映画「ソロモンとシバの女王」~あらすじ【ネタばれ有り】と感想

「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養」の中で、出てきた「トーラー」には含まれていませんが、映画「十戒」のその後について知りたいと感じ、映画「ソロモンとシバの女王」を鑑賞しました。
映画「ソロモンとシバの女王」では、イスラエル王国について描いています。

基本情報・スタッフ

監督    キング・ヴィダー
脚本    アンソニー・ヴェイラー、ポール・ダッドリー
原案    クレイン・ウィルバー
製作    テッド・リッチモンド
音楽    マリオ・ナシンベーネ
撮影    フレディ・A・ヤング
美術    リチャード・デイ、アルフレッド・スイーニー
編集    ジョン・ルードヴィッヒ
配給    ユナイテッド・アーティスツ、日本アライド・アーチスツ
公開    1959年11月22日
上映時間  122分
映倫区分  –

場所

イスラエルのエルサレムです。

エジプトです。

シバです。

アラビア半島南部エチオピアに存在した王国です。

あらすじ

「Solomon and Sheba」とタイトルが表示されます。
ナレーションは、キリストの生誕より千年も前のイスラエル王国とエジプトが戦争状態であったこと、アドニア王子がイスラエル王国のダビデ軍を率いていたことを語ります。
アドニア王子が率いるイスラエル軍はエジプト軍の夜襲に備えて、寝ずに丘で待機しています。
ソロモン王子は、戦車に乗って、援軍に駆け付けます。
エジプト軍は、イスラエル軍が野営している場所を見つけ、戦車でイスラエル軍の野営地へ突撃を開始し、戦車でイスラエル軍の野営地を攻撃し、テントを破壊し、槍を突き刺し、火を放ちます。
ソロモン王子は、アドニヤ王子の戦いぶりを見ます。
ソロモン王子は、アドニヤ王子が2方向からエジプト兵に攻められ、窮地に陥ると、馬で駆け付け、馬から降りて、木の棒でエジプト戦車をひっくり返し、エジプト兵を刺し殺し、アドニヤを助けます。
イスラエル軍は、丘から下り、エジプト軍に反撃し、混乱させ、自滅させます。
エジプト軍は、退却の合図のラッパを吹き、退却していきます。
イスラエル軍は、エジプト軍を追撃します。
イスラエル兵は、エジプト兵の遺体を埋葬します。
アドニヤ王子は、イスラエル兵と勝利の祝杯を上げます。
アドニヤ王子は、エジプト軍に紛れていたシバの女王の傭兵を殺そうとします。
ソロモン王子は、エジプト軍に紛れていたシバの女王の傭兵に手当てをするように言い、シバの女王の傭兵を助けます。
ヘツライは、戦車でやって来て、ダビデ王が危篤状態であることをアドニヤ王子とソロモン王子に伝えます。
アドニヤ王子は、部下にイスラエル王と讃えられ、上機嫌です。
ソロモン王子は、ダビデ王のことを心配し、エルサレムに戻ることにします。
アドニヤ王子は、シバの女王に会うために、馬を用意させ、馬に乗って、シバの女王の乗っている戦車を見つけ、追いつき、止めさせます。
アドニヤ王子は、シバの女王にイスラエル王と名乗り、エジプトと手を切り、一緒にエジプトのファラオを倒せば、エジプトとの国境地帯を与えると提案します。
シバの女王は、アドニヤ王子をムチで打ち、提案を断ります。

ソロモン王子は、エルサレムに到着します。
イスラエルの民は、ダビデ王のために歌っています。
ソロモン王子は、アビシャグとバトシェバに会い、ダビデ王の容態を聞きます。
ソロモン王子は、ダビデ王に面会し、ダビデ王の命令でアドニヤ王子にすぐ戻るように使いをやります。
ダビデ王は、ナタンに神の声を聞いたので、12部族の長老と議員を集めるように伝えます。

12部族の長老と議員が集められます。
ダビデ王は、担架で運ばれながらも、ソロモン王子とナタンに支えられ、玉座に座り、王冠がかぶされます。
ダビデ王は、戻って来たアドニヤ王子、ソロモン王子、12部族の長老と議員に王座をソロモン王子に譲ることを宣言します。
アドニヤ王子は、ソロモン王子がイスラエル王になることを認めず、剣を抜こうとして止められます。
ヒツライは、アドニヤ王子がダビデ王の存命を知りながら、王位を宣言したとして非難されます。
ダビデ王は、法に書かれている通りにして、ソロモン王子をソロモン王にして、団結の板を高く掲げ、王冠を預けます。
ダビデは、12部族の長老と議員たちに「ソロモン万歳!ここにイスラエル王と認める」と言います。

ダビデは、床に伏せっています。
ソロモン、アビシャグとバトシェバが、ダビデ王を見守っています。
ダビデは、ソロモンにアドニヤとの争いを避け、契約の箱を収めるための荘厳な神殿を建てるように頼みます。
ダビデは、アビシャグにエルサレムに残るか尋ねます。
アビシャグは、ダビデにエルサレムに残ると答えます。
ダビデは、ソロモンに「力強く、そして勇気を持つのだ。決して恐れず、うろたえてもならぬ」と言い残して、息を引き取ります。

ソロモン王は、神に人々の心を理解し、裁き、善と悪とを見分けられる力を授けてくれるように懇願し、授けられます。
ソロモン王は、アドニヤにイスラエル軍の指揮官への就任をお願いし、就任させます。
ソロモン王は、神の道を歩み、長きに渡る平和の中、イスラエルは栄え、神殿は完成し、約束を果たします。

シバの国に場面が変わります。
シバの女王は、インコにエサを与えながら、芸を教えています。
タキャンは、シバの女王の足の爪を手入れしています。
バルターは、シバの女王にエジプトのファラオからイスラエル王国に関する会議への出席を求める手紙が届いていると伝え、出席するように進言します。
シバの女王は、バルターに自らをエサにして、ソロモン王から知恵を学び、学んだ知恵でイスラエル王国を倒し、エジプトのファラオから紅海のメリシャ港を得るという一石二鳥の作戦を考え付きます。

エジプトに場面が変わります。
シャムンは、ソロモン王が即位して以来、イスラエル王国は急成長し、北の国境に対する脅威となったと主張します。
エゴン王は、ソロモン王が即位して以来、通商で得ていた利益も、ソロモン王に奪われたと主張します。
カルデュ王は、イスラエル王国と戦うべきだと主張します。
エゴン王は、シャムンに戦車を二千台出しますと言います。
カルデュ王は、シャムンに射手をいくらでも出すと言います。
シャムンは、計画通りに北、東、南から同時に奇襲すると言います。
シャムンは、シバの女王に何を提供できるのか尋ねます。
シバの女王は、シャムンに何も提供しないが、紅海のメリシャ港をくれれば、戦費を費やすことなく、イスラエル王国を倒すと言い返します。
シャムンは、シバの女王に紅海のメリシャ港を与えることにします。
シバの女王は、シャムンにソロモン王から知恵を学び、学んだ知恵でイスラエル王国を倒すと言い残して立ち去ります。

シバの女王は、人々を率いて、エルサレムに行きます。
イスラエル人は、シバの女王たちを見て驚きます。
親衛隊のベナヤは、シバの女王たちを先導します。
ラッパを吹いて、シバの女王がやって来たことを切らせます。
宮殿の女性たちが、シバの女王を一目見ようと窓に集まります。
ソロモン王は、シバの女王を歓迎します。
ソロモン王は、シバの女王にイスラエルの団結力を見せ、友情を示し、敵が一つ減ることを願うと言います。
シバの女王は、ソロモン王に大量の貢物を捧げます。
イスラエルの人々は、大量の貢物に驚きます。
ソロモン王は、エルサレムの近くにシバの人々が住む場所を提供します。
ベナヤとアビシャグは、シバの女王に会いに向かいます。
ベナヤは、シバの女王にご要望にお応えして、内々の宴会でお会いしたいと伝えます。
アビシャグは、シバの女王に部族の団結が大事で、神は一人で、祈れば必ず届くと教えます。

シバの女王は、ソロモン王との内々の宴会で、ソロモン王と二人きりになれず、ソロモン王に近づくことができずに怒ります。
シバの女王は、ラゴンの神に腕輪を捧げ、ソロモン王と親しくなれるように祈ります。
シバの女王は、ソロモン王ではなく、アドニヤがやって来て落胆します。
アドニヤは、シバの女王に一人で面会し、シバの女王と共に、ソロモン王を倒し、イスラエル軍とシバの女王の軍でエジプトを倒すという提案をして、断られます。

裁判で、シバの女王は、ソロモン王の隣に座っています。
ナタンとザドクは、裁判で、異教徒であるシバの女王がソロモン王の隣に座っていることは、国を汚すと怒ります。
原告の女性は、ソロモン王にリアは私は同居していて、私は子を産み、3日後に彼女も産み、家には2人だけ、ある夜、彼女は自分の子を死なせ、眠っている間に、私の子を奪い、死んだ子を私の胸に置いたと訴えます。
被告のリアは、ソロモン王に原告の女性が嘘を言っていると反論します。
ソロモン王は、子供を階段に置かせ、子供を剣で二つに分けて、子供を半分ずつ2人に分けると言い渡します。
シバの女王とアビシャグは、驚きます。
原告の女性は、ソロモン王に子供を半分に分けるなら、被告のリアに渡して、どうか生かして下さいと言います。
被告のリアは、ソロモン王にお互い様よと言い、子供を半分に分けるように要求します。
ソロモン王は、原告の女性に子供を、被告のリアに罰を与えます。
シバの女王とアビシャグは、安心します。

ソロモン王は、シバの女王と散歩をしながら、イスラエル王国の発展について話します。
シバの女王は、ソロモン王にシバについて聞かせるために、夕食に招きます。
ソロモン王は、シバの女王に必ず行くと約束します。
ソロモン王は、シバの女王の所に一人で行きます。
シバの人々は、ソロモン王を見るために、芸を披露します。
シバの女王は、シバの人々に芸をするのを止めさせ、ソロモン王と二人で話をします。
シバの女王は、ソロモン王にラゴン神について説明し、ソロモン王にワインを与え、ソロモン王と親しくなろうとします。
ソロモン王は、シバの女王が敵国エジプトのファラオの友で、シバの女王が敵であることを思い出し、シバの女王と親しくすることはないですが、翌日の夕食の約束をします。

シバの女王は、入浴しています。
シバの女王は、タキャンからソロモン王に関する情報を聞いて、タキャンにソロモン王に忘れ難くさせると言います。

ソロモン王は、宮殿からシバの女王たちのいる方を見ています。
シバの女王は、豪華な食事を用意して、ソロモン王を待っていますが、ソロモン王が来ないことに怒って、夕食を下げさせ、寝室へ行きます。
アビシャグは、ソロモン王の所にやって来て、シバの女王との夕食の約束ではないのかと訊きます。
ソロモン王は、アビシャグに心の葛藤について話します。
アビシャグは、ソロモン王を勇気づけます。
ソロモン王は、宮殿にいる女性たちを見て、宮殿を立ち去り、シバの女王の所に行きます。
ソロモン王は、シバの女王にイスラエル王国を訪れた目的を問い質します。
シバの女王は、ソロモン王にエジプトのファラオから多額の報酬を得てイスラエル王国の秘密を探るスパイだと告白します。
ソロモン王は、シバの女王にイスラエル王国の秘密はないと言い、シバの女王を信じ、キスをして、結ばれます。

ソロモン王は、シバの女王と船でデートをします。
ソロモン王は、シバの女王にキスをします。
シバの女王は、ソロモン王を愛し始めます。
ソロモン王は、シバの女王を宮殿のソロモン王の隣の部屋に住まわせます。

ヒツライとザドクは、アドニヤとヨアブに、大祭司だけでなく、預言者や会議でもソロモン王を非難しているので、ソロモン王を諭すように懇願します。
アドニヤは、ヒツライとザドクにソロモン王を諭すように言って、追い返します。
アドニヤは、ヨアブにソロモン王を暗殺するように命じます。

シバの女王は、バルターに帰国準備を命じます。
バルターは、シバの女王にイスラエル王国を倒すという目的を果たせぬまま、帰国するのに反対し、ソロモン王をナイフで殺すように進言します。
シバの女王は、バルターにイスラエル王国を倒すためには、他の神を認めさせない国の唯一神である神エホバの眼前にラゴン神の像を立て、ラゴン神の儀式を行えば、イスラエル人がソロモン王を殺すだろうと教え、バルターを納得させます。

ソロモン王は、シバの女王と宮殿内で二人で過ごしています。
ソロモン王は、シバの女王にプロポーズします。
シバの女王は、ソロモン王のプロポーズを信じる神の違いを理由に断り、ラゴン神の儀式を行うために帰国すると言います。
忍び込んできた2人が、ナイフでソロモン王を殺そうとします。
ソロモン王は、1人の衣類に火を付け、宮殿の下に落として、撃退します。
シバの女王は、部屋から出て、ヨシヤに助けを求めます。
ソロモン王は、衣類を腕に巻いて、防戦し、襲い掛かってくるタイミングで、机を蹴飛ばし、相手を転ばせて、お相手に覆いかかり、ナイフを持っている手を押さえて、ナイフを取り上げて、相手の顔を見て、ヨアブであることを確認します。
近衛兵たちは、ソロモン王を助けます。
シバの女王は、タキャンに生まれて初めて、我を忘れ、彼のことだけを心配したと言います。

アドニヤは、ヨアブの帰りを待っています。
近衛兵たちは、アドニヤを取り囲みます。
ソロモン王は、アドニヤへ鎖で拘束されたヨアブを突き返します。
アドニヤは、ソロモン王にイスラエル王国を守るためにソロモン王とシバの女王を殺すしかなかったと開き直ります。
ソロモン王は、アドニヤとヨアブを殺さずにイスラエル王国から永久追放にします。

ソロモン王は、シバの女王にセツの谷で、ラゴン神の儀式を行うことを許可します。
ナタンとザドクは、ソロモン王に戒律を破ることになると非難します。
ソロモン王は、ナタンとザドクの言うことは聞かず、シバの女王にプロポーズしたと告白します。
アビシャグは、ソロモンの言葉に衝撃を受け、心配します。

シバの女王は、セツの谷で、ラゴンの儀式を行います。
ソロモンは、ワインを飲んでいます。
アビシャグは、ソロモンの所にやって来ます。
アビシャグは、ソロモンに愛を告白し、イスラエル人の気持ちを考えて、ソロモン王のシバの女王への想いを止まらせようとします。
ソロモン王は、アビシャグを押しのけて、シバの女王の所へ向かいます。

バルターとタキャンは、ラゴンの儀式を見ています。
バルターは、ソロモン王を見て、驚きます。
ソロモン王は、シバの女王に誘われ、追いかけ、シバの女王の手を取り、岩の間に入り、シバの女王を抱き、キスをします。
シバの女王は、ソロモン王を誘います。

アビシャグは、神殿に入ります。
アビシャグは、「主なる神よ、祈りを聞きたまえ。私の力では、ソロモン王を救えませんでした。偉大なる主よ。彼に怒りを向けず、心の中を見て、哀れんで下さい。罰をお与えになるのなら、代わりにこの私へ」と祈ります。

ソロモン王は、シバの女王に誘われて、キスをし、抱き合います。
雷が、鳴り響きます。
雷がラゴンの像を破壊します。
ソロモン王は、シバの女王を連れて、空を見ます。
シバの女王は、破壊されたラゴンの像を見ます。
ソロモン王は、雷が神殿を破壊するのを見て、神殿へ向かいます。

破壊された神殿の中に置かれた契約の箱が現れます。
契約の箱の前で、落ちてきた岩に当たり、アビシャグは、亡くなっています。
ソロモン王は、光り輝く契約の箱を見ます。
ソロモン王は、亡くなったアビシャグを見つけ、近づき、抱き上げ、契約の箱に向かいます。
ソロモン王は、「なぜだ。罪深きは私。なぜ、私を罰さない?」と言います。
アビシャグの祈りは、神に届いたということです。
ソロモン王は、アビシャグの葬式を行います。
アハブは、娘の死を深く悲しんでいます。

バルターは、シバの女王にイスラエル王国を倒すという目的を達したので、帰国するように進言します。
シバの女王は、バルターに信頼してくれた偉大なソロモン王を裏切り、イスラエル王国を倒すという目的を達し、エジプトのファラオから紅海のメリシャ港を得たので、すぐに帰国することにします。

シバの女王は、宮殿に向かい、エルサレムの町を一人で歩いています。
イスラエルの人々は、シバの女王を嫌い、避けます。
12部族の長老と議員たちが、ソロモン王に会議への出席を命じます。
ソロモン王は、シバの女王に危険なのに、何故逃げなかったと質問します。
シバの女王は、ソロモン王に愛しているからだと答えます。
ソロモン王は、シバの女王から立ち去り、会議に向かいます。

ソロモン王は、12部族の長老と議員たちが集まる会議で、ナタンから民の怒りも神の怒りも静まることはないし、不和が国を支配し、部族の団結が崩れたと非難されます。
ナタンは、団結の象徴を破壊します。
ナタンは、ソロモン王に部族の長たちがソロモン王を王とは認めなくなり、主なる神は、あなたに鉄槌を下し、イスラエル人は賛美するだろうと言います。
12部族の長老と議員たちは、ソロモン王を残して、立ち去ります。
アハブは、ソロモン王を見つめ、立ち去ります。

ソロモン王は、愚かさの極みで、同じ愚かさは繰り返されるので、すべてが虚しいと後悔します。
神は、ソロモン王に「神の法則に顔を背を向けるなら、我が与えし土地より、その者を追放する。そして、この宮も人々の驚きとなるだろう。人は言うであろう”なぜ、こんな仕打ちを?”とこう答えられる。”先祖をエジプトより連れ出した、神に背いたからである。他の神を拝み、仕えたからだ。だから、神は災いをもたらしたのだ”」と答えます。

エジプトに場面が変わります。
アドニヤは、シャムンに12部族の長老がソロモン王を捨て、軍隊もエルサレムを去り領土に戻り、イスラエル王国は混乱し、ソロモン王は孤立状態にあるので、今こそイスラエル王国を攻めるときだと勧めます。
シャムンは、アドニヤが要求する討伐隊の指揮とイスラエル王国の王冠を認め、シバの女王に制裁を加えることを条件に、イスラエル王国を攻めることを認めます。
シャムンは、アドニヤを新イスラエル王として讃えます。
アドニヤは、馬に引かれた戦車を中心とするエジプト軍を率いてイスラエルに向かいます。

ソロモン王は、イスラエル兵から地平線に広がるほどの数でエジプト軍が国境を越えたと報告を受けます。
ソロモン王は、ヨシヤに兵を集めさせ、迎え撃つことにします。
ソロモン王は、歩兵を中心に騎馬を加えたイスラエル軍で出陣します。
ヨシヤは、ソロモン王にこれでエジプト軍に勝てますかと不安になります。
ソロモン王は、ヨシヤにダビデ王が巨人に石と投石機で戦い、勝利したと言い返します。
ソロモン王は、神はダビデの息子を捨てたとつぶやきます。

シバの女王は、タキャンと一緒にイスラエル軍が出陣する様子を見ます。
シバの女王は、タキャンにソロモン王の子を宿しているので、ソロモン王に別れの挨拶を言うことができないと言います。
タキャンは、驚きます。

アドニヤは、イスラエル軍を見つけた斥候が戻って来たので、進軍を止めて話を聞きます。
斥候は、アドニヤにイスラエル軍が1時間くらいの所にいることを報告します。
アドニヤは、イスラエル軍が夜明けから50キロを進軍し、疲れ切っているので、日没まで2時間しかありませんが、イスラエル軍を待ち伏せして、攻撃することにします。
ヨアブは、エジプト軍に兵、馬、戦車をすべてイスラエル軍の視界から隠し、罠に誘い込み、四隅からいっせいに攻撃する準備をします。

イスラエル軍が進軍してきます。
疲れているイスラエル歩兵は倒れ、他のイスラエル歩兵に助けられます。
ヨシヤは、ソロモン王に休憩を進言します。
ソロモン王は、ヨシヤにエルサレムからできるだけ離れた砂丘の塹壕でエジプト軍を迎え撃つために、進軍を止めません。
アハブは、娘アビシャグが捧げた愛のために、シュネム部族の人々を率いて、イスラエル軍に加勢に来ます。
ソロモン王は、アハブに感謝します。

イスラム軍は、エジプト軍が待ち受ける場所に進軍します。
アドニヤは、進軍してくるイスラエル軍を岩陰から見ます。
アドニヤは、ヨアブに攻撃開始と命令します。
ヨアブは、エジプト軍に攻撃を命じます。
エジプト人は、攻撃の合図のラッパを吹きます。
エジプト軍は、イスラエル軍に向かって槍を投げ、矢を放ちます。
ソロモン王は、イスラエル軍に円陣を組んで防御態勢を構築し、防御します。
エジプト軍は、イスラエル軍に向かって戦車と歩兵で攻撃します。
エジプト軍とイスラエル軍は、激しい戦闘になります。
ヨシヤは、ソロモン王にアドニヤがエジプト軍に加わっていることを報告します。
アドニヤは、ヨアブに騎兵隊で突破しろと命じます。
ヨアブは、エジプト人騎兵隊にイスラエル軍の円陣を破れと命じます。
エジプト軍の騎兵隊は、イスラエル軍の円陣に突撃します。
エジプト軍は、イスラエル軍を倒します。
ソロモン王は、盾をエジプト兵に投げつけます。
ソロモン王は、ヨシヤに退却を命じます。
イスラエル軍は、退却しながら、散りじりになります。
アドニヤは、ヨアブにソロモン王を捜すように命じます。
アドニヤは、敗走するイスラエル軍を追撃します。

ヨアブは、アドニヤにソロモン王の盾は見つけましたが、ソロモン王を捜すことはできなかったと報告します。
アドニヤは、ソロモン王が残党と一緒に隠れたので、ソロモン王の首に2倍の賞金を懸け、ソロモン王を捜すこととイスラエル軍の残党の掃討した後で、エルサレムに来るようにエジプト軍に命令し、ヨアブを連れて、少人数でエルサレムへ行くことにします。

ソロモン王は、座って休んでいます。
ヨシヤは、ソロモン王に明日も戦えるのは、ほんの少数で、暗闇の中に四散していると報告します。
ソロモン王は、ヨシヤにアドニヤが裏切ったので仕方がないと応えます。
ヨシヤは、ソロモン王に朝には、エジプト軍がイスラエル軍を殲滅し、エルサレムへ進軍するだろうと進言します。
ソロモン王は、ヨシヤに最後まで戦い、イスラエル王として生きられぬなら、イスラエル王として死のうと死ぬ決意を固めます。

エルサレムにいるイスラエル人は、イスラエル軍の敗走したイスラエル兵からソロモン王は敗れて、イスラエル軍は敗走したと伝えられ、ソロモン王が神に背いたからソロモン王に天罰が下り、エジプト軍がエルサレムにやって来て、皆殺しにされると恐れおののきます。
バルターは、シバの女王にソロモン王は敗れて、イスラエル軍は敗走し、ソロモン王の生死は不明ですが、ソロモン王が朝までには死ぬであろうし、エルサレムにいるイスラエル人がシバの女王に危害を加える恐れがあると報告します。
シバの女王は、バルターを押しのけて、ついて来るなと命令し、一人で神殿に向かい、イスラエル人々の間を通り、神殿に入ります。
シバの女王は、イスラエルの神に、心からソロモン王をエジプト軍から守るように祈り、祈りが聞き届けられたら、シバへ帰り、偽りの神を壊し、主が宿る神殿を建て、他の神を信じませんと祈ります。
ナタンは、シバの女王の祈りを聞いています。
シバの女王の祈りは、神に届きます。

ソロモン王は、ヨシヤに闇を裂く光のように、神が舞い降り、希望の道を示されたと言います。
ソロモン王は、イスラム軍の歩兵が次々に集まって来るのを見ます。
ソロモン王は、ヨシヤに鏡のようになるまで盾を磨かせるように命令します。

アドニヤは、イスラエル王国の王座に座り、王冠を被り、ファラオと同盟を結んで、その加護で、国を治めると言います。
エジプト人が、アドニヤにシバの女王が神殿に隠れていると報告します。

エジプト軍が東から進軍してきます。
イスラエル軍が西にある丘の上に布陣しています。
エジプト軍は、進軍を止め、イスラエル軍の様子を見ます。
エジプト軍は、イスラエル軍に正面突撃するために、横に散開します。
ソロモン王は、横に散開するエジプト軍を見ています。
イスラエル軍は、磨いた盾を構えています。
ソロモン王は、ヨシヤに合図を待てと命令します。
エジプト軍は、イスラエル軍に向かって進軍し、進軍速度を速め、全速力で進軍します。
エジプト軍とイスラエル軍の間には、深い谷があります。
エジプト軍は、イスラエル軍の前にある深い谷へ突き進んでいます。
ソロモン王は、ヨシヤに今だと合図をします。
ヨシヤは、イスラエル軍に盾を前に出せと命令します。
イスラエル軍は、盾を返し、エジプト軍に太陽の光を浴びせ、視力を奪います。
目が見えないエジプト軍は、次々に深い谷へ落ちて行き、全滅します。
ソロモン王は、アハブとヨシヤにエジプトの軍旗を拾い、エルサレムに戻り、勝利を宣言すると言います。

アドニヤは、宮殿前に集まったエルサレムのイスラエル人たちにエジプトの剣によってソロモン王は死んで、エジプトの侵攻を防ぎ、イスラエル王国を守ったのだと言います。
アドニヤは、宮殿前に集まったエルサレムのイスラエル人たちに災いをもたらしたシバの女王をどうすべきか聞きます。
宮殿前に集まったエルサレムのイスラエル人たちは、シバの女王を犬に食わせろ、引き回しだ、石打ちだと叫びます。
シバの女王の祈りを聞いていたナタンは、シバの女王を守るために、宮殿前に集まったエルサレムのイスラエル人に神殿の聖域を汚すなと言います。
ヨアブは、ナタンを取り押させて、引き下がらせます。
アドニヤは、宮殿前に集まったエルサレムのイスラエル人たちにシバの女王を思うがままに裁けと命じます。
シバの女王は、神殿から出てきて、神殿の階段を降りて、エルサレムのイスラエル人たちの前へ出ます。
エルサレムのイスラエル人たちは、シバの女王に近づいて来て、シバの女王を神殿の前で囲みます。
エルサレムのイスラエル人たちは、シバの女王のために道を開けます。
アドニヤとヨアブは、シバの女王の行く手を遮ります。
アドニヤは、エルサレムのイスラエル人たちにシバの女王を石打にするように命じます。
宮殿前に集まったエルサレムのイスラエル人たちは、シバの女王に石を投げつけます。
石に打たれたシバの女王は、神殿の階段に倒れ込みます。

エルサレムのイスラエル人たちは、エルサレムに凱旋したソロモン王を見ます。
宮殿前に集まったエルサレムのイスラエル人たちは、ソロモン王を見て、シバの女王に石を投げるのを止めます。
アドニヤは、ソロモン王を見て、驚き、ヨアブと共に姿を消します。
ソロモン王は、神殿に向かい、石に打たれて倒れているシバの女王に向かいます。
アドニヤは、剣を手に、ソロモン王に斬りかかります。
ソロモン王は、アドニヤの腹部を一突きにして、倒します。
ソロモン王は、アドニヤの血が付いた剣を投げ捨てます。
ヨアブは、剣を手に、ソロモン王に斬りかかります。
ヨシヤとアハブは、ソロモン王を守るために、ヨアブと戦います。
ヨシヤは、ヨアブを突き殺し、神殿の下へ落とします。

ソロモン王は、傷ついたシバの女王を抱き上げて、神殿の中に入ります。
エルサレムのイスラエル人たちは、ソロモン王の後に続きます。
ソロモン王は、傷ついたシバの女王を神殿の前に横たえます。
ナタンは、ソロモン王に我々があきらめていたとき、シバの女王は神殿に入り、ソロモン王のために祈られたと教えます。
シバの女王は、目を開き、息を吹き返します。
シバの女王は、ソロモン王を見て、座り直ります。
契約の箱が光り輝きます。
神は、シバの女王に「汝の国へ戻り、そして誓いを守るべし」と伝えます。
シバの女王の傷が癒えます。
ソロモン王は、傷の癒えたシバの女王を見て、驚きます。
シバの女王は、ソロモン王に妊娠していることを伝えます。
ソロモン王は、シバの女王に娘なら女王となり、息子なら王になると言います。
シバの女王は、ソロモン王にシバの国に帰ると神に誓ったので、シバの国に帰り、娘なら女王となり、息子なら王になり、神の道を歩むと言います。
ソロモン王は、シバの女王に神の御心ならば従うと言います。
ナタンは、神を讃えます。
シバの女王は、ソロモン王と抱き合います。
シバの女王は、ソロモン王から離れて、神殿から出ます。

登場人物

ダビデ

ダビデは、フィンレイ・カリーが演じるユダ族で、イスラエル国王で、アドニヤとソロモンの父親で、70歳くらいで、意識不明なり、戦場からソロモンが戻ってくると、意識が戻り、アドニア、ソロモンと12部族の長老と議員を集めて、ソロモンを後継者にして、法に書かれている通りに、神の命ずるように、ギホンの泉の水を汲み、ソロモンに注がせ
、団結の板を高く掲げさせ、ソロモンに王冠を戴冠させ、ソロモンをイスラエルの王と認め、ソロモンにアドニアとの争いを避け、契約の箱を収める荘厳な神殿を建てるように言い残して亡くなります。

アドニア

アドニヤは、ジョージ・サンダースが演じるユダ族で、イスラエル国王のダビデ王の長男で、イスラエルの王子で、ソロモンの兄で、ダビデ軍を率いてエジプト軍と戦い、勝利し、イスラエル王国を守り、シバの女王の傭兵を捕らえ、殺そうとしますが、ソロモンの忠告に従い、シバの女王の傭兵に手当てを行い、亡くなりそうになっているダビデ王を気にかけることなく、ダビデが亡くなったら王のなれると考え、シバの女王を探し出し、イスラエル王と名乗って、嘘だと見抜かれ、ムチで打たれ、ダビデ王から使者が来て、すぐ戻るように伝えられ、ヨアブを連れてエルサレムに戻り、ダビデ王が次の王をソロモンにすることに納得せず、次の王になるのは当然と考え、シバの女王にイスラエル王と名乗ったことで神と法を破ったと言われ、ソロモン王にひざまずくことをせず、部屋から出て、別荘に閉じこもり、ソロモン王にイスラエル軍の司令官として任命され、イスラエル軍の司令官になり、エルサレムを訪れて来たシバの女王に一人で面会し、シバの女王を利用して、ソロモン王を倒し、イスラエル軍とシバの女王の軍でエジプトを倒すという野望を叶えようとして、シバの女王に断られ、ヒツライとザドクからソロモン王がシバの女王を宮殿内に住まわせ、民衆から激しい批判があるので、ソロモン王を諭してほしいと相談を受けますが、断り、ヨアブにソロモン王の暗殺を命令し、ヨアブの帰りを待っていると、近衛兵たちに囲まれ、ソロモン王によって鎖で拘束されたヨアブを突き返され、ソロモン王に許しを請うこともなく、ソロモン王に国を守るためだと強弁し、ソロモン王によってイスラエルから永久追放され、ソロモン王にシバの女王の毒にやられていると言い残し、シャムンに今こそイスラエルを攻めるときだと説得し、シャムンに報酬としてイスラエル王の地位とイスラエル攻撃の指揮を要求し、シャムンにシバの女王への制裁も要求され、受け入れ、エジプト軍を率いてイスラエルに速攻を仕掛け、斥候から1時間ほどの所にイスラエル軍の存在を聞き、イスラエル軍が夜明けから50キロの移動して、疲れ切っていると判断し、エジプト軍をイスラエル軍の視界から隠し、エジプト軍にイスラエル軍を攻撃する準備させ、イスラエル軍が進軍してくると、エジプト軍に四方からイスラエル軍を攻撃させ、イスラエル軍を敗走させますが、ソロモン王を倒すことはできず、エジプト軍にイスラエル軍の掃討を命じ、ソロモン王に2倍の賞金を懸け、6人のエジプト人の護衛に守られてエルサレムに入り、イスラエルの宮殿に入り、玉座に座り、王冠を戴冠し、イスラエル王を名乗り、宮殿前に集まっているイスラエル人たちにソロモン王の死を伝え、神殿にいるシバの女王を石打の刑に処し、帰還したソロモン王に剣で切りかかり、ソロモン王に剣で殺されます。

ソロモン

ソロモンは、ユル・ブリンナーが演じるユダ族で、イスラエル国王のダビデの次男で、イスラエルの王子で、アドニヤの弟で、アドニヤが率いるイスラエル軍に参加し、エジプト軍と戦い、アドニヤを助け、勝利し、イスラエル王国を守り、アドニヤに殺されそうになっているシバの女王の傭兵に手当てをするように進言し、亡くなりそうになっているダビデ王を心配し、エルサレムに戻り、アビシャグとバトシェバと会い、ダビデ王の容態を聞き、目を覚ましたダビデ王からアドニヤを呼び戻すように命令され、ナタンと共にダビデ王を支え、ダビデ王を玉座に座らせ、ダビデ王に王冠をかぶせ、ダビデ王に次の王に指名され、ギホンの泉の水を注がれ、12部族の長老と議員たちにソロモン王として認められ、ダビデからアドニアとの争いを避け、契約の箱を収める荘厳な神殿を建てるように言われ、ダビデは亡くなり、神に人々の心を理解し、裁き、善と悪とを見分けられる力を欲しいと願い、神から善悪を見極める心を与えられ、別荘に閉じこもっているアドニヤをイスラエル軍の司令官に任命し、契約の箱を収める荘厳な神殿を建て、シバの女王にイスラエルの団結力を見せて、友情を示し、敵が一つ減ることを願い、シバの女王がエルサレムを訪れることを歓迎し、シバの女王から多くの貢物を贈られ、シバの女王たちをエルサレムの近くに住まわせ、シバの女王を宴会に招き、シバの女王を隣に座らせて2人のイスラエル女性の争いを裁き、シバの女王を連れてエルサレムを散策し、エルサレムについて教えて、シバについて話を聞くためにシバの女王の招待を受け、一人でシバの女王の所に行き、シバの人々が行う芸を観て、ラゴン神について知り、親密な関係になりそうになりますが、シバの女王がファラオの友で、イスラエルの敵であることを思い出して、思いとどまり、翌日に再び夕食に来ると約束し、宮殿からシバの女王たちのいる方を見ますが、シバの女王との夕食には行かず、アビシャグにいつでも側にいると言われ、宮殿の中にいる女性たちを見て回り、夜遅くなって、一人でシバの女王の所に行き、シバの女王にエルサレムに来た目的を質問し、シバの女王がシャムンから多額の報酬を得て、エルサレムの秘密を探るスパイを行っていることを知りますが、エルサレムに秘密はないので安心し、シバの女王と親密な関係になり、シバの女王と船でデートをして、関係を深め、シバの女王を宮殿内のソロモン王の隣の部屋に住まわせ、シバの女王に宮殿内で結婚を申し込みますが、シバの女王から信じる神が違うと断られ、ラゴンの祭りを行うためにエルサレムを離れなければならないと言われ、2人に襲われ、一人を撃退し、ヨアブを取り押さえ、アドニヤに鎖で拘束されたヨアブを突き返し、アドニヤをイスラエルから永久追放にして、一神教の教えと偶像崇拝禁止の教えに反し、シバの女王にセツの谷でラゴンの祭りを許可し、ナタンから災いが降りかかると言われ、シバの女王に結婚を申し込むために、シバの女王のラゴンの祭りに参加すると言い返し、アビシャグから民の声とアビシャグの愛に耳を傾けて、ラゴンの祭りには行かないでと説得されますが、アビシャグを押しのけて、セツの谷に向かい、ラゴンの祭りを見て驚き、シバの女王に誘われて、シバの女王を追いかけ、シバの女王の手を取り、岩の間に入り、シバの女王を抱き、キスをして、鳴り響く雷鳴に驚き、雷がラゴン像と神殿を破壊するのを目撃し、神殿へ向かい、亡くなっているアビシャグを見つけ、近づき、抱き上げ、自らに罪が下されないことに疑問を持ち、アビシャグの葬式を行い、族長たちの命令により会議に出席することになり、シバの女王から愛しているから罰を受けると言われ、会議でナタンから不和が国を支配し、国の団結も危うくなり、主なる神は鉄槌を下し、民は賛美するだろうと言われ、会議から立ち去り、すべてが虚しいと感じ、地平線に広がるほどの数でエジプト軍がイスラエルとの国境を越えたと報告を受け、ヨシヤに兵を集めさせ、歩兵を中心に騎馬を加えたイスラエル軍で出陣し、アハブの援軍を受けて、エルサレムから離れるために進軍を続け、エジプト軍が待ち受ける場所に進軍し、四方からエジプト軍の攻撃を受け、円陣を組みますが、エジプト軍にアドニヤがいることを教えられ、エジプト軍の騎馬兵に円陣を突破され、イスラエル軍を退却させ、エジプト軍から逃げ延びて、座って休み、イスラエル軍は四散しましたが、残っているイスラエル軍を率いてイスラエル王として死ぬ決意を固め、神から道を示され、次々に集まって来るイスラエル軍の歩兵に鏡のようになるまで盾を磨かせ、進軍してくるエジプト軍の西側の丘にイスラエル軍の歩兵を配置させ、イスラエル軍を横に展開させ、イスラエル軍に向かって進軍してくるエジプト軍に盾を反転させて、太陽の光をエジプト軍に当てて、エジプト軍の兵士の目をくらまし、エジプト軍の兵士を谷底に落とし、エジプト軍を全滅させ、神に感謝し、エジプト軍の軍旗を持って、エルサレムに凱旋し、イスラエル人の
歓待を受け、神殿に向かい、石に打たれて倒れているシバの女王を見て、アドニヤに剣で切りかかられ、アドニヤを剣で突き倒し、傷ついたシバの女王を抱き上げて、神殿の中に入り、傷ついたシバの女王を神殿の前に横たえて、シバの女王が息をして、立ち上がり、傷がいえるのを見て驚き、シバの女王がソロモンの子供を宿していると伝えられ、シバの女王がエルサレムを離れて、シバの女王がシバの国に戻り、シバの女王が神を讃えることを受け入れ、神を讃えます。

ユル・ブリンナーは、映画「荒野の7人」映画「十戒」にも出演しています。

ヨアブ

ヨアブは、ジョン・クロウフォードが演じるアドニヤの将軍で、アドニヤが率いるイスラエル軍に参加し、エジプト軍と戦い、勝利し、イスラエル王国を守り、アドニヤを讃え、シバの女王の傭兵を捕らえ、亡くなりそうになっているダビデ王を心配することなく、アドニヤがイスラエル王になることを宣言し、アドニヤがシバの女王と会うための馬を用意し、ダビデ王から使者が来て、すぐ戻るように伝えられ、アドニヤと共にエルサレムに戻り、ダビデ王が次の王をソロモンにすることに納得せず、次の王になるのはアドニヤと考え、ソロモン王にひざまずくことをせず、アドニヤと共に部屋から出て、別荘に閉じこもり、ヒツライとザドクからソロモン王がシバの女王を宮殿内に住まわせ、民衆から激しい批判があるので、ソロモン王を諭してほしいと相談を受けますが、断り、アドニヤからソロモン王の暗殺を命令され、宮殿に忍び込んでソロモン王がシバの女王と一緒にいる所を襲い掛かり、ソロモン王に組み伏せられ、鎖で拘束され、アドニヤに突き返され、ソロモン王によってアドニヤと共にイスラエルから永久追放され、アドニヤとエジプト軍と共にイスラエルに速攻を仕掛け、エジプト軍をイスラエル軍の視界から隠し、エジプト軍にイスラエル軍を攻撃する準備させ、イスラエル軍が進軍してくると、エジプト軍と共にイスラエル軍を攻撃し、イスラエル軍を敗走させますが、ソロモン王を倒すことはできず、6人のエジプト人の護衛に守られてエルサレムに入り、イスラエルの宮殿に入り、アドニヤを玉座に座わらせ、王冠を戴冠させ、アドニヤにイスラエル王を名乗らせ、宮殿前に集まっているイスラエル人たちにアドニヤ王の即位を伝え、神殿にいるシバの女王を石打の刑に処し、帰還したソロモン王に剣で切りかかり、ヨシヤとアハブに剣で倒し、神殿の下へ落とします。

シバの女王

シバの女王は、ジーナ・ロロブリジーダが演じるシバの国を治める女王で、エジプト軍と共に戦い、イスラエル軍に敗戦し、シバに戻る途中で、アドニヤに追いつかれ、イスラエル王と名乗ったアドニヤを偽者だと見抜き、アドニヤをムチで打ち、シバに戻り、インコにエサを与えながら、インコに芸を教え、タキャンに足の爪を手入れをさせ、バルターからシャムンが主催する会議に出席するように促され、シャムンを手助けしつつ、一石二鳥を狙うためにシャムンが主催する会議に出席することを決め、シャムンが主催する会議で、ソロモン王を倒す方法をソロモン王から学び、ソロモン王を倒したら紅海のメリシャ港を受け取る約束をシャムンと結び、イスラエル王国に従者たちを連れて訪れ、ソロモンに大量の貢物を捧げ、エルサレムの近くに従者たちと共に住み、ベナヤとアビシャグが訪れて来て、ソロモン王が内々にお会いしたいと伝えられ、何かに気が付いたアビシャグに腕輪を贈り、アビシャグの気をそらし、ソロモン王と宴会をしますが、ソロモン王に近づくことができずに怒り、ラゴンの神にソロモン王がやってくることを祈り、アドニヤがやって来て、アドニヤと組んで、ソロモン王を王座から追い落とし、アドニヤがイスラエル王になり、ほかの国を巻き込み、エジプトを倒すという陰謀を提示されますが、卑劣だと一蹴し、裁きの場で、ソロモン王の裁きを見て、ソロモン王の知恵に驚き、ソロモン王の知恵を知りたくなり、ソロモン王とエルサレムを散策し、エルサレムについて教わり、シバについて話をするためにソロモン王を招待し、ソロモン王を向かい入れ、シバの人々が行う芸でもてなし、ラゴン神について教え、親密な関係になりそうになりますが、シバの女王がファラオの友で、イスラエルの敵であることを思い出され、思いとどまられますが、翌日に再び夕食に来ると約束を取り付け、豪華な食事を用意して、ソロモン王を待ちますが、ソロモン王は時間通りには来なくて、怒って食事をぶちまけ、深夜になってソロモン王がやって来て、ソロモン王からエルサレムを訪れた理由を聞かれ、ソロモン王にファラオから多額の報酬でイスラエルの秘密を探るスパイを引き受けたと言いって、信じさせ、ソロモン王とキスをして、親密になり、ソロモン王と船でデートをして、親密さを深め、ソロモン王の宮殿の部屋の隣に住み、バルターにすぐに安全に出国できる準備をさせ、ラゴン神の儀式を行い、イスラエルの神の前にラゴンの像を立てることで、イスラエルの民がソロモン王に反乱を起こし、イスラエルの民にソロモン王を殺させることを計画し、ソロモン王から宮殿内で結婚を申し込まれますが、ソロモン王に信じる神が違うと断り、ラゴンの儀式を行うためにエルサレムを離れなければならないと言い、2人に襲われ、我を忘れ、ソロモン王のことだけを心配して、助けを呼びに部屋を出て、ソロモン王からセツの谷でラゴンの儀式を行う許可を得て、セツの谷でラゴンの儀式を行い、ラゴンの儀式を見に来たソロモン王を誘い、ソロモン王と共に岩間に入り、キスをし、抱き合い、鳴り響く雷鳴に驚き、雷がラゴン像と神殿を破壊するのを目撃し、信頼し、誰よりも愛してくれていた偉大なソロモン王を裏切り、シャムンから紅海のメリシャ港を受け取ることを喜び、イスラエル王国を離れることにして、一人でソロモン王に会いに行き、ソロモン王に愛していることを伝え、タキャンと一緒にイスラエル軍が出陣する様子を見て、タキャンにソロモン王の子を宿していると言い、バルターからイスラエル軍が負けたと伝えられ、一人で神殿に向かい、神殿に入り、イスラエルの神にソロモン王を敵から守るように、シバへ帰り、偽りの神を壊し、主が宿る神殿を建て、主なる神だけを信じますと祈り、神殿から出てくるとイスラエル人に石を投げられ、倒れ、ソロモン王に抱き上げられ、神殿の前に横たえられ、目を開き、息を吹き返し、座り直り、傷が癒え、ソロモン王にソロモン王の子供を宿したこととシバの国に帰ることを伝え、神殿から出ます。

ヒツライ

ヒツライは、ローレンス・ネイスミスが演じるダビデ王とソロモン王の側近を務め、ダビデ王が危篤になっていることをアドニアとソロモンに伝え、アドニアがイスラエル王になるのは法によって認められないと諭し、アドニアがシバの女王にイスラエル王として名乗ったことを知り、ダビデ王、ソロモン、12部族の長老と議員たちにアドニアがシバの女王にイスラエル王として名乗ったことを伝え、ダビデ王からソロモンを次のイスラエル王にするように指示され、ソロモン王が即位し、ダビデ王が亡くなり、シバの女王がエルサレムに来て、ソロモン王がシバの女王を宮殿のソロモンの隣の部屋に住まわせるようになると、ザドクと共にアドニアを訪れ、会議がソロモン王を糾弾し、イスラエルの民がソロモン王を非難しているので、ソロモン王を諭してほしいと伝え、アドニアに断られ、ソロモン王がセツの谷でラゴンの儀式を行う許可したことを女への欲望で、理性を失われたかと非難し、ラゴンの儀式の最中に雷で神殿が破壊され、アビシャグが亡くなったことで、ソロモン王を会議の中で非難します。

ハラン

ハランは、シバの女王が乗っている馬車の御者です。

バルター

バルターは、ハリー・アンドリュースが演じるシバの女王の側近で、アドニアをイスラエル王ではないと見抜き、シバの女王に進言し、シバの女王にエジプトのファラオであるシャムンからイスラエル王国に対応するための会議への出席を求める手紙が届いて、出席するように進言し、シバの女王と共に出席し、シバの女王と共にイスラエル王国の首都であるエルサレムに行き、ソロモン王にシバの女王を紹介し、シバの女王による指示でソロモン王に大量の貢物を捧げ、シバの女王を訪れて来たベナヤとアビシャグをシバの女王に引き合わせ、シバの女王が現実逃避し、エルサレムに来た目的を果たさないままシバ王国に帰ることを止めさせ、ソロモン王をナイフで刺すように勧め、却下され、セツの谷で、ラゴンの儀式を見ていて、ソロモン王がやって来たのに驚き、シバの女王にエルサレムに来た目的を果たしたから、シバ王国へ帰ることを進言し、認められ、シバの女王にソロモン王が率いるイスラエル軍がエジプト軍に負けて、ソロモン王の生死も不明であることを伝え、シバの女王が神殿に向かうことに反対しますが、シバの女王を止めることはできません。

アビシャグ

アビシャグは、マリサ・パヴァンが演じるシュネム部族で、アハブの娘で、ダビデ王に忠誠を示すために、ダビデ王に贈られ、ソロモンの幼友達で、ダビデ王を看病し、戻って来たソロモンを迎い入れ、ソロモン王が即位するのを見て、ダビデ王に故郷に戻らず、エルサレムに残ると伝え、ダビデ王を看取り、ダビデ王の葬式に出席し、ソロモン王にシバの女王のとこを美しい方と評価を伝え、シバの女王からの大量で豪華な貢物に驚き、シバの女王の所を訪れ、シバの人々が陽気に過ごしていることに驚き、シバの女王にイスラエル王国の人々は厳格で、ソロモン王は部族の団結を維持するために大きな責任を負っているし、イスラエル王国には一人の神しかいないし、神に願いは必ず届くと伝え、シバの女王から腕輪を贈られ、シバの女王と約束した夕食に行かないソロモン王を心配し、助言し、ソロモン王がシバの女王と結婚するという言葉に衝撃を受け、ソロモン王を心配し、ソロモン王にラゴンの儀式に行かないように説得しますが、ソロモン王がラゴンの儀式に行くことを止めることはできず、神殿に入り、神にソロモン王を哀れんで、ソロモン王への罰を自分に下すように祈り、雷によって破壊された神殿の岩によって死にます。

バトシェバ

バトシェバは、マルチ・フレズノが演じるダビデ王の妻で、アドニアとソロモンの母で、ダビデ王を看病し、戻って来たソロモンを迎い入れ、ダビデ王を看取り、ダビデ王の葬式に出席します。

ナタン

ナタンは、ウィリアム・デブリンが演じる預言者で、ダビデ王の命令で12部族の長老と議員を集め、ソロモンと共にダビデ王を支え、ダビデ王を玉座に座らせ、アドニヤを暴力は神の怒りを招くし、神の知恵は、計り知れぬと諭し、シバの女王たちが歓迎されるのを見て、異教徒が歓迎されるとは信じられんと言い、裁判でソロモン王の隣に異教徒のシバの女王が座るのを見て驚き、ソロモン王がシバの女王にセツの谷でラゴンの儀式を許したことは偶像崇拝を禁じる戒律に背くので、災いが降りかかると言い、アビシャグの死を嘆くソロモン王に神の手が下されたと言い、12部族の長老と議員の会議で、ソロモン王に民の怒りも神の怒りも静まらず、不和が国を支配し、国の団結も危くなったと言い、団結の象徴を破壊し、12部族の長老がソロモン王をイスラエル王として認めなくなった言い残して、12部族の長老と議員を引き連れて会議の部屋から立ち去り、シバの女王の祈りを聞き、神殿の中にいるシバの女王を殺そうとするイスラエル人に神殿の聖域を汚すなと言いますが、引きずり降ろされ、ソロモン王にシバの女王がソロモン王のために祈ったことを伝え、ソロモン王とシバの女王が和解したのを見て、神に叫びたまえ、御名の栄光を唱えよ、イスラエルよ、主を賛美せよと言います。

アハブ

アハブは、ホセ・ニエトが演じるシュネム部族で、12部族の長老の一人で、アビシャグの父親で、最後にダビデ王に従い、ダビデ王への忠誠の証として、アビシャグを差し出し、12部族の長老と議員の会議で、ソロモン王を見つめ、立ち去り、娘であるアビシャグが捧げた愛のためにソロモン王に援軍を出して、アドニアが率いるエジプト軍と戦い、勝利し、エルサレムに凱旋して、ヨアブと戦い、勝利します。

タキャン

タキャンは、ジャン・アンダーソンが演じるシバの女王の侍女で、シバの女王の足の爪を手入れし、シバの女王と共にエルサレムに行き、シバの女王の話し相手になり、愚痴を聞いたり、なだめたり、ソロモン王について調べて、教えたり、シバの女王の身の回りのお世話をして、ラゴンの儀式を見て、シバの女王からソロモン王の子を宿しているという告白を聞いて、驚きます。

シャムン

シャムンは、デヴィッド・ファーラーが演じるエジプトの第21王朝時代のエジプトの6番目のファラオで、紀元前986年から紀元前967年までの間エジプトを統治し、シバの女王、エゴン王とカルデュ王をエジプトに呼び出し、イスラエル王国について協議し、イスラエル王国との戦争することにしますが、シバの女王の戦争をせずに、紅海のメリシャ港と引き換えにソロモン王を倒す方法をソロモン王から学ぶという方法を教えられ、受け入れ、シバの女王に報告をするように命じ、アドニヤからイスラエル王国が混乱しているので、イスラエル王としての地位と引き換えに、アドニヤにエジプト軍を率いてイスラエル王国を攻撃し、シバの女王に制裁をするように依頼します。

エゴン王

通商で得ていた利益をイスラエル王国のソロモン王に奪われ、イスラエル王国との戦争を主張し、二千台の戦車をエジプトのファラオであるシャムンに提供することを申し出ます。

カルデュ王

イスラエル王国との戦争を主張し、射手をいくらでもエジプトのファラオであるシャムンに提供することを申し出ます。

ベナヤ

ベナヤは、イスラエル王国の親衛隊長で、シバの女王をエルサレムに迎い入れ、アビシャグと共にシバの女王を訪れ、シバの女王からの要望に応え、ソロモン王が内々にシバの女王に会うことを伝えます。

ザドク

ザドクは、フリオ・ペーニャが演じる大司教で、神殿を完成させたソロモン王を讃え、裁判で、ソロモン王の隣にシバの女王が座ることでイスラエル王国が汚れると思い、ヒツライと共にアドニアを訪れ、会議がソロモン王を糾弾し、イスラエルの民がソロモン王を非難しているので、ソロモン王を諭してほしいと伝え、アドニアに断られ、ソロモン王がシバの女王にセツの谷でラゴンの儀式を許したことで、ソロモン王が戒律を破ったと非難し、12部族の長老がソロモン王をイスラエル王として認めなくなった言い残して、12部族の長老と議員を引き連れて会議の部屋から立ち去ります。

原告の女性

原告の女性は、ソロモン王にリアは私は同居していて、私は子を産み、3日後に彼女も産み、家には2人だけ、ある夜、彼女は自分の子を死なせ、眠っている間に、私の子を奪い、死んだ子を私の胸に置いたと訴えて、階段に置かれた子供を剣で二つに分けて、ソロモン王に子供を半分ずつ2人に分けると言われ、ソロモン王に殺すなら、彼女に渡して、どうか生かして下さいと言い、ソロモン王から子供を受け取ります。

被告のリア

被告のリアは、ソロモン王に原告の女性が嘘を言っていると反論し、階段に置かれた子供を剣で二つに分けて、ソロモン王に子供を半分ずつ2人に分けると言われ、ソロモン王に分けて、お互い様よと言い、ソロモン王に相当の罰を与えられます。

ヨシア

ヨシヤは、ジャック・グウィリムが演じるダビデの側近で、ソロモンの将軍で、イスラエル兵を集めて、アドニアが率いるエジプト軍と戦い、勝利し、エルサレムに凱旋して、ヨアブと戦い、勝利します。

単語説明

キリストは、紀元前4年に生まれて、紀元後30年頃に亡くなるまでにキリスト教を創始した人物でです。

戦車は、2頭の馬にけん引され、二輪で支えられた戦闘用馬車で、兵士と御者が乗り込み、移動し、敵兵に突撃し、兵士が攻撃しますが、機動力では騎馬兵士に劣ります。

先制攻撃は、敵が攻撃を仕掛ける前に、敵とみなして攻撃を行うことで、戦いを有利に進める方法です。

傭兵は、金銭などの利益により雇われ、直接に利害関係の無い戦争に参加する兵士またはその集団です。

ファラオは、エジプトの王のことで、シャムンのことです。

余興は、あとまで残る趣や面白みです。

脈は、心臓が拍動する回数で、生きていることを示す指標の一つです。

息は、酸素を肺で体内に取り込み、二酸化炭素を肺で体外へと排出することで、生きていることを示す指標の一つです。

預言者は、宗教的指導者です。

12部族は、ユダ族、イッサカル族 、ゼブルン族、ルベン族、シメオン族 、ガド族、エフライム族、マナセ族 、ベニヤミン族、ダン族、 アシェル族、 ナフタリ族です。
レビ族は、祭司の一族として特別な役割を与えられ、継承する土地を持たなかったため、イスラエルの十二支族には数えません。

玉座は、王が座る椅子で、権力を象徴します。

王冠は、王がかぶる冠で、権力を象徴します。

偽善者は、心や行いが正しいように見せかける人です。

法は、国家の強制力によって、罰則が設けられた人間が守るべきルールです。

秩序は、国家の強制力によらず、罰則が設けられていない国民の間で自主的に醸成される人間が守るべきルールです。

宣言は、国王が意見・方針などを外部に表明することです。

ギホンの泉は、エルサレム城外東南のキドロンの谷の洞窟の中にある泉で、古代エルサレムの主要な水源です。

神殿は、ソロモンが建設した神殿で、エルサレム神殿、または第一神殿と呼ばれ、今は破壊されいます。

契約の箱は、長さが100~130cm程度、幅と高さが60~80cm程度の木製の箱を金箔で覆い、上部には翼で体をおおっている知の象徴があしらわれ、十戒を記した石板、アロンの杖、へマナを納めた金の壺が収められ、ソロモンが作ったエルサレム神殿に安置されましたが、 紀元前586年に、ネブカドネツァルによって、エルサレム全体とエルサレム神殿が破壊され、行方はわからなくなり、現在に至っています。

法則は、すべて78:22の割合で成り立っているという考え方です。

戒律は、十戒を中心とする守るべき行いです。

インコは、鮮やかな色彩の羽毛をもつことが多く、くちばしは湾曲し、木の枝や鳥かごを咥えてよじ登ったり移動し、教えることによって人語やその他の音声をまねて発声するようになります。

ザクロ色は、紅味を帯びた深い赤色です。

一神教は、ユダヤ教のことです。

狂信者は、ユダヤ教の考えの正当さを確信して,ユダヤ教の考えのために熱心に活動する人です。

夢想家は、実現できそうもないことを考える人です。

平和主義者は、暴力を否定し、人を殺さず、敵に対しても愛情を持ち、平和を構築していくために努力する人です。

奴隷は、人間としての名誉、権利・自由を認められず、他人の私有財産や所有物として取り扱われる人です。

一石二鳥は、一つのことをして、二つの利益を得ることです。
シバの女王が行うことで、エジプトのファラオとイスラエルのソロモンから利益を得るということです。

通商は、外国と商取引をすることです。

射手は、弓で矢を射る人です。

紅海は、アフリカ東北部とアラビア半島に挟まれた湾です。

ラゴンは、シバの守護神で、生を与えし、愛の神です。

異教徒は、ユダヤ教を信じない人です。

式典は、特別な機会に行われ、多数の芸術的な要素から成る趣意を持った、一連の儀式的な催しです。

オリーブは、地中海地域で広く栽培されていて、実から油を搾りオリーブオイルを作り、実を食べることもあり、希望や平和の象徴となっています。

原告は、訴えを起し、裁判を求める人です。

被告は、訴えられて、裁判にかけられる人です。

司令官は、軍の最高指揮官です。

大祭司は、ユダヤ教の祭司階級のトップで、レビ族から選ばれ、特別な装束を身にまとい、神の意思を民と指導者に告げ、年1回贖い日に至聖所に入り、祭祀を行います。

エホバの神は、創造者で,地球全体を治める神で、ヤハウェの神と呼ばれることもあります。

シュネム人は、イッサカル族のシュネムに住んでいる人です。

円陣は、王を中心として円を描くように兵で囲み、全方位からの敵の奇襲に対処できる防御的な陣形で、移動には適しておらず、その場に留まって敵軍を迎え撃つことになります。

騎兵隊は、馬に騎乗して戦闘行動を取る兵士で、片手に剣を、片手に盾を持ち戦闘を行います。

歩兵は、徒歩で戦闘する兵士で、片手に槍を、片手に盾を持ち戦闘を行います。

盾は、剣、弓矢や鈍器による攻撃から身を守るための防具です。

剣は、60cmより長く、剣先からグリップまでが真っ直ぐな形状で、刃の両側に角度がつけてあり、敵を叩きつけ、貫き通して攻撃する武器です。

槍は、長い柄の先に鋭利な刃物を着装し、敵を貫き通して攻撃する武器です。

軍旗は、軍隊を表わす旗です。

石打ちは、大勢の人が石を投げて当てることで、死に至らしめる処刑法です。

最後のセリフ

「神の怒りは一時、しかし、その愛は永遠。夜中に泣き悲しんでも、朝には喜びが訪れよう」です。

時代背景

紀元前1700年頃、アブラハム、イサクとヤコブがイスラエルの地に定住します。
映画「天地創造」

紀元前1663年、イスラエル人を含むアジア人がナイル川下流にあるデルタ地帯に下エジプト第15王朝を作ります。
ナイル川下流にあるデルタ地帯に下エジプトから逃げたエジプト人は、ナイル川上流域に上エジプト第16王朝を作ります。

紀元前1663年、エジプト人は、ナイル川上流域に上エジプト第17王朝を作ります。
イアフメス1世は、イスラエル人が住んでいた下エジプトにあるエジプト第15王朝を滅ぼし、南のクシュ王国も制圧し、上エジプトと下エジプトを統一します。

紀元前1570年、イアフメス1世は、上エジプトと下エジプトを統一したことで、エジプト第18王朝の初代ファラオになります。
紀元前1555年、イアフメス1世は、エジプト第15王朝の残存勢力がいるイスラエルへ遠征し、下エジプト第15王朝を滅亡します。
紀元前1546年、エジプト第18王朝の初代ファラオのイアフメス1世は、亡くなります。

紀元前1323年、ホルエムヘブは、エジプト第18王朝最後のファラオになります。

紀元前1303年、ラムセス2世は、ファラオであるセティ1世の王子として生まれます。

紀元前1301年、ネフェルタリは、エジプトの貴族として生まれます。

紀元前1295年、エジプト第18王朝最後のファラオのホルエムヘブは亡くなります。
ラムセス1世は、古代エジプト第19王朝の初代ファラオになります。
紀元前1294年、古代エジプト第19王朝の初代ファラオのラムセス1世は亡くなります。
セティ1世は、古代エジプト第19王朝の第2代ファラオになります。

紀元前1288年、ラムセス2世は、ネフェルタリと結婚します。

紀元前1279年、古代エジプト第19王朝の第2代ファラオのセティ1世は、亡くなります。
ラムセス2世は、エジプト新王国第19王朝の第3代ファラオになります。

紀元前1260年、モーゼは、ラムセス2世の迫害に苦しむイスラエル人を率いてエジプトを脱出し、シナイ山で十戒を授かります。

紀元前1255年、ネフェルタリは、亡くなり、王妃の谷に埋葬されます。
ネフェルタリの墓は、発見された中で最も保存状態の良い墓であり、最も壮麗です。

紀元前1250年頃、トロイ戦争によって、ギリシャ軍は、トロイを陥落し、都市を燃やし、破壊しました。
映画「トロイ」

紀元前1220年、イスラエル人は、イスラエルの地にたどり着きます。

紀元前1213年、ラムセス2世は、亡くなります。

紀元前1020年、ダビデ王は、イスラエルの地でユダ王国と北イスラエル王国を統一し、エルサレムを首都としてユダヤ王国を築きます。

紀元前960年、ソロモン王は、ユダヤの民族的精神的中心をなす第一神殿をエルサレムに建設し、モーゼがシナイ山で神から与えられた契約を納めたとされる「契約の箱」を納めます。

紀元前931年、ソロモン王は、亡くなります。

紀元前930年、ユダヤ王国は、ユダ王国とイスラエル王国に分裂します。

紀元前720年、イスラエル王国は、アッシリアに敗北し、イスラエルの10部族が追放されます。

紀元前586年、ユダ王国は、バビロニアに征服され、エルサレムと第一神殿が破壊され、ユダヤ人が捕囚され、バビロニアに強制移住されます。

紀元前539年、キュロス2世は、オピスの戦いで新バビロニア王国軍に大勝し、バビロニアを征服します。

紀元前537年、キュロス2世は、バビロニアにより強制移住させられたイスラエル人を解放します。

紀元前515年、バビロンからイスラエルに帰還したイスラエル人が、第二神殿をエルサレムに再建します。

紀元前509年、ローマは、第7代の王タルクィニウス・スペルブスを追放し、共和制を採用し、共和政ローマとなります。

紀元前480年8月、テルモピュライで、スパルタ王レオニダス1世が率いるスパルタ軍とテーバイ軍は、アケメネス朝ペルシアの遠征軍と戦い、負けます。

紀元前480年9月、ギリシアのサラミス島近海で、ギリシア艦隊は、ペルシア艦隊と戦い、勝ちます。

紀元前479年8月、プラタイアで、スパルタ、コリントス、アテナイなどのギリシア連合軍は、ペルシア残存勢力とペルシア側についたギリシアの諸ポリスと戦い、スパルタ軍の活躍により、勝ちます。

紀元前449年、ギリシャとペルシアとの間で、カリアスの和約が成立してペルシア戦争は、ギリシャの勝利で終わります。

紀元前332年、アレクサンダー大王は、イスラエルの地を征服し、支配します。
紀元前323年、アレクサンダー大王は、亡くなります。
映画「アレキサンダー」

紀元前312年、セレウコス1世ニカトルは、シリア王国を築き、イスラエルの地を支配します。

紀元前164年、マタティアは、シリア王国から独立し、イスラエルの地でイスラエル人の王国を築きます。

紀元前73年から紀元前71年、剣闘士らの指導者スパルタクスは、共和政ローマに反乱を起こしました。

紀元前64年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、シリア王国へと行軍し、シリア王国のアンティオコス13世を退位させて、シリア王国をローマ属州にします。

紀元前63年年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エルサレムを陥落し、イスラエルをヒルカノス2世に統治させ、イスラエルををローマ属州にします。

紀元前49年1月10日、共和政ローマの執政官であるシーザーは、自軍を率いて、ルビコン川を渡り、ローマの実権を掌握します。
紀元前49年3月、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ローマ軍の船隊と共にギリシアに渡ります。
紀元前48年8月、共和政ローマの執政官であるシーザーと共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ファルサルスで戦います。
共和政ローマの執政官であるシーザーは、勝利します。
共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エジプトへ逃げます。
紀元前48年9月、エジプト国王であるプトレマイオス13世は、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスを殺害します。
紀元前44年2月、シーザーは、共和政ローマの終身独裁官に任命されました。
紀元前44年3月15日、共和政ローマの終身独裁官であるシーザーは、ローマにあるポンペイウス劇場で暗殺されました。

紀元前40年、アンティゴノスは、パルティアと同盟し、イスラエルの王位に就任します。

紀元前37年9月、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーによってイスラエルの王として認められたヘデロは、ローマ軍の支援を受け、パルティアを破り、エルサレムを陥落し、イスラエルを支配します。

紀元前31年9月、オクタビアヌス率いるローマ軍は、イオニア海のアクティウム沖で、クレオパトラが率いるプトレマイオス朝およびマーク・アントニー支持派連合軍に大勝しました。

紀元前30年8月1日、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーは、クレオパトラが自殺したという知らせを聞いて、53歳で、自殺しました。
紀元前30年8月10日、クレオパトラは、39歳で、自殺しました。
映画「クレオパトラ」
紀元前30年8月31日、共和政ローマのであるオクタビアヌスは、エジプトをローマの属州としました。
紀元前27年、オクタビアヌスは、初代ローマ皇帝になり、共和政ローマはなくなり、ローマ帝国になります。

紀元前6年、イエス・キリストが誕生します。

紀元前4年、イスラエルの王であるヘデロは、亡くなります。
ヘロデ・アンティパスは、イスラエルの主要な部分の領主になります。

30年か33年、イエス・キリストは、十字架に縛りつけられ、槍で刺殺されました。

37年、ヘロデ・アンティパスは、ローマに対する謀反未遂で追放の刑を受け、領地はローマ帝国に編入されます。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。
41年、アグリッパ1世は、ローマ帝国に公認されたイスラエルの統治者になります。
44年、アグリッパ1世は、亡くなります。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。

66年、イスラエル人は、ローマ帝国に第1次ユダヤ戦争を開戦します。
70年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、エルサレムを包囲し、エルサレムと第二神殿は破壊され、西の壁の下部は第二神殿の遺構を残す数少ない部分であり、嘆きの壁として現存しています。
73年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、イスラエル人に第1次ユダヤ戦争で勝利します。

132年、イスラエル人は、ローマ帝国に第2次ユダヤ戦争を開戦します。
136年、ローマ帝国のハドリアヌス皇帝は、ブリタンニアから勇将ユリウス・セウェルスをイスラエルに派遣して、第2次ユダヤ戦争に勝利します。

162年、マルコマンニ戦争が、ローマ帝国の北方国境でマルコマンニ人との戦争が始まります。
169年、マルクス・アウレリウスは、第16代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
177年、マルクス・アウレリウスとコンモドゥスは、ローマ帝国を共同統治します。
180年、マルクス・アウレリウスはマルコマンニ戦争中に亡くなり、コンモドゥスはローマ側に有利な和睦が結んでマルコマンニ戦争を終結させ、第17代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
182年、ルッシラは、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝を暗殺しようとして、失敗し、カプリ島への流刑になります。
192年、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝は、ワインに毒を入れられますが、毒では死なずに、護衛の剣闘士ナルキッソスに絞め殺されます。

感想

キリストの生誕より千年も前の物語です。

映画「天地創造」と映画「十戒」を鑑賞し、その後のイスラエル人がその後どうなったのかが気になる人にお勧めできる映画です。
実在の人物と伝えられている話を基に、伏線を巡らせ、回収するという良い物語になっています。
王位継承をめぐる物語としても面白いです。
エジプトとイスラエルの紛争を軍事力で解決しようとする男たちとエジプトとイスラエルの紛争を軍事力にたよらず解決しようとする女王という対立も面白いです。
アビシャグとシバの女王の祈りが神に届き、受け入れられることで、ドラマチックに演出されている所が良いです。
人知を超える神の存在も上手く演出されています。
映画「レッドクリフⅠ」でも反射光の計として用いられている盾の反射光を利用した作戦が見事に決まるところは良いです。

ソロモン王は、紆余曲折しますが、シバの女王を敵から味方に変える所は流石です。
アドニアは、生き方を変えられず、無残な最期を迎えます。
シバの女王は、強かにイスラエル王国を崩壊させるという目的を達成しますが、ソロモン王との子を宿したことで、ソロモン王の味方になる所は良いです。
アビシャグは善い人で、シバの女王にイスラエル王国を崩壊させるためのイスラエル王国の良さを語ってしまいます。
ソロモン王とシバの女王が結ばれる前に、アビシャグは亡くなる必要性があったという物語上の都合は理解できます。

まとめ

次は映画「グラディエーター」を鑑賞する予定です。
映画「グラディエーターⅡ」が2024年11月15日(金曜日)に公開予定です。
映画「グラディエーターⅡ」が公開される前に映画「グラディエーター」をブログ記事に公開する予定です。
ご期待ください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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