午前十字の映画祭15で「ベン・ハー」が上映されるので、この映画を鑑賞することにしました。
アカデミー賞7部門で受賞した作品です。
基本情報・スタッフ
監督 ウィリアム・ワイラー
脚本 カール・タンバーグ、マクスウェル・アンダーソン、クリストファー・フライ、ゴア・ヴィダル、S・N・バーマン
原作 ルー・ウォーレス
製作 サム・ジンバリスト、ウィリアム・ワイラー
ナレーター フィンレイ・カリー
音楽 ミクロス・ローザ
撮影 ロバート・L・サーティーズ
美術 ナオミ・ショーハン
衣装 バルバーラ・アブジューシコ
編集 ジョン・D・ダニング、ラルフ・E・ウィンタース
製作会社 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
配給 ロウズ・シネプレックス・エンターテインメント、ワーナー・ブラザース
公開 1960年4月1日
上映時間 212分
予告動画
主題歌
場所
イエス・キリストが誕生したベツレヘムとイスラエルの首都であったエルサレムです。
エルサレムの南約10kmの所になります。
イエス・キリストが育ったがナザレです。
メッサラがローマ軍と侵攻したリビアです。
イベリアです。
アンチオキアです。
ローマ、アレクサンドリアに次ぐローマ帝国第三の都市として栄えた都市です。
ペトラです。
自然の要塞で、砂漠を移動していたキャラバン隊の中継基地です。
ヌメディアです。
紀元前46年にローマの属州となったアフリカ北部にあるアルジェリア北東部周辺です。
マケドニアは、バルカン半島中央部にあたる歴史的・地理的な地域の名前です。
アレクサンドロス大王の出生地(映画「アレキサンダー」)です。
あらすじ【AI要約】
ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂の天井画で描いた「アダムの創造」というフレスコ画が映し出されて、OVERTURE(序曲)が流されて、始まります。
中東の地図が表示されます。
ユダヤは約1世紀にわたりローマ帝国の支配下にあり、アウグストゥス皇帝の命令で全ユダヤ人は出生地への登録と納税のために故郷へ戻ることを強制された。多くのユダヤ人は荒廃した首都エルサレムの門を通り、そこでローマの砦と信仰の象徴であるエルサレム神殿を目にする。人々は皇帝の命令に従いながらも、伝統を守り続け、救世主が現れて救いと自由をもたらすという預言を信じている。
イエス・キリストの父親であるヨセフと母親であるマリアは、出所地の登録と納税のために、住んでいるナザレから生まれたと土地であるベツレヘムに戻るときに、ローマ兵から質問を受け、ダビデの家系だと答えます。
夜空に移動するダビデの星が現れ、人々はそれを見つめます。その星は地上を照らし、東方の三博士を導きます。三博士はその光のもとに来て、生まれたばかりのイエス・キリストと母マリアに贈り物を捧げます。人々は笛の音でイエスの誕生を祝います。やがてダビデの星は消えます。
「BEN-HUR」とタイトルが表示されます。
「紀元26年」と表示されます。
ローマ軍がナザレを経由してエルサレムに進軍しています。メッサラ司令官がドルーサスに村の名前を尋ねると、ドルーサスは「ナザレ」であり、明日の夜までにエルサレムに到着しなければならないと答えました。
ヨセフはイエス・キリストに大工の仕事を手伝うように勧めましたが、イエスは父の仕事をしなければならないと答えました。その後、イエスはナザレの町を歩いていました。
ローマ軍がエルサレムに到着し、セクスタス司令官からメッサラ司令官に指揮権が譲られる。メッサラはエルサレムで育ち、父も総督だったが不運に見舞われたと語る。ユダヤ人はローマに反感を持ち、頑固な信仰心から神像破壊も起きているが、指導者の逮捕は難しい。救世主の預言や奇跡を行う人物も現れており、信仰の変革に対してどう対処するかが課題となる。メッサラはローマ皇帝の支配強化を誓い、知恵で対抗すると答える。そこへ、ユダヤの有力者ベン・ハー(プリンス・ユダ)が面会を求めて訪れ、メッサラは彼を兄弟のように慕っていることが明かされる。
メッサラ司令官とベン・ハーは再会し、和やかに槍投げをして親交を深めます。メッサラはイスラエル統治の難しさを語り、ベン・ハーに協力を求めますが、ベン・ハーは軍の撤退とユダヤ人の自由回復を求めて対立します。メッサラはローマ皇帝の領土拡大への固執とユダヤに対する特別な関心を伝え、ベン・ハーはユダヤ人が皇帝を好んでいないと反論します。最後に、メッサラは片思いも悲観することはないと述べています。
メッサラ司令官はベン・ハーにローマ総督が反乱の弾圧に来ることを伝え、ユダヤ人もローマの一員であり心配ないと言う。メッサラはローマの強さと文化の優位を語り、ベン・ハーにローマへの抵抗は無益で民族の絶滅を招くと伝えるよう頼むが、ベン・ハーは暴力に反対しユダヤ民族の未来を信じると答える。二人は友情を確かめ合い、翌日にベン・ハーの家で会う約束をし、互いに酒を酌み交わす場面で友情が象徴的に描かれる。
夜が明けます。
メッサラ司令官はベン・ハー、ミリアム、ティルザと庭を散歩し、昔話を語る。ミリアムとティルザはメッサラの変わらぬ面影や成長を語る。室内でメッサラはローマの威光を誇示し、ティルザに戦争で得た宝石を贈るが、その背景には破壊と侵略があった。ベン・ハーはその支配者と被支配者の見方の違いを指摘し、友情の証としてメッサラに白馬を贈る。全体を通じて、権力と友情の対比が描かれている。
メッサラ司令官はベン・ハーに、ローマへの抵抗は無意味であり協力すれば出世できると説得を試みる。ベン・ハーは同胞を裏切れず、民族の未来を信じて抵抗を続ける意志を示す。両者は意見が対立し、友情が壊れる。ベン・ハーは密告を拒否し、最終的にメッサラ司令官と絶交することを家族に伝える。
ベン・ハーは、戻ってきたキャラバンを率いるサイモニデスと再会し、彼からイベリアのワインを受け取ります。サイモニデスはミリアムに琥珀とヒスイ、ティルザに絹を贈り、ベン・ハーはサイモニデスとの関係を「一番の宝」と表現します。サイモニデスはペトラ隊の無事や国王の保証、アンチオキアから娘エスターの結婚許可を得たことを報告。ベン・ハーはエスターとティルザを迎え、エスターに自由と結婚許可を与え、無事と幸せを祈って乾杯します。エスターは感謝の言葉を述べました。
夜、エスターとベン・ハーは一緒に過ごし、お互いに惹かれ合います。ベン・ハーはエスターの奴隷の印の指輪を外し、自分の指にはめて守ると約束します。二人はキスを交わしますが、エスターは涙を流しながら別れます。
ローマ軍のクイントゥス総督がエルサレムに到着し、メッサラ司令官が迎えます。総督の冠を受け取った際、エルサレムの代表が不在な理由を問うと、メッサラは市民がローマ人を歓迎していないためだと説明します。総督が市内を進むと、ベン・ハーとティルザが屋敷のバルコニーから見ており、瓦がずれて落ちてきて総督が落馬、意識を失います。ローマ兵はベン・ハーの屋敷に押し入り、彼と女性たちを拘束しようとしますが、ベン・ハーは事故だと説明します。メッサラ司令官が現場を調べると、瓦が不自然に落ちる状況を確認しますが、容赦しません。
ベン・ハーは独房に入れられ、裁判なしでガレー船の漕ぎ手にされることが決まる。彼は母と妹の安否をローマ兵士に尋ねるが答えられず、拘束されて殴られ気絶。目覚めて脱走を試み、拘束を解いてメッサラ司令官の元へ向かう。ベン・ハーは母と妹の解放を求めるが、メッサラは反逆の見せしめとして許さず、二人の命を盾に脅す。ベン・ハーは復讐を誓い連行され、メッサラは壁に刺さった槍を抜きます。
サイモニデスとエスターはアンチオキアからの帰路でベン・ハーの事件を知り、エルサレムに戻ります。そこでローマ兵に呼ばれ、メッサラ司令官と会います。サイモニデスは自分がベン・ハー家の召使いだと名乗り、無罪を訴えますが、司令官はベン・ハーが罪人と宣告されたと返答。司令官はドルーサスにサイモニデスを尋問のため拘留するよう命じ、二人は砦に案内されます。
ローマ兵は罪人たちを鎖でつなぎ、荒野を歩かせて倒れた者を見捨てます。ベン・ハーもその中に含まれており、ナザレに到着します。イエス・キリストはその様子を見守り、倒れたベン・ハーに水を与えようとしますが、ローマ兵はそれを止めようとします。しかし兵士たちはイエスに逆らえず、ベン・ハーは水を飲んで生き延びます。その後、兵士に鞭打たれながらも、ベン・ハーはイエス・キリストを見つめ続け、前へ進みます。
ローマ軍のガレー船が海上に展開しており、兵士の指示に合わせて漕ぎ手が漕いでいます。総大将アリウスのはしけが到着するため、兵士は停船命令を出し、漕ぎ手にオールを上げたり下ろしたりするよう指示します。また、ラッパを鳴らして命令を伝えています。
アリウス総大将はガレー船に乗り込み、漕ぎ手200名が1時間ごとに30名交代することを確認します。病気の漕ぎ手は交代させ、厳しく鞭で叱責しながら指揮を執ります。ベン・ハーに経験を尋ね、彼の正確な答えに感心しつつも鞭で叩き、憎悪が力となると語ります。漕ぎ手たちは重罪人でありながら必死に漕ぐことを命じられ、マケドニアの海賊討伐のため出航します。漕ぎ手の能力を試すために速度を上げると多くが倒れ、速度を落として休憩させます。船は海を進んでいます。
アリウス総大将はベッドで寝ているところにベン・ハーが現れ、呼ばれたため来たと答える。総大将は、極悪人を寝ている間に殺さなかった理由を尋ねると、ベン・ハーは死にたくないからだと答える。総大将はベン・ハーに、漕ぎ手を辞めて剣闘士になるよう提案するが、ベン・ハーは剣闘士として死ぬことを疑問視する。総大将は勝ち続けなければ逃げられず、負ければ船と共に死ぬと説明し、ベン・ハーは神が自分をここに生かしているはずだと反論。総大将はその信仰の強さに驚き、ベン・ハーを船底に戻すよう命じる。
ローマ軍はマケドニア軍のガレー船団を発見し、アリウス総大将の指揮で戦闘態勢を整えます。漕ぎ手たちは鎖で足を縛られますが、アリウスが命じてベン・ハーの鎖は外されます。両軍は激しい海戦を繰り広げ、ローマ軍は火攻めや衝突でマケドニア軍の船を攻撃します。しかし、マケドニア軍の反撃でローマ船は損傷し、接近戦に突入。ベン・ハーはローマ兵を殺して漕ぎ手たちを解放し、混戦の中でアリウス総大将を狙う敵兵を倒します。アリウスは海に落ち溺れそうになりますが、ベン・ハーが助けて筏に乗せます。その後、ローマ軍の船は炎上して沈没します。
ベン・ハーはアリウス総大将の自殺を何度も阻止し、彼を意識を失わせて救助します。二人は筏で漂流中、鎖で繋がれたままにらみ合い、互いに質問を交わします。アリウス総大将は死を望むが、ベン・ハーは彼に船を漕ぐよう命じて生かし続けます。最後にベン・ハーは遠くのローマ船を発見し、救助を求めて合図を送ります。
アリウス総大将とベン・ハーはローマの船に救助され、船上でローマ兵士から戦況を聞きます。艦隊は大勝利で、失った船は5隻のみだったことが伝えられます。アリウス総大将は神の助けを感じ、ベン・ハーに水を渡し共に飲みます。兵士たちはアリウス総大将を称え、ベン・ハーは漕ぎ手たちを見下ろしながら甲板にいます。その後、アリウス総大将はベン・ハーを連れて行きます。
ティベリウス皇帝は、戦勝パレードで勝利を収めたアリウス総大将を称え、アリウス総大将に名誉ある勝利のバトンを授けます。アリウス総大将は隣にベン・ハーを乗せてパレードを行い、皇帝にベン・ハーが命の恩人であり、冤罪でユダヤ総督襲撃の罪に問われたことを説明します。皇帝は二人に興味を示し、後日詳しく聴くと告げてパレードを終えます。アリウス総大将とベン・ハーは再びチャリオットに乗って去っていきます。
ティベリウス皇帝は、アリウス総大将に対し、ベン・ハーはユダヤの名門であるが総督を襲ったことはローマに反抗する行為だと伝えました。一方、アリウス総大将はベン・ハーに悪意はなかったと信じています。皇帝は寛大な処置として、ベン・ハーをガレー船に戻さず奴隷として与えることを決め、これが元老院と市民の意向であると告げました。
宴会が行われています。
アリウス総大将は、命を救ったベン・ハーをローマに連れて帰り、ベン・ハーを息子の身代わりとして養子に迎え入れました。宴会で正式に養子縁組が完了し、ベン・ハーは家名や財産、指輪を継承します。ベン・ハーは新たな人生と家族への感謝を述べ、指輪を身につけます。また、アリウス総大将は古くからの親友であるポンテオ・ピラトを紹介し、ピラトがユダヤの総督を任されていることを明かします。
ベン・ハーはローマ市内を一人で眺めているところ、アリウス総大将が訪ねてきます。アリウスはエルサレムへの出発を延期するよう勧めますが、ベン・ハーはそれを拒否し、遅れれば取り返しがつかないと強く言います。二人は神の力についても言葉を交わし、最後にアリウスはベン・ハーを宴会に連れて戻ります。
ベン・ハーは船とラクダでエルサレムへ向かい、途中の村で休憩して水を飲みます。バルタザールがベン・ハーを見て声をかけ、ナザレの方を捜しているか尋ねますが、ベン・ハーは違うと答えます。バルタザールは自身がイルデリム族長のもとに泊まっていることを話します。また、4頭の白馬が引くチャリオットが競争の練習をしています。
イルデリム族長は、チャリオットの騎手に対して馬を優しく扱いする。鞭を使わずコーナーを曲がってからスピードを上げるよう指示する。バルタザールはベン・ハーが問題を前から見抜いていたと告げる。
イルデリム族長はベン・ハーとバルタザールを歓迎し、食事やワインを振る舞う。イルデリム族長は、純粋な馬を愛しており、翌日のレースで名馬アンタレスを内側に置くと話す。ユダヤ人であるベン・ハーがローマで競技をしていたことに驚き、滞在を勧めます、ベン・ハーは、イルデリム族長に滞在の申し出を断ります。
イルデリム族長はベン・ハーに、エルサレムのレースには強敵が集まると話した。メッサラ司令官は誰も止められないと語るが、ベン・ハーは奇跡を信じない。バルタザールはベン・ハーに復讐は神に任せるべきだと諭す。
荒れ果てた屋敷に戻り、屋敷の扉を開け、屋敷の中に入り、屋敷の2階から降りて開いている扉に驚くベン・ハーはエスターに声をかける。エスターは泣き崩れるベン・ハーを支えるが、サイモニデスにミリアムとティルザはどこだという。
サイモニデスは、ミリアムとティルザの消息が全く分からないと答えた。舌を切られて釈放された相棒のマルックを紹介し、足の自由を奪われたという。お互い不自由さを補いあって、生活していると言う。ベン・ハーは、サイモニデスを寝室へ運びます。
ベン・ハーとエスターは4年前に2人で過ごした部屋で、再び過ごしている。エスターはなぜ嫁に行かなかったのかと質問するも、父には私が必要だと答える。エスターは、メッサラ司令官がベン・ハーが居ることが知ったらと心配する。ベン・ハーは、エスターに母と妹の居所を聞くために、メッサラ司令官に会わなければならない。エスターはベン・ハーに屋根から落ちた1枚の瓦が、どこまでも後を引き、ガレー船では済まされないと言います。ベン・ハーは、泣き出すエスターを抱きしめます。
アリウス2世として、メッサラ司令官に半月刀を手土産に渡して面会する。メッサラ司令官は、鞭を振るう練習をして盃を鞭でテーブルから叩き落とする。ベン・ハーは、メッサラ司令官に母と妹はどうなったと質問する。メッサラ司令官は「明日また来る、失望させるな」と言い返す。ドルーサスは、メッサラ司令官に5年近くにもなるし、生きていると思えないと言う。
ドルーサスは、砦で母がミリアム、娘がティルザという囚人を捜し出します。
ミリアムとティルザは、ハンセン病になっていることが判明し、町の外に追い出されることになります。
エスターは、屋敷で咳をする人に気が付く。ミリアムとティルザは、エスターに名乗り、ハンセン病だから近寄らないように言い、エスターは、ミリアムとティルザにベン・ハーには言わないように約束する。ベン・ハーは、屋敷に戻ってくる。エスターは、ベン・ハーにミリアムとティルザの遺体を見たことがあり、ミリアムとティルザが死んだと伝えます。ベン・ハーは、部屋を飛び出し、泣き出し、決意を固めて屋敷を出ます。
ローマ浴場の様子が描かれます。
ドルーサスは、メッサラ司令官にイルデリムが来ていると伝える。白馬が負け知らずの司令官様の黒馬に挑み、私の白馬に賭けると言う。ドルーサスは、イルデリムは持ってきた掛け金をローマ兵士たちに見せ、棒でかき混ぜた。全て金貨、銀貨であることを示し、制限がないことを示し、ローマ兵士たちは、イルデリムに次々と声をかける。イルデリムは、メッサラ司令官に賭け金を木版に1000タレントと書き込む。メッサラ司令官は、イルデリムに賭け金を1000タレントで受けて立つと言う。イルデリムは、メッサラ司令官にサインをと木版を差し出す。メッサラ司令官は、サインの代わりに、木版に指輪を押し付ける。メッサラ司令官は、退室します。ドルーサスは、メッサラ司令官に続いて、退室します。
ベン・ハーは、イルデリムの白馬でレースの練習をしている。気持ちを合わせて1週目から先頭を走ろうとせずに、勝負は最後の1周だと声をかける。メッサラ司令官との対決以外に眼中にないと決意を言う。
翌朝になります。
多くの馬とチャリオットが集まり、レースの準備が整っています。ベン・ハーは防具と短剣を身に着け、青いマントをまとい、神に復讐を求める祈りを捧げます。イルデリムは、ベン・ハーにユダヤの象徴であるダビデの星を付け、これがユダヤとアラブの民族を照らし、ローマ人の目を眩ませると説明します。
音楽が流れる中、ベン・ハーはチャリオットに乗り、兜をかぶってレース場に向かいます。スターターがスタート台に登り、メッサラ司令官が5番チームのスタート地点に向かうと、ベン・ハーと互いに睨み合います。メッサラ司令官は、決着の日が来たと告げ、ベン・ハーはこの日を待っていたと応じます。
イルデリムは、メッサラ司令官がギリシャのチャリオットに乗っていることを伝え、彼のチャリオットには他のチャリオットの車輪を壊す武器が搭載されていると警告します。出走前のラッパが鳴り、チャリオットを先導する馬がレース場に入ります。観客席は満席で、9台のチャリオットがレースに向けて進んでいきます。
観客席は、満席です。
イルデリムが観客席に到着し、レースの開始を告げるラッパが鳴り響きます。ポンテオ・ピトラ総督がレース場に現れ、全チャリオットが彼の前を通過し、披露されます。総督は椅子に座り、チャリオットは横一線に並んで、先導する馬に続いて1周半を走り、再び総督の前で停止します。
馬の世話をする人々が馬をスタート地点に配置し、ベン・ハーやメッサラ司令官、他の騎手たちはマントを脱ぎ、ベン・ハーは兜も外します。観衆の大歓声の中、馬たちは興奮し、再びラッパが鳴り響きます。先導する馬たちがレース場から離れて行きます。
ポンテオ・ピトラ総督は、ティベリウス皇帝の名のもとに集まった人々を歓迎し、レースが皇帝の栄誉とローマの一員であることを強調しました。出場者たちを称賛し、アレキサンドリア、メッシナ、カルタゴ、キプロス、ローマ、コリント、アテネ、フリジア、ユダヤからの優勝者には勝利の冠が授与されることを告げました。レースの開始を告げるために、ポンテオ・ピトラ総督は白い布を受け取り、メッサラ司令官とベン・ハーの緊張感あるにらみ合いが見られました。ローマ兵が旗を掲げ、総督が白い布を放つと、旗が振り降ろされ、レースが始まりました。
メッサラ司令官は、ブラックデビルを駆使してスタートダッシュを決め、ベン・ハーの進路を妨害します。ベン・ハーは無難なスタートを切りますが、メッサラの策略により順位を下げることになります。イルデリムはメッサラに対して激しい言葉を投げかけ、レースの緊張感が高まります。
フリジアのチャリオットがコーナーで横転し、救護班が現場に急行します。レースの順位はコリント、キプロス、アレキサンドリアが上位を占めていましたが、メッサラの妨害により順位が変動し、最終的にメッサラが3位に浮上します。
メッサラはブラックデビルを駆使して速さを増し、前方のコリントを追いかけます。キプロスに対して攻撃を仕掛けるも、キプロス司令官は巧みに避け、順位を下げる結果となります。メッサラは再びブラックデビルを鞭で叩き、後続を引き離しながらコリントを追い続けます。
1周目を通過します。
ベン・ハーはレース中にアレキサンドリアを抜き、3位に上昇します。メッサラ司令官は外側からコリントを抜き、トップに立ちますが、コリントは直線でメッサラ司令官を追い越します。メッサラ司令官はコーナーで減速し、コリントの車輪を破壊して再び1位になります。その後、コリントは後続のチャリオットに轢かれてしまいます。
アレキサンドリアは内側からベン・ハーを抜き、2位に上がります。メッサラ司令官は後ろのベン・ハーを引き離そうとし、ブラックデビルに鞭を入れますが、ベン・ハーは外側からアレキサンドリアを抜き、メッサラ司令官に並びます。イルデリムはベン・ハーを応援し、メッサラ司令官に対して警告を発します。
レースの緊迫した状況の中で、メッサラ司令官はベン・ハーに鞭を入れようとしますが、ベン・ハーはそれを阻止します。最終的に、メッシナがベン・ハーを避けきれずに横転する場面も見られます。レースは激しい競り合いが続き、各選手の技術と戦略が試されています。
イルデリムは、メッサラ司令官に俺の馬に手を出すなと叫びます。
3週目を通過します。
ベン・ハーはレース中に順位を落とし、カルタゴを外側から追い越してコース中央を通過し、他の競技者を次々と抜かしていきます。レースの進行状況では、1位がメッサラ司令官、2位がアレキサンドリア、3位がベン・ハーという順位でコーナーを回ります。メッサラ司令官は、外側にベン・ハー、内側にアテネとメッシナに挟まれ、アテネとメッシナはチャリオットが壊れて自滅します。その結果、順位はメッサラ司令官が1位、ベン・ハーが2位、アレキサンドリアが3位となります。
ベン・ハーはメッサラ司令官の内側に並びかけ、メッサラ司令官は必死にブラックデビルに鞭を入れてベン・ハーに抜かれないようにします。コーナーでメッサラ司令官は外側からベン・ハーに寄せて前に出ますが、ベン・ハーは内側ぎりぎりに寄せて兵士を轢いてしまいます。その後、ベン・ハーはメッサラ司令官の前に壊れて撤去されていない戦車を見つけ、これを乗り越えようとします。高く跳ね上げられながらも落車は免れ、メッサラ司令官のコーナーの内側を通って並びかけます。イルデリムはアンタレスに対して我慢するように叫びます。
6周目を通過し、残り3周です。
ベン・ハーとメッサラ司令官は、レースの中で激しく競り合っています。メッサラ司令官は、ベン・ハーのチャリオットの車輪を破壊しようと試み、チャリオットを内側に寄せて攻撃を仕掛けます。一方、ベン・ハーはその攻撃から自らのチャリオットを守るために奮闘しています。メッサラ司令官は、ブラックデビルに鞭を入れ、必死に速度を上げてベン・ハーに接近し、再度チャリオットを破壊しようとします。競争は緊迫感を増し、両者の技術と戦略が試されています。
7周目を通過し、残り2周です。
メッサラ司令官はベン・ハーを鞭で叩くが、ベン・ハーはその鞭を掴んで奪う。続いて、ベン・ハーのチャリオットがメッサラ司令官のチャリオットを破壊し、メッサラ司令官は手綱を放さずに馬に引きずられる。ピラト総督は立ち上がり、状況を見守る中、アレキサンドリアがメッサラ司令官を轢く。メッサラ司令官は馬の手綱を放し、レース場に横たわる。驚いたベン・ハーはメッサラ司令官の鞭を投げ捨て、トップを快走する。最終的に、旗が振り降ろされ、ベン・ハーが優勝を果たします。観衆は、次々とコース上になだれ込んできます。
メッサラ司令官は担架に乗せられ、力尽きて運び出される場面が描かれています。その際、ベン・ハーは彼の横を通過し、音楽に合わせてウィニングランを行います。ベン・ハーはポンテオ・ピトラ総督の前で戦車を止め、イルデリムが彼の勝利を称賛します。ベン・ハーは馬たちに感謝の意を示し、総督の前に進み出ます。ポンテオ・ピトラ総督は、ベン・ハーの見事な勝利を称え、ベン・ハーを民族の英雄と呼び、ベン・ハーに月桂樹の冠を授けることを決定します。
観衆は、大歓声を上げます。
ポンテオ・ピトラ総督は、観衆に静まるように合図を送り、注目を集めます。ポンテオ・ピトラ総督は、ベン・ハーに対して、ローマの父上からのメッセージを伝えます。その内容は、アリアス2世に対する警告であり、調子に乗りすぎないようにとの助言が含まれています。総督はさらに、ベン・ハーを観衆の方に向けさせ、ベン・ハーの存在を強調します。
ドルーサスは、瀕死の重傷を負ったメッサラ司令官を見守っています。
メッサラ司令官は重傷を負い、医者から足の切断を勧められるが、ベン・ハーに情けない姿を見せたくないため、これに反対する。医者の助手は切断を諦め、メッサラ司令官の手を解放する。ベン・ハーが月桂樹の冠を持ってメッサラ司令官の元に訪れ、彼はレースの勝利を祝うが、ベン・ハーは敵がいないと答える。メッサラ司令官は、まだ憎しみを抱いており、ミリアムとティルザが変わり果てた姿で生きていることを伝えます。
ベン・ハーは、悔しみ、泣き出します。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに憎しみが続く限り、勝負はつかないと言い残して、亡くなります。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に掴まれた手を離して、呆然として、部屋を出て、誰もいなくなったレース場に戻って来ます。
ベン・ハーは、ハンセン病が蔓延する死の谷に向かい、ミリアムとティルザを探しています。ベン・ハーは、病人にミリアムとティルザのことを尋ねますが、病人は多くの人がいるが名前は知らないと答えます。エスターは、食料を持って死の谷に到着し、ベン・ハーと再会しますが、彼に嘘をついた理由を説明します。エスターは、ミリアムとティルザの気持ちを考慮し、ミリアムとティルザに会わないようにとベン・ハーに頼みますが、彼はその制止を振り切ります。
ミリアムとティルザは洞窟から出てきて、エスターが食料を置くのを見ます。ミリアムはジュダの様子を尋ね、ベン・ハーは声を上げずに涙を流します。エスターはミリアムに元気であると伝え、ミリアムは感謝の意を示して洞窟に戻ります。エスターはベン・ハーに、ミリアムとティルザの願いを忘れるように言いますが、ベン・ハーはそれを無視します。最終的に、マルックがベン・ハーを押し付け、エスターは彼がミリアムとティルザを不幸にすることを警告します。ベン・ハーは死の谷から戻る決意を固めます。
ベン・ハー、エスター、マルックは、川が流れる山に集まる人々の中にいます。バルタザールは、成長したベン・ハーに出会い、彼が神の御子であると預言通りであると告げます。ベン・ハーは、バルタザールの生きがいと幸せを称賛します。エスターは先に行動を起こし、ベン・ハーは川の水を飲みます。バルタザールは、ベン・ハーに一緒に来て話を聞くよう勧めます。ベン・ハーは、ガレー船に引かれている途中、渇きで苦しんでいた際に水を与えてくれた人のことを思い出し、もしこのような人生であれば助けを求めない方が良かったと感じています。
イエス・キリストが山の上に立ち、多くの人々がその裾野に集まっています。ベン・ハーは遠くからイエスを見つめ、エスターは山の上でイエスの前にいます。イエスは人々の前に立ち、彼らに向けて何かを伝えようとしています。一方、ベン・ハーはピトラ総督に会うため、エルサレムに向かう決意を固めています。これらの場面は、信仰と人間関係の交差点を描写しており、登場人物たちの行動が物語の進行に重要な影響を与えることを示唆しています。
ベン・ハーはポンテオ・ピトラ総督と面会し、アリウス総大将からのローマ市民としての勝利の知らせを受け取ります。ポンテオ・ピトラ総督は、ローマの権力や感情の誤りが進歩をもたらすことを語り、ベン・ハーにローマに従うよう促しますが、ベン・ハーは自らのアイデンティティを守り、ジュダ・ベン・ハーとして生きる意志を示します。
ポンテオ・ピトラ総督は、皇帝の代理としての立場を強調し、ローマに反抗する者には厳しい結果が待っていると警告します。ベン・ハーはこの警告に同意し、アリウス総大将に迷惑をかけたくないと考え、指輪をポンテオ・ピトラ総督に返却します。ポンテオ・ピトラ総督はベン・ハーを保護できないと告げ、ユダヤを去るように警告します。ベン・ハーは無言でその場を去ります。
登場人物
- ヨセフ
- マリア
- メッサラ
- ドルーサス
- セクスタス
- ジェダ・ベン・ハー
- ミリアム
- ティルザ
- サイモニデス
- エスター
- イエス・キリスト
- クイントゥス・アリウス
- ティベリウス
- ポンテオ・ピラト
- バルタザール
- イルデリム
- マルック
- アンタレス
- リゲル
- アルタイル
- アルデバラン
ヨセフ
ヨセフは、ローレンス・ペインが演じるイエス・キリストの父親で、出所地の登録と納税のために、住んでいるナザレから生まれたと土地であるベツレヘムに戻るときに、ローマ兵から質問を受け、ダビデの家系だと答え、イエス・キリストに大工の仕事を手伝うように言いますが、父の仕事をしなくては答えられます。
マリア
マリアは、ホセ・グレチが演じるイエス・キリストの母親で、出所地の登録と納税のために、住んでいるナザレから生まれたと土地であるベツレヘムに戻るときに、ローマ兵から質問を受け、ヨセフの妻だと答え、ベツレヘムの厩で生まれた生まれたばかりのイエス・キリストを抱いて、東方の三博士からイエス・キリストに贈り物をされます。
メッサラ
メッサラは、スティーヴン・ボイドが演じるエルサレム総督の息子として、エルサレムで生まれ、14歳までベン・ハーと共にライオン狩りを楽しみながら育ち、大けがをしたベン・ハーを助け、ティルザに恋をして、エルサレムを離れ、ローマに戻り、ローマを見て、ローマが軍事力だけではなく、道路と船で世界を結んで、文化も比類がないので、ローマが世界を統治するにふさわしいと思うようになり、リビアへ戦争に行って、2日に渡る猛攻で敵を退散させて、首都へ侵攻し、魅力的な街を破壊し、焼け野原にして、エルサレム司令官として、エルサレムに戻り、ベン・ハー、ミリアム、ティルザと再会し、エルサレム司令官としてベン・ハーにユダヤ制圧して出世することに協力するようにお願いしますが、ベン・ハーに断られ、エルサレム新総督をエルサレムに迎い入れ、ベン・ハーの屋敷の瓦が落ちて、新総督が落馬したことを理由に、ベン・ハー、ミリアムとティルザを拘束し、ベン・ハーをガレー船の漕ぎ手として、エルサレムを追放し、ミリアムとティルザを囚人として投獄し、エルサレムに戻って来たベン・ハーと4頭立ての馬車レースを行い、レース中の事故により亡くなります。
スティーヴン・ボイドは、映画「天地創造」にも出演しています。
ドルーサス
ドルーサスは、テレンス・ロングドンが演じるメッサラ司令官の部下です。
セクスタス
セクスタスは、アンドレ・モレルが演じるローマ軍のエルサレム司令官で、メッサラ司令官の前任者で、エルサレムに到着したメッサラ司令官を歓迎し、メッサラ司令官と握手をして、司令官の交代が行ない、エルサレムの状況をローマへの根強い反感もあり、ユダヤ人が税を治めたがらないし、頑固な信仰があり、ローマの神々や皇帝の像を破壊する者までいて、神は人の心に宿ると説いて、砂漠をうろついて人を川へ突き落とすヨハネや怪しげな魔術を使う大工の息子を奇跡と騒いでいる説明します。
ジェダ・ベン・ハー
ジェダ・ベン・ハーは、チャールトン・ヘストンが演じるで、ベン・ハー、ジュダとも呼ばれるユダヤ人の王族で、エルサレムで生まれ、メッサラと共にライオン狩りを楽しみながら育ち、大けがをしてメッサラに助けられ、エルサレム司令官となってエルサレムに戻って来たメッサラ司令官と再会し、メッサラ司令官からユダヤ制圧して出世することに協力するようにお願いされますが、断り、メッサラ司令官、ミリアムとティルザを再会させ、メッサラ司令官から密告者にしようとしたのでメッサラ司令官とは絶交し、メッサラ司令官と新総督を見ていた時に、ベン・ハーの屋敷の瓦が落ちて、新総督が落馬し、新総督が意識を失いったことを理由に、メッサラ司令官にミリアムとティルザと共に拘束され、ベン・ハーをガレー船の漕ぎ手としてエルサレムを追放させられ、砂漠を後進する途中で、イエス・キリストに水を与えられて、助けられ、クイントゥス・アリウス総大将のガレー船で漕ぎ手を行い、マケドニアのガレー船との戦闘中にクイントゥス・アリウス総大将を助け、クイントゥス・アリウス総大将と共に、ローマに凱旋し、ローマで行われているクイントゥス・アリウス総大将の4頭立ての馬車でレースに5連勝して、クイントゥス・アリウス総大将と養子縁組をして親子になり、エルサレムに戻る途中で、イエス・キリストを捜しているバルタザールとエルサレムで開催される4頭立ての馬車レースでメッサラ司令官に勝とうとしているイルデリムに出会い、エルサレムに戻り、屋敷でエスターとサイモニデスに再会し、クイントゥス・アリウス総大将の息子としてメッサラ司令官と再会し、ミリアムとティルザを捜させますが、エスターからミリアムとティルザが亡くなっていると聞かされ、メッサラ司令官に復讐するためにイルデリムの4頭立ての馬車でエルサレムで開催されるレースに出場し、優勝し、メッサラ司令官に復讐を果たしますが、メッサラ司令官からミリアムとティルザがハンセン病にかかって、ハンセン病がはびこる死の谷で生きていると伝えられ、メッサラ司令官への怒りが収まらず、ハンセン病がはびこる死の谷へ向かい、死の谷でエスターと出会い、エスターからミリアムとティルザの願いで亡くなったと嘘を行ったことを知らされ、死の谷で生きている生ける屍のような姿になったミリアムとティルザを見て、死の谷から出て、ポンテオ・ピラト総督に会うためにエルサレムに戻る途中で、イエス・キリストが山の上で人々に教えを説いている所を通り、バルタザールと再会し、ポンテオ・ピラト総督にローマ市民としてではなく、ユダヤ人として生きることを伝え、屋敷に戻り、エスターにローマ帝国と戦う決意を示し、死の谷へ向かい、ミリアムとティルザと再会し、エスターの勧めで、ミリアムとティルザに安らぎを与えるために、イエス・キリストの言葉を聞かせるために、エルサレムへミリアムとティルザを連れて行き、イエス・キリストが磔刑にされるところに出くわし、イエス・キリストが水をくれた人であることに気が付き、十字架を背負って歩くイエス・キリストに水を与えようとしますが、ローマ兵士たちに邪魔をされて、イエス・キリストに水を与えることができず、バルタザールと再会し、磔刑にされるイエス・キリストを見て、屋敷に戻って来て、ハンセン病が治ったミリアムとティルザと再会して、抱き合います。
チャールトン・ヘストンは、映画「十戒」にも出演しています。
ミリアム
ミリアムは、マーサ・スコットが演じるベン・ハーの母で、ベン・ハーとティルザと共にメッサラ司令官と再会し、話をしていましたが、ベン・ハーからメッサラ司令官に密告者にされようとしたので、メッサラ司令官とは絶交したことを伝えられ、新総督を迎い入れるローマ兵士たちを見ているベン・ハーとティルザに何が起きたのかと質問し、ティルザから行進を見ていただけなのと答えられ、ベン・ハーから瓦がずれて、総督に当たったらしいと答えられ、ティルザと共にメッサラ司令官の命令で連行され、ティルザと共に砦の監獄に投獄され、5年後にハンセン病になっていることが判明し、監獄から追い出されて、屋敷に戻り、エスターに見つけられ、エスターにベン・ハーに言わないように誓わせ、ティルザと共に死の谷で暮らし、エスターから食料の補給を得て生き延び、ベン・ハーが死の谷にやって来て、生きていることが伝わり、エスターの勧めで、ティルザと共にに安らぎを与えるために、イエス・キリストの言葉を聞かせるために、ベン・ハー、エスターとティルザと共にエルサレムへ行き、市民から石を投げつけられますが、イエス・キリストが磔刑にされるところに出くわし、エスターとティルザと共にエルサレムから離れ、洞穴へ行き、雨が降り、雷鳴が轟き、体中に痛みを感じて、ハンセン病が治り、屋敷に戻って来て、ベン・ハーと再会して、抱き合います。
マーサ・スコットは、映画「十戒」にも出演しています。
ティルザ
ティルザは、キャシー・オドネルが演じるベン・ハーの妹で、ベン・ハーとミリアムと共にメッサラ司令官と再会し、話をしていましたが、ベン・ハーからメッサラ司令官に密告者にされようとしたので、メッサラ司令官とは絶交したことを伝えられ、ベン・ハーと共に2階のバルコニーからローマ軍を見ていて、ベン・ハーにメッサラ司令官を見つけたと言い、メッサラ司令官を見送りために移動し、瓦が動き、新総督を見るために移動し、ベン・ハーに新総督よと言い、ベン・ハーの屋敷のバルコニーの瓦が新総督の馬の近くに落下し、新総督が落馬し、新総督が意識を失い、ローマ軍がベン・ハーの屋敷に押し入ろうとして、ミリアムと共にメッサラ司令官の命令で連行され、ミリアムと共に砦の監獄に投獄され、5年後にハンセン病になっていることが判明し、監獄から追い出されて、屋敷に戻り、エスターに見つけられ、ミリアムと共に死の谷で暮らし、エスターから食料の補給を得て生き延び、ベン・ハーが死の谷にやって来て、生きていることが伝わり、エスターの勧めで、ミリアムと共に安らぎを与えるために、イエス・キリストの言葉を聞かせるために、ベン・ハー、エスターとミリアムと共にエルサレムへ行き、市民から石を投げつけられますが、イエス・キリストが磔刑にされるところに出くわし、エスターとミリアムと共にエルサレムから離れ、洞穴へ行き、雨が降り、雷鳴が轟き、体中に痛みを感じて、ハンセン病が治り、屋敷に戻って来て、ベン・ハーと再会して、抱き合います。
サイモニデス
サイモニデスは、サム・ジャッフェが演じるベン・ハーの召使で、アンチオキアに住んでいて、年に1度、キャラバンを率いてエルサレムに戻って来て、ベン・ハーから戻って来る度に、どんどん金がたまっていくので、一番の宝だと言いわれ、アンチオキアから結婚の許可を得るために娘エスターの連れてましたと言い、ベン・ハーにエスターを引き合わせ、ベン・ハーがエスターに結婚祝いに自由と結婚の許可を与え、帰りの道中の無事と幸せを祈って、乾杯し、アンチオキアに戻る途中でベン・ハー、ミリアムとティルザが連行されたことを知り、メッサラ司令官に会いますが、拘束され、拷問され、両足が動かなくなり、舌を切られたマルックと知り合い、何も言わずに釈放され、何もかも取り上げられて、行くところもなくて、エスターとマルックと共に屋敷にを隠れ住んでいて、戻って来たベン・ハーと再会し、ミリアムとティルザの居場所を知らず、ベン・ハーにお宝を軍資金にしてローマ軍を叩くことを勧めます。
エスター
エスターは、ハイヤ・ハラリートが演じるベン・ハーのサイモニデスの娘で、ベン・ハーから結婚の許しを得るためにエルサレムにやって来て、ベン・ハーと再会し、ベン・ハーから結婚祝いに自由と結婚の許可を与えられ、帰りの道中の無事と幸せを祈られ、乾杯し、夜になり1人で部屋にいると、ベン・ハーがやって来て、ソロモンの話を聞かされ、ベン・ハーに昔話をしながら、ベン・ハーに惹かれ、ベン・ハーから花嫁でなければ、別れの接吻をしたいところだと言いわれ、ベン・ハーに嫁ぐ身でなければ、お別れする必要もないのと言い、ベン・ハーから自由になったエスターの指から奴隷の印の指輪を外して、エスターに結婚する女性が現れるまで指にはめると言いわれ、ベン・ハーと別れのキスをして、涙を流して、ベン・ハーと別れ、アンチオキアに戻る途中でベン・ハー、ミリアムとティルザが連行されたことを知り、メッサラ司令官に会いますが、サイモニデスが拘束され、拷問され、両足が動かなくなったので、サイモニデスと舌を切られたマルックと共に屋敷に隠れ住んでいて、戻って来たベン・ハーと再会し、サイモニデスに引き合わせ、ミリアムとティルザを探すためにメッサラ司令官に会いに行こうとするベン・ハーに憎しみが何を産むか見て来たので止めるように説得し、イエス・キリストの憎むより許しなさい、愛は憎しみより強いという言葉を伝えますが、聞き入れられず、屋敷に隠れているハンセン病になっているミリアムとティルザに気が付き、ミリアムからベン・ハーには死の谷へ行くミリアムとティルザのことを言わないように誓わされ、ベン・ハーにミリアムとティルザの遺体を見たので、ミリアムとティルザが死んでいると伝え、マルックを連れて食料を死の谷にいるミリアムとティルザに渡し、ベン・ハーを死の谷で生きているミリアムとティルザに会わないように説得して、山の上でイエス・キリストの言葉を聞き、屋敷に戻って来たベン・ハーからエルサレムからローマ人を残らず追いだすために戦いと言われ、イエス・キリストの言葉を伝えますが、ベン・ハーの気持ちを変えることはできず、死の谷へ向かい、ミリアムとティルザと再会し、ミリアムとティルザに安らぎを与えるために、イエス・キリストの言葉を聞かせるために、エルサレムへミリアムとティルザを連れて行き、イエス・キリストが磔刑にされるところに出くわし、ミリアムとティルザと共にエルサレムから離れ、洞穴へ行き、雨が降り、雷鳴が轟き、体中に痛みを感じて、ハンセン病が治り、屋敷に戻って来て、ベン・ハーと再会して、抱き合います。
イエス・キリスト
イエス・キリストは、クラウド・ヒーターが演じるで、ヨセフとマリアの息子としてベツレヘムの厩で生まれ、バルタザールを含む東方の三博士から贈り物をされ、ナザレに住んでいて、キリスト教を布教し始め、エルサレムからナザレに罪人としてやって来たベン・ハーに水を与え、命を救い、山の上でエスターに言葉を与え、ポンテオ・ピラト総督から磔刑を言い渡され、荊冠を被らされ十字架を背負って歩かされ、ローマ兵士たちに邪魔をされて、ベン・ハーから水を与えられず、磔刑にされて亡くなります。
クイントゥス・アリウス
クイントゥス・アリウスは、ジャック・ホーキンスが演じるローマ帝国のローマ海軍の総大将で、ティベリウス皇帝からローマの商船に奇襲をかけているマケドニアのガレー船団を討伐する命令を受けて、ベン・ハーが漕いでいるガレー船に乗り込み、マケドニアのガレー船団と戦うときにベン・ハーを助け、ベン・ハーに助けられて、マケドニアのガレー船団に大勝利して、ベン・ハーと共にローマに凱旋し、ティベリウス皇帝に謁見し、ティベリウス皇帝から勝利のバトンを受け取り、ティベリウス皇帝からベン・ハーをガレー船に戻さず、ベン・ハーを奴隷として自由に使用して良いと言われ、ベン・ハーを4頭立ての馬車の騎手として、優勝させ、ベン・ハーと養子縁組して親子になり、エルサレムに向かうベン・ハーを見送ります。
ジャック・ホーキンスは、映画「アラビアのロレンス」にも出演しています。
ティベリウス
ティベリウスは、ジョージ・レルフが演じるローマ皇帝で、クイントゥス・アリウス総大将に、ローマの商船に奇襲をかけているマケドニアのガレー船団を討伐する命令をして、マケドニアのガレー船団に大勝利したクイントゥス・アリウス総大将を迎い入れ、クイントゥス・アリウス総大将に勝利のバトンを渡し、クイントゥス・アリウス総大将にベン・ハーをガレー船に戻さず、ベン・ハーを奴隷として自由に使用して良いと言います。
ポンテオ・ピラト
ポンテオ・ピラトは、フランク・スリングが演じるクイントゥス・アリウス総大将の友人で、クイントゥス・アリウス総大将から息子としてベン・ハーを紹介され、エルサレムの総督に任命され、エルサレムに着任し、エルサレムで行われる4頭立ての馬車で行われるレースを主催し、優勝者であるベン・ハーの頭に月桂樹の冠を載せ、ベン・ハーを呼び出して、ベン・ハーにローマ市民のアリウス2世として生きるか、ユダヤ人として生きるかを迫り、ベン・ハーからユダヤ人として生きると言われ、危険分子となったベン・ハーを守ることはできず、ユダヤを去れと警告します。
バルタザール
バルタザールは、フィンレイ・カリーが演じるベツレヘムの厩で生まれた生まれたばかりのイエス・キリストに出会い、東方の三博士の一人としてイエス・キリストに贈り物をして、大人になったイエス・キリストに会うために戻って来て、ベン・ハーに出会い、ベン・ハーにイエス・キリストの存在を教え、ベン・ハーと
再会し、イエス・キリストの話を聞くように勧めますが、ベン・ハーに断られ、ベン・ハーと共にイエス・キリストが磔刑になることを見守ります。
イルデリム
イルデリムは、ヒュー・グリフィスが演じるアラブの族長で富豪で、馬たちを愛し、4頭立ての馬車で行われるレースと賭け事が好きで、ベン・ハーを騎手にして、メッサラ司令官と掛け率4対1、掛け金1,000タラントで勝負を挑み、エルサレムで行われる4頭立ての馬車で行われるレースでメッサラ司令官に勝ち、メッサラ司令官と賭け事でもメッサラ司令官に勝つ人です。
マルック
マルックは、アディ・ベルベルが演じるサイモニデスと牢屋で知り合い、舌を切られ、サイモニデスと同じ日に釈放され、屋敷でサイモニデスを支えながら、エスターと共に屋敷に隠れ住んでいて、エスターと共に死の谷に住んでいるミリアムとティルザに食料を運びます。
アンタレス
アンタレスは、イルデリムの所有しているアラブの白馬で、初代ファラオの競走馬の子孫で、おとなしいく、脚は遅いが粘りでは誰にも負けないので、外側ではなく、内側を走らせることになります。
リゲル
リゲルは、イルデリムの所有しているアラブの白馬で、初代ファラオの競走馬の子孫です。
アルタイル
アルタイルは、イルデリムの所有しているアラブの白馬で、初代ファラオの競走馬の子孫です。
アルデバラン
アルデバランは、イルデリムの所有しているアラブの白馬で、初代ファラオの競走馬の子孫で、せっかちでですが、一番脚が速いです。
単語説明
アウグストゥスは、ローマ帝国初代皇帝です。
(映画「クレオパトラ」)
エルサレム神殿は、紀元前515年、バビロンからイスラエルに帰還したイスラエル人が、エルサレムに再建した第二神殿です。
イエス・キリストの父親は、生家がベツレヘムにあり、ナザレに住んでいるヨセフです。
イエス・キリストの母親は、生家がベツレヘムにあり、ナザレに住んでいるヨセフの妻で、マリアです。
ダビデの家系は、ダビデ王の子孫だということで、救世主が出現するとされている家系です。
ダビデの星は、二つの正三角形を上下を逆にして組み合わせて作り出される六芒星で、ユダヤ人社会の象徴です。
東方の三博士は、メルキオール、バルタザールとカスパールで、東方でダビデの星を見て、先立って進む星が幼子のいる場所の上に止まり、馬小屋に入り、母マリアと一緒にいた幼子イエスを見て拝み、乳香、没薬、黄金を贈り物としてささげます。
皇帝は、ローマ帝国において重要な複数の役職を兼任することによって専制的な権限を行使できる独裁者です。
総督は、ローマ帝国において属州を統治する最高責任者です。
司令官は、ローマ帝国において属州における最高位の軍人で、総督に仕える人です。
救世主は、人々や世界を救済するとされる人です。
煉瓦は、粘土や泥を直方体の型に入れ、窯で焼き固めて作られる建築材料です。
大理石は、光沢と高級感もあり見た目が美しい建築材料です。
ヨシュアは、ユダヤ人の指導者です。
(映画「十戒」)
ダビデは、エルサレムを首都とするイスラエルの初代の王で、ソロモンの父親です。
ソロモンは、エルサレムを首都とするイスラエルの2代目の王で、ダビデの子供です。
(映画「ソロモンとシバの女王」)
キャラバンは、隊を組んで砂漠を行く商人の一団です。
琥珀は、バルト海沿岸等を原産地とする黄金色の宝石です。
ヒスイは、日本や中国を原産地とする深緑の宝石です。
絹は、中国を原産地とする独特の光沢と滑らかな質感を持つ布です。
ガレー船は、200人の漕ぎ手がロールで漕いで進む、軍船です。
剣士や騎士は、古代ローマにおいて見世物として闘技会で戦う人です。
(映画「グラディエーター」)
チャリオットは、4頭の馬でけん引される戦闘用馬車です。
養子縁組は、血縁関係がない養親と養子との間に法律上の親子関係を作り出す方法です。
疫病は、業病ともいわれ、ハンセン病のことで、らい菌と呼ばれる細菌に感染することで発症し、皮膚の発疹、痒みや痛みを発症して、近年まで触れると感染するとされていた病で、強制隔離が行われていました。
月桂樹の冠は、月桂樹の葉の付いた枝をリング状に編んだ冠で、競技会で優勝者に授与されます。
山上の垂訓は、イエス・キリストが山の上で弟子たちと群集に語った教えのことです。
ラビは、ユダヤ教における宗教的指導者で、イエス・キリストのことです。
磔刑は、ローマ帝国への反逆者に対して、十字架に両手首と両足首を釘でうちつけられ、体を支えられなくなることで呼吸困難に陥って死に至らせるという公開死刑です。
ゴルゴダの丘は、イエス・キリストが磔刑にされているエルサレムの丘です。
最後のセリフ
「その声で僕の頭から、怒りが消えて行った」です。
時代背景
紀元前1700年頃、アブラハム、イサクとヤコブがイスラエルの地に定住します。
(映画「天地創造」、映画「ノア 約束の舟」)
紀元前1663年、イスラエル人を含むアジア人がナイル川下流にあるデルタ地帯に下エジプト第15王朝を作ります。
ナイル川下流にあるデルタ地帯に下エジプトから逃げたエジプト人は、ナイル川上流域に上エジプト第16王朝を作ります。
紀元前1663年、エジプト人は、ナイル川上流域に上エジプト第17王朝を作ります。
イアフメス1世は、イスラエル人が住んでいた下エジプトにあるエジプト第15王朝を滅ぼし、南のクシュ王国も制圧し、上エジプトと下エジプトを統一します。
紀元前1570年、イアフメス1世は、上エジプトと下エジプトを統一したことで、エジプト第18王朝の初代ファラオになります。
紀元前1555年、イアフメス1世は、エジプト第15王朝の残存勢力がいるイスラエルへ遠征し、下エジプト第15王朝を滅亡します。
紀元前1546年、エジプト第18王朝の初代ファラオのイアフメス1世は、亡くなります。
紀元前1323年、ホルエムヘブは、エジプト第18王朝最後のファラオになります。
紀元前1303年、ラムセス2世は、ファラオであるセティ1世の王子として生まれます。
紀元前1301年、ネフェルタリは、エジプトの貴族として生まれます。
紀元前1295年、エジプト第18王朝最後のファラオのホルエムヘブは亡くなります。
ラムセス1世は、古代エジプト第19王朝の初代ファラオになります。
紀元前1294年、古代エジプト第19王朝の初代ファラオのラムセス1世は亡くなります。
セティ1世は、古代エジプト第19王朝の第2代ファラオになります。
紀元前1288年、ラムセス2世は、ネフェルタリと結婚します。
紀元前1279年、古代エジプト第19王朝の第2代ファラオのセティ1世は、亡くなります。
ラムセス2世は、エジプト新王国第19王朝の第3代ファラオになります。
紀元前1260年、モーゼは、ラムセス2世の迫害に苦しむイスラエル人を率いてエジプトを脱出し、シナイ山で十戒を授かります。
(映画「十戒」)
紀元前1255年、ネフェルタリは、亡くなり、王妃の谷に埋葬されます。
ネフェルタリの墓は、発見された中で最も保存状態の良い墓であり、最も壮麗です。
紀元前1250年頃、トロイ戦争によって、ギリシャ軍は、トロイを陥落し、都市を燃やし、破壊しました。
(映画「トロイ」)
紀元前1220年、イスラエル人は、イスラエルの地にたどり着きます。
紀元前1213年、ラムセス2世は、亡くなります。
紀元前1020年、ダビデ王は、イスラエルの地でユダ王国と北イスラエル王国を統一し、エルサレムを首都としてユダヤ王国を築きます。
紀元前960年、ソロモン王は、ユダヤの民族的精神的中心をなす第一神殿をエルサレムに建設し、モーゼがシナイ山で神から与えられた契約を納めたとされる「契約の箱」を納めます。
(映画「ソロモンとシバの女王」)
紀元前931年、ソロモン王は、亡くなります。
紀元前930年、ユダヤ王国は、ユダ王国とイスラエル王国に分裂します。
紀元前720年、イスラエル王国は、アッシリアに敗北し、イスラエルの10部族が追放されます。
紀元前586年、ユダ王国は、バビロニアに征服され、エルサレムと第一神殿が破壊され、ユダヤ人が捕囚され、バビロニアに強制移住されます。
紀元前539年、キュロス2世は、オピスの戦いで新バビロニア王国軍に大勝し、バビロニアを征服します。
紀元前537年、キュロス2世は、バビロニアにより強制移住させられたイスラエル人を解放します。
紀元前515年、バビロンからイスラエルに帰還したイスラエル人が、エルサレムに第二神殿を再建します。
紀元前509年、ローマは、第7代の王タルクィニウス・スペルブスを追放し、共和制を採用し、共和政ローマとなります。
紀元前490年、ギリシアのアッティカ半島東部のマラトンで、アテナイのミルティアデスが率いるアテナイ・プラタイア連合軍は、アケメネス朝ペルシアの遠征軍と戦い、勝ちます。
(映画「300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜」)
紀元前480年8月、テルモピュライで、スパルタ王レオニダス1世が率いるスパルタ軍とテーバイ軍は、アケメネス朝ペルシアの遠征軍と戦い、負けます。
(300<スリーハンドレッド>)
紀元前480年9月、ギリシアのサラミス島近海で、ギリシア艦隊は、ペルシア艦隊と戦い、勝ちます。
(映画「300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜」)
紀元前479年8月、プラタイアで、スパルタ、コリントス、アテナイなどのギリシア連合軍は、ペルシア残存勢力とペルシア側についたギリシアの諸ポリスと戦い、スパルタ軍の活躍により、勝ちます。
紀元前449年、ギリシャとペルシアとの間で、カリアスの和約が成立してペルシア戦争は、ギリシャの勝利で終わります。
紀元前332年、アレクサンダー大王は、イスラエルの地を征服し、支配します。
紀元前323年、アレクサンダー大王は、亡くなります。
(映画「アレキサンダー」)
紀元前312年、セレウコス1世ニカトルは、シリア王国を築き、イスラエルの地を支配します。
紀元前249年、カルタゴは、ハミルカル・バルカ将軍をシチリア島に派遣し、シチリア島を支配し、第一次ポエニ戦争が始まります。
紀元前241年、共和政ローマは、アエガテス諸島沖の海戦でカルタゴに勝利して、第一次ポエニ戦争を終えます。
紀元前219年、カルタゴのハンニバルは、共和政ローマのサグントゥムを陥落させて、第二次ポエニ戦争が始まります。
紀元前202年、共和政ローマのスキピオ・アフリカヌスは、ザマの戦いでカルタゴのハンニバルに勝利して、第二次ポエニ戦争を終えます。
紀元前164年、マタティアは、シリア王国から独立し、イスラエルの地でイスラエル人の王国を築きます。
紀元前73年から紀元前71年、剣闘士らの指導者スパルタクスは、共和政ローマに反乱を起こしました。
紀元前64年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、シリア王国へと行軍し、シリア王国のアンティオコス13世を退位させて、シリア王国をローマ属州にします。
紀元前63年年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エルサレムを陥落し、イスラエルをヒルカノス2世に統治させ、イスラエルををローマ属州にします。
紀元前49年1月10日、共和政ローマの執政官であるシーザーは、自軍を率いて、ルビコン川を渡り、ローマの実権を掌握します。
紀元前49年3月、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ローマ軍の船隊と共にギリシアに渡ります。
紀元前48年8月、共和政ローマの執政官であるシーザーと共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ファルサルスで戦います。
共和政ローマの執政官であるシーザーは、勝利します。
共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エジプトへ逃げます。
紀元前48年9月、エジプト国王であるプトレマイオス13世は、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスを殺害します。
紀元前44年2月、シーザーは、共和政ローマの終身独裁官に任命されました。
紀元前44年3月15日、共和政ローマの終身独裁官であるシーザーは、ローマにあるポンペイウス劇場で暗殺されました。
紀元前44年5月7日、アウグストゥスは、シーザーの後継者として、宣言します。
紀元前40年、アンティゴノスは、パルティアと同盟し、イスラエルの王位に就任します。
紀元前37年9月、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーによってイスラエルの王として認められたヘデロは、ローマ軍の支援を受け、パルティアを破り、エルサレムを陥落し、イスラエルを支配します。
紀元前31年9月2日、アウグストゥスが率いるローマ軍は、イオニア海のアクティウム沖で、クレオパトラが率いるプトレマイオス朝およびマーク・アントニー支持派連合軍に大勝しました。
紀元前30年8月1日、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーは、クレオパトラが自殺したという知らせを聞いて、53歳で、自殺しました。
紀元前30年8月10日、クレオパトラは、39歳で、自殺しました。
(映画「クレオパトラ」)
紀元前30年8月31日、共和政ローマのであるアウグストゥスは、エジプトをローマの属州としました。
紀元前27年1月16日、アウグストゥスは、初代ローマ皇帝になり、共和政ローマはなくなり、ローマ帝国になります。
紀元前6年12月25日、イエス・キリストがベツレヘムの馬小屋で誕生します。
紀元前4年、イスラエルの王であるヘデロは、亡くなります。
ヘロデ・アンティパスは、イスラエルの主要な部分の領主になります。
14年8月19日、ローマ皇帝のアウグストゥスは、亡くなります。
14年9月18日、ティベリウスは、ローマ皇帝に就任します。
33年、イエス・キリストは十字架に縛りつけられ、亡くなります。
37年3月16日、ローマ皇帝のティベリウスは、亡くなります。
37年3月16日、カリグラは、ローマ皇帝に就任します。
37年、ヘロデ・アンティパスは、ローマに対する謀反未遂で追放の刑を受け、領地はローマ帝国に編入されます。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。
41年、アグリッパ1世は、ローマ帝国に公認されたイスラエルの統治者になります。
44年、アグリッパ1世は、亡くなります。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。
54年、クラウディウス皇帝は、毒キノコで暗殺されます。
66年、イスラエル人は、ローマ帝国に第1次ユダヤ戦争を開戦します。
70年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、エルサレムを包囲し、エルサレムと第二神殿は破壊され、西の壁の下部は第二神殿の遺構を残す数少ない部分であり、嘆きの壁として現存しています。
73年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、イスラエル人に第1次ユダヤ戦争で勝利します。
132年、イスラエル人は、ローマ帝国に第2次ユダヤ戦争を開戦します。
136年、ローマ帝国のハドリアヌス皇帝は、ブリタンニアから勇将ユリウス・セウェルスをイスラエルに派遣して、第2次ユダヤ戦争に勝利します。
162年、マルコマンニ戦争が、ローマ帝国の北方国境でマルコマンニ人との戦争が始まります。
169年、マルクス・アウレリウスは、第16代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
177年、マルクス・アウレリウスとルキウス・アウレリウス・コモドゥスは、ローマ帝国を共同統治します。
180年、マルクス・アウレリウスはマルコマンニ戦争中に亡くなり、ルキウス・アウレリウス・コモドゥスはローマ側に有利な和睦が結んでマルコマンニ戦争を終結させ、第17代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
182年、ルッシラは、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝を暗殺しようとして、失敗し、カプリ島への流刑になります。
192年、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝は、ワインに毒を入れられますが、毒では死なずに、護衛の剣闘士ナルキッソスに絞め殺されます。
(映画「グラディエーター」)
211年、カラカラとゲタは、共同皇帝に即位します。
カラカラ皇帝は、軍人であるケントゥリオにゲタ皇帝を刺殺させます。
217年、カラカラ皇帝は、護衛の近衛兵ユリウス・マルティアリスに刺殺されます。
カラカラ皇帝の死後、マクリヌスが皇帝に即位します。
218年、マクリヌス皇帝は、アンティオキアの戦いで敗戦し、ローマに戻ろうとしましたが、殺害されます。
313年、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝は、ミラノ勅令をだし、キリスト教を公認します。
323年、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝は、キリスト教はローマ帝国の国教にします。
325年、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝は、ニケーア公会議を主催し、キリスト教を統一するために教義を決定します。
337年、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝は、イエス・キリストと同じヨルダン川で洗礼を受ける計画を立てますが、亡くなりそうになり洗礼を受けて、亡くなります。
395年、ローマ帝国は、西ローマ帝国と東ローマ帝国に分裂します。
480年、西ローマ帝国は、ゲルマン人の侵攻によって滅亡します。
570年、ムハンマドがメッカで誕生します。
591年、グレゴリウス1世ローマ教皇は、聖書的には何の根拠を示さずに、マグダラのマリアのことを娼婦だと信者に説教します。
632年6月8日、ムハンマドがマディーナで亡くなります。
635年、第2代正統カリフのウマルは、東ローマに勝利し、ダマスカスを占領します。
636年、第2代正統カリフのウマルは、東ローマとサーサーン朝の連合軍に勝利し、シリアを占領します。
637年、第2代正統カリフのウマルは、サーサーン朝の首都クテシフォンを占領します。
638年、第2代正統カリフのウマルは、東ローマに勝利し、エルサレムを占領します。
692年、第2代正統カリフのウマルは、エルサレムの第一神殿と第二神殿のあった神殿の丘に岩のドームを建設します。
642年、第2代正統カリフのウマルは、東ローマに勝利し、エジプトを占領します。
1453年5月29日、オスマン帝国は、コンスタンティノポリスを陥落させ、皇帝コンスタンティノス11世パレオロゴスは部下とオスマン軍に突撃して行方不明となり、東ローマ帝国は滅亡します。
感想
イエス・キリストの生涯の実話を基にしたフィクションです。
原題も邦題も同じで「ベン・ハー」で、主人公の名前です。
副題は、「A Tale of the Christ(キリストの物語)」です。
キリスト生涯を背景に、架空のベン・ハーの波乱万丈な半生の物語です。
午前10時の映画祭15で上映されますし、可能であれば、映画館で鑑賞した方が良い映画です。
イスラエル王国、イエス・キリストの生涯、ユダヤ教とキリスト教に関する知識が必要になるので、簡単に説明します。
イスラエル王国は、ダビデがイスラエルのエルサレムを首都として建国し、初代王になり、ダビデの息子のソロモンが2代目の王となり、エルサレムに神殿を築きますが、その後にローマ帝国によって征服され、ローマ帝国の属州となり、総督や司令官の圧政に苦しみ、ユダヤ教を信じて耐えて、生きています。
(映画「ソロモンとシバの女王」)
イエス・キリストの生涯は、ベツレヘム出身のダビデの家系でナザレに住んで大工をしている父ヨセフと母マリアの息子で、ベツレヘムの馬小屋で生まれ、星がイエス・キリストの生まれた場所の上に進み、止まり、照らし、東方の三博士がやって来て、乳香、没薬、黄金を贈り物をして、成長し、山歩きをして、ヨルダン川のほとりでヨハネから身体を水に浸され、洗礼を受け、12人の弟子を連れて、人々に洗礼を行い、病気を治すなどの奇跡をおこし、山の上で弟子たちと群集に教えを語り、ローマ兵に捕らえられて、パレスチナ行政官のポンテオ・ピラト総督によって反逆罪とされ、いばらの冠を被せられ、ゴルゴダの丘の上で磔刑にされます。
(映画「マグダラのマリア」、映画「ジーザス」、映画「パッション」)
イエス・キリストが生きている間にユダヤ人の間で信じられていた宗教はユダヤ教です。
ユダヤ教は、唯一神であるヤハウェを信仰し、神との契約を守れば、救世主が現れて、ユダヤ教徒を救うという預言を信じる宗教です。
(映画「天地創造」、映画「十戒」)
キリスト教は、ユダヤ教を基にイエス・キリストを救世主として信仰する宗教です。
3時間42分で、途中休憩がある長時間の映画です。
上映時間の長さを理由にこの映画の鑑賞を避けるというのは、もったいないと感じた映画です。
ガレー船による海上戦、4頭の馬でけん引される戦闘用馬車での競争とイエス・キリストの奇跡が見どころです。
ベン・ハーは、ユダヤ教を信じる人からイエス・キリストを信じるようになる過程を背景に、貴族から司令官にガレー船の漕ぎ手とされて故郷を旅立ち、イエス・キリストに助けられ、大将軍を助けるという偉業を成し遂げ、大将軍の息子として故郷に帰還し、司令官と戦闘用馬車での競争を行い、母親と妹を捜し出し、イエス・キリストの磔刑に立ち合い、奇跡によって救われるという物語です。
無神論者やキリスト教徒でない人が鑑賞し、ベン・ハーに感情移入して鑑賞すると、映画を楽しみながら、キリスト教について理解を深められるという物語が優秀です。
物語は、時系列が前後することはないので、分かりやすいく、ユダヤ教を信じて、旅立ち、成し遂げ、帰還しますが、イエス・キリストを信じることで救われるという物語です。
登場人物も多いですが、丁寧に描かれているので分かりやすいですが、簡単に説明すると以下のようになります。
ユダヤ人としては、ベン・ハー、ベン・ハーの母親、ベン・ハーの妹、ベン・ハーの召使とベン・ハーの召使の娘です。
ローマ人としては、ベン・ハーの友人で司令官、司令官の部下、司令官の上司となる総督、ローマ海軍の将軍、ローマ皇帝です。
キリスト教としては、イエス・キリスト、イエス・キリストの父親とイエス・キリストの母親、東方の三博士の一人です。
その他に、ベン・ハーを助けるアラブ人の富豪、ベン・ハーと戦闘用馬車での競争を行う騎手です。
映画「グラディエーター」が好きな人、キリスト教について興味がある人にはお勧めできる映画です。
アカデミー賞作品は多くありますが、11部門で受賞し最多受賞作品です。
アカデミー賞11部門で受賞した最多受賞作品は、映画「タイタニック」と映画「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」です。
アカデミー賞受賞作品が好きな人、洋画が好きな人にもお勧めできる映画です。
ヨハネがヨルダン川で洗礼を行い、イエス・キリストが新たな信仰を人々に説いて、ローマ帝国が困っている様子も描かれています。
ローマ帝国が、キリスト教への信仰を捨てさせることができずに、ローマ帝国内にキリスト教が広まります。
ローマ帝国のコンスタンティヌス皇帝は、313年にミラノ勅令をだし、キリスト教をローマ帝国の唯一の宗教として公認することになります。
メッサラ司令官とベン・ハーのローマ帝国を代表する人とユダヤ民族を代表する人を超える友情を描いた後に、ローマ帝国を代表する人とユダヤ民族を代表する人の間には友情は成り立たないことも示す展開です。
メッサラ司令官とベン・ハーは、屋根から下を行く人に石を投げて急いで隠れるいたずらをしていたと言う昔話は、後に起きる悲劇への伏線になっています。
軍事力によって支えられたローマ帝国は、395年に西ローマ帝国と東ローマ帝国に分裂し、480年にゲルマン人の侵攻によって西ローマ帝国が滅亡し、1453年にオスマン帝国の侵攻によって東ローマ帝国が滅亡し、ローマ帝国は滅亡します。
人々の信仰によって支えられたキリスト教は、今なお信仰され、信者数は23億人もいて、いかなる国の国民数より大きな組織となっています。
ベン・ハーは、神に復讐をするために戻って来るまでメッサラ司令官が生きていることを祈りますが、イエス・キリストとの出会いへの伏線になっているし、色々な人に助けられて、エルサレムに戻って来てメッサラ司令官に復讐することへの伏線にもなっています。
イエス・キリストがベン・ハーを助けたのは、ローマ兵士に殺されそうになっているベン・ハーを助けることができるので、助けることで力を試したように感じました。
自分も自分にしかできないと感じたことを行い、力を試すと言う経験はあるので、イエス・キリストの行動は理解できます。
アリウス総大将が看守にベン・ハーの鎖を外させたのは、ベン・ハーがアリウス総大将を殺せたのに殺さなかったことへの恩返しのようだし、ベン・ハーが信じる神の力を試しているようにも感じました。
ベン・ハーがローマに戻ってくることを願っているアリウス総大将は、ベン・ハーに神も、老人の願い事までは手が回らんだろうと言うのは、ベン・ハーがエルサレムに行ってローマに戻ってこないことの伏線になっています。
イルデリムがメッサラ司令官に賭け率を4対1に上げ、賭け金を1,000タレントという大金にしたのは、他のローマ人を相手にせず、メッサラ司令官だけを狙って、勝負をしたいというベン・ハーの希望もありそうです。
ベン・ハーがローマ市民のアリウス2世として生きるか、ユダヤ人のジュダ・ベン・ハーとして生きるかは難しい選択で、今なら社畜になって生きるか、家族と共に生きるかという感じの選択だと感じました。
たくさんの名言もあります。
・神は人の心に宿る、そう説いている。
・頭の中は変えられん。
・あらゆる民族を踏みにじり、食い物にしてきた。だが、いつか、ローマが崩壊する日が来る。その時は、自由を讃える歓喜の声が世界中から湧き上がるだろう。
・古い友人も容赦しないとなれば、皆、恐れをなすだろう。
・復讐を我が手に、戻って来るまで貴様が生きながらえることを祈るぞ。
・憎悪は人を奮い立たせ、力を与える。
・船を漕ぐために、生かしておく。漕いで、漕いで、漕ぎまくれ。
・神は、計り知れない。
・命を奪う権利はない。神が必ず罰してくださる。
・奇跡は信じません。
・復讐は神の裁きにお任せなさい。
・レースには一切ルールはない。
・憎むより許しなさい。愛は憎しみより強い。
・憎しみは、続くんだ。
・完全な自由などはない。世の中に合わせて生きるのだ。
・征服者に馴染んで、性根に染みついた卑屈と恥辱を洗い流さない限り、この国には平和も安らぎもない。
・今のあなたは憎しみに凝り固まった鬼よ。ただ、恐ろしいだけ。
・命が永遠のことだということが分かれば、死の恐怖は消えて、安らぎが得られます。
・彼らをすべてを許したまえ、彼らは罪を知らないんです。
まとめ
次は、午前十字の映画祭15で上映される映画「ゴッドファーザー」を鑑賞して、ブログ記事にする予定です。
ご期待ください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

