このブログ記事は、備忘録なので、動作を保証するものではなく、行う場合は自己責任で行ってください。
CentOS Stream 9は、CentOS Projectがリリースしていて、RHEL(Red Hat Enterprise Linux)に準拠していますが、将来RHELに取り入れる新しい技術を導入していて、安定性には欠けますが、将来のRHELに導入される新しい技術を試してみたいという人には向いています。
Red Hat OpenStack Platformを利用したい人にもお勧めです。
構成図
構成図は以下の通りで、LAMP環境を構築し、WordPressをインストールするための構成になっています。使用したソフトウェアのバージョンは、以下の通りです。
CentOS Stream 9(64ビット版) | 5.14.0-183.el9.x86_64 |
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Windows11 Pro(64ビット版) | バージョン 21H2(OSビルド 22000.1219) |
VirtualBox | 7.0.2 |
Tera Term | 4.106 |
CentOS Stream 9のISOファイル
以下の場所から、CentOS Stream 9のISOファイルをダウンロードします。以下の場所に、ハッシュ値が書かれたファイルがあります。
以下のように、CentOS-Stream-9-latest-x86_64-dvd1.isoに対するハッシュ値が表示されています。
ダウンロードした「CentOS-Stream-9-latest-x86_64-dvd1.iso」のハッシュ値を計算します。
E:¥ISO>E:
E:¥ISO>cd ISO
E:¥ISO>dir CentOS-Stream-9-latest-x86_64-dvd1.iso
E:¥ISO>certutil -hashfile CentOS-Stream-9-latest-x86_64-dvd1.iso SHA256
表示されたハッシュ値と計算したハッシュ値が一致しているので、正しくダウンロードされています。
VirtualBoxの準備
CentOS Stream 9をインストールするために、以下のようにVirtualBoxを準備します。名前 | CentOS9 |
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フォルダー | E:¥VirtualBox |
ISO Image | E:¥ISO¥CentOS-Strem-9-latest-x86_64-dvd1.iso |
Skip Unattended Installatio | チェックを入れる |
メモリーサイズ | 8192MB |
プロセッサー | 4 CPU |
ハードディスク | 仮想ハードディスクを作成する |
ディスクのサイズ | 207.28GB |
ディスプレイのビデオメモリー | 128 MB |
マザーボードのポインティングデバイス | USBタブレット |
ポートフォワーディング ルール 1 | 22 許可 |
ポートフォワーディング ルール 2 | 80 許可 |
ポートフォワーディング ルール 3 | 443 許可 |