映画「300<スリーハンドレッド>」~あらすじ【ネタばれ有り】と感想

「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養」の中で、出てきた「スパルタ」について知りたいと感じ、映画「300<スリーハンドレッド>」を鑑賞しました。

この映画を鑑賞することにしました。

基本情報・スタッフ

監督        ザック・スナイダー 
脚本        ザック・スナイダー、マイケル・E・ゴードン、カート・ジョンスタッド 
製作        ジャンニ・ヌナリ、マーク・キャントン、バーニー・ゴールドマン、
          ジェフリー・シルバー 
製作総指揮     フランク・ミラー、デボラ・スナイダー、クレイグ・J・フローレス、
          トーマス・タル、ウィリアム・フェイ、スコット・メドニック、
          ベンジャミン・ワイスブレン 
撮影        ラリー・フォン 
美術        ジェームズ・ビゼル
衣装        マイケル・ウィルキンソン
編集        ウィリアム・ホイ 
音楽        タイラー・ベイツ
ナレーター     デビッド・ウェナム
制作会社      レジェンダリー・ピクチャーズ、バーチャル・スタジオズ、
          Atmosphere Pictures、Hollywood Gang 
配給        ワーナー・ブラザース
公開        2007年6月9日
上映時間      117分
映倫区分      R15

予告動画

舞台となる場所

スパルタは、ギリシャ共和国のペロポネソス半島のラコニア平原のスパルティにありました。

海岸線が後退し、内陸になっていますが、灼熱の門があり、レオニダス王とクセルクセス王が戦ったテルモピュライです。

ペルシアは、エジプト、イスラエル、レバノン、シリア、トルコ、イラク、イラン、トルクメスタン、アフガニスタン、パキスタンを支配していた帝国です。

アテナイは、ギリシャ共和国の首都アテネにありました。

アルカディアは、ギリシャ共和国のペロポネソス半島中心部の高原地帯のトリポリにありました。

プラタイアは、ギリシャ共和国のプラテエスにありました。

スパルタとテルモピュライは、想像以上に離れています。

あらすじ

ディリオスは、「決して逃げるな、決して負けを認めるなと教えられた。そして、戦場での死はスパルタ人にとってこの世で最高の栄誉であると教えられた。7歳にして、スパルタの習わしに従い、その子は母親の元から離され、暴力の世界に放り込まれた。スパルタの戦士社会は、300年にわたり、このようにして世界最強の兵士を生み出してきた。このアゴゲという教育により、少年たちは、戦いを体に叩き込まれた。食事も与えられず、飢えの凌ぐために、食べ物を盗み、必要なら、人を殺した。少年は、棍棒や鞭によって打ちすえられ、痛みに悲鳴をあげないことや情けを捨て去ることを教えられる。そして、しばしば、荒野に投げ出され、試練を受けた。
自然の怒りに立ち向かうには、自らの知恵と意思だけが武器だった。それは大人になる儀式であり、荒野での試練を経ることで、スパルタ人の一員に戻ることができるのだ。生き延びることができれば・・・狼が少年の周りを伺いながら近づく、その爪は黒き鋼、その体毛は暗き夜のとばり、その目は赤く輝き、まさに地獄の底に光る宝石。巨大な狼は、鼻を鳴らし、獲物の香りを楽しんでいる」とスパルタについて説明します。
少年は、狼を狭い通路におびき寄せ、身動きを取れなくします。
ディリオスは、「少年の体を貫いたのは、恐怖ではなく、研ぎ澄まされた戦いの感覚だった。冷たい空気が、彼の肺を満たす。風にたわむ松の木が夜におののき、ざわめく。彼の手は沈着で、彼の動きは、完璧だった。少年は、身動きが取れなくなった狼を槍の一突きで殺します。これが若き頃のスパルタのレオニダス王です。死んだと思われていたその少年は、一族の元に戻った。そして、偉大なスパルタの王になった。我らが王、レオニダス!狼と戦った凍てつく冬から30年以上が経った。今、その時と同じように獣が近づいている。急がず、自信に満ち、獲物の香りを楽しんでいる。だが、ここにやって来る獣は、人と馬だ。すなわち、剣と槍だ。おびただしい数の奴隷どもの軍隊が、小さなギリシアを飲み込まんとしている。世界に理性と正義をもたらす希望を根絶せんとしている。獣が近づいている。その獣を怒らせたのは誰あろうレオニダス王」とレオニダス王について説明します。

紀元前480年、太陽を背景に、スパルタのレオニダス王の元に大帝国ペルシアの使者が国々を支配した証として、征服した国々の王の頭蓋骨と宝石を持って訪れます。
ペルシアの使者は、スパルタ人に国々を支配した証として、征服した国々の王の頭蓋骨と宝石を見せつけます。
レオニダス王は、息子に戦いの日の戦闘訓練で、流した汗の分だけ戦場で流す血が少なくなこと、恐怖は誰の中にもあり恐怖を受け入れること、スパルタ人にとって力となるのは仲間の戦士で、仲間には敬意を払い、頭で戦うことを教えます。
ゴルゴー王妃は、ペルシアからの使者が来たことを伝えられます。
ゴルゴー王妃は、息子に頭の次は心で戦うことを教えます。
ゴルゴー王妃は、レオニダス王にペルシアからの使者が来たことを伝えます。

セロン評議員が、レオニダス王とゴルゴー王妃にペルシアの使者を紹介します。
レオニダス王は、ペルシアの使者にスパルタでは、自らの言葉の責任を負うと教え、話を聞くことにします。
ペルシアの使者は、レオニダス王にうなずいてみせ、土と水を求めに来たと言います。
ゴルゴー王妃は、ペルシアの使者にスパルタでは気後れすることも、愚かなであることも許されないと言います。
ペルシアの使者は、レオニダス王に女がなぜ男の話に口を出すのかと問い質します。
ゴルゴー王妃は、ペルシアの使者に「本物の男を産むのは女だからよ」と言い返します。
レオニダス王は、ペルシアの使者と話し合い、スパルタの自由と命を脅かしたとして、ペルシアの使者を井戸に蹴り落とします。

レオニダス王は、山を登り、落ちそうになりながらも、古の神に仕える神官エフォロイのところに行きます。
ディリオスは、「この者らはエフォロイ、古の神に仕える神官。穢れたブタどもだ。人と言うよりは、むしろ獣。レオニダス王でさえ、この者らに貢物を捧げ、頭を垂れる。エフォロイの祝福がなければ、レオニダス王は戦を始めることができないからだ」とエフォロイについて説明します。
レオニダス王は、エフォロイたちに貢物を要求され、袋に入った大量の金貨を渡します。
レオニダス王は、エフォロイたちにペルシア軍の攻撃を海岸沿いで防ぐために、フォキスの壁を再び築き、ペルシア軍を”灼熱の門”と呼ばれての道に誘い込み、スパルタ軍がペルシア軍を止めれば、ペルシア軍の士気が低下し、ペルシア軍に勝利できると言います。
エフォロイは、レオニダス王にスパルタ軍がカルネイア祭の時期に戦を行うことは認めないと言い返されます。
ディリオスは「病んで、老いぼれた神官ども、スパルタが暗黒より立ち上がる前の時代からはびこる価値のない者たち。無意味な過去の遺物。そのしきたりには、レオニダス王さえも抗えぬ。エフォロイの言葉には、従わねばならない。それが法律だ。スパルタの国では、臣民も市民も、男も女も、奴隷も王も、法律を越えることはできない。エフォロイたちは、美しいスパルタの娘を選び、神の言葉を告げる宣託者として側に置く。美しさは娘たちにとっての呪い。このおぞましい老いぼれ共の手で弄ばれ、地獄のごとき、黒い魂の餌食となる」とスパルタについて説明します。
宣託者が踊り、エフォロイに神の言葉を伝えます。
エフォロイは、レオニダス王にペルシア軍と戦えばスパルタは滅び、ギリシア全土は滅びるので、神を崇め、カルネイアを尊べという神の言葉を伝えます。
レオニダス王は、意気消沈して山を下ります。

セロン評議員は、エフォロイたちに大量のペルシア金貨を渡し、スパルタが火に包まれるとき、金に身を浸し、ペルシア帝国の隅々から選りすぐった女が新しい宣託者として届けられると言って、エフォロイたちを買収します。

レオニダス王は、夜空を見上げ、寝ているゴルゴー王妃に触れます。
レオニダス王は、ゴルゴー王妃に王の従う法律が何もしてはならんという決定を下した時に、王は何をすれば良いのだと問いかけます。
ゴルゴー王妃は、レオニダス王に何をすべきかは、スパルタの民としてではなく、夫や王としてでもなく、自由な男として、あなた自身の心に問うのだと答えます。
レオニダス王は、ゴルゴー王妃の言葉に納得し、ゴルゴー王妃にキスをして、ゴルゴー王妃とセックスをします。

レオニダス王は、隊長に名を継ぐ息子を持つ者を300人を集めさせます。
レオニダス王は、300人のスパルタ兵士たちを見て確認し、ステリオスを見てうなずき、隊長の息子であるアスティノスを見つけ、若すぎると言いますが、一緒に戦うことを認めます。
セロン評議員は、レオニダス王に法律により、スパルタ軍は戦争を始めてはならないと言います。
レオニダス王は、セロン評議員にスパルタ軍はスパルタに留まり、北へ向かう護衛のを務める300の兵士たちだと言い返します。
アスティノスは、300人のスパルタ兵士たちに出発と言います。
300人のスパルタ兵士たちは、出発します。
レオニダス王は、セロン評議員にスパルタには、息子が必要になると言い残します。

ゴルゴー王妃と息子が、レオニダス王を見ています。
ゴルゴー王妃は、レオニダス王に盾を手渡します。
息子は、レオニダス王に兜を手渡します。
レオニダス王は、ゴルゴー王妃と息子を見ます。
レオニダス王は、立ち去り始めます。
ゴルゴー王妃は、レオニダス王を呼び止め、首飾りを外して、レオニダス王に首飾りを付け、レオニダス王に「盾と共に帰れ、死すとも」と問いかけます。
レオニダス王は、ゴルゴー王妃に「必ず、帰る」と答えます。

ディリオスは「さらば愛しき者、王は声に出さなかった。感傷が入る余地など、スパルタ人の心にはない。弱さが入る余地もない。厳しく、強き者だけが、自らをスパルタ人と呼ぶことができる。厳しき者だけが、強き者だけが。我々は進む。我らの国のために、我らの家族、我らの自由のために、我々は進む」と説明します。

エフィアルテスは、灼熱の門へ向かうレオニダス王とスパルタ兵士たちを見ています。
レオニダス王は、スパルタ兵士たちを率いて、灼熱の門へ向かいます。
レオニダス王は、アルカディア人で援軍を連れて来たダクソスと合流します。
ダクソスは、少ないスパルタ兵士たちに驚きます。
レオニダス王は、ダクソスに兵士ではないアルカディア人が多く、兵士の数でスパルタ兵士たちは多いと言い返します。

ディリオスは「この夜、王は眠ることはなかった。彼が生きてきた40年は、この輝かしい時へと導く1本の道だった。盾と槍の、剣と骨の、肉と血のまばゆいぶつかり合いへと、彼は導かれたのだ。ただ、悔やむべきは、命を賭ける者があまりにも少ないこと」と状況を説明します。

エフィアルテスは、岩の上に登り、立っています。
アスティノスは、レオニダス王にエフィアルテスがつけていると報告します。
レオニダス王は、アスティノスにエフィアルテスがスパルタからずっとだと答えます。

レオニダス王たちは、ペルシア軍の偵察隊が燃やした村に到着します。
子供が1人で歩いて来て、レオニダス王の前まで進み、倒れ、レオニダス王に抱きかかえながら息絶えます。
レオニダス王たちは、木に村人が貼りつけられて、死んでいるのを見ます。

ディリオスは「我々は灼熱の門へ進んだ。我々は狭い山間の道に入った。ここでは、大軍も力を発揮できない。スパルタの兵士、アルカディアの市民兵士、解放された奴隷たち、すべてが勇敢なギリシア人だ。兄弟たち。父たちと息子たち。我々は進んだ。名誉のため、兵士の本分のため、勝利のため、我々は進んだ。地獄の口の中に、我々は進んだ」と説明します。
エフィアルテスは、岩の上からスパルタ兵を見ています。

アスティノスは、隊長に海上には、見渡す限りのペルシア軍の船がいることを伝えます。
ディリオスは、隊長にギリシアからの手厚い歓迎を受けると言います。
レオニダス王は、隊長に雨になりそうだと付け加えます。

ディリオスは「ゼウスは、空を稲妻で刺し貫き、ペルシアの船を吹き荒れる風で打ち据えた。その見事さよ。スパルタ人らしき沈黙を守ったのは、ただ一人。それは我らが王のみだった」と説明します。
スパルタの兵士たちは、雄たけびを上げます。
この海には、ペルシア軍の戦艦がいますが、嵐のために沈没します。
レオニダス王率いる兵士達は、これを見て奮い立ちますが、レオニダス王は沈黙します。

ゴルゴー王妃は、評議会で評議員たちに自由を手に入れるには、血という高い代償がいると話させて欲しいと依頼します。
評議員は、ゴルゴー王妃からの依頼を受けます。

ステリオスとダクソスは、先行偵察を行い、ペルシア軍の大軍を目にします。
ダクソスは、ペルシア軍の大軍を見て、驚き、勝てないと思います。
ステリオスは、ペルシア軍の大軍を見て、世界最強の軍隊を相手にして戦い、”美しい死”が得られると言って奮い立ちます。

エフィアルテスは、岩の上からペルシア軍を見ています。
ペルシア軍の使者は、ペルシア軍の兵士の死体が串刺しにされて突き立てられている中を進んで、ポクシの壁まで進んできます。
アスティノス、ダクソスとステリオスは、ポクシの壁をペルシア軍の兵士の死体で再建しています。
ペルシア軍の使者は、スパルタ兵士たちに指揮官は誰だと質問し、ポクシの壁をペルシア軍の兵士の死体で再建していることに気が付きます。
ステリオスは、ペルシア軍の使者にペルシア軍の兵士の死体で石の隙間を埋めたと言います。
ステリオスは、剣を抜きます。
ペルシア軍の使者は、スパルタ兵士たちの野蛮な行いに報いを与えようと鞭を振り上げます。
ステリオスは、ペルシア軍の使者に飛びかかり、鞭を持つペルシア軍の使者の腕を切り落とし、クセルクセスの元に逃げ帰り、”我々は自由だ。奴隷ではない”と伝えるように言います。
ペルシア軍の使者は、ステリオスに女、息子、娘や親を奴隷にするが、ペルシア帝国の一千の国の太陽をも翳らせる矢が、スパルタ兵士たちを殺すと言い返します。
ステリオスは、ペルシア軍の使者に影の中で戦うと言い返します。

隊長は、レオニダス王にポクシの壁は完成し、丘を通って背後に回れる道はなく、ペルシア軍を灼熱の門に誘い込めますと報告します。
かくれていたエフィアルテスは、レオニダス王に西の尾根を通る山道があり、ペルシア軍が背後に回ることができますと進言し、スパルタ軍に加わりたいと申し出ます。
レオニダス王は、エフィアルテスが槍で鋭い突きができることを認めますが、盾を上げて身を守ることができず、戦いには使えないので、戦場の死体を片付け、負傷者を手当てし、水を運べと命令します。
エフィアルテスは、泣き出します。
レオニダス王は、立ち去ります。
エフィアルテスは、レオニダスが間違っているといいながら、スパルタの盾を崖の上から海に投げ捨てます。

レオニダス王は、隊長にフォキス人を西の尾根を通る山道に行かせ、ペルシア人にその道が知られぬように神に祈れと言います。
大地が揺れて、小石が落ちてきます。
隊長は地震だと感じますが、レオニダス王は敵軍の足音だと判断します。
ペルシア軍の大軍が海沿いの道を走って、進んでいます。
レオニダス王は、スパルタ兵士たちを鼓舞し、ペルシア軍との戦いに備えます。
ペルシア軍の使者は、スパルタ兵士たちに武器を捨てろと言って、スパルタ兵士が投げた槍で刺殺されます。
スパルタ人は、盾と槍を構えて、陣形を整えます。
ペルシア軍は、進軍のラッパを吹きならし、攻撃命令を下します。
ペルシア軍の兵士たちは、大軍で、スパルタ兵士たちに走って、突撃します。
スパルタ兵士たちは、ペルシア軍の兵士たちの突撃を押し止めます。
隊長は、スパルタ兵士たちにペルシア軍の兵士たちを押し返させて、槍でペルシア軍の兵士たち殺させます。
レオニダス王は、スパルタ兵士たちに今だと言って、ペルシア軍の兵士たちを盾ではねのけて、槍で突き殺させます。
スパルタ兵士たちは、これを繰り返し、ペルシア軍の兵士たちの死体を踏み越えて、前進します。
隊長は、スパルタ兵士たちに捕虜にせず、殺せと命令します。
レオニダス王は、スパルタ兵士たちに容赦するなと命令します。
スパルタ兵士たちは、生き残っているペルシア軍の兵士たちに止めを刺して殺します。
レオニダス王は、独りで前進し、盾で身を守りながら、ペルシア軍の兵士たちを槍で殺し、槍を投げて、ペルシア軍の兵士を殺し、剣を抜いて、盾で身を守りながら、剣でペルシア軍たちの兵士を殺します。
レオニダス王は、スパルタ兵士たちにペルシア軍の兵士たちに何か飲ませてやれと命令します。
スパルタ兵士たちは、盾を一斉に構え、ペルシア軍の兵士たちを押して、ペルシア軍の兵士たちを崖から海に突き落とします。
ペルシア軍の兵士たちは、スパルタ兵士たちに大量の矢が空を覆うように射かけます。
隊長は、スパルタ兵士たちに頭上を矢から守れと命令します。
アスティノスは、盾で身を守りながら、笑い出し、ステリオスに影の中で戦うと言います。
大量の矢は、攻めてきたペルシア軍の兵士たちも射抜き、殺します。
隊長は、矢での攻撃が無くなったので、スパルタ兵士たちを立ち上るように命令します。
レオニダス王は、立ち上がり、盾に刺さった矢を槍で薙ぎ払います。

ペルシア軍の騎兵たちが攻めてきます。
スパルタ兵士たちは、盾と槍を構えて、魚鱗の陣を整えます。
ペルシア軍は騎兵を先頭に、スパルタ兵士たちに襲い掛かります。
スパルタ人兵士たちは、ペルシア軍の騎兵たちの側面を攻撃し、捕虜を取らず、容赦もせずに殺します。

評議員は、ゴルゴー王妃に2日後に評議会で評議員たちに話ができるようになったと伝えます。
ゴルゴー王妃は、評議員に2日も待つ余裕はないといます。
評議員は、ゴルゴー王妃に2日の間に王座を狙っているセロン評議員を黙らせるために利用するように勧めます。
ゴルゴー王妃は、評議員に賢い心配りに礼を言います。
ゴルゴー王妃は、泉に手を入れながら、考えます。

レオニダス王は、リンゴをかじっています。
スパルタ兵士たちは、ペルシア軍兵士たちに止めを刺してます。
隊長は、レオニダス王にアルカディア人たちが戦闘に参加したいと伝えます。
レオニダス王は、隊長がダクソスにアルカディアで一番腕の腕の立つ20人で、次の敵襲に備えよと伝えるように言います。
ステリオスは、レオニダス王の所に走って戻って来て、小さな部隊で、攻撃とは思えませんが、敵が近づいていることを伝えます。
レオニダス王は、隊長に指揮を任せ、独りで敵に向かうことにします。
隊長は、レオニダス王が独りで敵に向かうことに反対します。
レオニダス王は、隊長に敵が自分を殺せば、全スパルタ軍が戦いに加わり、敵は敗北すると言い返します。
隊長は、レオニダス王の言うことに同意します。

レオニダス王は、独りでペルシア軍の方に歩いて行き、巨大な神輿の上に座っているクセルクセス王と対面します。
クセルクセス王は、階段を降りて、ペルシア人の背中を踏みしめて、レオニダス王の前に立ち、レオニダス王に戦いの無意味さを説いて、服従するように勧めます。
レオニダス王は、クセルクセス王に自由な者が暴君に立ち向かったこと、少数が大軍に立ち向かったこと、神の王さえ血を流したことを知ることに戦う価値があると言い返し、交渉は決裂します。

ステリオスとアスティノスは、ペルシア軍の兵士たちの死体を積み上げています。
レオニダス王は、戻って来て、スパルタ兵士たちにペルシア軍の兵士たちの死体を高く積め、激しい夜になると言います。

ディリオスは「やつらはペルシア王の暗黒の心に500年の間、従って来た。その目は夜の目ごとく暗く、その歯は鋭く研ぎあげられた牙、魂を持たぬ者ども。クセルクセス王の身辺に侍る護衛たち、ペルシア軍のえり抜きの兵士、アジアで最も恐ろしい死の戦士たち。”不死の軍団”神の王は不覚にも致命的な間違いを犯した。過大な自信だ。たやすく、挑発に乗り、罠にかかる。相手の傷を広げ、弱らせる前に、狂気の王は最高の切り札を切って来た。クセルクセス王はおとりのエサに食いついたのだ」と説明します。
仮面を付け表情はなく、背中に刀を2本背負っているペルシア軍最強の不死の軍団の戦士たちが進軍してきます。
不死の軍団の戦士たちは、高く積み上げられたペルシア人の死体を見上げて、剣を抜きます。
レオニダス王は、スパルタ兵士たちにペルシア軍の兵士たちの死体を押させて、ペルシア軍の兵士たちの死体を不死の軍団の戦士の上に落とします。
スパルタ兵士たちと不死の軍団の戦士と戦い始めます。
スパルタ兵士たちは、不死の軍団の戦士たちを殺します。
不死の軍団の戦士たちは、スパルタ兵士たちを殺します。
不死の軍団の戦士たちは、巨人を放ち、スパルタ兵士たちに向かわせます。
アスティノスは、隊長を助け、不死の軍団の戦士を殺します。
ディリオスは、不死の軍団の戦士を殺し、倒れます。
レオニダス王は、不死の軍団の戦士に襲われているディリオスを助けます。
巨人は、レオニダス王の後ろから斧を投げつけます。
アスティノスは、レオニダス王を屈ませて、投げつけられた斧をかわします。
巨人は、アスティノスを蹴飛ばします。
巨人は、レオニダス王の槍を掴んで、レオニダス王の槍を切り落とします。
レオニダス王は、巨人の攻撃を盾でかわします。
巨人は、アスティノスをはねのけます。
レオニダス王は、短剣を抜き、盾で守り、剣で巨人の足を切り、腕を貫きます。
巨人は、レオニダス王の短剣を手で掴み、投げ捨てます。
レオニダス王は、巨人の攻撃を盾でかわしますが、跳ね飛ばされます。
レオニダス王は、落ちている剣を拾い、巨人の攻撃を受け止めます。
巨人は、レオニダス王の兜を掴み、投げ捨てます。
レオニダス王は、アームブロックで、巨人の腕をブロックします。
レオニダス王は、落ちている短剣を拾い、巨人の目に突き刺します。
巨人は、目に刺さった短剣を引き抜きます。
レオニダス王は、落ちている巨人の剣で巨人の首を切り落とします。
レオニダス王は、アルカディア人たちに不死の軍団の戦士たちへの攻撃命令を出します。
アルカディア人たちは、不死の軍団の側面から攻撃を行います。

ディリオスは「アルカディア人たちは、叫び、ののしり、やたらに敵を刺した。戦いと言うより、ケンカだ。敵軍はさらに混乱した。勇敢なる素人たちは、その役目を果たした」と説明します。
レオニダス王は、不死の軍団に襲い掛かり、次々と倒します。
スパルタ兵士たちは、陣形を整え、不死の軍団に襲い掛かり、次々と倒します。
ディリオスは「不死の軍団は、我らが王の前では不死ではなかった。そして、自らを神と名乗る男は、その背筋に人間らしい寒気が走るのを感じていた」と説明します。
クセルクセス王は、崖の上から戦いを見ています。
スパルタ兵士たちとアルカディア人たちは、ペルシア軍最強の不死の軍団の戦士たちに勝利します。
ステリオスは、スパルタ兵士たちに我々を止められぬと鼓舞します。
スパルタ兵士たちは、鬨の声を上げます。
レオニダス王は、独りで夜空を見上げています。

ディリオスは「王さえも、名誉ある死以上の物を望み始めた。バカげた望みだが、叶うかもしれぬと。アジアの果てしなき大軍を相手を倒すという、勝ち目のない戦いに勝てるかもしれぬ。灼熱の門を守り抜けば、勝てるかもしれぬ。そして、夜明け、鞭がなった。野蛮な吠え声、後方の者は叫ぶ”進め!”前方の者はわめく”引け!”そこで我々が目にしたのは、クセルクセスの帝国の闇の底から吐き出された醜き野獣」と説明します。
大きなサイが、ペルシア軍の兵士を蹴散らして、突き進んできます。
アスティノスは、槍を手にして、サイの前に立ち、槍を投げつけ、サイの頭部に命中させます。
サイは、アスティノスの足元まで走って来て、絶命します。
アスティノスは、サイから槍を抜きます。
ペルシア軍は火炎瓶のようなもので攻撃します。
スパルタ兵士たちは、盾で守ります。
ステリオスは、ペルシア軍が投げる火炎瓶の中を突っ走って、火炎瓶の山に火をつけ、爆発させます。
クセルクセス王は、怒り、狂い、ペルシア軍の処刑人に、ペルシア軍の指揮官たちを殺させます。
ディリオスは「肉弾戦では及ばぬと知り、奴らは魔術に頼った。アジア全土から100もの国の軍隊が我々に襲いかかった。だが、狭い谷間に誘い込めば、相手の数は威を振るわぬ、何百と言う敵が倒れた。我々は、冷たい骸をクセルクセスに送り返したクセルクセス王は、軍の指揮官たちに腹立ちを覚え、罰を与えた。クセルクセスは、世界の裏側から怪物を引きずり出した。だが、動きの鈍いこの獣は、ペルシア兵の死体に足を滑らせた」と説明します。
巨大なゾウたちに乗ったペルシア軍の兵士たちは、スパルタ兵士たちに襲いかかります。
巨大なゾウたちは、ペルシア軍の兵士たち死体に足を滑らせて、海に落ちます。
アスティノスは、ペルシア軍の兵たちと戦い、次々と殺します。
アスティノスとステリオスは、息の合った攻撃と守りでペルシア軍の兵たちを殺しまくります。
レオニダス王は、スパルタ兵士たちに集めます。
隊長とアスティノスは見つめ合って、笑います。
アスティノスとステリオスの後ろから、白馬に乗ったペルシア兵士がやって来ます。
隊長は、「止めろ」と叫びます。
白馬に乗ったペルシア兵士は、アスティノスの後ろから首を切り落とします。
隊長は、襲いかかるペルシア軍の兵士たちを殺しまくります。
隊長は、首を失ったアスティノスの亡骸に泣き崩れます。
ディリオスは「戦いは続いた。命を落としたものは少なかったが、倒れたのは皆、友であり、流れたのは愛する者の血だ。首を失った亡骸を目にした隊長は、単身、敵に切り込んだ。我を失い、血に飢えて、息子を失った隊長の悲痛な叫び声は、戦の太鼓の重い響きより、敵を震え上がらせた。彼を引き戻し、落ち着かせるのに、3人の手が必要だった。この日は、我々の勝利。だが、祝いの歌は歌われなかった」と説明します。

エフィアルテスは、クセルクセス王の所にやって来ます。
クセルクセス王は、エフィアルテスに神として崇めるなら、どのような望むもの、どのような幸福もどのような快楽も与えると言います。
エフィアルテスは、クセルクセス王を神として崇め、ペルシア兵士たちをスパルタ軍の背後へと続く山道へ導くことにします。

ゴルゴー王妃は、評議会を握っているセロン評議員を家に招き入れ、スパルタ兵士たちをレオニダス王の元に送る力になって欲しいとお願いします。
セロン評議員は、見返りがないと言い返します。
ゴルゴー王妃は、衣類を脱ぎます。
セロン評議員は、ゴルゴー王妃に「すぐには、終わらせないぞ。楽しくはないだろうな。私は王ではない」と言います。
ゴルゴー王妃は、黙って、セロン評議員に犯されます。

スパルタ兵たちは、傷の手当てを行っています。
ディリオスは、左目に眼帯をします。
隊長は、神を呪い、独りで悲しんでいます。
ダクソスは、馬に乗って来て、レオニダス王にペルシア兵士たちが西の尾根を通る山道にやって来て、見張りのフォキス人が戦もせずに逃げて、朝までにはペルシア兵士たちに包囲され、灼熱の門は陥落し、戦いは負けると言います。
レオニダス王は、スパルタ兵士たちに栄誉の時に備えるのだと命令します。
レオニダス王は、ダクソスにスパルタ兵士は決して逃げぬ、スパルタ兵士は決して降伏はせぬ、ギリシア中のすべての者に、この言葉をを伝え、この真実を知らせるように言います。
ダクソスは、レオニダス王に部下を連れて退却するが、神の加護を祈ると言い残して、馬に乗って、走り去ります。

レオニダス王は、スパルタ兵士たちを集め、スパルタの掟により、退却しないし、降伏もせずに、一歩も引かずに戦い死ぬ、300のスパルタ人が最後の一息まで戦ったことにより自由という名の新しき時代が始まったことを世界は知るであろうと言います。
スパルタ兵士たちは、鬨の声を上がて応えます。
隊長は、レオニダス王に憎しみが心を満たしていると言います。
レオニダス王は、隊長によろしいと言い返します。

レオニダス王は、ディリオスを散歩に誘います。
レオニダス王とディリオスは、スパルタ人たちから離れて、2人になり、夜が明けます。
レオニダス王は、ディリオスに優れた兵士だが、他の者にはない才能も持っているので、全力を尽くして何が起きたかという勝利の物語を評議会に届け、ギリシア人すべてに知らせるように最後の命令を伝えます。
ディリオスは、レオニダス王に勝利の物語を伝えることにしますが、王妃への伝言を質問します。
レオニダス王は、ディリオスに首輪を渡し、言葉は必要ないと答えます。
ディリオスは、何百ものアルカディア人と共に、スパルタに戻ります。
ディリオスは、「何百もの兵士が去った。残った物は僅か。振り返ったのはただ1人」と説明します。
レオニダス王は、スパルタ兵士たちに朝の食事を用意し存分に食べ、今宵我々は地獄に向かうと宣言します。

ゴルゴー王妃は、評議会に向かいます。
評議員は、ゴルゴー王妃を評議会に迎い入れます。
ゴルゴー王妃は、評議員たちに王妃としてのみでなく、母親として、妻として、スパルタの女としてここに来て、我々だけでなく、子供のために、自由を守るために、正義のために、法と秩序のために、理性のために、希望のために、歴史に葬り去られぬように、彼らの勇気が我々を結び付け、我々が彼らの行いに鼓舞され、勇気を反映されることでスパルタ軍をペルシア軍と戦っている王と300名のスパルタ兵士のところにに送らなければならないと訴えます。
評議員たちは、ゴルゴー王妃の雄弁で情熱的な演説に感銘を受けます。
セロン評議員は、評議員たちにゴルゴー王妃がセロン評議員を体で買収したと暴露されます。
ゴルゴー王妃は、セロン評議員に殴りかかろうとして、警備兵に止められますが、警備兵の剣を手にセロン評議員を刺し、「すぐには、終わらせぬぞ。楽しくはないだろうな。私は、お前の王妃ではない」と言います。
セロン評議員は倒れ、ペルシアの金貨が零れ落ちます。
評議員たちは、ペルシアの金貨を手にして、セロン評議員が裏切り者であることに気が付きます。
ゴルゴー王妃は、警備兵の剣を投げ捨てて、評議会から立ち去ります。

エフィアルテスは、不死の軍団の戦士たちと共に灼熱の門の上にいます。
不死の軍団の戦士たちがは、灼熱の門の後ろ側から、剣を手にして、スパルタ兵士たちに近づきます。
クセルクセス王は、灼熱の門の前から、不死の軍団の戦士たちを引き連れて、やって来ます。
ペルシア兵たちと不死の軍団の戦士たちは、灼熱の門の上から弓矢を構えます。
レオニダス王は、独りで立っています。
スパルタ兵士たちは、盾で体を覆い隠しています。
レオニダス王とスパルタ兵士たちは、ペルシア軍に包囲されます。
ペルシア軍の隊長は、レオニダス王にスパルタ人の兵士たちの健闘を称え、勇気と力を称賛し、勝利したとして同盟を申し入れます。
エフィアルテスは、レオニダス王に同盟を受け入れべきだと言います。
レオニダス王とクセルクセス王は、にらみ合います。
ペルシア軍の隊長は、レオニダス王にクセルクセス王に跪くように言います。
レオニダス王は、大きなオオカミと対峙した30年以上も前の凍てつく冬ことを想い出します。
レオニダス王は、兜を脱ぎ棄てます。
ペルシア軍の隊長は、クセルクセス王を振り返ります。
クセルクセス王は、立ち上がります。
レオニダス王は、盾を投げ捨てます。
レオニダス王は、エフィアルテスに永遠に生きるが良いと言います。
エフィアルテスは目を閉じて、レオニダス王から顔をそむけます。
レオニダス王は、槍を捨て、両膝を地に付け、両手を地に付けます。
クセルクセス王は、両手を広げます。
レオニダス王は、ゴルゴー王妃のことを想い出し、ステリオスの名を叫びます。
ステリオスは、スパルタ兵の陣形の中から現れて、レオニダス王を踏み台にして、ペルシア軍の隊長を一突きにして、殺します。
クセルクセス王は、ペルシア軍の兵士たちにスパルタ兵士たちを皆殺しにしろと命令します。
ペルシア軍の兵士たちは、槍を投げ、矢を放ちます。
レオニダス王は、立ち上がり、槍を手にして、槍でクセルクセス王を狙い、走りながら、クセルクセス王にめがけて、槍を投げます。
レオニダス王が投げた槍は、クセルクセス王の顔をかすめます。
クセルクセス王は、顔の傷に驚きます。
スパルタ兵士たちは、次々に矢が刺さり、倒れて行きます。
レオニダス王にも、矢が刺さります。
隊長は、ペルシア兵たちに襲いかかります。
ペルシア兵たちは、隊長に槍を刺して、殺します。
隊長は、自分を殺そうとしたペルシア兵たちを切り倒します。
不死の軍団の戦士たちが、隊長に襲いかかり、止めを刺します。
レオニダス王は、倒れます。
レオニダス王とステリオスは、共に生き、共に死ぬのは名誉だと言い合います。
ペルシア軍の兵士たちは、矢を放つ準備をして、レオニダス王に狙いを付けます。
レオニダス王は、再び立ち上がります。
レオニダス王は、「王妃よ!我が妻。愛する者よ」と叫びます。
ペルシア軍の兵士たちは、レオニダス王に無数の矢を放ちます。

ゴルゴー王妃は、戻って来たディリオスを出迎えます。
ディリオスは、ゴルゴー王妃に首飾りを手渡します。
レオニダス王の息子は、ディリオスの脇を通り、ゴルゴー王妃へ向かって行き、ゴルゴー王妃に抱き着きます。
ゴルゴー王妃は、息子の様子を見て、息子に首飾りをかけ、息子を抱きしめます。
ディリオスは、ゴルゴー王妃とレオニダス王の息子の様子を見て、スパルタに向かいます。
ディリオスは、評議会で「我々を忘れるな。王からの命令は簡潔だった。なぜ、我々が死んだのかを覚えておけ。王は、捧げ物も、歌も、記念碑も、詩も要らぬと言った。王の願いは一つ、忘れるな。王は、そう言った。それが、彼の望み。自由な魂がかの地を通るとき、これから数えきれなぬ年月が流れようとも、我々がささやく声を永遠に朽ちぬ石から聞かせなければならぬ。スパルタ人よ、通り過ぎる者に語れ。我らは、スパルタの掟のもとに眠る。我らの王は死んだ。我らの兄弟は死んだ」とレオニダス王の言葉を伝えます。

レオニダス王とスパルタ兵たちには大量の矢が突き刺さり、死に絶えています。

ディリオスは、プラタイアでペルシア軍と戦う前に、スパルタ兵士たちに「それが、わずか1年前だ。それから、私は、ずっと王の残した謎めいた勝利の言葉を考えてきた。やはり、彼は賢かった。自由なギリシア人から自由なギリシア人へ、その言葉は広められ、勇敢なるレオニダス王と300の兵士は、故郷を遠く離れ、自らの命を賭けて、スパルタだけではなく、ギリシアすべてに、栄光の未来を約束したのだ。今、プラタイアイと呼ばれるこの岩だらけ険しい地で、クセルクセスの軍は、この世から跡形もなく消える。待っておれ、野蛮なる者の群れよ。真の恐怖が奴らの心臓を氷の指で締め付けるであろう。奴らもかつて300の兵士の剣と槍がもたらした容赦ない恐怖を忘れてはいないはずだ。そして、今、奴らは、この平原の向こうで、1万のスパルタ軍と3万の自由なるギリシア軍の姿を見ている。」と伝え、スパルタ兵士たちを鼓舞します。
スパルタ兵たちは、ディリオスに鬨の声を上がて応えます。
ディリオスは、スパルタ兵たちに「敵軍の数はたかだか我々の3倍だ。勝機は充分にある。今日こそ、我々は世界を神秘主義と暴君から救う。どんな宝よりも、光り輝く未来をもたらすのだ。感謝せよ!皆の者、レオニダスと勇敢なる300の兵士に、勝利へ!」と伝え、スパルタ兵士たちを鼓舞します。
スパルタ兵たちは、ペルシア軍に向かって進軍します。

登場人物

レオニダス

レオニダスは、ジェラルド・バトラーが演じる都市国家スパルタの王で、産まれたときに体が弱い、小さい、病気がないかなどを詳しく調べられ、立つことができるようになると、その子は戦いの日で洗礼を受け、決して逃げるな、決して負けを認めるなと、戦場での死はスパルタ人にとってこの世で最高の栄誉であると教えられ、7歳にして、スパルタの習わしに従い、その子は母親の元から離され、暴力の世界に放り込まれ、アゴゲという教育により、戦いを体に叩き込まれ、食事も与えられず、飢えの凌ぐために、食べ物を盗み、必要なら、人を殺し、棍棒や鞭によって打ちすえられ、痛みに悲鳴をあげないことや情けを捨て去ることを教えられ、しばしば、荒野に投げ出され、試練を受け、大人になる儀式であり、荒野での試練を経ることで、スパルタ人の一員に戻ることができ、自然の怒りに立ち向かうには、自らの知恵と意思だけが武器で、狼が近づいてきて、狼の爪は黒き鋼、体毛は暗き夜のとばり、目は赤く輝き、まさに地獄の底に光る宝石のような狼で、狼が鼻を鳴らし、獲物の香りを楽しんでいて、狼を狭い通路におびき寄せ、身動きを取れなくして、レオニダスの体を貫いたのは、恐怖ではなく、研ぎ澄まされた戦いの感覚で、冷たい空気がレオニダスの肺を満たし、風にたわむ松の木が夜におののき、ざわめき、レオニダスの手は沈着で、レオニダスの動きは完璧で、身動きが取れなくなった狼を槍の一突きで殺し、死んだと思われていましたがスパルタに戻り、偉大なスパルタの王になり、狼と戦った凍てつく冬から30年以上が経ち、息子を戦いの日の戦闘訓練を行い、息子に戦闘訓練で流した汗の分だけ、戦場で流す血が少なくなること、恐怖は誰の中にもある、それを受け入れこと、スパルタ人にとって力となるのは仲間の戦士で、仲間には敬意を払い、頭で戦うことを教え、ゴルゴー王妃からペルシアの使者が来たことを伝えられ、セロン評議員の紹介で、ペルシアの使者に会い、ペルシアの使者に王の使いであろうとも自らの言葉の責任を負うと言い、何を伝えに来たのだと聞き、ペルシアの使者からクセルクセス王に服従する証として土と水を要求され、アテナイ人がペルシアの要求を退けたことを指摘し、剣を抜き、ペルシアの使者に向け、土と水なら、ペルシアの国にもふんだんにあるはずだと指摘し、井戸へ追い詰め、ゴルゴー王妃を見て、ゴルゴー王妃から殺せと合図を受け、ペルシアの使者を井戸に蹴落とし、ペルシアと戦うことを決意し、山を登り、落ちそうになりながらも、古の神に仕える神官エフォロイのところに行き、エフォロイたちに貢物を要求され、袋に入った大量の金貨を投げ渡し、エフォロイたちに地の利を生かして戦えば勝てると言いますが、エフォロイたちがカルネイア祭の時期に、スパルタが戦を行うことは法律で認めらないと宣託を下され、ペルシアと戦うことができずに、王宮に戻り、夜空を見上げ、寝ているゴルゴー王妃に触れ、ゴルゴー王妃に宣託者に男の欲望も奪われたのかと聞かれ、ゴルゴー王妃への欲望が奪われたりはしないと答え、ゴルゴー王妃に王の従う法律が何もしてはならんという決定を下した時に、王が何をすれば良いのだと問い、ゴルゴー王妃にスパルタの民としてではなく、夫や王としてでもなく、自由な男として、あなた自身の心に問うのですと言われ、決心がつき、ゴルゴー王妃とセックスをして、翌朝、テルモピュライにある灼熱の門に向かうために隊長に全ては名を継ぐ息子を持つ300名のスパルタ兵士たちを集めさせ、隊長の息子であるアスティノスに気が付き、隊長を褒め、セロン評議員が戦争を始めてはならないという託宣は下っていると言われ、セロン評議員に進軍などは命じてはいず、北へ向かうための護衛を務める300の兵士たちで、スパルタには、息子が必要になると言い返し、ゴルゴー王妃が盾を手渡し、息子が兜を手渡し、ゴルゴー王妃と息子を見て、立ち去り始め、ゴルゴー王妃に呼び止められ、ゴルゴー王妃が首飾りを外して、首飾りを付けて、ゴルゴー王妃が「盾と共に帰れ、死すとも」と言い、「必ず、帰る」と答え、出発し、援軍に駆け付けたダクソスに会い、ダクソスに兵士はスパルタの方が多いと言い、アスティノスにエフィアルテスがスパルタからずっとつけていると答え、ペルシアの偵察隊で不死の軍団により燃やされてた村を見つけ、ダクソスに不死の軍団か試してやると言い、木に村人が貼りつけられて、死んでいるのを見て、テルモピュライにある灼熱の門に到着し、海上に見渡す限りのペルシア軍の船を見て、雨になりそうだと言い、ペルシア軍の戦艦が嵐のために沈没するのを見て、沈黙し、翌朝、隊長から壁が完成したことを伝えられ、隊長に丘を通って、背後に回れる道はあるのかと質問し、隊長がありませんと答えますが、エフィアルテスが西の尾根を通るかつてヤギが通った山道があり、背後に回れることを教え、エフィアルテスがスパルタの兵士たちに加わりたいと言いますが、エフィアルテスが盾を上げて、身を守ることができないので、エフィアルテスをスパルタの兵士たちに加えず、エフィアルテスに後方支援を命じ、隊長にフォキス人をヤギの山道に行かせるように命じ、大地が揺れて、小石が落ちて、隊長にペルシア軍の足音だと言い、スパルタ兵士たちにペルシア軍をこの場所でくい止め、スパルタ軍はここで戦い、ペルシア軍はこの場所で死に、今日という日が歴史に刻まれる日だと鼓舞し、スパルタ兵士たちに陣形を整えさせ、ペルシア軍の兵士たちを殺させ、独りで前進し、盾で身を守りながら、ペルシア軍の兵士たちを槍で殺し、槍を投げて、ペルシア軍の兵士たちを殺し、剣を抜いて、盾で身を守りながら、剣でペルシア軍の兵士たちを殺し、スパルタ兵士たちにペルシア軍の兵士たちに何か飲ませてやれと言い、スパルタ兵士たちに陣形を整えさせ、ペルシア軍の兵士たちを崖から海に突き落とし、大量の矢が空を覆うように飛んできて、盾で身を守り、盾に刺さった矢を槍で薙ぎ払い、スパルタの兵士たちは誰も死なないと言いながら、ペルシア軍の騎兵たちがスパルタの兵士たちに襲い掛かりますが、スパルタの兵士たちに魚鱗の陣を整えさせ、スパルタ人兵士たちにペルシア軍の騎兵たちの側面を攻撃させ、壊滅させ、リンゴを食べ、隊長からアルカディア人がペルシア軍に攻め入りたいと言っていると伝えられ、腕の立つ20人のアルカディア人たちに次の敵襲に備えるようにダクソスに伝えさせ、ステリオスから敵が近づいていると報告を受け、一人で敵を丁重に迎えることにすると、隊長に反対されますが、隊長に愚かな敵に殺されれば全スパルタ軍が戦いに加わることになるので、その幸運を祈れと言い返し、独りでペルシア軍の方に歩いて行き、クセルクセスと対面し、クセルクセスからの停戦を断り、戦うことを選び、スパルタの兵士たちのところに戻り、スパルタの兵士たちに激しい夜になると鼓舞し、ペルシア軍の不死の軍団が攻めて来て、不死の軍団と戦い始め、不死の軍団を殺し、不死の軍団が巨人を放ち、スパルタ兵士たちに向かわせ、アスティノスがレオニダス王を屈ませて、巨人が投げた斧をかわし、巨人が襲いかかられ、槍を掴まれ、切り落とされ、巨人の攻撃を盾でかわし、アスティノスから剣を受け取り、巨人の足を切り、腕を貫きますが、巨人に剣を掴まれ、投げ捨てられ、巨人の攻撃を盾でかわしますが、跳ね飛ばされ、落ちている剣を拾い、巨人の攻撃を受け止め、剣を掴まれ、投げ捨てられ、アームブロックで、巨人の腕をブロックし、落ちている短剣を拾い、巨人の目に突き刺し、落ちている巨人の剣で巨人の首を切り落とし、アルカディア人たちに不死の軍団の側面から攻撃させ、不死の軍団に襲い掛かり、次々と倒し、不死の軍団に勝利し、独りで夜空を見上げ、名誉ある死以上のペルシア軍に勝つことを期待し始め、ペルシア軍と戦い勝ち続け、左目に眼帯をしているディリオスにその傷程度ならまだ戦えるなと言い、夜になって馬でやって来たダクソスがペルシア軍が山羊の山道にやって来て、見張りのフォキス人が戦もせずに逃げ、ペルシア軍に包囲され灼熱の門は陥落する言われますが、スパルタ兵たちに栄誉の時に備えるように言い、ダクソスにスパルタ人が決して逃げないし、降伏もしないことをギリシア中のすべての者にこの真実を伝えと言い、ダクソスが馬に乗って走り去り、スパルタ兵たちに退却せず、降伏もしたいというスパルタの掟により一歩も引かずに戦い、死ぬことで、世界が自由という名の新しき時代が始まったことを知るであろうと言い、ディリオスを連れて歩き、二人になったところで夜が明け、ディリオスに最後の命令、勝利の物語を評議会に届けさせ、ゴルゴー王妃に首輪を届けさせ、アルカディア人たちと共に帰るディリオスを見送り、スパルタ兵たちに朝の食事を用意させ存分に食べさせ、我々は地獄に向かうと言い、ペルシア軍に囲まれ、盾で体を覆い隠しているスパルタの兵士たちの前に一人で立ち、ペルシア軍の隊長から健闘を称えられ、同盟を結べば、クセルクセスと同格で、ギリシア全土を支配する大王とすると言われ、エフィアルテスからも同盟を勧められ、大きなオオカミと対峙したことを想い出し、兜を脱ぎ棄て、盾を投げ捨て、エフィアルテスに永遠に生きるが良いと言い、槍を捨て、膝を地に付け、手を地に付け、ゴルゴー王妃のことを想い出し、ステリオスと叫び、クセルクセス王にめがけて、槍を投げ、槍がクセルクセス王の顔をかすめますが、クセルクセス王を殺せず、大量の矢に射抜かれ、地に倒れますが、再び立ち上がり、王妃よ、我が妻。愛する者よと叫び、再び大量の矢に射抜かれ、亡くなります。

ディリオス

ディリオスは、デビッド・ウェナムが演じる都市国家スパルタの兵士で、ナレーションを務め、スパルタとレオニダスについて紹介し、死んだと思われていたレオニダスが戻って来て、スパルタの王になり、ペルシア帝国がスパルタを進攻しようとしていると説明し、レオニダス王と共にテルモピュライにある灼熱の門でペルシア軍と戦い、戦闘で左目を失い、左目に眼帯をして、ペルシア軍が背後に回り込み、ペルシア軍に囲まれることを悟ったレオニダス王から評議会に言葉を届けるという最後の命令を受け、レオニダス王の物語をギリシア人すべてに知らせ、語り伝えるように命令され、ゴルゴー王妃に言葉の代わりに首輪を渡すように言われ、アルカディア人と共にテルモピュライからスパルタに戻り、評議会でレオニダス王の言葉である「我々を忘れるな。王からの命令は簡潔だった。なぜ、我々が死んだのかを覚えておけ。王は、捧げ物も、歌も、記念碑も、詩も要らぬと言った。王の願いはただ一つ、忘れるな。王は、そう言った。それが、彼の望み。自由な魂がかの地を通るとき、これから数えきれなぬ年月が流れようと、我々がささやく声を永遠に朽ちぬ石から聞かせなければならない。スパルタ人よ、通り過ぎる者に語れ。我らは、スパルタの掟のもとに眠る。我らの王は死んだ。我らの兄弟は死んだ」という言葉を伝えます。
最後は、ディリオスはプラタイアでペルシア軍と戦う前に、スパルタ兵たちにテルモピュライでペルシア軍と戦い、戦死したレオニダス王について語り、スパルタ兵たちの士気を高め、ペルシア軍に決戦を挑んでいきます。

ペルシアの使者

ペルシアの使者は、ピーター・メンサーが演じるペルシアの使者で、国々を支配した証として、征服した国々の王の頭蓋骨と宝石を持ってスパルタを訪れ、スパルタ人に征服した国々の王の頭蓋骨と宝石を見せつけ、セロン評議員の仲介で、レオニダス王とゴルゴー王妃に面会し、レオニダス王にスパルタの土と水を要求し、レオニダス王にクセルクセス王の偉大さを説きに服従する証としてスパルタの土と水を差し、王として最後の言葉になるかもしれないので、言葉を慎重に選ぶように言い、レオニダス王に剣を向けられ、井戸へ追い詰め、アテナイ人がペルシア人の要求を退け、ペルシアにも土と水はあるはずで、征服した国の王の首と宝石をスパルタに持ち込み、脅し、ゴルゴー王妃を屈辱したと言われ、レオニダス王「これがスパルタの流儀だ」と言われて、井戸に蹴落されて亡くなります。

ゴルゴー

ゴルゴーは、レナ・ヘディが演じるレオニダスの妻で、都市国家スパルタの王妃で、レオニダス王が息子に戦闘訓練を行うのを見て、スパルタ兵からペルシアの使者が来たことを聞き、ペルシアの使者を仲介したセロン評議員に挨拶し、レオニダス王とペルシアの使者の面会に立ち合い、ペルシアの使者に「本物の男を産むのは女だからよ」と言い、レオニダス王にペルシアの使者を殺せと合図し、ペルシアの使者を殺させ、エフォロイからペルシア軍と戦ってはならぬと言われたレオニダス王にスパルタの民としてではなく、夫や王としてでもなく、自由な男として、あなた自身の心に問うのだと言い、レオニダス王とキスをして、セックスをして、翌日、護衛を務める300の兵士たちと共にテルモピュライにある灼熱の門に向かうレオニダス王に盾を手渡し、首飾りを外して、レオニダス王に首飾りを付け、レオニダス王に「盾と共に帰れ、死すとも」と言い、「必ず、帰る」と言われ、レオニダス王たちを見送り、評議員に評議員たちを集めて、評議員たちに自由を手に入れるには、血という高い代償がいると話させて欲しいと依頼し、評議員から2日後に評議会で話をすることができると伝えられ、評議員から2日間で王座を狙うセロン評議員を黙らせるように言われ、評議員の賢い心配りにお礼を言い、評議員と別れ、泉に手を入れながら、考え、セロン評議員が息子を連れて来て、夜にセロン評議員と密会し、セロン評議員にスパルタの掟では全ての人間の価値は同じではないので、人は平等だと思うなら愚か者だと言われてセロン評議員の頬をはたき、自分の利益のためにしか闘わず、現実主義者で、評議会を握っているセロン評議員にレオニダス王を助けるために体を要求され、服を脱ぎ、セロン評議員を体で買収し、「すぐには、終わらせないぞ。楽しくはないだろうな。私は王ではない」と言われ、翌日、評議会に向かい、評議員たちに我々だけでなく、子供のために、自由を守るために、正義のために、法と秩序のために、理性のために、希望のために、レオニダス王と300のスパルタ兵士たちが歴史に葬り去られぬために、レオニダス王と300のスパルタ兵士たちの勇気が我々を結び付けるために、レオニダス王と300のスパルタ兵士たちの行いを鼓舞するために、レオニダス王と300のスパルタ兵士たちの勇気を反映するために、すべてのスパルタ兵士たちをレオニダス王と300のスパルタ兵士たちの元に送るように演説し、評議員たちの心を動かしますが、セロン評議員が体で買収した事実を明かされ、警備兵に評議会から連れ出されようとしますが、警備兵の剣を手にして、セロン評議員の体を剣で突き刺し、セロン評議員に「すぐには、終わらせぬぞ。楽しくはないだろうな。私は、お前の王妃ではない」と言い返し、セロン評議員を殺し、剣を投げ捨てて、評議会から立ち去り、戻って来たディリオスを出迎え、ディリオスから首飾りを受け取り、息子に首飾りを付け、抱きしめます。

セロン評議員

セロン評議員は、ドミニク・ウェストが演じる都市国家スパルタの評議員で、ペルシアの使者をレオニダス王とゴルゴー王妃に紹介し、レオニダス王にペルシアの使者と穏便に話し合うように助言しますが、レオニダス王がペルシアの使者を井戸に蹴落とし、ペルシアとの話し合いは決裂し、エフォロイたちに大量のペルシア金貨を渡し、エフォロイたちがレオニダス王にペルシア軍と戦うなと宣託を下させ、エフォロイたちにスパルタがペルシア軍に敗れたとき、大量のペルシア金貨と帝国の隅々から選りすぐった新しい宣託者が日ごとに届けられると言って、エフォロイたちを買収し、モピュライにある灼熱の門に向かう300名のスパルタ兵たちと共にレオニダス王に法律によりスパルタ軍は戦争を始めてはならないと言い、レオニダス王から進軍などは命じてはいず、北へ向かうための護衛を務める300の兵士たちで、スパルタには、息子が必要になると言い返えされ、ゴルゴー王妃に夜に呼び出され、スパルタの掟では全ての人間の価値は同じではないので、人は平等だと思うなら愚か者だと言って、ゴルゴー王妃に頬をはたかれ、スパルタ兵士たちをレオニダス王の元に送る力になってほしいと頼まれ、自分の利益のためにしか闘わず、現実主義者で、評議会を握っているので、ゴルゴー王妃にレオニダス王を助けるために体を要求し、服を脱いだゴルゴー王妃を犯し、「すぐには、終わらせないぞ。楽しくはないだろうな。私は王ではない」と言い、翌朝、ゴルゴー王妃の評議会での演説に拍手を送りますが、レオニダス王がスパルタ軍と戦い、スパルタに戦争をもたらしたと指摘し、ゴルゴー王妃に体で買収しようとしたと明かし、警備兵にゴルゴー王妃を評議会から連れ出せと命じ、警備兵の剣を手にしたゴルゴー王妃に体を剣で突き刺され、ゴルゴー王妃から「すぐには、終わらせぬぞ。楽しくはないだろうな。私は、お前の王妃ではない」と言い返され、倒れ、ペルシアの金貨が零れ落ち、ペルシアに買収されていたことが発覚します。

エフォロイ

エフォロイは、都市国家スパルタの古の神に仕える神官で、山の上に住んでいて、宣託者を手で弄び、地獄のごとき、黒い魂の餌食として、スパルタの法律ではエフォロイの言葉には従わねばならず、エフォロイの祝福をしなければ、レオニダス王が戦を始めることができないから、レオニダス王に貢物を要求し、レオニダス王が袋に入った大量の金貨を投げ渡され、レオニダス王から地の利を生かして戦えば勝てると言いわれますが、宣託者から神の言葉を聞き、レオニダス王にカルネイア祭の時期に、スパルタが戦を行うことは法律で認めらないと宣託を下し、セロン評議員から大量のペルシア金貨と帝国の隅々から選りすぐった新しい宣託者が日ごとに届けられると言われて買収されています。

宣託者

宣託者は、ケリー・クレイグが演じる美しいスパルタの娘から選ばれた巫女で、エフォロイ共に山の上に住んでいて、エフォロイたち手で弄ばれ、地獄のごとき、黒い魂の餌食となり、踊って、神の言葉を聞き、エフォロイに神の言葉を告げます。

隊長

隊長は、ヴィンセント・リーガンが演じるスパルタ軍の隊長で、レオニダス王の命令で全ては名を継ぐ息子を持つ300名のスパルタ兵を集め、自らの息子であるアスティノスも集め、レオニダス王に褒められ、300名のスパルタ兵たちに出発を命じ、ペルシアの20名ほど偵察隊で不死の軍団により燃やされてた村を見つけ、木に村人が貼りつけられて、死んでいるのを見て、テルモピュライにある灼熱の門に到着し、海上に見渡す限りのペルシア軍の船を見て、ペルシア軍の戦艦が嵐のために沈没するのを見て奮い立ち、翌朝、レオニダス王に壁が完成したことを伝え、レオニダス王から丘を通って、背後に回れる道はあるのかと質問され、ありませんと答え、西の尾根を通るかつてヤギが通った山道があり、背後に回れると言うエフィアルテスを追い返そうとして、レオニダス王がエフィアルテスの話を聞くことにしたので離れ、レオニダス王からフォキス人をヤギの山道に行かせるように命じられ、大地が揺れて、小石が落ちて、レオニダス王からペルシア軍の足音だと言われ、スパルタ兵士たちを盾の誇りにかけて戦うと鼓舞して、スパルタ兵士たちに陣形を整えさせ、ペルシア軍の兵士たちと激突し、盾でペルシア軍の兵士たちを押し返して、槍でペルシア軍の兵士たちを殺し、ペルシア軍の兵士たちを殺させ、盾で身を守りながら、ペルシア軍の兵士たちを捕虜にせずに槍で殺し、剣を抜いて、盾で身を守りながら、剣でペルシア軍の兵士を殺し、ペルシア軍の兵士たちに喉が渇いたかと尋ね、スパルタ兵士たちに陣形を整えさせ、ペルシア軍の兵士たちを崖から海に突き落とし、素晴らしい滑り出しだと言い、大量の矢が空を覆うように飛んできて、スパルタ兵士たちに盾で頭上を守るように命じ、ペルシア軍の騎兵たちがスパルタの兵士たちに襲い掛かりますが、スパルタの兵士たちと共に魚鱗の陣を整え、アスティノスに焦るなと言い、スパルタ人兵士たちにペルシア軍の騎兵たちの側面を攻撃させ、壊滅させ、レオニダス王にアルカディア人がペルシア軍に攻め入りたいと言っていると伝え、レオニダス王から腕の立つ20人のアルカディア人たちに次の敵襲に備えるようにダクソスに伝えるように言われ、敵が近づいていると報告を受け、レオニダス王が一人で敵を丁重に迎えることにすることに反対しますが、レオニダス王から愚かな敵に殺されれば全スパルタ軍が戦いに加わることになるので、その幸運を祈れと言い返され、レオニダス王が一人で敵を丁重に迎えることことに同意し、ペルシア軍最強の不死の軍団と戦い、アスティノスに助けられ、ペルシア軍最強の不死の軍団に勝利し、ペルシア軍と戦い勝ち続け、白馬に乗ったペルシア兵がアスティノスの背後から近づき、アスティノスの後ろから首を切り落とされるのを見て、気が狂い、襲いかかるペルシア軍の兵たちを殺しまくり、首を失ったアスティノスの亡骸に泣き崩れ、夜になってペルシア軍が山羊の山道にやって来て、見張りのフォキス人が戦もせずに逃げ、ペルシア軍に包囲され灼熱の門は陥落することになると知り、レオニダス王から栄誉の時に備え、スパルタ兵たちに退却せず、降伏もしたいというスパルタの掟により一歩も引かずに戦い、死ぬことで、世界が自由という名の新しき時代が始まったことを知るであろうと言われ、レオニダス王に誇りを持って戦ったアスティノスに誰よりも愛していると告げられなかったことを人生で初めて悔いで、心が憎しみで満ちていると言い、朝の食事を用意させ存分に食べ、ペルシア軍に囲まれ、盾で体を覆い隠し、レオニダス王がクセルクセス王にめがけて、槍を投げ、ペルシア兵たちに襲いかかり、ペルシア兵たちに槍で襲われ、殺そうとしたペルシア兵たちを切り倒しますが、不死の軍団の兵士たちに殺されます。

アスティノス

アスティノスは、トム・ウィズダムが演じる隊長の息子で、スパルタの兵士で、レオニダス王の命令で隊長に集められた300名のスパルタ兵の一人で、300名のスパルタ兵たちと共に出発し、ペルシアの20名ほど偵察隊で不死の軍団により燃やされてた村を見つけ、木に村人が貼りつけられて、死んでいるのを見て、テルモピュライにある灼熱の門に到着し、海上に見渡す限りのペルシア軍の船を見て、スパルタ兵たちに伝え、ペルシア軍の戦艦が嵐のために沈没するのを見て奮い立ち、灼熱の門にポクシの壁を作り、大地が揺れて、小石が落ちて、ペルシア軍がやって来て、レオニダス王がペルシア軍をこの場所でくい止め、スパルタ軍はここで戦い、ペルシア軍はこの場所で死に、今日という日が歴史に刻まれる日だと鼓舞され、陣形を整え、ペルシア軍の兵士たちと激突し、盾でペルシア軍の兵士たち押し返して、槍でペルシア軍の兵士たちを殺し、盾で身を守りながら、ペルシア軍の兵士たちを捕虜にせずに槍で殺し、剣を抜いて、盾で身を守りながら、剣でペルシア軍の兵士を殺し、スパルタ兵士たちと共に陣形を整え、ペルシア軍の兵士たちを崖から海に突き落とし、大量の矢が空を覆うように飛んできて、盾で頭上を守り、ペルシア軍の騎兵たちがスパルタの兵士たちに襲い掛かりますが、スパルタの兵士たちと共に魚鱗の陣を整え、隊長に焦るなと言われ、スパルタ人兵士たちにペルシア軍の騎兵たちの側面を攻撃し、壊滅し、ペルシア軍の攻撃を止め、生き残ったペルシア軍兵士たちに止めを刺し、ステリオスと共にペルシア軍の兵士たちの死体を積み上げてポクシの壁を補強し、ペルシア軍最強の不死の軍団と戦い、隊長を助け、ペルシア軍最強の不死の軍団に勝利し、ペルシア軍が放ち突き進んできた大きなサイに槍を投げつけ、サイの頭部に命中させ、大きなサイが足元まで走って来て、絶命し、大きなサイから槍を抜き、巨大なゾウと戦い、ステリオスと息の合った攻撃と守りでペルシア軍の兵士たちを殺しますが、白馬に乗ったペルシア兵がアスティノスの背後から近づかれ、後ろから首を切り落とされ、戦死します。

息子

息子は、レオニダスの息子で、レオニダス王から戦闘訓練を受け、流した汗の分だけ戦場で流す血が少なくなり、恐怖は誰の中にもあるので、恐怖を受け入れ、力となるのは仲間の戦士なので、仲間には敬意を払い、まず頭で戦うことを教えられ、ゴルゴー王妃に心で戦うことを教えられ、300名のスパルタ兵たちと共に出発するレオニダス王に兜を手渡し、見送り、戻って来たディリオスを出迎え、ゴルゴー王妃から首飾りをかけられ、ゴルゴー王妃に抱きしめられます。

エフィアルテス

エフィアルテスは、アンドリュー・ティアナンが演じるスパルタでスパルタ兵士の父親の子として生まれましたが、生まれ持った障害により盾を上げて、身を守ることができないので、捨てられないように、両親と共にスパルタを離れますが、父親から何者をも恐れず、槍と盾と剣と心を持って戦うことを教えられ、父親のスパルタ兵士のマント、盾、兜、剣と槍を持って、300名のスパルタ兵たちと共に出発するレオニダス王の後ろを追いかけ、テルモピュライにある灼熱の門に到着し、レオニダス王に丘を通って、背後に回れる西の尾根を通るヤギが通った山道の存在を教え、この山道を通ればスパルタ兵士たちはペルシア軍に包囲されること、槍で鋭い突きを見せ、父の名誉を挽回するため、レオニダス王の配下で戦いたいと言いますが、レオニダス王から盾を上げて、身を守ることができないので、負傷者を手当てし、水を運ぶ後方支援を命じられ、レオニダス王を憎み、スパルタの盾を崖の上から海に投げ捨て、クセルクセス王の所に行き、クセルクセス王を神として崇め、膝まづき、財産、女と兵士の装束を得て、クセルクセス王にスパルタ兵士たちの背後に回れる西の尾根を通るヤギが通った山道の存在を教え、ペルシア軍の兵士たちをスパルタの兵士たちの背後へと続く山道へ導き、不死の軍団と共に灼熱の門の上に立ち、レオニダス王に現れ、レオニダス王にクセルクセス王の要求を受け入れろと言い、レオニダス王から永遠に生きるが良いと言われ、目を閉じて、顔をそむけます。

ダクソス

ダクソスは、アンドリュー・プレヴィンが演じるアルカディア人で、レオニダス王がスパルタ兵士たちを率いて、クセルクセス王が率いるペルシア軍と戦うと聞いてアルカディア人を率いて援軍に駆け付け、レオニダス王が300名のスパルタ兵士たちしか連れていないことに驚き、レオニダス王が兵士の数ではアルカディア人より多いと言い返され、ペルシアの20名ほど偵察隊で不死の軍団により燃やされてた村を見つけ、木に村人が貼りつけられて、死んでいるのを見て、テルモピュライにある灼熱の門に到着し、海上に見渡す限りのペルシア軍の船を見て、ペルシア軍の戦艦が嵐のために沈没するのを見て喜び、ステリオスと偵察を行い、ペルシア軍の大軍を目にして、驚き、勝てるわけがないと思い、ペルシア軍の大軍と奮い立ったステリオスにもドン引きし、スパルタ兵士たちの後方支援をして、レオニダス王にペルシア軍に攻め入りたいと伝え、レオニダス王から腕の立つ20人のアルカディア人たちに次の敵襲に備えるように伝えられ、スパルタ兵士たちが戦っているペルシア軍の不死の軍団を側面から攻撃し、ペルシア軍の不死の軍団を崖から海へと突き落とし、ペルシア軍最強のペルシア軍の不死の軍団に勝利し、馬に乗ってレオニダス王の所に来て、ペルシア軍の兵士たちがスパルタの兵士たちの背後へと続く山道にやって来て、レオニダス王に見張りのフォキス人が戦もせずに逃げ、朝までにはペルシア軍の兵士たちに包囲され、灼熱の門は陥落し、栄誉などはなく、退却するか、降伏するか、死ぬだけだと言い、レオニダス王からスパルタ人は決して逃げず、決して降伏もしないという真実をギリシア中のすべての人に知らしめるように言われ、アルカディア人たちを連れて行くことにして、スパルタ人に神の加護を祈り、馬に乗って、走り去り、アルカディア人たちを連れて灼熱の門から退却します。

評議員

評議員は、スティーブン・マクハッティが演じる都市国家スパルタの忠実な評議員で、ゴルゴー王妃から評議会でレオニダス王を支持すると投票する評議員に自由を手に入れるには、血とという高い代償がいることを伝えたいと相談を受けて、ゴルゴー王妃に評議会に評議員を集めることを約束し、ゴルゴー王妃に評議会で評議員に話をするのは2日後と決まったことを伝え、2日を利用して、王座を狙っているセロン評議員を黙らせ、味方にできれば、勝利できると助言します。

ステリオス

ステリオスは、マイケル・ファスベンダーが演じるスパルタの兵士で、レオニダス王の命令で隊長に集められた300名のスパルタ兵の一人で、300名のスパルタ兵と共に出発し、ペルシアの20名ほど偵察隊で不死の軍団により燃やされてた村を見つけ、木に村人が貼りつけられて、死んでいるのを見て、テルモピュライにある灼熱の門に到着し、アスティノスに言われて、海上に見渡す限りのペルシア軍の船を見て、ペルシア軍の戦艦が嵐のために沈没するのを見て奮い立ち、ダクソスと偵察を行い、ペルシア軍の大軍を目にして、世界最強の軍隊を相手に戦場でスパルタのために戦い死ぬと言う”美しい死”を得られると期待し、灼熱の門にポクシの壁を作り、大地が揺れて、小石が落ちて、ペルシア軍がやって来て、レオニダス王がペルシア軍をこの場所でくい止め、スパルタ軍はここで戦い、ペルシア軍はこの場所で死に、今日という日が歴史に刻まれる日だと鼓舞され、陣形を整え、ペルシア軍の兵士たちと激突し、盾でペルシア軍の兵士たち押し返して、槍でペルシア軍の兵士たちを殺し、盾で身を守りながら、ペルシア軍の兵士たちを捕虜にせずに槍で殺し、剣を抜いて、盾で身を守りながら、剣でペルシア軍の兵士を殺し、スパルタ兵士たちと共に陣形を整え、ペルシア軍の兵士たちを崖から海に突き落とし、大量の矢が空を覆うように飛んできて、盾で頭上を守り、ペルシア軍の騎兵たちがスパルタの兵士たちに襲い掛かりますが、スパルタの兵士たちと共に魚鱗の陣を整え、スパルタ人兵士たちにペルシア軍の騎兵たちの側面を攻撃し、壊滅し、ペルシア軍の攻撃を止め、生き残ったペルシア軍兵士たちに止めを刺し、アスティノスと共にペルシア軍の兵士たちの死体を積み上げてポクシの壁を補強し、ペルシア軍最強の不死の軍団と戦って勝利し、ペルシア軍が火炎瓶を投げつけてきますが、火炎瓶の山に火をつけ、爆発させ、ペルシア軍を撃退し、アスティノスと息の合った攻撃と守りでペルシア軍の兵士たちを殺し、レオニダス王と共に死ぬまでペルシア軍と戦うことを決意し、朝の食事を存分に食べ、ペルシア軍の兵士たちに囲まれ、円陣を組み、盾で体を守り、レオニダス王に呼ばれて、円陣の中からステリオスが現れて、レオニダス王を踏み台にして、ペルシア軍の隊長を一突きにして殺し、ペルシア軍の兵士たちが放つ矢が体を突き刺し、倒れて、レオニダス王に「名誉です。あなたと死ぬのは」と言い残して戦死します。

クセルクセス

クセルクセスは、ロドリゴ・サントロが演じるペルシアの王で、レオニダス王に使者を送り、服従することを伝えますが、レオニダス王が服従しないので、スパルタを
含むギリシア全土を征服するために軍を率いて遠征し、テルモピュライにある灼熱の門でレオニダス王が率いる300名のスパルタ兵士たちと戦い、勝てないので、レオニダス王との直接交渉に出向き、レオニダス王の前に立ち、レオニダス王にペルシア軍と戦うより、文明を分かち合うことを勧め、レオニダス王から戦いを通して文明を分かち合って来たと言い返され、レオニダス王にスパルタの兵士たちを見殺しにするのは賢明ではないと諭し、レオニダス王からスパルタの兵士たちが王のために喜んで死ぬと言い返され、レオニダス王にスパルタが灰と化し、女はどうなると問いかけ、レオニダス王からスパルタの女をことを知らないし、多くの奴隷を抱えているが、戦士は少なく、ペリシアの鞭よりもスパルタの槍を恐れるようになると言い返され、レオニダス王に膝まづけば富と権力を与えると説得し、レオニダス王から膝まづくとこはできないと言い返され、レオニダス王に全てを歴史から消し去ると脅し、レオニダス王から自由な者が暴君に立ち向かったこと、少数が大軍に立ち向かったこと、神の王さえ血を流したことを忘れないと言い返され、レオニダス王との交渉が決裂し、ペルシア軍最強の不死の戦士たちをスパルタ軍に向かわせ、岩山の上から戦いぶりを見ますが、レオニダス王が率いる300名のスパルタ兵士たちとダクソスが率いるアルカディア人たちがペルシア軍最強の不死の軍団を殺し、壊滅するのを見て、背筋に人間らしい寒気が走るのを感じ、サイ、火炎瓶やゾウでスパルタ軍を攻撃しますが、撃退され、怒り、狂い、ペルシア軍の指揮官たちを、ペルシア軍の兵士たちでスパルタ軍を攻撃しますが、撃退され、エフィアルテスに望むもの、幸福、快楽を与えると約束し、神として崇めさせ、スパルタ軍の背後へと続く山道へ導けと命じ、ペルシア軍の兵士たちでレオニダス王が率いる300名のスパルタ兵士たちを包囲し、レオニダス王とにらみ合い、兜を脱ぎ棄てたレオニダス王に驚き立ち上がり、レオニダス王が盾を投げ捨て、槍を捨て、両膝を地に付け、両手を地に付けるのを見て両手を広げ、ステリオスがレオニダス王を踏み台にして、ペルシア軍の隊長を一突きにして、殺したのに驚き、ペルシア軍の兵士たちにレオニダス王が率いる300名のスパルタ兵士たちを皆殺しにしろと命じ、レオニダス王が投げた槍が顔をかすめ、顔から血を流します。

単語説明

古代ギリシアは、スパルタやアテナイなどの都市国家単位で形成され、すぐれた美術品や人間中心の考え方を生み出し、西洋文明の中核をなしています。

スパルタは、ペロポネソス半島南部スパルティにあった古代ギリシア時代のドーリス人による都市国家で、最強の重装歩兵軍を誇り、ペルシア戦争ではギリシア軍の主力です。

アテナイは、ギリシャ共和国の首都アテネにあった古代ギリシア時代のイオニア人による都市国家で、中心部にパルテノン神殿がそびえ、交易都市として発展し、サラミスの海戦ではギリシア軍の主力です。

ペルシアは、ペルシア人がエジプト、イスラエル、レバノン、シリア、トルコ、イラク、イラン、トルクメスタン、アフガニスタン、パキスタンを支配していた帝国です。

アゴゲは、スパルタで7歳になる子供が受ける厳格かつ過酷な軍事訓練を行う教育で、今ではスパルタ教育と呼ばれています。

ペルシア人は、スパルタに住んでいるドーリス人です。

アテナイ人は、アテナイに住んでいるイオニア人です。

アルカディア人は、アルカディアに住んでいる人です。

カルネイア祭は、スパルタにおける重要な宗教祭儀で、農業的・軍事的な祈願を行い、軍事的行動の全てが禁止されていました。

宣託者は、神が若い女性に憑依して、神の意志を伝える人です。

ヘラクレスは、ギリシア神話の半神半人の最大の英雄で、十二の功業を成し遂げたことで有名です。

最後のセリフ

「皆の者、レオニダスと勇敢なる300の兵士に、勝利へ進め!」です。

年表

紀元前540年、レオニダスが生まれます。

紀元前519年、クセルクセスが生まれます。

紀元前510年、ゴルゴーが生まれます。

紀元前489年、レオニダスはスパルタの王になります。

紀元前485年、クセルクセスはペルシアの王になります。

紀元前480年8月、テルモピュライで、スパルタ王レオニダス1世が率いるスパルタ軍とテーバイ軍は、クセルクセス王が率いるペルシアの遠征軍と戦い、負けます。

紀元前479年8月、プラタイアで、スパルタ、コリントス、アテナイなどのギリシア連合軍は、ペルシア残存勢力とペルシア側についたギリシアの諸ポリスと戦い、スパルタ軍の活躍により、勝ちます。

紀元前475年、クセルクセスは、ペルシアの王を退位します。

紀元前465年、クセルクセスは亡くなります。

時代背景

紀元前1700年頃、アブラハム、イサクとヤコブがイスラエルの地に定住します。
映画「天地創造」映画「ノア 約束の舟」

紀元前1260年、モーゼは、ラムセス2世の迫害に苦しむイスラエル人を率いてエジプトを脱出し、シナイ山で十戒を授かります。
映画「十戒」

紀元前1250年頃、トロイ戦争によって、ギリシャ軍は、トロイを陥落し、都市を燃やし、破壊しました。
映画「トロイ」

紀元前960年、ソロモン王は、ユダヤの民族的精神的中心をなす第一神殿をエルサレムに建設し、モーゼがシナイ山で神から与えられた契約を納めたとされる「契約の箱」を納めます。
映画「ソロモンとシバの女王」

紀元前509年、ローマは、第7代の王タルクィニウス・スペルブスを追放し、共和制を採用し、共和政ローマとなります。

紀元前490年、ギリシアのアッティカ半島東部のマラトンで、アテナイのミルティアデスが率いるアテナイ・プラタイア連合軍は、ダレイオス1世が率いるペルシアの遠征軍と戦い、勝ちます。

紀元前486年、ダレイオス1世は急死し、クセルクセス王がペルシア帝国を統治します。

紀元前480年8月、テルモピュライで、スパルタ王レオニダス1世が率いるスパルタ軍とテーバイ軍は、クセルクセス王が率いるペルシアの遠征軍と戦い、負けます。

ルテミシオン海峡で、スパルタ、コリントス、アテナイなどのギリシア連合軍は、クセルクセス王が率いるペルシアの遠征軍と戦い、負けます。

紀元前480年9月、ギリシアのサラミス島近海で、ギリシア艦隊は、ペルシア艦隊と戦い、勝ちます。

紀元前479年8月、プラタイアで、スパルタ、コリントス、アテナイなどのギリシア連合軍は、ペルシア残存勢力とペルシア側についたギリシアの諸ポリスと戦い、スパルタ軍の活躍により、勝ちます。

紀元前465年、クセルクセス王が亡くなります。

紀元前449年、ギリシャとペルシアとの間で、カリアスの和約が成立してペルシア戦争は、ギリシャの勝利で終わります。

紀元前356年、アレキサンダーは、父親マケドニア国王ピリッポス2世、母親オリンピアスの長男として、ペラで生まれました。
紀元前336年10月、マケドニア国王ピリッポス2世は、護衛のパウサニアスによって暗殺され、アレキサンダーが20歳の時、マケドニア王国の王位を引き継ぎ、ギリシア南部を支配しました。

紀元前333年、アレキサンダーは、ピナルス川河口近くのイッソスで、ペルシア王ダレイオス3世自らが率いるペルシア軍10万と遭遇する。アレクサンドロスは騎兵と近衛兵、徴募兵を縦横無尽に指揮してペルシア軍を敗走させ、ダレイオスの母・妻・娘を捕虜にして、ペルシアから和睦を拒否しさらに進軍を続けました。

紀元前330年、アレキサンダーは、ペルセポリスへ向かう途中、ペルシス門で、ペルシア帝国のアリオバルザネスが率いるペルシア軍と戦い、勝利し、ペルセポリスで略奪をしました。
ダレイオス3世は、逃走中にバクトリアで、バクトリア総督のベッソスに殺害され、ペルシア帝国アケメネス朝は滅ぼされました。

紀元前332年、アレクサンダー大王は、イスラエルの地を征服し、支配します。
紀元前323年、アレクサンダー大王は、亡くなります。
映画「アレキサンダー」

紀元前249年、カルタゴは、ハミルカル・バルカ将軍をシチリア島に派遣し、シチリア島を支配し、第一次ポエニ戦争が始まります。
紀元前241年、共和政ローマは、アエガテス諸島沖の海戦でカルタゴに勝利して、第一次ポエニ戦争を終えます。

紀元前219年、カルタゴのハンニバルは、共和政ローマのサグントゥムを陥落させて、第二次ポエニ戦争が始まります。
紀元前202年、共和政ローマのスキピオ・アフリカヌスは、ザマの戦いでカルタゴのハンニバルに勝利して、第二次ポエニ戦争を終えます。

紀元前73年から紀元前71年、剣闘士らの指導者スパルタクスは、共和政ローマに反乱を起こしました。

紀元前64年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、シリア王国へと行軍し、シリア王国のアンティオコス13世を退位させて、シリア王国をローマ属州にします。

紀元前63年年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エルサレムを陥落し、イスラエルをヒルカノス2世に統治させ、イスラエルををローマ属州にします。

紀元前49年1月10日、共和政ローマの執政官であるシーザーは、自軍を率いて、ルビコン川を渡り、ローマの実権を掌握します。
紀元前49年3月、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ローマ軍の船隊と共にギリシアに渡ります。
紀元前48年8月、共和政ローマの執政官であるシーザーと共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ファルサルスで戦います。
共和政ローマの執政官であるシーザーは、勝利します。
共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エジプトへ逃げます。
紀元前48年9月、エジプト国王であるプトレマイオス13世は、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスを殺害します。
紀元前44年2月、シーザーは、共和政ローマの終身独裁官に任命されました。
紀元前44年3月15日、共和政ローマの終身独裁官であるシーザーは、ローマにあるポンペイウス劇場で暗殺されました。

紀元前40年、アンティゴノスは、パルティアと同盟し、イスラエルの王位に就任します。

紀元前37年9月、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーによってイスラエルの王として認められたヘデロは、ローマ軍の支援を受け、パルティアを破り、エルサレムを陥落し、イスラエルを支配します。

紀元前31年9月、オクタビアヌス率いるローマ軍は、イオニア海のアクティウム沖で、クレオパトラが率いるプトレマイオス朝およびマーク・アントニー支持派連合軍に大勝しました。

紀元前30年8月1日、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーは、クレオパトラが自殺したという知らせを聞いて、53歳で、自殺しました。
紀元前30年8月10日、クレオパトラは、39歳で、自殺しました。
映画「クレオパトラ」
紀元前30年8月31日、共和政ローマのであるオクタビアヌスは、エジプトをローマの属州としました。
紀元前27年、オクタビアヌスは、初代ローマ皇帝になり、共和政ローマはなくなり、ローマ帝国になります。

紀元前6年、イエス・キリストが誕生します。

紀元前4年、イスラエルの王であるヘデロは、亡くなります。
ヘロデ・アンティパスは、イスラエルの主要な部分の領主になります。

30年か33年、イエス・キリストは、十字架に縛りつけられ、槍で刺殺されました。

37年、ヘロデ・アンティパスは、ローマに対する謀反未遂で追放の刑を受け、領地はローマ帝国に編入されます。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。
41年、アグリッパ1世は、ローマ帝国に公認されたイスラエルの統治者になります。
44年、アグリッパ1世は、亡くなります。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。

54年、クラウディウス皇帝は、毒キノコで暗殺されます。

66年、イスラエル人は、ローマ帝国に第1次ユダヤ戦争を開戦します。
70年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、エルサレムを包囲し、エルサレムと第二神殿は破壊され、西の壁の下部は第二神殿の遺構を残す数少ない部分であり、嘆きの壁として現存しています。
73年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、イスラエル人に第1次ユダヤ戦争で勝利します。

132年、イスラエル人は、ローマ帝国に第2次ユダヤ戦争を開戦します。
136年、ローマ帝国のハドリアヌス皇帝は、ブリタンニアから勇将ユリウス・セウェルスをイスラエルに派遣して、第2次ユダヤ戦争に勝利します。

162年、マルコマンニ戦争が、ローマ帝国の北方国境でマルコマンニ人との戦争が始まります。
169年、マルクス・アウレリウスは、第16代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
177年、マルクス・アウレリウスとルキウス・アウレリウス・コモドゥスは、ローマ帝国を共同統治します。
180年、マルクス・アウレリウスはマルコマンニ戦争中に亡くなり、ルキウス・アウレリウス・コモドゥスはローマ側に有利な和睦が結んでマルコマンニ戦争を終結させ、第17代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
182年、ルッシラは、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝を暗殺しようとして、失敗し、カプリ島への流刑になります。
192年、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝は、ワインに毒を入れられますが、毒では死なずに、護衛の剣闘士ナルキッソスに絞め殺されます。
映画「グラディエーター」

211年、カラカラとゲタは、共同皇帝に即位します。
    カラカラ皇帝は、軍人であるケントゥリオにゲタ皇帝を刺殺させます。

217年、カラカラ皇帝は、護衛の近衛兵ユリウス・マルティアリスに刺殺されます。
    カラカラ皇帝の死後、マクリヌスが皇帝に即位します。

218年、マクリヌス皇帝は、アンティオキアの戦いで敗戦し、ローマに戻ろうとしましたが、殺害されます。

感想

勝ち目のない戦いに未来を賭ける覚悟

タイトルの「300 〈スリーハンドレッド〉」は、レオニダス王と共にペルシア軍と戦ったスパルタの兵士の数です。

映倫区分は「R15+」なので、15歳以上の人が観覧できます。
演出は、血沸き肉躍るように振り切っています。
グロテスクなシーンが苦手な方にはお勧めしません。

紀元前480年8月、テルモピュライでスパルタの兵士たちとペルシア軍の兵士たちとの戦いを描いた映画です。

スパルタは、ペロポネソス半島南部スパルティにあった古代ギリシア時代のドーリス人による都市国家で、最強の重装歩兵軍を誇り、ペルシア戦争ではギリシア軍の主力です。
ペルシアは、ペルシア人がエジプト、イスラエル、レバノン、シリア、トルコ、イラク、イラン、トルクメスタン、アフガニスタン、パキスタンを支配していた帝国です。
都市国家が帝国と戦うことは、想像を絶します。

日本には歴史どころか、神話でさえ存在しない頃の話です。
邪馬台国でさえ300年で、邪馬台国の700年前も話です。
中国では、三国志が180年頃から280年頃の話で、三国志の500~700年前の話です。
アメリカには、当然人の歴史の影も形もない頃の話です。

決して数に屈することのない男の姿を見る映画です。
何かがあるとすぐ多数の側に付く、「長いものには巻かれろ」という人間には決して理解することはできない映画です。

300人で100万人に立ち向かったという事実が、2500年も経て今もなお語り継がれている戦いを見る映画です。
2500年後の人間達にでさえ「スパルタ」という言葉を知らないとは言わせない戦いを描いた映画です。
レオニダス王は、死地に活路を見出し、300人で100万人に勇敢に戦い、ペルシア軍に殺されれば、全スパルタ軍が立ちあがり、全ギリシャ軍がこれに続き、ペルシア軍を打ち倒し、勝利すると言う信念がありました。
野蛮な、感情に任せた戦争ではなく、作戦があり、スパルタの未来を信じているということです。

今も昔も、自由と命を脅かされれば、自らの知恵と意思だけが武器で、決して逃げず、降伏はせず、最後の一息まで戦わなければ自由を得ることはできません。
今も昔も、政治家は裏金でどうにでもなる存在です。

スパルタ軍の兵士は多く登場しますが、スパルタ軍の兵士を区別できないと物語が分からなくなるので、以下の5人は区別できるようにします。
レオニダスは、ジェラルド・バトラーが演じる都市国家スパルタの王で、ペルシア軍とのテルモピュライの戦いで300人のスパルタ兵士たちを率いて戦います。
ディリオスは、デビッド・ウェナムが演じるスパルタ兵士で、ペルシア軍とのテルモピュライの戦いで左目を負傷し、この映画ではナレーションも務めます。
隊長は、ヴィンセント・リーガンが演じるスパルタ軍の隊長で、アスティノスの父親です。
アスティノスは、トム・ウィズダムが演じるスパルタ兵士で、隊長の息子で、ステリオスの友人で、若く、髭も生えていなく、短髪です。
ステリオスは、マイケル・ファスベンダーが演じるスパルタ兵士で、アスティノスの友人で、若く、髭も生えていなく、長髪です。

スパルタの盾と深紅のマントは印象的で、かっこ良いです。
「これから地獄へ向かう」というセリフと覚悟にはしびれます。

このテルモピュライの戦いの前に、アテナイがマラトンの戦いでペルシア軍に勝利していることを知っていると、スパルタのレオニダス王がペルシアの使者に対する対応を理解することができます。

このテルモピュライの戦いの後に、ギリシャ連合軍がサラミス海戦でペルシア軍に勝利し、ペルシアのクセルクセス王は帰国します。
スパルタの重装歩兵密集陣を中心とするギリシア連合軍は、プラタイアの戦いでペルシア軍の総司令官マルドニオスに勝利し、ペルシアに勝利します。
紀元前449年にカリアスの和約が成立してペルシア戦争は終わりました。
都市国家のスパルタは、ペルシア帝国に勝ったのです。
スパルタのレオニダス王は、正しかったのです。

マラトンの戦いとサラミス海戦については、映画「300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜」を鑑賞すると理解できます。
レオニダス王は、王と300名のスパルタ兵士たちが命を懸けて戦ったことがギリシャに伝えられれば、全スパルタ軍だけでなく、全ギリシャ軍がペルシア軍に結束して戦い、勝利するという見通しが正しかったことに、驚かされます。

物語は、ディリオスがペルシア軍とのプラタイアの戦いを前に、スパルタ兵士たちにペルシア軍とのテルモピュライの戦いについて説明し、鼓舞して、ペルシア軍とのプラタイアの戦いを始める所で終わります。

まとめ

次は、映画「300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜」をブログ記事に予定です。
ご期待ください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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