映画「ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝」を鑑賞しました!

「夢をかなえるゾウ3  ブラックガネーシャの教え」の中で、出てきた「ゴッホ」について知りたいと感じました。
この映画を鑑賞することにしました。

これまでに、「ゴッホ-燃え上がる色彩」を読んでブログ記事にし、映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」映画「ゴッホ~最期の手紙~」を鑑賞してブログ記事にしたことで、ゴッホについて理解した上で、この映画を鑑賞するとより、理解が深まります。

基本情報・スタッフ

監督         ジョヴァンニ・ピスカーリア
脚本         マッテオ・モネタ
製作総指揮      ヴェロニカ・ボッタネッリ
美術史コンサルタント マルコ・ゴルディン
音楽         レモ・アンツォヴィーノ
撮影監督       ロレンツォ・ジロミニ
協力         オランダ政府観光局
提供         ニューセレクト
配給         アルバトロス・フィルム
公開         2019年10月25日
上映時間       90分

予告動画

舞台となる場所


北フランスにあるオーヴェル=シュル=オワーズは、パリ市の北30kmにあります。


オランダのオッテルローにあるデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園内(Hoge Veluwe National Park)にクレラー=ミュラー美術館館があり、ヘレーネとアントンの別荘もあります。
アルンヘムには、19世紀の生活を学べる野外博物館があります。


ファン・ゴッホ美術館は、オランダのアムステルダムにあります。


イタリアのヴィチェンツァのパッラーディアーナ聖堂でファン・ゴッホ展が開催されました。


オランダのデン・ハーグです。


オランダのニューネン(ヌエネン)村です。


ベルギーの貧しい炭鉱地ボリナージュ(モンスから南西に広がる地域の名称)に向かい伝道を行いました。


南フランスのプロバンス地方にあるアルルとサン=レミです。


イタリアのローマ、フィレンツェとミラノです。


イタリアのフィレンツェにあるサンタ・クローチェ教会です。


イタリアのフィレンツェにあるヴェッキオ宮殿です。


チリです。


オランダにあるブリュッセル王立美術アカデミーです。


フランスのパリにあるルーヴルです。


フランスのパリにあるルピック通り54番地です。


フランスのパリにあるモンマルトルです。

あらすじ

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキが、フィンセント・ファン・ゴッホ(以下、ファン・ゴッホ)とヘレーネ・クレラー=ミュラー(以下、ヘレーネ)を紹介し、2人に共通することがあることを指摘して、始まります。
リセッテ・ペルサースは、ヘレーネとクレラー=ミュラー美術館について、紹介します。
レオ・ヤンセンとS・ファン・ヒューフテンは、ファン・ゴッホについて、紹介します。
ファン・ゴッホの手紙が朗読されます。

映画のタイトル「VAN GOGH OF WHEAT FILDS AND CLOUED SKIES」が表示されます。

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキは、ファン・ゴッホとヘレーネについて、補足説明をします。
ファン・ゴッホの手紙が、紹介されます。

マルコ・ゴルディンが、クレラー=ミュラー美術館で、ファン・ゴッホの「夜のカフェテラス」、「じゃがいもを食べる人々」、「糸杉と星の見える道」、「レモンの静物画」、「ルーラン夫人の肖像」とヘレーネについて紹介します。

エヴァ・ローヴァースが、ヘレーネとヘレーネの手紙について紹介します。

ミレイユ・エンゲルが、ファン・ゴッホの絵画の修復について紹介します。

マルコ・ゴルディンが、ファン・ゴッホの「じゃがいもを植える農夫たち」を紹介します。

レオ・ヤンセンが、南仏へ行く前のファン・ゴッホを紹介します。

S・ファン・ヒューフテンが、ファン・ゴッホの家族関係を紹介します。

ジュルジュ・マイエルが、ファン・ゴッホのブリュッセル王立美術アカデミーで過ごしたときのことを紹介します。

パスカル・ボナフーが、ファン・ゴッホのパリで過ごしたときのことを紹介します。

マルコ・ゴルディンが、ファン・ゴッホのパリで変わったことや南仏へ行ったことを紹介します。

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキは、ファン・ゴッホのアルルで過ごしたことを、ファン・ゴッホの手紙と共に紹介します。

レオ・ヤンセンは、ファン・ゴッホの病気について紹介します。

S・ファン・ヒューフテンは、サン=レミでファン・ゴッホの変化について紹介します。

ファン・ゴッホが、北仏のオーヴェルに生き、精力的に絵を描きました。

マルコ・ゴルディンが、ファン・ゴッホの「ひなげし畑(ポピー畑)」について紹介します。

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキは、ファン・ゴッホの最後について紹介します。

ファン・ゴッホの手紙の言葉で終わります。

登場人物

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキは、案内人です。

リセッテ・ペルサースは、クレラー=ミュラー美術館館長です。

レオ・ヤンセンは、「ファン・ゴッホの手紙」という本の編集者です。 

S・ファン・ヒューフテンは、ファン・ゴッホ美術館の元コレクション部長です。

マルコ・ゴルディンは、ファン・ゴッホ展のキュレーターです。

エヴァ・ローヴァースは、ヘレーネ・クレラー=ミュラーという伝記を書いた作家です。

ミレイユ・エンゲルは、絵画保存修復家です。

ジュルジュ・マイエルは、ブリュッセル王立美術アカデミーの名誉教授です。

パスカル・ボナフーは、作家で、美術史家で、パリ第8大学教授です。 

人物説明

フィンセント・ファン・ゴッホは、1853年3月30日に生まれ、1890年7月29日に亡くなった、オランダのポスト印象派の画家です。

ヘレーネ・クレラー=ミュラーは、1869年2月11日に生まれ、1939年12月14日に亡くなった、オランダの資産家で、主にフィンセント・ファン・ゴッホの作品を収集し、1938年7月13日にクレラー・ミュラー美術館を設立しました。

テオドルス・ファン・ゴッホは、1857年5月1日に生まれ、1891年1月25日に亡くなった、テオと呼ばれ、フィンセント・ファン・ゴッホの弟で、オランダの画商です。

ゴーギャンは、 1848年6月7日に生まれ、1903年5月8日に亡くなった、フランスのポスト印象派の画家です。

モンドリアンは、1872年3月7日に生まれ、1944年2月1日に亡くなった、オランダの画家です。

ピカソは、1881年10月25日に生まれ、1973年4月8日に亡くなった、スペインの画家です。

レジェは、 1881年2月4日に生まれ、1955年8月17日に亡くなった、フランスの画家です。

ヘンク・ブレマーは、1871年5月17日に生まれ、1956年1月10日に亡くなった、オランダの画家、美術評論家、美術教師、コレクター、美術商で、ヘレーネ・クレラー=ミュラーの教師でした。

サム・ファン・デフェンターは、ヘレーネ・クレラー=ミュラーの文通相手です。

ゲーテは、1749年8月28日に生まれ、1832年3月22日に亡くなった、ドイツの小説家です。

H・P・ベルラーは、1856年2月12日に生まれ、1934年8月12日に亡くなった、オランダの建築家で、ヘレーネ・クレラー=ミュラーの別邸の設計者です。

M・ファン・デル・ローエは、1886年3月27日生まれ、1969年8月17日に亡くなった、ドイツの建築家で、当初のクレラー=ミュラー美術館館の設計者です。

アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデは、1863年4月3日生まれ、1957年10月25日に亡くなった、ベルギーの建築家で、クレラー=ミュラー美術館館の設計者です。

ラファエロは、1483年4月6日生まれ、1520年4月6日に亡くなった、イタリアのルネサンス時代の画家です。

ミケランジェロは、1475年3月6日生まれ、1564年2月18日に亡くなった、イタリアのルネサンス時代の彫刻家です。

ドナテッロは、1386年頃生まれ、1466年12月13日に亡くなった、イタリアのルネサンス時代の彫刻家です。

ガリレイは、1564年2月15日生まれ、1642年1月8日に亡くなった、イタリアの物理学者、天文学者です。

ダンテは、1265年頃生まれ、1321年9月14日に亡くなった、イタリアの詩人、哲学者です。

ジョットは、1267年頃生まれ、1337年1月8日に亡くなった、イタリアの中世後期の画家です。

ドナテッロは、1386年頃生まれ、1466年12月13日に亡くなった、イタリアのルネサンス時代の彫刻家です。

ギベルティは、1381年頃生まれ、1455年12月1日に亡くなった、イタリアのルネサンス時代の彫刻家です。

ミレーは、1814年10月4日生まれ、1875年1月20日に亡くなった、フランスの画家です。

ミシュレは、1798年8月21日生まれ、1874年2月9日に亡くなった、フランスの歴史家です。

バルザックは、1799年5月20日生まれ、1850年8月18日に亡くなった、フランスの小説家です。

エリオットは、1888年9月26日生まれ、1965年1月4日に亡くなった、イギリスの詩人です。

コジモ1世は、1519年6月11日生まれ、1574年4月21日に亡くなった、初代トスカーナ大公で、フィレンツェの名門メディチ家の1人です。

G・ヴァサーリは、1511年7月30日生まれ、1574年6月27日に亡くなった、イタリアの画家、建築家です。

アントン・ファン・ラッパルトは、1858年5月14日生まれ、1892年3月21日に亡くなった、オランダの画家です。

ルノワールは、1841年2月25日生まれ、1919年12月3日に亡くなった、フランスの印象派の画家です。

モネは、1840年11月14日生まれ、1926年12月5日に亡くなった、フランスの印象派の画家です。

ピサロは、1830年7月10日生まれ、1903年11月13日に亡くなった、フランスの印象派の画家です。

スーラは、1859年12月2日生まれ、1891年3月29日に亡くなった、フランスの新印象派の画家です。

ポール・シニャックは、1863年11月11日生まれ、1935年8月15日に亡くなった、フランスの新印象派の画家です。

エミル・ベルナールは、1868年4月28日生まれ、1941年4月16日に亡くなった、フランスのポスト印象派の画家です。

ドラクロワは、1798年4月26日に生まれ、1863年8月13日に亡くなった、フランスのロマン主義の画家です。

単語説明

クレラー・ミュラー美術館は、1938年7月13日に開館しました。

キュレーターは、美術館、博物館、図書館、公文書館のような文化施設において、施設の収集する資料に関する鑑定や研究を行い、学術的専門知識をもって業務の管理監督を行う専門職です。

展覧会は、文化施設にて行われる美術作品等を公開することを企画し、展示することです。

フランは、フランスの通貨で、今はユーロになり、使用されていません。

国立公園デ・ホーヘ・フェルウェは、オランダ最大の国立公園で、5,500万平方メートルもあります。
日本最大の国立公園は、大雪山国立公園で、1,570平方メートルです。

精神疾患は、脳の働き、神経間の情報伝達が正常ではない状態で、統合失調症、うつ病、双極性障害と発達障害があります。

精神科病院は、精神障害、精神疾患、依存症、睡眠障害、不安障害と認知障害を主な診療対象とする病院です。

オアシスは、乾燥地帯にあるが、水があり、緑地となっている所です。

糸杉は、枝はあまり広がらずに幹が高く成長し、非常に細く高く、きれいな円錐形になるためクリスマスツリーに使用されます。

オベリスクは、古代エジプト時代に制作された神殿などに立てられた記念碑です。

カンバスは、絵具を使用して、描かれる、木枠に布を張ったものです。

ハーグ派は、1860年から1890年の間に、オランダのハーグで活動した画家です。

バルビゾン派は、1830年から1870年の間に、フランスのバルビゾン村やその周辺で活動した絵画です。

ブルジョアは、資本主義により生まれた資産家です。

プロテスタントは、聖書を中心とするキリスト教徒です。

習作は、練習のために描かれる作品です。

デッサンは、物体の形体、明暗などを平面に描くことです。

素描は、デッサンと同じです。

印象派展は、後に印象派と呼ばれるようになる画家たちが開催した展覧会です。
1874年4月に、第一回印象派展が開催されました。
1886年5月に、第八回印象派展が開催され、最後になりました。

日本の絵画は、浮世絵のことです。

アブサンは、アルコール度数が高く70%前後のお酒で、砂糖を溶かして飲みます。

MoMAは、The Museum of Modern Art, New Yorkの略で、ニューヨーク近代美術館のことです。

てんかんは、脳が過剰に興奮することで、意識消失やけいれんなどの発作を繰り返し引き起こす病気のことです。

境界性パーソナリティ障害は、特徴的な考えや感情を持ち、認知や行動の偏りが大きいために対人関係を円滑に築くことが困難となり、時に自殺未遂や薬物の乱用などの衝動的な行為をしてしまう病気のことです。

双極性障害は、躁状態または軽躁状態とうつ状態とを反復する精神疾患で、気分障害のひとつです。

最後のセリフ

「無限の大地と小麦畑とヒースの荒地そして無限の空だけ」というファン・ゴッホの手紙の一部です。

時代背景

映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」の時代背景を参照してください。

ゴッホの生涯

映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」の生涯を参照してください。

感想

クレラー・ミュラー美術館に行きたくなる

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキの語り、専門家の説明、ファン・ゴッホとヘレーネの手紙で構成されています。
絵を描いたファン・ゴッホと絵を残したヘレーネについて、良く理解できます。
ファン・ゴッホの人生も一通り説明されるので、分かりやすいです。
ドキュメンタリー作品で、字幕が長いので、映画館で鑑賞した後で、ブルーレイでも鑑賞したほうが、理解できます。

ファン・ゴッホの絵がなぜ愛されるのかについては、以下のように説明され、納得しました。
「彼の狙いは、動く人間だった。
 ファン・ゴッホは日常を厳しいものと考えた。
 美術や文学は、人々に美と休息と安寧を提供できる。
 それが彼の芸術の重要な要素だった」

ファン・ゴッホの以下の言葉にも共感できます。
「変人の神髄を作品で見せてやる。
 つまらない男の本質を」
自分の信念を貫き通しましたが、評価されずに、自殺という結果は残念です。
もっと、変人の神髄を作品で見せて欲しかったです。

ヘレーネの以下の言葉が心に残りました。
「今後の芸術界の動きとは、ファン・ゴッホに続く動きと伝統を追う動き
 彼は我々や未来の人々に感じさせてくれる、人間とは何かと。
 彼自身が何よりもまず人間だった。そして、次に画家だったの。
 彼は皆が喜ぶ作品を描こうとしたのではない。
 人間の魂の深淵に触れようとしていた」

ファン・ゴッホの画風が、デッサン、色彩豊かな油絵、色彩豊かな点で描く油絵、黄色と青色の色を使った油絵、彫刻的スタイルという厚塗りの油絵、円を描くタッチの油絵、うねる唐草模様の油絵、誌的で運命的な光が特徴の油絵と次々に変わっていくことを解説してくれます。

ファン・ゴッホの絵画がたくさん観ることができます。
有名な「ひまわり」は、残念ながら出てきません。

「ゴッホ展–響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が開催されるので、行くことにします。
「ゴッホ展–響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」を観に行く前に、この映画を鑑賞することをお勧めします。

ゴッホの名言

映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」の名言を参照してください。

まとめ

次は、映画「スペシャリスト~自覚なき殺戮者」をレビューする予定です。

2021年9月18日から2021年12月12日まで、東京の上野にある東京都美術館で、「ゴッホ展–響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が開催され、クレラー=ミュラー美術館に収蔵されているゴッホの絵画28点と素描20点を展示されます。

  • 夜のプロヴァンスの田舎道
  • レストランの内部
  • 種まく人
  • 黄色い家

ゴッホ展に行って、ブログ記事「デートプラン~東京都美術館、レストラン・サロン&上野恩賜公園」を書きました。

ゴッホの絵画は、以下のように日本の美術館で収蔵されています。
ゴッホの絵画を観に訪れてみたいです。

収蔵場所 絵画 制作年
和泉市久保惣記念美術館 耕す人 1883年
紡ぎ車をくる女 1883~1884年
機を織る人とベビーチェアの子供 1884年
山形美術館 雪原で薪を集める人々 1884年
諸橋近代美術館 座る農婦 1884~1885年
ウッドワン美術館 農夫 1884~1885年
東京富士美術館 鋤仕事をする農婦のいる家 1885年
アーティゾン美術館 モンマルトルの風車 1886年
SOMPO美術館 ひまわり 1888年
国立西洋美術館 ばら 1889年
笠間日動美術館 サン=レミの道 1889~1890年
ポーラ美術館 ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋 1888年
アザミの花 1890年
草むら 1889年
メナード美術館 一日の終り(ミレーによる) 1889~1890年
東京藝術大学大学美術館 ガッシェ博士の肖像 1890年
横浜美術館 ガッシェ博士の肖像(パイプを持つ男) 1890年
ひろしま美術館 ドービニーの庭 1890年

ご期待ください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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