映画「トップガン マーヴェリック」を鑑賞するために、映画「トップガン」を鑑賞しました。
36年前に映画館で鑑賞し、テレビでも、PCでも何度も鑑賞しました。
これまでの鑑賞をこのブログ記事にします。
基本情報・スタッフ
監督 トニー・スコット
脚本 ジム・キャッシュ、ジャック・エップス・ジュニア
製作 ドン・シンプソン、ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮 ビル・バダラート
撮影 ジェフリー・L・キンボール
美術 ジョン・F・デキュア・Jr.
編集 ビリー・ウェバー、クリス・レベンゾン
音楽 ハロルド・フォルターメイヤー、ジョルジオ・モロダー
制作会社 パラマウント・ピクチャーズ
配給 パラマウント・ピクチャーズ、UIP
公開 1986年12月6日
上映時間 110分
映倫区分 G
予告動画
舞台となる場所
インド洋です。
カルフォルニア州ミラマー海軍航空基地です。
太平洋が近いです。
ワシントンD.C.には、ホワイトハウスがあり、アメリカ合衆国の首都です。
あらすじ
「Top Gun Anthem」の曲で始まります。
「1963年3月3日、米海軍は、トップ1%のパイロットのために
エリート学校を設立した
目的は、失われつつある空中戦の技術訓練
世界最高のパイロット学校の呼び名は」という字幕が続きます。
タイトルが「TOP GUN」と表示されます。
夕焼けのオレンジ色の光と霧で甲板上は覆われ、デッキクルーがF-14の発艦の準備をしていて、F-14がタキシングをしながら、カタパルトに向かいます。
デッキクルーがF-14をカタパルトに接続して、ジェット・ブラスト・ディフレクターを立ち上げて、パイロットにハンドサインを送ります。
F-14は、エンジンをフルパワーにします。
カタパルトが、F-14を発艦させます。
ここで、曲かケニー・ロギンスの「Danger Zone」になります。
デッキクルーが、次のF-14の発艦に向けて、準備します。
F-14が着艦し、発艦します。
航空母艦に設置されたスピ-ド制動ワイヤ-にF-14の着艦フックを引っ掛けて、F-14を無理やり着艦させるところが良く映像化されています。
航空母艦の日常です。
エキストラなどではない全員本物のプロです。
航空母艦に搭乗した気分で楽しみます。
ここからは実機での映像を楽しめないとつまらない映画になってしまいます。
F-14の機影が見えてきます。後ろに映っているのはF-8です。
逆光で撮影し、背景に対して、F-14や周りの人々の詳細を消し去ることで、F-14や人々の存在感をはっきりと誇示しています。
F-14はスチームカタパルトに誘導され、接続されます。
ジェット・ブラスト・ディフレクターが立ち上がります。
F-14のエンジンが段階的に始動して、全開にします。
発艦専用のカタパルト・オフィサーがOKのサインを出します。
F-14は、スチームカタパルトを利用して発艦します。
「インド洋上、現在」と字幕が表示されます。
国籍不明機が航空母艦に接近していることをレーダーが捉えます。
1機のMig-28が飛んでいます。
トム・ジャーディアン(スティンガー)航空団司令は、飛行中なのがクーガーとマーリン、マーベリックとグースであることを確認します。
グースが、レーダーで1機のMig-28を確認し、マーリンもレーダーで確認します。
飛行中のF-14の機影が先端部から画面に大きく映し出されます。
これから始まるといういい感じです。
クーガーとマーリン、マーべリックとグースのF-14は敵機が1機かどうか目視で確認するために右に上昇しながら正面から接近します。
2機のMig-28が飛んでいます。
クーガーとマーリン、マーべリックとグースのF-14は、2機のMig-28とすれ違い、初のMig-28接近遭遇になります。
マーべリックとグースのF-14は、後ろのMig-28を追うことになりました。
クーガーとマーリンのF-14は、太陽が逆光になりMig-28を見失っている間に、Mig-28に後ろに回り込まれて、レーダーでロックオンされてしまいます。
スティンガー航空団司令は、Mig-28が240kmに接近したら、待機機を発進させるよう指示します。
マーべリックとグースのF-14は、Mig-28をレーダーでロックオンして、後退させます。
Mig-28にレーダーでロックオンされたクーガーとマーリンはパニック状態になり、スティンガー航空団司令に反撃の許可を求めますが、スティンガー航空団司令はMig-28が撃ってくるまで、撃ってはならないという命令します。
マーべリックとグースのF-14は、Mig-28にレーダーでロックオンされたクーガーとマーリンのF-14を目視で確認します。
マーべリックはMig-28はいつでも撃墜できるのに撃墜しないのは、Mig-28に撃墜の意思がない証拠だと考え、余裕です。
マーべリックは、クーガーに右に急旋回するように伝え、マーべリックが援護に向かいます。
マーべリックは、Mig-28を撃墜することはできないので、Mig-28の頭上で側宙背面降下して、キャノピーを擦れ合わせるほどの接近を行ないます。
マーべリックは、Mig-28のパイロットに向かって中指を突き立てました。
グースは、ポラロイドで記念撮影を行いました。
Mig-28の乗員は呆れて、側宙背面降下で急降下で離脱しました。
マーべリックは、クーガーに航空母艦に先に向かうから、航空母艦でまた会おうと別れを告げて、航空母艦に向かいます。
F-14が両翼を後退させるシーンにはスピードを上げている感じが伝わってきます。
パニック状態になっているクーガーは、金縛り状態で航空母艦に戻れません。
レーダー員のマリーンが、クーガーを航空母艦に帰還させようとしますが、うまくできません。
マーべリックとグースのF-14は、航空母艦に着艦しようとしますが、
クーガーが操縦不能になっている無線を聞き、タッチアンドゴーでクーガーとマリーンのF-14を誘導するために、向かいます。
スティンガー航空団司令は、マーべリックとグースのF-14が命令を無視して着艦しないことに激怒します。
F-14のタッチアンドゴーのシーンは一度きりですので、存分に堪能します。
マーべリックのF-14は、クーガーのF-14を航空母艦に誘導し、着艦させます。
クーガーは、スティンガー航空団司令の部屋を訪れ、パイロットとしての自信を失ったので、パイロットを辞めると伝え、アメリカ海軍のパイロットとしての証のウィングマークを返却します。
スティンガー航空団司令は、マーべリックとグースを部屋に呼びました。
スティンガー航空団司令は、マーべリックのとった行動を厳しく批判します。
スティンガー航空団司令は、クーガーがパイロットを辞めたために、残念であり、自分の意に反することではあるが、マーべリックとグースに「TOP GUN」での訓練が許可します。
マーベリックは、カワサキGPZ900R Ninjaでミラマー海軍航空基地「TOP GUN」に向かいます。
マーベリックが、カワサキGPZ900R NinjaでF-14と疾走するシーンがあります。
このときはノーヘルメットです。
ノーヘルメットでバイクに乗ると違法なのですが、実際には大変爽快な気分になれます。
「TOP GUN」のジェスターが、「TOP GUN」に入校してきたマーべリック達に「TOP GUN」の設立経緯について説明します。
「TOP GUN」の最高ので教官で指揮官でもあるマイク・メットカーフ中佐で、コールサインはヴァイパーを紹介します。
ヴァイパーは、「TOP GUN」での訓練について、説明します。
訓練は、1日2回行い、その間に評価と学科も行い、訓練を重ねるごとに、訓練方法を変えて、難易度を上げて行い、F-14の限界の戦闘訓練を行うということです。
「TOP GUN」を首席で卒業したパイロットとレーダー員の名前は、トップガントロフィーに刻印され、「TOP GUN」の教官になる資格を得られるということです。
ヴァイパーが、訓練生に「首席で卒業する自信のある人は?」と尋ねるとマーべリックが「自信はあります」と一人答えます。
ヴァイパーは、「パイロットには自信が必要だが、チームも大事だ」と諭します。
ヴァイパーは、「ここは戦闘訓練を教える学校なので、2番以下に価値はない」と入校してきた訓練生のライバル意識を煽ります。
アイスマンは、マーべリックを睨みつけます。
アイスマンは、「首席以外の名前は、女子トイレに飾ろう」と冗談で笑わせます。
歓迎パーティのようなものが行われ、パイロットやレーダー員以外にも民間人の専門技術教官(宇宙航空物理学)のシャーロット・ブラックウッド(チャーリー)もきていました。
グースは、マーべリックにアイスマンやアイスマンのレーダー員のスライダーを紹介します。
アイスマンは、マーべリックの誰がトップか教えようかと挑発します。
マーべリックは、挑発には乗らず、自分で考えると応じます。
マーべリックとグースは、アイスマンとスライダー別れます。
グースは、この歓迎パーティでナンパに成功するかどうかに20ドルを賭けることをマーべリックに提案します。
マーべリックは、チャーリーを見つけます。
マーべリックとグースは、チャーリーを「You’ve Lost That Lovin’ Feeling」という曲を歌ってナンパすることにします。
マーベリックとグースが、チャーリーの歌で気を引いた歌は「You’ve Lost That Lovin’ Feeling」です。
歌っているのは、Daryl Hall & John Oatesです。
チャーリーは、マーべリックに座るように言いました。
チャーリーも、この曲は好きだが、この曲でナンパされたのは初めてだと言います。
マーべリックは、この曲でナンパしたことがあると白状します。
お互いに自己紹介をします。
チャーリーは、マーべリックはコールサインで海軍のパイロットだと言います。
マーべリックは、チャーリーに以前この曲でナンパして失敗したが、今度はいい感じで明日には成功したかどうかわかるといいます。
チャーリーは、中年の友人のペリーが来たのでマーべリックとは別れます。
別れ際に、チャーリーは、マーべリックに優秀なパイロットかどうか訊ねます。マーべリックは、自信はあると応じます。
シャーロット・ブラックウッドは、マーべリックが歌手では食べていけないことを心配する必要がないのは良かったと切り返され、振られてしまいます。
マーべリックは、ビールを飲んで気分転換しようとします。
マーべリックは、チャーリーが女子トイレに入るのを見て、続いて女子トイレに入ります。
マーべリックは、チャーリーに中年と付き合うのは間違いだと忠告します。
チャーリーは、明日の朝が早いからとマーべリックを、再び別れます。
チャーリーは、女子トイレから出て、店からも出るときにグースにマーべリックは最低だと言います。
グースは、信じられないという表情をします。
翌朝、ジェスター教官が民間人の専門家で航空機の情報にも詳しい、宇宙航空物理学博士で、教官で、訓練生の評価するチャーリーを紹介します。
グースは、かけていたサングラスを外し、我が目を疑うようでした。
マーべリックは、顔をそむけながら、サングラスをかけました。
チャーリーは、訓練で使用する機体とMig-28の違いを説明し始めます。
チャーリーは、Mig-28は側宙背面降下で急降下できないといいます。
マーべリックとグースは、Mig-28は側宙背面降下でマイナス4Gで急降下するところを見たとして、情報の間違いを指摘します。
チャーリーが、マーべリックにどこで見たのかと尋ねます。
マーべリックは、チャーリーに機密だと切り返します。
マーべリックとチャーリーのやり取りは専門的で分かりにくいですが、面白いです。
ついに「TOP GUN」での初訓練になります。
ジェスター教官は、高度の下限は1万フィートと説明していますが、
マーべリックは、チャーリーを見ていて話は聞いていないように見えます。
チャーリーは、マーべリックにMig-28のことを聞き出そうとします。
マーべリックは、チャーリーに機密報告書を読めばいいと切り返します。
アイスマンは、マーべリックにMig-28と側宙背面降下している間クーガーの援護はどうなっていたと追い詰めます。
マーべリックは、アイスマンにクーガーの援護は必要はなかったと切り返します。
マーべリックとグースのF-14は、ジェスター教官のA-4と正面からすれ違い、模擬戦闘飛行にります。
マーべリックとグースのF-14は、ジェスター教官のA-4を見失ってしまいます。
マーべリックとグースのF-14は、ジェスター教官のA-4に背後から追尾されて、逃げ回ります。
マーべリックとグースのF-14は、機首を上げて、主翼を全開にしてスピードを落とし、ジェスター教官のA-4に追い越させ、背後に回り込むことに成功します。
今度は、ジェスター教官のA-4が、マーべリックとグースのF-14に背後から追尾されて、逃げ回ります。
ジェスター教官のA-4とマーべリックとグースのF-14が360度回転飛行するエルロンロール飛行しますが、演出で、現実的ではないそうですが、楽しまないとこの映画の価値はなくなってしまいます。
ジェスター教官のA-4は垂直上昇した後、側宙背面降下して演習高度の下限に向かいます。
ジェスター教官のA-4は、降下速度を落として、マーべリックとグースのF-14に追い越させる作戦で、追い越させることができない場合でも、下限高度以下に逃げることができると計算したかのようです。
マーべリックとグースのF-14は、ジェスター教官のA-4をロックオンして、撃墜に成功します。
ジェスター教官は、マーべリックとグースのF-14に高度の下限は守れと言い、基地に戻れと命令します。
マーべリックは、ジェスター教官を撃墜し、上機嫌なので、管制塔に低空通過の許可を求めます。
管制官は、この要求を認めず、通常どうり着陸するように指示します。
マーべリックは、指示を無視して、管制塔の脇を時速750kmで通過します。
F-14の可変翼を最大に後退させた状態でする低空飛行には迫力満点です。
管制官は、F-14の飛行の衝撃でコーヒーをこぼしてしまいます。
ロッカールームで、グースがジェスター教官を撃墜したことを自慢しています。
ハリウッドとウルフマンは、ジェスター教官に30秒ぐらいで撃墜されたと嘆いています。
アイスマンとスライダーも、ジェスター教官を撃墜していました。
アイスマンは、マーべリックの下限高度以下での撃墜は認められないといいます。
マーべリックは、撃墜した事実を強調し、反論します。
ジェスター教官が、マーべリックとグースをヴァイパー教官のところへ行くように伝えます。
ヴァイパー教官が、マーべリックとグースに対して、1万フィートの下限高度を破ったこと、管制塔の脇を時速750kmで飛行したことは重大な規則違反であり、規則が守れないなら、「TOP GUN」を退学するしかないと厳重注意し、退室させます。
ヴァイパー教官が、ジェスター教官とマーべリックについて話をします。
ジェスター教官は、マーべリックのことを、報告書どうり、直観的で無鉄砲と評価します。
ヴァイパー教官が、昔マーべリックの父親と共に戦闘に参加したことを打ち明けます。
ヴァイパー教官は、ジェスター教官のマーべリックへの率直な評価を聞き出そうとします。
ヴァイパー教官が、ジェスター教官にマーべリックと実戦で一緒に飛びたいかと聞きます。
ジェスター教官は、本当に分からないと回答します。
グースが、マーべリックの無鉄砲さに対する不安から寝るれないと夜にマーべリックの部屋を訪れます。
マーべリックは、明日の予習をしています。
グースが、マーべリックに「TOP GUN」を首席で卒業することで無理はしたくないし、「TOP GUN」を卒業するだけでいいと本音を明かします。
マーべリックが、グースだけが家族だと、期待を裏切るような無茶はしないと約束します。
チャーリーが、マーべリックに飛行方法についてアドバイスをします。
マーべリックが、チャーリーに食事をしないかと誘いかけます。
チャーリーは、食事を一緒にする気持ちなど全くないと言いながら、
「5時30分に食事、100 Laurel Beach、極秘」と書いた紙を渡します。
マーべリックは、「良し!」という感じです。
マーべリックとグース組対アイスマンとスライダー組でビーチバレーを行います。
真昼の太陽の下で、若い男の鍛え上げられた上半身を見せつけるためのシーンで女性受けを狙ったシーンです。
女性の方々はお楽しみください。
ビーチバレーは「TOP GUN」には実在せず、男性の方々は気にせず見過ごすのが良いと思います。
マーべリックは、途中で止めてしまいます。
マーべリックは、チャーリーとの食事の時間に遅刻しそうなのです。
マーべリックは、カワサキGPZ900R Ninjaでチャーリーの家に向かいます。
マーべリックは、結局遅刻しました。
マーべリックは、チャーリーに食事の準備をしている間にシャワーを浴びたいと言いますが、断られてしまいます。
チャーリーは、食事をしながらマーべリックを自宅に招いた理由はMig-28だと伝えます。
マーべリックは、チャーリーにMig-28の情報を教えずにはぐらかします。
曲は、オーティス・レディングの「(Sittin’ On) The Dock of the Bay」が流れます。
歌っているのは、Otis Reddingです。
マーべリックは、この曲が両親の思い出の曲だと言います。
マーべリックの母親が、何度も聞かせてほしいと言っていた曲だそうです。
これからというところで、マーべリックはシャワーを浴びに帰宅します。
「TOP GUN」の校内のエレベータでシャワーを浴びたマーべリックが、チャーリーに偶然出会います。
チャーリーは、マーべリックにMig-28の情報は重要だが、生徒を自宅に呼ぶ本当の理由ではないと言います。
チャーリーが、マーべリックに対する感情の変化を正直に言っているのかもしれません。
マーべリックも、チャーリーに正直になれて嬉しいと伝えます。
グースのキャロル・ブラッドショウと息子が「TOP GUN」にやってくるので、マーべリックとグースが出迎えます。
グースの妻子との平和的な再会で、戦士達のつかの間の休息という感じです。
キャロルは、マーべリックを女性教官に恋しているのとからかいます。
グースは、キャロルに機密だと遮ります。
ヴァイパー教官は、マーべリックの飛行訓練の評価を行います。
ヴァイパー教官は、状況が悪いのですぐに退避行動すべきだったとマーべリックの判断ミスを厳しく指摘します。
チャーリーも、同じくマーべリックの判断では撃墜されると指摘し、完全に間違っていると言い、正しい飛行方法を指導します。
幸か不幸か、マーべリックの判断で敵機を撃墜したのです。
スライダーは勇気ある判断と飛行方法だと褒めてくれました。
チャーリーが、帰宅しようとするマーべリックを呼びとめようとします。
マーべリックは、カワサキGPZ900R Ninjaに乗って猛スピードで帰宅してしまいます。
チャーリーが、ポルシェ365で危険な運転までして追いかけてきます。
マーべリックが、チャーリーの無謀な運転を厳しく指摘します。
チャーリーが、マーべリックの飛行方法は間違っているが、天才的だと認めざる得ないと言います。
チャーリーが、教室で言うと他の訓練生にマーべリックに恋していることが明らかになってしまうことが怖くて言えなかったと、恋を告白します。
マーべリックは、チャーリーの気持ちを確かめるようにキスをします。
マーべリックのチャーリーへの恋は、チャーリーに受け入れました。
訓練飛行は、僚機と敵機の数を増やしてさらに難易度の高い訓練に移行します。
19回目の訓練となり、訓練は半分を過ぎました。
トップはアイスマンとスライダーで、2ポイント差でマーべリックとグースが2番手で追いかけている状況です。
マーべリック、グースとハリウッド、ウルフマンの敵機は、ヴァイパー教官とジェスター教官でした。
マーべリックは、ヴァイパー教官と聞いてテンション上がりまくりです。
マーべリックとグースは前方の敵機を、ハリウッドとウルフマンは後方の撃墜することになりました。
マーべリックとグースは、ハリウッドとウルフマンを援護することになりました。
ヴァイパー教官は、ジェスター教官にブレイクするように指示します。
マーべリックとグースは、ヴァイパー教官を見失ったので、ハリウッドとウルフマンを援護しながら、ジェスター教官機を撃墜することにしました。
マーべリックは、トップといわれるヴァイパー教官機を撃墜したいようです。
マーべリックは、グースにヴァイパー教官機を探すように指示します。
グースは、マーべリックにハリウッドとウルフマンの僚機から離れないように指示します。
マーべリックは、ヴァイパー教官機を見つけてしまいます。
マーべリックは、グースの制止やハリウッドとウルフマンの援護を止めてまで、ヴァイパー教官機を撃墜に向かいます。
マーべリックとグース達は、ヴァイパー教官機と正面で交差します。
ヴァイパー教官は、マーべリックの予想外な行動に惑わせれて、後ろから追撃を受けてしまいます。
ヴァイパー教官は、マーべリックとグースをジェスター教官の方に誘導します。
ジェスター教官は、マーべリックとグースを簡単に撃墜してしまいます。
ジェスター教官は、マーべリックに決して僚機を離れるなとどやされます。
アイスマンにも、マーべリックは敵より危険で、一緒に飛びたいとは思わないと揶揄されます。
グースは、マーべリックにアイスマン、スライダーもジェスター教官に撃墜されたと慰めます。
マーべリックは、グースに完全な間違いで2度とこんなことはしないと言います。
グースは、マーべリックに分かっていると返答します。
バーベキューレストランで、マーべリック、チャーリー、グース、キャロルと息子で昼食を食べます。
グースが、ピアノの弾き語りで息子と「Great Ball of Fire」を歌います。
キャロルは、マーべリックのことを昔からよく知っていて、チャーリーにマーべリックの女癖の悪さを指摘します。
バツの悪くなったマーべリックは、席を離れてグースと一緒に「Great Ball of Fire」を歌います。
キャロルは、マーべリックがチャーリーを完全に恋していると言い切ります。
マーべリック、チャーリー、グース、キャロルと息子で一緒に「Great Ball of Fire」を歌います。
マーべリックが、チャーリーと2人でカワサキGPZ900R Ninjaに乗り海沿いを走行します。
マーべリックとチャーリーが抱き合ってキスをします。
31回目の飛行になりました。
まだ2週間残っていて、誰でもトップが狙える状況です。
マーべリック、グースとアイスマン、スライダーと一緒に飛行訓練することになりました。
スライダーが3機の敵機を発見します。
マーべリックとグース組とアイスマンとスライダー組は、撃墜に向かいます。
3機の敵機はブレイクします。
アイスマンとスライダーは、うまく敵機の後ろとマーべリックとグースの間に割り込みました。
マーべリックとグースは、すぐに撃墜するか退くように、アイスマンとスライダーに言います。
アイスマンとスライダーは、20秒以内で撃墜すると言います。
スライダーもアイスマンに、早く撃墜しろと言います。
アイスマンは、10秒以内で撃墜すると言います。
マーべリックとグースは、10秒間を待つことができずません。
マーべリックとグースは、アイスマンとスライダー組を後退させました。
マーべリックとグースは、アイスマンとスライダー組のF-14のジェット後流に巻き込まれます。
マーべリックとグースのF-14は、右側のエンジンが停止し、フラットスピン状態になりながら、降下します。
F-14は、ジェット後流に巻き込まれ、回転しすると、非常に速い回転になり、回転軸から離れているマーべリックは遠心力の影響で脱出レバーに手が届かず、
回転軸に近いグースは遠心力の影響が小さく脱出レバーに手が届き、脱出レバーを引きます。
グースがキャノピーにぶつかって死亡する事故になってしまいました。
マーべリックが、死亡しているグースを引き寄せ絶望します。
救助ヘリコプターの救助員が、マーべリックからグースを引き話し、死亡したグースを吊りあげます。
海と空がとてもきれいで良く撮影されているシーンです。
ヴァイパー教官が、マーべリックにグースの死亡を伝えます。
マーべリックが、ヴァイパー教官にグースの死の責任は自分にあると言います。
ヴァイパー教官が、マーべリックにパイロットという仕事に死は付きもので、最初は死ぬほどつらいが忘れるしかたがないとアドバイスします。
マーべリックが、グースの私物を集めて箱に入れてます。
マーべリックが、グースの認識票(ドックタグ)を握りしめます。
マーべリックが、グースの私物を集めて入れた箱を、妻のキャロルと息子に渡すために、グースの妻のキャロルと息子のいる部屋に入ろうとしますが、気持ちの整理を付けるのが大変そうです。
妻のキャロルが、マーべリックに、夫のグースはマーべリックと一緒に空を飛ぶのが好きだったと言います。
妻のキャロルが、マーべリックに抱きつきます。
妻のキャロルが、もし夫のグースがマーべリックと空を飛べなくなっても、飛び続けるだろうと言います。
妻のキャロルが、マーべリックを気丈にも励ましているかのようです。
マーべリックは、グースの妻のキャロルに言葉をかけることさえできません。
チャーリーが、ポルシェ365でマーべリックを事故調査委員会に送ります。
事故調査委員会による査問で、F-14のジェット後流による右側エンジンの停止による回復不能なフラットスピンは予測不能であると判断され、パイロットに責任はないとして、記録されずに、訓練への復帰を命令します。
ヴァイパー教官が、ジェスター教官にマーべリックをすぐに飛ばすよう伝えます。
マーべリックは、レーダー員のサンダウンと一緒にジェスター教官機を撃墜できるところまで追い詰めます。
マーべリックは、自信と覇気を失い、ジェスター教官機を撃墜できませんでした。
サンダウンが、マーべリックに撃墜できたのに、撃墜しなかったことを責めます。
マーべリックは、サンダウンに確実に撃墜できる時だけ撃墜すると言い返します。
マーべリックは、弱腰なパイロットになり下がってしまいました。
ジェスター教官は、ヴァイパー教官に数日たっても立ち直らないマーべリックを駄目かもしれないと言います。
ヴァイパー教官が、ジェスター教官にマーべリックを飛ばし続けるように指示します。
マーべリックは、ロッカールームの私物を整理します。
アイスマンが、マーべリックにグースのことは残念で、いい奴だったと声をかけます。
ウルフマンが、チャーリーにマーべリックが「TOP GUN」を辞めたと伝えます。
チャーリーは、飛行場で失意のどん底にあるマーべリックを見つけます。
チャーリーは、マーべリックに座ってよいかと声をかけます。
チャーリーは、注文を取りに来たウェイトレスに、マーべリックと同じ「青酸カリ」を注文しようとして、
マーべリックの気持ちを和ませようとします。
マーべリックは、淡々とウェイトレスに、「水と氷」を注文します。
マーべリックは、チャーリーがワシントンD.C.に栄転することになったことをおめでとうと言います。
チャーリーは、マーべリックに海軍に戻るよう、手段を尽くして、説得します。
マーべリックは、チャーリーの説得に応じませんでした。
チャーリーは、マーべリックに辞めること以外は、学ばなかったのかと突き放します。
チャーリーは、マーべリックに別れを告げます。
マーべリックは、ヴァイパー教官の自宅を訪問します。
マーべリックは、ヴァイパー教官と父親のデューク・ミッチェルが一緒に写っている写真を発見します。
ヴァイパー教官は、マーべリックに父親のデューク・ミッチェルは英雄だったと伝えます。
マーべリックは、本当のことが知りたくて、ヴァイパー教官に本当でっすかと切り返します。
ヴァイパー教官は、マーべリックに海軍に解雇されるのを覚悟で、機密になっているデューク・ミッチェルの墜落死について教えます。
マーべリックは、ヴァイパー教官に今後の進路の相談をします。
ヴァイパー教官は、マーべリックに明日の「TOP GUN」の卒業式に出席するか、しないかだといいます。
ヴァイパー教官は、マーべリックに優秀なパイロットとは自分のことは自分で決められると言い切り、マーべリックの決断を促します。
マーべリックは、決断しないまま、ヴァイパー教官に別れを告げます。
チャーリーの家に寄りますが、既に借家になっていました。(売家でないところが伏線です)
マーべリックは、F-14を見ながら悩みます。
「TOP GUN」の卒業式は始まりますが、マーべリックは出席していません。
「TOP GUN」を首席で卒業したのは、アイスマンとスライダーです。
「TOP GUN」の卒業式の途中から、マーべリックは出席し、卒業します。
ヴァイパー教官は、「TOP GUN」の卒業式の最中に、緊急事態が発生し、アイスマンとスライダー、ハリウッドとウルフマンとマーべリックに出撃命令を下します。
「24時間後、インド洋上」と表示されます。
スティンガー航空団司令は、状況を説明し、アイスマンとスライダー、ハリウッドとウルフマンに航空支援を行わせ、敵対行為があれば、直ちに反撃しろと命じます。
スティンガー航空団司令は、マーべリックに、マーリンと組んで、援護機で待機を命じます。
アイスマンは、スティンガー航空団司令にマーべリックの援護機に異議を唱えますが、却下されます。
アイスマンとスライダー、ハリウッドとウルフマンは、発艦します。
アイスマンとスライダーは、2機のMig-28を確認し、航空母艦にMig-28の確認すると、ハリウッドとウルフマンを従えて、Mig-28に向かっていきます。
マーベリックとマーリンは、援護機で待機し、いつでも発艦できます。
アイスマンとスライダーは、5機のMig-28を確認し、すれ違います。
ハリウッドとウルフマンは、Mig-28にロックオンされて、撃墜されます。
スティンガー航空団司令は、マーベリックとマーリンの援護機を発艦させ、ハリウッドとウルフマンの位置を確認し、救助のヘリを向かわせます。
アイスマンとスライダーは、5機のMig-28に囲まれて、戦っています。
マーベリックとマーリンは、戦闘空域に到着するまでに、30秒かかります。
スティンガー航空団司令は、ウィラードとシムキンを待機させようとしますが、カタパルトが故障で、修理するのに10分かかり、発艦できません。
マーベリックは、アイスマンとスライダーのF-14と5機のMig-28の戦闘を見て、驚きます。
マーベリックは、Mig-28のジェット後流に巻き込まれ、F-14が制御不能になり、F-14を制御可能にしますが、戦線から離脱します。
アイスマンは、マーベリックが戦線離脱するのを見て、分かっていたと言います。
マーリンは、マーベリックを戦線に戻るように言います。
マーベリックは、グースに語りかけ、戦線に復帰します。
マーベリックは、目前にいるMig-28をロックオンして、ミサイルで撃墜します。
マーベリックは、アイスマンとスライダーのF-14を援護します。
アイスマンは、Mig-28をロックオンして、ミサイルで撃墜します。
アイスマンとスライダーのF-14は、Mig-28の機銃で被弾します。
マーベリックは、アイスマンとスライダーのF-14の後ろにいるMig-28をロックオンして、ミサイルで撃墜します。
マーベリックは、Mig-28に追尾されます。
マーベリックは、速度を落とし、Mig-28を引き付け、Mig-28がロックオンすると同時に、機首を上げて、主翼を全開にしてスピードを落とし、Mig-28をやり過ごし、Mig-28の背後に回り、Mig-28をロックオンして、ミサイルで撃墜します。
残りのMig-28は、逃走します。
マーベリック、マーリンとアイスマン、スライダーは、管制塔に挨拶をして、帰還します。
ハリウッドとウルフマンは、救助ヘリで無事帰還します。
アイスマンとマーベリックは、互いに認め合います。
スティンガー航空団司令は、マーベリックに望みの任務に就かせることを伝えます。
マーベリックは、「TOP GUN」の教官の任務を希望します。
マーベリックは、「TOP GUN」で、チャーリーと再会します。
登場人物
トム・ジャーディアンは、ジェームズ・トルカンが演じるマーべリックの上官で、航空団司令で、コールサインはスティンガーで、海軍中佐で、マーべリックの父親であるデューク・ミッチェルのことも知っているようですし、マーべリックのことを信頼しているようです。
ピート・ミッチェルは、トム・クルーズが演じる、父親の墜落事故のおかげで、士官学校にも入学できませんでしたが、海軍のF-14のパイロットで、コールサインはマーベリックで、海軍大尉で、クーガーの代わりに、トップガンの訓練生に選ばれ、個人プレーが得意で、自信家で、直感だけで飛行し、予想もつかないし、ハンサムです。
ピート・ミッチェルの父親であるデューク・ミッチェルは、1965年11月5日にF-4に搭乗していて、ミスを犯し墜落したことが機密扱いとされています。
ピート・ミッチェルの母親は、夫のデューク・ミッチェルの後を追うように亡くなりました。
ニック・ブラッドショウは、アンソニー・エドワーズが演じるマーベリックのレーダー員で、コールサインはグースで、陽気で、マーベリックと似ているので相性も良いですが、マーベリックと共にトップガンの訓練生に選ばれ、マーベリックの自信たっぷりで無鉄砲な飛行技術を尊敬していますが、不安もあり、妻子があり、良い夫であり、良い父親です。
キャロル・ブラッドショウは、メグ・ライアンが演じるニック・ブラッドショウの妻で、良い妻であり、母親で、マーべリックとは以前からの知り合いで、マーべリックのことを良く知っています。
ビル・コーテルは、ジョン・ストックウェルが演じるマーべリックと同じ原子力空母に所属している海軍のF-14のパイロットで、コールサインはクーガーで、海軍大尉で、妻子があり、Mig-28と遭遇し、ミサイルでロックオンされ、パニックになり、マーべリックに誘導されて原子力空母に着艦しますが、自信を失くし、退役します。
サム・ウェルズは、 ティム・ロビンスが演じるクーガーのレーダー員で、コールサインはマーリンで、海軍中尉で、待機機として緊急出撃するマーべリックのレーダー員も務めます。
ティム・ロビンスは、映画「ショーシャンクの空に」にも出演しています。
リック・ヘザーリーは、マイケル・アイアンサイドが演じるトップガンの教官で、コールサインはジェスター、海軍少佐です。
マイク・メットカーフは、トム・スケリットが演じる最初にトップガントロフィーを受けた人で、トップガンで最高のパイロットで、コールサインはヴァイパーで、海軍中佐で、ピート・ミッチェルの父親であるデューク・ミッチェルと同じVF51飛行隊に属していました。
トム・カザンスキーは、ヴァル・キルマーが演じる海軍のF-14のパイロットで、コールサインはアイスマンで、トップガンの訓練生で、氷のように冷静で、ミスを犯さず、じっくりと、相手をイラつかせ、バカな真似をしたら、息の根を止めるという海軍大尉です。
ヴァル・キルマーは、映画「アレキサンダー」にも出演しています。
ロン・カーナーは、リック・ロソヴィッチが演じるアイスマンのレーダー員で、コールサインはスライダーで、トップガンの訓練生で、海軍中尉です。
シャーロット・ブラックウッドは、ケリー・マクギリスが演じるトップガンの教官で、コールサインはチャーリーで、民間人の専門家で敵の航空機の情報にも詳しい宇宙航空物理学博士で、トップガンの訓練生の採点も行い、国防総省にも報告し、ワシントンD.C.へ栄転を狙う、したたかな野心家でもあります。
リック・ネヴンは、ウィップ・ヒューブリーが演じる海軍のF-14のパイロットで、コールサインはハリウッドで、トップガンの訓練生で、海軍大尉です。
レオナルド・ウルフは、 バリー・タブが演じるハリウッドのレーダー員で、コールサインはウルフマンで、トップガンの訓練生で、海軍中尉です。
マーカス・ウィリアムズは、クラレンス・ギルヤード・Jrが演じる事故後のトップガンでのマーベリックのレーダー員で、コールサインはでサンダウンで、海軍中尉です。
単語説明
トップガンは、1969年3月3日、アメリカ合衆国カルフォルニア州ミラマー海軍航空基地に開設された、アメリカ海軍戦闘機兵器学校(NFWS:United States Navy Fighter Weapons School)のことで、通称が「トップガン」です。
アメリカ合衆国海軍の艦載航空機は、艦載航空団(Carriar Air Wing)という部隊に所属しています。
空母1隻につきこの航空団が1個配属されています。
航空団は母艦に搭乗する別部隊であり母艦の乗員とは切り離され、その直接指揮権はこの航空団司令が保有しています。
ただし、序列では航空母艦の艦長が上位にあり、航空作戦全体は艦長に統裁されています。
空母は、世界初の原子力空母のエンタープライズとされていますが、撮影が行われたのはアングルド・デッキが初めて採用された航空母艦のレンジャーです。
艦載機は70~80機搭載可能です。
F-14は24機程度搭載するようです。
アングルド・デッキは、着艦専用のデッキと発艦専用のデッキに分かれている航空母艦のデッキレイアウトです。
発艦しながら、同時に着艦もでき、着艦に失敗した場合、そのまま飛び去るタッチアンドゴーもできます。
発艦専用のデッキには、カタパルトが用意されています。
スチームカタパルトは、発艦専用のデッキにあり、高圧水蒸気を圧力タンクに貯めておき、航空機の発進時に一気にシリンダー内に導いて、その圧力で内部のピストンを動かし、ピストンに接続されているシャトルと、フライト・デッキ上の溝に出ているシャトル頭部に航空機の前脚部をつなぎ強力な加速力を加え、F-14を発艦させます。
タキシングは、航空機が自らの動力で地上を移動することです。
F-14が自らの動力で航空母艦の飛行甲板を移動することが、タキシングです。
航空母艦の飛行甲板では、ジェットエンジンとローターによって生成される騒音のために、パイロットとデッキクルーの間の通信は、主にハンドサインを介して行われます。
英語ですが、ハンドサインを紹介するページがあります。(日本語に自動翻訳できます)
デッキクルーは、航空母艦の飛行甲板で任務を行う人々です。
ジェット・ブラスト・ディフレクターは、ジェットエンジンの噴射する高温の排気から人や物を防護するための設備です。
タッチアンドゴーは、F-14が着陸して車輪を航空母艦の飛行甲板に一瞬接触させたあと、直ちに離陸することです。
スピ-ド制動ワイヤ-は、航空母艦の着艦専用のデッキにF-14を短い滑走距離で停止させるために、約12メートル間隔で張られているワイヤーです。
着艦フックは、F-14の機体尾部下方に装備され、着艦するときに、航空母艦の着艦専用のデッキ飛行甲板に装備されたスピ-ド制動ワイヤ-に引っかけて、F-14を短い滑走距離で停止させます。飛行中は折りたたまれています。
ゴーストライダーは、国籍不明機を表すコールサインです。
コールサインは、航空機などに割り当てられた固有の識別番号で、パイロットに固有のコールサインを割り振る場合もあります。
TACネームは、タック・ネームとも呼ばれ、戦術上の理由でパイロットに付けられる非公式の愛称です。
方位090は、真東です。
方位270は、真西です。
方位010は、北で、少し東寄りです。
方位165は、南で、少し東寄りです。
F-14は、可変翼を特徴とした複座式艦上戦闘機です。最高速度はマッハ2.34です。
F-14の愛称は「トムキャット」です。
可変翼は飛行中に速度によって最適な後退角に主翼角度を自動制御できます。
可変翼のおかげで、旋回性能が高く、空中戦闘も得意です。
可変翼戦闘機は見ていて絵になるし、とても好きな戦闘機です。
中距離空対空ミサイルであるAMI-7が搭載可能で、映画では、このミサイルが発射されていますので、注目してください。
ガンは、20mmのガトリング砲で、6本並べた砲身を反時計周りに回転させて、毎分6,000発もの連射を行います。
サイドワインダーは、中射程空対空ミサイルであるAIM-7スパローです。
F-14には、4発のAIM-7スパローが搭載可能です。
パイロットは、F-14を操縦し、レーダーで敵を捉え、ガン、または中射程空対空ミサイルで敵機を撃墜します。
レーダー員は、レーダーで敵を捉え、長射程空対空ミサイルで敵を撃墜します。
射出ハンドルは、空中での爆発や墜落が避けられない時に、射出ハンドルを引くことで、コックピットを覆っているキャノピーが爆薬で破壊・取り外され、パイロットとレーダー員が戦闘機外に脱出するために、射出座席をロケットモーターなどを使って一瞬のうちに機体から十分な距離にまでパイロットとレーダー員を打ち出しますが、パイロットとレーダー員には10~15Gという強い加速度がかかります。
キャノピーは、F-14の操縦席を覆う窓のことで、可動式であり、乗降口を兼ねています。
マッハ2は、2450km/hです。
Mig-28は、実際には存在しない航空機の形式番号で、映画ではF-5のことです。
F-5は、小型、軽量、強力なエンジンを持つ軽戦闘機で、最高速度はマッハ1.6です。
F-5の愛称は「タイガー」です。
赤外線探知式やセミアクティブレーダーホーミングの短距離空対空ミサイルAIM-9を搭載可能です。
実際には、空対艦ミサイルなど装備できません。
A-4は、小型、高速、空力性能も良く、機動性の高い機体で、最高速度はマッハ0.88です。
A-4の愛称は「スカイホーク」です。
堅牢な機体で兵装搭載量が大きいのが特徴です。
アメリカ海軍戦闘機兵器学校「トップガン」においては仮想敵機役となりました。
F-4は、航続距離が3,220kmと長く、色々な武装ができる機体で、最高速度はマッハ2.23です。
F-4の愛称は「ファントム」です。
待機機は、空母のカタパルトデッキで、発進を待機している戦闘機です。
ロックオンは、ガンやサイドワインダーの照準で目標を捉えることです。
納税者は、アメリカ合衆国国民です。
小切手は、現金に代わる、決済手段で、銀行から小切手帳を発行してもらい、当座預金の残高の範囲内で発行されます。
銀行から発行された小切手帳を現金の代わりに相手に手渡し、小切手を受け取った人が銀行に持参し、自分の預金口座に預け入れてもらうか、または現金に換えてもらいます。
当座預金口座から小切手に記載された金額を引き落としますので、支払に見合う資金を当座預金口座に用意してお金ければなりません。
編隊の最小単位は、2機からで長機(リード)を僚機(ウイングマン)が援護します。
編隊長は、長機(リード)のパイロットです。
謹慎処分は、規則や規約を破った人に、罰として、任務を停止され、外出を禁止するという処分です。
管制塔は、飛行場に設置される航空交通管制を行う施設で、高さは30m前後です。
司令官は、航空母艦を含む、艦隊を指揮し、航空母艦の航空団司令より、航空母艦の艦長よりも上位の将官です。
ミラマー基地は、カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地のことで、「TOP GUN」がある場所です。
撃墜率は、戦闘機の集団同士で空中戦を行ったときに、撃墜した戦闘機に対する撃墜された戦闘機の比率をしめす、指数です。
撃墜率が12対1ということは、12機の戦闘機を撃墜し、1機の戦闘機を撃墜されたということです。
撃墜率が3対1ということは、3機の戦闘機を撃墜し、1機の戦闘機を撃墜されたということです。
朝鮮戦争は、1950年6月25日に始まった大韓民国と北朝鮮との戦争で、1953年7月27日に朝鮮戦争休戦協定が結ばれ、休戦状態ですが、今なお戦争は続いています。
米国は、大韓民国を支援しました。
ソ連と中国は、北朝鮮を支援しました。
ベトナム戦争は、1955年11月に始まった南ベトナムと北ベトナムとの戦争で、1975年4月30日に北ベトナムが勝利し、南ベトナムと北ベトナムを統一し、ベトナムが建国されました。
米国は、南ベトナムを支援しました。
ソ連と中国は、北ベトナムを支援しました。
空中戦は、戦闘機による空中で戦闘を行うことです。
実践訓練は、パイロットとレーダー員の育成を目標として行われる、模擬空中戦です。
学科は、パイロットとレーダー員、編隊の能力を向上させるために行わる、授業です。
宇宙物理学博士は、基礎物理学、古典力学、電磁気学、流体力学、量子力学、原子(核)物理、さらには特殊及び一般相対論を学び、宇宙の様々な場所で起る諸現象を物理学を用いて記述し、理解をより一層深めることを目的とする大学院の博士課程を修了し、博士論文の審査および試験に合格した人です。
ペンタゴンは、アメリカ合衆国バージニア州に所在するアメリカ国防総省の本庁舎で、国防総省を意味しています。
推力重量比は、戦闘機のエンジンの推力と重量と重力によって算出される値で、値が低いほど、空中戦では有利になります。
エネルギー損失は、戦闘機を操作することにより失われるエネルギーです。
背面飛行用タンクは、燃料タンク内にある「背面飛行セル」のことで、このおかげで背面飛行ができます。
背面飛行は、戦闘機が上下逆さまに飛行することです。
マイナスGは、戦闘機が急降下することで、自由落下以上の勢いで落下すると、下ではなく、上への引っ張られる状態のことです。
背面飛行用タンクに問題があると、燃料タンク内にある燃料が上に移動し、ジェットエンジンに燃料を供給できなくなります。
マイナス4Gは、重力の4倍の強さで上へ引っ張られる状態です。
6時の方向は、真後ろです。
10時の方向は、前方やや左です。
3時の方向は、右側です。
2時の方向は、前方やや右側です。
12時の方向は、真正面です。
15マイルは、24kmです。
10マイルは、16kmです。
8マイルは、13kmです。
3マイルは、5kmです。
100マイルは、160kmです。
1万5,000フィートは、4.5kmです。
1万フィートは、3kmです。
8,000フィートは、2.4kmです。
7,000フィートは、2.1kmです。
6,000フィートは、1.8kmです。
時速400ノットは、740km/hです。
時速800ノットは、1480km/hです。
士官学校は、アメリカ合衆国海軍兵学校のことで、4年間の教育課程を経て卒業すると少尉として、軍に入隊します。
スピードブレーキは、空気抵抗を増加して速度を調整することです。
ロールは、戦闘機を飛行させる方法で、横転と機首上げを同時に行い、敵機なぞるように螺旋を描く飛行で、敵機の背後に回り込みます。
スプリットSは、戦闘機を飛行させる方法で、180度ロール、ピッチアップによる180度ループを行うことで、縦方向にUターンします。
ブレイクは、戦闘機を飛行させる方法で、急旋回、または編隊を組んでいる戦闘機が急旋回による散開することです。
ジェット後流は、前方を飛行する戦闘機のジェットエンジンの排気流で、高温高圧で酸素濃度が非常に低く、エンジンの燃焼に必要な酸素量を確保できなくなり、エンジンが止まってしまうことです。
フレームアウトは、ジェットエンジンの燃焼室内にて燃焼が停止することによって生じる、エンジン停止のことで、原因としては、ジェット後流があります。
スピンは、迎角が65~90度の水平状態に近いきりもみです。
きりもみは、戦闘機の左右どちらかが、強い失速を起こしてしまい、猛烈な回転が発生してる状態です。
3000万ドルは、40億円です。
GPZ900R Ninjaは、1984年に市販された川崎重工業のオートバイで、水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 (908cc)で、最高出力は115PS/9,500 rpmで、乾燥重量は228kgで、最高速は245㎞/hです。
ポルシェ356は、1948~1963年に市販されたポルシェの自動車で、ポルシェの名を冠した初の自動車です。
僚機は、戦闘機の編隊で、長機の指示で任務を行います。
青酸カリは、人体に有害な毒物で、致死量は成人の場合200~300mgです。
国務省は、アメリカ合衆国の省の一つで、外交政策を担当しています。
航空支援は、戦闘機で制空権を獲得し、海上任務を敵戦闘機から守ります。
対艦ミサイルは、戦闘機が発射し、戦艦を攻撃するミサイルです。
エグゾセは、フランスが製造する対艦ミサイルで、射程距離は50~70kmです。
最後のセリフ
でも、今のところいい感じ
感想
F-14トムキャットが主役です。
撮影はミラマー海軍基地や原子力空母「レンジャー」で撮影されましたが、燃料費以外はタダそうです。
それでも製作費は1650万ドルだそうです。
F-14の燃料代は1時間で1万ドルだそうです。
トップガンパイロットの3人がF-14を操縦し、カメラで戦闘シーンを撮影したそうです。
しかし、全世界で3億5千万ドルも稼いだのだから大成功でしょう。
「TOP GUN」は、1969年3月3日、カリフォルニア州サンディエゴ近郊にあるミラマー海軍航空基地で創設されたアメリカ海軍戦闘機兵器学校のことで実在の部隊です。
その目的は、性能の低い空対空ミサイルに頼り、撃墜対被撃墜比率(キルレシオ)が下がったので、失われつつあった空中戦闘技術を取り戻すための訓練する部隊です。
映画の冒頭では、以下のように説明れています。
1969年3月3日米海軍はトップ1%のパイロットのためにエリート学校を設立した。
目的は失われつつある空中戦の技術訓練、世界最高のパイロット学校の呼び名が「TOP GUN」です。
音楽バックに戦闘シーンが繰り広げられ同調してるところはマクロスに似ています。
マクロスのバルキリーの原型はF-14トムキャットですし、マクロスファンなら気に入る映画だと思います。
しかし、ドラマは三角関係ではありません。
ドラマ性もありますが、音楽バックにF-14トムキャットの発艦、着艦空中戦闘やタッチアンドゴーを楽しむ映画です。
タッチアンドゴーは、離陸、上昇、旋回、水平飛行、降下、着陸と航空機を操縦するにおいて全ての操作が含まれているため、操縦技術や無線技術などを習得する上で有効な飛行訓練です。
2週間以上、空母に着艦してないでいると、着艦資格が喪失し、地上訓練からやり直しになるそうです。
それほど航空母艦への着艦は危険が伴うということなのでしょう。
ドラマより実機の本物の迫力を楽しむための映画だと思って楽しんでください。
スピーカで大音響を出すと近所迷惑になるので、ヘッドホンで大音響で見ることをお勧めします。
声優達には悪いのですが、英語音声で字幕で視聴した方が楽しめると思います。
そんなに難しい英会話では無いはずですが、スラングも多いようで分かりにくいですが、臨場感があってよいです。
ただし、ストーリーが良く分からない場合は、日本語の音声で見るのも良いでしょう。
司令官のお嬢さんのベニー・ベンジャミンが「トップガン マーヴェリック」に登場して、驚かされました。
3つドラマが同時進行して映画を盛り上げます。
1つめのドラマは、主人公は、優秀な海軍パイロットの父親のデューク・ミッチェルが、1965年11月5日にF-4に搭乗していて、ミスを犯し墜落したことが機密扱いとなって士官学校にも入学できませんでした。
父親の事故死が原因で、すぐに母親も死にました。
主人公は、自分の父親がミスを犯すことなど無いことを証明するかのように、自信たっぷりに、無鉄砲に大空を飛び回ります。
主人公は、家族もなく、孤独ですが、明るいパイロットです。
幸運にも「トップガン」で訓練を受けることとなります。
しかし、「トップガン」での訓練中に相棒のレーダー員の死亡事故から立ち直るというドラマになっています。
実際に、戦闘機乗りは親しい人を失うことが多いいそうで、映画を現実的なドラマにしています。
死亡事故ではあませんが、実際にあった事故の中から脚色されて作られたストーリだそうです。
実際に起きえないことなどを脚本に入れると海軍の協力が得られなくなるからこのようになったそうです。
2つめのドラマは、「トップガン」で出会ったパイロットと民間の評価チームで図上演習を採点する
セクシーな教官との恋愛ドラマです。
恋愛ドラマというほどではないですが、この2人の会話のやり取りも面白く、楽しめます。
実際に、「トップガン」に民間の評価チームで図上演習を採点するという戦術開発を担う海軍分析センターに勤務している人をモデルにしたので、映画に現実的なドラマにしています。
これも、実際に起きえないことなどを脚本に入れると海軍の協力が得られなくなるからこのようになったそうです。
映画予告編の作成を依頼された会社の女性社長が「トム・クルーズは日本人好みのタイプの男性である」と直感で気づき、自ら作り直した恋愛映画風の予告編を作成し差し替えました。
これにより、若い女性観客を取り込むことに成功、日本では「恋愛映画」として大ヒットすることになったそうです。
3つめのドラマは、「トップガン」で出会ったライバルと対立しながらも空中戦闘技術を向上し、目覚ましい戦果をあげ、ライバルと信頼関係が構築されるというドラマです。
多くの人たちの出世作品にもなっている映画です。
つまり、若く才能ある俳優が結集した映画です。
しかし、この撮影を行ったパイロットのアート・ショールはこの撮影中の墜落事故で死亡し、遺作でもあります。
監督は、トニー・スコットです。
第2回目の監督作品になります。
しかし、パラマウント映画から3回も解雇されたそうです。
まず、トニー・スコット監督は冒頭シーンをフィルターをかけて、スローで撮影し、芸術的ですが暗い感じで難解になって、パラマウントに解雇されたそうです。
しかし、冒頭シーンは実際の航空母艦でのF-14トムキャット等のありのままの映像で、必見です。
次には、チャーリー(ケリー・マクギリス)を派手な化粧とハイヒールでセクシーに演出し、娼婦のようだと言われ解雇されたそうです。
一般大衆受けを狙う娯楽映画なら正しい判断だと思います。
地味なヒロインで大ヒットするのは「ロッキー」ぐらいでしょう。
最後に、ヘルメットのバイザーを下げて、バイザーに写る空を撮影して、俳優の顔が見えないという理由で解雇されました。
実際にはヘルメットのバイザーは上げて撮影したものが採用されています。
頭をヘルメットで、目をバイザーで、口をマスクで覆ってしまったら俳優は演技ができません。
どれもパラマウント映画を誤魔化そうとしたが失敗し、解雇されたということです。
トニー・スコット監督が解雇を覚悟で撮影したシーンを見逃さないのも楽しみの一つだと思います。
映画を作るのは本当に大変です。
まとめ
早期退職してなまけ癖がついてきたのか、他にやりたいことがあるせいか、映画「トップガン マーヴェリック」の公開までに、映画「トップガン」のレビューを終えることが出来ませんでした。
映画「ショーシャンクの空に」を鑑賞します。
ご期待ください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。