「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養」の中で、出てきた「スパルタ」について知りたいと感じ、映画「300<スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜」を鑑賞しました。
映画「300<スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜」は、映画「300<スリーハンドレッド>」の続編映画ですが、映画「300<スリーハンドレッド>」の前日譚となるマラトンの戦いと映画「300<スリーハンドレッド>」の後日談となるサラミスの海戦を描いているので、混乱しないように注意が必要です。
まず、映画「300<スリーハンドレッド>」を先に鑑賞することをお勧めします。
基本情報・スタッフ
監督 ノーム・ムーロ
脚本 ザック・スナイダー、カート・ジョンスタッド
製作 ジャンニ・ヌナリ、マーク・キャントン、ザック・スナイダー、
デボラ・スナイダー、バーニー・ゴールドマン、トーマス・タル
製作総指揮 スティーヴン・ジョーンズ、ジョン・ジャシュニ、クレイグ・J・フローレス、
マーティ・P・ユーイング
撮影 サイモン・ダガン
美術 パトリック・タトポロス
衣装 アレクサンドラ・バーン
編集 ワイアット・スミス、デヴィッド・ブレナー
音楽 ジャンキーXL
制作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ、クルエル・アンド・アンユージュアル・フィルムズ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 2014年6月20日
上映時間 102分
映倫区分 R15+
予告動画
舞台となる場所
マラトンは、ギリシアのアッティカ半島東部にありました。
アテナイは、ギリシャ共和国の首都アテネにありました。
マラトンとアテナイの距離が42.195kmで、マラソン競技の距離になっています。
スパルタは、ギリシャ共和国のペロポネソス半島のラコニア平原のスパルティにありました。
海岸線が後退し、内陸になっていますが、灼熱の門があり、レオニダス王とクセルクセス王が戦ったテルモピュライです。
ペルシアは、エジプト、イスラエル、レバノン、シリア、トルコ、イラク、イラン、トルクメスタン、アフガニスタン、パキスタンを支配していた帝国です。
アルカディアは、ギリシャ共和国のペロポネソス半島中心部の高原地帯のトリポリにありました。
サラミスの海戦があった場所です。
アテナイとスパルタは、想像以上に離れています。
あらすじ
レオニダス王が、300のスパルタ兵士たちと共に、倒されています。
クセルクセス王は、馬に乗って、レオニダス王と300のスパルタ兵士たちの屍を越えて、先に進みます。
クセルクセス王は、手にしている斧でレオニダス王の首をはねようとします。
ゴルゴー王妃は「託宣者の言葉は警告であり、預言であった。スパルタは滅びるであろう、ギリシア全土は滅びる。ペルシアの炎がアテナイを焼き尽くす。アテナイは、石と木と布とチリで出来た都市。アテナイはチリとなり、風の中に消える。今残るのはアテナイ人のみだ。世界の命運は彼らにかかっている。残るのはアテナイ人のみ、屈強な木造の船だけが彼らを救える。木造の船と湧き上がる英雄の血潮だけが」と現状を説明します。
「300 帝国の進撃」とタイトルが表示されます。
ゴルゴー王妃は「我が夫であるレオニダス、そなたらの王であったレオニダス、レオニダスと300の勇敢な戦士たちは死んだ。ギリシアの自由市民は、スパルタの美しき死に報いる義務はない。彼らは戦いを好まぬ。だが、我が夫は、命を捨て、ギリシアの未来に賭けた。我々を自由なために立ち上がらせたのはペルシアだ。我らの土地を奪いに来たのは、奴らの王ダレイオス。10年前、そなたらが目に若さを宿し、戦が子供だった者を男にする前のことだ。10年前、戦が始まった。戦いの習いとして、苦難が訪れた。マラトンの戦い。ペルシアの王ダレイオスは、自由を宣言したギリシアに、怒りを覚え、我々を服従させるためにギリシアへやって来た。ダレイオスは、ギリシア軍の3倍の人数の侵略軍を率いて、マラトンの地に上陸した。絶望的なアテナイ軍だったが、夜明けに意表を突き、攻撃を仕掛けた。一月に渡る航海の疲れから、もつれた足で上陸の準備をするペルシア兵たちが野営の陣を張って、体勢を整える前に、突撃したのだ。この捨て身の戦術を考え出したのは誰か?世に知られぬアテナイの兵士だ。その男の名は、テミストクレス。この男がペルシアに衝撃を与えたのだ」とマラトンの戦いを説明します。
テミストクレスは、ペルシア軍の兵士たちを次々に切り倒します。
ダレイオス王は、船から戦いを見ています。
テミストクレスは、船にいるダレイオス王を見つけ、ペルシア軍の兵士たちを次々に切り倒し、ペルシア軍の弓兵の放った矢を兜で避け、ペルシア軍の弓兵を倒し、兜を脱ぎます。
ゴルゴー王妃は「激しい血みどろの戦いだった。数千人が死に、うち数百名が味方の兵だった。全てはギリシアの自由のためだった。アテナイの民主主義という理想のため。
だが、その理想には、これだけの犠牲を出す価値はあるのか?テミストクレスは、ダレイオスの死で贖おうと考えた。混乱の中で、チャンスは訪れた。テミストクレスは、その機会を逃さなかった。これは、その後、時代を越えて語り継がれる瞬間であり、ただの兵士が、アテナイの政治を動かす力を得る瞬間であった。そして、テミストクレスが伝説となる瞬間であった。しかし、どれほどの賞賛を得ようとも、テミストクレスは、自分が過ちを犯したことを分かっていた。ダレイオスの息子、クセルクセスは、ギリシアの未来をくじく存在となる。テミストクレスは、この若者を殺すべきだったのだ。この過ちが、永遠に彼を悩ませることになる」とマラトンの戦いを説明します。
砂浜にいるテミストクレスは、船の上にいるダレイオスと向き合い、落ちている弓矢を拾い、ダレイオスに向けます。
クセルクセスは、テミストクレスがダレイオスを弓矢で狙っていることに気が付き、「父上」と呼びながら駆け付けます。
テミストクレスは、ダレイオスに向けて、弓矢を放ち、ダレイオスの心臓を貫きます。
クセルクセスは、ダレイオスを後ろから抱きしめます。
テミストクレスとクセルクセスは、にらみ合います。
ゴルゴー王妃は「テミストクレスは、ペルシア帝国に波紋を起こした。そして、その結果、ギリシアの中心地に戦火をもたらすことになった。王が死の床についたために、すべての将軍と側近が、王の側に呼ばれた。その中で、もっとも有能だったのは、海軍司令官アルテミシア。人並外れた獰猛さと美しさを備え、王への忠誠心は誰よりも、強かった。戦場から勝利を持ち帰えるアルテミシアをダレイオスは寵愛し、アルテミシアの中に息子のクセルクセスが持たぬ完璧な戦士の資質をダレイオスは見出していた」とマラトンの戦いの後のことを説明します。
ダレイオス王は、ペルシアの都に戻ります。
アルテミシアは、胸に矢が刺さっているダレイオスに会います。
ダレイオスは、クセルクセスとアルテミシアにギリシア人の民には好きなようにやらせろ、倒せるのは、神のみだといいます。
アルテミシアは、泣きながら、ダレイオスの胸に刺さっている矢を手で掴み、矢を引き抜き、ダレイオスを殺します。
ゴルゴー王妃は「7日の間、クセルクセスは悲嘆にくれ、動けなかった。8日目、アルテミシアは、クセルクセスに狂気の種となる言葉をささやいた」と説明します。
アルテミシアは、クセルクセスに「父上の言葉は、警告ではない。あれは、挑戦。神のみがギリシアを倒せる?あなたがなるのよ。神の王に」と言います。
ゴルゴー王妃は「アルテミシアは、神官や霊媒師を帝国の隅々から呼び集めた。彼らは、若き王を古代の秘薬に浸したキムメリオスの薄布で覆い、砂漠へ向かわせた。暑さと渇きによって、朦朧としながら、クセルクセスは隠遁者の洞窟にたどり着いた。そこで、クセルクセスを迎えたのは、人の心の闇のごとき場所に住む抜け殻のような者たちだった。その闇の中で、彼は自らのすべてを邪悪な暗黒な力に委ねた。そこから、外に出たとき、人間としてのクセルクセスは消え失せていた。その目は、燃える石炭のごとき赤く染まり、その体は無駄をそぎ落とされ、清められ、1本の体毛もない滑らかな肌であった。クセルクセスは、神として生まれ変わったのだ。アルテミシアは、誰も信用しなかった。夜の闇に紛れて、クセルクセスの側近を次々と手にかけた。クセルクセスが信用する者、クセルクセスを育てた者、かつて、クセルクセスがかつて助言を求めた者を皆、アルテミシアに殺された。そして、神の王が、民の前に立った。アルテミシアは、自分の策略が思い通りにいったのを見た」とクセルクセス王の誕生とアルテミシアについて説明します。
クセルクセスは、神として生まれ変わります。
アルテミシアは、誰も信用しないようになります。
アルテミシアは、クセルクセスを見ます。
クセルクセスは、ペルシアの人々の前に立ち、ペルシアの民に「栄光のために、そして復讐のために、戦うのだ!」と命令します。
アルテミシアは、クセルクセス王を操り人形のように操ります。
ゴルゴー王妃は「戦いがギリシアを襲う。100万を超える化け物のような軍勢がやって来る。マラトンの戦いの英雄、テミストクレスにとって、自分が始めたことを終わらせるのは簡単なはずだった」とこれから起こることを説明します。
ギリシア人たちは、ペルシア軍が攻めてくることに対して、どうすべきかを議論します。
アテナイ人は、スパルタのレオニダス王の理性に訴えるべきであろうという意見を言います。
スパルタ人は、アテナイ人を腰抜けだと言い返します。
アテナイ人とスパルタ人は、殴り合いのケンカになります。
マラトンの戦いの英雄であるテミストクレスは、立ち上がり、ケンカを止めさせ、マラトンでペルシア軍と戦い勝利したことで真の平和が得られたこと、ペルシア軍が北と南の両方向から攻めて来るので、都市国家単独ではペルシアには勝てないので、都市国家単独だけのことを考えては都市国家は滅びるので、都市国家が1つに団結して、戦わねばならないと指摘し、ペルシア軍と海戦で戦い、勝利するためにギリシアにある全ての船を送り出してもらいたいと主張し、スパルタに赴き、レオニダス王に答えを聞いてくると意見をまとめます。
ペルシア軍は、遠征軍を準備しています。
アルテミシアは、クセルクセス王にスパルタに送った使者が戻ってこないし、アテナイは都市国家の連合軍を作ろうとしていると伝えます。
クセルクセス王は、アルテミシアに民に愛され、神の力を持ち、多くを成し遂げられるので、遠征軍を率いて、海を渡り、陸を進み、スパルタとアテナイを焼き払い、ギリシア人に怒りを思い知らせてやると言い返します。
テミストクレスは、アエスキュロスと共にスパルタに馬で向かい、アエスキュロスに馬に水を飲まさせるように言い残して、よそ者が来るのを嫌うスパルタへは一人で行きます。
テミストクレスは、スパルタに到着し、馬から降りて、激しい訓練が行われている方へ歩きて行きます。
ディリオスは、テミストクレスを見つけ、何の用があってスパルタに来たと質問します。
テミストクレスは、ディリオスにペルシア軍が攻めてくると警告しに来たと答えます。
ディリオスは、テミストクレスにペルシアの使者が来てスパルタの土と水を要求され断ったと言い返します。
ディリオスは、訓練で気を失った若いスパルタ人に水をかけ、スパルタ人たちにスパルタ存続のために力の限りを尽くして戦い、戦場で勝利を手にしながら、王と共に死ぬときこそが最も望むべき喜びが叶う至上の瞬間だと言います。
スパルタ人たちは、ディリオスに鬨の声を上がて応えます。
テミストクレスは、スパルタ人たちを一緒に戦うように説得できないと思い知り、呆然と立ち尽くします。
ゴルゴー王妃は、テミストクレスを見つけ、声をかけます。
テミストクレスは、ゴルゴー王妃に新しい時代が訪れているので、神官の託宣に従うのではなく、鍛えてたスパルタ人たちをレオニダス王と死なせるのではなく、ギリシアの一員として、真の暴君であるペルシア軍のクセルクセス王と戦うように説得します。
ゴルゴー王妃は、テミストクレスにレオニダス王がペルシア軍と戦うべきか託宣を聞いに行っていて、カルネイア祭の間は戦うことができないが、託宣は戦えと下るであろうが、テミストクレスの夢であるギリシアの連合軍に関心はなく、スパルタの船をギリシアの連合軍に参加させることはないので、テミストクレスにスパルタからアテナイに戻るように言います。
テミストクレスは、馬に乗りスパルタから離れ、アエスキュロスたちと合流します。
アエスキュロスは、テミストクレスにスパルタは一緒に戦うかと訊きます。
テミストクレスは、アエスキュロスにペルシア軍がスパルタに断れない美しき死を与えたと答えます。
アルテミシアは、海上を船でアテナイに向けて移動中です。
ギリシア人捕虜は、アルテミシアがギリシア人であることをペルシア人たちに明かし、反旗を促します。
ギリシア人を憎んでいるアルテミシアは、心はペルシア人だと言い返し、ペルシア人達への見せしめのためにギリシア人捕虜の首を切り取り、殺し、キスをして、頭を投げ捨てます。
アルテミシアは、ペルシア人たちに数時間のうちにギリシアの艦隊は全滅し、クセルクセス王がレオニダス王とわずか300人の兵士をすぐに倒すであろうと言い、スキリアスにどう思うかと声をかけます。
スキリアスは、アルテミシアに目をそらすことなく大勢が死にますと言い返します。
アルテミシアは、スキリアスの見上げた自信、船では働くごつい手ではない手、知らない顔からギリシアのスパイと見抜きます。
スキリアスは、隠し持っていたナイフで、周囲にいるペルシア人を殺し、海に飛び込んで逃げおおせます。
アルテミシアは、近づいている嵐にもギリシアの空が荒れているだけだと動じません。
スキリアスは、テミストクレスのところに息子のカリストを連れて戻ります。
テミストクレスは、カリストにここで聞いたことを口外するなと命令します。
スキリアスは、テミストクレスにカリストが歴戦の戦士と同席できる身分ではないが、信用して欲しいとお願いします。
テミストクレスは、カリストの同席を認めます。
スキリアスは、テミストクレスにギリシアの女であるアルテミシアがクセルクセスの船の指揮官で、人を殺すために生まれてきたような女で、海の戦いに優れ、家族がギリシアの市民兵に殺され、復讐に燃えていると伝えます。
テミストクレスは、スキリアスにギリシアの市民兵たちがアルテミシアの家族全員を凌辱し、殺し、アルテミシアを何年もギリシアの奴隷船に監禁されたのち、瀕死の状態で路上に捨てられ、ペルシアの密使が死にかけていたアルテミシアを見つけ、助け、ペルシア帝国一の戦士であるペルシアの密使がアルテミシアを育て、戦を仕込まれ、アルテミシアは誰よりも優れた剣の使い手になり、ギリシアが燃えるのを見るためにギリシアに戻ると心に誓い、ダレイオスがアルテミシアを右腕として取り立てたと教えます。
テミストクレスは、カリストにアテナイの未来をどう思うかと訊きます。
カリストは、テミストクレスにアテナイの未来のために戦いますと答えます。
スキリアスは、カリストにアテナイの未来のために戦うには若すぎると言います。
カリストは、スキリアスがもっと若い頃、アテナイの未来のために戦ったと言い返します。
スキリアスは、カリストに戦がどういうものか知らずに口を出すなと言い返します。
スキリアスは、テミストクレスに作戦を実行するための陸上部隊を2日で集めると言います。
テミストクレスは、カリストにいつか必要になると言い、納得させます。
スキリアスは、テミストクレスにスパルタ軍がカルネイア祭の時期に戦うことはできないので、レオニダス王がわずか300の兵士たちを連れて、灼熱の門に向かいペルシア軍と戦うことになったと伝えます。
テミストクレスは、スキリアスにレオニダス王がわずか300の兵士たちがペルシア軍に勝つのは難しいと言います。
テミストクレスとアエスキュロスは、アテナイ兵士たちを見て回ります。
アエスキュロスは、テミストクレスに戦いの経験が豊富な者を探し、志願兵を指導させると提案します。
テミストクレスは、アエスキュロスに農民に戦い方を仕込む時間は少ないので、食事をとらせて、酒は禁止で、剣の振り方ぐらいは教えるように指示します。
テミストクレスは、寝ているカリストを蹴飛ばします。
カリストは、飛び起きます。
テミストクレスは、カリストに父親のスキリアスは知っているのかと訊ねます。
カリストは、テミストクレスに父親のスキリアスは知らないと答えます。
アエスキュロスは、カリストにこの盾と良く研いである剣は誰のものかと訊ねます。
カリストは、アエスキュロスに祖父のもので、母から貰い、母から戦いに参加する許しを得ましたと答えます。
テミストクレスは、カリストに父親のスキリアスが明日敵に奇襲をかけるが、テミストクレスの船に乗って、今日船で戦うように命じます。
アテナイ兵士は、テミストクレスに他の都市が出した船は一握りで、アテナイのおかげで何とか船は50隻そこそこ集められたが、ペルシア艦隊は数千隻で敵の化け物のような船だが、ペルシアの船団の先遣隊が海峡を越したところで、嵐を避けて止まってるので夜明けに攻撃を仕掛けられると進言します
。
テミストクレスは、アテナイ兵士にアテナイ軍の軍船の作りは弱いが、素早く、小回りが利くという強みを生かし、嵐を避けて海峡を越したところで止まってるペルシアの船団の先遣隊を狙うのではなく、当初の作戦通り、日没に船を出し陸から離れた広い海域で、ペルシアの本隊を機動力を生かし攻めて戦うと命令します。
アテナイ兵士は、テミストクレスにわずかな船で千隻もの艦隊に攻撃をかけるとは自殺行為だと言い返します。
テミストクレスは、アテナイ兵士にそれが作戦だと言い返します。
アルタフェルネスは、アテナイのわずかな船を見て、アルテミシアに海軍とは思えないと言います。
アルテミシアは、アルタフェルネスに補佐として昇進させることを条件に誰かに戦わせるように命じます。
アルタフェルネスは、アルテミシアにバンダリ将軍が先陣を切ると伝えます。
アルテミシアは、バンダリ将軍にアテナイの海軍に迅速に勝利できるかと問い質します。
バンダリ将軍は、アルテミシアに命を賭けて、アテナイの兵士の最後の1人まで殺すことを誓います。
テミストクレスは、軍船に乗り、ペルシア艦隊に向かって行き、アテナイの兵士たちに「同胞たちよ、心を強く持て。魂の奥底を見つめろ。今日、我々の勇気が試される。もし、戦のさなかで、戦う理由が分からなくなったら、何のために、自らのすべてを捨ててまで、戦うのかという疑問が生まれたら、自分の横で戦う仲間を見ればよい。戦う理由がそこにある。兵士の絆こそがその理由だ。断ち切ることができない絆が過酷な戦場においてさらに強まる。共に血を流す仲間との絆ほど強い物はない。この世で、最も尊い行いは、命を投げうってくれる仲間のために戦うことだ。今日は、力の限り戦え。同胞のために戦え。家族のために戦え。何よりもギリシアのために戦え」と鼓舞します。
アテナイの兵士たちは、テミストクレスに鬨の声を上がて応えます。
テミストクレスは、アテナイの兵士たちに初日に殺されるなよと注意します。
テミストクレスは、高波を越えてやって来るペルシア軍の軍船を見て驚きます。
アテナイ軍の船は、丸くまとまっています。
ペルシア軍の船は、横に広がっています。
テミストクレスは、アテナイの兵士たちにペルシアの軍船の弱いわき腹を攻撃すると命じます。
アテナイの兵士は、旗を振り、全軍に戦闘を開始させます。
アテナイ軍船に乗った兵士たちは、ペルシア軍の軍船の横を通過しながら、槍を投げて攻撃します。
カリストは、盾を持つ腕を矢で射抜かれます。
アエスキュロスは、カリストを守ろうとします。
カリストは、アエスキュロスをはねのけて、槍を投げて、ペルシア兵を殺します。
テミストクレスは、アテナイの兵士たちにペルシアの軍船に突撃するように命じます。
アテナイの軍船は、バンダリ将軍が率いているペルシアの軍船を左右から同時に突撃して、破壊し、後退して、沈没させます。
アテナイの軍船は、次々にペルシアの軍船の横から突撃して、次々にペルシアの軍船を破壊します。
テミストクレスは、アルテミシアと見つめ合います。
アルテミシアは、アルタフェルネスに型破りな戦法だと評価します。
アルタフェルネスは、アルテミシアに連携で防御して、攻めどころがないと答えます。
バンダリ将軍は、アルテミシアに負けたと言います。
アルテミシアは、バンダリ将軍に負けたのはお前だと言い返します。
アルテミシアは、アルタフェルネスに撤退し、今日はテミストクレスに勝たせてやると言います。
アルテミシアは、バンダリ将軍の失敗にはうんざりだと言います。
カリストは、矢傷を包帯を巻いて治療しています。
テミストクレスは、カリストに父親であるスキリアスの横で戦えと命じます。
テミストクレスは、アエスキュロスにアテナイ人の素人集団がペルシア軍に勝ったことに驚き、スパルタが加勢してくれるまでは戦い続けるという作戦です。
アルテミシアは、バンダリ将軍に報告させますが、両腕に重い重りを付けられて、海に沈めさせます。
アルテミシアは、ペルシア軍の将軍たちにテミストクレスが戦いに優れているが、テミストクレスに勝利しようとしているのは無理なのかと問いかけます。
カシャニ将軍は、アルテミシアにテミストクレスが率いるアテナイ軍に勝利することを請け負います。
カシャニ将軍が率いるペリシア軍の軍船は、アテナイ軍の軍船に向かって行きます。
テミストクレスは、手を伏せてアテナイ軍の軍船を待機させます。
アルテミシアは、テミストクレスを見て、笑みを浮かべます。
カシャニ将軍は、ペルシア軍の軍船にアテナイ軍の軍船に向かって進むように命じます。
テミストクレスは、後ろを指さし、アテナイ軍の軍船を後退させます。
アルテミシアは、アルタフェルネスにカシャニ将軍がテミストクレスの策にはめられたと指摘します。
カシャニ将軍が率いるペルシア軍の軍船は、崖に衝突して、壊滅します。
カシャニ将軍が乗っているペルシア軍の軍船は、狭い入り江に入り、狭い入り江を塞ぐように置かれたアテナイ軍の軍船に突っ込んでいきます。
スキリアスが率いるアテナイ軍の歩兵は、狭い入り江の中で止まったカシャニ将軍が率いるペルシア軍の軍船に飛び降り、剣で戦い、ペルシア兵を剣で切り殺します。
スキリアスとカリストは、次々とペルシア兵士を殺します。
アルテミシアは、この様子を見ています。
スキリアスとカリストは、出会って驚きながらも、次々とペルシア兵士を殺します。
カシャニ将軍は、テミストクレスを相手に奮戦します。
テミストクレスは、カシャニ将軍を蹴り倒し、腕と足を切り落とし、頭を割って殺します。
アルテミシアは、アルタフェルネスにテミストクレスの所へ伝令に行くように命令します。
テミストクレスは、アテナイ軍の兵士たちに「敵はギリシアの兵士を恐れ、その剣を恐れる。その盾とその母なるギリシアへの愛を恐れる。そして、何より、その自由を恐れる」と言い、鼓舞します。
テミストクレスは、スキリアスに息子のカリストを戦うように命じたので、息子のカリストを怒るなと言います。
スキリアスは、テミストクレスにペリシア軍に対して怒るよと言い返します。
アエスキュロスは、後ろに振り向き、ペルシア軍の船を見て、テミストクレスに伝えます。
アルタフェルネスは、船に独りで乗ってやって来ます。
アルタフェルネスは、カリストにアルテミシアが、中立水域で、テミストクレスに会いたいと伝えます。
カリストは、アルタフェルネスにテミストクレスが無事に帰って来られる保証はあるのかと問い質します。
アルタフェルネスは、カリストにアルテミシアの怒りはテミストクレスを殺しても収まらないと言い返します。
テミストクレスは、カリストに剣を渡し、アルタフェルネスの船に乗り、アルテミシアの所へ向かいます。
テミストクレスは、アルテミシアの船に乗り移り、不死の軍団に出迎えられます。
アルテミシアとテミストクレスは、挨拶をします。
アルテミシアは、テミストクレスにアテナイ軍の戦いの素晴らしさとペルシア軍の優勢を伝え、同盟を組もうと提案します。
テミストクレスは、アルテミシアにアテナイ軍を率いて、ペルシア軍に勝つと言い返します。
アルテミシアは、テミストクレスに責任も義務も伴わぬ自由を与えるので、生と死の喜びを分かち合う同盟を組もうと提案します。
テミストクレスは、アルテミシアにキスをして、服を破り、セックスをしますが、同盟を断ります。
アルテミシアは、剣を手にして、テミストクレスの首に剣を当てますが、殺さず、追い返します。
テミストクレスは、アテナイ軍の陣地に戻り、アエスキュロスにアルテミシアを倒せるかと訊かれ、アルテミシアが容赦なく攻めて来ると答えます。
巨大なペルシア軍の軍船が、海上に原油をまき散らします。
アテナイ軍の軍船が、巨大なペルシア軍の軍船に突っ込んでもビクともしません。
アルテミシアは、爆薬を背負ったペルシア軍の親衛隊の兵士たちを海に飛び込みまさせます。
テミストクレスは、海上に漂う原油に槍を付けて、原油であることを確認すると、スキリアスに後退を命じます。
スキリアスは、アテナイ軍の兵士たちに後退を命じまわり、ペルシア軍の親衛隊の兵士たちを見つけて、テミストクレスに教えます。
テミストクレスは、スキリアスに急いで弓矢の用意を命じ、右舷にペルシア軍の親衛隊の兵士たちを見つけて、弓矢で攻撃するように命じます。
ギリシア兵士は、弓が間に合わないので、海に飛び込み槍でペルシア親衛隊を攻撃します。
背中に爆薬を背負ったペルシア親衛隊は、アテナイ軍の軍船に取りつきます。
スキリアスは、槍でペルシア親衛隊の兵士を殺します。
アルテミシアは、スキリアスに狙って矢を放ちます。
スキリアスは、アルテミシアの放った矢で心臓を射抜かれます。
カリストは、矢で射抜かれるスキリアスを支えます。
スキリアスは、カリストに戦い続けろと言います。
ペルシア軍の兵士たちは、火矢を放ち、海上の原油に火が付き、海上が火で覆われます。
巨大なペルシア軍の軍船の上にいるペルシア軍の兵士は、火の付いたハンマーを海に投げ込み、海上の原油に火が付き、海上が火で覆われます。
テミストクレスは、アテナイ軍の兵士たちに火が付いたハンマーを海に投げ込む巨大なペルシア軍の軍船の上の男を狙えと命令します。
アテナイ軍の兵士は、火が付いたハンマーを海に投げ込む巨大なペルシア軍の軍船の上の男に槍を投げます。
火が付いたハンマーを海に投げ込もうとしていた男は、槍が刺さって殺されます。
巨大なペルシア軍の軍船が放出している原油に火がつき、ギリシア軍の軍船を巻き込み、巨大なペルシア軍の軍船は自爆します。
アルテミシアは、テミストクレスの乗っているアテナイ軍の軍船に取りついた親衛隊の兵士の爆薬に火矢を放ちます。
テミストクレスは、アテナイ軍の兵士たちに船を捨て、海に飛び込めと命じます。
親衛隊の兵士の爆薬は爆発し、テミストクレスの乗っているギリシアの船は木っ端みじんに吹っ飛びます。
アルテミシアは、テミストクレスの戦死を確信します。
テミストクレスは、海の中で気が付き、目を開けます。
海獣が、アテナイ軍の兵士たちを食べています。
海獣が、テミストクレスの方に向かってきます。
テミストクレスは、海岸で気が付きます。
ゴルゴー王妃は、「死者には、何の罪もなく、何の責任もない。テミストクレスは、エーゲ海を血で染めた仲間の死体を見て思った。彼らは、自分のエゴの犠牲となったのか。マラトンでの過ちを埋め合わせようとしたために死んだのか?あの時、若いクセルクセスを殺していれば、多くが死なずに済んだだろう。迷いは、いつまでも付きまとった」とテミストクレスの思いを語ります。
テミストクレスは、カリストとスキリアスに出会います。
テミストクレスは、スキリアスにペルシア軍に数で負けたなと言います。
スキリアスは、テミストクレスに挫けずに倍の力で戦うことで、ペルシア軍との数の差を克服し、ペルシア軍に勝利できると伝えます。
カリストは、スキリアスに肩を並べて戦おうと励まします。
スキリアスは、カリストにお前が私の分も戦えと言い返します。
スキリアスは、テミストクレスの手を握り、何かを伝えて、亡くなります。
カリストは、テミストクレスにスキリアスが何を言ったのかを訊きます。
テミストクレスは、カリストに時が来たら教えるので、何も言わずに、スキリアスの魂と共にいるように言います。
アエスキュロスは、テミストクレスにペルシア軍に負けて、悲劇が起き、若者たちを死に追いやっても、それでもなお戦い続けるのかを訊きます。
テミストクレスは、アエスキュロスにペルシア軍に勝利するまで続けるし、判断ミスにより女たちは夫を失い、子供たちは父を失ったのは自分の責任で、指揮官の宿命だと言い返します。
レオニダスと300人のスパルタ兵士たちを倒したペルシア軍は、灼熱の門を通り、スパルタに向けて進軍します。
クセルクセス王は、ペルシア軍の兵士たちに「力と統制を誇ったスパルタ軍を黙らせることは簡単なことだ。我が兵士たちに、スパルタの偉大な戦士たちを見せろ。その死体のただ中を歩かせろ、神の王へ逆らった者への報いを見せるのだ。レオニダス王と勇敢な300の戦士は、ギリシアきっての精鋭だった。我々を倒すことができる救世主は現れない。我が帝国の進撃は誰にも止められぬ」とレオニダス王と勇敢な300の戦士に勝利したことを語ります。
クセルクセス王は、エフィアルテスにアテナイに行き、亡きレオニダスの剣をアテナイに届け、次はアテナイ人の元に行くと知らせ、アテナイ人たちの宝であるアテナイが歴史から消え去ると伝えろと命じます。
ダクソスは、馬に乗って、テミストクレスに会いに来ます。
ダクソスは、テミストクレスにエフィアルテスがレオニダス王を裏切り、レオニダス王が戦死し、スパルタ軍の兵士たちが全滅し、灼熱の門が陥落したと伝えます。
テミストクレスは、ダクソスに大いなる犠牲だと答えます。
テミストクレスは、アエスキュロスにギリシアのために、レオニダス王とスパルタ軍の兵士たちが死んだんだと言います。
テミストクレスは、ダクソスに灼熱の門で起きたレオニダス王とスパルタ軍の兵士たちのことをギリシア全土に知らせて、ギリシア全土を結び付けて、ペルシア軍と戦うようにさせます。
テミストクレスは、アエスキュロスに全ての船と兵士たちをサラミスへ戻せと命じ、スパルタ軍の兵士たちが全滅し、灼熱の門が陥落したことをアテナイに伝えに行きます。
テミストクレスは、アテナイに戻ります。
テミストクレスは、エフィアルテスからレオニダス王の剣を受け取り、レオニダス王とスパルタ軍の兵士たちのことを聞きます。
エフィアルテスは、テミストクレスとアテナイの市民たちにクセルクセスがアテナイを焼き払おうとしているので、降伏するように伝えます。
アテナイの市民たちは、動揺します。
テミストクレスは、アテナイの市民を落ち着かせ、レオニダス王とスパルタ軍の兵士たちの死は敗北ではなく、美しき勝利で、レオニダス王とスパルタ軍の兵士たちの勇猛なる戦いによって、バラバラだった都市国家を奮い立たせて、ギリシアを一つにして、死と破滅を覚悟の上で、ペルシア軍とサラミスの海で決戦に臨むと言います。
テミストクレスは、エフィアルテスがクセルクセスにサラミスの海で決戦に臨むことを伝えさせます。
テミストクレスは、スパルタにやって来ます。
ディリオスは、テミストクレスに暖かい歓迎は受けないぞと言います。
テミストクレスは、レオニダス王の死を弔っているゴルゴー王妃にレオニダス王の死に対して哀悼の意を表し、スパルタ軍の全ての軍船と兵士たちを預けて欲しいと申し出ます。
ゴルゴー王妃は、テミストクレスにギリシアのための犠牲は充分に払ったので、テミストクレスがペルシア軍に勝つという野望のためにスパルタ軍の軍船と兵士たちを預けることはできないと答えます。
テミストクレスは、ゴルゴー王妃にレオニダス王の剣を渡して、レオニダス王の仇をと言い残して、スパルタを去り、サラミスに戻ります。
ゴルゴー王妃は、涙を流します。
クセルクセス王は、アテナイを焼き払います。
ゴルゴー王妃は、「託宣者の言葉は、警告であった。ギリシアは、滅びるであろう。ペルシアの炎がアテナイを焼き尽くす。アテナイは、石と木と布とチリでできた都市。アテナイは、チリとなり、風の中に消える。今残るのは、アテナイ人のみだ。世界の命運は、彼らにかかっている。残るのは、アテナイ人のみ。屈強な木造の船だけが、彼らを救える。木造の船と湧き上がる血潮だけ」とギリシアの置かれた現状を語ります。
エフィアルテスは、クセルクセス王にアテナイ軍の軍船が無防備な状態でサラミスにいると伝えます。
アルテミシアは、エフィアルテスにアテナイ軍の軍船の指揮官は誰だと訊きます。
エフィアルテスは、アルテミシアにテミストクレスだと答えます。
アルテミシアは、エフィアルテスにテミストクレスは死んだと言い返します。
エフィアルテスは、アルテミシアにテミストクレスが生きているのをこの目で確かに見ましたと答えます。
アルテミシアは、アルタフェルネスに兵士たちと鎧を用意させ、アテナイ軍の軍船を攻めると命じます。
クセルクセス王は、アルテミシアに罠でないかと確かめるべきだとアドバイスします。
アルテミシアは、クセルクセス王にレオニダス王をギリシアのために殉じた英雄にして、唯一価値のあるアテナイを灰にしたと言い返します。
クセルクセス王は、アルテミシアを引っぱたきます。
アルテミシアは、倒れますが、立ち上がり、クセルクセス王にペルシア軍の軍船を総動員して、アテナイ軍の軍船を攻撃すると言います。
クセルクセス王は、アルテミシアにこれ以上の戦いは許さぬと言い返します。
アルテミシアは、クセルクセス王に黄金の玉座から戦いを眺めているが良いと言い残して、戦いに行きます。
テミストクレスは、アテナイ人たちに「遙か彼方に見えるアテナイを滅ぼす炎が、これより我々は、この国に影を落とす怪物に立ち向かう。スパルタが援軍に来てくれるのを私は神に祈った。だが、それは無理かもしれない。我々に残された船は僅かだ。ここにいるのは、ただの農民たち。ただの商人。そして、年は若いが、戦の苦難の中で大人になった者たち。私は、危険な賭けに出ている。それに、負けた!お前たちがここで、私に背を向け、国を見捨てても、私は、責めない。出て行っても良い。お前たちは、自由だ。よく、分かった。では、苦難を厭わず、戦に赴き、ギリシアから敵の船を追い出そう。今日は、我々にとって、栄誉の日だ。この戦いは今後千年、語り継がれるだろう。我々の最後の雄姿を歴史に刻もうではないか。そして、後世に伝えるのだ。我々は、膝まづいて生きるのではなく、立ったまま死ぬことを選んだと」と演説し、アテナイ人たちまとめて、ペルシア軍に立ち向かいます。
アテナイ軍の軍船は、ペルシア軍の軍船とサラミスの海上で対峙します。
テミストクレスは、カリストにスキリアスの「カリストが立派に戦士の仲間入りをした」という最後の言葉を伝えます。
テミストクレスは、アエスキュロスに作戦は尽き、共に戦うのもこれが最後だと言います。
アエスキュロスは、テミストクレスに物心がついた時から一緒に戦って来て、一緒に剣を置く時が来るのは嬉しいよと答えます。
テミストクレスは、アエスキュロスに頼んである物は準備してあるかと質問します。
アエスキュロスは、テミストクレスに甲板の下に準備してあると答えます。
テミストクレスは、アエスキュロスにこの戦いに全てを賭け、アルテミシアに近づき、アルテミシアを殺し、ペルシア軍の軍船を無力化すると言います。
アエスキュロスは、テミストクレスにアルテミシアに近づくことはできるかもしれないが、逃げ道が無く、戻れなくなると言います。
テミストクレスは、アエスキュロスに分かっていると答えます。
アルテミシアは、ペルシア軍の不死の軍団たちに警護されています。
クセルクセス王は、崖の上からペルシア軍とアテナイ軍を見渡しています。
アルテミシアは、ペルシア軍の兵士たちにアテナイ軍の軍船を最後の一隻まで沈め、情け容赦なく戦え、皆殺して、アテナイを屈服させ、テミストクレスの喉を我が足で踏みつぶしてくれると命じます。
6隻のアテナイ軍の軍船は、無数のペルシア軍の軍船に向かって行きます。
テミストクレスは、アテナイ軍の兵士たちにしゃがんで、ロープを掴ませ、衝撃に備えさせます。
アテナイ軍の軍船は、ペルシア軍の軍船に衝突します。
テミストクレスは、アテナイ軍の兵士たちにペルシア軍の軍船に攻め入れ、一歩も引かずに戦え、栄光を掴むのだと命令します。
テミストクレスは、カリストに父が見ているぞと声をかけます。
カリストとアテナイ軍の兵士たちは、ペルシア軍の軍船に乗り込み戦います。
アルテミシアは、2本の剣を両手で抜き、ペルシア軍の不死の軍団たちに見物に来たのではないぞと言い、ペルシア軍の不死の軍団たちを引き連れて、船に飛び移り、次々とアテナイ軍の兵士たちを殺します。
ペルシア軍の不死の軍団たちも、次々とアテナイ軍の兵士たちを殺します。
テミストクレスは、馬に乗って、ペルシア軍の軍船に乗り込み、次々とペルシア軍の不死の軍団たちを殺し、アルテミシアとにらみ合い、燃えるペルシア軍の軍船から馬に乗って、海に飛び込み、アルテミシアの方へ向かいます。
アルテミシアは、テミストクレスの馬を攻撃し、テミストクレスを落馬させます。
ペルシア軍の不死の軍団たちは、テミストクレスに襲いかかります。
テミストクレスは、次々とペルシア軍の不死の軍団たちを殺し、兜を脱ぎ、アルテミシアと一対一になります。
アルテミシアは、テミストクレスに2刀流で斬りかかります。
テミストクレスは、アルテミシアの2刀流の剣を受け流し、顔面を殴ります。
アルテミシアは、テミストクレスの足を切りつけます。
テミストクレスは、手の防具でアルテミシアの剣を受け止めます。
アルテミシアは、テミストクレスの片手を一方の剣で押さえ、もう一方の剣をテミストクレスの喉につきつけます。
テミストクレスは、アルテミシアの喉に剣を押し当てます。
テミストクレスとアルテミシアは、動けません。
テミストクレスは、アルテミシアに降伏しろ、降伏しなければ死ねと言います。
アルテミシアは、テミストクレスに奴隷として生きるより、自由なまま死ぬと言い返します。
ゴルゴー王妃は、スパルタの兵士たちに「それは、ささやきの如く始まった。未来への約束が、死の叫びを上げる。1万の兵士の頭上をかろやかに吹き抜けた。アルテミシアの髪が恋人に撫でられたように動いた。そのそよぎは、一陣の約束の風となった。ギリシアの海を渡る風は、自由という女神の伝言を運んできた。自由は賢き女神であるがゆえ、レオニダスに身を捧げさせた。同胞よ、これは犠牲の風だ。自由の風だ。そして、正義の風だ。復讐の風だ」と言って、剣を高く掲げ、スパルタ軍の軍船の帆を張り、全速力で、ペルシア軍の軍船に向かい参戦します。
ダクソスたちも、スパルタ軍に加わっています。
テミストクレスは、アルテミシアの隙をついて、アルテミシアの剣を払いのけます。
アルテミシアは、剣を落とします。
テミストクレスは、アルテミシアにギリシアは、ペルシアと戦うために団結したと言います。
クセルクセス王は、ペルシア軍の軍船に襲い掛かるスパルタ軍の軍船を見て、ペルシア軍の敗戦を悟り、ペルシア軍の陸軍に戻ります。
アルテミシアは、テミストクレスに死ぬ覚悟はできていると言います。
テミストクレスは、アルテミシアに剣を納めて、小舟を出して逃がしてやってもよいと言い返します。
アルテミシアは、自分の剣を見て、手にしようとします。
テミストクレスは、アルテミシアにペルシア軍のすべての軍船に降伏しろと命じろと言います。
アルテミシアは、テミストクレスに降伏だと言い返して、剣を手にして、テミストクレスに斬りかかります。
テミストクレスは、アルテミシアの剣を持つ手を押さえて、剣をアルテミシアの腹部に突き刺します。
アルテミシアは、スパルタ軍の軍船がペルシア軍の軍船に襲い掛かるのを見ます。
スパルタの兵士たちは、ゴルゴー王妃と共に、ペルシアの船に乗り移り、攻撃をします。
ゴルゴー王妃は、次々とペルシアの兵士たちを殺します。
アルテミシアは、息絶えます。
テミストクレスは、ゴルゴー王妃と会います。
ディリオスは、ペルシア軍の兵士たち向かって行き、ペルシア軍の兵士を殺します。
ゴルゴー王妃は、ペルシア軍の兵士を殺します。
テミストクレスは、ペルシア軍の兵士を殺します。
スパルタ軍とアテナイ軍は、ペルシア軍に圧勝します。
登場人物
- レオニダス
- ゴルゴー
- ダレイオス
- クセルクセス
- テミストクレス
- アルテミシア
- アエスキュロス
- ディリオス
- スキリアス
- カリスト
- アルタフェルネス
- バンダリ
- カシャニ
- エフィアルテス
- ダクソス
- ペルシアの使者
レオニダス
レオニダスは、ジェラルド・バトラーが演じるスパルタの王で、ペルシアの使者からの要求を断り、ペルシアとの戦いに備えるために、託宣を聞きに行き、テルモピュライの戦いで、300人のスパルタ兵と共にペルシア軍と戦い、戦死しました。
ゴルゴー
ゴルゴーは、レナ・ヘディが演じるレオニダスの妻で、スパルタの王妃で、レオニダスがテルモピュライの戦いで戦死し、ナレーションを務め、マラトンの戦い、テルモピュライの戦い、テミストクレス、アルテミシア、神の王なるクセルクセスについて説明し、スパルタにやって来たテミストクレスに声をかけ、テミストクレスから新しい時代が訪れているので、神官の託宣に従うのではなく、鍛えてたスパルタ人たちをレオニダス王と死なせるのではなく、ギリシアの一員として、真の暴君であるペルシア軍のクセルクセス王と戦うように説得されますが、テミストクレスにギリシアの連合軍に関心はなく、スパルタ軍の軍船をギリシアの連合軍に参加させることはないので、アテナイに戻るように言い、ペルシア軍に負けたテミストクレスの思いを語り、スパルタ軍の軍船を率いて、スパルタ軍の兵士たちを鼓舞し、スパルタ軍の軍船の帆を張り、全速力で、ペルシア軍の軍船に向かいサラミスの海戦に参戦し、ペルシア軍の軍船に乗り込み、ペルシア軍の兵士たちを殺し、テミストクレスと再会し、ペルシア軍に圧勝します。
ダレイオス
ダレイオスは、イガル・ノールが演じるペルシアの王で、戦場から勝利を持ち帰えるアルテミシアをダレイオスは寵愛し、アルテミシアの中にクセルクセスが持たぬ完璧な戦士の資質を見出し、自由を宣言したギリシアに怒りを覚え、ギリシアを服従させるためにギリシア軍の3倍の人数の遠征軍を率いて、マラトンの地にペルシが軍を上陸させ、クセルクセスが見ている前でテミストクレスが放った矢で胸を射られ、クセルクセスと共にペルシアに戻り、クセルクセスとアルテミシアに「父の間違いを繰り返してはならないぞ。あさましきギリシア人の民には好きなようにやらせろ。奴らを倒せるのは、神のみだ。だた、神のみが・・・」と言い残して、アルテミシアに胸の矢を引き抜かれて、亡くなります。
クセルクセス
クセルクセスは、ロドリゴ・サントロが演じるダレイオスの息子で、ダレイオスに従いギリシャに遠征し、テミストクレスが矢でダレイオス王を弓矢で狙っていることに気が付き、駆け付け、弓矢で胸を射られたダレイオス王を後ろから抱きしめ、テミストクレスとにらみ合い、ダレイオス王と共にペルシアに戻り、胸に矢が刺さっているダレイオス王の側で7日間悲嘆にくれて、動けず、アルテミシアがやって来て、ダレイオス王から「ギリシア人の民を倒せるのは、神のみだ。だた、神のみが・・・」と言われて、アルテミシアが泣きながら、ダレイオス王の胸に刺さっている矢を手で掴み、矢を引き抜き、ダレイオス王を殺すのを見て、アルテミシアからダレイオス王の言葉に従い神の王になり、ギリシア人を倒すように言われ、古代の秘薬に浸したキムメリオスの薄布で覆われ、砂漠へ向い、暑さと渇きによって、朦朧としながらも、隠遁者の洞窟にたどり着き、人の心の闇のごとき場所に住む抜け殻のような者たちに迎い入れられ、闇の中ですべてを邪悪な暗黒な力に委ね、外に出たとき、人間ではなくなり、目が燃える石炭のごとき赤く染まり、その体は無駄をそぎ落とされ、清められ、1本の体毛もない滑らかな肌で、神の王として生まれ変わり、神の王として民の前に立ち、アルテミシアの指示で、ペルシアの民に「栄光のために、そして復讐のために、戦うのだ!」と命令し、遠征軍を準備し、アルテミシアからスパルタに送った使者が戻ってこないし、アテナイは都市国家の連合軍を作ろうとしていると言われ、アルテミシアに民に愛され、神の力を持ち、多くを成し遂げられるので、遠征軍を率いて、海を渡り、陸を進み、スパルタとアテナイを焼き払い、ギリシア人に怒りを思い知らせてやると言い返し、レオニダスと300人のスパルタ兵士たちを倒して、ペルシア軍の兵士たちに戦死したレオニダスと300人のスパルタ兵士たちを見せて、灼熱の門を通り、スパルタに向けて進軍し、ペルシア軍の兵士たちにレオニダス王と勇敢な300の戦士に勝利したことを語り、エフィアルテスにアテナイに行き、亡きレオニダスの剣をアテナイに届け、次はアテナイ人の元に行くと知らせ、アテナイ人たちの宝であるアテナイが歴史から消え去ると伝えろと命じ、アテナイを焼き払い、アテナイ軍の軍船を攻めると命じるアルテミシアに罠でないかと確かめるべきだと言い、アルテミシアからレオニダス王をギリシアのために殉じた英雄にして、唯一価値のあるアテナイを灰にしたと言い返され、アルテミシアを引っぱたき、アルテミシアが倒れますが、立ち上がり、アルテミシアからペルシア軍の軍船を総動員して、アテナイ軍の軍船を攻撃すると言い返され、アルテミシアにこれ以上の戦いは許さぬと言いますが、アルテミシアから黄金の玉座から戦いを眺めているが良いと言い残しされ、アテナイ軍との戦いに行かれ、崖の上からペルシア軍とアテナイ軍を見渡して、ペルシア軍の軍船に襲い掛かるスパルタ軍の軍船を見て、ペルシア軍の敗戦を悟り、ペルシア軍の陸軍に戻り、完敗します。
テミストクレス
テミストクレスは、サリバン・ステイプルトンが演じる彫刻家で、アテナイの海上部隊のリーダーで、マラトンの戦いにおいて戦い、ペルシア軍の兵士たちを切り倒し、ペルシア軍のダレイオス王を弓矢で射殺し、クセルクセスとにらみ合い、10年後、再びペルシア軍が攻めてくることに関しての会議に出席し、立ち上がり、ケンカを止めさせ、マラトンでペルシア軍と戦い勝利したことで真の平和が得られたこと、ペルシア軍が北と南の両方向から攻めて来るので、都市国家単独ではペルシアには勝てないので、都市国家単独だけのことを考えては都市国家は滅びるので、都市国家が1つに団結して、戦わねばならないことを指摘し、ペルシア軍と海戦で戦い、勝利するためにギリシアにある全ての船を送り出してもらいたいと主張し、スパルタに赴き、レオニダス王に答えを聞いてくると意見をまとめ、アエスキュロスと共にスパルタに馬で向かい、アエスキュロスに馬に水を飲まさせるように言い残して、よそ者が来るのを嫌うスパルタへは一人で行き、スパルタに到着し、馬から降りて、激しい訓練が行われている方へ歩き、ディリオスに何をしに来たと声をかけられ、ディリオスにペルシア軍が攻めてくると警告しに来たと答え、ディリオスからペルシアの使者が来てスパルタの土と水を要求され断ったと言い返され、スパルタ人たちを見て、スパルタ人たちを一緒に戦うように説得できないと思い知り、呆然と立ち尽くし、ゴルゴー王妃から声をかけられ、ゴルゴー王妃に新しい時代が訪れているので、神官の託宣に従うのではなく、鍛えてたスパルタ人たちをレオニダス王と死なせるのではなく、ギリシアの一員として、真の暴君であるペルシア軍のクセルクセス王と戦うように説得しますが、ゴルゴー王妃からギリシアの連合軍に関心はなく、スパルタの船をギリシアの連合軍に参加させることはないので、アテナイに戻るように言われ、馬に乗りスパルタから離れ、アエスキュロスたちと合流し、アエスキュロスからスパルタは一緒に戦うかと訊かれ、ペルシア軍がスパルタに断れない美しき死を与えたと答え、スキリアスが息子のカリストを連れて戻り、カリストにここで聞いたことを口外するなと命令し、スキリアスからカリストが歴戦の戦士と同席できる身分ではないが、信用して欲しいとお願いされ、カリストの同席を認め、スキリアスからギリシアの女であるアルテミシアがクセルクセスの船の指揮官で、人を殺すために生まれてきたような女で、海の戦いに優れ、家族がギリシアの市民兵に殺され、復讐に燃えていると伝えられ、スキリアスにギリシアの市民兵たちがアルテミシアの家族全員を凌辱し、殺し、アルテミシアを何年もギリシアの奴隷船に監禁されたのち、瀕死の状態で路上に捨てられ、ペルシアの密使が死にかけていたアルテミシアを見つけ、助け、ペルシア帝国一の戦士であるペルシアの密使がアルテミシアを育て、戦を仕込まれ、アルテミシアは誰よりも優れた剣の使い手になり、ギリシアが燃えるのを見るためにギリシアに戻ると心に誓い、ダレイオスがアルテミシアを右腕として取り立てたと教え、カリストにアテナイの未来をどう思うかと訊き、カリストからアテナイの未来のために戦いますと答えられ、カリストにいつか必要になると言い、納得させ、スキリアスからスパルタ軍がカルネイア祭の時期に戦うことはできないので、レオニダス王がわずか300の兵士たちを連れて、灼熱の門に向かいペルシア軍と戦うことになったと伝えられ、スキリアスにレオニダス王がわずか300の兵士たちがペルシア軍に勝つのは難しいと言い、アエスキュロスとアテナイ兵士たちを見て回り、アエスキュロスから戦いの経験が豊富な者を探し、志願兵を指導させると提案され、アエスキュロスに農民に戦い方を仕込む時間は少ないので、食事をとらせて、酒は禁止で、剣の振り方ぐらいは教えるように指示し、アテナイ兵士たちの中で寝ているカリストを蹴飛ばして起こし、カリストに父親のスキリアスは知っているのかと訊ね、カリストが父親のスキリアスは知らないが、母から戦いに参加する許しを得て、母から祖父の盾と良く研いである剣を貰ったと言われ、父親のスキリアスが明日敵に奇襲をかけるが、自分の船に乗って、今日船で戦うように命じ、アテナイ兵士から他の都市が出した船は一握りで、アテナイのおかげで何とか船は50隻そこそこ集められたが、ペルシア艦隊は数千隻で敵の化け物のような船だが、ペルシア軍の船団の先遣隊が海峡を越したところで、嵐を避けて止まってるので夜明けに攻撃を仕掛けられると進言されますが、アテナイ兵士にアテナイ軍の軍船の作りが弱いが、素早く、小回りが利くという強みを生かし、嵐を避けて海峡を越したところで止まってるペルシアの船団の先遣隊を狙うのではなく、当初の作戦通り、日没に船を出し陸から離れた広い海域で、ペルシアの本隊を機動力を生かし攻めて戦うと命令し、アテナイ兵士からわずかな船で千隻もの艦隊に攻撃をかけるとは自殺行為だ言われますが、それが作戦だと言い返し、軍船に乗り、ペルシア艦隊に向かって行き、アテナイの兵士たちを鼓舞し、アテナイの兵士たちに初日に殺されるなよと注意し、高波を越えてやって来るペルシア軍の軍船を見て驚きますが、アテナイの兵士たちにペルシアの軍船の弱いわき腹を攻撃すると命じ、バンダリ将軍が率いるペルシア軍の軍船に勝利し、カリストに父親であるスキリアスの横で戦えと命じ、アエスキュロスにアテナイ人の素人集団がペルシア軍に勝ったことに驚き、スパルタが加勢してくれるまでは戦い続けるという作戦だと明かし、アテナイ軍の軍船に向かって来るカシャニ将軍が率いるペリシア軍の軍船に対して、手を伏せてアテナイ軍の軍船を待機させ、後ろを指さし、アテナイ軍の軍船を後退させ、カシャニ将軍が率いるペルシア軍の軍船を崖に衝突させて、壊滅し、カシャニ将軍が乗っているペルシア軍の軍船は、狭い入り江に入り、狭い入り江を塞ぐように置かれたアテナイの軍船に突っ込ませて、停船させ、カシャニ将軍が乗っているペルシア軍の軍船に乗り込み、カシャニ将軍を蹴り倒し、腕と足を切り落とし、頭を割って殺し、カシャニ将軍が率いるペルシア軍の軍船に勝利し、アテナイ軍の兵士たちに「敵はギリシアの兵士を恐れ、その剣を恐れる。その盾とその母なるギリシアへの愛を恐れる。そして、何より、その自由を恐れる」と言い、鼓舞し、スキリアスに息子のカリストを戦うように命じたので、息子のカリストを怒るなと言い、スキリアスからペリシア軍に対して怒るよと言い返され、ペルシア軍の船を見たアエスキュロスからペルシア軍の船が来たことを伝えられ、カリストに剣を渡し、アルタフェルネスの船に乗り、中立水域にいるアルテミシアのいる船に行き、アルテミシアの船に乗り移り、不死の軍団に出迎えられ、アルテミシアに挨拶をして、アルテミシアからアテナイ軍の素晴らしい戦いとペルシア軍の優勢を伝え、同盟を組もうと提案され、アテナイ軍を率いて、ペルシア軍に勝つと言い返し、アルテミシアから責任も義務も伴わぬ自由を与えるので、生と死の喜びを分かち合う同盟を組もうと提案され、アルテミシアにキスをして、服を破り、セックスをしますが、同盟を断り、アルテミシアが剣を手にして、首に剣を当てられますが、殺されず、追い返しされ、アテナイ軍の陣地に戻り、アエスキュロスに容赦なく攻めて来ると言い、再び海上でアルテミシアが率いるペルシア軍の軍船と対峙し、海上に漂う原油に槍を付けて、原油であることを確認すると、スキリアスに後退を命じ、スキリアスからペルシア軍の親衛隊の兵士たちの存在を教えられ、スキリアスに急いで弓矢の用意を命じ、右舷にペルシア軍の親衛隊の兵士たちを見つけて、弓矢で攻撃するように命じますが、間に合わず、背中に爆薬を背負ったペルシア親衛隊は、ギリシアの船に取りつかれ、巨大なペルシア軍の軍船の上にいるペルシア軍の兵士が火の付いたハンマーを海に投げ込み、海上の原油に火が付き、海上が火で覆われるのを見て、アテナイ軍の兵士たちに火が付いたハンマーを海に投げ込む巨大なペルシア軍の軍船の上の男を狙えと命令し、火の付いたハンマーを海に投げ込もうとしていた男が槍で刺されて殺され、巨大なペルシア軍の軍船が放出している原油に火がつき、ギリシア軍の軍船を巻き込み、巨大なペルシア軍の軍船は自爆しするのを見て、乗っているアテナイ軍の軍船に取りついた親衛隊の兵士の爆薬に火矢が刺さるのを見て、アテナイ軍の兵士たちに船を捨て、海に飛び込めと命じ、自らも海に飛び込み、海の中で気が付き、目を開け、海獣がアテナイ軍の兵士たちを食べているのを見て、海獣が向かってきますが、海岸で気が付き、スキリアスとカリストに再会し、スキリアスにペルシア軍に数で負けたなと言い、スキリアスから挫けずに倍の力で戦うことで、ペルシア軍との数の差を克服し、ペルシア軍に勝利できると伝えられ、カリストからスキリアスが何を言ったのかを訊きかれ、カリストに時が来たら教えるので、何も言わずに、スキリアスの魂と共にいるように言い、アエスキュロスからペルシア軍の軍船に負けて、悲劇が起き、若者たちを死に追いやっても、それでもなお戦い続けるのかを訊きかれ、アエスキュロスにペルシア軍に勝利するまで続けるし、判断ミスにより女たちは夫を失い、子供たちは父を失ったのは自分の責任で、指揮官の宿命だと言い返し、アテナイ人たちに演説し、アテナイ人たちまとめて、ペルシア軍に立ち向かうことにして、アテナイ軍の軍船に乗り込み、ペルシア軍の軍船とサラミスの海上で対峙し、カリストにスキリアスの「カリストが立派に戦士の仲間入りをした」という最後の言葉を伝え、アエスキュロスに作戦は尽き、共に戦うのもこれが最後だと言い、アエスキュロスから物心がついた時から一緒に戦って来て、一緒に剣を置く時が来るのは嬉しいよと答えられ、アエスキュロスに頼んである物は準備してあるかと訊き、アエスキュロスから甲板の下に準備してあると答えられ、アエスキュロスにこの戦いに全てを賭け、アルテミシアに近づき、アルテミシアを殺し、ペルシア軍の軍船を無力化すると言い、アエスキュロスからアルテミシアに近づくことはできるかもしれないが、逃げ道が無く、戻れなくなると言われ、アエスキュロスに分かっていると答え、アテナイ軍の兵士たちにしゃがんで、ロープを掴ませ、衝撃に備えさせ、ペルシア軍の軍船に衝突し、アテナイ軍の兵士たちにペルシア軍の軍船に攻め入れ、一歩も引かずに戦え、栄光を掴むのだと命令し、カリストに父が見ているぞと声をかけ、馬に乗って、ペルシア軍の軍船に乗り込み、次々とペルシアの不死の軍団たちを殺し、アルテミシアとにらみ合い、燃えるペルシア軍の軍船から馬に乗って、海に飛び込み、アルテミシアの方へ向かい、アルテミシアに馬を攻撃され、落馬させられ、ペルシア軍の不死の軍団たちに襲い掛かられ、次々とペルシア軍の不死の軍団たちを皆殺しにして、兜を脱ぎ、アルテミシアと一対一になり、アルテミシアに2刀流で斬りかかられ、アルテミシアの2刀流の剣を受け流し、顔面を殴り、アルテミシアに足を切りつけられ、手の防具でアルテミシアの剣を受け止め、アルテミシアに片手を一方の剣で押さえられ、もう一方の剣をテミストクレスの喉につきつけられ、アルテミシアの喉に剣を押し当て、アルテミシアを動けなくして、アルテミシアに降伏しろ、降伏しなければ死ねと言い、アルテミシアから奴隷として生きるより、自由なまま死ぬと言い返され、剣を手にしたアルテミシアに斬りかかられ、アルテミシアの剣を持つ手を押さえて、剣をアルテミシアの腹部に突き刺し、アルテミシアを殺し、ゴルゴー王妃と再会し、ペルシア軍の兵士を殺し、ペルシア軍に圧勝します。
アルテミシア
アルテミシアは、エヴァ・グリーンが演じるペルシア軍の海軍司令官で、ギリシア生まれで、ギリシアの市民兵に家を燃やされ、泣き叫ぶ目の前でギリシアの市民兵に家族を殺ろされ、何年もギリシアの奴隷船に監禁され、娼婦として扱われ、瀕死の状態で路上に捨てられ、ペルシアの使者に拾われ、ペルシアの使者から剣技を教え込まれ、心はペルシア人となり、ギリシアが燃えるのを見るためにギリシアに戻ると心に誓い、ペルシア帝国一の戦士であるにペルシアの使者よって育てられ、戦を仕込まれ、誰よりも優れた剣の使い手になり、人並外れた獰猛さと美しさを備え、ダレイオス王への忠誠心は誰よりも強く、戦場から勝利を持ち帰えり、ダレイオス王に寵愛され、ダレイオス王の右腕になり、クセルクセスが持たぬ完璧な戦士の資質を見だされ、胸に矢が刺さっているダレイオス王に会い、ダレイオス王から「ギリシア人の民を倒せるのは、神のみだ。だた、神のみが・・・」と言われて、泣きながら、ダレイオス王の胸に刺さっている矢を手で掴み、矢を引き抜き、ダレイオス王を殺し、クセルクセスにダレイオス王の言葉に従い神の王になり、ギリシア人を倒すように言い、神官や霊媒師を帝国の隅々から呼び集め、クセルクセスを古代の秘薬に浸したキムメリオスの薄布で覆い、砂漠へ向かわせ、誰も信用せず、クセルクセスが信用する者、クセルクセスを育てた者、クセルクセスがかつて助言を求めた者を殺し、神の王として生まれ変わったクセルクセス王を神の王として民の前に立たせ、ペルシアの民に「栄光のために、そして復讐のために、戦うのだ!」と命令させ、遠征軍を準備させ、クセルクセス王にスパルタに送った使者が戻ってこないし、アテナイは都市国家の連合軍を作ろうとしていると言い、クセルクセス王から民に愛され、神の力を持ち、多くを成し遂げられるので、遠征軍を率いて、海を渡り、陸を進み、スパルタとアテナイを焼き払い、ギリシア人に怒りを思い知らせてやると言い返えさ、海上を船でアテナイに向けて移動し、アルテミシアがギリシア人であることをペルシア人たちに明かされ、反旗を促しギリシア人捕虜に心はペルシア人だと言い返し、ペルシア人たちへの見せしめのためにギリシア人捕虜の首を切り取り、殺し、キスをして、頭を投げ捨て、ペルシア人たちにペルシア人たちに数時間のうちにギリシアの艦隊は全滅し、クセルクセス王がレオニダス王とわずか300人の兵士をすぐに倒すであろうと言い、スキリアスにどう思うかと声をかけ、スキリアスが目をそらすことなく大勢が死にますと言い返され、スキリアスの見上げた自信、船では働くごつい手ではない手、知らない顔からギリシアのスパイと見抜き、スキリアスを捕らえさせようとしますが、スキリアスが隠し持っていたナイフで周囲にいるペルシア人を殺し、海に飛び込んで逃げられ、近づいている嵐にもギリシアの空が荒れているだけだと動じず、アテナイのわずかな船を見て、アルタフェルネスに補佐として昇進させることを条件に誰かに戦わせるように命じ、アルタフェルネスからバンダリ将軍を推薦され、アテナイの海軍に迅速に勝利できるかと問い質し、バンダリ将軍に命を賭けて、アテナイの兵士の最後の1人まで殺すことを誓わせ、テミストクレスが率いるアテナイ軍の軍船に負けて、バンダリ将軍に報告させますが、両腕に重い重りを付けられて、海に沈めさせ、ペルシア軍の将軍たちにテミストクレスが戦いに優れているが、テミストクレスに勝利しようとしているのは無理なのかと問いかけ、カシャニ将軍がテミストクレスが率いるアテナイ軍に勝利することを請け負い、カシャニ将軍がテミストクレスが率いるアテナイ軍と戦う様子を見て、アルタフェルネスにカシャニ将軍がテミストクレスの策にはめられたと指摘し、カシャニ将軍の負けを悟り、アルタフェルネスにテミストクレスへ伝令に行くように命じ、テミストクレスを迎い入れて、挨拶し、テミストクレスにアテナイ軍の素晴らしい戦いとペルシア軍の優勢を伝え、同盟を組もうと提案し、アテナイ軍を率いて、ペルシア軍に勝つと言い返され、テミストクレスに責任も義務も伴わぬ自由を与えるので、生と死の喜びを分かち合う同盟を組もうと提案し、テミストクレスにキスをされ、服を破られ、セックスをしますが、同盟を断られ、剣を手にして、テミストクレスの首に剣を当てますが、殺さず、追い返し、再び海上でテミストクレスが率いるアテナイ軍の軍船と対峙し、巨大なペルシア軍の軍船により海上に原油をまき散らさせ、爆薬を背負ったペルシア軍の親衛隊の兵士たちを海に飛び込みまさせ、スキリアスに狙って矢を放ち、テミストクレスの乗っているアテナイ軍の軍船に取りついた親衛隊の兵士の爆薬に火矢を放ち、爆破し、テミストクレスの戦死を確信し、アルタフェルネスに兵士たちと鎧を用意させ、アテナイ軍の軍船を攻めると命じ、クセルクセス王から罠でないかと確かめるべきだと言われ、クセルクセス王にレオニダス王をギリシアのために殉じた英雄にして、唯一価値のあるアテナイを灰にしたと言い返し、クセルクセス王に引っぱたかれ、倒れますが、立ち上がり、クセルクセス王にペルシア軍の軍船を総動員して、アテナイ軍の軍船を攻撃すると言い、クセルクセス王からこれ以上の戦いは許さぬと言い返され、クセルクセス王に黄金の玉座から戦いを眺めているが良いと言い残して、アテナイ軍との戦いに行き、ペルシア軍の軍船に乗り、アテナイ軍の軍船に向かい、不死の軍団に警護され、ペルシア軍の兵士たちにアテナイ軍の軍船を最後の一隻まで沈め、情け容赦なく戦え、皆殺して、アテナイを屈服させ、テミストクレスの喉を我が足で踏みつぶしてくれると命じ、2本の剣を両手で抜き、不死の軍団たちに見物に来たのではないぞと言い、不死の軍団たちを引き連れて、船に飛び移り、次々とアテナイ軍の兵士たちを殺し、テミストクレスの馬を攻撃し、テミストクレスを落馬させますが、次々とペルシア軍の不死の軍団たちを皆殺しにされて、テミストクレスと一対一になり、テミストクレスに2刀流で斬りかかり、2刀流の剣を受け流され、顔面を殴られますが、テミストクレスの足を切りつけ、手の防具でアルテミシアの剣を受け止められ、テミストクレスの片手を一方の剣で押さえ、もう一方の剣をテミストクレスの喉につきつけ、テミストクレスから喉に剣を押し当てられ、動けず、テミストクレスから降伏しろ、降伏しなければ死ねと言われ、奴隷として生きるより、自由なまま死ぬと言い返し、剣を手にして、テミストクレスに斬りかかりますが、テミストクレスに剣を持つ手を押さえられて、剣を腹部に突き刺されて、スパルタ軍の軍船がペルシア軍の軍船に襲い掛かるのを見て、息絶えて、戦死します。
アエスキュロス
アエスキュロスは、ハンス・マシソンが演じる詩人で、テミストクレスと物心がついた時から一緒に戦って来て、テミストクレスと共に行動するアテナイ人で、テミストクレスと共にスパルタに馬で向かい、スパルタから戻って来たテミストクレスにスパルタは一緒に戦うかと訊き、テミストクレスからペルシア軍がスパルタに断れない美しき死を与えたと答えられ、テミストクレスと共にアテナイ兵士たちを見て回り、テミストクレスに戦いの経験が豊富な者を探し、志願兵を指導させると提案し、テミストクレスから農民に戦い方を仕込む時間は少ないので、食事をとらせて、酒は禁止で、剣の振り方ぐらいは教えるように指示を受け、カリストに盾と良く研いである剣は誰のものかと訊ね、カリストから祖父のもので、母から貰い、母から戦いに参加する許しを得ましたと答えられ、アテナイの軍船に乗って、ペルシア軍の軍船と戦い、カリストを守り、バンダリ将軍が率いるペルシア軍の軍船に勝利し、カシャニ将軍が率いるペルシア軍の軍船に勝利し、ペルシア軍の船を見て、テミストクレスに伝え、アルテミシアに会いに行くテミストクレスを見送り、アテナイ軍の陣地に戻って来たテミストクレスを出迎え、テミストクレスにアルテミシアを倒せるかと訊き、テミストクレスからアルテミシアが容赦なく攻めて来ると言い返され、アルテミシアが率いるペルシア軍の軍船に負けて、悲劇が起き、若者たちを死に追いやっても、それでもなお戦い続けるのかを訊き、テミストクレスからペルシア軍に勝利するまで続けるし、判断ミスにより女たちは夫を失い、子供たちは父を失ったのは自分の責任で、指揮官の宿命だと言い返され、テミストクレスから作戦は尽き、共に戦うのもこれが最後だと言われ、テミストクレスに物心がついた時から一緒に戦って来て、一緒に剣を置く時が来るのは嬉しいよ言い返し、テミストクレスから頼んである物は準備してあるかと訊かれ、テミストクレスに甲板の下に準備してあると答え、テミストクレスからこの戦いに全てを賭け、アルテミシアに近づき、アルテミシアを殺し、ペルシア軍の軍船を無力化すると言われ、テミストクレスにアルテミシアに近づくことはできるかもしれないが、逃げ道が無く、戻れなくなると言い、テミストクレスから分かっていると答えられて、テミストクレスを見送ります。
ディリオス
ディリオスは、デビッド・ウェナムが演じるスパルタの兵士で、スパルタにやって来たテミストクレスに何をしに来たと声をかけ、ペルシア軍が攻めてくると警告しに来たと答えられますが、ペルシアの使者が来てスパルタの土と水を要求され断ったと言い返し、訓練で気を失った若いスパルタ人に水をかけ、スパルタ人たちにスパルタ存続のために力の限りを尽くして戦い、戦場で勝利を手にしながら、王と共に死ぬときこそが最も望むべき喜びが叶う至上の瞬間だと言い、スパルタ人たちから鬨の声を上がて応えられ、
スキリアス
スキリアスは、カラン・マルヴェイが演じるアテナイの陸上部隊のリーダーで、アルテミシアの船にスパイとして乗り込み、ギリシア人捕虜がアルテミシアがギリシア人であることをペルシア人たちに明かし、反旗を促されますが、アルテミシアがギリシア人捕虜に心はペルシア人だと言い返し、ペルシア人たちへの見せしめのためにギリシア人捕虜の首を切り取り、殺し、キスをして、頭を投げ捨てるのを見て、ペルシア人たちにペルシア人たちに数時間のうちにギリシアの艦隊は全滅し、クセルクセス王がレオニダス王とわずか300人の兵士をすぐに倒すであろうと言うのを聞いて、アルテミシアからどう思うかと訊かれ、目をそらすことなく大勢が死にますと言い返し、アルテミシアが見上げた自信、船では働くごつい手ではない手、知らない顔からギリシアのスパイと見抜かれ、捕られそうになり、隠し持っていたナイフで周囲にいるペルシア人を殺し、海に飛び込んで逃げ、テミストクレスのところに息子のカリストを連れて戻り、テミストクレスにカリストが歴戦の戦士と同席できる身分ではないが、信用して欲しいとお願いし、カリストの同席を認められ、テミストクレスにギリシアの女であるアルテミシアがクセルクセスの船の指揮官で、人を殺すために生まれてきたような女で、海の戦いに優れ、家族がギリシアの市民兵に殺され、復讐に燃えていると伝え、テミストクレスからギリシアの市民兵たちがアルテミシアの家族全員を凌辱し、殺し、アルテミシアを何年もギリシアの奴隷船に監禁されたのち、瀕死の状態で路上に捨てられ、ペルシアの密使が死にかけていたアルテミシアを見つけ、助け、ペルシア帝国一の戦士であるペルシアの密使がアルテミシアを育て、戦を仕込まれ、アルテミシアは誰よりも優れた剣の使い手になり、ギリシアが燃えるのを見るためにギリシアに戻ると心に誓い、ダレイオスがアルテミシアを右腕として取り立てたと教え、カリストにアテナイの未来のために戦うには若すぎると言い、カリストからスキリアスがもっと若い頃アテナイの未来のために戦ったと言い返され、カリストに戦がどういうものか知らずに口を出すなと言い返し、テミストクレスに作戦を実行するための陸上部隊を2日で集めると言い、テミストクレスにスパルタ軍がカルネイア祭の時期に戦うことはできないので、レオニダス王がわずか300の兵士たちを連れて、灼熱の門に向かいペルシア軍と戦うことになったと伝え、テミストクレスがレオニダス王がわずか300の兵士たちがペルシア軍に勝つのは難しいと言い、カリストにアテナイの未来のために戦うには若すぎると言い、カリストからもっと若い頃アテナイの未来のために戦ったと言い返され、カシャニ将軍が乗っているペルシア軍の軍船に飛び降り、ペルシア軍の兵士と戦い、息子のカリストと出会って、驚き、共に戦い、カシャニ将軍が率いるペルシア軍の軍船に勝利し、テミストクレスからスキリアスに息子のカリストを戦うように命じたので、息子のカリストを怒るなと言われ、テミストクレスにペリシア軍に対して怒るよと言い返し、再び海上でアルテミシアが率いるペルシア軍の軍船と対峙し、テミストクレスから後退を命じられ、アテナイ軍の兵士たちに後退を命じて回り、ペルシア軍の親衛隊の兵士たちを見つけて、テミストクレスに教え、テミストクレスから急いで弓矢の用意を命じられ、アテナイ軍の兵士たちに弓矢の用意を命じますが、間に合わず、アルテミシアの放った矢で心臓を射抜かれ、倒れるところをカリストに支えられ、カリストに戦い続けろと言い、ペルシア軍の軍船に負けて、海岸で気が付き、テミストクレスとカリストと再会し、テミストクレスからペルシア軍に数で負けたなと言いわれ、テミストクレスに挫けずに倍の力で戦うことで、ペルシア軍との数の差を克服し、ペルシア軍に勝利できると伝え、カリストから肩を並べて戦おうと励まされ、カリストにお前が私の分も戦えと言い返し、テミストクレスの手を握り、何かを伝えて、亡くなります。
カリスト
カリストは、ジャック・オコンネルが演じるスキリアスの息子で、農民で、テミストクレスのところに父のスキリアスと共に行き、テミストクレスからここで聞いたことを口外するなと命令され、同席を認められ、ギリシアの女であるアルテミシアがクセルクセスの船の指揮官で、人を殺すために生まれてきたような女で、海の戦いに優れ、家族がギリシアの市民兵に殺され、復讐に燃えていること、ギリシアの市民兵たちがアルテミシアの家族全員を凌辱し、殺し、アルテミシアを何年もギリシアの奴隷船に監禁されたのち、瀕死の状態で路上に捨てられ、ペルシアの密使が死にかけていたアルテミシアを見つけ、助け、ペルシア帝国一の戦士であるペルシアの密使がアルテミシアを育て、戦を仕込まれ、アルテミシアは誰よりも優れた剣の使い手になり、ギリシアが燃えるのを見るためにギリシアに戻ると心に誓い、ダレイオスがアルテミシアを右腕として取り立てたと聞き、テミストクレスからアテナイの未来をどう思うかと訊きかれ、テミストクレスにアテナイの未来のために戦いますと答え、スキリアスからアテナイの未来のために戦うには若すぎると言いわれ、テミストクレスにいつか必要になると言いわれ、納得させられすが、アテナイ兵士たちと戦うために母親からの許しを得て、祖父の盾と研いである剣を受け取り、テミストクレスにアテナイ兵士たちと寝ているところを見られて、蹴り起こされ、テミストクレスとアエスキュロスに事情を話し、テミストクレスから父親のスキリアスが明日敵に奇襲をかけるが、テミストクレスの船に乗って、今日船で戦うように命られ、アテナイの軍船に乗って、ペルシアの軍船と戦い、盾を持つ腕を矢で射抜かれますが、アエスキュロスをはねのけて、槍を投げて、ペルシア兵を殺し、バンダリ将軍が率いるペルシア軍の軍船に勝利し、矢傷を包帯を巻いて治療し、テミストクレスから父親のスキリアスと共に戦えと命じられ、カシャニ将軍が乗っているペルシア軍の軍船に飛び降り、ペルシア軍の兵士と戦い、父親のスキリアスと出会って、驚き、共に戦い、カシャニ将軍が率いるペルシア軍の軍船に勝利し、アルタフェルネスからアルテミシアが中立水域でテミストクレスに会いたいと伝えられ、アルタフェルネスに無事に帰れる保証はあるのかと訊ね、アルタフェルネスからアルテミシアの怒りはテミストクレスを殺したところでは収まらない言い返され、テミストクレスから剣を受け取り、テミストクレスを見送り、再び海上でアルテミシアが率いるペルシア軍の軍船と対峙し、アテナイ軍の軍船に取りついたペルシア親衛隊の兵士を槍で殺し、アルテミシアの放った矢でスキリアスが心臓を射抜かれ、スキリアスが倒れるところを支え、スキリアスに戦い続けろと言いわれ、ペルシア軍の軍船に負けて、海岸で気が付き、テミストクレスとスキリアスと再会し、スキリアスに肩を並べて戦おうと励ましますが、スキリアスがテミストクレスの手を握り、何かを伝えて、亡くなるのを見て、テミストクレスにスキリアスが何を言ったのかを訊き、テミストクレスから時が来たら教えるので、何も言わずに、スキリアスの魂と共にいるように言いわれ、テミストクレスと共にペルシア軍に立ち向かい、テミストクレスから「カリストが立派に戦士の仲間入りをした」というスキリアスの最後の言葉を伝えられ、サラミスの海戦で戦い、ペルシア軍の兵士たちを殺して、ペルシア軍に圧勝します。
アルタフェルネス
アルタフェルネスは、ベン・ターナーが演じるペルシア軍の海軍に所属し、アルテミシアの側近で、アテナイのわずかな船を見て、アルテミシアに海軍とは思えないと言い、アルテミシアにバンダリ将軍が先陣を任せようと進言し、テミストクレスが率いるアテナイ軍の軍船にバンダリ将軍が率いるペルシア軍の軍船が負けるのを見て、アルテミシアが型破りな戦法だと評価したことに驚き、アルテミシアに連携で防御して、攻めどころがないと答え、アルテミシアから撤退を指示され、テミストクレスに勝たせてやると言いわれ、カシャニ将軍がテミストクレスが率いるアテナイ軍と戦う様子を見て、カシャニ将軍を褒めますが、アルテミシアにカシャニ将軍がテミストクレスの策にはめられたと指摘され、カシャニ将軍の負けを悟り、テミストクレスからテミストクレスの所へ伝令に行くように命じられ、アテナイ軍の陣地に船で向かい、カリストにアルテミシアが中立水域でテミストクレスに会いたいと伝え、カリストからアルタフェルネスに無事に帰れる保証はあるのかと訊ねられ、カリストにアルテミシアの怒りはテミストクレスを殺したところでは収まらない言い返し、テミストクレスを船に乗せて、アルテミシアの乗っている船に送り届け、アルテミシアとの話し合いが終わった後、テミストクレスを船に乗せて、アテナイ軍の陣地に送り返し、テミストクレスが率いるアテナイ軍に親衛隊を送りますが、アテナイ軍に負けて、サラミスの海戦に向かうアルテミシアに兵と鎧を用意させます。
バンダリ
バンダリは、アシュラフ・バルフムが演じるペルシア軍の海軍に所属する将軍で、アルテミシアにアテナイの海軍に迅速に勝利できるかと問われ、命を賭けて、アテナイの兵士の最後の1人まで殺すことを誓い、テミストクレスが率いるアテナイ軍の軍船に負けて、アルテミシアに報告をしますが、アルテミシアの命令で両手に重りを付けられて、海に投げ込まれて死亡します。
カシャニ
カシャニは、Christopher Sciuerefが演じるペルシア軍の海軍に所属する将軍で、アルテミシアにテミストクレスが率いるアテナイ
軍に勝利することを請け負い、ペリシア軍の軍船を率いてアテナイ軍の軍船に向かって行き、後退するアテナイ軍の軍船を追いかけさせ、ペリシア軍の軍船を崖に衝突させられ、壊滅させられ、乗っているペリシア軍の軍船を狭い入り江に入れて、狭い入り江を塞ぐように置かれたアテナイの軍船に突っ込んで停船し、スキリアスが率いるアテナイ軍の兵士たちに飛び降りられ、テミストクレスに乗り込まれ、蹴り倒され、腕と足を切り落とされ、頭を割られて戦死します。
エフィアルテス
エフィアルテスは、アンドリュー・ティアナンが演じる元スパルタ人で、レオニダス王を裏切り、金、女と地位と引き換えにクセルクセス王に灼熱の門の裏へ通じる道を教え、レオニダス王と300人のスパルタ兵士たちを見殺しにして、クセルクセス王から戦死したレオニダス王の剣をアテナイに届け、次はアテナイに行く”と知らせ、アテナイが歴史から消え去るとアテナイ人に伝えるように命じられ、アテナイに行き、テミストクレスに会い、テミストクレスからスパルタをペルシアに売り、スパルタの真紅のマントを捨て、ペルシアの黄金と引き換えた裏切り者と言われ、テミストクレスにレオニダス王の剣を渡し、テミストクレスとアテナイ市民にペルシアに降伏するように説得し、クセルクセス王がアテナイを焼き払おうとしていると伝えますが、テミストクレスがレオニダス王に全ての軍船を使用してサラミスの海で決戦に臨むと伝えるように言い、クセルクセス王にテミストクレスが率いる軍船がサラミスの海で無防備な状態でいるので、全滅させられますと進言します。
ダクソス
ダクソスは、アンドリュー・プレヴィンが演じるレオニダス王が率いるスパルタ軍に加わり、灼熱の門でペルシア軍と戦い、ペルシア軍が灼熱の門の裏へ通じる道を使用して包囲される前に、灼熱の門から離れ、レオニダス王と300人のスパルタ兵士たちが戦死したことを知り、馬に乗って、テミストクレスに会いに行き、裏切られ者のせいで、レオニダス王と300人のスパルタ兵士たちが灼熱の門でペルシア軍に敗戦し、戦死したことを伝え、ギリシアを一つにまとめるために灼熱の門で起きたことをあらゆる町にあらゆる村にあらゆる民に知らせに行き、ゴルゴー王妃が率いるスパルタ軍に加わり、サラミスの海戦で戦い、ペルシア軍に圧勝します。
ペルシアの使者
ペルシアの使者は、ピーター・メンサーが演じるペルシア帝国一の戦士で、アルテミシアを見つけて、アルテミシアを戦士として育て、スパルタにクセルクセス王として行き、レオニダス王に殺されます。
最後のセリフ
「うあ」です。
年表
紀元前540年、レオニダスが生まれます。
紀元前520年、テミストクレスが生まれます。
紀元前519年、クセルクセスが生まれます。
紀元前510年、ゴルゴーが生まれます。
紀元前490年、ギリシアのアッティカ半島東部のマラトンで、アテナイのミルティアデスが率いるアテナイ・プラタイア連合軍は、ダレイオス王が率いるペルシアの遠征軍と戦い、勝ちます。
紀元前489年、レオニダスはスパルタの王になります。
紀元前485年、クセルクセスはペルシアの王になります。
紀元前483年、テミストクレスは、海戦を制すればペルシアの大軍をも敗退させることができると考え、三段櫂船200隻を建造します。
紀元前480年8月、テルモピュライで、スパルタ王レオニダス1世が率いるスパルタ軍とテーバイ軍は、クセルクセス王が率いるペルシアの遠征軍と戦い、負けます。
紀元前480年9月、ギリシアのサラミス島近海で、ギリシア艦隊は、ペルシア艦隊と戦い、勝ちます。
紀元前479年8月、プラタイアで、スパルタ、コリントス、アテナイなどのギリシア連合軍は、ペルシア残存勢力とペルシア側についたギリシアの諸ポリスと戦い、スパルタ軍の活躍により、勝ちます。
紀元前475年、クセルクセスは、ペルシアの王を退位します。
紀元前465年、クセルクセスは亡くなります。
紀元前455年、テミストクレスは、亡命先のペルシアで、自殺します。
時代背景
紀元前1700年頃、アブラハム、イサクとヤコブがイスラエルの地に定住します。
(映画「天地創造」、映画「ノア 約束の舟」)
紀元前1260年、モーゼは、ラムセス2世の迫害に苦しむイスラエル人を率いてエジプトを脱出し、シナイ山で十戒を授かります。
(映画「十戒」)
紀元前1250年頃、トロイ戦争によって、ギリシャ軍は、トロイを陥落し、都市を燃やし、破壊しました。
(映画「トロイ」)
紀元前960年、ソロモン王は、ユダヤの民族的精神的中心をなす第一神殿をエルサレムに建設し、モーゼがシナイ山で神から与えられた契約を納めたとされる「契約の箱」を納めます。
(映画「ソロモンとシバの女王」)
紀元前509年、ローマは、第7代の王タルクィニウス・スペルブスを追放し、共和制を採用し、共和政ローマとなります。
紀元前490年、ギリシアのアッティカ半島東部のマラトンで、アテナイのミルティアデスが率いるアテナイ・プラタイア連合軍は、ダレイオス1世が率いるペルシアの遠征軍と戦い、勝ちます。
紀元前486年、ダレイオス1世は急死し、クセルクセス王がペルシア帝国を統治します。
紀元前480年8月、テルモピュライで、スパルタ王レオニダス1世が率いるスパルタ軍とテーバイ軍は、クセルクセス王が率いるペルシアの遠征軍と戦い、負けます。
(映画「300 〈スリーハンドレッド〉」)
ルテミシオン海峡で、スパルタ、コリントス、アテナイなどのギリシア連合軍は、クセルクセス王が率いるペルシアの遠征軍と戦い、負けます。
紀元前480年9月、ギリシアのサラミス島近海で、ギリシア艦隊は、ペルシア艦隊と戦い、勝ちます。
紀元前479年8月、プラタイアで、スパルタ、コリントス、アテナイなどのギリシア連合軍は、ペルシア残存勢力とペルシア側についたギリシアの諸ポリスと戦い、スパルタ軍の活躍により、勝ちます。
紀元前465年、クセルクセス王が亡くなります。
紀元前449年、ギリシャとペルシアとの間で、カリアスの和約が成立してペルシア戦争は、ギリシャの勝利で終わります。
紀元前356年、アレキサンダーは、父親マケドニア国王ピリッポス2世、母親オリンピアスの長男として、ペラで生まれました。
紀元前336年10月、マケドニア国王ピリッポス2世は、護衛のパウサニアスによって暗殺され、アレキサンダーが20歳の時、マケドニア王国の王位を引き継ぎ、ギリシア南部を支配しました。
紀元前333年、アレキサンダーは、ピナルス川河口近くのイッソスで、ペルシア王ダレイオス3世自らが率いるペルシア軍10万と遭遇する。アレクサンドロスは騎兵と近衛兵、徴募兵を縦横無尽に指揮してペルシア軍を敗走させ、ダレイオスの母・妻・娘を捕虜にして、ペルシアから和睦を拒否しさらに進軍を続けました。
紀元前330年、アレキサンダーは、ペルセポリスへ向かう途中、ペルシス門で、ペルシア帝国のアリオバルザネスが率いるペルシア軍と戦い、勝利し、ペルセポリスで略奪をしました。
ダレイオス3世は、逃走中にバクトリアで、バクトリア総督のベッソスに殺害され、ペルシア帝国アケメネス朝は滅ぼされました。
紀元前332年、アレクサンダー大王は、イスラエルの地を征服し、支配します。
紀元前323年、アレクサンダー大王は、亡くなります。
(映画「アレキサンダー」)
紀元前249年、カルタゴは、ハミルカル・バルカ将軍をシチリア島に派遣し、シチリア島を支配し、第一次ポエニ戦争が始まります。
紀元前241年、共和政ローマは、アエガテス諸島沖の海戦でカルタゴに勝利して、第一次ポエニ戦争を終えます。
紀元前219年、カルタゴのハンニバルは、共和政ローマのサグントゥムを陥落させて、第二次ポエニ戦争が始まります。
紀元前202年、共和政ローマのスキピオ・アフリカヌスは、ザマの戦いでカルタゴのハンニバルに勝利して、第二次ポエニ戦争を終えます。
紀元前73年から紀元前71年、剣闘士らの指導者スパルタクスは、共和政ローマに反乱を起こしました。
紀元前64年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、シリア王国へと行軍し、シリア王国のアンティオコス13世を退位させて、シリア王国をローマ属州にします。
紀元前63年年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エルサレムを陥落し、イスラエルをヒルカノス2世に統治させ、イスラエルををローマ属州にします。
紀元前49年1月10日、共和政ローマの執政官であるシーザーは、自軍を率いて、ルビコン川を渡り、ローマの実権を掌握します。
紀元前49年3月、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ローマ軍の船隊と共にギリシアに渡ります。
紀元前48年8月、共和政ローマの執政官であるシーザーと共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ファルサルスで戦います。
共和政ローマの執政官であるシーザーは、勝利します。
共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エジプトへ逃げます。
紀元前48年9月、エジプト国王であるプトレマイオス13世は、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスを殺害します。
紀元前44年2月、シーザーは、共和政ローマの終身独裁官に任命されました。
紀元前44年3月15日、共和政ローマの終身独裁官であるシーザーは、ローマにあるポンペイウス劇場で暗殺されました。
紀元前40年、アンティゴノスは、パルティアと同盟し、イスラエルの王位に就任します。
紀元前37年9月、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーによってイスラエルの王として認められたヘデロは、ローマ軍の支援を受け、パルティアを破り、エルサレムを陥落し、イスラエルを支配します。
紀元前31年9月、オクタビアヌス率いるローマ軍は、イオニア海のアクティウム沖で、クレオパトラが率いるプトレマイオス朝およびマーク・アントニー支持派連合軍に大勝しました。
紀元前30年8月1日、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーは、クレオパトラが自殺したという知らせを聞いて、53歳で、自殺しました。
紀元前30年8月10日、クレオパトラは、39歳で、自殺しました。
(映画「クレオパトラ」)
紀元前30年8月31日、共和政ローマのであるオクタビアヌスは、エジプトをローマの属州としました。
紀元前27年、オクタビアヌスは、初代ローマ皇帝になり、共和政ローマはなくなり、ローマ帝国になります。
紀元前6年、イエス・キリストが誕生します。
紀元前4年、イスラエルの王であるヘデロは、亡くなります。
ヘロデ・アンティパスは、イスラエルの主要な部分の領主になります。
33年、イエス・キリストは十字架に縛りつけられ、ローマ兵士のロンギヌスがロンギヌスの槍でイエス・キリストを刺殺します。
37年、ヘロデ・アンティパスは、ローマに対する謀反未遂で追放の刑を受け、領地はローマ帝国に編入されます。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。
41年、アグリッパ1世は、ローマ帝国に公認されたイスラエルの統治者になります。
44年、アグリッパ1世は、亡くなります。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。
54年、クラウディウス皇帝は、毒キノコで暗殺されます。
66年、イスラエル人は、ローマ帝国に第1次ユダヤ戦争を開戦します。
70年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、エルサレムを包囲し、エルサレムと第二神殿は破壊され、西の壁の下部は第二神殿の遺構を残す数少ない部分であり、嘆きの壁として現存しています。
73年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、イスラエル人に第1次ユダヤ戦争で勝利します。
132年、イスラエル人は、ローマ帝国に第2次ユダヤ戦争を開戦します。
136年、ローマ帝国のハドリアヌス皇帝は、ブリタンニアから勇将ユリウス・セウェルスをイスラエルに派遣して、第2次ユダヤ戦争に勝利します。
162年、マルコマンニ戦争が、ローマ帝国の北方国境でマルコマンニ人との戦争が始まります。
169年、マルクス・アウレリウスは、第16代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
177年、マルクス・アウレリウスとルキウス・アウレリウス・コモドゥスは、ローマ帝国を共同統治します。
180年、マルクス・アウレリウスはマルコマンニ戦争中に亡くなり、ルキウス・アウレリウス・コモドゥスはローマ側に有利な和睦が結んでマルコマンニ戦争を終結させ、第17代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
182年、ルッシラは、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝を暗殺しようとして、失敗し、カプリ島への流刑になります。
192年、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝は、ワインに毒を入れられますが、毒では死なずに、護衛の剣闘士ナルキッソスに絞め殺されます。
(映画「グラディエーター」)
211年、カラカラとゲタは、共同皇帝に即位します。
カラカラ皇帝は、軍人であるケントゥリオにゲタ皇帝を刺殺させます。
217年、カラカラ皇帝は、護衛の近衛兵ユリウス・マルティアリスに刺殺されます。
カラカラ皇帝の死後、マクリヌスが皇帝に即位します。
218年、マクリヌス皇帝は、アンティオキアの戦いで敗戦し、ローマに戻ろうとしましたが、殺害されます。
感想
史実とは異なりますが、エンターテイメントとして楽しめます。
映倫区分は「R15+」なので、15歳以上の人が観覧できます。
演出は、血沸き肉躍るように振り切っています。
グロテスクなシーンが苦手な方にはお勧めしません。
エロチックなシーンがあるので、親子で鑑賞するには注意が必要です。
映画「300<スリーハンドレッド>」を鑑賞し、負けると言う結末にスッキリしないと言う人にはお勧めです。
この映画は、アテナイがペルシアに勝ったマラトンの戦いとサラミスの海戦について描いているので、アテナイが勝ってスッキリします。
映画「300<スリーハンドレッド>」に登場してきたレオニダス王、ゴルゴー王妃、クセルクセス王、ディリオス、エフィアルテス、ダクソス、ペルシアの使者は、人物背景を説明することなく登場するので、映画「300<スリーハンドレッド>」を先に鑑賞することをお勧めします。
映画「300<スリーハンドレッド>」とこの映画を鑑賞し、理解すれば、ペルシア戦争について学ぶことができます。
映画「300<スリーハンドレッド>」の続編映画ですが、映画「300<スリーハンドレッド>」の前日譚となる紀元前490年のマラトンの戦いと映画「300<スリーハンドレッド」の後日談となる紀元前480年のサラミスの海戦を描いているので、混乱しないように注意が必要です。
クセルクセス王の誕生も描かれています。
日本には歴史どころか、神話でさえ存在しない頃の話です。
邪馬台国でさえ300年で、邪馬台国の700年前も話です。
中国では、三国志が180年頃から280年頃の話で、三国志の500~700年前の話です。
アメリカには、当然人の歴史の影も形もない頃の話です。
アテナイは、エーゲ海に突き出した三角形状のアッティカ半島にあった古代ギリシア時代のイオニア人による都市国家で、中心部にパルテノン神殿がそびえ、アッティカ半島の西サロニコス湾に面し外港ペイライエウスも支配し、アテナイと外港ペイライエウスは市壁で結ばれ、海上交易を中心に、交易都市として発展します。
ペルシアは、ペルシア人がエジプト、イスラエル、レバノン、シリア、トルコ、イラク、イラン、トルクメスタン、アフガニスタン、パキスタンを支配していた帝国です。
都市国家が帝国と戦うことは、想像を絶します。
サラミスの海戦の前に、レオニダス王と300人のスパルタ兵士たちに勝利したクセルクセス王は、アテナイ都市国家を焼き尽くして、破壊してしまいます。
テミストクレスが率いるアテナイ軍とアテナイ都市国家から逃げて、アテナイ軍に守られたアテナイ人たちが残されているという状況です。
テミストクレスが率いるアテナイ軍が、サラミスの海戦でペルシア軍に負ければ、アテナイは歴史から消し去れるるという土壇場です。
今も昔も、自由と命を脅かされれば、自らの知恵と意思だけが武器で、決して逃げず、降伏はせず、最後の一息まで戦わなければ自由を得ることはできません。
政治家は、言うだけ、口先だけで、行動しないのは今も昔も変わりません。
アテナイ軍の兵士は多く登場しますが、アテナイ軍の兵士を区別できないと物語が分からなくなるので、以下の4人は区別できるようにします。
テミストクレスは、アエスキュロスと物心がついた時から一緒に戦って来て、テミストクレスと共に行動するアテナイ人でマラトンの戦いでペルシア軍のダレイオス王を倒して、ペルシア軍に勝利し、アテナイ軍を率いてペルシア軍に勝利します。
アエスキュロスは、テミストクレスと物心がついた時から一緒に戦って来て、テミストクレスと共に行動するアテナイ人ですが、映画の最後まで名乗ることはありません。
テミストクレスと共に行動する謎のアテナイ人は、誰だろうと思うと物語に集中できません。
テミストクレスと共に行動する謎のアテナイ人は、アエスキュロスだと割り切って鑑賞するか、2回鑑賞すると物語が理解できます。
スキリアスは、カリストの父親で、アルテミシアの軍船にアテナイ人のスパイとして乗り込み、情報を得て、無事に逃げ出し、テミストクレスにアルテミシアのことを伝え、アテナイ軍の陸軍を率いて、ペルシア軍と戦います。
カリストは、スキリアスの息子で、スキリアスがテミストクレスにアルテミシアのことを伝えるときに同席し、テミストクレスとスキリアスと共にペルシア軍と戦います。
「地獄に乗り込むぞ」というセリフと覚悟にはしびれます。
テミストクレスのこの後が悲しいです。
テミストクレスは、サラミスの海戦を勝利に導いたことで、名誉と権力を欲したことから信用を失い、陶片追放によってアテナイから追放され、ペルシアに亡命し、クセルクセス王に謁見し、亡命を認められ、クセルクセス王からアテナイ遠征のための艦隊を率いるよう命じらましたが、アテナイを攻撃することはできずに毒を飲んで自殺しました。
陶片追放とは、市民が独裁者になりそうな人の名前を書いて投票し、多くの票が入った場合、その人を追放する という制度です。
日本には、陶片追放のような制度はなく、未来にも創られることはないでしょう。
日本の選挙は、世襲、利権、裏金と宗教団体等によって歪められ、日本の主権者たる国民の意見は反映されません。
日本の主権者たる国民は、機能していない選挙で選ばれた首相、閣僚と国会議員を直接辞めさせることができません。
日本は古代ギリシアに2,500年も遅れています。
日本に未来はないでしょう。
まとめ
次は、映画「ダ・ヴィンチ・コード」をブログ記事に予定です。
ご期待ください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。