映画「マンデラの名もなき看守」~あらすじ【ネタばれ有り】と感想

「夢をかなえるゾウ0  ブラックガネーシャと夢を食べるバク」「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養」の中で、出てきた「ネルソン・マンデラ」について知りたいと感じました。
この映画を鑑賞することにしました。

基本情報・スタッフ

監督    ビレ・アウグスト
脚本    グレッグ・ラター、ビレ・アウグスト
製作    ジャン=リュック・ファン・ダム、イラン・ジラード、アンドロ・スタインボーン
製作総指揮 カミ・ナーディ、マイケル・ドゥナエフ、ジミー・ド・ブラバン、クウェシ・ディクソン
音楽    ダリオ・マリアネッリ
撮影    ロベール・フレス
編集    ハーヴ・シュナイド
美術    トム・ハナム
配給    ギャガ
公開    2008年5月17日
上映時間  118分
映倫区分  G

予告動画

舞台となる場所

ネルソン・マンデラが投獄されたロベン島とケープタウンです。

ジェイムズ・グレゴリーが勤務していたクルーンスタットです。

ジェイムズ・グレゴリーが勤務していたウースターです。

プレトリアは、南アフリカの首都です。

トランスカイは、ネルソン・マンデラが生まれた場所で、ケープタウンの東1,300km、ジョハネスバーグ(ヨナネスブルグ)から南へ900km、カイ川とナタール州境の間にあり、北には険しいいドラケンスベルク山脈、東にインド洋があり、スイスほどの面積があり、南アフリカの東ケープ州東部に存在したバントゥースタン(アフリカ人の自治区)で、中心地はウタムタで、コーサ族、パソト族と少数の白人が住んでいました。

スワジランドは、現在のエスワティニのことで、イギリスの保護国で、イギリスに間接的に統治されていました。

バーバートンは、ピエ・バーナードが転属となり、ジョイス・バーナードと一緒に行く場所です。

グロリア・グレゴリーがジェイムズ・グレゴリーに転属を勧めたイーストロンドンです。

ジェイムズ・グレゴリーとグロリア・グレゴリーが住むことになるプラムステッドです。

ジェイムズ・グレゴリーがモーケル准将と会い、ネルソン・マンデラたちがロベン島から移送されたポールスモア重警備刑務所です。

民族の槍(通称は、MK)に爆破されたクバーグ原子力発電所です。

ネルソン・マンデラの無条件釈放を要求し、デモを起こし、暴動に発展し、鎮圧されたソウェトです。

シンジ・マンデラが、父であるネルソン・マンデラの演説の原稿を代読したソウェトにあるジャブラニ・スタジアムです。

ウィニー・マンデラが流刑にされたジョハネスバーグから南西に400kmほど行った、ブルームフォンテインのすぐ北にあるブランドフォートです。

ネルソン・マンデラたちがロベン島から移送されたポールスモア重警備刑務所です。

ヴィクター・フェルスター刑務所(現在は、ドラケンステイン刑務所)です。
ヴィクター・フェルスター刑務所は、ケープスタンの南東数キロにあり、緑の芝生付きのこぎれいな家々が立ち並ぶトカイという白人用郊外住宅地のはずれにあり、北はコンスタンシアバージ山脈、南は何百エーカーというブドウ畑に挟まれ、ケープ州のとても美しい風景の真っただ中に位置しています。
ネルソン・マンデラは釈放され、ヴィクター・フェルスター刑務所の門から歩いて出て行きます。

あらすじ

1968年、南アフリカでは人種隔離政策を推進
黒人には投票権や不動産権がなく
住居や就職や教育でも差別された
政府は権力維持のために反体制組織を禁圧し
その指導者たちをロベン島に強制収容した
「GOODBYE BAFANA」とタイトルが映し出されます。
アフリカ人の囚人たちは、ロベン島に収容されるために、フェリーに乗ります。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、妻、息子と娘と一緒にロベン島に赴任するために、フェリーに乗ります。
ケープタウン沖のロベン島が映し出されます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹、妻、息子と娘とアフリカ人の囚人が乗った船がロベン島に向かいます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹、妻、息子と娘は、フェリーのデッキに座っています。
フェリーがロベン島に到着し、ジェイムズ・グレゴリー軍曹、妻、息子と娘は下船し、ロベン島に上陸します。

1868年6月
デベット大尉は、ロベン島刑務所の人事を担当し、ジェイムズ・グレゴリーと家族を桟橋まで出迎え、”ロベン島にようこそ”と書かれた門をくぐり、ジープで官舎へ送り、ジェイムズ・グレゴリーとグロリア・グレゴリーをピエ・バーナード大佐のお宅で開かれるバーベキューパティーに正装で来るように伝えます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、革靴を探しながら、息子にロベン島について説明します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹とグロリア・グレゴリーは、サリーに子供を預け、ピエ・バーナード大佐のお宅で開かれるバーベキューパティーに出席します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ネルソン・マンデラの顔さえ知りませんが、国家公安局のピーター・ジョーダン少佐にネルソン・マンデラたちを絞首刑にするべきだと伝え、アフリカ人の言葉を読めて、話せるので、ネルソン・マンデラたちを検閲し、ネルソン・マンデラたちが何を考え、何をしたいのかを知るために、手紙や面会人に不審な点があったら、国家公安局のピーター・ジョーダン少佐に報告することになります。
グロリア・グレゴリー軍曹は、ピエ・バーナードの妻のジョイス・バーナードと仲良くなり、ジョイス・バーナードの髪をカットすることになります。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、囚人たちに検閲について説明します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、独房にいるネルソン・マンデラに会いに行きますが、無視されます。

半年後
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ネルソン・マンデラに妻のウィニー・マンデラを面会させ、コーサ語を禁止し、家族のことだけを話すように指示し、監視します。
ウィニー・マンデラが公安の暴行、娘の学校、息子のテンビが運転免許も車も持っていることを伝えます。
ネルソン・マンデラは、テンビに半年後に面会に来るように伝えます。
ネルソン・マンデラは、ウィニー・マンデラにコーサ語でアフリカ民族会議(ANC)について話をして、ジェイムズ・グレゴリー軍曹によって面会を打ち切られます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ウィニー・マンデラをフェリーに乗せます。
ピーター・ジョーダン少佐は、ジェイムズ・グレゴリー軍曹を呼び止め、ネルソン・マンデラとウィニー・マンデラの面会の内容について質問します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ピーター・ジョーダン少佐に、コーサ語で話したこと、オリバー・ダンボに武力闘争の拡大を指示したこと、娘を寮に入れること、息子のテンビが運転免許書と車を持っていることを伝えます。
ピーター・ジョーダン少佐は、ジェイムズ・グレゴリー軍曹にウィニー・マンデラを逮捕し、新聞の第一面に載った記事を切り抜いて、送るので、ネルソン・マンデラに見せるように指示します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、帰宅します。
グロリア・グレゴリーは、家でジョイス・バーナードたちの髪をカットし、パーマをかけています。
ジョイス・バーナードは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹にウィニー・マンデラについて質問します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ジョイス・バーナードに、コーサ語を使用したから、5分で面会を打ち切ったと答えます。
グロリア・グレゴリーは、ジョイス・バーナードたちに、ジェイムズ・グレゴリー軍曹がバファナというアフリカ人と育ったから、コーサ語を話せ、ジェイムズ・グレゴリー軍曹とバファナが写った写真を見せます。
ジョイス・バーナードたちは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹とバファナを恋人のようとからかいます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ブレント・グレゴリーとナターシャ・グレゴリーを連れて、釣りに行き、囚人と看守に見られないように隠れます。

ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、部下のボスロと共に手紙を検閲し、切り取ります。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、”マンデラの妻 逮捕”の新聞記事の切り抜きを受け取り、ネルソン・マンデラの独房の空き時間であることを確認し、”マンデラの妻 逮捕”の新聞記事の切り抜きをマンデラの監房へ持って行き、麻布と毛布の間に、わざと見えるように置きます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、囚人たちを呼び出し、検閲済みの手紙を渡します。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に囚人が所持を認められていない”マンデラの妻 逮捕”の新聞記事の切り抜きを渡します。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹が記事の内容を読まないことに驚き、ジェイムズ・グレゴリー軍曹の行ったことの意図を理解します。

ジェイムズ・グレゴリー軍曹を含むロベン島の看守たちが、ラグビーの試合をします。
グロリア・グレゴリー、ブレント・グレゴリーとナターシャ・グレゴリーは、ラグビーの試合を観戦し、ジェイムズ・グレゴリー軍曹を応援しています。
ピエ・バーナード大佐とジョイス・バーナードは、ラグビーの試合を観戦します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、タッチ・ダウンを決めて、活躍します。
ジョイス・バーナードは、グロリア・グレゴリーにジェイムズ・グレゴリー軍曹のことをピエ・バーナード大佐に将校になれる器だと思うと話してみると伝えます。
グロリア・グレゴリーは、ジョイス・バーナードの話に喜び、無料で髪をカットすると応えます。

ジェイムズ・グレゴリー軍曹の家族は、フェリーと汽車で母の所へ行きます。
グロリア・グレゴリーは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹が手紙を検閲したり、面会人を監視したりしていることを母に自慢します。
警察の護送車が停車し、警察官が降りてきて、黒人夫婦と赤ちゃんを制止し、パスポートの提示を求めます。
警察官は、パスポートを提示できない黒人の赤ちゃんの母親等を棍棒で打ち付け、護送車に乗せます。
取り残された黒人の赤ちゃんは、祖母によって保護されます。
ナターシャ・グレゴリーは、この様子を見て、ショックを受けます。

ジェイムズ・グレゴリーの家族は、バーベキューを始めます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹とグロリア・グレゴリーは、ショックを受けたナターシャ・グレゴリーにアパルトヘイトについて教え、神様が決めたと説明します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ネルソン・マンデラの息子のテンビが事故で死んだというネルソン・マンデラ宛の電報を受け取り、ピーター・ジョーダン少佐に伝えます。
ピーター・ジョーダン少佐は、ジェイムズ・グレゴリー軍曹にネルソン・マンデラにネルソン・マンデラの息子のテンビが事故で死んだことを伝え、ネルソン・マンデラの反応を知りたいと言います。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ネルソン・マンデラにネルソン・マンデラの息子のテンビが事故で死んだことを伝え、2日間の特別休暇が与え、独房へ連れて行きます。

ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、グロリア・グレゴリーにネルソン・マンデラの息子のテンビが事故ではなく、殺されたのかもと言います。
グロリア・グレゴリーは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に仕事でしたことで、戦争中で、仕方がないと励まします。

ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、深夜にベッドから起きて、バファナの写真を見て、バファナと棒術で戦い、負け、シッポのお守りを受け取ったことを思い出します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ネルソン・マンデラの独房に行き、コーサ語で「マディバ」と話しかけます。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹にコーサ語をどこで覚えたのかを質問します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ネルソン・マンデラにネルソン・マンデラの故郷の近くで育ったことを教えます。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に息子を埋葬したいと言います。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ネルソン・マンデラに共産主義の仲間たちが助けに来るのでできないと言います。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に”自由憲章”を読んでいないことを指摘し、一人でいたいと言います。

ジェイムズ・グレゴリー軍曹の家族は、フェリーと汽車で母の所へ行きます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、グロリア・グレゴリーにルーランド刑務所に寄ると言って、バスを降りて、別行動をとり、図書館に向かいます。
グロリア・グレゴリーは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹がルーランド刑務所の方ではない方向に行くのに気が付き、バスを降りて、ジェイムズ・グレゴリー軍曹の後を追います。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、図書館で”自由憲章”の一部を読み、グロリア・グレゴリーがやってきたので、”自由憲章”をポケットに入れます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、グロリア・グレゴリーにネルソン・マンデラたちの正体を知るためだと言い訳をします。
グロリア・グレゴリーは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹にネルソン・マンデラたちの正体が時限爆弾で、ピエ・バーナード大佐がジェイムズ・グレゴリー軍曹を准尉に推薦し、少尉になれることが台無しになり、軍曹のお給料と理容師の小遣い稼ぎでは、生活ができないと言います。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、グロリア・グレゴリーの言ったことに驚き、昇進を台無しにするようなことはしないと安心させます。

ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ボスロにフェリーの様子を見に行かせ、”自由憲章”の一部を読みます。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ネルソン・マンデラに”自由憲章”を共産主義だと指摘します。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に”自由憲章”を民族主義だと言い返します。
ジェイムズ・グレゴリー軍曹は、ネルソン・マンデラに”自由憲章”のために、人を殺すのかと問い詰めます。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に”自由憲章”のために、命を懸けいて、暴力に訴えるしか方法はないと言い返します。
ピエ・バーナード大佐は、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に声をかけ、呼び出し、腕を上げさせ、軍曹の記章を外し、准尉の記章を付けます。
昇進したジェイムズ・グレゴリー准尉は、クラブハウスで、昇進パーティーが行われ、グロリア・グレゴリーとダンスを踊ります。

ジェイムズ・グレゴリー准尉は、出所予定のジョナス・モサディ宛ての葉書の中にあるコーサ語の「モロカ通り36、ガボローン、ボツワナにあるANCのアジトに行け」というメモを発見し、ピーター・ジョーダン少佐に報告し、メモを元に戻し、ジョナス・モサディに渡します。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ブレント・グレゴリーとチェスをしているときに、南アフリカ国防軍が、ボツワナのガボローンにあるアフリカ民族会議(ANC)のアジトに先制攻撃を仕掛け、破壊活動により5年間ロベン島刑務所に服役し、最近出所したジョナス・モサディが死亡したという報道を聞いて、驚きます。

ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー准尉にウィニー・マンデラにクリスマスプレゼントとして、チョコを渡すようにお願いします。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ネルソン・マンデラからチョコを受け取り、ウィニー・マンデラに渡します。

ピーター・ジョーダン少佐は、ジェイムズ・グレゴリー准尉にロベン島の囚人のメベキが他の囚人に宛てた手紙をロベン島の検閲を通り、郵便局の検閲で止めたことことを指摘し、二度と失敗するなと叱りつけ、ジョナス・モサディの件については褒めます。

ピエ・バーナード大佐は、ジェイムズ・グレゴリー准尉を呼び出し、新聞報道について、質問します。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ネルソン・マンデラからクリスマスプレゼントとして、チョコを受け取り、ウィニー・マンデラに渡したことを認めます。
ピエ・バーナード大佐は怒り、ジェイムズ・グレゴリー准尉に4ヶ月間の週末はBセクションで夜勤に就くように命じます。
ジョイス・バーナードは、ピエ・バーナード大佐がバーバートンに転属になり、ジェイムズ・グレゴリー准尉のせいだと非難します。

1976年2月
スタンダール大佐が、ロベン島の新しい責任者として着任し、看守たちに訓示を行います。
新しく着任した看守たちは、囚人たちに、厳しく対応します。
新しく着任した看守は、バーでビールを飲んでいるジェイムズ・グレゴリー准尉をからかいます。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、からかってきた看守に殴りかかり、殴り倒されます。
グロリア・グレゴリーは、怪我をしたジェイムズ・グレゴリー准尉に、どうしたのかと尋ねます。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、グロリア・グレゴリーに自転車で転んだと言い訳します。
グロリア・グレゴリーは、ジェイムズ・グレゴリー准尉に、スタンダール大佐の奥さんの歓迎パーティーに呼ばれず、黒人びいきであると差別を受け、誰も髪を切りに来なくなり、ロベン島から出るために転属することをお願いします。

クルーガー大臣は、ピーター・ジョーダン少佐を連れて、ネルソン・マンデラに会うために、ヘリコプターでロベン島を訪れます。
クルーガー大臣は、ネルソン・マンデラに「君とアフリカ民族会議(ANC)が武装闘争を中止してくれれば、ここを出てもらっていい。トランスカイで家族と一緒に暮らせる」という提案をします。
ネルソン・マンデラは、この提案を断ります。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ピーター・ジョーダン少佐にグラモーガンへの転属願が却下されたことと、再び却下されるなら辞職すると伝えます。
クルーガー大臣は、ピーター・ジョーダン少佐を連れて、ヘリコプターでロベン島を去ります。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、グロリア・グレゴリーに転属願が却下されたことを伝えます。
グロリア・グレゴリーは、ジェイムズ・グレゴリー准尉に辞職してもどうにかなると励まします。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、スタンダール大佐に辞表を提出し。2週間後に辞めると伝えます。

ピーター・ジョーダン少佐は、ジェイムズ・グレゴリー准尉の官舎を訪れ、ジェイムズ・グレゴリー准尉にルーランド刑務所への転属とルーランド刑務所での手紙の検閲を行い、プラムステッドに官舎を用意するという提案を行います。
ジェイムズ・グレゴリー准尉とグロリア・グレゴリーは、この提案を受け入れます。

1982年4月
ピーター・ジョーダン少佐は、ジェイムズ・グレゴリー准尉に会いに来ます。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ピーター・ジョーダン少佐にネルソン・マンデラのおかげで、看守になったブレント・グレゴリーが通信制の大学に入学し、卒業したら看守を辞めて、良い仕事に就くと言います。
ピーター・ジョーダン少佐は、ジェイムズ・グレゴリー准尉を信用できると判断します。

南アフリカでは、民族の槍(通称、MK)が破壊行為を行い続けています。
モーケル准将は、ジェイムズ・グレゴリー准尉にボールスムーア重警備刑務所に呼びだし、フォルスター大将を紹介します。
フォルスター大将は、ジェイムズ・グレゴリー准尉にフォルスター大将の直属になり、モーケル准将と共に、ボールスムーア重警備刑務所で勤務することを命じます。
ネルソン・マンデラたちが、ボールスムーア重警備刑務所に移送され、ジェイムズ・グレゴリー准尉とあいさつをします。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、グロリア・グレゴリーにネルソン・マンデラたちがボールスムーア重警備刑務所に移送され、ブレント・グレゴリーと共にネルソン・マンデラたちの看守を務めることになり、南アフリカ政府がネルソン・マンデラたちと交渉するだろうと想像し、時代が動くなら傍観者ではなく、関わりたいと伝えます。
グロリア・グレゴリーは、ジェイムズ・グレゴリー准尉に庭付きの一軒家を条件に受け入れます。

ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ブレント・グレゴリーと共にボールスムーア重警備刑務所の警備体制を確認し、強化します。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、グロリア・グレゴリーにネルソン・マンデラたちに会ったことを伝えます。
南アフリカでは、アフリカ人がネルソン・マンデラの無条件釈放を求めて、デモを行い、警察がデモを鎮圧します。

ネルソン・マンデラは、ドラム缶を半分にして菜園用プランターを作ります。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、菜園用プランターで使う添え木を持ってきます。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、添木で棒術を披露します。
ネルソン・マンデラも、添木で棒術を披露し、応えます。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ネルソン・マンデラと棒術で戦い、負けます。

ジェイムズ・グレゴリー准尉は、民族の槍(通称、MK)がプレトリアにある駅を爆破し、破壊活動で多数の民間人の死傷者が出て、ネルソン・マンデラたちに間違いだと怒りをぶつけます。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー准尉に武力によって自由を奪うなら、自由を守るために武力が必要だと反論します。
南アフリカのボタ大統領は、政治的手段としての暴力行為を無条件で放棄するなら、ネルソン・マンデラを釈放するとテレビで演説します。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ネルソン・マンデラにウイニー・マンデラ、ジンジ・マンデラと孫と直接面会させて、ネルソン・マンデラたちは抱き合います。
ネルソン・マンデラは、ウイニー・マンデラに南アフリカのボタ大統領の提案に対する回答を渡します。
ジンジ・マンデラは、集会でネルソン・マンデラから受け取った人種隔離政策が行われている中で、どんな自由が受け取れるのかという回答を読み上げます。
グロリア・グレゴリーは、ジンジ・マンデラの演説を褒めます。
ネルソン・マンデラたちは、ANC式の敬礼をしながら、「アフリカに神の祝福あれ」を歌います。

プレトリアにある駅の爆破で甥っ子がプレトリアの爆発で足を失なったクルンワルトは、ネルソン・マンデラに復讐するためにジェイムズ・グレゴリー准尉にネルソン・マンデラ担当にしてほしいと言います。
グロリア・グレゴリーは、ジェイムズ・グレゴリー准尉に黒人びいきの家族は殺すと脅迫電話を受けたと言います。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、モーケル准将に脅迫電話があり、家族に警護を付けてくれないなら、辞職すると言います。
ピーター・ジョーダン少佐は、ネルソン・マンデラをより快適で、安全なヴィクター・フェルスター刑務所へ移送することにします。

1988年12月
ヴィクター・フェルスター刑務所
ネルソン・マンデラは、ヴィクター・フェルスター刑務所へ移送され、仲間たちと会議を行い、自由の原則と公正な選挙を認めるまで、どんな議論であろうと参加しないと決めます。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、グロリア・グレゴリーを新しい庭付きの一軒家へ案内します。
グロリア・グレゴリーは、新しい庭付きの一軒家に満足します。

ブレント・グレゴリーは、大学卒業の最終試験をケープタウンで受けて、ネルソン・マンデラのアドバイスのおかげで合格できるとナターシャ・グレゴリーに電話で伝え、帰宅途中に自動車事故で亡くなります。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー准尉に心臓発作で倒れたボタ大統領にカードを添えて、フルーツを送るようにお願いします。
ジェイムズ・グレゴリー准尉とグロリア・グレゴリーは、ブレント・グレゴリーが亡くなったことを知らされます。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ブレント・グレゴリーの遺体を確認し、葬式を行い、自分自身のこれまでに行った報いだと考え、落ち込みます。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ネルソン・マンデラからのお悔やみの手紙を受け取り、読みます。
モーケル准将は、ジェイムズ・グレゴリー准尉に、南アフリカのボタ大統領が辞任し、デラーク大統領が就任し、デラーク大統領がネルソン・マンデラに直接会えるように、手配するように命令します。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ブレント・グレゴリーの死から立ち直れずに、ブレント・グレゴリーの最終試験の合格通知を受け取り、何も変わらないと言って、やる気にはなりません。
グロリア・グレゴリーは、ジェイムズ・グレゴリー准尉に歴史の傍観者ではなく、歴史に関わりたいと言っていたことを伝え、励まします。
ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ネルソン・マンデラに息子のテンビが運転免許書と車を持っていることや他にも多くの人々について公安に報告したことを告白します。
ネルソン・マンデラは、ジェイムズ・グレゴリー准尉の仕事に理解を示し、ジェイムズ・グレゴリー准尉に罪悪感や後悔で、将来を閉ざしてはいけないとアドバイスし、ジェイムズ・グレゴリー准尉を赦します。
ネルソン・マンデラの家族は、クリスマスを祝います。
ジェイムズ・グレゴリー准尉の家族もまた、クリスマスを祝います。

ジェイムズ・グレゴリー准尉は、ネルソン・マンデラが南アフリカのデラーク大統領に会う準備を整え、ネルソン・マンデラを大統領官邸に送り届けます。
ピーター・ジョーダン少佐は、ジェイムズ・グレゴリー准尉にネルソン・マンデラが釈放され、ヴィクター・フェルスター刑務所の門を出たところで、ネルソン・マンデラの看守の任務を解かれることを伝えます。

1990年2月11日
政府の特使として訪れた准将は、ネルソン・マンデラに釈放許可書を渡たし、ジェイムズ・グレゴリー准尉に准尉の記章を外させ、中尉の記章を着けます。
ネルソン・マンデラは正式に保釈され、ジェイムズ・グレゴリー准尉から中尉に2階級特進し、将校になります。
ジェイムズ・グレゴリー中尉は、ネルソン・マンデラに棒術の先生からもらったシッポのお守りを贈ります。

メディアは、ヘリコプターを飛ばし、大勢のカメラマンを派遣し、ネルソン・マンデラの釈放というニュースを伝えます。

ジェイムズ・グレゴリー中尉は、”自由憲章”の一部を読みます。

1994年、初の全体選挙で、マンデラは大統領に就任
2003年、グレゴリー中尉は、ガンで亡くなった
娘のナターシャは、心理学で学位を取り、
妻のグロリアは、孫の世話を焼いている

登場人物

ジェイムズ・グレゴリー

ジョセフ・ファインズが演じる白人ですが、コーサ語を話す黒人居住区の近くで育ち、黒人に対する偏見のない幼少期にバファナという幼なじみの黒人からコーサ語や棒術などの黒人文化に接して育ち、コーサ語を話すことも、読むこともでき、生まれつき黒人に対する偏見はないですが、黒人は社会主義者でテロリストと教え込まれて育ち、グロリア・グレゴリーの夫で、息子のブレント・グレゴリーと娘のナターシャ・グレゴリーの父で、刑務所の看守で、家族のために、国に尽くし、幸せになろと思っている人で、クルーンスタット刑務所からケープタウン沖のロベン島の刑務所に転属することになり、フェーリーに乗り込む黒人たちを息子に見せないように注意し、妻、息子と娘と共にフェリーに乗り、息子やと娘に黒人は、白人とは別で、テロリストだと教え、ロベン島に到着すると、デベット大尉にジープで官舎を案内され、ピエ・バーナード大佐のバーベキューパティーに招待され、バーベキューパティーでピエ・バーナード大佐からピーター・ジョーダン少佐を紹介され、ピーター・ジョーダン少佐からネルソン・マンデラたちを検閲するか打診され、ネルソン・マンデラたちが何を考え、何をしたいのかを直接報告するように指示され、検閲部に配属され、囚人たちに検閲の方針を示し、ネルソン・マンデラに会いに行き、ネルソン・マンデラに無視され、ボスロと共にネルソン・マンデラとウィニー・マンデラの面会を監視し、コーサ語で政治の話をしたので、面会を中止し、ピーター・ジョーダン少佐に、ネルソン・マンデラがオリバー・ダンボに武力闘争の拡大を指示し、テンビが運転免許書と車を持っていることを報告し、婦人たちにバファナとのことをからかわれ、ブレント・グレゴリーとナターシャ・グレゴリーを連れて釣りに行き、囚人たちと看守たちが来たので、ブレント・グレゴリーとナターシャ・グレゴリーと共に身を隠し、手紙を検閲し、”マンデラの妻 逮捕”の新聞記事の切り抜きを受け取り、ネルソン・マンデラの監房へ新聞記事の切り抜きを持って行き、麻布と毛布の間に、わざと見えるように置き、ネルソン・マンデラから新聞記事を返されて、驚き、ロベン島のチームでラグビーを行い、タッチダウンを決めて、ジョイス・バーナード夫人に気に入られ、家族で実家に帰り、警察官が黒人のパスポートを調べているところに遭遇し、ショックを受けたナターシャ・グレゴリーをなだめ、ネルソン・マンデラに息子のテンビの自動車事故を伝え、ネルソン・マンデラに特別休暇を与え、ネルソン・マンデラに息子のテンビの死に責任を感じ、深夜ベッドから起きて、バファナの写真を見て、棒術の練習やシッポのお守りを受け取ったことを昔を思い出し、ネルソン・マンデラにコーサ語で話かけ、息子のテンビの死についてお悔やみを伝え、ネルソン・マンデラから”自由憲章”を読んでいないことを指摘され、グロリア・グレゴリーに嘘をついて”自由憲章”を読み、グロリア・グレゴリーが来たので、”自由憲章”をポケットに入れて隠し持ち、グロリア・グレゴリーに昇進を水の泡にしないように注意され、昇進を台無しにしないと言い返して、安心させ、”自由憲章”を読み、ネルソン・マンデラに”自由憲章”について質問し、准尉に昇進し、釈放予定のジョナス・モサディ宛ての葉書の中にあるメモを発見し、ピーター・ジョーダン少佐にメモの内容を報告し、メモを元の葉書の中に戻して、ジョナス・モサディに葉書を渡し、南アフリカ国防軍がジョナス・モサディを殺したのを知り、ネルソン・マンデラからクリスマス・プレゼントのチョコをウィニー・マンデラへ渡し、ピーター・ジョーダン少佐から囚人間での手紙のやり取りで怒られ、ジョナス・モサディ件は褒められ、ピエ・バーナード大佐からクリスマス・プレゼントのチョコ件で怒られ、新しく配属されたスタンダール大佐や看守となじめず、バーで看守と喧嘩となり、グロリア・グレゴリーと話し合いの上で、ロベン島の刑務所から転属願を出して、ピーター・ジョーダン少佐に転属願を却下され、スタンダール大佐に辞表を提出し、ピーター・ジョーダン少佐からの提案を受け入れ、ルーランド刑務所でネルソン・マンデラたちの手紙を検閲することになり、フォルスター大将の命令でポールスモア重罪人刑務所に転属され、グロリア・グレゴリーに歴史の傍観者ではなく、関わりたいと説明し、ネルソン・マンデラたちの看守を息子と共に務め、ネルソン・マンデラと棒術で戦い、負けて、民族の槍(通称、MK)によるプレトリアにある駅の爆破で、民間人の死傷者が出て、ネルソン・マンデラたちを怒り、武力について理解を深め、ネルソン・マンデラと家族の接触面会に立ち合い、家族を殺すと脅され、モーケル准将に家族を警護しないと辞めると伝え、ネルソン・マンデラと共にヴィクター・フェルスター刑務所へ転属され、グロリア・グレゴリーに新しい庭付き一軒家を案内し、感謝され、ブレント・グレゴリーが自動車事故で亡くなり、グロリア・グレゴリーに励まされて、ネルソン・マンデラからのお悔やみの手紙を読み、グロリア・グレゴリーに歴史の傍観者ではなく、関わりたいと言ったことを思い出されて、ネルソン・マンデラの看守に復帰し、グロリア・グレゴリーに家族でクリスマスを祝い、ネルソン・マンデラとデラーク大統領の会談のお膳立てをして、ネルソン・マンデラが釈放され、ネルソン・マンデラの看守という職務を終えて、中尉に2階級特進し、将校になります。

グロリア・グレゴリー

ダイアン・クルーガーが演じるジェイムズ・グレゴリーの妻で、息子のブレント・グレゴリーと娘のナターシャ・グレゴリーの母で、家族のために、美容師をして、家計を支え、夫の昇進を支え、ジェイムズ・グレゴリーがクルーンスタット刑務所からケープタウン沖のロベン島の刑務所に転属するために、ロベン島へ家族を連れて引っ越すことになり、ロベン島は国内ナンバー1の刑務所で、出世に有利と有利と考え、フェーリーに乗り込む前に第一印象を良くするためにお化粧をして、黒人は白人を殺して、土地を奪おうと考えているテロリストと考え、ロベン島の官舎に着くとお隣の料理長の妻のサニーに挨拶し、ピエ・バーナード大佐のバーベキューパティーの間に子供の世話をサニーにお願いし、ピエ・バーナード大佐のバーベキューパティーでは、ピエ・バーナード大佐の妻であるジョイス・バーナード夫人と仲良くなり、ジョイス・バーナード夫人の髪をカットすることになり、髪をカットしに来た婦人たちに、ジェイムズ・グレゴリーはコーサ語が得意で、バファナという黒人の友達と育ち、写真を見せ、ラグビーをするジェイムズ・グレゴリーを応援し、ジェイムズ・グレゴリーを将校になる人だとピエ・バーナード大佐に伝えるというジョイス・バーナード夫人の髪をダダでカットすると感謝し、母に、ジェイムズ・グレゴリーの仕事の重要さを説き、警察官が黒人のパスポートを調べているところに遭遇し、ショックを受けたナターシャ・グレゴリーに黒人と白人は別だと神様が決めたと教え、安心させ、ネルソン・マンデラに息子のテンビの自動車事故でショックを受けたジェイムズ・グレゴリーを戦争中で、仕方がないと納得させ、ジェイムズ・グレゴリーのウソを見抜き、”自由憲章”を読みに行くジェイムズ・グレゴリーの後をつけ、ジェイムズ・グレゴリーに黒人は時限爆弾で、昇進が台無しになると伝え、ジェイムズ・グレゴリーが准尉に昇進したことを喜び、ジェイムズ・グレゴリーと踊り、ジェイムズ・グレゴリーがネルソン・マンデラからクリスマス・プレゼントのチョコをウィニー・マンデラへ渡したことで昇進が無くなっても怒らず、スタンダール大佐の奥さんの歓迎パーティーに、黒人びいきの妻ということでよばれず、将校の奥さんたちが髪を切りに来なくなったので、ジェイムズ・グレゴリーにロベン島からの転属を勧め、転属願を却下されたジェイムズ・グレゴリーを神様がいると励まし、ピーター・ジョーダン少佐からの提案を受け入れ、ルーランド刑務所に引っ越し、新しい官舎に文句を言い、ジェイムズ・グレゴリーのポールスモア重罪人刑務所に反対し、南アフリカ政府がネルソン・マンデラと交渉できないと言い、ジェイムズ・グレゴリーが歴史の傍観者ではなく、関わりたいと言うので、納得し、庭付きの一軒家を希望し、ケープタウンの美容院の面接を受け、ジンジ・マンデラの演説を上手だと褒め、家族を殺害するという脅迫電話に怯え、庭付きの一軒家に住めることになったのを喜び、ブレント・グレゴリーが自動車事故で亡くなり、絶叫し、ジェイムズ・グレゴリーに歴史の傍観者ではなく、関わりたいと言ったことを思い出さて、励まし、ネルソン・マンデラとは一度もあったことがないことに気が付き、ネルソン・マンデラが釈放されたときに、ネルソン・マンデラに会いに行き、手を振り、声をかけます。
ダイアン・クルーガーは、映画「トロイ」でヘレネ役で出演するほどの美女です。

ブレント・グレゴリー

ジェイムズ・グレゴリーとグロリア・グレゴリーの息子で、ロベン島に引っ越すためにフェリーに乗る時に黒人を見て、ナターシャ・グレゴリーとは別々の部屋を希望し、ロベン島の刑務所には白人を殺して、土地を奪おうと考えている黒人のテロリストの囚人しかいないことを教わり、ジェイムズ・グレゴリーとナターシャ・グレゴリーと釣りに行き、看守たちや囚人たちから隠れ、家族でラグビーをするジェイムズ・グレゴリーを応援し、家族で祖母の家に行き、勉強するのに苦労し、ジェイムズ・グレゴリーとチェスをして、看守になり、通信制の大学に入学し、車の故障をプラグのせいだと見抜き、修理し、父親と一緒にネルソン・マンデラの看守になり、棒術でジェイムズ・グレゴリーとネルソン・マンデラが戦うのを見て、驚き、ボタ大統領の演説をテレビで見て、ボタ大統領がいい加減なことを言っていると感じ、最終試験を受験し、家へ電話し、ナターシャ・グレゴリーと話し、自動車事故で無くなりますが、最終試験には合格し、学士になります。

ナターシャ・グレゴリー

ジェイムズ・グレゴリーとグロリア・グレゴリーの娘で、ロベン島に引っ越し、ブレント・グレゴリーとは別々の部屋を希望し、ジェイムズ・グレゴリーとブレント・グレゴリーと釣りに行き、ヒトデを見つけ、看守たちや囚人たちから隠れ、家族でラグビーをするジェイムズ・グレゴリーを応援し、家族で祖母の家に行き、警察官が黒人のパスポートを調べているところに遭遇し、ショックを受け、ジェイムズ・グレゴリーとグロリア・グレゴリーから黒人と白人は別だと神様が決めたと教わり、安心し、良く勉強し、テストにも自信があり、電車で通学できずに、祖母の家から通学し、週末に家に戻るようになり、ブレント・グレゴリーからの電話を受け、自動車の運転に気を付けるように言い、家族でクリスマスを祝います。

ボスマン

マルコ・コルフが演じるロベン島へ向かうフェリーの船長で、ジェイムズ・グレゴリーの友人です。

デベット大尉

ロベン島刑務所の人事を担当し、ジェイムズ・グレゴリーと家族を桟橋まで出迎え、ジープで官舎へ送り、ジェイムズ・グレゴリーとグロリア・グレゴリーをバーナード大佐のお宅で開かれるバーベキューパティーに正装で来るように伝えます。

サニー

ロベン島刑務所で料理長を担当している夫の妻で、ジェイムズ・グレゴリーとグロリア・グレゴリーがバーベキューパティーに行っている間、ブレント・グレゴリーとナターシャ・グレゴリーの面倒を見てくれます。

ピエ・バーナード

クライブ・フォックスが演じる大佐で、ロベン島刑務所の責任者で、ジェイムズ・グレゴリーにピーター・ジョーダン少佐を紹介し、ラグビーの試合でジェイムズ・グレゴリーの活躍を認めて、ジェイムズ・グレゴリーを准尉に推薦し、昇進させ、ジェイムズ・グレゴリーがネルソン・マンデラからクリスマス・プレゼントのチョコをウィニー・マンデラへ渡したことに怒り、刑務所を休暇村にしていると非難され、バーバートンに転属させられます。

ジョイス・バーナード

ジェニファー・スタインが演じるロベン島刑務所の責任者のピエ・バーナード大佐の妻で、ナターシャ・グレゴリーと仲良くなり、ナターシャ・グレゴリーに髪をカットしてもらい、ジェイムズ・グレゴリーとバファナの写真を見て、恋人みたいとからかい、ラグビーの試合でジェイムズ・グレゴリーの活躍を見て、ナターシャ・グレゴリーにジェイムズ・グレゴリーを将校になる人だとピエ・バーナード大佐に伝えると言い、ナターシャ・グレゴリーにタダでカットすると言われ、バーバートンに転勤させられ、ジェイムズ・グレゴリーとナターシャ・グレゴリーに怒りをぶつけます。

ピーター・ジョーダン

パトリック・リスターが演じる国家公安局の少佐で、ピエ・バーナード大佐の紹介でジェイムズ・グレゴリー軍曹に会い、話をして、ネルソン・マンデラたちの検閲を打診し、承諾を得て、ネルソン・マンデラたちが何を考え、何をしたいのかを直接報告するように指示し、検閲部に配属し、責任者にして、ネルソン・マンデラたちの検閲を行わせ、ネルソン・マンデラがオリバー・ダンボに武力闘争の拡大を指示し、ネルソン・マンデラの息子のテンビが運転免許書と車を持っているという報告を受け、ウィニー・マンデラが逮捕された記事をネルソン・マンデラに渡させ、ネルソン・マンデラに息子のテンビの自動車事故による死亡を伝えさせ、ジョナス・モサディ宛ての葉書に隠されたメモの内容について報告を受け、ジョナス・モサディに葉書を渡させ、メベキのメモが流出したことを咎められ、ジョナス・モサディの件については褒められ、転属願を却下し、クルーガー大臣をネルソン・マンデラに引き合わせ、転属願を再却下し、辞表に対して、ルーランド刑務所でネルソン・マンデラたちの手紙を検閲するという提案をして、受け入れられ、帰宅途中のジェイムズ・グレゴリー准尉に声をかけ、話をして、ジェイムズ・グレゴリー准尉を信用できると報告し、ネルソン・マンデラの釈放と共に、ジェイムズ・グレゴリー准尉のネルソン・マンデラを看守する任務を終了します。
パトリック・リスターは、映画「インビクタス/負けざる者たち」にも出演しています。

ボスロ

マーク・エルダーキンが演じるロベン島の検閲部の看守で、ジェイムズ・グレゴリー軍曹の部下で、ジェイムズ・グレゴリー軍曹と共にネルソン・マンデラとウィニー・マンデラの面会を監視し、ジョナス・モサディの妻から手紙を読み上げ、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に削除しろと命じられ、削除し、ネルソン・マンデラに息子のテンビの自動車事故による死亡を良かったですねと言い、”自由憲章”を読まずに、白人の大量虐殺について書かれたものだと言い、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に週末にラグビーの試合を見たのか聞いて、ジェイムズ・グレゴリー軍曹が”自由憲章”を読むために、部屋を出てフェリーを見に行き、フェリーはケープタウンを出ていないと報告します。

ネルソン・マンデラ

デニス・ヘイスバートが演じるトランスカイ出身で、民族の槍(通称、MK)のリーダーで、発電所や官庁の建物を爆破し、破壊活動の罪状で、有罪になり、終身刑となり、ケープタウン沖のロベン島の刑務所に収監され、囚人番号は46664で、通路で会話していた罰で、独房に入れられ、ジェイムズ・グレゴリー軍曹が声をかけても返事をせず、ウィニー・マンデラと面会し、ジンジ・マンデラが寮から学校に通うこととテンビが運転免許書と車を持っていることを話し、コーサ語で、オリバー・ダンボに武力闘争の拡大を指示し、ジェイムズ・グレゴリー軍曹が面会を終了し、”マンデラの妻 逮捕”の新聞記事の切り抜きを見つけて、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に新聞記事を返し、息子のテンビを自動車事故で失い、ジェイムズ・グレゴリー軍曹からコーサ語で息子のテンビに対するお悔やみを言われ、息子のテンビを埋葬したいと申し出て、断られ、ジェイムズ・グレゴリー軍曹が”自由憲章”について知らないことを指摘し、ジェイムズ・グレゴリー軍曹からの”自由憲章”についての質問に答え、ジェイムズ・グレゴリー准尉にクリスマス・プレゼントとしてチョコをウィニー・マンデラに渡すようにお願いし、クルーガー大臣の提案を断り、ポールスムーア重警備刑務所に移送され、ジェイムズ・グレゴリー准尉と再会し、ブレント・グレゴリーに初めて会い、庭で園芸を始め、ジェイムズ・グレゴリー准尉と棒術で戦い、勝って、南アフリカ政府が和平の相談に来るのを待ち、自由を守るために、武力が必要だ主張し、ウィニー・マンデラ、ジンジ・マンデラと孫と接触面会し、抱き合い、ボダ大統領への回答を手渡し、ジンジ・マンデラの演説を聞きながら、ANC式の敬礼をして「アフリカに神の祝福あれ」を歌い、ヴィクター・フェルスター刑務所に移送され、仲間たちと会議を行い、息子のブレント・グレゴリーを自動車事故で亡くしたジェイムズ・グレゴリー准尉にお悔やみの手紙を書き、ジェイムズ・グレゴリー准尉を励まし、デラーク大統領と会談し、釈放許可書にサインし、釈放され、自動車から降りて、ウィニー・マンデラと共に、ヴィクター・フェルスター刑務所の門を歩いて出ます。
本「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(上)」本「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(下)」を読み、映画「マンデラ 自由への長い道」と映画「インビクタス/負けざる者たち」を鑑賞すると理解が深まります。

ウィニー・マンデラ

フェイス・ンドクワナが演じるで、ネルソン・マンデラの妻で、ジンジ・マンデラの母で、アフリカの母と呼ばれ、ロベン島で、ネルソン・マンデラに面会し、ジンジ・マンデラが寮から学校に通うこととテンビが運転免許書と車を持っていることを話し、コーサ語で、オリバー・ダンボに武力闘争の拡大を伝えられ、ジェイムズ・グレゴリー軍曹に面会を終了され、逮捕され、ポールスムーア重警備刑務所で、ネルソン・マンデラと接触面会し、抱き合い、ネルソン・マンデラと共に、ヴィクター・フェルスター刑務所の門を歩いて出ます。

ジンジ・マンデラ

テリー・ペトが演じるマンデラ・マンデラとウイニー・マンデラの四女で、ポールスムーア重警備刑務所で、ネルソン・マンデラと接触面会し、抱き合い、父であるネルソン・マンデラの演説の原稿をソウェトにあるジャブラニ・スタジアムで、代読します。

バファナ

ブレラニ・ソンキシェが演じるジェイムズ・グレゴリーと一緒にトランスカイで育ち、ジェイムズ・グレゴリーにコーサ語と棒術を教え、一生守ってくれるシッポのお守りを渡します。

ジョナス・モサディ

キャヤ・ショが演じるロベン島に収監されている囚人で、釈放され、モロカ通り36ガボローン、ボツワナにあるANCのアジトに行きますが、南アフリカ軍により攻撃され、殺されます。

ズスル

レスリー・モンゲジが演じるロベン島に収監されている囚人です。

マハラバ

ジンギザイル・ムトゥズラが演じるロベン島に収監されている囚人です。

カトラダ

メーブーブ・バワが演じる南アフリカでインド系移民として生まれ、高校生で、アジア人土地保有法に反対し、消極的抵抗を行い、投獄され、トランスヴァール・インド人青年会議の会員になり、ゼネストに反対するネルソン・マンデラに批判し、トランスヴァール・インド人青年会議の議長になり、反逆罪で起訴され、無罪になり、ヨハネスバーグ郊外のリヴォニアみあるリリーズリーフ農場で破壊活動で逮捕、起訴され、リヴォニア裁判で有罪になり、終身刑を受けて、ロベン島で服役し、ロベン島内のANCの最高機関の一人になり、ネルソン・マンデラたちに数ヶ月遅れてポールスモア重警備刑務所へ移送され、釈放され、第一回の南アフリカ政府との交渉に参加します。

ウォルター・シスル

レズリー・モンゲジが演じる民族の槍(通称、MK)の最高司令部の一員で、ヨハネスバーグ郊外のリヴォニアみあるリリーズリーフ農場で破壊活動で逮捕、起訴され、リヴォニア裁判で有罪になり、終身刑を受けて、ロベン島で服役し、ロベン島内のANCの最高機関の一人になり、ネルソン・マンデラと共にポールスモア重警備刑務所へ移送され、釈放され、第一回の南アフリカ政府との交渉に参加し、ANCの副議長になります。

ジミー・クルーガー

ノーマン・アステイが演じる法務大臣で、ピーター・ジョーダン少佐と共に、ロベン島を訪れ、ネルソン・マンデラにアフリカ民族会議が武装闘争を中止してくれれば、ロベン島を出て、トランスカイで家族と一緒に暮らせるという提案をして、断られます。

スタンダール

ダニー・キオーが演じる大佐で、ロベン島の新しい責任者で、ジェイムズ・グレゴリー准尉たちに厳しい訓示を行い、ジェイムズ・グレゴリー准尉から辞表を受け取り、ジェイムズ・グレゴリー准尉に敬礼を要求しますが、断られます。
ダニー・キオーは、映画「インビクタス/負けざる者たち」にも出演しています。

モーケル

アンドレ・ジェイコブスが演じる准将で、ジェイムズ・グレゴリー准尉をボールスムーア重警備刑務所に呼び出し、フォルスター大将を紹介し、フォルスター大将の直属の部下で、ボールスムーア重警備刑務所でジェイムズ・グレゴリー准尉の上司で、プレトリアの本部からネルソン・マンデラと家族との接触面会を認める書類をジェイムズ・グレゴリー准尉に見せて、す。
アンドレ・ジェイコブスは、映画「インビクタス/負けざる者たち」にも出演しています。

フォルスター

ルイス・ファン・ニーケルクが演じる大将で、以前は国家公安局と呼ばれていた国際情報部に所属し、ジェイムズ・グレゴリー准尉をボールスムーア重警備刑務所に転属させ、モーケル准将とジェイムズ・グレゴリー准尉を直属の部下にして、ネルソン・マンデラの看守にします。

クリス

エドゥアン・ジャースベルトが演じるポールスムーア重警備刑務所とヴィクター・フェルスター刑務所で、ジェイムズ・グレゴリー准尉の部下です。

料理人

ガース・ブライテンバッハが演じるヴィクター・フェルスター刑務所で、ジェイムズ・グレゴリー准尉の部下で、料理を担当します。

単語説明

鏡台は、鏡をかけた台と椅子があり、理容師が椅子に客を座らせ、客の髪をカットし、整え、客が髪を確認する設備で、理容師には不可欠です。

デッキは、甲板とも言われ、船体の深さ方向に対して水平に設けられる板状の構造物で、船体に水密性、強度、剛性を与えるとともに、乗客・乗組員の居住、貨物の積付け、船体に装備される各種の機械装置の設置に必要な床と区画を提供します。

テロリストは、政治的な目的を達成するために暴力を使用する人です。

ジープは、第二次世界大戦中に、アメリカ陸軍の要請により開発に着手され、実戦への投入された軍用小型四輪駆動車を元に、民間向けに作られた自動車で、現在でもジープから派生した自動車が販売されています。

正装は、公的や私的なパーティなどで着用する衣服で、警察官や軍人などは制服を着用します。

第二次世界大戦は、1939年9月1日から1945年9月2日までの間、ドイツ・イタリア・日本などの日独伊三国同盟を中心とする枢軸国陣営と、イギリス・フランス・中国・アメリカ・ソビエト連邦などを中心とする連合国陣営との間で戦われた戦争です。

ハイライトは、髪色に対して部分的に明るい部分を作り、全体的に立体感を出すことです。

休暇村は、景色や環境の良いところに、滞在型の長期休暇を楽しめるように設置された保養施設です。

国家公安局は、公共の安全と秩序を維持するために、機密性が高く、高度な情報収集能力も要求され、国家体制を脅かし得る集団を専門に取り締まる組織です。

コーサ語は、トランスカイを含む南アフリカの東部に住んでいるアフリカ人で話されている言語です。

絞首刑は、有罪となった被告を絞殺によって死刑にすることです。

殉教者は、自らの信仰のために命を失ったとみなされる人で、神のように見なされます。

資本主義は、お金を持っている資本家、またはお金を借りた起業家が、労働者から労働力と商品、またはサービスを生産する手段を買い、価値のある商品、またはサービスを生産し、資本家、または起業家が利潤を得るという社会的なシステムです。

共産主義は、資本と商品、またはサービスを生産する手段を社会的に共有し、労働者が価値のある商品、またはサービスを生産し、労働者が利潤を得るという社会的なシステムです。

共産主義者は、共産主義を信じて、実現し、維持する人々です。

ハンセン病は、らい病とも呼ばれ、らい菌に感染することによって皮疹や末梢神経障害を引き起こす病気のことで、患者の強制隔離を行っていました。
日本でも、1907年から1996年までハンセン病患者を強制隔離していました。

検閲部は、政府が主体となって、思想内容等の表現物を対象とし、表現物の一部または全部の発表を禁止する目的で、対象とされる表現物を一般的・網羅的に、発表前に審査した上、不適当と認めるものの発表を禁止する部署です。
日本では、検閲は禁止されています。
日本では、政府が主体とならければ、検閲には当たらず、マスメディアやインターネットサービスが政府に忖度して、思想内容等の表現物を対象とし、表現物の一部または全部の発表を禁止する目的で、対象とされる表現物を一般的・網羅的に、発表前に審査した上、不適当と認めるものの発表を禁止している状態です。

アフリカ民族会議(ANC)は、土地法に反対し、マハトマ・ガンジーの影響を受けて非暴力主義を掲げて、1912年に設立された南アフリカの全国組織で、アパルトヘイトに反対し、人種差別を糾弾し、南アフリカに住む人を南アフリカの国民にするために、非暴力的抗議を行い、自由の憲章を作成し、メンバーが反逆罪で逮捕され、初代最高議長はジョン・ドューベが務め、以降、最高議長には、アルーバート・ルツーリ首長、オリヴァー・タンボやネルソン・マンデラたちが務めています。
ザッケウス・マハバネ師は、最高議長を二度務めています。

ANC式敬礼は、親指を立てて行う敬礼です。

民族の槍(通称は、MK)は、アフリカ民族会議(ANC)とは独立した組織ですが、アフリカ民族会議(ANC)の承認を得て、全面的な支配を受ける、ネルソン・マンデラが創立した暴力運動を行う組織で、発電所、市役所、橋や警察署を爆破します。

オリバー・ダンボは、トランスカイの一部であるポンドランドのビザナ出身で、ジョハネスバークのセントピーターズ校の優等生で、穏やかで客観的で、信仰心も厚く、フォートヘア大学でネルソン・マンデラに出会い、ウォルター・シスルの家で、ネルソン・マンデラと議論をかわし、ネルソン・マンデラと共に、ANC年次総会に参加し、ANC青年同盟の設立を提案し、承認され、ANC青年同盟の書記に選出され、ANCの全国執行委員に就任し、コヴァルスキー・タッチ法律事務所に勤め、退職し、ネルソン・マンデラと共にマンデラ・アンド・タンボ法律事務所を開設し、反逆罪で起訴され、証拠不十分で釈放され、”自由の憲章”を起草するため人民会議協議会の書記局員を引き継ぎ、反逆罪で起訴されますが、釈放され、非常事態宣言が宣告される前に、南アフリカを出国し、ANCの国外での活動を行い、イギリスに住んでガーナ、イギリス、エジプト、タンガニーカにANCの事務所を開き、その他多くの国々との貴重な連絡の足掛かりを作り、アルーバート・ルツーリ首長の死後、ANCの議長代行になり、選出されてANCの議長になり、病気になり、ストックホルムで療養し、南アフリカに帰国し、世界の情勢が制裁の緩和に向かっていると演説します。

ヒトデは、海底に住んでいる体が平たい星形、人の手の姿をしている動物です。

ラグビーは、南アフリカの白人が好きなスポーツで、映画「インビクタス/負けざる者たち」を鑑賞すると理解できます。

パスポートは、パスと同じで、氏名、写真、指紋、雇用主の氏名・連絡先が掲載され、雇用主は南アフリカ国民で白人に限定され、南アフリカに居住する16歳以上のアフリカ人にパスの携帯を義務付け、アフリカ人の移動の自由を制限します。

マディバは、コーサ族の一部族であるテンブ王家に深いつながりを持ち、トランスカイを支配したデンブ人の首長の名に由来するマディバ氏族の一員であることを示す名称で、ネルソン・マンデラのことです。

南西アフリカ人民機構(SWAPO)は、1962年に設立され、ナミビアで南アフリカ国防軍と戦うためにゲリラ戦をする組織です。

ツアフォは、南アフリカ軍が南西アフリカ人民機構(SWAPO)を攻撃した街です。

弁護士は、学士号と法学士を取得し、資格試験に合格し、法律事務所で実務研修生として経験をつんで弁護士として認められ、違法な手続が見逃されたり、行き過ぎた刑罰が科されたりしないようにするために、原告、または被告の立場から裁判所で意見を述べ、証拠を提出し、証人を請求し、証人を尋問し、反対尋問し、衝突や紛争を調整し、解決するために活動します。

自由憲章については、「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(上)」のブログ記事に書いたので、参照してください。

平等権は、国民が人種・信条・性別・社会的身分などによって差別されない権利です。
セクハラやパワハラは、国民に平等権がないことを示していますが、横行しているのが日本の現状です。

禁制品は、法律によって、所有や売買が禁止されている物で、麻薬やわいせつ文書などです。

閲覧禁止は、見たり、読んだりすることを禁止されている文書です。

官舎は、公務員のための宿舎で、公務員でなくなれば退去しなければなりません。

プロビンスは、南アフリカ共和国の西ケープ州ケープタウンを拠点とするカリーカップに所属するラグビーのチームです。

嘆願は、政治家や官僚に事情を説明して熱心に頼むことです。

チェスは、日本の将棋のような、二人で行うボードゲームです。

パンアフリカニスト会議(PAC)は、元ANC青年同盟のメンバーが、多人種主義のANCに対抗して、1959年に設立されたアフリカ民族主義で、アフリカ人のために白人支配を倒し、アフリカ人による民主主義の政府を1963年末までに打ち立てようとする組織です。

武装闘争は、合法的手段によらず、暴力や武力で政府を打倒することです。

転属願は、別の刑務所への配置転換を希望するために提出する書類です。

辞職は、看守を自分からやめることです。

辞表は、看守を辞める時に届け出る書類です。

敬礼は、下位の者が上位の者に対して行う動作です。

デモは、特定の意思や主張をもった人々が集まり、暴動などの違法行為をすることで、特定の意思や主張を示す行為です。

ンコシ・シケレリ・アフリカは、アフリカに神の祝福あれという南アフリカ等の国家です。

コーサ語、ズールー語、ソト語、アフリカーンス語と英語の歌詞で歌われています。

ベジタリアンは、宗教、体質や動物愛護の精神などにより、食肉、魚介類、鶏卵、乳製品などの動物性食品を食べない食生活を行う人です。
アップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏は、ベジタリアンでした。
「スティーブ・ジョブス Ⅰ」「スティーブ・ジョブス Ⅱ」映画「スティーブ・ジョブス(2015年)」映画「スティーブ・ジョブズ(2013年)」TVドラマ「バトル・オブ・シリコンバレー」

ラムは、羊の肉です。

キッシュは、パイ生地で作った器の中に、卵、生クリーム、アスパラガスなど野菜を加えて、チーズを乗せて、オーブンで焼き上げた料理です。

イスラム教徒は、イスラム教の聖典であるコーランに、飲酒を禁じる記述があるので、お酒を飲みません。

国際連合は、国連とも呼ばれ、1945年に設立され、国際平和と安全の維持、経済・社会・文化などに関する国際協力を実現する組織です。

ピーター・ウィレム・ボタは、南アフリカの首相に就任し、国際世論を無視して、アパルトヘイトを推し進め、マラン国防相が設立した市民協力局やユージーン・デコック警察大佐が指揮する死の部隊のファルークプラスなどが暗躍し、数千の人々が裁判なしに拘留されて、拷問を受けて殺害し、南アフリカの首相を辞任し、大統領に就任し、国会の会議で「政治的な道具として暴力を用いることを無条件で放棄するなら、政治囚は釈放する」と演説し、ネルソン・マンデラとケープタウンで面会したために、南アフリカの大統領を辞任します。

将校は、大将、中将、少将、准将、大佐、中佐、少佐、大尉、中尉、少尉です。

下士官は、准尉、軍曹、伍長、上等兵、兵卒です。

大将は、国家公安局と呼ばれていた国際情報部に所属しているフォルスターの階級です。

大佐は、ロベン島刑務所の責任者を務めるピエ・バーナードとスタンダールの階級です。

准将は、ボールスムーア重警備刑務所でジェイムズ・グレゴリーの上司であるモーケルの階級です。

少佐は、国家公安局に所属し、ピーター・ジョーダンの階級です。

大尉は、ロベン島刑務所の人事を務めるデベットの階級です。

中尉は、将校で、ジェイムズ・グレゴリーが昇進した階級で、准尉から中尉になるということは、2階級の特進をするということです。

准尉は、下士官の中の最高位で、ジェイムズ・グレゴリーが昇進した階級で、下士官の中で功労があり特別に処遇すべき人ということです。

軍曹は、下士官で、ジェイムズ・グレゴリーの階級で、将校になるには、まず准尉にならないといけません。

人種隔離政策(アパルトヘイト)

人種隔離政策(アパルトヘイト)については、「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(上)」のブログ記事に書いたので、参照してください。

最後のセリフ

「さよなら、バファナ」です。

ネルソン・マンデラの年表

ネルソン・マンデラの年表については「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(上)」のブログ記事に書いたので、参照してください。

社会的背景

社会的背景については「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(上)」のブログ記事に書いたので、参照してください。

ネルソン・マンデラの名言

ネルソン・マンデラの名言については
「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(上)」のブログ記事に書いたので、参照してください。

感想

人は変われば、社会も変わる。

原題は「GOODBYE BAFANA」で、主人公の気持ちを表しています。
邦題は「マンデラの名もなき看守」で、主人公の自身を表しています。
どちらも良いタイトルです。
原題をそのままに、邦題を副題とすると、タイトルに奥行きが出るような感じがします。

ジェイムズ・グレゴリーが、白人は黒人と区別するという考えが変わることで、行動が変わり、習慣が変わり、人格が変わり、運命が変わるという感じられる良い映画です。
南アフリカは、白人は黒人と区別することを止めて、社会が変わります。

自由憲章は、1955年6月26日にヨハネスバーグ郊外のクリップタウンでアフリカ民族会議(ANC)、カラード人民機構(SACPO)、インド人会議(SAIC)、南ア労働組合会議(SACTU)、民主主義者会議(COD)などを総結集し開催された「人民会議」で共同行動綱領として採択されました。

自由憲章は、黒人民族主義ではなく、非人種的で、自由主義に基づく憲章であり、反アパルトヘイト運動の基本政策となりました。
黒人が、白人を南アフリカから追い出さなかったことは、良い判断だと思います。
自由主義と民主主義は、高い知性を持つ国民によってのみ成立します。
黒人が、白人を南アフリカから追い出した場合、自由主義と民主主義は、他のアフリカ諸国のように、南アフリカでも成立しないと思います。

人を社会を国を変えることができる「自由憲章」が、たった1枚の紙に記述されていることが重要だと思います。
たった1枚の紙に記述される自由憲章は、記憶することもできると思いますし、書き写すことも簡単ですし、隠し持つこともできますし、配布することも可能だと思いますし、
南アフリカ共和国に住む全ての人々が順守することができるという優れた憲章だと思います。
この「自由憲章」は、一部の指導者達が作成したのではなく、南アフリカにすむ人々の意見を集約して、作成されました。
大変な偉業だと思います。
六法全書は、堅いだけで、枕にもならない、役立たずです。

一部が語られている自由憲章に興味があるなら、「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(上)」に自由憲章が書かれているので、読んでみると良いでしょう。

南アフリカ共和国は、レアメタルの産出国でした。
西側諸国は、南アフリカ共和国からレアメタルを輸入しない場合は、ソビエト連邦から輸入しなければならない状況でした。
西側諸国はレアメタルを輸入するために、南アフリカ共和国のアパルトヘイトを非難する経済制裁を科すことができませんでした。
南アフリカ共和国は、アパルトヘイトを継続できました。
1989年12月3日に、地中海のマルタ島沖のソビエト連邦客船マクシム・ゴーリキーの船内で、ハイル・セルゲーエヴィチ・ゴルバチョフソビエト連邦最高会議議長兼ソビエト連邦共産党書記長とジョージ・H・W・ブッシュ米国大統領が会談し、冷戦の終結を宣言しました。
西側諸国はレアメタルを東側諸国から輸入が可能になり、西側諸国は南アフリカ共和国に経済制裁を科しました。
南アフリカ共和国は、西側諸国による経済制裁によりアパルトヘイトを撤廃することにしました。
1990年2月11日にデクラーク大統領によるアパルトヘイト関連法案の撤廃決定とともに、ネルソン・マンデラは釈放されました。

日本では、検閲は憲法で禁止されていますが、検閲されています。
日本では、政府が主体とはならず、マスメディアやインターネットサービスが政府に忖度して、思想内容等の表現物を対象として、表現物の発表を禁止する目的で、対象とされる表現物を、発表前に審査した上、不適当と認めるものの発表を禁止している状態です。
日本で「何をやっても無駄」と感じている原因は、検閲が行われているからです。

平等権は、国民が人種・信条・性別・社会的身分などによって差別されない権利で、基本的人権の一つとして憲法で保障されています。
セクハラやパワハラは、国民に平等権がないことを示していますが、横行しているのが日本の現状です。
2020年9月13日、菅義偉官房長官は、自民党総裁選に立候補し、フジテレビの番組で、「私どもは選挙で選ばれているから、何をやるという方向を決定したのに、反対するのであれば、異動してもらう」と語り、自民党総裁になり、日本の首相になりました。
菅義偉官房長官は、憲法で認められている平等権を認めず、社会的身分により差別すると発言し、日本の首相になりました。

南アフリカ共和国は、アパルトヘイトを廃止し、変わりました。
日本人が検閲されても、平等権が認められていなくても、声さえ上げない日本は、変わることはないと感じました。

まとめ

ネルソン・マンデラについて、さらに知りたい人は、「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(上)」「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝(下)」、映画「マンデラ 自由への長い道」映画「遠い夜明け」映画「インビクタス 負けざる者たち」のレビューをブログ記事にしてあるので、参考にしてください。

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