チーズはどこへ消えた?を読んで気に入ったので、「「迷路の外には何がある?」-「チーズはどこへ消えた?」その後の物語」も読むことにしました。
「チーズはどこへ消えた?」の続編なので、ますは「チーズはどこへ消えた?」を読むことをお勧めします。
「チーズはどこへ消えた?」の登場人物ヘムのその後が描かれているからです。
自分は、「チーズはどこへ消えた?」の登場人物ヘムだと感じる人に向けられて、書かれています。
もちろん「頂はどこにある?」も気に入っていますし、お勧めできます。
著者
スペンサー・ジョンソンは、サウスダコタ州ウォータータウンの出身で、南カリフォルニア大学の心理学部を卒業した、心臓ペースメーカーの開発に携り、様々な大学や研究機関の顧問を務め、シンクタンクに参加し、コミュニケーションズ・コンサルタントとして活躍すると共に、ベストセラー作家です。
著書には以下の本があります。
- 「1分間パパ」(2000年12月 ダイヤモンド社)
- 「1分間マザー」(2000年12月 ダイヤモンド社)
- 「1分間自己革命」(1986年4月 ダイヤモンド社)
- 「1分間意思決定」(2015年6月 ダイヤモンド社)
- 「人生の贈り物」(2001年6月 扶桑社)
2017年7月3日、スペンサー・ジョンソンは、膵臓ガンで亡くなりました。
登場人物
たくさんの登場人物がいるように感じますが、主な登場人物は「ヘム」、「ポープ」と「ホー」だけです。
- ヘム
- ポープ
- ホー
- スニッフ
- スカリー
- デニス
- アレックス
- ミア
- ブルック
- ティム
ヘム
変化を複雑に考えて、変化を想像しすぎて、行動できなくなりますが、変化に立ち向かうようになる小人です。
ポープ
ヘムに「リンゴ」を与え、ヘムと一緒に迷路を探検し、ヘムに質問し、ヘムに提案することで、ヘムを変える小人です。
ホー
変化を複雑に考えて、変化を想像し、対応した小人です。
スニッフ
変化を単純に考えて、変化に気が付くネズミです。
スカリー
変化を単純に考えて、すぐに行動するネズミです。
デニス
ビジネス開発セミナーのリーダーで、「迷路の外には何がある?」-「チーズはどこへ消えた?」その後の物語をメンバーに話します。
アレックス
ビジネス開発セミナーのメンバーで、テクノロジー業界で働いています。
ミア
ビジネス開発セミナーのメンバーで、医師です。
ブルック
ビジネス開発セミナーのメンバーで、出版事業で働いています。
ティム
ビジネス開発セミナーのメンバーで、ヘムに親しみを感じて、ヘムのその後について質問します。
多くの人は認めたくはないでしょうが、ティムと同じで、変化に対して、どうにも動きが取れない状況にあるのではないのでしょうか。
あらすじ
ある秋の日、あるグループが、週一回のビジネス開発セミナーのために集まりました。
このグループの人々は「チーズはどこへ消えた?」を読んで、議論を始めます。
ほとんどの人は、自分はヘムと同じだということに気が付きます。
ホーは変われたのに、ヘムはなぜ変われないかったのかという疑問に突き当たります。
一週間後、ヘムのその後の物語が語られます。
自分は、ホーのように、変化に対応するために、早期退職して、再就職し、失敗し、再び早期退職することになり、ホーのように成功はしませんでした。
自分は、ヘムのように、変化に対応しない人々が年功序列により、成功することも見てきました。
自分は、ホーの悪いところと、ヘムの悪いところを併せ持っている感じさえします。
自分もヘムのその後については興味があり、この本を読むことにしました。
もともとの物語 「チーズはどこへ消えた?」
「チーズはどこへ消えた?」を読んでいない人のために、「チーズはどこへ消えた?」の要約で、ホーとヘムについて簡単に紹介されています。
まずは、チーズはどこへ消えた?を先に読むことをお勧めします。
ヘムは、新しいチーズを探しに、迷路を再び、今度はホーと一緒ではなく、一人で、探検することにします。
ヘムは、暗がりを避け、道に迷わないようにしながら、部屋を確認し、チーズを探します。
ヘムは、ホーの書いた「従来どおりの考え方をしていては、新しいチーズはみつからない」という格言を見つけますが、「考え方」と「チーズ」とは別だと考えて、内容を理解することができず、「頑張る」とこにします。
ヘムは、迷路の中で寝て、目覚めたときに、ホープと出会い、「チーズ」ではない「リンゴ」も食べらとこを知り、ホープと一緒に迷路の中を探検することにします。
ヘムは、昔は、頑張りさえすれば「チーズ」が得られるという「もっと単純な時代だった」と考えます。
ホープは、昔どおりには戻らないと考え、「新しい考えを試してみたらどうかしら?」とヘムに提案します。
ヘムは、「ホーが正しかったんだ」と言って、考えが変わり始め、古い信念を捨てて、新しい信念を選ぶために、信じることに限界はないことに気が付き、「チーズ」や「リンゴ」はどこから来たのか考え始めます。
ホープは、ヘムに「迷路の外にはなにがあるのかしら?」と質問します。
ホープは、ヘムに古い道具の代わりに、新しい道具を持って、迷路の中で避けていた暗がりの中を探すことを提案します。
ホープは、ヘムに「暗がりがみな暗いわけではない。袋小路がみな袋小路とわ限らないわ」と言います。
ヘムとホープは、暗がりの先にある袋小路の中に、迷路の外に出る隙間を見つけて、迷路の外に出ます。
ヘムとホープは、ホーに出会います。
ホーは、ヘムに「信念を変えるすべをみつけたことだよ」と言います。
ホー、ヘムとホープは、美味しい食べののを探し始めます。
マーク・トウェインは、「トム・ソーヤーの冒険」を書いた小説家です。
タイタニックは、大型豪華客船で、不沈船と呼ばれ、初航海で氷山に衝突し、沈没し、1,500名あまりの死者を出しました。
アレックスは、業界の変化に対して、自分自身の仕事の仕方、自分自身の思考を変えるようになりました、
ミアは、変化に対して、人々の苦痛を和らげる手助けをするという信念で対応します。
ブルックは、元の上司がインターネットという変化に対して、対応せず、会社は倒産しました。
ティムは、両親が離婚したという変化に対して、怒るのではなく、光明を見出そうとするようになりました。
「それを他の人にも伝えてほしい」という言葉で締めくくられています。
感想
自分は、「自己啓発」、「自分探し」とか「意識が高い」とかは全く考えずにキャリアを終えました。
早期退職した後は、別の道もあったのではと考えて、自己啓発本を読み、自分探しをして、意識を高くしてみたくなりました。
考えることはせずに「頑張る」ことを強要する日本社会の中で、「考えを変える」ということが通用するのかなと感じました。
日本人は、迷路という組織の中でキャリアを終える人が主流で、迷路の外に出ることは落伍者と見なされます。
自分が変わったところで、組織が変わらないのであれば、組織から出るしかなく、苦労した割に効果はないのが現実ではないのでしょうか?
退職後は、違います。
退職後は、所属している組織はなく、自分が変われば、自分を取り巻く世界を変えることができるかもしれません。
「「迷路の外には何がある?」-「チーズはどこへ消えた?」その後の物語」のホームページを見つけましたので、参考にしてください。
公式サイト
ヘムは、ホープと一緒に「チーズ」を見つけ、ホーと再会します。
ヘムは、一人では「チーズ」を見つけられないということです。
一人では変化に対応できない人は、誰かにアドバイスを求める必要があります。
昔は、一人で頑張りさえすれば、変化に対応できました。
今は、一人で頑張りさえすれば、変化にできるという時代ではないということです。
この本が気に入ったのなら、スペンサー・ジョンソンが書いている以下の本もお勧めします。
この本の中で引用される以下の映画についてもレビューする予定です。
次は「夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク仕事は楽しいかね」をレビューする予定です。
ご期待ください。