえませんか、6ケ月の間だけ、長くても8ケ月と言い、アントニオ・サリエリから半年で運が向いてくるかと言われ、アントニオ・サリエリにそう信じています、欧州中を驚かすような作品を書いています、必ず裕福になれる、倍にして返せます、条件を決めてくださいと言い、アントニオ・サリエリから楽しみだなもっと話してくれと言われ、アントニオ・サリエリにまだ秘密なのでと言い、アントニオ・サリエリから頼むよ聞きたいと言われ、アントニオ・サリエリにうまいこれはと言い、アントニオ・サリエリからクリームチーズに粉砂糖を混ぜ、ラムで香りづけてマスカルポーネだよと言い、アントニオ・サリエリにイタリアと言い、アントニオ・サリエリからやはり祖国の味が一番だからなと言われ、アントニオ・サリエリに200、200フロリンでいいんです、100、50でもと言い、アントニオ・サリエリからどんな作品なのだと言われ、アントニオ・サリエリにそれは言えませんと言い、アントニオ・サリエリから債務者として知られるべきではない、だが、とても裕福な人物を君に紹介してやろう、娘もいるぞと言われ、シュルンベルクの家に行って犬に囲まれ、ミハエル・シュルンベルグが犬たちによさんかうるさいぞと言い、ミハエル・シュルンベルグからようこそ犬のことは気にせんでくれ、わしには子供も同然だと言われ、ミハエル・シュルンベルグにどの犬に教えろとと言い、ミハエル・シュルンベルグからはあはは、面白い、愉快な人だと言われ、ミハエル・シュルンベルグにあははと笑い、シュルンベルク夫人からこのピアノでご満足いただけますかしらと言われ、ミハエル・シュルンベルグがシュルンベルク夫人に満足してくれるともと言い、ガートルード・シュルンベルクをピアノの椅子に座らせ、ピアノの横の椅子に座り、ガートルード・シュルンベルクに何が弾いてください、様子を見るために何でもいいと言い、シュルンベルク夫人がガートルード・シュルンベルクに弾いて恥ずかしがらずにと言い、ミハエル・シュルンベルグがガートルード・シュルンベルクに観客に慣れることも必要だ違うかと言い、ミハエル・シュルンベルグに二人だけにしてください、お互い人見知りをと言い、ミハエル・シュルンベルグがガートルード・シュルンベルクに弾け早く弾かんかと言い、シュルンベルク夫人がミハエル・シュルンベルグにあなたやめてと言い、ミハエル・シュルンベルグに私が弾けばお嬢さんも気が楽にと言い、ガートルード・シュルンベルクに先に失礼と言い、ピアノを弾き、犬が吠え始め、ミハエル・シュルンベルグが吠える犬にやめんかと言い、ミハエル・シュルンベルグから音楽を聞くと吠えるのだと言われ、ミハエル・シュルンベルグが吠える犬にいかんぞ悪い癖を直さんとなと言い、ミハエル・シュルンベルグからさあ弾いてくれ、どうかお願いだと言われ、ピアノを弾きますが、犬が吠えなくなり、ミハエル・シュルンベルグからその調子だと言われ、ミハエル・シュルンベルグが吠えていた犬に静かにと言い、ミハエル・シュルンベルグから弾き続けて、弾き続けろ、癖が直った、実に、素晴らしいと言われ、ミハエル・シュルンベルグにまた犬を調教したいときはお呼び下さい、皆さん失礼しますと言い、ワインを手にして、部屋を出て、シュルンベルクの家を出て、1785年頃、ワインを飲みながら、ウィーンの街中を歩いていて、アパートに戻って来ると、階段の上にレオポルト・モーツァルトかがいて、レオポルト・モーツァルトに呼びかけて、アパートの階段を駆け上がり、レオポルト・モーツァルトと抱き合い、レオポルト・モーツァルトになぜウィーンにと言い、レオポルト・モーツァルトから来ては困るかと言われ、レオポルト・モーツァルトにとんでもない、心から歓迎するよと言い、レオポルト・モーツァルトを部屋に入れ、レオポルト・モーツァルトからやせたな、女房は料理をせんのかと言われ、レオポルト・モーツァルトに一日中ガチョウみたいに食わされますよと言い、レオポルト・モーツァルトから女房は留守かねと言われ、レオポルト・モーツァルトに母親の手伝いをしに行ったんです、母親も優しい人でと言い、ベッドで寝ているコンスタンツェを見て、驚き、コンスタンツェにあははと笑い、家にいたのか、僕の父だ、挨拶は後でいい、早く起きろよと言い、レオポルト・モーツァルトに疲れているんですよ、僕がだらしなくて、後片づけが大変でと言い、レオポルト・モーツァルトからメイドはと言われ、レオポルト・モーツァルトに使っていません、雇おうと言っても、コンスタンツェが家事は自分でするとと言い、レオポルト・モーツァルトから金銭的な状況はと言われ、レオポルト・モーツァルトに上々ですと言い、レオポルト・モーツァルトから噂と違うぞと言われ、レオポルト・モーツァルトにどういう意味です、うまくいってますよ、何もかも順調ですと言い、レオポルト・モーツァルトから借金があるとと言われ、レオポルト・モーツァルトに誰が、誰が言ったんです、大ウソだと言い、レオポルト・モーツァルトから生徒はと言われ、レオポルト・モーツァルトに生徒は取りません、邪魔なんです、作曲に専念したいと言い、レオポルト・モーツァルトから作曲など金にならんと言われ、レオポルト・モーツァルトに金になりますと言い、レオポルト・モーツァルトから内容はと言われ、レオポルト・モーツァルトに秘密ですと言い、レオポルト・モーツァルトから秘密、私は父親だぞと言われ、レオポルト・モーツァルトがピアノの上に置かれた譜面を見ようとして、レオポルト・モーツァルトにやめてください、まだ見せられません、でも約束します、僕の最高の作品で、今までで一番と言い、コンスタンツェが部屋に入って来て、コンスタンツェを見て、駆け寄り、レオポルト・モーツァルトにコンスタンツェが来た、ほらねきれいでしょうと言い、コンスタンツェを抱え上げ、レオポルト・モーツァルトにこれ以上の美人の妻はいないと言い、コンスタンツェからやめて下ろしてと言われ、レオポルト・モーツァルトにお茶、外へ繰り出そう、お祝いだ、お茶など嫌いだろと言い、コンスタンツェに踊りに行こう、父上もパーティーが好きだ、意味がないよ、お茶なんかと言い、コンスタンツェとレオポルト・モーツァルトを連れて、仮装舞踏会に行くために、仮装し、コンスタンツェとレオポルト・モーツァルトと共に仮装舞踏会で踊って楽しみ、コンスタンツェが椅子取りゲームに負け、コンスタンツェに罰が与えられることになり、進行係にあはは重罰をと言い、進行係がコンスタンツェに覚悟しろ脚を見せろと言い、コンスタンツェがスカートを上げて、脚を見せて、あははと笑い、レオポルト・モーツァルトから見つめられ、レオポルト・モーツァルトに笑って見せ、レオポルト・モーツァルトが被り物を取り、睨みつけ、笑うのを止め、レオポルト・モーツァルトにゲームだよと言い、レオポルト・モーツァルトが被り物をかぶり、椅子取りゲームで負けて、大声で笑いして、レオポルト・モーツァルトに歩み寄り、レオポルト・モーツァルトにどんな罰でも従いますと言い、レオポルト・モーツァルトから私とザルツブルグに戻れと言われ、レオポルト・モーツァルトにそんなのダメだ、ここでやれる罰でないとと言い、レオポルト・モーツァルトからゲームは嫌いだと言われ、レオポルト・モーツァルトに罰を言ってと言い、進行係から今流れている曲をバッハ風にピアノで弾きことだと言われ、流れている曲をバッハ風にピアノで弾き、観客は拍手して、進行係からひっくり返せ、その姿勢でピアノを弾けと言われ、仰向けで、鍵盤を見ずに、ピアノを弾き、観客は拍手して、進行係にもっとやろう、次は誰だと言い、進行係からグルック風と言われ、進行係につまらないと言い、進行係からヘンデル風と言われ、進行係に嫌いだ他はと言い、アントニオ・サリエリからサリエリ風と言われ、アントニオ・サリエリに面白い、腕の見せどころだと言い、アントニオ・サリエリをバカにしたようにして、ピアノを弾き、観客は拍手して、1786年頃、ビリーヤード台の上でビリーヤードの玉を転がしながら、オペラ「フィガロの結婚」を作曲をしていて、コンスタンツェから若い娘が来ているわと言われ、コンスタンツェに用件はと言い、コンスタンツェから直接話したいってと言われ、コンスタンツェとレオポルト・モーツァルトと共にロールに会い、ロールからモーツァルト様と言われ、ロールにそうだと言い、ロールからお宅でメイドとして働くよう雇われました、あなたを尊敬するある方がお給料を払ってくれますと言われ、レオポルト・モーツァルトに父上ですねと言い、レオポルト・モーツァルトからは、モーツァルトに私がと言われ、レオポルト・モーツァルトにそうに決まっていると言い、レオポルト・モーツァルトから顔も知らん娘だと言われ、レオポルト・モーツァルトがコンスタンツェに好きにするがよい、出て行くと言い、レオポルト・モーツァルトにいやパパと言い、レオポルト・モーツァルトから私がいると迷惑だろうと言われ、レオポルト・モーツァルトに誰がそんなと言い、レオポルト・モーツァルトからコンスタンツェが言った、私が寝てばかりだとと言われ、ビリーヤード台の上でビリーヤードの玉を転がしながら、オペラ「フィガロの結婚」を作曲を再開し、レオポルト・モーツァルトがウィーンからザルツブルグに帰り、コンスタンツェと共に、グランドピアノを持ち出させて、馬車で出かけ、ヨーゼフ2世が聞いている演奏会でグランドピアノを弾いて、楽団を指揮して、オペラ「フィガロの結婚」作曲し、ヨーゼフ2世から宮殿に呼び出されて、「フィガロの結婚」という戯曲は我が国では禁止だと言われ、ヨーゼフ2世にはいと言い、ヨーゼフ2世から「フィガロの結婚」をオペラにしてるそうだなと言われ、ヨーゼフ2世に誰からお聞きにと言い、ヨーゼフ2世から質問に答えればよい、どうなのだと言われ、ヨーゼフ2世にそうです、曲をつけていますと言い、ヨーゼフ2世からなぜだねと言われ、ヨーゼフ2世に他愛のない喜劇ですよと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からどう思おうとヨーゼフ2世が禁止なさった戯曲だと言われ、ヨーゼフ2世から寛容な人間だ、その私が禁止にするにはそれなりの理由がある、フィガロは有害な芝居だ、階級間の対立を生みフランスでもまずい事態が、妹のアントワネットは近ごろ大衆を恐れとると言われ、ヨーゼフ2世に私のオペラはご心配いりません、難しいことはゼロ、政治は嫌いですと言い、ヨーゼフ2世から無知すぎる、今は不安定な世の中だ、オペラごときで国民を刺激するのはまずいと言われ、ヨーゼフ2世にオペラ「フィガロの結婚」は愛についての軽い喜劇ですと言い、ヨーゼフ2世からまたまた愛かと言われ、ヨーゼフ2世に新しくて誰もが夢中になるような面白いオペラなんです、2幕目のヤマ場は口論している夫婦の二重奏で始まる、そこへ妻のメイドが現れておかしなことになる二重奏が三重奏に、さらに夫の従者が現れ三重奏が四重奏に、庭師も登場して五重奏、これがどんどん続いて六重奏、七重奏、八重奏、何分くらい続くとと言い、ヨーゼフ2世から分からんと言われ、ヨーゼフ2世に当ててください、想像して、お考えの時間より、2倍は長いですと言い、ヨーゼフ2世から6分、7分か、8分と言われ、ヨーゼフ2世に20分ですよ、20分、あはは、語りなしで歌が続くんです、あはは、オペラだから可能です、これが芝居だったら皆が同時にしゃべってわけが分かりません、でもオペラは20人が同時に歌えば美しいハーモニーですと言い、ファン・スヴィーテン男爵から才能は誰も疑わんよ、我々が問題にしとるのは題材だ、政治的な要素がなくてもこの芝居が下品だ、才能を無駄に浪費せず、もっと高尚なテーマを選べと言われ、ファン・スヴィーテン男爵に高尚とはどういうことですか、そんなのはうんざりです、相も変わらず伝説ですか、なぜいつまでも神や伝説をテーマにと言い、ファン・スヴィーテン男爵からなぜなら神や伝説は永久に不滅だからだ、我々にとって永遠のものなのだ、君や私や陛下の魂を高めるオペラを書けと言われ、ボンノ宮廷音楽長からごもっとも男爵が正しいと言われ、ファン・スヴィーテン男爵とボンノ宮廷音楽長に建前なんかよせ、正直に言ってくれ、ヘラクレスなんか、どかが面白い、神話の神は大理石のウンコでもしてろと言い、あははと笑い、ファン・スヴィーテン男爵から何だってと言われ、フォン・ストラック伯爵から口を慎め、正気なのかと言われ、ヨーゼフ2世にお赦しください、僕は下品な男です、でも僕の音楽は違いますと言い、ヨーゼフ2世から熱意は分かるが、熱意だけではいかんと言われ、ヨーゼフ2世にオペラは完成しています、努力の結晶ですと言い、ボンノ宮廷音楽長からヨーゼフ2世は辛抱強く、我慢しておられるのだぞと言われ、ヨーゼフ2世に一度聞いていただければと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からもういいよさんかと言われ、ヨーゼフ2世に出だしだけ、出だしだけでも、説明させてくださいと言い、ヨーゼフ2世から話せと言われ、ヨーゼフ2世に召使いが床を這いまわっています、雇い主の虐待ではなく、部屋を測っているのです、新婚のベッドが部屋に入るかどうかと言い、あははと笑い、オペラ「フィガロの結婚」をリハーサルして、ピアノを弾いて、男性歌手が新婚のベッドが部屋に入るかどうか、部屋を測りながら、歌っていて、女性歌手が服装を整えながら、歌っていて、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵とボンノ宮廷音楽長がオペラ「フィガロの結婚」をリハーサルを観ていて、バレリーナが踊り始め、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から話があると言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に後でと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からダメだ今すぐにと言われ、みんなに5分間休憩にすると言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に何ですと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からバレエのあるオペラは上映禁止なのだぞと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にこれは婚礼の踊りですと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から踊りがいかんのだと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に物語に必要な踊りとバレエは違いますと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から勝手な解釈をするな譜面をよこせと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に譜面を渡し、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵が譜面を見て、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からありがとうと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵が譜面を破り落として、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に何をする止めろと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から削除させてもらうと言われ、アントニオ・サリエリにどうかお力をあなただけが頼りですと言い、アントニオ・サリエリからどうしたのだと言われ、アントニオ・サリエリに劇場監督が曲を大幅にカットして書き直せと、完璧な作品なのに、完璧なものは、書き直せません、監督と話をしてください、お願いですと言い、アントニオ・サリエリから嫌っとるからなと言われ、アントニオ・サリエリにあんなやつ殺してやる、カッとして楽譜を火の中へと言い、アントニオ・サリエリから焼いたのかと言われ、アントニオ・サリエリにいいえ家内が拾いましたと言い、アントニオ・サリエリからよかったと言われ、アントニオ・サリエリにあんな男に作品が分かるかと言い、アントニオ・サリエリから話すならもっと上にヨーゼフ2世に話そうと言われ、アントニオ・サリエリに本当ですかと言い、アントニオ・サリエリから任せたまえと言われ、アントニオ・サリエリの手にキスをして、感謝しますと言い、アントニオ・サリエリから止めてくれ聖人ではないぞと言われ、オペラ「フィガロの結婚」のリハーサルを音楽なしで行い、オペラ「フィガロの結婚」をリハーサルを音楽なしで行い、ヨーゼフ2世が音楽なしの舞台でダンスが踊られるのを観て、ヨーゼフ2世がオルシーニ=ローゼンベルク伯爵に見てみろ、実にくだらん、バカげておる、音楽を付けろ命令だと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から元通りに音楽をつけたまえと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に承知しました劇場監督殿と言い、舞台に向かって宮殿のセットを戻せと言い、指揮を執り、音楽を演奏して、指揮してオペラ「フィガロの結婚」が音楽付きで上演され、アントニオ・サリエリにたった9回の公演でオペラ「フィガロの結婚」を打ち切りとはと言い、アントニオ・サリエリから分かる、ひどいことだ、だが観客には好まれぬ作品だったのだ、そのことを認めねばと言われ、アントニオ・サリエリにでも理由はと言い、アントニオ・サリエリからヨーゼフ2世に限って言えば長すぎたのだよ、4時間もの音楽はヨーゼフ2世には無理だと言われ、アントニオ・サリエリに作品の感想はと言い、アントニオ・サリエリから見事だったと言われ、アントニオ・サリエリに当然です、史上最高のオペラですから、なぜ客が来ないと言い、アントニオ・サリエリから客を過大評価してる、ラストを盛り上げないと、客は拍手してくれんと言われ、アントニオ・サリエリにコツはあなたに習おう、お得意だろうからと言い、アントニオ・サリエリからとんでもない、あつかましいが新作を見ていただきたい、何より光栄だと言われ、アントニオ・サリエリに僕こそ光栄ですよと言い、アントニオ・サリエリからありがとうヴォルフガングと言われ、アントニオ・サリエリにこちらこそアントニオ殿と言い、1787年頃、アントニオ・サリエリが指揮をする新作のオペラを上演し、アントニオ・サリエリが拍手喝さいを浴びるのを見て、ヨーゼフ2世がこの作品は今まで書かれた中で最高のオペラだ、アントニオ・サリエリは音楽という宇宙の輝ける星、ウィーン市民と私の誇りだと言いうのを聞いて、ヨーゼフ2世がアントニオ・サリエリにペンダントをプレゼントするのを見て、観客もアントニオ・サリエリに拍手するのを聞いて、退席し、アントニオ・サリエリの所にやって来て、アントニオ・サリエリから来てくれたかと言われ、アントニオ・サリエリにもちろんと言い、アントニオ・サリエリからそれで気に入ったかと言われ、アントニオ・サリエリに誰にも書けない音楽ですよと言い、アントニオ・サリエリからお世辞だと言われ、アントニオ・サリエリにいいえあのような音を聞いて頭に浮かぶのはサリエリと言い、指揮してオペラ「ドン・ジョヴァンニ」が上演し、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」が終わると、観客から拍手が沸き起こり、エマヌエル・シカネーダーや役者たちを連れて、アパートに戻り、コンスタンツェに親友のシカネーダーだ遠慮するなよと言い、エマヌエル・シカネーダーや役者たちにコンスタンツェを紹介しようと言い、コンスタンツェからザルツブルクからと言われ、コンスタンツェにザルツブルク、その話をしてたんだと言い、コンスタンツェからレオポルト・モーツァルトがお亡くなりにと言われ、1791年頃、暖炉に当たりながら、酒を飲みながら、作曲を続けていて、ノックされたドアを開けて、レオポルト・モーツァルトが仮装舞踏会で着た衣装を着たアントニオ・サリエリを見て驚き、アントニオ・サリエリから笑った顔のお面を見せられて、モーツァルトと言われ、うなずき、アントニオ・サリエリから仕事を頼みたいと言われ、アントニオ・サリエリに何の仕事と言い、アントニオ・サリエリから鎮魂曲、レクイエムだと言われ、アントニオ・サリエリに鎮魂曲、誰が死んだんだと言い、アントニオ・サリエリから臨終のミサを受けずに、世を去った者と言われ、アントニオ・サリエリにあんたはと言い、アントニオ・サリエリから使いの者だ、受けてくれるか、金ははずむと言われ、アントニオ・サリエリから金の入った袋を差し出され、アントニオ・サリエリから受けるかと言われ、アントニオ・サリエリから金の入った袋を奪い取り金を確認し、アントニオ・サリエリから至急頼む、だが他言はしてはならん、近いうちに来ると言われ、アントニオ・サリエリが振り返り、怒った顔のお面を見せて、立ち去り、アントニオ・サリエリを見送り、アパートのドアを閉め、レオポルト・モーツァルトの絵を見て、窓から立ち去るアントニオ・サリエリを見て、コンスタンツェがドアを開けて、見われて、コンスタンツェから声をかけられ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵が指揮を執るオペラ「シカネーダの喜劇」をコンスタンツェとカール・モーツァルトと共に観劇して、オペラ「シカネーダの喜劇」が終わり、幕が閉じられ、観客が拍手して、オペラを終えたエマヌエル・シカネーダーがやって来て、エマヌエル・シカネーダーから感想はと言われ、エマヌエル・シカネーダーに面白かった、小人が最高だ、馬も良いと言い、エマヌエル・シカネーダーからここでオペラ「ドン・ジョヴァンニ」をやったら、きっと大成功したぞ、君にはこれだ、気取った宮廷には向かない、奇想天外なものほど客は喜ぶ、夢を求めているんだ、俺のために派手な役を書け、受けそうな曲も数曲、後は任せろ、俺が大成功を保証すると言われ、コンスタンツェにどう思うと言い、エマヌエル・シカネーダーがコンスタンツェに興行収入の半分ではと言い、コンスタンツェに興収の半分、悪くないと言い、エマヌエル・シカネーダーが舞台に戻って行き、コンスタンツェから断ってと言われ、コンスタンツェになぜ大金だぞと言い、コンスタンツェからいつもらえるの、今すぐお金がいるのよ、エマヌエル・シカネーダーは信用できない、あなたの曲を下品にしたわと言われ、コンスタンツェにすごく喜んでたよなと言い、コンスタンツェから興収の半分なんて口先よ、すぐお金が欲しいと言われ、コンスタンツェに欲しいモノはつかめよと言い、コンスタンツェからやめてよ、欲しいのはお金なのよと言われ、シュルンベルグ家に行き、ミハエル・シュルンベルグからしばらくだ何の用かねと言われ、ミハエル・シュルンベルグにガートルード・シュルンベルクに音楽の手ほどきをしにと言い、ミハエル・シュルンベルグからガートルード・シュルンベルクは結婚して、マンハイムにいると言われ、ミハエル・シュルンベルグにそうですか、あはは、では、もしやシュルンベルグ夫人が音楽に興味でもおありではと言い、ミハエル・シュルンベルグからどういうころだねと言われ、ミハエル・シュルンベルグに誰一人として僕を雇ってくれないので金を貸してもらえませんかと言い、ミハエル・シュルンベルグから何のためにと言われ、ミハエル・シュルンベルグに稼げないなら借りるしかないと言い、ミハエル・シュルンベルグから世間を甘く見るなと言われ、ミハエル・シュルンベルグに確かにその通りですとも、でも僕には才能があなたには金がある、才能を提供するから金をいただきたいと言い、ミハエル・シュルンベルグからそれは無理だと言われ、ミハエル・シュルンベルグにお願いですと言い、ミハエル・シュルンベルグからあいにくだが断ると言われ、ミハエル・シュルンベルグに頼みます、どうかお願いですと言い、ミハエル・シュルンベルグから立ち去られ、メイドに追い出され、アパートで作曲に没頭し、アパートが激しくノックされ、コンスタンツェからヴォルフィーと声をかけられ、アパートのドアが激しくノックされているのに気が付き、コンスタンツェに出るなと言い、コンスタンツェからなぜと言われ、コンスタンツェに言うんだ、留守だが作曲は進んでいると、追い返せと言い、コンスタンツェがアパートのドアを開け、エマヌエル・シカネーダーが部屋に入って来て、譜面を手にして、何だレクイエム、葬式用かと言い、飛び出てきて、エマヌエル・シカネーダーに触れるな、これは君のためじゃないと言い、エマヌエル・シカネーダーから悪かった、俺の曲はできたかと言われ、エマヌエル・シカネーダーに何と言い、エマヌエル・シカネーダーから俺の大衆オペラだよと言われ、エマヌエル・シカネーダーにああと言い、エマヌエル・シカネーダーから見せろと言われ、エマヌエル・シカネーダーにダメだと言い、エマヌエル・シカネーダーからなぜだと言われ、エマヌエル・シカネーダーにまだできてないと言い、あははと笑い、エマヌエル・シカネーダーが椅子に座り、エマヌエル・シカネーダーからいいか来週からリハーサルを始めると言ったはずだと言われ、エマヌエル・シカネーダーに間に合うと言い、エマヌエル・シカネーダーから譜面はどこだと言われ、エマヌエル・シカネーダーに頭の中さもう完成している、あとは書くだけ、書いて、飲んで、書く、飲むかと言い、エマヌエル・シカネーダーから貴様、大勢の役者を抱えていると言われ、エマヌエル・シカネーダーがモーツァルトにつかみかかり、エマヌエル・シカネーダーから金がかかるんだ、曲なしじゃ、リハーサルもできん、書いてくれ、紙に書け、頭の中にあっても、何の意味もない、死者の曲などクソ食らえだと言われ、エマヌエル・シカネーダーがアパートから出て行き、明かりを落として、作曲をしていて、火のついたロウソクが乗っている燭台を持って、カール・モーツァルトが寝ている寝室に行き、カール・モーツァルトを見て、カール・モーツァルトにキスをして、寝室を出て、レオポルト・モーツァルトの肖像画を見て、あははと笑いながら、踊り出し、アパートのドアがノックされるのに気が付き、アパートのドアを開けて、黒い前は笑顔で後ろは怒った顔の仮面と黒いマントを身に付けたアントニオ・サリエリがいて、アントニオ・サリエリにまだできていないと言い、アントニオ・サリエリからやる気がないのかと言われ、アントニオ・サリエリに違う、そうじゃない、約束する、最高の作品を書くよ、妻のコンスタンツェだ、僕の病気も治ったしと言い、コンスタンツェが寝室から起き出して、仮装したアントニオ・サリエリを見て、アントニオ・サリエリにもう元気です、一所懸命に仕事をしていますと言い、アントニオ・サリエリにあと2週間待って欲しいと言い、アントニオ・サリエリから早く完成すれば、報酬を追加する、精を出せと言われ、アントニオ・サリエリが振り返り、怒った顔の仮面と黒いマントを見せつけて帰り、ドアを閉めて、コンスタンツェから頭が変よ、お金にならない大衆オペラは止めて、今の人は亡霊じゃない、本物のお金をくれるのよ、なぜ彼の曲を書かないの?納得できる理由を言ってと言われ、コンスタンツェに死神だと言い、コンスタンツェから酔っているのね、また飲んだんでしょう、あんまりだわ、あなたが心配だから、力になってあげたいのに、酔って支離滅裂なことはかりいうのねと言われ、コンスタンツェに寝てろよと言い、コンスタンツェから泣きつかれて、コンスタンツェからお願いそばにいさせて一緒にいたいのと言われ、コンスタンツェが作曲している横で椅子に座って寝ていて、アパートを抜け出して、小さな小屋の中で、ピアノを弾きながら、エマヌエル・シカネーダーたちと役者たちと共に、楽しくお酒を飲んで、雪降る中を独りで歩いていて、アパートに戻って来て、静かに部屋に入り、コンスタンツェに呼びかけ、コンスタンツェとカール・モーツァルトがいなくなり、部屋が空になっているのを目にして、コンスタンツェを探して回り、フラウ・ウェーバー夫人からコンスタンツェに言ったのよ、子供を連れて家を出なさい、お金をあげるから温泉で静養をして、びっくりしたわ、娘のやつれた姿を見て、思わず目を疑ったほどよ、あなたは鬼のような人でなしだわ、音楽のことしか考えていない、大人のなり損ない、稼ぎもないロクデナシ、身勝手な奴と言われ、大衆オペラの曲を思いつき、オペラ「魔笛」を完成させ、上演し、指揮し、フラウ・ウェーバー夫人がオペラ「魔笛 K.620 第2幕:夜の女王のアリア 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」を歌い、オペラ「魔笛」を指揮しながら、体調を崩し、小さな鍵盤楽器を演奏するためにオルシーニ=ローゼンベルク伯爵が指揮を執り、小さな鍵盤楽器を演奏している途中で倒れ、気を失って、役者たちによって楽屋裏に運び出され、横にさせられ、アントニオ・サリエリの指示で役者たちに運ばれ、馬車に乗せられ、目覚めて、アントニオ・サリエリを見て驚き、アントニオ・サリエリに舞台はと言い、アントニオ・サリエリからもう終わったよと言われ、アントニオ・サリエリの指示で馬車の御者によってアパートに運び込みまれ、ベッドに横たえられ、アントニオ・サリエリからコンスタンツェはどこにいると言われ、アントニオ・サリエリに具合がよくないので静養に、あなたは本当に親切な方だ、感謝しますと言い、アントニオ・サリエリから何を言うと言われ、アントニオ・サリエリにオペラを観に来て下さった、知人ではあなただけだと言い、アントニオ・サリエリから君の作品を見逃すものかと言われ、アントニオ・サリエリに大衆オペラだと言い、アントニオ・サリエリからとんでもない極めつけの作品だよ傑作オペラだ、私の知る限り、君は最高のオペラ作曲家だと言われ、アントニオ・サリエリに本当にと言い、アパートの入口のドアがノックされ、アントニオ・サリエリに彼だと言い、アントニオ・サリエリから誰だと言われ、アントニオ・サリエリにあいつだ、やって来たんだ、帰れと、曲はまだ完成していないから、いや待ってくれ。できれば、少し金をくれたら、助かると言ってくれと言い、アントニオ・サリエリがモーツァルトを寝室に残して、寝室のドアを閉めて、アントニオ・サリエリが寝室に戻って来て、アントニオ・サリエリに彼は何てと言い、アントニオ・サリエリからお金を見せられて、渡され、明晩までの完成なら、100ダカット払うとと言われ、アントニオ・サリエリにそんなに、でも明日の晩までなんて、とても無理だ、100ダカットと言い、アントニオ・サリエリからそうだと言われ、アントニオ・サリエリに時間がないと言い、アントニオ・サリエリからよければ手伝おうかと言われ、アントニオ・サリエリに本当にお願いすると言い、アントニオ・サリエリに歌詞、曲の音から始まる音階、テンポを教えて、歌手ごとに、楽器ごとに、楽譜に書き込ませ、アントニオ・サリエリから楽譜を受け取り、確認して、レクイエムをアントニオ・サリエリと共に作曲し終えて、アントニオ・サリエリに疲れていないかと言い、アントニオ・サリエリからいや疲れていないと言われ、アントニオ・サリエリにしばらく休息してから仕上げようと言い、寝て、夜が明けて、アントニオ・サリエリがカール・モーツァルトのベットで寝て、目覚めて、カール・モーツァルトを見て、コンスタンツェが近づいて行き、コンスタンツェからただいま。会いたかったわ、言って、私が必要だと、もっと尽くすわと言われ、コンスタンツェが楽譜を見て、コンスタンツェからこれは何と言われ、コンスタンツェが楽譜をガラスケースに入れ、コンスタンツェから呼び起こされますが、亡くなっています。

レオポルト・モーツァルト

レオポルト・モーツァルトは、ロイ・ドートリスが演じるモーツァルトの父親で、1763年頃、モーツァルトに目隠しをしてピアノを演奏させ、モーツァルトを椅子に立ってバイオリンを演奏させ、1782年頃、コロレード大司教からもうモーツァルトは雇わんと言われ、コロレード大司教にですがと言い、コロレード大司教からモーツァルトは恥知らずで、思い上がっとると言われ、コロレード大司教に確かにその通りです、その責任はすべて私にあります、甘すぎました、お願いです、もう一度チャンスを下さいと言い、コロレード大司教から免じようと言われ、コロレード大司教にありがたい、大司教陛下、感謝しますと言い、前に膝まづいて、指輪にキスをして、コロレード大司教から帰るように促され、モーツァルトに重大な知らせだ、ウィーンに行く結婚のことはそれまで待て、一生をお前に捧げた父親の頼みだ、言うとおりにしてくれと手紙に書いて送り、モーツァルトから手紙で言葉どうり、ウィーンは音楽の都、妻と共に、この都、そして欧州を征服し、裕福になって、必ず呼び寄せますと手紙に書いて送られ、モーツァルトからの手紙を握りつぶし、1785年頃、アパートの階段の上でモーツァルトが帰って来るのを待っていて、モーツァルトからパパ、父上と言われ、モーツァルトがアパートの階段を駆け上がり、モーツァルトと抱き合い、モーツァルトからはなぜウィーンにと言われ、モーツァルトに来ては困るかと言い、レオポルト・モーツァルトにとんでもない、心から歓迎するよと言い、モーツァルトのアパートに入り、テーブルに置かれたカードを見て、ピアノに置かれた2つの譜面とグラスを見て、モーツァルトにやせたな、女房は料理をせんのかと言い、モーツァルトから一日中ガチョウみたいに食わされますよと言われ、モーツァルトに女房は留守かねと言い、モーツァルトから母親の手伝いをしに行ったんです、母親も優しい人でと言われ、モーツァルトがコンスタンツェにあははと笑い、家にいたのか、僕の父だ、挨拶は後でいい、早く起きろよと言い、モーツァルトから疲れているんですよ、僕がだらしなくて、後片づけが大変でと言われ、モーツァルトにメイドはと言い、モーツァルトから使っていません、雇おうと言っても、コンスタンツェが家事は自分でするとと言われ、モーツァルトに金銭的な状況はと言い、モーツァルトから上々ですと言われ、モーツァルトに噂と違うぞと言い、モーツァルトからどういう意味です、うまくいってますよ、何もかも順調ですと言われ、モーツァルトに借金があるとと言い、モーツァルトから誰が、誰が言ったんです、大ウソだと言われ、モーツァルトに生徒はと言い、モーツァルトから生徒は取りません、邪魔なんです、作曲に専念したいと言われ、モーツァルトに作曲など金にならんと言い、モーツァルトから金になりますと言われ、モーツァルトに内容はと言い、モーツァルトから秘密ですと言われ、モーツァルトに秘密、私は父親だぞと言い、ピアノの上に置かれた譜面を見ようとしますが、モーツァルトからやめてください、まだ見せられません、でも約束します、僕の最高の作品で、今までで一番と言われ、モーツァルトからコンスタンツェが来た、ほらねきれいでしょう、これ以上の美人の妻はいないと言われ、コンスタンツェにもしかして腹に子供がと言い、コンスタンツェからええこの上なく幸せです、お茶でもと言われ、モーツァルトからお茶、外へ繰り出そう、お祝いだ、お茶など嫌いだろと言われ、モーツァルトとコンスタンツェと共に仮装舞踏会に行くために、仮装して、黒い前は笑顔で後ろは怒った顔の仮面と黒いマントを身に付け、モーツァルトとコンスタンツェと共に仮装舞踏会で踊って楽しみ、モーツァルトを見つめ、モーツァルトから笑って見せられ、被り物を取り、モーツァルトを睨みつけ、モーツァルトが笑うのを止め、モーツァルトからゲームだよと言われ、被り物をかぶり、モーツァルトが椅子取りゲームで負けて大声で笑い、進行係からご子息に罰をと言われ、モーツァルトからどんな罰でも従いますと言われ、モーツァルトに私とザルツブルグに戻れと言い、モーツァルトからそんなのダメだ、ここでやれる罰でないとと言われ、モーツァルトにゲームは嫌いだと言い、罰を言わず、様子を見て、1786年頃、コンスタンツェとモーツァルトと共にロールに会い、ロールがモーツァルトにお宅でメイドとして働くよう雇われました、あなたを尊敬するある方がお給料を払ってくれますと言い、モーツァルトから父上ですねと言われ、モーツァルトに私がと言い、モーツァルトからそうに決まっていると言われ、モーツァルトに顔も知らん娘だと言い、ロールに何かの冗談かと言い、ロールからいいえと言われ、ロールにすまんが断る、そのような申し出は受けられん、一体誰がこんなことをと言い、ロールからそれは言えませんと言われ、ロールにバカげとると言い、コンスタンツェからモーツァルトの崇拝者はウィーンに大勢います、贈り物も届くわと言われ、コンスタンツェに紹介状もないメイドだぞと言い、コンスタンツェからそんなの関係ないわと言われ、コンスタンツェに見ず知らずの女を家に入れるのかと言い、コンスタンツェからお父様の家じゃないし、こんなにお世話しているのに、文句ばかり言うのね、ひどいわ、全部言ってやるわ、ウンザリよ、何をしても批判ばかりと言われ、コンスタンツェに好きにするがよい出て行くと言い、モーツァルトからいやパパと言われ、モーツァルトに私がいると迷惑だろうと言い、モーツァルトから誰がそんなと言われ、モーツァルトにコンスタンツェが言った、私が寝てばかりだとと言い、ウィーンからザルツブルグに帰り、1787年頃、亡くなります。

フランチェスコ・サリエリ

フランチェスコ・サリエリは、ピーター・ディゲスが演じるアントニオ・サリエリの父親で、アントニオ・サリエリにある作曲家としての才能を見出すことができずに、アントニオ・サリエリからモーツァルトのようになりたいと言われたら、アントニオ・サリエリに猿回しの猿になりたいのか、サーカスのように欧州を連れ回されたいのかと言い、アントニオ・サリエリが作曲家になる障害になっていて、家族と共に食事をしているときに食事を喉に詰まらせ、亡くなります。

コロレード大司教

コロレード大司教は、ニコラス・ケブロスが演じるザルツブルクの大司教で、ウィーンに宮廷があり、レオポルト・モーツァルトとモーツァルトの雇用主で、ウィーンの宮廷でモーツァルトに演奏会をさせようとしますが、司祭からモーツァルトがいませんと言われ、モーツァルト抜きで演奏会を始め、セレナーデ「変ロ長調 K.361 第3楽章:グラン・パルティータ」を演奏し、コロレード大司教は、部屋に入って来たモーツァルトを見て、モーツァルトが部屋の中央に歩いて行き、演奏の指揮を執り行い、司祭から閣下と呼ばれ、モーツァルトに呼びかけ、モーツァルトからおじきをされ、モーツァルトになぜだねと言い、モーツァルトから何がですと言われ、モーツァルトに恥をかかせおって、客の前で、雇われ人のお前が、立場をわきまえたらどうだと言い、モーツァルトからご不満でしたら、どうぞクビにと言われ、モーツァルトにだたちにザルツブルクに戻りたまえ、父上が帰りを待っておるぞと言い、モーツァルトからイヤです、いっそ、クビにして、いただいたほうがいいと言われ、モーツァルトにクビにする気はない、身のほどを知り、今後も私に仕えたまえと言い、合図を送り、モーツァルトを部屋から追い出し、扉を閉めさせ、モーツァルトが扉を開けて、人々の様子を見せつけられ、合図を送り、扉を閉めさせ、1782年頃、レオポルト・モーツァルトにもうモーツァルトは雇わんと言い、レオポルト・モーツァルトからですがと言われ、レオポルト・モーツァルトにモーツァルトは恥知らずで、思い上がっとると言い、レオポルト・モーツァルトから確かにその通りです、その責任はすべて私にあります、甘すぎました、お願いです、もう一度チャンスを下さいと言われ、レオポルト・モーツァルトにお前を免じようと言い、レオポルト・モーツァルトからありがたい、大司教陛下、感謝しますと言われ、前に膝まづいて、指輪にキスをされ、合図を送り、レオポルト・モーツァルトを帰します。

コンスタンツェ

コンスタンツェは、エリザベス・ベリッジが演じるモーツァルトが下宿するウェーバー夫人の娘で、モーツァルトのことをヴォルフィーと呼び、1781年頃、コロレード大司教のウィーンにある宮廷で、声を上げながら、扉を開けて、部屋に入って来て、扉を閉めて、テーブルの陰に隠れ、モーツァルトが部屋に入って来るのを確認して、テーブルの下からモーツァルトを驚かして、モーツァルトに捕まえられ、モーツァルトにやめて、やめてよと言い、モーツァルトからここにいる、やめるよ、ゆっくりと、こんなふうににね、やめたよ、側においでと言われ、モーツァルトにいやと言い、モーツァルトから知っているかい、ここでは何もかも逆さま、歩くのも、踊るのも、歌うのも、話すもの逆さまと言われ、モーツァルトにバカみたいと言い、モーツァルトからオナラも逆さまだ、あはは、キスにツケ、キスにツケと言われ、モーツァルトにあなた頭がヘンよと言い、モーツァルトからいや逆に言え、くそバカ女、キスにツケだよと言われ、モーツァルトにキスにツケ、ケツにキス、ケツにキスと言い、モーツァルトから笑われ、モーツァルトからコンケツ、コンケツしよう本気だよと言われ、モーツァルトにいや、コンケツしよう、ケッコン、あなたと結婚、絶対にイヤよと言い、モーツァルトからイアしていると言われ、モーツァルトにイアしている、アイしている、愛していると言い、モーツァルトとキスをして、モーツァルトからソクくえと言われ、胸にキスをされ、モーツァルトにクソを食え、何て人なのと言い、モーツァルトからは笑われ、モーツァルトからシーと言われ、モーツァルトを追って、部屋に入って来て、演奏の指揮を執っているモーツァルトを見て笑みを浮かべ、モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」が終わると立ち上がって拍手して、舞台に向かい、フラウ・ウェーバー夫人がモーツァルトにヴォルフガング、私よヴォルフガングと言い、モーツァルトがヨーゼフ2世に下宿の女夫人のフラウ・ウェーバー夫人ですと紹介し、フラウ・ウェーバー夫人からヨーゼフ2世にまあ陛下、何という光栄、モーツァルトの婚約者ですと言われ、ヨーゼフ2世から愛らしいここへと言われ、衛兵によって舞台に上げられ、ヨーゼフ2世からモーツァルトと結婚してウィーンに住めと言われ、フラウ・ウェーバー夫人がヨーゼフ2世の言葉を聞いて倒れ、モーツァルトにお水を水を持ってきて、ヴォルフィーお水をと言い、モーツァルトがフラウ・ウェーバー夫人に水をかけて、フラウ・ウェーバー夫人が目を覚まし、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋の扉がノックして、カテリナ・カヴァリエリからどうぞと言われ、扉を開けて、モーツァルトにママが具合が悪いの帰りましょうと言い、モーツァルトからもちろんと言われ、カテリナ・カヴァリエリからダメよモーツァルトを連れて行かないで、今夜の主役よ、紹介してと言い、モーツァルトに連れられて、カテリナ・カヴァリエリがいる楽屋から出て行き、モーツァルトとシュテファン大聖堂で結婚式を挙げ、司教がモーツァルトと共に汝らを神聖なる夫婦の縁で結ぶ、神が結びたもうた縁は、これを離すべからず、父と子と聖霊の御名によりてと言われ、モーツァルトとキスをして、ビリーヤードをやっているモーツァルトに生活費はどうするの、私に物乞いしろとと言い、モーツァルトからバカ言うなと言われ、モーツァルトに作品を見せるだけよ、なぜイヤなのと言い、モーツァルトがビリーヤードでミスショットして、モーツァルトからうるさい黙れと言われ、モーツァルトに王室の音楽教師の座よ、皆が狙うわと言い、モーツァルトから敵はいないさと言われ、モーツァルトにいいえと言い、モーツァルトから僕は愛されていると言われ、モーツァルトに甘く見ないでと言い、モーツァルトから何でも承知かと言われ、アントニオ・サリエリが部屋に入って来て、アントニオ・サリエリに陛下と言い、アントニオ・サリエリからご用件は何ですかと言われ、アントニオ・サリエリにモーツァルトの代理で来ました、音楽教師の審査のため作品を持ってと言い、アントニオ・サリエリからそれはどうも、なぜモーツァルトが来ないと言われ、アントニオ・サリエリにあいにくとても忙しくてと言い、アントニオ・サリエリからそうですか出来るだけ早く拝見します光栄だと言われ、アントニオ・サリエリに今すぐに見ていただけませんか待ちますと言い、アントニオ・サリエリから残念だが時間がない、今は無理だ、楽譜は預かりますと言われ、アントニオ・サリエリにそれは困ります、モーツァルトはこのことを知りませんと言い、アントニオ・サリエリから何もと言われ、アントニオ・サリエリに勝手に伺ったんですと言い、アントニオ・サリエリからなるほどと言われ、アントニオ・サリエリにどうかお力添えを、この仕事が必要なんです、モーツァルトは稼ぐ以上にお金を使って、一日中働いても追いつきません、お金のことなど考えないんです、湯水のように使い果してしまってと言い、アントニオ・サリエリから召し上がりませんか、これをご存じで、ヴィーナスの乳首という菓子で、ブランデー漬けの栗ですよ、さあどうぞ、うまいですよと言われ、ヴィーナスの乳首を食べて、アントニオ・サリエリに美味しいわ、陛下はいい方ねと言い、アントニオ・サリエリから閣下はやめてくれ、もっと親しく宮廷作曲家とはいえ田舎町の生まれだご主人と同じだ、楽譜を預かるのはどうしてもまずいですかなと言われ、アントニオ・サリエリにそうしたいですけどやはり無理です、モーツァルトに知られたら叱られます、オリジナルですしと言い、アントニオ・サリエリからオリジナルと言われ、アントニオ・サリエリに写しは作りませんと言い、アントニオ・サリエリがモーツァルトの楽譜を開けて見て、アントニオ・サリエリからこの楽譜はオリジナルですかと言われ、アントニオ・サリエリにええと言い、アントニオ・サリエリは立ち上がってモーツァルトの楽譜を開けて見て、アントニオ・サリエリが手にしていたモーツァルトの楽譜を落として、アントニオ・サリエリにダメですかと言い、アントニオ・サリエリから奇跡的だと言われ、アントニオ・サリエリにモーツァルトも作品に誇りを持っています、お力添えをと言い、椅子から立ち上がり、床に落ちた楽譜を拾い集めて、アントニオ・サリエリから明晩ヨーゼフ2世と食事をする、モーツァルトの採用をお勧めしようと言われ、アントニオ・サリエリにありがとうございます閣下と言い、アントニオ・サリエリから今夜来たまえと言われ、アントニオ・サリエリに今夜と言い、アントニオ・サリエリから一人でと言われ、アントニオ・サリエリに何のためにと言い、アントニオ・サリエリから礼をするのが当然だろう、違うかと言われ、アントニオ・サリエリに何のことかと言い、アントニオ・サリエリから分からんか、大勢が狙っている地位だ、モーツァルトを採用させたいのなら、今夜来いと言われ、アントニオ・サリエリに私は人妻ですと言い、アントニオ・サリエリからではよせ、あなた次第だ、物事には代償が必要だと言われ、アントニオ・サリエリが立ち去り、夜に一人でアントニオ・サリエリのところにやって来て、アントニオ・サリエリの従者に案内され、部屋に通されて、笑顔でこんばんわ、来ましたわ、モーツァルトは一人で演奏会へ、私には退屈だと、どの部屋へ、ここでいいいかが、作品をご覧になりたい、もう必要ないかしら、そのようねと言い、モーツァルトの楽譜を床に落として、帽子を取り、服を脱ぎ始め、上半身を裸になり、アントニオ・サリエリが呼び鈴を鳴らして、アントニオ・サリエリの従者が部屋に入って来て、上半身を裸のコンスタンツェを見て驚き、アントニオ・サリエリがアントニオ・サリエリの従者にお見送りしろと言い、部屋から出て、アントニオ・サリエリに燭台を投げつけ、モーツァルトがアパートに戻って来て、モーツァルトからベッドで泣いているのでどうしたの、なせ泣くの、話してくれ、何があったと言われ、モーツァルトを抱きしめ、モーツァルトに愛しているわと言い、1785年頃、レオポルト・モーツァルトがアパートにやって来たときに、ベッドで寝ていて、モーツァルトからあははと笑われ、家にいたのか、僕の父だ、挨拶は後でいい、早く起きろよと言われ、部屋に入って来て、モーツァルトが駆け寄り、抱え上げ、レオポルト・モーツァルトにこれ以上の美人の妻はいないと言われ、モーツァルトにやめて下ろしてと言い、レオポルト・モーツァルトにこんな姿でと言い、レオポルト・モーツァルトからもしかして腹に子供がと言われ、レオポルト・モーツァルトにええこの上なく幸せです、お茶でもと言い、モーツァルトから踊りに行こう、父上もパーティーが好きだ、意味がないよ、お茶なんかと言われ、モーツァルトに連れられて、仮装舞踏会に行くために仮装し、モーツァルトとレオポルト・モーツァルト共に仮装舞踏会で踊って楽しみ、椅子取りゲームに負けて、進行係から罰を与えるぞと言われ、モーツァルトからにあはは重罰をと言われ、進行係から覚悟しろ脚を見せろと言われ、観客が盛り上がり、スカートを上げて、脚を見せて、1786年頃、モーツァルトのいる部屋に入り、モーツァルトに声をかけ、モーツァルトから何だと言われ、モーツァルトに若い娘が来ているわと言い、モーツァルトから用件はと言われ、モーツァルトに直接話したいってと言い、モーツァルトとレオポルト・モーツァルトと共にロールに会い、ロールがモーツァルトにお宅でメイドとして働くよう雇われました、あなたを尊敬するある方がお給料を払ってくれますと言い、喜び、レオポルト・モーツァルトがロールにバカげとると言い、レオポルト・モーツァルトにちっともモーツァルトの崇拝者はウィーンに大勢います、贈り物も届くわと言い、レオポルト・モーツァルトから紹介状もないメイドだぞと言われ、レオポルト・モーツァルトにそんなの関係ないわと言い、ロールにお給料はその方がと言い、ロールからそうですと言われ、レオポルト・モーツァルトから見ず知らずの女を家に入れるのかと言われ、レオポルト・モーツァルトにお父様の家じゃないわと言い、ロールにそこで待っててと言い、ロールからはいと言われ、レオポルト・モーツァルトにこんなにお世話しているのに、文句ばかり言うのね、ひどいわ、全部言ってやるわ、ウンザリよ、何をしても批判ばかりと言い、レオポルト・モーツァルトから好きにするがよい、出て行くと言われ、レオポルト・モーツァルトに食事のときしか部屋から出てこないわと言い、レオポルト・モーツァルトからどこにいろと、ここには足の踏み場もなく、散らかっていると言われ、レオポルト・モーツァルトに私が家事が下手だと言いたいのねと言い、ロールにいつから働けると言い、ロールから今からでもと言われ、モーツァルトと共にグランドピアノを持ち出させて、馬車で出かけ、モーツァルトがヨーゼフ2世が聞いている演奏会でグランドピアノを弾いて、楽団を指揮しているのを見て、嬉しそうにしていて、モーツァルトが指揮をしてオペラ「フィガロの結婚」が音楽付きで上演され、2階席からオペラ「フィガロの結婚」を観劇して、喜び、1787年頃、コンスタンツェは、モーツァルトのアパートの中で、モーツァルトの帰りを待ち、モーツァルトがエマヌエル・シカネーダーや役者たちをモーツァルトのアパート連れてきて、モーツァルトから親友のシカネーダーだ、遠慮するなよと言われ、モーツァルトがエマヌエル・シカネーダーや役者たちに紹介しようと言われ、モーツァルトにザルツブルクからと言い、モーツァルトからザルツブルク、その話をしてたんだと言われ、モーツァルトにレオポルト・モーツァルトがお亡くなりにと言い、1791年頃、ドアを開けて、レオポルト・モーツァルトが仮装舞踏会で着た衣装を着たアントニオ・サリエリを見送るモーツァルトを見て、モーツァルトに声をかけて、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵が指揮を執るオペラ「シカネーダの喜劇」をモーツァルトとカール・モーツァルトと共に観劇して、小人たちが現れて、カール・モーツァルトと共に拍手して、オペラ「シカネーダの喜劇」が終わり、幕が閉じられ、観客が拍手して、オペラを終えたエマヌエル・シカネーダーがやって来て、エマヌエル・シカネーダーがモーツァルトにここで派手な役を書け、受けそうな曲も数曲、後は任せろ、俺が大成功を保証すると言い、モーツァルトからどう思うと言われ、エマヌエル・シカネーダーに報酬はと言い、エマヌエル・シカネーダーからマネージャーだな、どうだろう、興行収入の半分ではと言われ、モーツァルトから興収の半分、悪くないと言われ、エマヌエル・シカネーダーに今のお金は、いくらもらえるの、手付よと言い、エマヌエル・シカネーダーから手付、俺は皇帝じゃないぞ、もう行かないと、ゆっくり楽しんでけと言われ、エマヌエル・シカネーダーが舞台に戻って行き、モーツァルトに断ってと言い、モーツァルトからなぜ大金だぞと言われ、モーツァルトにいつもらえるの、今すぐお金がいるのよ、エマヌエル・シカネーダーは信用できない、あなたの曲を下品にしたわと言い、モーツァルトからすごく喜んでたよなと言われ、モーツァルトに興収の半分なんて口先よ、すぐお金が欲しいと言い、モーツァルトから欲しいモノはつかめよと言われ、モーツァルトにやめてよ、欲しいのはお金なのよと言い、アパートが激しくノックされ、モーツァルトにヴォルフィーと声をかけ、モーツァルトがアパートのドアが激しくノックされているのに気が付き、モーツァルトから出るなと言われ、モーツァルトになぜと言い、モーツァルトから言うんだ、留守だが作曲は進んでいると、追い返せと言われ、アパートのドアを開け、エマヌエル・シカネーダーからお邪魔かねと言われ、エマヌエル・シカネーダーにいいえと言い、エマヌエル・シカネーダーからそれは良かった、モーツァルトはと言われ、エマヌエル・シカネーダーに留守よ、作曲は進んでいるとと言い、エマヌエル・シカネーダーが譜面を手にして、エマヌエル・シカネーダーから本当か良かった、これは何だレクイエム、葬式用かと言われ、モーツァルトが飛び出てきて、モーツァルトとエマヌエル・シカネーダーが口論になり、エマヌエル・シカネーダーがモーツァルトにつかみかかり、モーツァルトとエマヌエル・シカネーダーとの間に割って入り、エマヌエル・シカネーダーに離してと言い、エマヌエル・シカネーダーがモーツァルトに金がかかるんだ、曲なしじゃ、リハーサルもできんと言い、エマヌエル・シカネーダーにあんなオペラはくだらないわ、モーツァルトの才能がムダに、大蛇に魔法の笛と言い、エマヌエル・シカネーダーからレクエイムはいいのかと言われ、エマヌエル・シカネーダーにお金をくれるものと言い、エマヌエル・シカネーダーから異常だ、狂っていると言われ、エマヌエル・シカネーダーに私がと言い、モーツァルトが火のついたロウソクが乗っている燭台を持って、カール・モーツァルトが寝ている寝室に行き、カール・モーツァルトを見て、目覚めて、モーツァルトがカール・モーツァルトを見る様子に幸せを感じ、寝ているフリをして、モーツァルトが寝室を出ていき、アパートのドアがノックされるのに気が付き、寝室から起き出して、仮装したアントニオ・サリエリを見て、アントニオ・サリエリにもう元気です、一所懸命に仕事をしていますと言い、アントニオ・サリエリが帰り、モーツァルトがドアを閉めて、モーツァルトに頭が変よ、お金にならない大衆オペラは止めて、今の人は亡霊じゃない、本物のお金をくれるのよ、なぜ彼の曲を書かないの?納得できる理由を言ってと言い、モーツァルトから死神だと言われ、モーツァルトに酔っているのね、また飲んだんでしょう、あんまりだわ、あなたが心配だから、力になってあげたいのに、酔って支離滅裂なことはかりいうのねと言い、モーツァルトから寝てろよと言われ、モーツァルトに泣きつき、お願いそばにいさせて一緒にいたいのと言われ、モーツァルトが作曲している横で椅子に座って寝て、モーツァルトがアパートを抜け出し、モーツァルトがいないことに気が付き、部屋から必要な物を持ち出して、カール・モーツァルトを連れ出して、舞踏会で男性と踊っていて、男性に帰ると言い、男性からどこへと言われ、男性にウィーンへと言い、男性から今からと言われ、男性にそうと言い、男性からなぜと言われ、男性に気になるの、なぜか不安でと言い、舞踏会から外に出て、カール・モーツァルトを連れて、馬車でウィーンに向かい、夜が明けて、カール・モーツァルトを連れて、馬車でウィーンに到着し、馬車を降りて、モーツァルトのアパートに向かい、モーツァルトのアパートに到着して、部屋に入り、ベッドで寝ているモーツァルトを見て、安堵して、笑みを浮かべ、カール・モーツァルトのベッドで寝ているアントニオ・サリエリを見て、驚き、カール・モーツァルトのベッドで寝ているアントニオ・サリエリを起こして、アントニオ・サリエリがカール・モーツァルトのベッドから床に落ちて、アントニオ・サリエリにここで何をしているのと言い、アントニオ・サリエリからモーツァルトが病気になったのでお宅へ運んだと言われ、アントニオ・サリエリになぜあなたがと言い、アントニオ・サリエリから側にいたものでと言われ、アントニオ・サリエリにありがとう、もうお引き取りをと言い、アントニオ・サリエリからまだ用がと言われ、アントニオ・サリエリに用などないわ、お引き取りください、今すぐ出て行ってと言い、アントニオ・サリエリからモーツァルトがと言われ、モーツァルトが目覚めて、モーツァルトに近づいて行き、モーツァルトにただいま。会いたかったわ、言って、私が必要だと、もっと尽くすわと言い、楽譜を見て、モーツァルトにこれは何と言い、アントニオ・サリエリにいけないわ、これはダメ、この仕事はやらせない、決めたの、この筆跡はと言い、アントニオ・サリエリから私が書いた、手伝ったのだと言われ、アントニオ・サリエリにこの曲がモーツァルトを病気にさせたのよと言い、楽譜をガラスケースに入れ、アントニオ・サリエリからしかしと言われ、アントニオ・サリエリにおやすみなさい、帰って、お見送りする召し使いもいませんが、帰ってくださいと言い、アントニオ・サリエリからしかしモーツァルトがいてくれとと言われ、モーツァルトを呼び起こそうとして、モーツァルトに近づいて行き、モーツァルトが亡くなっていることに気が付き、モーツァルトの遺体がアパートの外に運び出されて、馬車に乗せられ、墓地へ運ばれて行き、カール・モーツァルトとフラウ・ウェーバー夫人、アントニオ・サリエリとファン・スヴィーテン男爵、ミハエル・シュルンベルグとシュルンベルク夫人、ロールと共に墓地の手前でモーツァルトの遺体を見送ります。

ヨーゼフ2世

ヨーゼフ2世は、ジェフリー・ジョーンズが演じるウィーンにいる神聖ローマ皇帝で、妹はフランス国王ルイ16世と結婚したマリー・アントワネットで、ファン・スヴィーテン男爵にモーツァルトの才能はと言い、ファン・スヴィーテン男爵から素晴らしいですよ、先月、モーツァルトのオペラ「クレタ王イドメネオ」を聴きましたと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からあれは退屈なオペラですと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に退屈と言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からモーツァルトが目立とうとして、書いた作品で、刺激的な音ばかりで、うるさいだけと言われ、ファン・スヴィーテン男爵から陛下、まれにみる見事な作品でしたよと言われ、フォン・ストラック伯爵にではぜひ召し抱えたい、ドイツ人の作曲家も必要だ、モーツァルトが飛びつく申し出を、そうだな国立劇場用にドイツ語のオペラを書かせようと言い、ファン・スヴィーテン男爵から名案ですと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からドイツ語はよくありません、オペラはイタリア語でなければ、教養人の常識ですと言われ、フォン・ストラック伯爵にどう思うと言い、フォン・ストラック伯爵から母国語のオペラが生まれても良いのでは、国民のためにドイツ語でと言われ、ボンノ宮廷音楽長に宮廷音楽長はと言い、ボンノ宮廷音楽長から陛下、劇場監督と同じ考えで、ドイツ語は、失礼ですが、歌には荒々しすぎてと言われ、アントニオ・サリエリに意見を求め、アントニオ・サリエリからモーツァルトをウィーンに呼び寄せれば、大司教は激怒するでしょう、それも、よいかと言われ、アントニオ・サリエリに悪い奴だと言い、みんなにモーツァルトに会ってみよう、歓迎会の手配を頼む、以上だ、下がってよいぞと言い、モーツァルトの歓迎会を行う日になり、アントニオ・サリエリ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵、ボンノ宮廷音楽長とファン・スヴィーテン男爵に挨拶して、フォン・ストラック伯爵に何の用だねと言い、フォン・ストラック伯爵からモーツァルトですと言われ、フォン・ストラック伯爵にモーツァルトが何だと言い、フォン・ストラック伯爵からここにと言われ、フォン・ストラック伯爵にそうかよしと言い、アントニオ・サリエリから陛下勝手ながら「歓迎のマーチ」を作曲しましたと言われ、アントニオ・サリエリに気が利いているな、見せたまえと言い、アントニオ・サリエリから「歓迎のマーチ」の譜面を渡され、アントニオ・サリエリから思い付きで書いた曲でと言われ、アントニオ・サリエリに試しても、楽しみだと言い、アントニオ・サリエリの「歓迎のマーチ」の譜面を見ながら、ピアノを弾き、アントニオ・サリエリにとても良いぞ、私が弾こうと言い、アントニオ・サリエリから光栄に存じますと言われ、衛兵にモーツァルトを呼べ、急がんでもよい、練習せねばなと言い、アントニオ・サリエリから”ソ”ですと言われ、アントニオ・サリエリに素晴らしいと言い、アントニオ・サリエリからお上手です、テンポを上げて、軽く、そして力強く、再びマーチにと言われ、みんなから演奏に拍手され、みんなに諸君それほどではない大げさなと言い、モーツァルトに声をかけ、モーツァルトから膝まづいて、手にキスをされ、陛下と言われ、モーツァルトにやめてくれ、聖人ではないと言い、モーツァルトに昔この大広間で会った、まだ6歳だった、素晴らしい演奏を終えて、立とうとして転んだ、妹のアントワネットが助け起こすと、モーツァルトはこう言ったねえ、僕と結婚してよと言い、モーツァルトがあははと笑い、モーツァルトに彼は知っとるなスヴィーテン男爵と言い、モーツァルトに宮廷音楽長を紹介し、モーツァルトに劇場監督のローゼンベルク伯爵と紹介し、モーツァルトにそしてかの高名なる宮廷作曲家のサリエリ先生と紹介し、モーツァルトに曲を書いた「歓迎のマーチ」はサリエリの作曲だと言い、モーツァルトから本当に、心から感謝しますと言われ、モーツァルトにでは仕事の話をしよう、モーツァルトにオペラの作曲を頼みたい、どうだね、イタリア語、ドイツ語、どっちだと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から先日の結論はイタリア語にすると言われ、モーツァルトからドイツ語で、ドイツ語がいいと言われ、モーツァルトになぜだと言い、モーツァルトから面白い台本があるんですと言われ、モーツァルトにそれでどういう物語なのかねと言い、モーツァルトからとても楽しい物語で、全体の舞台となるのはと言われ、あははと笑われ、モーツァルトにどこだねと言い、モーツァルトからハーレム、つまり後宮ですと言われ、アントニオ・サリエリからドイツ的美徳とは一体何です、外国人なのでと言われ、モーツァルトに教えてやりたまえ、ドイツ的美徳とはと言い、モーツァルトから愛ですと言われ、みんなが笑い、モーツァルトから陛下何語かご決断を、極上の曲をつけて、陛下に捧げますと言われ、モーツァルトにれではドイツ語にしよう、「歓迎のマーチ」の譜面を君にと言い、モーツァルトから結構です覚えましたと言われ、モーツァルトにたった一度聞いただけでと言い、モーツァルトからはい一度で十分ですと言われ、モーツァルトに弾いてみろと言い、モーツァルトがピアノに座り「歓迎のマーチ」を弾いて見せ、モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」が終わると観客は立ち上がって拍手して、舞台にやって来て、カテリナ・カヴァリエリにブラボー、マダム、あなたは舞台の華と言い、カテリナ・カヴァリエリに花束を差し出し、モーツァルトに見事だった、実に素晴らしい、我々にとって、とても新しい音楽だと言い、モーツァルトからそうです、新しい音楽ですと言われ、モーツァルトに全くだと言い、モーツァルトからお気に召していただけたんですねと言われ、モーツァルトにもちろんだ、楽しかった、だが私としてはもう少し、その、つまり、どう言ったらと言い、モーツァルトからどいういう意味ですと言われ、モーツァルトにところどころに感じたのだが、つまりと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にその、どう言えばと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵から音が多すぎると言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にそのとおり音が多すぎると言い、モーツァルトからそんなはずはどれも必要な音ばかりですがと言われ、モーツァルトに人間の耳が一晩に聞ける音は限られておる、私の考えは間違っとらんなと言い、アントニオ・サリエリからはい全体的にはおっしゃるとおりと言われ、モーツァルトにあまり気にするな、作品は立派だ、いい仕事をした、余分な音をなくせば、完璧になると言い、モーツァルトからどの音でしょうかと言われ、フラウ・ウェーバー夫人とコンスタンツェが舞台下にやって来て、モーツァルトから下宿の女夫人のフラウ・ウェーバー夫人ですと紹介され、フラウ・ウェーバー夫人によろしくと言い、フラウ・ウェーバー夫人からまあ陛下、何という光栄、娘のコンスタンツェはモーツァルトの婚約者ですと言われ、モーツァルトに本当かと言い、モーツァルトが笑い、コンスタンツェに愛らしいここへと言い、衛兵がコンスタンツェとフラウ・ウェーバー夫人を舞台に上げ、モーツァルトに結婚式はと言い、モーツァルトからまだ父の同意を得ていないのではっきり決まっていませんと言われ、あははと笑われ、モーツァルトに聞いてもいいかね、年はいくつだと言い、モーツァルトから26歳ですと言われ、モーツァルトにその魅力的なコンスタンツェと結婚してウィーンに住めと言い、フラウ・ウェーバー夫人からやっぱり私も申しましたが聞いてくれなくて、陛下のそのお言葉こそ、何よりのご助言と言われ、倒れて、モーツァルトに話は済んだなと言い、立ち去り、エリザベートを連れて、鹿狩りに行き、アントニオ・サリエリにおはよう姪のエリザベートだ、音楽教師を探しているのだが適任者を思いついたと言い、アントニオ・サリエリから陛下身にあまる栄誉ですと言われ、アントニオ・サリエリにモーツァルトのことだ、どう思うと言い、アントニオ・サリエリから興味深い人選でありますがご慎重に、えこひいきだと誤解されますと言われ、アントニオ・サリエリにえこひいきかと言い、アントニオ・サリエリと食事をして、アントニオ・サリエリから同じ音楽家の悪口はイヤですと言われ、アントニオ・サリエリにだろうともと言い、アントニオ・サリエリからでも申し上げます、モーツァルトを若い女性と二人にできませんと言われ、アントニオ・サリエリに本当かと言い、アントニオ・サリエリから私の教え子で、まだ若い歌手のマリア=テレサ・パラディスがと言われ、アントニオ・サリエリに何だねと言い、アントニオ・サリエリから体に触れられたと、1度のレッスンで2度もと言われ、1786年頃、演奏会を開いてモーツァルトにグランドピアノを演奏させて、モーツァルトを宮殿に呼び出して、モーツァルトに「フィガロの結婚」という戯曲は我が国では禁止だと言い、モーツァルトからはいと言われ、モーツァルトに「フィガロの結婚」をオペラにしてるそうだなと言い、モーツァルトから誰からお聞きにと言われ、モーツァルトに質問に答えればよい、どうなのだと言い、モーツァルトからそうです、曲をつけていますと言われ、モーツァルトになぜだねと言い、モーツァルトから他愛のない喜劇ですよと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵がモーツァルトにどう思おうとヨーゼフ2世が禁止なさった戯曲だと言い、モーツァルトに寛容な人間だ、その私が禁止にするにはそれなりの理由がある、フィガロは有害な芝居だ、階級間の対立を生みフランスでもまずい事態が、妹のアントワネットは近ごろ大衆を恐れとると言い、モーツァルトからオペラはご心配いりません、難しいことはゼロ、政治は嫌いですと言われ、モーツァルトに無知すぎる、今は不安定な世の中だ、オペラごときで国民を刺激するのはまずいと言い、モーツァルトからオペラ「フィガロの結婚」は愛についての軽い喜劇ですと言われ、モーツァルトにまたまた愛かと言い、モーツァルトから新しくて誰もが夢中になるような面白いオペラなんです、2幕目のヤマ場は口論している夫婦の二重奏で始まる、そこへ妻のメイドが現れておかしなことになる二重奏が三重奏に、さらに夫の従者が現れ三重奏が四重奏に、庭師も登場して五重奏、これがどんどん続いて六重奏、七重奏、八重奏、何分くらい続くとと言われ、モーツァルトに分からんと言い、モーツァルトから当ててください、想像して、お考えの時間より、2倍は長いですと言われ、モーツァルトに6分、7分か、8分と言い、モーツァルトから20分ですよ、20分、あはは、語りなしで歌が続くんです、あはは、オペラだから可能です、これが芝居だったら皆が同時にしゃべってわけが分かりません、でもオペラは20人が同時に歌えば美しいハーモニーですと言われ、モーツァルトからお赦しください、僕は下品な男です、でも僕の音楽は違いますと言われ、モーツァルトに熱意は分かるが、熱意だけではいかんと言い、モーツァルトからオペラは完成しています、努力の結晶で、一度聞いていただければ、出だしだけ、出だしだけでも、説明させてくださいと言われ、モーツァルトに話せと言い、モーツァルトから召使いが床を這いまわっています、雇い主の虐待ではなく、部屋を測っているのです、新婚のベッドが部屋に入るかどうかと言われ、あははと笑われ、オペラ「フィガロの結婚」のリハーサルを音楽なしで行っているのを見て、ボンノ宮廷音楽長に何だこれは分からんな、モダンと言い、ボンノ宮廷音楽長から劇場監督の指示でこの場面のバレエ音楽をカットしたんですよと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵になぜだと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からオペラにはバレエを入れるなとと言われ、アントニオ・サリエリにどう思うと言い、アントニオ・サリエリから失礼ですが、どう思うかではなく、陛下のご決定ですと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵に見てみろ、実にくだらん、バカげておる、音楽を付けろ命令だと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からはい分かりましたと言われ、モーツァルトは、指揮を執り、音楽を演奏して、オペラ「フィガロの結婚」のリハーサルを行い、モーツァルトが指揮をしてオペラ「フィガロの結婚」が音楽付きで上演され、アリーナ席中央からオペラ「フィガロの結婚」を観劇しながら、あくびをして、1787年頃、アントニオ・サリエリの新作のオペラを観劇して、観客にこの作品は今まで書かれた中で最高のオペラだ、アントニオ・サリエリは音楽という宇宙の輝ける星、ウィーン市民と私の誇りだと言い、アントニオ・サリエリにペンダントをプレゼントして、拍手して、フォン・ストラック伯爵に行くぞと言い、フォン・ストラック伯爵と共に退席し、オーケストラの演奏者たちから讃えられ、握手をします。

ファン・スヴィーテン男爵

ファン・スヴィーテン男爵は、ジョナサン・ムーアが演じるオランダ人で、中肉中背で、茶色のカツラで、メガネをかけていなくて、ヨーゼフ2世がモーツァルトに対する評価をしていると所に居合わせ、ヨーゼフ2世からモーツァルトの才能はと言われ、ヨーゼフ2世に素晴らしいですよ、先月、モーツァルトのオペラ「クレタ王イドメネオ」を聴き、まれにみる見事な作品でしたよと言い、ヨーゼフ2世がフォン・ストラック伯爵にではぜひ召し抱えたい、ドイツ人の作曲家も必要だ、モーツァルトが飛びつく申し出を、そうだな国立劇場用にドイツ語のオペラを書かせようと言い、ヨーゼフ2世に名案ですと言い、ヨーゼフ2世からモーツァルトに会ってみよう、歓迎会の手配を頼む、以上だ、下がってよいぞと言われ、モーツァルトの歓迎会を行う日になり、ヨーゼフ2世を待ち受けて、ヨーゼフ2世から挨拶され、モーツァルトが部屋に入って来て、帽子を取り、モーツァルトからヨーゼフ2世と間違われてお辞儀をされ、モーツァルトにピアノを弾いているヨーゼフ2世を指さし、ヨーゼフ2世の演奏に拍手して、ヨーゼフ2世からモーツァルトに知っとるなと紹介され、モーツァルトに才能に敬服すると言い、モーツァルトからありがとうと言われ、ヨーゼフ2世がモーツァルトにオペラの作曲を依頼して、モーツァルトがオペラの作曲の依頼を受けて、ヨーゼフ2世がモーツァルトにイタリア語、ドイツ語、どっちだと言い、ヨーゼフ2世にまだイタリア語かドイツ語にするか決まっておりませんと言い、モーツァルトに問題は言語のことではない、国立劇場にふさわしい内容と思うかと言い、モーツァルトからなぜです、面白いのに、女たちが舞台で、素っ裸になるわけじゃない、高尚で、道徳的な作品で、ドイツ的美徳にあふれていると言い、1786年頃、モーツァルトがヨーゼフ2世にオペラ「フィガロの結婚」について禁止されるような題材ではないと説明し、モーツァルトに才能は誰も疑わんよ、我々が問題にしとるのは題材だ、政治的な要素がなくてもこの芝居が下品だ、才能を無駄に浪費せず、もっと高尚なテーマを選べと言い、モーツァルトから高尚とはどういうことですか、そんなのはうんざりです、相も変わらず伝説ですか、なぜいつまでも神や伝説をテーマにと言われ、モーツァルトになぜなら神や伝説は永久に不滅だからだ、我々にとって永遠のものなのだ、君や私や陛下の魂を高めるオペラを書けと言い、モーツァルトから建前なんかよせ、正直に言ってくれ、ヘラクレスなんか、どかが面白い、神話の神は大理石のウンコでもしてろと言われ、あははと笑われ、モーツァルトに何だってと言い、1791年頃、アントニオ・サリエリに誰か助けてやれんのかと言い、アントニオ・サリエリからモーツァルトはもうおしまいだ、ウィーン中の嫌われ者だ、借金も返さない、誰にもモーツァルトのことを推薦できないと言われ、モーツァルトの遺体がアパートの外に運び出されて、馬車に乗せられ、墓地へ運ばれて行き、コンスタンツェとカール・モーツァルトとフラウ・ウェーバー夫人、アントニオ・サリエリ、ミハエル・シュルンベルグとシュルンベルク夫人、ロールと共に墓地の手前でモーツァルトの遺体を見送ります。

オルシーニ=ローゼンベルク伯爵

オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、チャールズ・ケイが演じる中肉中背で、銀色のカツラで、丸いメガネが特徴で、国立劇場監督を務めていて、ヨーゼフ2世がモーツァルトに対する評価をしていると所に居合わせ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ヨーゼフ2世にモーツァルトのオペラ「クレタ王イドメネオ」は退屈なオペラですと言い、ヨーゼフ2世から退屈と言われ、ヨーゼフ2世にモーツァルトのオペラ「クレタ王イドメネオ」は退屈なオペラですと言い、ヨーゼフ2世から退屈と言われ、ヨーゼフ2世にモーツァルトが目立とうとして、書いた作品で、刺激的な音ばかりで、うるさいだけと言い、ヨーゼフ2世がフォン・ストラック伯爵にではぜひ召し抱えたい、ドイツ人の作曲家も必要だ、モーツァルトが飛びつく申し出を、そうだな国立劇場用にドイツ語のオペラを書かせようと言い、ヨーゼフ2世にドイツ語はよくありません、オペラはイタリア語でなければ、教養人の常識ですと言い、ヨーゼフ2世からモーツァルトに会ってみよう、歓迎会の手配を頼む、以上だ、下がってよいぞと言われ、モーツァルトの歓迎会を行う日になり、ヨーゼフ2世を待ち受けて、ヨーゼフ2世から挨拶され、モーツァルトが部屋に入って来て、帽子を取り、ヨーゼフ2世の演奏に拍手して、ヨーゼフ2世からそれほどではない大げさなと言われ、ヨーゼフ2世からモーツァルトに劇場監督と紹介され、モーツァルトからお会いできて本当に光栄ですと言われ、ヨーゼフ2世がモーツァルトにオペラの作曲を依頼し、イタリア語、ドイツ語、どっちだと言い、ヨーゼフ2世に先日の結論はイタリア語にすると言い、フォン・ストラック伯爵からそうかと言われ、モーツァルトからドイツ語で、ドイツ語がいいと言われ、モーツァルトから面白い台本があるんですと言われ、モーツァルトにほうどれだねと言い、モーツァルトからまだご存じないでしょう、新作なので、すぐにお見せしますよと言われ、モーツァルトにそう願うと言い、モーツァルトがヨーゼフ2世に場所はハーレム、つまり後宮ですと言い、モーツァルトにトルコのかと言い、モーツァルトからええそうですと言われ、モーツァルトにそれならなぜドイツ語でと言い、モーツァルトから別にトルコ語でもいいですよと言われ、あははと笑われ、モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」が終わると観客は立ち上がって拍手して、舞台にやって来て、ヨーゼフ2世からその、どう言えばと言われ、ヨーゼフ2世に音が多すぎると言い、ヨーゼフ2世からそのとおり音が多すぎると言われ、1786年頃、アントニオ・サリエリからボンノ宮廷音楽長と共にお耳にお入れしたいことがありますと言われ、アントニオ・サリエリに何だねと言い、アントニオ・サリエリからモーツァルトがイタリア語のオペラをと言われ、アントニオ・サリエリにイタリア語と言い、アントニオ・サリエリから問題はモーツァルトが選んだ題材でフィガロ、「フィガロの結婚」だとと言われ、アントニオ・サリエリにあの曲をオペラにする気かと言い、アントニオ・サリエリからはいと言い、ボンノ宮廷音楽長からその「フィガロの結婚」とはと言われ、ボンノ宮廷音楽長にフランスの戯曲で、陛下が上映禁止になさったと言い、アントニオ・サリエリに確かだなと言い、アントニオ・サリエリにモーツァルトがリハーサルを始めたぞと言い、アントニオ・サリエリからそれなら我々はモーツァルトの力になろう、陛下のお怒りから守るのだと言われ、アントニオ・サリエリにお怒りとはと言い、アントニオ・サリエリからバレエだと言われ、アントニオ・サリエリに何のバレエだと言い、アントニオ・サリエリからお忘れか、陛下はバレエのあるオペラを禁止なさったのだぞと言われ、ボンノ宮廷音楽長と共にオペラ「フィガロの結婚」をリハーサルを観ていて、バレリーナが踊り始め、モーツァルトに話があると言い、モーツァルトから後でと言われ、モーツァルトにダメだ今すぐにと言い、モーツァルトがみんなに5分間休憩にすると言い、モーツァルトから何ですと言われ、モーツァルトにバレエのあるオペラは上映禁止なのだぞと言い、モーツァルトからこれは婚礼の踊りですと言われ、モーツァルトに踊りがいかんのだと言い、モーツァルトから物語に必要な踊りとバレエは違いますと言われ、モーツァルトに勝手な解釈をするな譜面をよこせと言い、モーツァルトから譜面を渡され、モーツァルトの譜面を見て、モーツァルトにありがとうと言い、モーツァルトの譜面を破り落として、モーツァルトから何をする止めろと言われ、モーツァルトに削除させてもらうと言い、ヨーゼフ2世が音楽なしでオペラ「フィガロの結婚」のリハーサルを観て、ヨーゼフ2世からなぜこの場面のバレエ音楽をカットしたんだと言われ、ヨーゼフ2世にオペラにはバレエを入れるなとと言われ、ヨーゼフ2世から見てみろ、実にくだらん、バカげておる、音楽を付けろ命令だと言われ、ヨーゼフ2世にはい分かりましたと言い、立ち上がってモーツァルトの所へ行き、モーツァルトに元通りに音楽をつけたまえと言い、モーツァルトから承知しました劇場監督殿と言われ、モーツァルトが舞台に向かって宮殿のセットを戻せと言い、モーツァルトが指揮を執り、音楽付きでオペラ「フィガロの結婚」のリハーサルが行われ、1791年頃、オペラ「シカネーダの喜劇」を指揮して、モーツァルトが大衆オペラの曲を思いつき、オペラ「魔笛」を完成させ、上演し、指揮して、観客がオペラ「魔笛」に満足して拍手をして、モーツァルトの代わりに指揮を執り、モーツァルトが小さな鍵盤楽器を演奏している途中で倒れ、指揮を止めて、モーツァルトの代わりに小さな鍵盤楽器を演奏し、指揮を執り、オペラ「魔笛」を進行し、オペラ「魔笛」を終えます。

フォン・ストラック伯爵

フォン・ストラック伯爵は、ロデリック・クックが演じる中肉中背で、カツラをつけず、頭部の真ん中が禿げていて、両側は銀髪で、宮内長官を務め、ヨーゼフ2世がモーツァルトに対する評価をしていると所に居合わせ、ヨーゼフ2世からモーツァルトをぜひ召し抱えたい、ドイツ人の作曲家も必要だ、モーツァルトが飛びつく申し出を、そうだな国立劇場用にドイツ語のオペラを書かせようと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵がヨーゼフ2世にドイツ語はよくありません、オペラはイタリア語でなければ、教養人の常識ですと言い、ヨーゼフ2世からどう思うと言われ、ヨーゼフ2世にドイツ語のオペラが生まれても良いのでは、国民のためにドイツ語でと言い、ヨーゼフ2世からモーツァルトに会ってみよう、歓迎会の手配を頼む、以上だ、下がってよいぞと言われ、モーツァルトの歓迎会を行う日になり、ヨーゼフ2世を待ち受けて、ヨーゼフ2世から挨拶され、ヨーゼフ2世から何の用だねと言われ、ヨーゼフ2世にモーツァルトですと言い、ヨーゼフ2世からモーツァルトが何だと言われ、ヨーゼフ2世にここにと言い、ヨーゼフ2世からそうかよしと言われ、モーツァルトが部屋に入って来て、帽子を取り、ヨーゼフ2世がモーツァルトに依頼するオペラの曲の言語について話し合い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵がオペラの曲の言葉はイタリア語に決まったと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵にそうかと言い、モーツァルトから13歳の少女に教えるのになぜ委員会が審査などと言われ、モーツァルトに陛下のご命令だと言い、モーツァルトからに僕にご不満がと言われ、モーツァルトにまさかと言い、モーツァルトからなぜ採用しないと言われ、モーツァルトに作曲家は君だけではないのだと言い、モーツァルトから僕は最も優秀だと言われ、モーツァルトにもう少し謙虚になれと言い、モーツァルトから委員会の顔ぶれはと言われ、モーツァルトに宮廷音楽長のボンノ、劇場監督のローゼンベル、宮廷作曲家のサリエリと言い、モーツァルトからなるほどイタリア人か、イタリア人ばかり、音楽バカどものやつらが僕の音楽を審査だとと言われ、モーツァルトにいいかね、簡単なことなのだ、この地位に就きたいのなら、作品を提出し、審査を受けろと言い、モーツァルトから命令か断ると言われ、1786年頃、モーツァルトがヨーゼフ2世にオペラ「フィガロの結婚」について禁止されるような題材ではないと説明し、フォン・ストラック伯爵は、モーツァルトに口を慎め、正気なのかと言い、1787年頃、アントニオ・サリエリの新作のオペラを観劇して、拍手して、ヨーゼフ2世から行くぞと言われ、ヨーゼフ2世と共に退席します。

ボンノ宮廷音楽長

ボンノ宮廷音楽長は、パトリック・ハインズが演じるオーストリア人の作曲家で、太っていて、銀色のカツラで、メガネをかけていなくて、宮廷音楽長を務め、ヨーゼフ2世がモーツァルトに対する評価をしていると所に居合わせ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵がヨーゼフ2世にドイツ語はよくありません、オペラはイタリア語でなければ、教養人の常識ですと言い、ヨーゼフ2世から宮廷音楽長はと言われ、陛下、私は劇場監督と同じ考えで、ドイツ語は、失礼ですが、歌には荒々しすぎてと言い、ヨーゼフ2世からモーツァルトに会ってみよう、歓迎会の手配を頼む、以上だ、下がってよいぞと言われ、モーツァルトの歓迎会を行う日になり、ヨーゼフ2世を待ち受けて、ヨーゼフ2世から挨拶され、モーツァルトが部屋に入って来て、帽子を取り、モーツァルトからお辞儀をされ、モーツァルトにお辞儀を返し、ヨーゼフ2世の演奏に拍手して、ヨーゼフ2世からそれほどではない大げさなと言われ、ヨーゼフ2世からモーツァルトに宮廷音楽長として紹介され、モーツァルトによろしくと言い、モーツァルトからどういたしましてと言われ、1786年頃、アントニオ・サリエリからオルシーニ=ローゼンベルク伯爵と共にお耳にお入れしたいことがありますと言われ、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵がアントニオ・サリエリに何だねと言い、アントニオ・サリエリがオルシーニ=ローゼンベルク伯爵にモーツァルトがイタリア語のオペラをと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵がアントニオ・サリエリにイタリア語と言い、アントニオ・サリエリがオルシーニ=ローゼンベルク伯爵に問題はモーツァルトが選んだ題材でフィガロ、「フィガロの結婚」だとと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵がアントニオ・サリエリにあの曲をオペラにする気かと言い、アントニオ・サリエリがオルシーニ=ローゼンベルク伯爵にはいと言い、アントニオ・サリエリにその「フィガロの結婚」とはと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵からフランスの戯曲で、陛下が上映禁止になさったと言われ、モーツァルトがヨーゼフ2世にオペラ「フィガロの結婚」について禁止されるような題材ではないと説明し、ファン・スヴィーテン男爵がモーツァルトになぜなら神や伝説は永久に不滅だからだ、我々にとって永遠のものなのだ、君や私や陛下の魂を高めるオペラを書けと言い、モーツァルトにごもっともファン・スヴィーテン男爵が正しいと言い、モーツァルトから建前なんかよせ、正直に言ってくれ、ヘラクレスなんか、どかが面白い、神話の神は大理石のウンコでもしてろと言われ、あははと笑われ、ボンノ宮廷音楽長は、モーツァルトにヨーゼフ2世は辛抱強く、我慢しておられるのだぞと言い、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵と共にオペラ「フィガロの結婚」をリハーサルを観ていて、ヨーゼフ2世が音楽なしでオペラ「フィガロの結婚」のリハーサルを観て、ヨーゼフ2世から何だこれは分からんな、モダンと言われ、ヨーゼフ2世に劇場監督の指示でこの場面のバレエ音楽をカットしたんですよと言われます。

アントニオ・サリエリの従者

アントニオ・サリエリの従者は、ヴィンセント・スキャヴェリが演じるアントニオ・サリエリの従者で、1782年頃、アントニオ・サリエリにカテリナ・カヴァリエリが稽古に来ましたと伝え、扉を開けて、ノックして、アントニオ・サリエリから何だと言われ、アントニオ・サリエリにご婦人がお話があるとかと言い、アントニオ・サリエリから誰だと言われ、アントニオ・サリエリに名乗りませんが急用だとと言い、アントニオ・サリエリにまたあのご婦人がと言い、アントニオ・サリエリから通せと言われ、アントニオ・サリエリが呼び鈴を鳴らし、部屋に入って来て、上半身を裸のコンスタンツェを見て驚き、アントニオ・サリエリからお見送りしろと言われ、アントニオ・サリエリが部屋から出て、コンスタンツェがアントニオ・サリエリに燭台を投げつけるのを見て、扉を閉めて、アントニオ・サリエリにモーツァルト様がお待ちですと言い、1791年頃、貸衣装屋で、レオポルト・モーツァルトが仮装舞踏会で着た衣装を借り、アントニオ・サリエリに借りてきた衣装を渡します。

カテリナ・カヴァリエリ

カテリナ・カヴァリエリは、クリスティーン・エバーソールが演じる歌手で、アントニオ・サリエリの生徒で、1782年頃、アントニオ・サリエリの従者にアントニオ・サリエリの部屋に案内されて、アントニオ・サリエリに服装を見せて、いかがお気に召してと言い、アントニオ・サリエリから笑われ、アントニオ・サリエリにトルコ風よ、今年はこういうのが流行するわと言い、アントニオ・サリエリからほかに何か面白いことは、世間の噂話を聞きたいと言われ、アントニオ・サリエリにモーツァルトに会ったのねと言い、アントニオ・サリエリから噂は早いなと言われ、アントニオ・サリエリにモーツァルトがオペラを作曲するって本当なのと言い、アントニオ・サリエリからそうだと言われ、アントニオ・サリエリに私の役もあると言い、アントニオ・サリエリからないと言われ、アントニオ・サリエリにどうしてないのと言い、アントニオ・サリエリから舞台はどこだとと言われ、アントニオ・サリエリにどこと言い、アントニオ・サリエリからハーレムだと言われ、アントニオ・サリエリに何それと言い、アントニオ・サリエリから売春宿だ、始めよう、稽古だと言われ、アントニオ・サリエリがピアノを弾き、アントニオ・サリエリにどんな人と言い、アントニオ・サリエリからモーツァルトか、幻滅するよと言われ、アントニオ・サリエリにどうしてと言い、アントニオ・サリエリから外見と才能は一致しないと言われ、アントニオ・サリエリに外見などどうでもいいわ、物の分かる女は才能に惚れるのよと言い、アントニオ・サリエリから稽古をと言われ、アントニオ・サリエリがピアノを弾いて、歌って稽古を始め、モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」の舞台で歌っていて、アントニオ・サリエリがドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」の舞台を観客席から観られ、モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」が終わると観客は立ち上がって拍手して、ヨーゼフ2世が舞台にやって来て、ヨーゼフ2世からブラボー、マダム、あなたは舞台の華と言われ、花束を差し出されて、花束を受け取り、フラウ・ウェーバー夫人とコンスタンツェが舞台下にやって来て、モーツァルトがヨーゼフ2世に下宿の女夫人のフラウ・ウェーバー夫人ですと紹介し、ヨーゼフ2世がフラウ・ウェーバー夫人によろしくと言い、フラウ・ウェーバー夫人がヨーゼフ2世にまあ陛下、何という光栄、娘のコンスタンツェはモーツァルトの婚約者ですと言い、顔色が変わり、モーツァルトを花束で殴り、舞台から立ち去り、楽屋に戻り、アントニオ・サリエリが楽屋に入って来て、アントニオ・サリエリに知っていたのと言い、アントニオ・サリエリから何をと言われ、アントニオ・サリエリに結婚よと言い、アントニオ・サリエリから何の関係がと言われ、アントニオ・サリエリに別に誰と結婚しようとモーツァルトの勝手よ、どうだったと言い、アントニオ・サリエリから素晴らしかったと言われ、アントニオ・サリエリに音楽はどうと言い、アントニオ・サリエリから実に巧みだと言われ、モーツァルトがノックもせずに楽屋に入って来て、モーツァルトから失礼と言われ、モーツァルトにあの女はまだ気絶と言い、モーツァルトからもう大丈夫だと言われ、モーツァルトにまあよかったことと言い、モーツァルトにコンスタンツェはベッドで最高、きっと百戦錬磨の達人なんでしょう、出なけりゃ結婚なんてと言い、楽屋の扉がノックされ、どうぞと言い、コンスタンツェが扉を開けて、モーツァルトにママが具合が悪いの帰りましょうと言い、モーツァルトがコンスタンツェにもちろんと言い、モーツァルトが楽屋から出ようとして、コンスタンツェにダメよモーツァルトを連れて行かないで、今夜はモーツァルトが主役よ、コンスタンツェを紹介してと言い、モーツァルトからじゃあこれでお先にと言われ、モーツァルトがコンスタンツェを連れて、楽屋から出て行きます。

フラウ・ウェーバー夫人

フラウ・ウェーバー夫人は、バーバラ・ブリンが演じる下宿の女夫人で、コンスタンツェの母親で、モーツァルトのことをヴォルフガングと呼び、モーツァルトが指揮しているドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」が終わると観客は立ち上がって拍手して、ヨーゼフ2世が舞台にやって来て、コンスタンツェを連れて舞台下にやって来て、モーツァルトにヴォルフガング、私よヴォルフガングと言い、モーツァルトからヨーゼフ2世に下宿の女夫人のフラウ・ウェーバー夫人ですと紹介され、ヨーゼフ2世からよろしくと言われ、ヨーゼフ2世にまあ陛下、何という光栄、娘のコンスタンツェはモーツァルトの婚約者ですと言い、衛兵を叩いて、舞台に上げるように要求し、衛兵がコンスタンツェと共に舞台に上げて、ヨーゼフ2世がモーツァルトにその魅力的なコンスタンツェと結婚してウィーンに住めと言い、ヨーゼフ2世にやっぱり私も申しましたが聞いてくれなくて、陛下のそのお言葉こそ、何よりのご助言、私はと言って、倒れて、モーツァルトからフラウ・ウェーバー夫人に水をかけられて、目を覚まし、モーツァルトにコンスタンツェに言ったのよ、子供を連れて家を出なさい、お金をあげるから温泉で静養をして、びっくりしたわ、娘のやつれた姿を見て、思わず目を疑ったほどよ、あなたは鬼のような人でなしだわ、音楽のことしか考えていない、大人のなり損ない、稼ぎもないロクデナシ、身勝手な奴と言い、モーツァルトが大衆オペラの曲を思いつき、オペラ「魔笛」を完成させ、上演し、指揮して、オペラ「魔笛 K.620 第2幕:夜の女王のアリア 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」を歌いますが、声はジューン・アンダーソンで、モーツァルトの遺体がアパートの外に運び出されて、馬車に乗せられ、墓地へ運ばれて行き、コンスタンツェとカール・モーツァルト、アントニオ・サリエリとファン・スヴィーテン男爵、ミハエル・シュルンベルグとシュルンベルク夫人、ロールと共に墓地の手前でモーツァルトの遺体を見送ります。

エリザベート

エリザベートは、マルタ・ヤロリムコヴァが演じるヨーゼフ2世の姪で、音楽教師にマザーが選ばれます。

ミハエル・シュルンベルグ

ミハエル・シュルンベルグは、ケネス・マクミランが演じるシュルンベルク夫人の夫で、ガートルード・シュルンベルクの父親で、モーツァルトがシュルンベルクの家に行って犬に囲まれ、犬たちによさんかうるさいぞと言い、モーツァルトにようこそ、犬のことは気にせんでくれ、わしには子供も同然だと言い、モーツァルトからどの犬に教えろとと言い、モーツァルトにあはは、面白い、愉快な人だと言い、モーツァルトからあははと笑われ、シュルンベルク夫人がモーツァルトにこのピアノでご満足いただけますかしらと言い、シュルンベルク夫人に満足してくれるともと言い、犬たちにおいで音楽だぞ、みんな集まれと言い、シュルンベルク夫人と共に長椅子に座り、ガートルード・シュルンベルクに観客に慣れることも必要だ違うかと言い、モーツァルトからは二人だけにしてください、お互い人見知りをと言われ、ガートルード・シュルンベルクに弾け早く弾かんかと言い、シュルンベルク夫人からあなたやめてと言われ、モーツァルトから私が弾けばお嬢さんも気が楽にと言われ、モーツァルトがピアノを弾き、犬が吠え始め、吠える犬にやめんかと言い、モーツァルトに音楽を聞くと吠えるのだと言い、吠える犬にいかんぞ、悪い癖を直さんとなと言い、モーツァルトにさあ弾いてくれ、どうかお願いだと言い、モーツァルトがピアノを弾き、犬が吠えなくなり、モーツァルトにその調子だと言い、吠えていた犬に静かにと言い、モーツァルトに弾き続けて、弾き続けろ、癖が直った、実に、素晴らしいと言い、モーツァルトからまた犬を調教したいときはお呼び下さい、皆さん失礼しますと言われ、モーツァルトがワインを手にして、部屋を出て、1791年頃、モーツァルトがやって来て、モーツァルトにしばらくだ、何の用かねと言い、モーツァルトからガートルード・シュルンベルクに音楽の手ほどきをしにと言われ、モーツァルトにガートルード・シュルンベルクは結婚して、マンハイムにいると言い、モーツァルトからそうですか、あはは、では、もしやシュルンベルク夫人が音楽に興味でもおありではと言われ、モーツァルトにどういうころだねと言い、モーツァルトから誰一人として僕を雇ってくれないので金を貸してもらえませんかと言われ、モーツァルトに何のためにと言い、モーツァルトから稼げないなら借りるしかないと言われ、モーツァルトに世間を甘く見るなと言い、モーツァルトから確かにその通りですとも、でも僕には才能があなたには金がある、才能を提供するから金をいただきたいと言われ、モーツァルトにそれは無理だと言い、モーツァルトからお願いですと言われ、モーツァルトにあいにくだが断ると言い、モーツァルトから頼みます、どうかお願いですと言われ、モーツァルトから立ち去り、メイドにモーツァルト追い出させ、モーツァルトの遺体がアパートの外に運び出されて、馬車に乗せられ、墓地へ運ばれて行き、コンスタンツェとカール・モーツァルトとフラウ・ウェーバー夫人、アントニオ・サリエリとファン・スヴィーテン男爵、シュルンベルク夫人、ロールと共に墓地の手前でモーツァルトの遺体を見送ります。

シュルンベルク夫人

シュルンベルク夫人は、リタ・ゾハールが演じるミハエル・シュルンベルグの妻で、ガートルード・シュルンベルクの母親で、モーツァルトがシュルンベルクの家に行って犬に囲まれ、モーツァルトにこのピアノでご満足いただけますかしらと言い、ミハエル・シュルンベルグから満足してくれるともと言われ、ミハエル・シュルンベルグと共に長椅子に座り、ガートルード・シュルンベルクに弾いて恥ずかしがらずにと言い、ミハエル・シュルンベルグがガートルード・シュルンベルクに弾け早く弾かんかと言い、ミハエル・シュルンベルグにやめてと言い、モーツァルトの遺体がアパートの外に運び出されて、馬車に乗せられ、墓地へ運ばれて行き、コンスタンツェとカール・モーツァルトとフラウ・ウェーバー夫人、アントニオ・サリエリとファン・スヴィーテン男爵、ミハエル・シュルンベルグ、ロールと共に墓地の手前でモーツァルトの遺体を見送ります。

ガートルード・シュルンベルク

ガートルード・シュルンベルクは、キャシー・スチュアートが演じるミハエル・シュルンベルグとシュルンベルク夫人の娘で、モーツァルトがシュルンベルクの家にやって来て、モーツァルトがピアノの椅子に座らせられ、ピアノの横の椅子に座り、モーツァルトから何が弾いてください、様子を見るために何でもいいと言われ、シュルンベルク夫人から弾いて恥ずかしがらずにと言われ、ミハエル・シュルンベルグから観客に慣れることも必要だ、違うかと言われ、ミハエル・シュルンベルグから弾け早く弾かんかと言われます。

ロール

ロールは、シンシア・ニクソンが演じるメイドで、モーツァルトのアパートにやって来て、モーツァルト、コンスタンツェとレオポルト・モーツァルトと共に会い、モーツァルトにモーツァルト様と言い、モーツァルトからそうだと言われ、モーツァルトにお宅でメイドとして働くよう雇われました、あなたを尊敬するある方がお給料を払ってくれますと言い、レオポルト・モーツァルトから何かの冗談かと言われ、レオポルト・モーツァルトにいいえと言い、レオポルト・モーツァルトからすまんが断る、そのような申し出は受けられん、一体誰がこんなことをと言われ、レオポルト・モーツァルトにそれは言えませんと言い、レオポルト・モーツァルトからバカげとると言われ、コンスタンツェからお給料はその方がと言われ、コンスタンツェにそうですと言い、コンスタンツェからそこで待っててと言われ、コンスタンツェにはいと言い、コンスタンツェからいつから働けると言われ、コンスタンツェに今からでもと言い、アントニオ・サリエリにモーツァルトが毎晩お出かけですと言い、アントニオ・サリエリからモーツァルトに生徒は来るのかと言われ、アントニオ・サリエリにいいえ誰もと言い、アントニオ・サリエリから生活費は、仕事はと言われ、アントニオ・サリエリに一日中なさっています、夜になるまで家にこもり、ひたすら書き続けていますと言い、アントニオ・サリエリからそうか何をと言われ、アントニオ・サリエリに分かりませんと言い、アントニオ・サリエリからだろうな君はとてもいい子だ、働き者だよ、今度モーツァルトたちが留守の時は教えて欲しいと言われ、アントニオ・サリエリからお金を受け取り、アントニオ・サリエリにお礼を言い、モーツァルトとコンスタンツェは、グランドピアノを持ち出させて、馬車で出かけるのを見て、走り出し、馬車に乗り、アントニオ・サリエリを連れて、モーツァルトの家に向かい、モーツァルトのアパートの扉を開けて、アントニオ・サリエリをモーツァルトのアパートに招き入れ、アントニオ・サリエリに生活費のことですが、純金製のかぎタバコ入れが7つあったのに、たった1つしか残っていませんと言い、アントニオ・サリエリから仕事場はと言われ、アントニオ・サリエリにあちらですと言い、1791年頃、モーツァルト、コンスタンツェとエマヌエル・シカネーダーが激しい口論をしているのをドアに隠れて、見て、聞き、動揺して、アントニオ・サリエリの自宅に行き、アントニオ・サリエリから落ち着けどうしたんだと言われ、アントニオ・サリエリに辞めさせてくださいと言い、アントニオ・サリエリからなぜだねと言われ、アントニオ・サリエリに耐えられません、モーツァルトの様子が怖くて、一日中お酒を飲んで、ありとあらゆる薬までと言い、アントニオ・サリエリから作曲はと言い、アントニオ・サリエリにとても恐ろしいんです、モーツァルトは錯乱をと言い、アントニオ・サリエリから作曲はしているのかと言われ、アントニオ・サリエリにそのようです、大衆オペラを書いていますと言い、アントニオ・サリエリからオペラと言われ、アントニオ・サリエリにあの家はイヤです、怖くて耐えられませんと言い、アントニオ・サリエリから本当にオペラかと言われ、モーツァルトの遺体がアパートの外に運び出されて、馬車に乗せられ、墓地へ運ばれて行き、コンスタンツェとカール・モーツァルトとフラウ・ウェーバー夫人、アントニオ・サリエリとファン・スヴィーテン男爵、ミハエル・シュルンベルグとシュルンベルク夫人と共に墓地の手前でモーツァルトの遺体を見送ります。

エマヌエル・シカネーダー

エマヌエル・シカネーダーは、サイモン・キャロウが演じる1787年頃、モーツァルトと役者と共に、モーツァルトのアパートへ行き、モーツァルトからコンスタンツェに親友だと紹介され、モーツァルトからコンスタンツェを紹介しようと言われ、コンスタンツェがモーツァルトにレオポルト・モーツァルトが亡くなったと言われ、1791年頃、オペラ「シカネーダの喜劇」が終わり、幕が閉じられ、観客が拍手して、オペラを終えて、モーツァルトの所にやって来て、モーツァルトに感想はと言い、モーツァルトから面白かった、小人が最高だ、馬も良いと言われ、モーツァルトにここでオペラ「ドン・ジョヴァンニ」をやったら、きっと大成功したぞ、君にはこれだ、気取った宮廷には向かない、奇想天外なものほど客は喜ぶ、夢を求めているんだ、俺のために派手な役を書け、受けそうな曲も数曲、後は任せろ、俺が大成功を保証すると言い、モーツァルトがコンスタンツェにどう思うと言い、コンスタンツェから報酬はと言われ、コンスタンツェにマネージャーだな、どうだろう、興行収入の半分ではと言い、モーツァルトがコンスタンツェに興収の半分、悪くないと言い、コンスタンツェから今のお金は、いくらもらえるの、手付よと言われ、コンスタンツェに手付、俺は皇帝じゃないぞ、もう行かないと、ゆっくり楽しんでけと言い、舞台に戻って行き、モーツァルトのアパートを激しくノックして、モーツァルトがコンスタンツェに言うんだ、留守だが作曲は進んでいると、追い返せと言い、コンスタンツェがアパートのドアを開けて、コンスタンツェにお邪魔かねと言い、コンスタンツェからいいえと言われ、コンスタンツェにそれは良かった、モーツァルトはと言い、コンスタンツェから留守よ、作曲は進んでいるとと言われ、譜面を手にして、コンスタンツェに本当か良かった、これは何だレクイエム、葬式用かと言い、モーツァルトが飛び出てきて、モーツァルトから触れるな、これは君のためじゃないと言われ、モーツァルトに悪かった、俺の曲はできたかと言い、モーツァルトから何と言われ、モーツァルトに俺の大衆オペラだよと言い、モーツァルトからああと言われ、モーツァルトに見せろと言い、モーツァルトからダメだと言われ、モーツァルトになぜだと言い、モーツァルトからまだできてないと言われ、あははと笑われ、椅子に座り、モーツァルトにいいか来週からリハーサルを始めると言ったはずだと言い、モーツァルトから間に合うと言われ、モーツァルトに譜面はどこだと言い、モーツァルトから頭の中さもう完成している、あとは書くだけ、書いて、飲んで、書く、飲むかと言われ、モーツァルトに貴様、大勢の役者を抱えていると言い、椅子から立ち上がりモーツァルトにつかみかかり、コンスタンツェがモーツァルトとエマヌエル・シカネーダーとの間に割って入り、コンスタンツェから離してと言われ、モーツァルトに金がかかるんだ、曲なしじゃ、リハーサルもできんと言い、コンスタンツェからあんなオペラはくだらないわ、モーツァルトの才能がムダに、大蛇に魔法の笛と言われ、コンスタンツェにレクエイムはいいのかと言い、コンスタンツェからお金をくれるものと言われ、コンスタンツェに異常だ、狂っていると言い、コンスタンツェから私がと言われ、モーツァルトに書いてくれ、紙に書け、頭の中にあっても、何の意味もない、死者の曲などクソ食らえだと言い、オペラ「魔笛」を上演した後で、モーツァルトのアパートの入口のドアをノックして、アントニオ・サリエリがモーツァルトのアパートのドアを開けて、役者たちと共にモーツァルトのアパートのドアの外にいて、アントニオ・サリエリにサリエリと言い、アントニオ・サリエリからそうだと言われ、アントニオ・サリエリに入るよと言い、アントニオ・サリエリからいかんモーツァルトは眠っていると言われ、アントニオ・サリエリに具合はと言い、アントニオ・サリエリから疲れすぎてめまいを起こしたのだ心配ないと言われ、アントニオ・サリエリに我々が来たと伝えてくれと言い、アントニオ・サリエリからいいともと言われ、アントニオ・サリエリに分け前を渡してやってくれ、モーツァルトも元気が出ると言い、アントニオ・サリエリからそうだなではお休み、君達の舞台は素晴らしかったと言われ、モーツァルトのアパートから帰ります。

パロディ・コメンダトーレ

パロディ・コメンダトーレは、ケニー・ベイカーが演じるで、1791年頃、オペラ「シカネーダの喜劇」を演じる役者です。

カール・モーツァルト

カール・モーツァルトは、ミラン・デミャネンコが演じるモーツァルトの息子で、オルシーニ=ローゼンベルク伯爵が指揮を執るオペラ「シカネーダの喜劇」をモーツァルトとコンスタンツェと共に観劇して、小人たちが現れて、コンスタンツェと共に拍手して、

カツラのセールスマン

カツラのセールスマンは、カール・ハインツ・テウバーが演じるカツラのセールスマンで、モーツァルトにとても美しいカツラですよ素晴らしいと言い、モーツァルトからカツラのセールスマンに他のカツラをと言われ、モーツァルトのカツラを取り除き、新しいカツラを取り付け、モーツァルトにいかがです、お気に入りまして、素晴らしいでしょう、どうですと言い、モーツァルトが次のカツラを試し、モーツァルトから全部、素敵だ、頭が3つ欲しいと言われ、あははと笑われ、モーツァルトに面白いことをと言います。

単語説明

神父は、カトリック教会の司祭を指す敬称で、独身で、教区に籍を置いて教会で暮らし、ミサを行い、懺悔を受けます。

懺悔は、神父の前にて、罪の告白をし、悔い改めることです。

作曲家は、宮廷の中で曲を作り、演奏または指揮をする人でしたが、宮廷政治が崩壊した後、譜面を売り、演奏会を行い、入場料などを徴収し自立します。

譜面は、曲を演奏記号や符号などの記号によって書き表したもので、楽譜とも呼ばれます。

五線紙は、譜面の様式で、5本1組の平行な直線で構成される五線が、上から下に数段書かれた用紙です。

小節は、譜面の五線を縦の線で区切って、曲を分かりやすくするものです。

戯曲は、登場人物が舞台上で行う演劇によって構成されるオペラで使用される曲、脚本や台本です。

喜劇は、人を笑わせることを目的とした登場人物が舞台上で行う演劇によって構成されるオペラです。

オペラは、歌手による演劇とオーケストラによる音楽によって構成される舞台芸術で、歌劇とも呼ばれます。

フィガロの結婚の原作は、フランス革命の導火線となったと言われ、上演が禁止されています。
ルイ16世は「フィガロの結婚の上演を許すくらいなら、バスティーユ監獄を破壊する方が先だ」と激昂したそうです。
オペラ「フィガロの結婚」は、男女の愛の平等を描いています。

オーケストラは、管弦楽曲を木管楽器、金管楽器、鍵盤楽器、弦楽器および打楽器で演奏する音楽家の団体で、オペラで音楽を提供するときは、舞台と客席の間の1段低いオーケストラピットで演奏して、観客が舞台を観るのを妨げないようにします。

ピアノは、鍵盤楽器で、弦楽器と打楽器の特徴も併せ持った打弦楽器で、低音から高音までを担当します。
バイオリンは、最も小さな弦楽器で、最も高音を担当します。
バスーンは、木管楽器で、低音から中音を担当します。
バセットホルンは、木管楽器で、中音を担当します。
オーボエは、木管楽器で、高音を担当します。
クラリネットは、木管楽器で、中音から高音までを担当します。
トロンボーンは、金管楽器で、5種類の楽器が存在し、低音から高音までを担当します。
ティンパニーは、打楽器で、サイズやモデル等により、低音から高音までを担当します。
トランペットは、金管楽器で、高音を担当します。

属音とは、主音の5度上にある音です。

バスは、最も低い声域を担当する歌手です。
テノールは、高い声域を担当する男性歌手です。
ソプラノは、高い声域を担当する女性歌手です。
アルトは、テノールよりも高い音域を担当する女性歌手です。

コーラスは、補助的に合唱をを担当する歌手です。
ハーモニーは、2つ以上の異なる音程の音符が同時に演奏されることで、調和して、美しい音になることです。

へ長調は、ヘ音を中心音とする長調です。
イ短調は、イ音を中心音とする短調です。
ハ長調は、ハ音を中心音とする長調です。

音の高さをイタリア語で表すと「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」となります。
音の高さを日本語で表すと「イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、イ」となります。

テンポは、拍の時間的な長さです。

アクセントのある拍が周期的に繰り返されると拍子になります。
4拍子は、小節にアクセントのある拍が4回に1回あるということです。

ソットヴォーチェは、ひそやかな声で歌ういう意味です。
ピアニシモは、とても弱く弾くという意味です。
アルペッジオは、一音ずつ低いものから順番に弾いていくことで、リズム感や深みを演出する演奏方法です。

8分音符は、全音符の8分の1の長さで演奏される音符です。

二重奏は、1台のピアノを2人の奏者が弾く連弾のことでもあるし、2人の歌手が異なるパートを歌うことで、ハーモニーを生み出すことです。
三重奏は、3人の歌手が異なるパートを歌うことで、ハーモニーを生み出すことです。
四重奏は、4人の歌手が異なるパートを歌うことで、ハーモニーを生み出すことです。
五重奏は、5人の歌手が異なるパートを歌うことで、ハーモニーを生み出すことです。
六重奏は、6人の歌手が異なるパートを歌うことで、ハーモニーを生み出すことです。
七重奏は、7人の歌手が異なるパートを歌うことで、ハーモニーを生み出すことです。
八重奏は、8人の歌手が異なるパートを歌うことで、ハーモニーを生み出すことです。

宮廷作曲家は、宮廷からの依頼で冠婚葬祭、晩餐等の宮廷イベントで演奏する音楽を作曲します。
代表的な宮廷作曲家は、アントニオ・サリエリです。

宮廷音楽長は、宮廷作曲家や宮廷音楽家の最高位の地位で、管理的な業務と事務作業を任されます。
代表的な宮廷音楽長は、アントニオ・サリエリです。

国立劇場は、ウィーン国立劇場のことです。
国立劇場監督は、国立劇場で演奏される音楽と歌手に最終的な決定権を有し、指揮者としてオーケストラを指揮します。

ザルツブルク大司教は、カトリックの大司教で、教皇遣外使節です。

聖人は、宗教的に崇拝・崇敬対象となる人物です。

アントワネットは、オーストリア王家に生まれ、オーストリアとフランスの同盟を強化する政略結婚でフランスのルイ16世と結婚し、フランスの王妃となり、フランス革命で捕らえられ、死刑にされます。

後宮は、皇帝の后妃や子供が住む場所です。
ハーレムは、王侯貴族の宮廷において多くの夫人と子供が住む場所です。
売春宿は、男たちが娼婦を相手に買春できる場所です。

バッハは、ドイツの作曲家で、鍵盤楽器の演奏家です。
グルックは、オーストリアとフランスで活躍したオペラの作曲家です。
ヘンデルは、ドイツ出身の作曲家で、鍵盤楽器の演奏家です。

ビリーヤードは、室内で行われ、ラシャと呼ばれる布を張った板にクッションで囲ったテーブル上で「キュー」と呼ばれる長い棒状の道具を使い、静止している白や黄色の手玉を撞き、先玉に衝突させ、玉が起こすアクションをコントロールすることで競い合うスポーツ競技です。

メイドは、清掃、洗濯、炊事などの家庭内労働を行う女性の使用人です。

ヘラクレスは、ギリシア神話の半神の英雄で、十二の功業を行ったことで有名です。

フロリンは、オランダ、ドイツ諸邦やイギリスなどで使用された通貨の単位です。
ダカットは、国際通貨として広く受け入れられていた通貨です。

臨終のミサは、ご臨終の瞬間も神父が立ち会い、聖なる油を塗布して癒しを祈る儀式や、祈りを捧げながら信者にパンとぶどう酒を与える儀式を行います。

最後のセリフ

「あはは」です。

年表

1750年8月18日、アントニオ・サリエリは、ヴェネツィア共和国(イタリア)レニャーゴで生れます。
1756年1月27日、モーツァルトは、神聖ローマ帝国(オーストリア)ザルツブルクで生まれます。

1759年、モーツァルトは、3歳のときからチェンバロを弾き始めます。

1761年、モーツァルトは、5歳のときに現存する最古の作品「アンダンテ ハ長調 K.1a」を作曲します。

1762年1月、モーツァルトは、6歳のときにミュンヘンへ演奏旅行に行きます。
1762年9月、モーツァルトは、6歳のときにミュンヘンへウィーンへ演奏旅行に行きます。
1762年、モーツァルトは、父親に連れられて、6歳のときにシェーンブルン宮殿でマリア・テレジアの御前で演奏し、宮殿の床で滑って転んでしまい、助けられたマリー・アントワネットに「大きくなったら僕のお嫁さんにしてあげる」と言います。

1763年、モーツァルトは、7歳のときにフランクフルトで演奏を行い、ゲーテが聞いて高く評価します。
    アントニオ・サリエリの父親が、家族と共に食事をしているときに、食事を喉に詰まらせて亡くなります。
1964年、アントニオ・サリエリの母親が亡くなります。
1766年、フロリアン・レオポルト・ガスマンは、ヴェネツィアを訪れたときに15歳のアントニオ・サリエリの才能を評価し、アントニオ・サリエリをウィーンに連れて行きます。

1768年、アントニオ・サリエリは、18歳のときに最初のオペラ「ヴェスタの処女」を作曲します。
1769年~1771年、モーツァルトは、13歳から15歳のときに、ザルツブルクのコロレード大司教の宮廷に仕えながら、イタリアへ旅行してミラノ、ボローニャ、ローマ、ナポリ、ポンペイを観光し、ボローニャでは作曲者であり教師でもあったジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ神父から対位法やポリフォニーの技法を学びます。
1770年、モーツァルトは、14歳のときにローマ教皇より黄金拍車勲章を授与されます。
1772年、アントニオ・サリエリは、22歳のときにオペラ「ヴェネツィアの市」を作曲して、有名になります。
1772年、モーツァルトは、16歳のときにザルツブルク大司教のコロレード伯によって、ザルツブルク宮廷楽師長に任命されます。
1773年、モーツァルトは、17歳のときにザルツブルクで、交響曲第25番と交響曲第29番を作曲します。
1773年、モーツァルトは、17歳のときに進歩的で有名な劇作家トビアス・フォン・ゲプラーと出会い、フリーメイソンを知ります。
1774年、アントニオ・サリエリは、24歳のときにヨーゼフ2世によって宮廷作曲家として任命されます。
1777年、モーツァルトは、21歳のときにザルツブルク宮廷楽師長を辞職し、ミュンヘン、マンハイムへと引っ越し、マンハイム楽派の影響を受けます。
1778年、モーツァルトは、22歳のときにモーツァルトの母親アンナ・マリーア・ペルトルが亡くなります。

1781年、モーツァルトは、25歳のときにザルツブルク大司教のコロレード伯の命令でミュンヘンからウィーンへ移りますが、ザルツブルク大司教のコロレード伯の宮廷でザルツブルク宮廷楽団楽長を解雇され、フリーの作曲家として活動して、ミュンヘンのバイエルン選帝侯カール・テオドールの宮廷からの依頼で、オペラ「クレタ王イドメネオ」を作曲して、ミュンヘンのレジデンツ劇場で上演し、成功します。
1782年、モーツァルトは、26歳のときにウィーンでフリーの作曲家として活動し、オーストリア皇帝ヨーゼフ2世から依頼でドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」を作曲し、ウィーンのブルク劇場で上演して、成功します。
1782年、モーツァルトは、26歳のときにレオポルト・モーツァルトの反対を押し切り、オーストリアのウィーンにあるシュテファン大聖堂でコンスタンツェと結婚します。
1784年、モーツァルトは、28歳のときにヴィーンのフリーメイソンの小さなロッジに入会します。
1785年、モーツァルトは、29歳のときにフリーメイソンの第二級に進級します。
1785年、レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトと会いにウィーンへ来て、ザルツブルグへ帰ります。

1786年、モーツァルトは、30歳のときにオペラ「フィガロの結婚」を作曲し、ウィーンのブルク劇場で上演し、9回の公演で打ち切りになり、失敗します。
1787年、モーツァルトは、31歳のときに「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を作曲します。
    父親のレオポルト・モーツァルトが亡くなります。
    モーツァルトは、プラハのエステート劇場からの依頼でオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を作曲し、プラハのエステート劇場で上演し、成功しますが、ウィーンのブルク劇場で上演しますが、5回で打ち切られ、失敗します。

1791年3月、モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーからオペラ「魔笛」の作成依頼を受けます。
1791年8月、モーツァルトは、グラーフ・ヴァルゼックという貴族から高額で「レクエイム」の依頼を受けます。
1791年9月、モーツァルトは、オペラ「魔笛」を完成させ、ウィーンのフライハウス劇場で上演し、成功します。
1791年10月、モーツァルトは、「レクエイム」を作曲し始めます。
1791年12月5日、モーツァルトは、35歳のときに亡くなります。
モーツァルトの弟子のジュスマイヤーは、「レクエイム」を完成させます。
1791年12月10日、モーツァルトの葬儀は、オーストリアのウィーンにあるシュテファン大聖堂で行われます。
         レクエイムは、ミヒャエラー教会で初めて演奏されます。

1825年5月7日、アントニオ・サリエリは、74歳のときに亡くなります。

時代背景

1701年、赤穂藩主浅野長矩は、江戸城中で吉良義央に斬りつけます。
1702年、赤穂浪士大石良雄ら四十七士は、本所松坂町で吉良義央を討ち果たします。
1703年、江戸幕府は、赤穂浪士大石良雄ら四十七士に切腹を命じます。
1707年、宝永地震、富士山宝永大噴火が起きます。

1717年、近代フリーメイソン組織であるグランドロッジ・オブ・イングランドが発足します。
1738年、教皇クレメンス12世が教皇勅書でフリーメイソンを排斥します。
1769年、ナポレオン・ボナパルトがコルシカ島で生まれます。
1770年、フランスのルイ16世とオーストリア王女マリー・アントワネットが結婚します。
1774年、フランスのルイ16世は、フランス国王に即位します。
1775年、アメリカの独立戦争が始まります。
1776年、アメリカ独立宣言が採択されます。
1783年、パリ条約でイギリスがアメリカの独立を承認し、アメリカが独立します。
    浅間山で大規模な噴火が起きます。
1784年、ナポレオン・ボナパルトがパリの陸軍士官学校に入学します。
1789年、フランス革命が始まります。
1793年、フランスのルイ16世とマリー・アントワネットが処刑されます。
1794年、フランス革命は終わります。

感想

音楽は宮廷から大衆へと変わる時代に、嫉妬から神への復讐に失敗する物語

原題も邦題も「アマデウス」です。
アマデウスは、オーストリアの作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのミドルネームのことです。
時代的には、フランス革命の前の頃でパリで王妃マリー・アントワネットが贅沢をしていた時期で、赤穂浪士大石良雄ら四十七士が本所松坂町で吉良義央を討ち果たした少し後の出来事です。
たくさんのモーツァルトが作曲した音楽が使用されますが、音楽を中心とした映画ではなく、アントニオ・サリエリが回想しながら語るモーツァルトを描いた会話劇で、音楽用語が飛び交います。
字幕を追いながらの鑑賞は、大変です。
簡単なセリフは字幕にされませんし、英語が少し理解できれば、理解しやすいです。

劇場公開版は158分ですが、ディレクターズ・カット版は180分です。
このレビューは、劇場公開版とディレクターズ・カット版を鑑賞したレビューになります。
劇場公開版を鑑賞して気に入れば、ディレクターズ・カット版も鑑賞することをお勧めします。

モーツァルトの音楽が好きな人にはお勧めできますが、モーツァルトの描かれ方に好き嫌いが別れるかもしれません。
アカデミー賞8部門を受賞しました。
アカデミー賞受賞作品が好きな人、洋画が好きな人にもお勧めできる映画です。

午前10時の映画祭15で上映されますし、音楽が重要な映画なので、可能であれば、音響の良い映画館で鑑賞した方が良い映画です。

登場人物も多く、判別しにくいです。

アントニオ・サリエリは、イタリアのレニャーゴの生まれのイタリア人で、74歳と12歳と30歳~41歳の年齢で登場し、ヨーゼフ2世の宮廷作曲家を務めています。
74歳のアントニオ・サリエリは、12歳と30歳~41歳のときを思い出して物語が進みます。
アントニオ・サリエリの従者は、アントニオ・サリエリの身の回りの世話をします。
フォーグラー神父は、74歳のアントニオ・サリエリから話を聞くことで物語が進みます。
精神病院の病院の接客係は、精神病院に入院しているアントニオ・サリエリの世話をします。
モーツァルトは、6歳のときの演奏旅行、25歳~35歳で亡くなるまでの物語がアントニオ・サリエリによって語られ、コンスタンツェからヴォルフィーと呼ばれます。
レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトの父親で、ザルツブルクの宮廷室内作曲家で、モーツァルトの音楽の才能を見出し、モーツァルトに音楽の英才教育を施して、仮装舞踏会では黒い前は笑顔で後ろは怒った顔の仮面を身に付けます。
フランチェスコ・サリエリは、アントニオ・サリエリの父親で、アントニオ・サリエリの音楽の才能を見出せず、アントニオ・サリエリに音楽の教育を行わず、喉に食べ物を詰まらせて、亡くなります。
コンスタンツェは、モーツァルトの婚約者で結婚相手です。
ザルツブルク大司教のコロレード伯は、モーツァルトが気に入らず、ザルツブルク宮廷楽団楽長から解雇します。
ヨーゼフ2世は、ウィーンにいる神聖ローマ皇帝で、妹はフランス国王ルイ16世と結婚したマリー・アントワネットです。
ファン・スヴィーテン男爵は、モーツァルトのオペラ「クレタ王イドメネオ」を観劇し、モーツァルトを高く評価して、モーツァルトを雇うようにヨーゼフ2世に勧めます。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、ウィーンで国立劇場監督を務め、モーツァルトを評価していません。
フォン・ストラック伯爵は、ヨーゼフ2世の宮内長官を務め、モーツァルトを評価していません。
ジュゼッペ・ボンノは、ヨーゼフ2世の宮廷音楽長を務め、モーツァルトを評価していません。
カテリナ・カヴァリエリは、歌手で、アントニオ・サリエリの生徒で、モーツァルトのオペラ「後宮からの誘惑」で歌います。
ウェーバー夫人は、コンスタンツェの母親です。
エリザベートは、ヨーゼフ2世の姪です。
ミハエル・シュルンベルグは、モーツァルトを娘の音楽教師として雇います。(ディレクターズ・カット版のみ)
シュルンベルグ夫人は、ミハエル・シュルンベルグの妻です。(ディレクターズ・カット版のみ)
ガートルード・シュルンベルクは、ミハエル・シュルンベルグの娘です。(ディレクターズ・カット版のみ)
ロールは、アントニオ・サリエリが雇い、モーツァルト家のメイドとして働く娘です。
エマヌエル・シカネーダーは、モーツァルトに大衆オペラの作曲を依頼して、オペラ「魔笛」を作曲させます。
オペラ「魔笛」を歌っていいる声は、ジューン・アンダーソンです。

ファン・スヴィーテン男爵、ウィーンで国立劇場監督を務めるオルシーニ=ローゼンベルク伯爵、ヨーゼフ2世の宮内長官を務めるフォン・ストラック伯爵、ヨーゼフ2世の宮廷音楽長を務めるジュゼッペ・ボンノは区別しにくいです。

ファン・スヴィーテン男爵は、オランダ人で、中肉中背で、茶色のカツラで、メガネをかけていなくて、モーツァルトを高く評価してです。
オルシーニ=ローゼンベルク伯爵は、中肉中背で、銀色のカツラで、丸いメガネが特徴で、国立劇場監督を務めていて、指揮を行います。
フォン・ストラック伯爵は、中肉中背で、カツラをつけず、頭部の真ん中が禿げていて、両側は銀髪で、宮内長官を務め、ヨーゼフ2世から相談され、意見を言います。
ジュゼッペ・ボンノは、オーストリア人の作曲家で、太っていて、銀色のカツラで、メガネをかけていなくて、宮廷音楽長を務め、モーツァルトに好感を持っています。

物語が展開する場所は音楽の都ウィーンで、セリフとしてモーツァルトの生まれ故郷として田舎町のザルツブルグが登場します。

物語は、3部構成で、まずは、アントニオ・サリエリがモーツァルトの天性の才能と性格に嫉妬して、次に、アントニオ・サリエリが神を裏切り、アントニオ・サリエリがモーツァルトに葬式で演奏するレクイエムを作曲させ、アントニオ・サリエリが神の創造物であるモーツァルトを殺して、アントニオ・サリエリがモーツァルトの作曲したレクイエムを自分の曲として、モーツァルトの葬式で発表するという神への復讐を企て、最後に、アントニオ・サリエリがコンスタンツェのいない間をチャンスと見て、モーツァルトにレクイエムを作曲させ、モーツァルトを過労死で殺しますが、コンスタンツェがレクイエムの楽譜をアントニオ・サリエリから取り上げて、モーツァルトの葬式を行われますが、アントニオ・サリエリがモーツァルトの作曲したレクイエムをアントニオ・サリエリの曲として発表することはできず、名声を得ることには失敗し、年月の経過に伴いアントニオ・サリエリの名声も作曲した曲も忘れられるという物語です。

アントニオ・サリエリがコンスタンツェに対する嫌がらせをして、コンスタンツェがアントニオ・サリエリを嫌うという伏線が、コンスタンツェがアントニオ・サリエリからレクイエムの楽譜を取り上げて、アントニオ・サリエリがモーツァルトの作曲したレクイエムをアントニオ・サリエリの曲として発表できず、名声を得ることできずに、アントニオ・サリエリの神への復讐が失敗に終わることで回収されるというのは良いです。

回想している時代から物語の時代に戻り、回想している時代に戻り物語の時代に戻ることを繰り返して、物語が構成されています。
いつ頃の時代に何があったかを把握していないと物語に付いていけないので簡単に説明します。
1825年頃、アントニオ・サリエリは自殺を図り、精神病院に入院して、フォーグラー神父にモーツァルトについて語り始めます。
1762年、6歳のモーツァルトは、オーストリアのウィーンへ演奏旅行に行き、ヨーゼフ2世の前で演奏します。
1763年、アントニオ・サリエリは、父親に導かれて演奏旅行しているモーツァルトを羨ましく思います。
    アントニオ・サリエリの父親は、音楽に対する理解がなく、モーツァルトの親子を軽蔑しています。
    アントニオ・サリエリは、教会で、偉大な作曲家になれるようにと神に祈ります。
    アントニオ・サリエリの父親は、家族と共に食事をしているときに、食事を喉に詰まらせて亡くなります。
1781年、モーツァルトは、ザルツブルク大司教のコロレード伯の命令でミュンヘンからウィーンへ移りますが、ザルツブルク大司教のコロレード伯の宮廷でのザルツブルク宮廷楽団楽長を解雇され、ウィーンでフリーの作曲家として活動し、ミュンヘンのバイエルン選帝侯カール・テオドールの宮廷からの依頼で、オペラ「クレタ王イドメネオ」を作曲し、ミュンヘンのレジデンツ劇場で上演し、成功します。
1782年、モーツァルトは、ドイツ語のオペラ「後宮からの誘惑」を作曲し、上演して、成功し、レオポルト・モーツァルトの反対を押し切り、オーストリアのウィーンにあるシュテファン大聖堂でコンスタンツェと結婚します。
1785年、レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトと会いにウィーンへ来て、ザルツブルグへ帰ります。
1786年、モーツァルトは、オペラ「フィガロの結婚」を作曲し、ウィーンのブルク劇場で上演し、9回の公演で打ち切りになり、失敗します。
1787年、父親のレオポルト・モーツァルトが亡くなり、プラハのエステート劇場からの依頼でオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を作曲し、プラハのエステート劇場で上演し、成功しますが、ウィーンのブルク劇場で上演しますが、5回で打ち切られ、失敗します。
1791年3月、モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーからオペラ「魔笛」の作成依頼を受けます。
1791年8月、モーツァルトは、高額で「レクエイム」の依頼を受けます。
1791年9月、モーツァルトは、オペラ「魔笛」を完成させ、ウィーンのフライハウス劇場で上演し、成功します。
1791年10月、モーツァルトは、「レクエイム」を作曲し始めます。
1791年12月5日、モーツァルトは、「レクエイム」をほぼ完成させて、臨終のミサは行われずに、亡くなります。
        アントニオ・サリエリは、コンスタンツェに「レクエイム」の楽譜を取り上げられて、「レクエイム」をアントニオ・サリエリの曲として発表することができません。
1791年12月10日、モーツァルトの葬儀が行われます。

アントニオ・サリエリは、父親が死ぬことで作曲家への道が開けました。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトを殺すことで、歴史に名を残すような作曲家への道を開こうとしたとしておかしくはありません。

モーツァルトの死因は、アントニオ・サリエリによって追い込まれ、1ヶ月の総労働時間が260時間を超える月が続き、過労死だと思います。
モーツァルトは天才であるがゆえに仕事はありますが、性格も口も悪いため時給の高く、身分が安定した職には付けず、浪費癖があり、生活に困り、多くの仕事を引き受け、労働時間が長くなり、過労死したようです。
モーツァルトは、共同墓地に埋葬され、墓の場所も遺骨も行方不明です。

フォーグラー神父は、アントニオ・サリエリに神の前では人は皆同じですと言います。
アントニオ・サリエリは、ピアノで曲を弾くだけで、モーツァルトとは違い、神の前では人は皆同じではないことを証明して見せます。

アントニオ・サリエリは、ヨーゼフ2世の宮廷作曲家で、宮廷向けの作曲を行い、大衆向けには作曲を行わず、宮廷には受け入れられますが、大衆には知られず、時代に取り残され、忘れ去られることになります。

モーツァルトは、フリーの作曲家で、依頼があれば、宮廷向けでも、大衆向けにでも作曲を行いますが、宮廷には受け入れらませんが、大衆に受け入れられ、時代に受け入れられる前に亡くなってしまいます。

アントニオ・サリエリが作曲した曲を知る人はいません。
モーツァルトが作曲した曲はCM等でも使用され、モーツァルトの名前は知らなくても、モーツァルトが作曲した曲を知っている人は多いはずです。

アントニオ・サリエリは、神に愛されたモーツァルトを殺したことで、神を超える存在だと感じています。
自分も、不可能を可能にして、米国を利用して、世界を操り、国を滅ぼし、神を超える存在だと感じています。
アントニオ・サリエリは、モーツァルトの力を恐れ、既得権益を守ることに終始して、無意味に時間を過ごし、言い訳に終始している間にモーツァルトは亡くなりました。
思い上がった政治家たちは、自分の情報を恐れ、収集するのですが、既得権益を守ることに終始して、無意味に時間を過ごし、言い訳に終始している間に、30年間以上も経過して、自分も亡くなるでしょう。
自分は、現在仕掛けられているハニートラップについても気が付いているので、何の意味もなく、また同じように何も得ることはなく、時間だけが過ぎ去り失敗して、言い訳する結果に終わるでしょう。

ラストは、アントニオ・サリエリが地獄の中のような精神病院の中で患者たちに神の代わりに赦しを与え、モーツァルトは天国で笑っているという感じで救われます。

ルイ16世は「フィガロの結婚の上演を許すくらいなら、バスティーユ監獄を破壊する方が先だ」と激昂したそうです。
フリーメイソンに入会したモーツァルトがオペラ「フィガロの結婚」を作曲したのは、禁止されている「フィガロの結婚」を上演し、モーツァルトの実力を認めない王族や貴族に復讐するためだと感じました。
モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」は政治的に意味はないことに、民衆を惹きつけるというフックになるという政治的な意味があります。
モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」は政治的に意味はないことで作曲され、上演され、民衆を惹きつけ、民衆が禁止されている「フィガロの結婚」について興味を持ち、「フィガロの結婚」について調べて、革命を起こして、王族や貴族を打倒するという政治的な意味があるということです。

自分は、米国政府が日本人が政治に興味、関心を持たないように使用している3S政策を逆に利用して、スクリーンを通して、日本人が政治に興味、関心を持つようにすることで、復讐したいです。
モーツァルトはオペラ「フィガロの結婚」で王族や貴族を倒しました。
自分は映画のレビューで米国政府や日本政府を倒してみたいです。
米国政府や日本政府は強固なように思われますが、米国大統領や日本首相を騙し、判断を誤らせれば、米国政府や日本政府を崩壊させられます。

以下の色々なモーツァルトの曲が演奏されます。
事前に調べて聞いておくと、映画をより良く鑑賞できるでしょう。「K」と入っている曲はモーツァルトが作曲した曲です。
交響曲「第25番 ト短調 K.183 第1楽章」
セレナーデ「K.525:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」
カトリック教会の聖歌「スターバト・マーテル:肉体が死に滅びる時」
「18世紀初期のジプシー音楽」
セレナーデ「変ロ長調 K.361 第3楽章:グラン・パルティータ」
オペラ「後宮からの誘惑 K.384 第1幕:アリア偉大なる太守をたたえて歌え」
オペラ「後宮からの誘惑 K.384:フィナーレ」
大ミサ曲「ハ短調 K.427:キリエ」
フルートとハープのための協奏曲「ハ長調 K.299 第2楽章」
ピアノ協奏曲「変ロ長調 第15番 K.450 第3楽章」
交響曲「イ長調 第29番 K.201 第1楽章」
ヴァイオリンとビオラのための協奏交響曲「変ホ長調 K.364 第1楽章」
ピアノ協奏曲「変ロ長調 第15番 K.450 第3楽章」
ドイツ軍歌「われはカイザーたらん」
ピアノ協奏曲「第22番 K.482 第3楽章」
オペラ「フィガロの結婚 K.492 第1幕:もう飛ぶまいぞこの蝶々」
オペラ「フィガロの結婚 K.492 第3幕:ああ、花嫁の行列だ」
オペラ「フィガロの結婚 K.492 第4幕:ああ、これで一同みな満足」
オペラ「フィガロの結婚 K.492 第4幕:フィナーレ」
ピアノ協奏曲「第20番 K.466 第1楽章」
オペラ「ドン・ジョバンニ K.527:序曲」
オペラ「ドン・ジョバンニ K.527 第2幕:騎士長の場」
オペラ「魔笛 K.620:序曲」
オペラ「魔笛 K.620 第2幕:夜の女王のアリア 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
オペラ「魔笛 K.620 第2幕:可愛い娘か女房がいれば」です。
オペラ「魔笛 K.620 パパゲーノとパパゲーナのアリア パパパの二重唱」
舞曲「6つのドイツ舞曲 K.509」
ミサ曲「二短調 レクイエム K.626:入祭唱」
ミサ曲「二短調 レクイエム K.626:怒りの日」
ミサ曲「二短調 レクイエム K.626:呪われ退けられし者達が」
ミサ曲「二短調 レクイエム K.626:涙の日」
ピアノ協奏曲「第20番 ニ短調 K.466 第2楽章」

年表です。
1701年、赤穂藩主浅野長矩は、江戸城中で吉良義央に斬りつけます。
1702年、赤穂浪士大石良雄ら四十七士は、本所松坂町で吉良義央を討ち果たします。
1703年、江戸幕府は、赤穂浪士大石良雄ら四十七士に切腹を命じます。
1707年、宝永地震、富士山宝永大噴火が起きます。

1750年8月18日、アントニオ・サリエリは、ヴェネツィア共和国(イタリア)レニャーゴで生れます。
1756年1月27日、モーツァルトは、神聖ローマ帝国(オーストリア)ザルツブルクで生まれます。

1759年、モーツァルトは、3歳のときからチェンバロを弾き始めます。

1761年、モーツァルトは、5歳のときに現存する最古の作品「アンダンテ ハ長調 K.1a」を作曲します。

1762年1月、モーツァルトは、6歳のときにミュンヘンへ演奏旅行に行きます。
1762年9月、モーツァルトは、6歳のときにミュンヘンへウィーンへ演奏旅行に行きます。
1762年、モーツァルトは、父親に連れられて、6歳のときにシェーンブルン宮殿でマリア・テレジアの御前で演奏し、宮殿の床で滑って転んでしまい、助けられたマリー・アントワネットに「大きくなったら僕のお嫁さんにしてあげる」と言います。

1763年、モーツァルトは、7歳のときにフランクフルトで演奏を行い、ゲーテが聞いて高く評価します。
    アントニオ・サリエリの父親が、家族と共に食事をしているときに、食事を喉に詰まらせて亡くなります。
1964年、アントニオ・サリエリの母親が亡くなります。
1766年、フロリアン・レオポルト・ガスマンは、ヴェネツィアを訪れたときに15歳のアントニオ・サリエリの才能を評価し、アントニオ・サリエリをウィーンに連れて行きます。

1768年、アントニオ・サリエリは、18歳のときに最初のオペラ「ヴェスタの処女」を作曲します。
1769年~1771年、モーツァルトは、13歳から15歳のときに、ザルツブルク大司教のコロレード伯の宮廷に仕えながら、イタリアへ旅行してミラノ、ボローニャ、ローマ、ナポリ、ポンペイを観光し、ボローニャでは作曲者であり教師でもあったジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ神父から対位法やポリフォニーの技法を学びます。
1770年、モーツァルトは、14歳のときにローマ教皇より黄金拍車勲章を授与されます。
1772年、アントニオ・サリエリは、22歳のときにオペラ「ヴェネツィアの市」を作曲して、有名になります。
1772年、モーツァルトは、16歳のときにザルツブルク大司教のコロレード伯によって、ザルツブルク宮廷楽師長に任命されます。
1773年、モーツァルトは、17歳のときにザルツブルクで、交響曲第25番と交響曲第29番を作曲します。
1773年、モーツァルトは、17歳のときに進歩的で有名な劇作家トビアス・フォン・ゲプラーと出会い、フリーメイソンを知ります。
1774年、アントニオ・サリエリは、24歳のときにヨーゼフ2世によって宮廷作曲家として任命されます。
1777年、モーツァルトは、21歳のときにザルツブルク宮廷楽師長を辞職し、ミュンヘン、マンハイムへと引っ越し、マンハイム楽派の影響を受けます。

1781年、モーツァルトは、25歳のときにザルツブルク大司教のコロレード伯の命令でミュンヘンからウィーンへ移りますが、ザルツブルク大司教のコロレード伯の宮廷でのザルツブルク宮廷楽団楽長を解雇され、フリーの作曲家として活動して、ミュンヘンのバイエルン選帝侯カール・テオドールの宮廷からの依頼で、オペラ「クレタ王イドメネオ」を作曲して、ミュンヘンのレジデンツ劇場で上演し、成功します。
1782年、モーツァルトは、26歳のときにウィーンでフリーの作曲家として活動し、オーストリア皇帝ヨーゼフ2世から依頼でドイツ語オペラ「後宮からの誘惑」を作曲し、ウィーンのブルク劇場で上演して、成功します。
1782年、モーツァルトは、26歳のときにレオポルト・モーツァルトの反対を押し切り、オーストリアのウィーンにあるシュテファン大聖堂でコンスタンツェと結婚します。
1784年、モーツァルトは、28歳のときにヴィーンのフリーメイソンの小さなロッジに入会します。
1785年、モーツァルトは、29歳のときにフリーメイソンの第二級に進級します。
1785年、レオポルト・モーツァルトは、モーツァルトと会いにウィーンへ来て、ザルツブルグへ帰ります。
1786年、モーツァルトは、30歳のときにオペラ「フィガロの結婚」を作曲し、ウィーンのブルク劇場で上演し、9回の公演で打ち切りになり、失敗します。
1787年、モーツァルトは、31歳のときに「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を作曲します。
    父親のレオポルト・モーツァルトが亡くなります。
    モーツァルトは、プラハのエステート劇場からの依頼で「ドン・ジョヴァンニ」を作曲し、プラハのエステート劇場で上演し、成功しますが、ウィーンのブルク劇場で上演しますが、5回で打ち切られ、失敗します。
1789年、フランス革命が始まります。
1791年3月、モーツァルトは、エマヌエル・シカネーダーからオペラ「魔笛」の作成依頼を受けます。
1791年8月、モーツァルトは、グラーフ・ヴァルゼックという貴族から高額で「レクエイム」の依頼を受けます。
1791年9月、モーツァルトは、オペラ「魔笛」を完成させ、ウィーンのフライハウス劇場上演し、成功します。
1791年10月、モーツァルトは、「レクエイム」を作曲し始めます。
1791年12月5日、モーツァルトは、35歳のときに亡くなります。
モーツァルトの弟子のジュスマイヤーは、「レクエイム」を完成させます。
1791年12月10日、モーツァルトの葬儀は、オーストリアのウィーンにあるシュテファン大聖堂で行われます。
         レクエイムは、ミヒャエラー教会で初めて演奏されます。

1793年、フランスのルイ16世とマリー・アントワネットが処刑されます。
1794年、フランス革命は終わります。

1825年5月7日、アントニオ・サリエリは、74歳のときに亡くなります。

まとめ

次は「時計じかけのオレンジ」を鑑賞する予定です。
ご期待ください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

面白いと思った方は、クリックして、応援してね!
にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ

にほんブログ村 シニア日記ブログへ   にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ