「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」を読みました!~あらすじと感想

これまでは、比較的ページ数の少ない自己啓発本を読んで、紹介してきました。
これからは、資格試験の勉強をしたいので、「超効率勉強法」を読むことにしました。
想定読者は、難関高校を目指す中学生、難関大学を目指す高校生と大学院を目指す大学生です。
個性的、独学的なので万人向けの受験勉強ではありません。
一部の人たちの受験勉強には向いていかもしれません。
著者の主張は米国等での研究結果を元にしています。
記述されていることの一部でも取り入れれば、効果があるのではという感じです。
「レバレッジリーディング」「読書力」に記述されている内容とは異なります。
読書法と勉強法とは異なりますが、中学生、高校生と大学生には、読書法も勉強法も必要です。
中学生、高校生と大学生は、読書法と勉強法を身に付け、使い分ける必要があるということです。
中学、高校と大学で身に付けた知識は、社会人になれば忘れてしまうほどです。
社会人には、向いていない勉強方法のように感じました。
自分の学生時代の受験勉強と社会人になってから資格取得の勉強比較しながら、ブログ記事を書きます。

著者

高輪中学校・高等学校を経て、一年浪人して、慶應義塾大学理工学部物理情報工学科に入学し、卒業し、慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程を中退します。
職業は、 メンタリスト、ニコ生主、YouTuber、ブロガーで、多数の本を出版している作家で、個性的な職種で、時代の流れに乗る職業という感じです。
一般的な職業ではないという感じです。
ホームページもあります。

第一章 やってはいけない! 7つの勉強方法

ハイライトまたはアンダーライン

「レバレッジリーディング」と「読書力」では推奨されたことが否定されています。
自分は、ハイライトまたはアンダーラインが学期の中間試験や期末試験には役立つと感じています。
教える先生は、授業に出席していた生徒が悪い点を取らない程度に、授業中に中間試験や期末試験の内容を間接的に教えてくれます。
先生が授業中に重要だというところにハイライトまたはアンダーラインを引いておいて中間試験や期末試験の前に読み直すというのは良い方法だと思います。
高校受験や大学受験の試験対策としては、ハイライトまたはアンダーラインを引いても出題されるとは限りませんので、意味はないです。
過去問題を解いた方が役に立つと感じています。

語呂合わせ

出題されるとは限りませんので、意味はないです。
過去問題の中で、語呂合わせで覚えなければならない問題が出題されていたら、語呂合わせで覚えることが良いです。
過去問題の中で、語呂合わせで覚えなければならない問題が出題されていないなら、語呂合わせで覚える必要はないです。

テキストの要約

歴史の流れを理解したければ、歴史上の人物の伝記を読むと理解しやすいです。
数学は、定理と定義を理解しさえすれば、公式を作り出すこと可能なので、方程式を羅列する意味はありません。
国語は、文章を理解するために要約は役に立ちます。
小論文は、書くことよりも、要約して、書くことに慣れることから始めると良いと感じています。
新聞の社説を原稿用紙1枚400字に要約すると、試験問題に対する理解力が上がり、全ての学科の試験に対して有効です。

テキストの再読

高校受験や大学受験の試験対策としては、テキストの内容が出題されるとは限りませんので、意味はないです。
過去問題を解いて、どのような問題が出たのかという内容とテキストの内容と照合してみると良いです。
勉強時間を気にしないなら資格試験では、本の最初から最後まで覚えないと合格しないので、役立ちます。

集中学習

中学生、高校生、大学生と社会人は、受験勉強や試験勉強だけをしていることはできないです。
勉強時間は限られた時間で集中モードで勉強する必要があります。
緩和モードのときに、集中モードで勉強した内容を思い出すと良いと感じています。

自分の学習スタイルに合わせる

高校受験、大学受験と資格試験で合格するには、過去問題を解く学習スタイルが最も適しています。

忘れる前に復習する

自分は、授業中に先生の説明を聞きながらも、教科書の先を読み続け、3ヶ月程度で1年分の教科書の内容を読み終えていました。
自分は、学期の中間試験や期末試験の直前に復習することで、ある程度の得点を得ることはできました。
高校受験や大学受験の試験対策としては、直前にすべてを復習することはできません。
高校受験や大学受験の試験対策としては、直前の10日間に、試験会場に行くのと同じような感じで図書館に行って、試験時間と同じ時間で、10年分の過去問題を解いくことで効果を上げました。

第二章 「超効率勉強方法」の基本

積極的に学習する要素を含む勉強法で、「想起」と「再言語化」をするということです。
「想起」を行うテクニックの「クイズ化」は、手間がかかり、自分には向いていないようです。
「想起」を行うテクニックの「分散学習」は、復習する間隔を調整することなので、自分でも実現できそうです。
「想起」を行うテクニックの「チャンク化」は、一部を無意識に独自の方法で利用していましたが、他の方法は自分には向いていないようです。
数学の公式は、定理と定義から作り出すことができるので、数学の公式を覚えなくて良くなったことが似ています。
歴史の人物を覚えるために、伝記を読んでいました。

「再言語化」を行うテクニックの「自己解説」は、自分には向いていないようです。
「再言語化」を行うテクニックの「ティーチング・テクニック」は、新人研修等を行い、この効果は認識していますが、いつでも使えるわけではありません。
「再言語化」を行うテクニックの「イメージング」は、自分には向いていないようです。

第三章 学習効果を激しく高める!「勉強前」7つのテクニック

自己超越目標を持つ

親や教師から「勉強しなさい」と言われ、勉強するのが嫌でした。
小中学校時代には勉強する理由もなくても、勉強ができるということが褒められるのが嬉しくて、勉強していました。
高校時代になると、勉強する目的がないと、勉強する気になれず、落ちこぼれていきました。
高校時代に、自己超越目標を持って、勉強していたらと人生が変わっていただろうなと、今になって感じています。

知っていることを書き出す

勉強した後で、学期の中間試験や期末試験の直前に知っていることを書き出して、忘れてしまったことを思い出すことで、試験を受けていました。

好奇心を刺激する

勉強するべき学科には、勉強するだけの理由があります。
勉強する時には、勉強する理由に気が付きません。
社会人になってから、定年退職してから、勉強する理由に気が付くことさえあります。
祖父母や両親が勉強する理由を子供に教え、好奇心を刺激することが重要です。

音楽を正しく使う

深夜の無音状態で、勉強や読書をすると、効果的でした。
勉強や読書の途中に、好きな音楽を聴いたことはありません。
好きな音楽を聴くことは、気分転換になることは確かです。

戦略的リソース利用方法

学期の中間試験や期末試験の戦略的リソースは、教科書でした。
授業の進捗とは関係なく、授業時間に教科書を読み進めて予習し、学期の中間試験や期末試験の直前に記憶し直して、復習していました。
高校受験や大学受験の戦略的リソースは、過去問題でした。
高校受験や大学受験で、過去問題が出題されるわけではありませんが、試験問題の傾向を探そうとする戦略で、意識を集中し、勉強することができました。

自然の力で集中力を倍にする

自然環境の中で勉強をしたことはありません。
アウトドアで行う趣味を行っている最中に意識が没頭し、集中力が上がるという経験はあります。

ピアプレッシャーでやる気を出す

他人がやるから、自分もやるという意識はないので、ピアプレッシャーを利用することはできません。
他人ができないから、自分がやるという意識で、取り組んできました。

第四章 記憶の残り方が変わる!「勉強後」の5つのテクニック

報酬つきの昼寝

昼寝をすることはありませんが、夜寝て、翌日に復習すると記憶が定着するという効果を感じます。
記憶が定着していた場合に、報酬を与えることはないですが、記憶が定着していたことに充実感を感じ、勉強する気になります。

睡眠効果を最大まで引き出す

睡眠時間を削って、勉強し、仕事をしてきたので、睡眠時間を確保することで、勉強や仕事の効率を下げていたのかと後悔しています。
中途半端なところで、勉強を止めることで、勉強に対する意識が維持され、記憶力が上がるという効果はあると感じます。
明日の準備をして、起床時間、または出かける時間に目覚まし時計を設定してから寝ます。
こうすることで、忘れ物をしたり、遅刻をすることが無くなりました。
復習のための睡眠学習はやったことはありません。

運動で記憶を定着させる

勉強や仕事の前後の運動としては、通学や通勤の途中で、勉強や仕事について復習することで、効果を上げていました。

マインドフルネス瞑想

瞑想は、行ったことがないです。
勉強や仕事をする場合に、複数の勉強や仕事を同時に並列で行うのではなく、一つの勉強や仕事に集中し各個撃破で、効果を上げました。

クロノタイプに逆らわずに休む

自分は、朝型ではなく、夜型です。
朝早く起きて勉強したことも、仕事をしたこともありません。
朝は意識がはっきりしていません。
夜遅くまで勉強し、残業をし、翌日の準備をして、目覚まし時計をセットし、起床し、何も考えずに、準備したことに従って行動を開始するだけです。

第五章 上級者向け! 勉強の効果をさらに高める7つの学習習慣

ひとりごと学習

ひとりごとを言って、勉強や仕事で効果を上げたことはないです。
仕事では、重要なインフラ整備を行うために、間違いなく、確実に行う方法として、「指差し呼称」を行ったことがあります。

話しけるつもり音読

音読したことはないです。
音読の効果はあるように感じました。
自然環境の中で、音読することで、効果を試してみたいという気持ちがあります。

マルチモーダル学習

学習した内容や仕事の内容を書くことで、効果を上げてきました。
学習した内容をノートに、現在ではブログ記事に書くことで、効果を上げています。
仕事の内容は、ドキュメント(議事録、仕様書、試手順書、操作マニュアル等々)にすることで、効果を上げています。

ジェスチャー法

ジェスチャーを使用して説明することにより、ジェスチャーを有効に利用してきました。
ジェスチャーを使用して、勉強したり、記憶するのに役立てたことはありません。

勉強中にも運動する

スタンディング・デスクを使用して、会議を行う話は聞いたことはあります。
スタンディング・デスクを使用して、会議を行うことが普及しているという話は聞いたことはありません。
スタンディング・デスクを使用して、会議を行うことには、居眠りしない程度の効果しかないのかもしれません。

教師は立って授業を行いますが、生徒は座って授業を受けています。

苦手意識を消す

苦手意識を上手くできた経験で、苦手意識が緩和した経験はあります。
苦手意識を緩和したところで、何の役にも立ちませんでした。

オーバーランニング

学期の中間試験や期末試験の後には、時間があるので、試験内容を勉強し直し、高校受験や大学受験に備えることに意味はありそうです。

第六章 才能の差は、こうして超えろ!地頭を良くする科学的なトレーニング

才能の差を越えるために行う一万時間は、一日に4時間勉強し、2,500日、約7年で達成できるということになります。
高校受験でも、大学受験でも、仕事でもこんなに時間を費やすのは現実的ではありません。

英語という一科目に絞って、小学校高学年時代から英語を勉強し始め、一万時間の間、英語を勉強し、大学受験に備えるという戦略はあり得ると感じています。
大学に入学しても、英語の授業単位はあり、英語学習は無駄になりません。
社会人になってから、学校教育で学んで、役立つのは、英語だけというのが現状です。

この一万時間は有効性は否定されていますが、勉強しななくて、才能の差を越えることはできません。
才能の差を越えるために、ワーキングメモリーの性能を上げることと、マインドセットを高めることが有用だそうです。

マインドセットは、「希望をはこぶ人」で述べられていた「感謝に満ちた物の見方は、人生に幸せと豊かさをもたらすんだ」、「感謝の気持ちに満ちていれば、深く落ち込むことはないんだよ」や「未来への希望こそが新しい物の見方の恩恵であり、僕たちがジョーズという名の老人から受け取った最高の贈り物なのだ」と同じような感じがしました。
マインドセットが揺れ動くことは、「希望をはこぶ人」で述べられていた「人間は生きているかぎり、危機のさなかにいるか、危機から抜け出しつつあるか、危機に向かっているか、いずれかの状態にある」と同じような感じがしました。

ワーキングメモリーの性能を上げる5つの方法
  1. 運動
  2. テレビゲーム
  3. 楽器
  4. 筆記開示
  5. DNB

運動

通学、通勤やスポーツジム等のルーティング化された運動することで、脳が活性化したという経験はありません。
行ったことがない場所に行くことで、脳が活性化するような感じはします。
退職後には、行ったことがない場所に出かけ、脳を活性化してみたいです。

テレビゲーム

テレビゲームを行うことで、脳が活性化したという経験はありません。
能を活性化するために、テレビゲームを行う気にはなりません。

楽器

楽器を演奏することで、脳が活性化したという経験はありません。
能を活性化するために、楽器を演奏する気にはなりません。

筆記開示

悩みを書き出すことで、脳が活性化したという経験はありません。
悩みに向き合い、悩みを解消してきました。

DNB

DNBは行ったこともないですし、興味もありません。

マインドセットを解説するメディアに触れる

マインドセットについては、全く知りませんでした。
能力は、後から良くも、悪くも変えられると感じています。
「マインドセット「やればできる! 」の研究」という本があるので、読んでみることにしました。

選択と戦略をほめる

自分の行った選択と戦略を他の人がほめることはなくても、自分でほめることは可能です。
自分は、自分の行った選択と戦略を、自分でほめて生きたいです。

「努力は報われないもの」と認める

退職後のために、色々な努力をしてきました。
退職後に、努力は報われない、現実を目にしています。
達成可能な目標を持ち、段階を定め、戦力をレビューする必要性を感じています。

失敗を学習のチャンスだと考える

失敗にこだわらず、挑戦したことに自信を持ち、新しい挑戦に対するチャンスだと考えるようにします。

マインドセットをモニタリングする

硬直マインドセットか、成長マインドセットかを感じ取って、成長マインドセットを維持したいです。

感想・まとめ

「超効率勉強法」には、「レバレッジリーディング」と「読書力」とは、違うことが書かれています。
「レバレッジリーディング」と「読書力」で書かれていたように、多くの本を読むという効果が理解できました。

次は「マインドセット「やればできる! 」の研究」を読む予定です。
ご期待ください。

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