映画「ベン・ハー」~あらすじ【ネタばれ有り】と感想

午前十字の映画祭15で「ベン・ハー」が上映されるので、この映画を鑑賞することにしました。

「午前十時の映画祭15」で上映される映画の中から既にブログ記事にした映画は、以下の通りです。
ネタばれ有りのブログ記事ですが、参考にしてください。

基本情報・スタッフ

監督    ウィリアム・ワイラー
脚本    カール・タンバーグ、マクスウェル・アンダーソン、クリストファー・フライ、ゴア・ヴィダル、S・N・バーマン
原作    ルー・ウォーレス
製作    サム・ジンバリスト、ウィリアム・ワイラー
ナレーター フィンレイ・カリー
音楽    ミクロス・ローザ
撮影    ロバート・L・サーティーズ
美術    ナオミ・ショーハン
衣装    バルバーラ・アブジューシコ
編集    ジョン・D・ダニング、ラルフ・E・ウィンタース
製作会社  メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
配給    ロウズ・シネプレックス・エンターテインメント、ワーナー・ブラザース
公開    1960年4月1日
上映時間  212分

予告動画

主題歌

場所

イエス・キリストが誕生したベツレヘムとイスラエルの首都であったエルサレムです。

エルサレムの南約10kmの所になります。

イエス・キリストが育ったがナザレです。

メッサラがローマ軍と侵攻したリビアです。

イベリアです。

アンチオキアです。

ローマ、アレクサンドリアに次ぐローマ帝国第三の都市として栄えた都市です。

ペトラです。

自然の要塞で、砂漠を移動していたキャラバン隊の中継基地です。

ヌメディアです。

紀元前46年にローマの属州となったアフリカ北部にあるアルジェリア北東部周辺です。

マケドニアは、バルカン半島中央部にあたる歴史的・地理的な地域の名前です。

アレクサンドロス大王の出生地(映画「アレキサンダー」)です。

あらすじ

ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂の天井画で描いた「アダムの創造」というフレスコ画が映し出されて、OVERTURE(序曲)が流されて、始まります。
中東の地図が表示されます。

状況が「キリスト生誕の土地、ユダヤは1世紀近くにわたってローマ帝国の支配下にあった。アウグストゥスの統治7年目、皇帝の命により、全てのユダヤ人は出所地の登録と納税のために生まれたと土地に帰ることを強いられた。故郷を目指すユダヤ人の多くは、荒廃した首都エルサレムの門を通っている。古い都には、ローマ帝国の権力を誇示する砦と共にユダヤ人の心に根差した信仰の象徴、エルサレム神殿がそこにある。皇帝の意思には従っても、人々は先祖から受け継いだ伝統を頑なに守り、今もあの預言を信じている。それは、いつの日か彼らの中から救世主が現れ、救いと完全な自由をもたらすと言うものだ」と説明されます。
 
イエス・キリストの父親であるヨセフと母親であるマリアは、出所地の登録と納税のために、住んでいるナザレから生まれたと土地であるベツレヘムに戻るときに、ローマ兵から質問を受け、ダビデの家系だと答えます。

人々は、夜空に浮かぶ不思議な移動するダビデの星を眺めます。
移動するダビデの星は、静止し、地上を照らします。
東方の三博士は、ダビデの星が照らすところにやって来てます。
イエスの母マリアは、生まれたばかりのイエス・キリストを抱いています。
東方の三博士は、イエス・キリストに贈り物をします。
人は笛を吹いて、イエス・キリストが生まれたことを知らせます。
地上を照らしていたダビデの星は、消えます。

「BEN-HUR」とタイトルが表示されます。
「紀元26年」と表示されます。

ローマ軍は、ナザレを通ってエルサレムに進軍してきます。
メッサラ司令官は、ドルーサスに何という村だと質問します。
ドルーサスは、メッサラにナザレで、明日の夜までにエルサレムに入らねばならんと答えます。

ヨセフは、イエス・キリストに大工の仕事を手伝うように諭すします。
イエス・キリストは、ヨセフに父の仕事をしなくては答えられました。
イエス・キリストは、ナザレの中を歩いています。

ローマ軍は、エルサレムへ向かって、到着します。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官と握手をします。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官にようこそ、指揮を譲ると言いって、司令官の交代が行われます。
メッサラ司令官は、ドルーサスに子供のころから憧れていた司令官になれたと言います。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官とドルーサスと共に屋内に入ります。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官に14歳まで、ここで育って、エルサレムは我が家同然さと言います。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官に父親が総督として腕を振るわれたそうで、親子揃って不運なことだと言います。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官に出世を望むなら、困難はむしろ幸運で、望んでここへ来たんだと言い返します。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官に昔とは変わって、ユダヤ人が税を治めたがらんし、ローマへの根強い反感もあると言います。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官に昔からそうだと言い返します。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官に頑固な信仰があり、我らの神々や皇帝の像を破壊する者までいてると言います。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官に指導者を捕えて、処罰すればいいと言い返します。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官に指導者だという証拠が掴めず、ここには不思議な影響力を持つ者があって、救世主うんぬんの話という話だと言います。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官に救世主が現れると言うあの預言かと質問します。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官にユダヤ人たちがユダヤの王でユダ、ヤ人たちをローマ人のいない天国へ導くために、砂漠をうろついて、人を川へ突き落とすヨハネとかいう人、怪しげな魔術を使う大工の息子を奇跡と騒いでいると言います。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官に民衆を扇動する不貞の輩は、どこにでもいるさと言い返します。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官にこの男は少し違い、神は人の心に宿ると説いていると言います。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官にローマに帰って、ユダヤ人のたわごとなんか、さっさと忘れて、この世の神格者はローマ皇帝で、皇帝はご不満で、支配を強化し、ユダヤを完全に掌握しろと、新総督の元で期待に沿うべく、ビシビシやるぞと言い返します。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官に罪人を殺すも、地下牢にぶち込むのもたやすいことだが、頭の中は変えられんぞ、得体のしれない信仰とどう戦うつもりだと質問します。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官に知恵には知恵だよと言い返します。
ローマ中隊長は、メッサラ司令官にプリンス・ユダのジェダ・ベン・ハーが来て、メッサラ司令官にお会いしたいと来ていますと伝えます。
メッサラ司令官は、ローマ中隊長に王族じゃないか、すぐ行くし、非礼は許さんとと命令します。
セクスタス司令官は、メッサラ司令官にベン・ハーと言えば、ユダヤ一の金持ちだと言います。
メッサラ司令官は、セクスタス司令官にユダヤ人の間で最も人気がある一族で、兄弟のように共に育ったと言います。

メッサラ司令官は、部屋を出て、ベン・ハーと再会し、抱き合い、笑い合います。
メッサラ司令官とベン・ハーに近況を報告し合い、槍を投げ渡します。
メッサラ司令官とベン・ハーは、槍を掲げ、色を捨てても、武運は高くと言い合います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに梁の十字だと槍の的を指示し、梁の十字にめがけて、槍を投げ、梁の十字に槍を突き刺します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に見事だと言って、梁の十字にめがけて、槍を投げ、梁の十字に槍を突き刺します。
メッサラ司令官とベン・ハーは、笑い合って、握手をします。
ベン・ハーは、メッサラ司令官にローマ人とユダヤ人で民族は違うが、命を助けられたと言います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーにイスラエルを治めるのはとても難しいので、力を貸してくれ、協力と助言が欲しいと言います。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に軍隊を引き揚げて、ユダヤ人の手に自由を返せと言い返します。
メッサラ司令官は、ベン・ハーにローマ皇帝は領土拡張にご執心で、ことのほかユダヤがお気に入りだと言います。
ベン・ハーは、メッサラ司令官にユダヤ人たちはローマ皇帝を好きではないと言い返します。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに片思いの恋だってそう悲観したものではないと言います。

メッサラ司令官は、ベン・ハーに自分の部屋を案内し、グラトゥス総督が大部隊を連れて来て、着任し、ローマ皇帝のご意思で、反乱の気配があるから弾圧せよととのことだと教え、ユダヤがローマの属州で、ベン・ハーの一家にはユダヤ人でもローマの一員なので、心配はないと言います。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に変わったなと言います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに成長したのさ、ローマを見て、軍事力だけではなく、ローマが道路と船で世界を結んで、文化も比類がないので、世界を統治するにふさわしい所だと言います。
ベン・ハーは、メッサラ司令官にユダヤ民族の未来を信じると答えます。
メッサラ司令官は、ベン・ハーが尊敬を集め、名声も高く、ユダヤ人が言うことを聞くので、ローマへの抵抗は無益で、民族の絶滅を招くだけだと言うように頼まれます。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に暴力に反対だ言うと答えます。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに話は決まったので、ベン・ハーの家へいつ行こうかと質問します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に明日にでもと答えます。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに明日、ベン・ハーの家へ行くことにします。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに嫌な世の中だが友情に汚れはなく、我々は信じあう仲で、乾杯しようと言います。
メッサラ司令官とベン・ハーは、互いの腕を組んで、グラスに注がれた酒を飲み干します。
梁の十字に2本の槍が突き刺されているのを映し出し、メッサラ司令官とベン・ハーの友情を示します。

夜が明けます。
メッサラ司令官は、ベン・ハー、ミリアムとティルザと共に庭を歩いています。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに屋根から下を行く人に石を投げて急いで隠れたという昔話をします。
ミリアムは、メッサラ司令官に昔に戻ったみたいと言います。
ティルザは、メッサラ司令官に昔と変わらないわと言います。
メッサラ司令官は、ティルザにそうかと言います。
ミリアムは、メッサラ司令官に変わりましたとも、こんなに立派な青年になって、責任のあるお仕事をしているのだからと言います。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に部屋の中へ案内します。
メッサラ司令官は、ティルザにローマ皇帝の一声で煉瓦が大理石に変わっているとローマについて教え、宝石をお土産として渡します。
ティルザは、メッサラ司令官にこんな素敵な石を見たこともないわ、ローマで手に入れたのかと質問します。
メッサラ司令官は、ティルザに去年、リビアへ戦争に行って、2日に渡る猛攻で敵はあっけなく退散し、首都へ侵攻し、魅力的な街だったが、破壊し、焼け野原にしたときに手に入れたと自慢をします。
ベン・ハーは、メッサラ司令官の支配者側と被支配者側で受け取り方が違う話を中断し、メッサラ司令官を連れて部屋を出て、メッサラ司令官を馬小屋に連れてきて、白馬を見せて、プレゼントをして、昔と変わらぬ友情を示します。

メッサラ司令官は、ベン・ハーにローマへの抵抗は無益で、民族の絶滅を招くだけだとユダヤ人に伝えてくれたかと質問します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に何人かと話をして、暴力的な行動に走るべきではないと、ほとんどの人が同意してくれたと答えます。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに反対したのは誰と誰だ、名前を言えと言います。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に友情を保つために、密告者になれと言うのかと言い返します。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに犯罪者の名前を言うのは密告にはならないと言い返します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に反対しているのは犯罪人ではなく、愛国者だと言い返します。
メッサラ司令官は、ベン・ハーにローマ皇帝が東方に目を向けていて、ユダヤ制圧を果たせば、一気に昇格という出世のチャンスで、出世を果たせばベン・ハーを取り立て、ローマへ行って、ローマ皇帝の側近になれるし、こんなチャンスは2度と巡っては来ない、ローマ皇帝のお目に留まるためには、大きな手柄を立てなくてはダメで、ベン・ハーの助けがあればできると言います。
ベン・ハーは、メッサラ司令官にローマ皇帝は、まるで神だなと言います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーにローマ皇帝が唯一の神で、ローマ皇帝こそが実在する全能の神で、架空の神ではないので、協力してくれるなと言い返します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に何でもするが、同胞は裏切れないと言います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに反対している少数のユダヤ人の命が何だと言うんだと言い返します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に出世のために国を、同胞を売ることはできないし、民族の歩んできた道とその未来を信じていると言います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーにユダヤはローマに征服されたんだぞと言い返します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官にローマ帝国に領土を奪われ、多くの同胞が殺されても、ユダヤ人は必ずまた立ち上がると言います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに救世主が現れる話を信じているのか、ソロモンの栄光は過去の幻で、ヨシュアやダビデも救いには来ないし、ローマ帝国があるという現実に目を向け、ローマ帝国に背を向ける者は愚か者だと説得します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に裏切り者より愚か者の方がましだし、ローマ帝国は神を冒涜し、あらゆる民族を踏みにじり、食い物にしているが、ローマが崩壊する日が来て、自由を讃える歓喜の声が世界中から湧き上がるだろうと言い返します。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに味方か、それとも敵かと質問します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に敵に回るしかないなと答えます。
メッサラ司令官は、ベン・ハーから離れて行き、ベン・ハーとの友情が崩壊します。
ベン・ハーは、ミリアムとティルザがいる部屋に戻って来て、メッサラ司令官が密告者にしようとしたので、メッサラ司令官とは絶交したことを伝えます。

ベン・ハーは、戻って来たキャラバンを率いて戻って来たサイモニデスと再会します。
サイモニデスは、ベン・ハーにイベリアのワインをお土産に渡します。
サイモニデスは、ミリアムに琥珀とヒスイをお土産に渡します。
サイモニデスは、ティルザに絹をお土産に渡します。
ベン・ハーは、サイモニデスに年に1度、戻って来る度に、どんどん金がたまっていくので、一番の宝だと言います。
サイモニデスは、ベン・ハーにペトラの隊は無事で、ヌメディアでは国王の保証を取り付け、アンチオキアから結婚の許可を得るために娘エスターの連れてましたと言います。
ベン・ハーは、階段を降りて来るエスターとティルザを見ます。
ベン・ハーは、エスターに結婚祝いに自由と結婚の許可を与え、帰りの道中の無事と幸せを祈って、乾杯しようと言います。
エスターは、ベン・ハーにありがとうございますとお礼を言います。

夜、エスターは、1人でいます。
ベン・ハーは、エスターの所にやって来て、エスターに惹かれ、ソロモンの話をします。
エスターは、ベン・ハーに昔話をしながら、ベン・ハーに惹かれます。
ベン・ハーは、エスターに花嫁でなければ、別れの接吻をしたいところだと言います。
エスターは、ベン・ハーに嫁ぐ身でなければ、お別れする必要もないのと言います。
ベン・ハーは、エスターの奴隷の印の指輪を見て、自由になったエスターの指から奴隷の印の指輪を外して、エスターに結婚する女性が現れるまで指にはめると言います。
ベン・ハーは、エスターとキスをします。
エスターは、涙を流して、ベン・ハーと別れます。

クイントゥス総督が率いるローマ軍がエルサレムに到着します。
メッサラ司令官は、馬に乗って、クイントゥス総督を出迎えます。
メッサラ司令官は、クイントゥス総督に挨拶をして、総督の冠を渡します。
クイントゥス総督は、総督の冠に手をのせ、総督の冠を受け取ります。
クイントゥス総督は、メッサラ司令官になぜエルサレムの代表が見えないのかと質問します。
メッサラ司令官は、クイントゥス総督にエルサレム市民がローマ人を歓迎していないので、エルサレムの代表がいませんが、治安は行き届いていますと答えます。
メッサラ司令官は、クイントゥス総督をエルサレム市内に先導します。
エルサレム市民は、ローマ兵士たちを見ています。
ベン・ハーは、ティルザと共に2階のバルコニーからローマ兵士たちを見ています。
ティルザは、ベン・ハーにメッサラを見つけたと言います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーとティルザを見上げます。
ティルザは、メッサラ司令官を見送りために移動し、瓦が動きます。
ティルザは、クイントゥス総督を見るために移動します。
ティルザは、ベン・ハーに新総督よと言います。
ベン・ハーの屋敷のバルコニーの瓦がクイントゥス総督の馬の近くに落下し、クイントゥス総督が落馬します。
クイントゥス総督は、意識がありません。
ローマ軍は、ベン・ハーの屋敷に押し入ろうとします。
ベン・ハーは、2階から屋敷の中の様子を見ます。
ミリアムは、ベン・ハーとティルザに何が起きたのかと質問します。
ティルザは、ミリアムに行進を見ていただけなのと答えます。
ベン・ハーは、ミリアムに瓦がずれて、総督に当たったらしいと答えます。
ベン・ハーは、ティルザに何も言うんじゃない、ローマ兵に話をすると言います。
ベン・ハーは、召使に門を開けさせます。
門が開いて、ローマ兵士たちがなだれ込んできます。
ローマ兵士は、ベン・ハーを拘束させます。
ベン・ハーは、ローマ兵士たちに事故で、屋根の上から見ていて、縁に触れただけで瓦が崩れて落ちだんだと説明します。
ローマ兵士たちは、みんな連れて行け、女たちもと言います。
ベン・ハーは、ローマ兵士たちに私がやったので、女たちは関係ないと言い返します。
メッサラ司令官が、屋敷内に入って来ます。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に信じてくれ、故意にやったわけじゃない、手が触れただけで瓦がずり落ちたんだ、偶然の事故で、母と妹は関係ないと訴えます。
ミリアムとティルザは、メッサラ司令官にお願いしますが、許されません。
メッサラ司令官は、2階に上がり、現場を確認し、ずり落ちた瓦を確認し、瓦に手を触れると、瓦が落ちます。

ベン・ハーは、独房に入れられています。
ローマ兵士は、ベン・ハーの入っている独房の扉を開けます。
ローマ兵士は、ベン・ハーに裁判を受けることなく、ガレー船の漕ぎ手とすることにします。
ベン・ハーは、ローマ兵士に母と妹がどうなったと質問します。
ローマ兵士は、ベン・ハーに母と妹がどうなったのかについて何も答えず、両手を縛ります。
ベン・ハーは、両手を縛られていますが、ローマ兵士に抵抗しますが、鍵の束で殴られ、気を失います。
ベン・ハーは独房から、歩かされますが、階段で両脇のローマ兵士を突き落として、脱走を図ります。
ローマ兵士は、衛兵にベン・ハーを追うように命令します。
ベン・ハーは棒を利用して、両手の拘束を解きます。
ベン・ハーは、メッサラ司令官と共に槍を投げた場所に来ます。
2人のローマ兵士は、門を守っています。
ベン・ハーは、槍を手にして、メッサラ司令官の部屋へ行き、部下のローマ兵士を部屋から追い出せます。
メッサラ司令官は、部下のローマ兵を追い出します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に母と妹はどうしたかを質問します。
メッサラ司令官は、ベン・ハーにこの砦の中にいるが、幸い総督はご無事だったが、罪は免れないと答えて、椅子に座ります。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に昔から家族同然の付き合いをしてきたので母と妹を解放して欲しいと言います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに古い友人も容赦しないとなれば、皆恐れをなすので、反逆を封じるにはいい見せしめになると言い返します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に槍を向けます。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに殺せば、目の前で母と妹は磔だと言います。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に槍を壁に投げます。
ローマ兵士は、ベン・ハーを取り押さえます。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に”神よ,復讐を我が手に、戻って来るまで貴様が生きながらえることを祈るぞ”と言い残します。
ベン・ハーは、ローマ兵に連行されます。
メッサラ司令官は、壁に刺さった槍を抜きます。

サイモニデスとエスターは、エルサレムからアンチオキアに戻る旅の途中で、ベン・ハーの事件を聞いて、エルサレムに戻り、ローマ兵からメッサラ司令官が会うと言われて、砦に行きます。
サイモニデスは、メッサラ司令官にベン・ハー家の召使だと名乗ります。
メッサラ司令官は、サイモニデスに覚えてると答えます。
サイモニデスは、メッサラ司令官にベン・ハーの無罪を訴えます。
メッサラ司令官は、サイモニデスにベン・ハーが罪人と宣告されたと言い返します。
メッサラ司令官は、ドルーサスにサイモニデスを尋問するために拘留するように言います。
ドルーサスは、サイモニデスとエスターに中に入れます。

ローマ兵は、ベン・ハーを含む罪人たちを鎖につないで、荒野や砂漠を歩かせます。
ローマ兵は、倒れた罪人を置き去りにして、死なせます。
ローマ兵は、ベン・ハーを含む罪人たちを鎖につないで、ナザレに到着します。
イエス・キリストは、ローマ兵、ベン・ハーと罪人たちを見ています。
ローマ兵は、ベン・ハーを含む罪人たちにローマ兵士たち、馬たち、最後に罪人たちが水を飲むように命令します。
ベン・ハーは、”神よ、何卒、お力を”と祈ります。
村人は、ベン・ハーと罪人たちに水を与えます。
ローマ兵士は、村人にベン・ハーには水を飲ませるなと命令します。
ベン・ハーは、倒れます。
イエス・キリストは、ベン・ハーに水を与えます。
ローマ兵士は、ベン・ハーに水を与えたイエス・キリストを鞭で打とうとします。
イエス・キリストは、ローマ兵士に立ちはだかります。
ローマ兵士は、イエス・キリストを見て、目を背けて何もできません。
ベン・ハーは、水を飲むことができて生き延びます。
ローマ兵士は、罪人たちを立たせて、出発するために並ばせます。
ベン・ハーは、イエス・キリストを見て、驚きます。
ローマ兵士は、ベン・ハーを鞭で打ちます。
ベン・ハーは、イエス・キリストを見続け、後ろを振り返りながら、前へ進みます。

ローマ軍のガレー船が、海の上に広がっています。
ローマ軍のガレー船の中では、ローマ兵士の調子に合わせて、漕ぎ手が漕いでいます。
ローマ兵士は、アリウス総大将のはしけが到着するので、停船命令出します。
ローマ兵士は、漕ぎ手にオールを上げて、オールを下ろせと命令します。
ローマ兵士は、ラッパを鳴らします。
アリウス総大将は、小舟に乗って来て、ガレー船に乗り込みます。
アリウス総大将は、ローマ兵士に漕ぎ手は何名で、交代はと質問します。
ローマ兵士は、アリウス総大将に200名で、1時間に30名でありますと答えます。
アリウス総大将は、ガレー船の内部に入ります。
アリウス総大将は、ローマ兵士から鞭を奪います。
アリウス総大将は、咳き込んでいる漕ぎ手の顔を見てこいつは病気、交代させろと命令します。
ローマ兵士は、咳き込んでいる漕ぎ手は、船底に入れ、代わりの漕ぎ手を船底から出して、漕ぐ場所に着きます。
アリウス総大将は、鞭で打たれた漕ぎ手の背中を見て、一度で分からせろと命令します。
アリウス総大将は、ベン・ハーに海の務めは長いか、41号と質問します。
ベン・ハーは、アリウス総大将に他の船を転々と丸3年、この船で29日、この船でと答えます。
アリウス総大将は、ベン・ハーにやけに正確だなと驚き、ベン・ハーの背中を鞭で打ち、ベン・ハーに反撃の魂とそれを抑える分別もあり、憎しみに満ちた目で、41号、憎悪は人を奮い立たせ、力を与えると言います。
アリウス総大将は、漕ぎ手たちに重罪人で、船を漕がせるために生かしてあるから、漕いで、漕いで、漕ぎまくれと命令します。
ローマ兵士は、アリウス総大将に出発準備完了を報告します。
アリウス総大将は、ローマ兵士に漕ぎ方始めと命令します。
ローマ兵士は、漕ぎ手たちに漕ぎ方始めと命令します。
アリウス総大将は、ローマ兵士たちにマケドニアのガレー船団がローマの商船に奇襲をかけているので、ローマ皇帝の命を受け、わが艦隊は、海賊どもの討伐に向かうと命令します。
アリウス総大将は、船の中で、漕ぎ手たちを見ています。
アリウス総大将は、ローマ兵士と漕ぎ手を試すために、戦闘速度、攻撃速度、突撃速度に上がることができるかを確認します。
突撃速度に上げると、次々と、漕ぎ手が倒れます。
アリウス総大将は、ローマ兵士に止めと命令します。
ローマ兵士は、漕ぎ手たちに漕ぎ方、止め、休んで良しと命令します。
ベン・ハーは、アリウス総大将を見つめます。
ローマのガレー船は、海の中を進んでいます。

アリウス総大将は、ベッドで寝ています。
ベン・ハーは、アリウス総大将の寝室に入って来ます。
アリウス総大将は、ベン・ハーに気が付いて、驚いて、飛び起きます。
ベン・ハーは、アリウス総大将に漕ぎ番を外れたら、来いと言われたから、来たたと言います。
アリウス総大将は、ベン・ハーに忘れていたが、極悪人が寝ているうちに殺せただろうになぜやらんと質問します。
ベン・ハーは、アリウス総大将に死にたくないからだと答えます。
アリウス総大将は、ベン・ハーにガレー船の漕ぎ手を辞めて、剣闘士にならないかと提案します。
ベン・ハーは、アリウス総大将に剣闘士になって死ぬのかと質問します。
アリウス総大将は、ベン・ハーに勝っている限り逃げられないし、負けたらオールに繋がれたまま船と一緒に沈んで死ぬのだと言います。
ベン・ハーは、アリウス総大将にオールに繋がれたまま死ぬために、神が3年もここで生かしておくはずはないと反論します。
アリウス総大将は、ベン・ハーに恐ろしく頑固な信仰を持っていると驚き、船底へ戻れと命令します。

ローマ兵士は、アリウス総大将にマケドニア軍のガレー船団隊を発見したと報告します。
アリウス総大将は、ローマ兵士に全艦に知らせて、戦闘用意と命令します。
アリウス総大将は、甲板に出てきて、マケドニア軍のガレー船団隊を見ます。
ローマ兵士は、ローマ兵士に戦闘配置に付け、火を焚け、油を早く持ってこいと命令します。
アリウス総大将は、戦闘用に鎧に着かえます。
ローマ兵士は、漕ぎ手たちに逃げられないように足首に鎖を掛けろと命令します。
アリウス総大将は、看守にベン・ハーの鎖を外せと命令します。
看守は、ベン・ハーの鎖を外します。
ローマ兵士は、漕ぎ手たちに漕ぎ方始めと命令します。
漕ぎ手たちは、オールを漕ぎ始めます。
アリウス総大将は、甲板の上から、ベン・ハーを見下ろします。
ローマ軍のガレー船は、マケドニア軍のガレー船団へ向けて、正面から進みます。
ローマ軍のガレー船は、マケドニア軍のガレー船団へ向けて、火のついた石を投げつけますが、当たりません。
アリウス総大将は、ローマ兵士にオールを引き上げさせ、操舵手に右旋回を命じ、マケドニア軍のガレー船団のオールに船体をぶつけて、マケドニア軍のガレー船団のオールを破壊します。
アリウス総大将は、ローマ兵士にオールを伸ばせと命じます。
ローマ兵士は、弓矢を射ます。
ローマ軍のガレー船は、火が燃え上がり、沈没し始めます。
アリウス総大将は、操舵手に敵に突っ込むぞ、ローマ兵に突撃速度と命令します。
ローマ兵士は、漕ぎ手たちに突撃速度と命令します。
アリウス総大将は、ローマ軍船をマケドニア軍のガレー船の側面から突撃します。
ベン・ハーたちは、衝撃で後方に飛ばされます。
見張りのローマ兵士は、アリウス総大将に敵艦接近中と報告します。
アリウス総大将は、一直線に突っ込んでくるマケドニア軍のガレー船を見ます。
ベン・ハーと漕ぎ手たちは、マケドニア軍のガレー船を見て、オールから手を離し、鎖を外そうとします。
ローマ軍のガレー船は、マケドニア軍のガレー船に突っ込まれ、船体に穴が開き、海水が流れ込んできます。
マケドニアの兵士たちは、マケドニア軍のガレー船からロ-マ軍のガレー船に飛び移ります。
ローマ兵士たちは、マケドニアの兵士たちとの接近戦になります。
ベン・ハーは、鍵を持っているローマ兵士を殺し、鍵を奪い、漕ぎ手たちを解放し、漕ぎ手の上にある木材を持ち上げてどかします。
ローマ軍のガレー船は、油の壺が倒れて、油に火が付きます。
ベン・ハーは、ローマ兵士たちとマケドニアの兵士たちが戦っている甲板に上がります。
ベン・ハーは、アリウス総大将を狙っているマケドニアの兵士に槍を投げて、殺します。
アリウス総大将は、ローマ軍船から落ちます。
ベン・ハーは、マケドニアの兵士の顔を火で焼き、アリウス総大将を助けるために、海に飛び込みます。
ベン・ハーは、溺死するところのアリウスを助けて、浮いている筏に掴まらせ、筏の上に押し上げ、筏の上に乗ります。
ローマ軍のガレー船は延焼し、沈没します。
ベン・ハーは、アリウス総大将の鎧を外します。
アリウス総大将は、沈んでいくローマ軍船を見て、短剣で自殺しようとします。
ベン・ハーは、アリウス総大将が短剣で自殺するのを阻止します。
アリウス総大将は、再び自殺を試みます。
ベン・ハーは、アリウス総大将の頭部に衝撃を与え、意識を失わせます。
ベン・ハーとアリウス総大将は、筏に乗って、海を漂流しています。
アリウス総大将は起き上がると、鎖で繋がっているベン・ハーも起きます。
アリウス総大将とベン・ハーはにらみ合います。
アリウス総大将は、ベン・ハーにななぜ助けたと質問します。
ベン・ハーは、アリウス総大将になぜ鎖を外させたと質問し返します。
アリウス総大将は、自殺しようとしますが、ベン・ハーに阻止されます。
アリウス総大将は、ベン・ハーに名前を質問します。
ベン・ハーは、アリウス総大将にジュダ・ベン・ハーと答えます。
アリウス総大将は、ベン・ハーに死なせてくれと頼みます。
ベン・ハーは、アリウス総大将に船を漕ぐために、生かしておく。漕いで、漕いで、漕ぎまくれと言い返します。
ベン・ハーは、遠くにローマの船を見つけ、両手を振って、合図を送ります。
アリウス総大将とベン・ハーは、ローマの船に救われ、甲板に上がります。
ローマ兵士は、アリウス総大将によくご無事で捜索を諦めかけていたところですと言い、アリウス総大将に布をかけ、水を持って来させます。
アリウス総大将は、ローマ兵士に艦隊は全滅かと質問します。
ローマ兵士は、アリウス総大将に失ったのは5隻ですと答えられます。
アリウス総大将は、ローマ兵士に戦闘はどうなったと質問します。
ローマ兵士は、アリウス総大将に勝ち戦で、大勝利ですと答えられます。
アリウス総大将は、ベン・ハーに神が助けたかったらしい、ローマ艦隊まで救ってくれたぞと言います。
アリウス総大将は、ベン・ハーにコップに水を入れて、渡します。
ベン・ハーは、コップの水を一気に飲みます。
アリウス総大将は、ベン・ハーが飲んだコップの水を飲みます。
ローマ兵士たちは、アリウス万歳と叫びます。
ベン・ハーは、甲板の上から船底の漕ぎ手を見下ろします。
アリウス総大将は、ベン・ハーを連れて行きます。

ティベリウス皇帝は、勝って戻って来たアリウス総大将を戦勝パレードでローマ市に迎え入れます。
アリウス総大将は、馬に引かれたチャリオットを操っています。
ベン・ハーは、アリウス総大将の隣に乗っています。
アリウス総大将は、馬に引かれたチャリオットを止めて、戦車から降りて、ティベリウス皇帝へ向かって、階段を上がり、行きます。
ベン・ハーは、チャリオットから降ります。
ティベリウス皇帝は、名誉ある勝利のバトンを手にして、立ち上がり、アリウス総大将を連れて、観衆の前に立ち、観衆を静まらせます。
ティベリウス皇帝は、アリウス総大将に海の安全を回復した働き、褒めて取らす、名誉ある勝利のバトンがそちにふさわしいと言います。
アリウス総大将は、ティベリウス皇帝から名誉ある勝利のバトンを受け取ります。
観衆は、ティベリウス皇帝とアリウス総大将を讃えます。
ティベリウス皇帝は、アリウス総大将にそちが連れてきたあの者は誰かと質問されます。
アリウス総大将は、ティベリウス皇帝に命を救ってくれた恩人で、ユダヤの総督を襲ったという罪に問われましたが、冤罪でありますと答えます。
ティベリウス皇帝は、アリウス総大将に総督を襲うやら、総大将を助けるやら、忙しい男、明日参れ、さたを言うと命令します。
ティベリウス皇帝は、観衆に手を挙げて、椅子へ戻ります。
アリウス総大将は、階段を降りて、チャリオットの所に戻って来て、チャリオットに乗り、ベン・ハーにチャリオットに乗るように合図します。
アリウス総大将とベン・ハーは、チャリオットに乗って、移動します。

ティベリウス皇帝は、アリウス総大将にベン・ハーの調べはついた、ユダヤでは、名門の人物らしいが、総督を襲うとはローマに対して、弓を引くも同然だと指摘します。
アリウス総大将は、ティベリウス皇帝にベン・ハーに悪意はなかったと確信していますと言います。
ティベリウス皇帝は、アリウス総大将に寛大で、この度の大手柄の褒美に、ベン・ハーをガレー船には戻さず、奴隷として与えよう、これが元老院と市民の意思であると告げます。

宴会が行われています。
アリウス総大将とベン・ハーは、宴会に参加しています。
ベン・ハーは、女性を連れて参加しています。
アリウス総大将は、宴会の参加者に命を救ってくれた若者をローマに連れ帰り、ローマ一の騎手として名を馳せ、5回も馬を優勝させていて、死んだ息子の身代わりのように感じていて、また息子の自慢話ができるとは、思ってもいなかったと語りだします。
アリウス総大将は、ベン・ハーを壇上に誘います。
アリウス総大将は、宴会の参加者に固いきずなで結ばれているが、正式に養子縁組の手続きが全て完了し、この若いアリアスが我が家の家名と財産の継承者となり、先祖から伝わる指輪も新しい息子の物となったと言います。
アリウス総大将は、ベン・ハーに指輪を渡し、指輪を付けるように言います。
ベン・ハーは、アリウス総大将から指輪を受け取り、指にはめます。
宴会の参加者は、拍手を送ります。
ベン・ハーは、宴会の参加者に不思議な運命に導かれて、新しい人生、新しい家と新しい父を得て、運命によって、またここを離れても、どこへ行こうと、この指輪を付けていますとお礼の言葉を述べます。
アリウス総大将は、ベン・ハーに古くからの親友のポンテオ・ピラトだと紹介します。
ポンテオ・ピラトは、アリウス総大将にユダヤの総督を押し付けられた言います。

ベン・ハーは、一人でローマ市内を眺めています。
アリウス総大将は、ベン・ハーの所にやって来て、エルサレムに行くのかと質問します。
ベン・ハーは、アリウス総大将にエルサレムに行かなくてはと答えます。
アリウス総大将は、ベン・ハーに止められんよ、この数ヶ月ずっと苦しんできたのは、よく分かっていたし、出発を少し延ばしたらどうか、グラトゥスは退陣して、ピラトが新しい総督として、赴任すると提案します。
ベン・ハーは、アリウス総大将に手遅れになったら、好都合どころか、取り返しが付きませんし、ローマは第二の故郷で、決して、忘れませんよと言います。
アリウス総大将は、ベン・ハーに神も、老人の願い事までは手が回らんだろうと言います。
ベン・ハーは、アリウス総大将に神は、計り知れないと答えます。
アリウス総大将は、ベン・ハーを連れて、宴会に戻ります。

ベン・ハーは、船に乗って海上をエルサレムに向かって進み、ラクダに乗って陸路をエルサレムに向かって行きます。
ベン・ハーは、村で休憩し、水を飲みます。
バルタザールは、ベン・ハーを見ます。
ベン・ハーは、指輪を見て、エスターのことを思い出します。
バルタザールは、ベン・ハーにナザレのある方を捜していますが、ナザレのお方ではと質問します。
ベン・ハーは、バルタザールに違うと答えます。
バルタザールは、ベン・ハーにイルデリム族長の所に泊めされてもらっていると言います。
4頭の白馬に引かれたチャリオットが競争の練習をしてます。
イルデリム族長は、チャリオットの騎手に鞭なんか使うな、もっと優しく扱え、馬の身にもなってみろ、コーナーを曲がってから徐々にスピードを上げろ、頭を使うんだど怒鳴ります。
バルタザールは、ベン・ハーに彼がイルデリム族長ですと教えます。
ベン・ハーは、バルタザールに素晴らしい馬だなが、あれじゃあ曲がり切れないと言います。
ベン・ハーの言ったとおりに、チャリオットがコースから外れます。
イルデリム族長は、チャリオットの騎手にコースへ戻せ、鞭を使うなと怒鳴ります。
イルデリム族長は、馬でチャリオットに追いつき、チャリオットに飛び乗り、騎手から手綱を奪い取り、チャリオットを止めます。
イルデリム族長は、チャリオットの騎手に文句を言って、チャリオットの騎手をチャリオットから蹴落とします。
イルデリム族長は、バルタザールにチャリオットの騎手への文句を言います。
バルタザールは、イルデリム族長にベン・ハーが、コースから外れる前から見抜いていましたと伝えます。
ベン・ハーは、イルデリム族長に馬は実に立派だがまとまりがなく、外側の馬が遅れる癖があるので、内側に持っていけば、他の馬が回りきるのとつり合いが取れるじゃないかなと提案します。
イルデリム族長は、ベン・ハーに見る目があるな、どこで覚えたんだと質問します。
ベン・ハーは、イルデリム族長にローマの競技場だと答えます。
イルデリム族長は、ベン・ハーに大競技場のレースに出たのかと質問します。
ベン・ハーは、イルデリム族長にうなずきます。
イルデリム族長は、ベン・ハーに馬を調教してくれないかと頼みます。
ベン・ハーは、イルデリム族長にエルサレムに急ぐので、断ります。
イルデリム族長は、ベン・ハーにキャラバンが発つのは、明日の夜で、飯を食って、一杯やる時間はあり、テントでくつろぎながら、ゆっくりローマのレースの話もしたと言います。

イルデリム族長は、ベン・ハーとバルタザールをテントに泊めて食事やワインを振る舞います。
イルデリム族長は、ベン・ハーとバルタザールに純粋な馬が大好きで、明日、アンタレスを内側に置こうと言います。
イルデリム族長は、ベン・ハーにユダヤ人がローマで競技をしていたのかと質問します。
ベン・ハーは、イルデリム族長に不思議な巡り合わせでと答えます。
イルデリム族長は、ベン・ハーにゆっくり逗留して欲しいと言います。
ベン・ハーは、イルデリム族長に先を急ぎますのでと断ります。
イルデリム族長は、拍手して、馬たちをテントに入れて、ベン・ハーに初代ファラオの競走馬の子孫で、星の名前を付けてある、アンタレス、リゲル、アルタイル、アルデバランを紹介します。
ベン・ハーは、イルデリム族長にこんな素晴らしい馬はローマにもいないと言います。
イルデリム族長は、ベン・ハーにエルサレムのレースには、世界の強敵が集まりますが、誰も東方の王者メッサラ司令官のブラックデビルを止められないと言います。
ベン・ハーは、イルデリム族長にメッサラ司令官がレースに出るのかと質問します。
イルデリム族長は、ベン・ハーにメッサラ司令官の知り合いかと質問され返されます。
ベン・ハーは、イルデリム族長によく知っていると答えます。
イルデリム族長は、ベン・ハーにメッサラ司令官に何か恨みがあるのか、馬は素晴らしいから、騎手の腕次第で、鞭ではなく、気持ちで乗ってやれば、風のように走り、レースでメッサラ司令官に勝って、優勝すれば、恨みを晴らすことができると言います。
ベン・ハーは、イルデリム族長にどうしても無理で、自分のやり方でケリをつけると答えます。
バルタザールは、ベン・ハーにメッサラ司令官を殺すつもりなのか、目に殺気がみなぎっている、何をされたにせよ、命を奪う権利はなく、神が必ず罰してくださるので、復讐は神の裁きにお任せなさいと諭します。
ベン・ハーは、バルタザールに奇跡は信じませんと言います。
バルタザールは、ベン・ハーに命は奇跡で、闇の中で神の声を聞き、星に導かれて、ベツレヘムという村へ行き、厩で生まれたばかりの赤子に私は神を見て、立派に成長されて、神の業を始められる頃で、お側にいたいと、こうして私は戻って来たと言います。
バルタザールは、テントから出ます。
イルデリム族長は、ベン・ハーにバルタザールは善人だが、世の中色々あり、人それぞれだよと言います。
ベン・ハーは、イルデリム族長に生きる目的も人それぞれだと言います。
イルデリム族長は、ベン・ハーにレースには一切ルールはないので、レースでメッサラ司令官を殺しても問題ない、またいつか会おうと言います。
ベン・ハーは、テントから出ます。

ベン・ハーは、歩いてエルサレムに入り、かつて住んでいた、今は荒れ果てた屋敷に戻り、屋敷の扉を開け、屋敷の中に入ります。
エスターは、屋敷の2階から降りて、開いている扉に驚きます。
ベン・ハーは、エスターを見て、驚きます。
ベン・ハーは、エスターに声をかけます。
エスターは、ベン・ハーの声を聞いて驚き、確認します。
ベン・ハーは、エスターにどうしてここにいる、何があったんだと質問します。
エスターは、泣き崩れます。
ベン・ハーは、泣き崩れるエスターを支えます。
ベン・ハーは、エスターに心配はない、お父さんはどこだと質問します。
エスターは、ベン・ハーにサイモニデスが牢に入れられて、拷問されて、何も隠していないと分かると、返されて、隠れて住んでいると答えます。
ベン・ハーは、エスターにアンチオキアには帰らなかったのかと質問します。
エスターは、ベン・ハーに何もかも取り上げられて、帰れなかったと答えます。
エスターは、サイモニデスに呼ばれて、サイモニデスがいる部屋に走っていきます。
エスターは、サイモニデスにベン・ハーが生きて、無事に戻られたと言います。
ベン・ハーは、サイモニデスがいる部屋に入って来ます。
サイモニデスは、ベン・ハーに声をかけ、声を聞いて驚き、確認します。
サイモニデスは、ベン・ハーを抱きしめます。
ベン・ハーは、サイモニデスに母と妹はどうしたと質問します。
サイモニデスは、ベン・ハーに忌まわしいあの日以来、母と妹の消息が全く分からないと答え、砦の牢獄で知り合って、舌を切られて、同じ日に釈放された相棒のマルックを紹介し、足の自由を奪われましたが、お互い不自由さを補いあって、生活していると言います。
サイモニデスは、ベン・ハーに母と妹を救うことが叶わないなら、決して口を割わずにいたので、お宝は無事で、お宝を元手に、兵を起こして、ローマ軍を叩くのも夢ではありませんと言います。
ベン・ハーは、サイモニデスにローマ軍を叩くに戻って来たんじゃないと答えます。
ベン・ハーは、サイモニデスを寝室へ運びます。

ベン・ハーとエスターは、4年前に2人で過ごした部屋で、再び過ごしています。
ベン・ハーは、エスターを抱き寄せて、接吻をして、抱きしめます。
ベン・ハーは、エスターになぜ嫁に行かなかったのかと質問します。
エスターは、ベン・ハーに父には私が必要ですと答えます。
エスターは、ベン・ハーの指に着けている指輪を見ます。
ベン・ハーは、エスターに結婚する相手に会うまでは外さないと約束したからと言います。
エスターは、ベン・ハーにメッサラ司令官がここに居ることがに知ったらと心配します。
ベン・ハーは、エスターに母と妹の居所を聞くためにメッサラ司令官に会わなければならない。
エスターは、ベン・ハーに憎しみのために父はあんな体になったのを見て、ナザレの方が憎むより許しなさい、愛は憎しみより強いって言っているのを聞いて信じるようになり、メッサラ司令官には近づかないでと言います。
ベン・ハーは、エスターに母と妹を諦められないので、メッサラ司令官に会わなければならない。
エスターは、ベン・ハーに屋根から落ちた1枚の瓦が、どこまでも後を引き、ガレー船では済まされず、ズタズタにされて殺されるわと言います。
ベン・ハーは、泣き出すエスターを抱きしめます。

メッサラ司令官は、鞭を振るう練習をして、盃を鞭でテーブルから叩き落とします。
ベン・ハーは、アリウス2世として、メッサラ司令官に綺麗な半月刀を手土産に渡して、面会します。
メッサラ司令官は、アリウス2世として現れたベン・ハーを見て驚きます。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に母と妹はどうなったと質問します。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに囚人の行く末など知らんと反論します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に総督の許可を取ってすぐに調べろ、母と妹が無事に戻れば、復讐の誓いを忘れてやる、日また来る。失望させるなと言い返します。
ドルーサスは、メッサラ司令官に5年近くにもなるし、生きていると思えませんと言います。
メッサラ司令官は、ドルーサスに砦に行って、調べて来いと命令します。

ドルーサスは、砦で母がミリアム、娘がティルザという囚人を捜し出します。
母と娘は、ハンセン病になっていることが判明し、町の外に追い出されることになります。

エスターは、屋敷で、咳をする人に気が付きます。
ミリアムとティルザは、エスターに名乗り、ハンセン病だから、近寄らないように言い、ベン・ハーのことを質問します。
エスターは、ミリアムとティルザにベン・ハーが生きて、戻って来て、ミリアムとティルザを捜していると答えます。
ミリアムとティルザは、エスターにハンセン病だから、死の谷へ行くことになるので、ベン・ハーの綺麗な思い出だけを残したいので、ベン・ハーには言わないように約束させます。
エスターは、ミリアムとティルザにベン・ハーには言わないように約束します。
ミリアムとティルザは、屋敷の外へ出ます。
ベン・ハーは、屋敷に戻ってきます。
エスターは、ベン・ハーとサイモニデスにミリアムとティルザの遺体を見たことがあり、死んだと伝え、メッサラのことなんか忘れて、ローマへ戻ってと言います。
ベン・ハーは、部屋を飛び出し、泣き出し、決意を固めて屋敷を出ます。

ローマ浴場の様子が描かれます。
ドルーサスは、メッサラ司令官にイルデリムが来ていますと伝えます。
メッサラ司令官は、イルデリムに声をかけます。
イルデリムは、メッサラ司令官に今度のレースで私の白馬が負け知らずの司令官様の黒馬に挑み、私の白馬に賭けますと言います。
ドルーサスは、イルデリムに制限なしかと質問します。
イルデリムは、持ってきた掛け金をローマ兵士たちに見せ、棒でかき混ぜて、全て金貨、銀貨であることを示し、制限がないことを示します。
ローマ兵士たちは、イルデリムに次々と声をかけます。
イルデリムは、ローマ兵士たちに段取りもあるし、腰かけさせて欲しいとお願いします。
ローマ兵士は、イルデリムに椅子を出して、元締めだから、座るなり、寝るなり、好きにしろと言います。
イルデリムは、ローマ兵士たちにお礼を言って、椅子に腰かけます。
ローマ兵士たちは、イルデリムにメッサラ司令官の勝利に対して、次々と金をかけます。
イルデリムは、ローマ兵士たちに勝率10割のローマ相手に賭け率を決めよう提案します。
ローマ兵士たちは、イルデリムに賭け率を2対1でと言います。
イルデリムは、ローマ兵士たちにローマの勇者にしては控えめな、勇気をお出しなさい、世界の征服者の魂はどこへ行っちまったんですか、そこらの町の相場と変わらないと言って賭け率を引き上げようとします。
ローマ兵士たちは、イルデリムに賭け率を3対1に引き上げます。
イルデリムは、ローマ兵士たちに不公平で、この4年間に、メッサラ司令官は4連続優勝だとして賭け率を更に引き上げようとします。
ドルーサスは、イルデリムに乗り手は誰だと質問します。
イルデリムは、ドルーサスに何年も前に、ガレー船に送られて、エルサレムに戻って来た、ハーのプリンス、ジュダ・ベン・ハーと答えます。
イルデリムは、メッサラ司令官に賭け率を4対1と提案します。
メッサラ司令官は、イルデリムにローマとユダヤの値打ちの違いということで賭け率を4対1を受け入れます。
イルデリムは、メッサラ司令官に賭け金を木版に1,000タレントと書き込んで、見せます。
メッサラ司令官は、イルデリムに1,000タレント、正気かと質問します。
イルデリムは、メッサラ司令官に1,000タレントが高すぎて、無理ですかと質問します。
メッサラ司令官は、イルデリムに賭け金を1,000タレントで受けて立つと言います。
イルデリムは、メッサラ司令官にサインをと木版を差し出します。
メッサラ司令官は、サインの代わりに、木版に指輪を押し付けます。
メッサラ司令官は、退室します。
ドルーサスは、メッサラ司令官に続いて、退室します。

ベン・ハーは、イルデリムの白馬で、レースの練習をしています。
イルデリムは、ベン・ハーの練習の様子を見ています。
ベン・ハーは、レースの練習を終えて、馬の飼育員に飼い葉をたっぷりやってくれよと伝えます。
ベン・ハーは、イルデリムの4頭の白馬にレースは1頭では勝てん、気持ちを合わせて、1週目から先頭を走ろうとせずに、勝負は最後の1周だと声をかけます。
イルデリムは、ベン・ハーにピラト総督がエルサレムの支配をますます強化するらしいが、このエルサレムの男の気概を見せてやれと言います。
ベン・ハーは、イルデリムにメッサラ司令官との対決以外に眼中にないと決意を言います。

翌朝になります。
たくさんの馬とチャリオットが集まっていて、準備に余念がないです。
ベン・ハーは、防具を身に着け、短剣も身に、青いマントを身に着け、
ベン・ハーは、神に復讐を求める我を許したまえ、道は整いました、この命を神の御手に委ねます、御心のままにと祈ります。
イルデリムは、ベン・ハーにユダヤの象徴であるダビデの星を身に着けさせます。
イルデリムは、ベン・ハーにダビデの星を付け、ダビデの星の輝きでユダヤとアラブの民族を照らし、ローマ人の目を眩ませると言います。
音楽が演奏されます。
ベン・ハーは、チャリオットに乗り、兜をかぶります。
次々に、馬に引かれたチャリオットがレース場に向かいます。
ベン・ハーもチャリオットに乗って、レース場に向かいます。
スターターが、スタート台に登ります。
スターターは5番チームはどこだと言います。
メッサラ司令官が、チャリオットに乗り、5番チームのスタート地点に向かいます。
ベン・ハーとメッサラ司令官は、互いに睨み合います。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに決着をつける日がやって来たなと言います。
ベン・ハーは、メッサラ司令官にこの日を待っていたぞと言い返します。
イルデリムは、ベン・ハーにメッサラ司令官はギリシャのチャリオットに乗っていると教えます。
メッサラ司令官のチャリオットには、他のチャリオットの車輪を壊す武器が搭載されています。
イルデリムは、ベン・ハーにメッサラ司令官を寄せ付けないように気を付けるように言います。
出走前のラッパが鳴らされます。
チャリオットを先導する馬が入って来ます。
馬の世話をしていた係の人が、各馬から離れます。
メッサラ司令官は、ローマの神々よ、我に勝利をと祈ります。
チャリオットを先導する馬がレース場に入り、全部のチャリオットが続いて、レース場に入ります。
チャリオットの台数は9台で。レース場を進みます。
観客席は、満席です。
イルデリムは、観客席にやって来ます。
ラッパが、レース場内に鳴り響きます。
ピトラ総督が、レース場にやって来ます。
ピトラ総督が見ている前を、全チャリオットが通り、チャリオットを見せます。
ピトラ総督が椅子に座ります。
チャリオットは、横一線に並んだまま、レース場を先導する馬に続いて、1周半して、ピトラ総督の前で止まります。
馬の世話をする人々が、馬をスタート地点に付かせます。
ベン・ハーもメッサラ司令官も他の騎手たちも着ているマントを脱ぎます。
ベン・ハーは、兜も脱ぎます。
馬たちが、大歓声を前にして、興奮しています。
ラッパが、レース場内に鳴り響きます。
先導する馬たちがレース場から離れて行きます。

ピトラ総督は、立ち上がり、ティベリウス皇帝陛下に代わって、ここに集まった諸君を歓迎し、このレースが皇帝の栄誉と諸君も一員であるローマに捧げる物で、今日の出場者を讃え、外側から、アレキサンドリア、メッシナ、カルタゴ、キプロス、ローマ、コリント、アテネ、フリジア、そしてユダヤで、レースの優勝者には、勝利の冠を送り、皇帝を讃えて、ヘール・シーザーと宣言します。
ピトラ総督は、白い布を受け取ります。
メッサラとベン・ハーは、にらみ合います。
ローマ兵は、旗が掲げられます。
ピトラ総督は、白い布を放して、旗が振り降ろされて、レースが始まります。
メッサラは、ブラックデビルに鞭を入れて、スタートダッシュを図ります。
ベン・ハーは、鞭を使わず、無難なスタートを切ります。
メッサラは、手綱を引いて、ベン・ハーのチャリオットに寄せて、ベン・ハーの進路を塞ぎ前に出ます。
イルデリムは、メッサラに汚いぞ、ブタ野郎と叫びます。
フリジアのチャリオットが、1コーナーを曲がり切れずにチャリオットが横転します。
救護班がきて、横転したチャリオットと騎手をレース場外に搬出します。
1位がコリント、2位がキプロス、3位がアレキサンドリアですが、後ろからやって来たメッサラに妨害されて、順位を下げ、3位がメッサラになります。
メッサラは、ブラックデビルに鞭を入れて、速く馬を走らせ、後続を引き離し、前を走る戦車を追いかけます。
メッサラは、ブラックデビルに鞭を入れて、キプロスを外側から抜き去ります。
メッサラは、キプロスに寄せて攻撃しようとします。
キプロスは、メッサラの攻撃を避けようとして、内側に寄り、チャリオットの内側がレース場の縁石に当たり、順位を下げます。
メッサラは、ブラックデビルに鞭を入れて、速く馬を走らせ、後続を引き離し、前を走るコリントを追いかけます。
1周目を通過します。
ベン・ハーは、アレキサンドリアを追い越し、順位を3位に上げます。
メッサラは、外側から、コリントを抜き、トップになります。
ベン・ハーは、コリントに続き3位です。
メッサラは、コーナーで減速します。
コリントは、外側から、メッサラを直線で抜き去ります。
メッサラは、手綱を引いて、外側のコリントに寄せ、コリントの車輪を破壊して、1位になります。
コリントは、後続のチャリオットをよけようとしますが、カルタゴのチャリオットに轢かれてしまいます。
アレキサンドリアは、内側からベン・ハーを追い越して、2位になります。
メッサラは、後ろにいるベン・ハーを引き離そうとして、ブラックデビルに鞭を入れます。
ベン・ハーは、外側から、アレキサンドリアを抜き、メッサラに並びます。
イルデリムは、ベン・ハーにそうだ、いいぞ。行け、行けと叫びます。
メッサラは、手綱を引いて、外側のベン・ハーに寄せ、ベン・ハーの白馬に鞭を入れ暴走させようとします。
ベン・ハーは、手綱を引いて、外側に寄せて、メッサラに鞭を入れさせないようにします。
ベン・ハーの外側を走行していたメッシナは、ベン・ハーを避けきれずに、横転します。
イルデリムは、メッサラに俺の馬に手を出すなと叫びます。
3週目を通過します。
ベン・ハーは、最下位に順位を落とします。
ベン・ハーは、カルタゴを外側から追い越し、開いているコース中央を通り、次々と抜かします。
1位はメッサラ、2位はアレキサンドリア、3位はベン・ハーの順でコーナーを回ります。
メッサラは、外側にベン・ハー、内側にアテネ、メッシナと挟まれます。
アテネ、メッシナはチャリオットが壊れて、自滅します。
1位はメッサラ、2位はベン・ハー、3位はアレキサンドリアになります。
ベン・ハーは、メッサラの内側から並びます。
メッサラは、必死にブラックデビルに鞭を入れて、ベン・ハーに抜かれないようにします。
メッサラは、コーナーで外側からベン・ハーに寄せて、前に出ます。
ベン・ハーは、戦車を内側ぎりぎりに寄せて、兵士を轢いてしまいます。
ベン・ハーは、内側からメッサラに並びかけます。
メッサラは、ベン・ハーの前に壊れて撤去されていない戦車を見ます。
ベン・ハーは、壊れて撤去されていない戦車の上を通過し、高く跳ね上げられて、落車しそうになりますが、落車せずに済みます。
ベン・ハーは、メッサラのコーナーの内側を通って、並びかけます。
イルデリムは、アンタレスに我慢だ、抑えろ、抑えろと叫びます。
6周目を通過し、残り3周です。
ベン・ハーは内側、メッサラは外側で、トップを争っています。
メッサラは、チャリオットを内側に寄せて、ベン・ハーのチャリオットの車輪を破壊しようとします。
ベン・ハーは、メッサラからチャリオットの車輪を守ります。
メッサラは、必死にブラックデビルに鞭を入れます。
メッサラは、ベン・ハーのチャリオットに寄せて、チャリオットを破壊しようとします。
7周目を通過し、残り2周です。
メッサラは、ベン・ハーを鞭で叩きます。
メッサラのチャリオットの車輪が、ベン・ハーのチャリオットの車輪の内側に入ります。
ベン・ハーは、メッサラの鞭を手で掴みます。
ベン・ハーは、メッサラの鞭を奪います。
ベン・ハーのチャリオットの車輪が、メッサラのチャリオットの車輪を破壊します。
メッサラは、チャリオットは無くなりますが、手綱を手放さずに、馬に引きずられています。
ピラト総督は、立ち上がります。
後続のアレキサンドリアが、メッサラを轢きます。
ドルーサスは、メッサラを見て、良く見えるように移動します。
メッサラは、馬の手綱を放し、レース場に横たわります。
ベン・ハーは、メッサラを見て、驚き、メッサラの鞭を投げ捨てます。
ピラト総督は、立ち上がったまま、見つめています。
ベン・ハーは、トップを快走しています。
メッサラは、コース上を転がっています。
旗が振り降ろされ、ベン・ハーが優勝します。
観衆は、次々とコース上になだれ込んできます。
メッサラは、担架に乗せられます。
ベン・ハーは、メッサラの横を通過します。
メッサラは、力尽きて、担架に乗せらて、運び出されます。
ベン・ハーは、音楽に合わせて、ウィニングランをします。
ベン・ハーは、ピトラ総督の前に戦車を止めます。
イルデリムは、ベン・ハーにやったと叫びます。
ベン・ハーは、馬たちに感謝します。
ベン・ハーは、ピトラ総督の前にやって来ます。
ピトラ総督は、ベン・ハーに見事な勝利で、民族の英雄と言うわけだ、今のところは、勝利を讃えようぞ、勝者に冠を与えると言い、月桂樹の冠をベン・ハーの頭の上に載せます。
観衆は、大歓声を上げます。
ピトラ総督は、観衆に静まるように、合図します。
ピトラ総督は、ベン・ハーにローマの父上からメッセージが届いていて、アリアス2世、万歳、調子に乗りすぎるなと言います。
ピトラ総督は、ベン・ハーを観衆の方に向けさせます。
観衆は、大歓声を上げます。

ドルーサスは、瀕死の重傷を負ったメッサラ司令官を見守っています。
瀕死の重傷を負ったメッサラ司令官を手当てしている医者は、メッサラ司令官に早く足を切断しないと手遅れになると言います。
メッサラ司令官は、医者にベン・ハーが来るので、ベン・ハーに足のないという情けない姿を見せられないとして、足の切断に反対します。
医者の助手は、メッサラ司令官の足の切断を諦めて、両手を開放します。
ベン・ハーは、入口に立ち、月桂樹の冠を置いて、メッサラ司令官の所まで来ます。
メッサラ司令官は、ベン・ハーがやって来たことに気が付きます。
ドルーサスは、メッサラ司令官の頭を両手で支えます。
メッサラ司令官は、ベン・ハーにレースは見事な完勝で、敵を打ちのめして嬉しいかと質問します。
ベン・ハーは、メッサラ司令官にもう敵などいないと答えます。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに憎まれるくらいの意地はまだ残っていて、母と妹が変わり果てた姿で、ハンセン病がはびこる死の谷で生きていると教えます。
ベン・ハーは、悔しみ、泣き出します。
メッサラ司令官は、ベン・ハーに憎しみが続く限り、勝負はつかないと言い残して、亡くなります。
ベン・ハーは、メッサラ司令官に掴まれた手を離します。
ベン・ハーは、呆然として、部屋を出て、誰もいなくなったレース場に戻って来ます。

ベン・ハーは、ハンセン病がはびこる死の谷へ向かい、ハンセン病がはびこる死の谷へ降りる道を見つけて、ハンセン病がはびこる死の谷へ降ります。
ベン・ハーは、死の谷の病人に2人連れのハー家の母娘を捜してるんだが知らないかと質問します。
死の谷の病人は、ベン・ハーに大勢いるよが、誰の名前も知らないと答えます。
エスターは、マルックに食料を持たせて、死の谷へやって来ます。
ベン・ハーとエスターは、互いに見て、驚きます。
ベン・ハーは、エスターになぜ嘘を言ったと問い詰めます。
エスターは、ベン・ハーにミリアムとティルザのお願いでしたから、母娘の気持ちを察して、母娘を見ないで、来なかったことにしてくださいとお願いされます。
ベン・ハーは、エスターの制止を振り切り、母と妹の方を向きます。
ミリアムとティルザは、洞窟から出てきます。
ベン・ハーは、母と妹から見えないように、岩陰に隠れます。
エスターは、ベン・ハーの脇を通って、ミリアムとティルザに近づいて、食料を地面に置き、離れます。
ミリアムとティルザは、食料を受け取ります。
ミリアムは、エスターにジュダは元気、幸せにしていると質問します。
ベン・ハーは、声を上げずに、泣き出します。
エスターは、ミリアムに元気で、ご心配ありませんと答えます。
ミリアムは、エスターにうなずきます。
ミリアムは、エスターにお礼を言って、ティルザと共に洞窟の中へ戻っていきます。
エスターは、ベン・ハーにミリアムとティルザのお願いは何も知ることはなく、幸せに暮らされることで、忘れてくださいと言います。
ベン・ハーは、エスターの制止を振り切ります。
マルックは、ベン・ハーを岩に押し付けます。
エスターは、ベン・ハーにミリアムとティルザを不幸にするわと言います。
ベン・ハーは、死の谷から戻ります。

ベン・ハー、エスターとマルックは、川が流れる山に、大勢の人々が集まっている所に来ます。
バルタザールは、ベン・ハーに成人していて、会うことができ、預言どうり、間違いなく、神の御子だと言います。
ベン・ハーは、バルタザールに生きがいががあって、幸せだねと言います。
エスターは、先に行きます。
ベン・ハーは、川の水を飲みます。
バルタザールは、ベン・ハーに一緒に来て、話を聞きなさいと勧めます。
ベン・ハーは、バルタザールにガレー船に引かれて行く途中、渇きで死にかけた時、水をくれた人がいたが、こんな人生なら助けてもらわないほうが良かったと言います。

イエス・キリストが山の上に立っています。
多くの人々が山の裾野に集まっています。
ベン・ハーは、遠くからイエス・キリストを見ます。
エスターは、山の上のイエス・キリストの前にいます。
イエス・キリストは、人々の前に立ちます。
ベン・ハーは、ピトラ総督に会って、話をするためにエルサレムに向かいます。

ベン・ハーは、ピトラ総督に会います。
ピトラ総督は、ベン・ハーに勝利に吉報が重なったぞ、アリウス総大将からで、ローマの市民になった、嬉しくないかと言います。
ベン・ハーは、ピトラ総督にローマの意思によって、ハンセン病を負わされた母と妹が捨てられている死の谷へ行ってきて、メッサラ司令官もローマへ行く前は優しい男でしたが、ローマの意思によって、亡ぼされたのだと言います。
ピトラ総督は、ベン・ハーに偉大な権力とか、偉大な感情とかは、誤りも大きくなるものだが、誤りによって進歩もするので、ローマの偉大な未来が呼んでいて、アリウス総大将も待っているので、見込みのない郷土愛にこだわるべきではないし、完全な自由などはないし、今ならローマに合わせてアリウス2世として生きるしかないと諭します。
ベン・ハーは、ピトラ総督にジュダ・ベン・ハーとして生きますと答えます。
ピトラ総督は、ベン・ハーから立ち去ろうとして、振り向きます。
ピトラ総督は、ベン・ハーにアリウス総大将の息子として対等に話をしたが壇上に立てばわしは皇帝の代理となり、ローマの支配に反抗する人を許さないし、ローマの支配に反抗する人から救い神のように崇めている人の周囲の人でさえ悲劇に巻き込まれる恐れがあるぞと言います。
ベン・ハーは、ピトラ総督に同意します。
ベン・ハーは、指輪を抜き取り、ピトラ総督に渡します。
ベン・ハーは、ピトラ総督にアリウス総大将に迷惑をかけたくないので、アリウス総大将に指輪を返して下さいと言います。
ピトラ総督は、ベン・ハーに保護してやれなくなったので、ベン・ハーが危険分子となり、ベン・ハーから離れ、壇上からベン・ハーにユダヤを去れ、警告したぞ言います。
ベン・ハーは、答えずに部屋から立ち去ります。

エスターは、ベン・ハーが屋敷に戻って来るのを見て、喜び、ベン・ハーに抱き着き、どこに行っていたのかと質問します。
ベン・ハーは、エスターに母と妹は生きていた、知っていたんだなと言います。
エスターは、ベン・ハーにどうなさるおつもり、少しはお休みになって、短い時間でも静かな安らぎが必要ですと言います。
ベン・ハーは、エスターに安らぎ、愛と平和か、望まないわけじゃないが、そんなものどこにあると言い返します。
エスターは、ベン・ハーにイエス・キリストの話によって多くの人が心を癒されていて、声が不思議に胸に染みて来て、”憐みを持つ者は幸いなり、自らも憐みを得る。平和を作る者は幸いなり、彼らは神の子と呼ばれよう”と言っていたと教えます。
ベン・ハーは、エスターに何が神の子だ、家族を死の谷に放って置いて、ユダヤ人はみんな汚れていて、征服者に馴染んで、性根に染みついた卑屈と恥辱を洗い流さない限り、この国には平和も安らぎもないので、この領土からローマ人を残らず追い出さない限り、ローマ人と戦うぞと言います。
エスターは、ベン・ハーにローマ人と戦っても何も変わらない、動物が殺し合うように血は血を呼ぶだけ、復讐や死は、新たな憎しみを生むだけで、丘の上でイエス・キリストは、”敵を愛せ、汝を迫害する者のために祈れ”と言っていたと教えます。
ベン・ハーは、エスターにユダヤの民が孫子の代まで苦しめられてもかと言い返します。
エスターは、ベン・ハーに苦しめているの自分自身で、愛さえも何も分かち合うことはできないのと質問します。
ベン・ハーは、エスターにエスターを強く抱きしめて、いつも感じていたが、今は、家族も国土も奪われて、戦う以外に生きる道はなく、関わらない方がいいと言います。
エスターは、ベン・ハーに愛したのはジュダ・ベン・ハーはどこへ行ってしまったの、今のあなたは憎しみに凝り固まった鬼で、恐ろしいだけで、顔まで醜くなってまるでメッサラが乗り移ったみたいで、私達、もうお終いねと言います。
ベン・ハーは、エスターを見ます。
エスターは、ベン・ハーから立ち去ります。

エスターは、死の谷で、昨日の夕方に来て、ミリアムとティルザを待っています。
ベン・ハーは、死の谷にやって来て、隠れます。
ミリアムは、洞穴から出てきて、エスターと再会します。
エスターは、ミリアムにイエス・キリストの話を聞きに行き、神の声のようで、全ての不安が消え、とても清らかな気持ちになるので、ティルザも連れて一緒に聞きに行こうと提案します。
ベン・ハーは、ミリアムの前に現れます。
ミリアムは、エスターになぜ教えてのかと問い詰めます。
ミリアムは、ベン・ハーに近づかないでと言います。
ベン・ハーは、ミリアムに話がしたいし、ティルザに会わせて欲しいと言います。
ミリアムは、顔を覆っていた布を広げます。
ミリアムは、ベン・ハーにこんな姿を見せたくない、ティルザをそっとしておいてやって、もう来ないでと言い返します。
ベン・ハーは、ミリアムの手を握り、頭をなぜます。
エスターは、ベン・ハーにミリアムとティルザをイエス・キリストに会わせ、命が永遠のことだということが分かれば、死の恐怖は消えて、安らぎが得られるので、ミリアムを連れて行くために、洞窟の外に出そうとします。
ベン・ハーは、ティルザを捜しに洞穴の奥へ行き、ティルザを捜し出します。
ベン・ハーは、嫌がるティルザを抱きしめ、抱き上げて、外に出します。

ベン・ハー、エスター、ミリアムとティルザはエルサレムに到着します。
ベン・ハーは、哀れな年寄りにどうしてエルサレムに人がいないのかと質問します。
哀れな年寄りは、ベン・ハーにイエス・キリストが磔になるかもしれないと言う裁判を見に行ったと答えます。
エルサレムの人々は、ハンセン病人を見て、ベン・ハー、エスター、ミリアムとティルザに石を投げつけます。

ポンテオ・ピラト総督は、イエス・キリストに磔刑の判決を言い渡します。
イエス・キリストが裁判で磔刑の判決を受けて、立っています。
ベン・ハー、エスター、ミリアムとティルザは、裁判が終わった広場に来ます。
イエス・キリストは、十字架を担いで、刑場に向かって歩き出します。
ベン・ハー、エスター、ミリアムとティルは、イエス・キリストを見ようとして、沿道に行きます。
沿道にいる人々は、ミリアムとティルを見て、驚いて、逃げ出します。
ベン・ハーは、イエス・キリストを見て、イエス・キリストが水をくれたあの人だと気が付きます。
イエス・キリストは、ベン・ハー、エスター、ミリアムとティルザの前を通過します。
イエス・キリストは、ベン・ハー、エスター、ミリアムとティルザの前で倒れます。
ローマ兵士は、ベン・ハー、エスター、ミリアムとティルザの前でイエス・キリストを鞭で打ちます。
イエス・キリストは、立ち上がり、十字架を担いで、刑場に向かって歩き出します。
ベン・ハーは、エスターにミリアムとティルザを頼み、イエス・キリストについて歩いて行きます。
エスターは、ミリアムとティルザを連れ出します。
イエス・キリストは、倒れます。
ベン・ハーは、イエス・キリストを助けに行こうとしますが、ローマ兵に阻止されます。
ベン・ハーは、水を汲んで、イエス・キリストに水を与えます。
ベン・ハーとイエス・キリストは、見つめ合います。
ローマ兵士たちは、ベン・ハーがイエス・キリストに水を与えるのを阻止します。

ローマ兵士たちは、刑場で、イエス・キリストを十字架に磔にします。
ベン・ハーは、バルタザールと一緒に磔にされたイエス・キリストを見ています。
ベン・ハーは、バルタザールに水と生きる気力をくれた人が何をして死罪にと質問します。
バルタザールは、ベン・ハーにこの世のあらゆる罪を一身に背負われたと答えます。
ローマ兵士たちは、他の罪人も次々と十字架に磔にします。

雷が鳴り始めます。
エスターは、ミリアムとティルザを街中から郊外に連れて行きます。
周囲が暗くなります。
エスターは、ミリアムとティルザを洞穴の中に連れて行きます。
暴風雨が吹き荒れます。
ティルザは、苦しくなります。
雷鳴がとどろきます。
十字架に磔にされたイエス・キリストにも雨が降り注ぎ、大地にイエス・キリストの血が流れ込みます。
ミリアムとティルザに痛みで体が裂けそうと言います。
雷鳴がとどろき、木が倒れ、土砂が崩れてきます。
エスターは、ミリアムとティルザのハンセン病の症状が無くなっているのに気が付きます。
ミリアムとティルザは、驚き、抱き合い、土砂ぶりの雨の中に立ち尽くします。
イエス・キリストの血が大地を流れ、川に注ぎ込みます。
雨が上がり、光が差し込みます。

ベン・ハーは、屋敷に戻って来ます。
エスターは、2階からベン・ハーを見ます。
ベン・ハーは、エスターにイエス・キリストから”父よ、彼らをすべてを許したまえ、彼らは罪を知らないんです”という声を聞き、頭から、怒りが消えて行ったと言います。
ベン・ハーは、病気が治ったミリアムとティルザを見て、2階へ向かい、近づいて、病気が治ったことを確信し、ミリアムとティルザを抱きしめます。
エスターも、2階に上がって来て、喜びの輪に加わります。

刑場には、3つの十字架が立っていまが、人は磔にされてはいません。
羊飼いが羊の群れを連れています。

登場人物

ヨセフ

ヨセフは、ローレンス・ペインが演じるイエス・キリストの父親で、出所地の登録と納税のために、住んでいるナザレから生まれたと土地であるベツレヘムに戻るときに、ローマ兵から質問を受け、ダビデの家系だと答え、イエス・キリストに大工の仕事を手伝うように言いますが、父の仕事をしなくては答えられます。

マリア

マリアは、ホセ・グレチが演じるイエス・キリストの母親で、出所地の登録と納税のために、住んでいるナザレから生まれたと土地であるベツレヘムに戻るときに、ローマ兵から質問を受け、ヨセフの妻だと答え、ベツレヘムの厩で生まれた生まれたばかりのイエス・キリストを抱いて、東方の三博士からイエス・キリストに贈り物をされます。

メッサラ

メッサラは、スティーヴン・ボイドが演じるエルサレム総督の息子として、エルサレムで生まれ、14歳までベン・ハーと共にライオン狩りを楽しみながら育ち、大けがをしたベン・ハーを助け、ティルザに恋をして、エルサレムを離れ、ローマに戻り、ローマを見て、ローマが軍事力だけではなく、道路と船で世界を結んで、文化も比類がないので、ローマが世界を統治するにふさわしいと思うようになり、リビアへ戦争に行って、2日に渡る猛攻で敵を退散させて、首都へ侵攻し、魅力的な街を破壊し、焼け野原にして、エルサレム司令官として、エルサレムに戻り、ベン・ハー、ミリアム、ティルザと再会し、エルサレム司令官としてベン・ハーにユダヤ制圧して出世することに協力するようにお願いしますが、ベン・ハーに断られ、エルサレム新総督をエルサレムに迎い入れ、ベン・ハーの屋敷の瓦が落ちて、新総督が落馬したことを理由に、ベン・ハー、ミリアムとティルザを拘束し、ベン・ハーをガレー船の漕ぎ手として、エルサレムを追放し、ミリアムとティルザを囚人として投獄し、エルサレムに戻って来たベン・ハーと4頭立ての馬車レースを行い、レース中の事故により亡くなります。

スティーヴン・ボイドは、映画「天地創造」にも出演しています。

ドルーサス

ドルーサスは、テレンス・ロングドンが演じるメッサラ司令官の部下です。

セクスタス

セクスタスは、アンドレ・モレルが演じるローマ軍のエルサレム司令官で、メッサラ司令官の前任者で、エルサレムに到着したメッサラ司令官を歓迎し、メッサラ司令官と握手をして、司令官の交代が行ない、エルサレムの状況をローマへの根強い反感もあり、ユダヤ人が税を治めたがらないし、頑固な信仰があり、ローマの神々や皇帝の像を破壊する者までいて、神は人の心に宿ると説いて、砂漠をうろついて人を川へ突き落とすヨハネや怪しげな魔術を使う大工の息子を奇跡と騒いでいる説明します。

ジェダ・ベン・ハー

ジェダ・ベン・ハーは、チャールトン・ヘストンが演じるで、ベン・ハー、ジュダとも呼ばれるユダヤ人の王族で、エルサレムで生まれ、メッサラと共にライオン狩りを楽しみながら育ち、大けがをしてメッサラに助けられ、エルサレム司令官となってエルサレムに戻って来たメッサラ司令官と再会し、メッサラ司令官からユダヤ制圧して出世することに協力するようにお願いされますが、断り、メッサラ司令官、ミリアムとティルザを再会させ、メッサラ司令官から密告者にしようとしたのでメッサラ司令官とは絶交し、メッサラ司令官と新総督を見ていた時に、ベン・ハーの屋敷の瓦が落ちて、新総督が落馬し、新総督が意識を失いったことを理由に、メッサラ司令官にミリアムとティルザと共に拘束され、ベン・ハーをガレー船の漕ぎ手としてエルサレムを追放させられ、砂漠を後進する途中で、イエス・キリストに水を与えられて、助けられ、クイントゥス・アリウス総大将のガレー船で漕ぎ手を行い、マケドニアのガレー船との戦闘中にクイントゥス・アリウス総大将を助け、クイントゥス・アリウス総大将と共に、ローマに凱旋し、ローマで行われているクイントゥス・アリウス総大将の4頭立ての馬車でレースに5連勝して、クイントゥス・アリウス総大将と養子縁組をして親子になり、エルサレムに戻る途中で、イエス・キリストを捜しているバルタザールとエルサレムで開催される4頭立ての馬車レースでメッサラ司令官に勝とうとしているイルデリムに出会い、エルサレムに戻り、屋敷でエスターとサイモニデスに再会し、クイントゥス・アリウス総大将の息子としてメッサラ司令官と再会し、ミリアムとティルザを捜させますが、エスターからミリアムとティルザが亡くなっていると聞かされ、メッサラ司令官に復讐するためにイルデリムの4頭立ての馬車でエルサレムで開催されるレースに出場し、優勝し、メッサラ司令官に復讐を果たしますが、メッサラ司令官からミリアムとティルザがハンセン病にかかって、ハンセン病がはびこる死の谷で生きていると伝えられ、メッサラ司令官への怒りが収まらず、ハンセン病がはびこる死の谷へ向かい、死の谷でエスターと出会い、エスターからミリアムとティルザの願いで亡くなったと嘘を行ったことを知らされ、死の谷で生きている生ける屍のような姿になったミリアムとティルザを見て、死の谷から出て、ポンテオ・ピラト総督に会うためにエルサレムに戻る途中で、イエス・キリストが山の上で人々に教えを説いている所を通り、バルタザールと再会し、ポンテオ・ピラト総督にローマ市民としてではなく、ユダヤ人として生きることを伝え、屋敷に戻り、エスターにローマ帝国と戦う決意を示し、死の谷へ向かい、ミリアムとティルザと再会し、エスターの勧めで、ミリアムとティルザに安らぎを与えるために、イエス・キリストの言葉を聞かせるために、エルサレムへミリアムとティルザを連れて行き、イエス・キリストが磔刑にされるところに出くわし、イエス・キリストが水をくれた人であることに気が付き、十字架を背負って歩くイエス・キリストに水を与えようとしますが、ローマ兵士たちに邪魔をされて、イエス・キリストに水を与えることができず、バルタザールと再会し、磔刑にされるイエス・キリストを見て、屋敷に戻って来て、ハンセン病が治ったミリアムとティルザと再会して、抱き合います。

チャールトン・ヘストンは、映画「十戒」にも出演しています。

ミリアム

ミリアムは、マーサ・スコットが演じるベン・ハーの母で、ベン・ハーとティルザと共にメッサラ司令官と再会し、話をしていましたが、ベン・ハーからメッサラ司令官に密告者にされようとしたので、メッサラ司令官とは絶交したことを伝えられ、新総督を迎い入れるローマ兵士たちを見ているベン・ハーとティルザに何が起きたのかと質問し、ティルザから行進を見ていただけなのと答えられ、ベン・ハーから瓦がずれて、総督に当たったらしいと答えられ、ティルザと共にメッサラ司令官の命令で連行され、ティルザと共に砦の監獄に投獄され、5年後にハンセン病になっていることが判明し、監獄から追い出されて、屋敷に戻り、エスターに見つけられ、エスターにベン・ハーに言わないように誓わせ、ティルザと共に死の谷で暮らし、エスターから食料の補給を得て生き延び、ベン・ハーが死の谷にやって来て、生きていることが伝わり、エスターの勧めで、ティルザと共にに安らぎを与えるために、イエス・キリストの言葉を聞かせるために、ベン・ハー、エスターとティルザと共にエルサレムへ行き、市民から石を投げつけられますが、イエス・キリストが磔刑にされるところに出くわし、エスターとティルザと共にエルサレムから離れ、洞穴へ行き、雨が降り、雷鳴が轟き、体中に痛みを感じて、ハンセン病が治り、屋敷に戻って来て、ベン・ハーと再会して、抱き合います。

マーサ・スコットは、映画「十戒」にも出演しています。

ティルザ

ティルザは、キャシー・オドネルが演じるベン・ハーの妹で、ベン・ハーとミリアムと共にメッサラ司令官と再会し、話をしていましたが、ベン・ハーからメッサラ司令官に密告者にされようとしたので、メッサラ司令官とは絶交したことを伝えられ、ベン・ハーと共に2階のバルコニーからローマ軍を見ていて、ベン・ハーにメッサラ司令官を見つけたと言い、メッサラ司令官を見送りために移動し、瓦が動き、新総督を見るために移動し、ベン・ハーに新総督よと言い、ベン・ハーの屋敷のバルコニーの瓦が新総督の馬の近くに落下し、新総督が落馬し、新総督が意識を失い、ローマ軍がベン・ハーの屋敷に押し入ろうとして、ミリアムと共にメッサラ司令官の命令で連行され、ミリアムと共に砦の監獄に投獄され、5年後にハンセン病になっていることが判明し、監獄から追い出されて、屋敷に戻り、エスターに見つけられ、ミリアムと共に死の谷で暮らし、エスターから食料の補給を得て生き延び、ベン・ハーが死の谷にやって来て、生きていることが伝わり、エスターの勧めで、ミリアムと共に安らぎを与えるために、イエス・キリストの言葉を聞かせるために、ベン・ハー、エスターとミリアムと共にエルサレムへ行き、市民から石を投げつけられますが、イエス・キリストが磔刑にされるところに出くわし、エスターとミリアムと共にエルサレムから離れ、洞穴へ行き、雨が降り、雷鳴が轟き、体中に痛みを感じて、ハンセン病が治り、屋敷に戻って来て、ベン・ハーと再会して、抱き合います。

サイモニデス

サイモニデスは、サム・ジャッフェが演じるベン・ハーの召使で、アンチオキアに住んでいて、年に1度、キャラバンを率いてエルサレムに戻って来て、ベン・ハーから戻って来る度に、どんどん金がたまっていくので、一番の宝だと言いわれ、アンチオキアから結婚の許可を得るために娘エスターの連れてましたと言い、ベン・ハーにエスターを引き合わせ、ベン・ハーがエスターに結婚祝いに自由と結婚の許可を与え、帰りの道中の無事と幸せを祈って、乾杯し、アンチオキアに戻る途中でベン・ハー、ミリアムとティルザが連行されたことを知り、メッサラ司令官に会いますが、拘束され、拷問され、両足が動かなくなり、舌を切られたマルックと知り合い、何も言わずに釈放され、何もかも取り上げられて、行くところもなくて、エスターとマルックと共に屋敷にを隠れ住んでいて、戻って来たベン・ハーと再会し、ミリアムとティルザの居場所を知らず、ベン・ハーにお宝を軍資金にしてローマ軍を叩くことを勧めます。

エスター

エスターは、ハイヤ・ハラリートが演じるベン・ハーのサイモニデスの娘で、ベン・ハーから結婚の許しを得るためにエルサレムにやって来て、ベン・ハーと再会し、ベン・ハーから結婚祝いに自由と結婚の許可を与えられ、帰りの道中の無事と幸せを祈られ、乾杯し、夜になり1人で部屋にいると、ベン・ハーがやって来て、ソロモンの話を聞かされ、ベン・ハーに昔話をしながら、ベン・ハーに惹かれ、ベン・ハーから花嫁でなければ、別れの接吻をしたいところだと言いわれ、ベン・ハーに嫁ぐ身でなければ、お別れする必要もないのと言い、ベン・ハーから自由になったエスターの指から奴隷の印の指輪を外して、エスターに結婚する女性が現れるまで指にはめると言いわれ、ベン・ハーと別れのキスをして、涙を流して、ベン・ハーと別れ、アンチオキアに戻る途中でベン・ハー、ミリアムとティルザが連行されたことを知り、メッサラ司令官に会いますが、サイモニデスが拘束され、拷問され、両足が動かなくなったので、サイモニデスと舌を切られたマルックと共に屋敷に隠れ住んでいて、戻って来たベン・ハーと再会し、サイモニデスに引き合わせ、ミリアムとティルザを探すためにメッサラ司令官に会いに行こうとするベン・ハーに憎しみが何を産むか見て来たので止めるように説得し、イエス・キリストの憎むより許しなさい、愛は憎しみより強いという言葉を伝えますが、聞き入れられず、屋敷に隠れているハンセン病になっているミリアムとティルザに気が付き、ミリアムからベン・ハーには死の谷へ行くミリアムとティルザのことを言わないように誓わされ、ベン・ハーにミリアムとティルザの遺体を見たので、ミリアムとティルザが死んでいると伝え、マルックを連れて食料を死の谷にいるミリアムとティルザに渡し、ベン・ハーを死の谷で生きているミリアムとティルザに会わないように説得して、山の上でイエス・キリストの言葉を聞き、屋敷に戻って来たベン・ハーからエルサレムからローマ人を残らず追いだすために戦いと言われ、イエス・キリストの言葉を伝えますが、ベン・ハーの気持ちを変えることはできず、死の谷へ向かい、ミリアムとティルザと再会し、ミリアムとティルザに安らぎを与えるために、イエス・キリストの言葉を聞かせるために、エルサレムへミリアムとティルザを連れて行き、イエス・キリストが磔刑にされるところに出くわし、ミリアムとティルザと共にエルサレムから離れ、洞穴へ行き、雨が降り、雷鳴が轟き、体中に痛みを感じて、ハンセン病が治り、屋敷に戻って来て、ベン・ハーと再会して、抱き合います。

イエス・キリスト

イエス・キリストは、クラウド・ヒーターが演じるで、ヨセフとマリアの息子としてベツレヘムの厩で生まれ、バルタザールを含む東方の三博士から贈り物をされ、ナザレに住んでいて、キリスト教を布教し始め、エルサレムからナザレに罪人としてやって来たベン・ハーに水を与え、命を救い、山の上でエスターに言葉を与え、ポンテオ・ピラト総督から磔刑を言い渡され、荊冠を被らされ十字架を背負って歩かされ、ローマ兵士たちに邪魔をされて、ベン・ハーから水を与えられず、磔刑にされて亡くなります。

クイントゥス・アリウス

クイントゥス・アリウスは、ジャック・ホーキンスが演じるローマ帝国のローマ海軍の総大将で、ティベリウス皇帝からローマの商船に奇襲をかけているマケドニアのガレー船団を討伐する命令を受けて、ベン・ハーが漕いでいるガレー船に乗り込み、マケドニアのガレー船団と戦うときにベン・ハーを助け、ベン・ハーに助けられて、マケドニアのガレー船団に大勝利して、ベン・ハーと共にローマに凱旋し、ティベリウス皇帝に謁見し、ティベリウス皇帝から勝利のバトンを受け取り、ティベリウス皇帝からベン・ハーをガレー船に戻さず、ベン・ハーを奴隷として自由に使用して良いと言われ、ベン・ハーを4頭立ての馬車の騎手として、優勝させ、ベン・ハーと養子縁組して親子になり、エルサレムに向かうベン・ハーを見送ります。

ジャック・ホーキンスは、映画「アラビアのロレンス」にも出演しています。

ティベリウス

ティベリウスは、ジョージ・レルフが演じるローマ皇帝で、クイントゥス・アリウス総大将に、ローマの商船に奇襲をかけているマケドニアのガレー船団を討伐する命令をして、マケドニアのガレー船団に大勝利したクイントゥス・アリウス総大将を迎い入れ、クイントゥス・アリウス総大将に勝利のバトンを渡し、クイントゥス・アリウス総大将にベン・ハーをガレー船に戻さず、ベン・ハーを奴隷として自由に使用して良いと言います。

ポンテオ・ピラト

ポンテオ・ピラトは、フランク・スリングが演じるクイントゥス・アリウス総大将の友人で、クイントゥス・アリウス総大将から息子としてベン・ハーを紹介され、エルサレムの総督に任命され、エルサレムに着任し、エルサレムで行われる4頭立ての馬車で行われるレースを主催し、優勝者であるベン・ハーの頭に月桂樹の冠を載せ、ベン・ハーを呼び出して、ベン・ハーにローマ市民のアリウス2世として生きるか、ユダヤ人として生きるかを迫り、ベン・ハーからユダヤ人として生きると言われ、危険分子となったベン・ハーを守ることはできず、ユダヤを去れと警告します。

バルタザール

バルタザールは、フィンレイ・カリーが演じるベツレヘムの厩で生まれた生まれたばかりのイエス・キリストに出会い、東方の三博士の一人としてイエス・キリストに贈り物をして、大人になったイエス・キリストに会うために戻って来て、ベン・ハーに出会い、ベン・ハーにイエス・キリストの存在を教え、ベン・ハーと
再会し、イエス・キリストの話を聞くように勧めますが、ベン・ハーに断られ、ベン・ハーと共にイエス・キリストが磔刑になることを見守ります。

イルデリム

イルデリムは、ヒュー・グリフィスが演じるアラブの族長で富豪で、馬たちを愛し、4頭立ての馬車で行われるレースと賭け事が好きで、ベン・ハーを騎手にして、メッサラ司令官と掛け率4対1、掛け金1,000タラントで勝負を挑み、エルサレムで行われる4頭立ての馬車で行われるレースでメッサラ司令官に勝ち、メッサラ司令官と賭け事でもメッサラ司令官に勝つ人です。

マルック

マルックは、アディ・ベルベルが演じるサイモニデスと牢屋で知り合い、舌を切られ、サイモニデスと同じ日に釈放され、屋敷でサイモニデスを支えながら、エスターと共に屋敷に隠れ住んでいて、エスターと共に死の谷に住んでいるミリアムとティルザに食料を運びます。

アンタレス

アンタレスは、イルデリムの所有しているアラブの白馬で、初代ファラオの競走馬の子孫で、おとなしいく、脚は遅いが粘りでは誰にも負けないので、外側ではなく、内側を走らせることになります。

リゲル

リゲルは、イルデリムの所有しているアラブの白馬で、初代ファラオの競走馬の子孫です。

アルタイル

アルタイルは、イルデリムの所有しているアラブの白馬で、初代ファラオの競走馬の子孫です。

アルデバラン

アルデバランは、イルデリムの所有しているアラブの白馬で、初代ファラオの競走馬の子孫で、せっかちでですが、一番脚が速いです。

単語説明

アウグストゥスは、ローマ帝国初代皇帝です。
映画「クレオパトラ」

エルサレム神殿は、紀元前515年、バビロンからイスラエルに帰還したイスラエル人が、エルサレムに再建した第二神殿です。

イエス・キリストの父親は、生家がベツレヘムにあり、ナザレに住んでいるヨセフです。
イエス・キリストの母親は、生家がベツレヘムにあり、ナザレに住んでいるヨセフの妻で、マリアです。

ダビデの家系は、ダビデ王の子孫だということで、救世主が出現するとされている家系です。

ダビデの星は、二つの正三角形を上下を逆にして組み合わせて作り出される六芒星で、ユダヤ人社会の象徴です。

東方の三博士は、メルキオール、バルタザールとカスパールで、東方でダビデの星を見て、先立って進む星が幼子のいる場所の上に止まり、馬小屋に入り、母マリアと一緒にいた幼子イエスを見て拝み、乳香、没薬、黄金を贈り物としてささげます。

皇帝は、ローマ帝国において重要な複数の役職を兼任することによって専制的な権限を行使できる独裁者です。

総督は、ローマ帝国において属州を統治する最高責任者です。

司令官は、ローマ帝国において属州における最高位の軍人で、総督に仕える人です。

救世主は、人々や世界を救済するとされる人です。

煉瓦は、粘土や泥を直方体の型に入れ、窯で焼き固めて作られる建築材料です。

大理石は、光沢と高級感もあり見た目が美しい建築材料です。

ヨシュアは、ユダヤ人の指導者です。
映画「十戒」

ダビデは、エルサレムを首都とするイスラエルの初代の王で、ソロモンの父親です。

ソロモンは、エルサレムを首都とするイスラエルの2代目の王で、ダビデの子供です。
映画「ソロモンとシバの女王」

キャラバンは、隊を組んで砂漠を行く商人の一団です。

琥珀は、バルト海沿岸等を原産地とする黄金色の宝石です。

ヒスイは、日本や中国を原産地とする深緑の宝石です。

絹は、中国を原産地とする独特の光沢と滑らかな質感を持つ布です。

ガレー船は、200人の漕ぎ手がロールで漕いで進む、軍船です。

剣士や騎士は、古代ローマにおいて見世物として闘技会で戦う人です。
映画「グラディエーター」

チャリオットは、4頭の馬でけん引される戦闘用馬車です。

養子縁組は、血縁関係がない養親と養子との間に法律上の親子関係を作り出す方法です。

疫病は、業病ともいわれ、ハンセン病のことで、らい菌と呼ばれる細菌に感染することで発症し、皮膚の発疹、痒みや痛みを発症して、近年まで触れると感染するとされていた病で、強制隔離が行われていました。

月桂樹の冠は、月桂樹の葉の付いた枝をリング状に編んだ冠で、競技会で優勝者に授与されます。

山上の垂訓は、イエス・キリストが山の上で弟子たちと群集に語った教えのことです。

ラビは、ユダヤ教における宗教的指導者で、イエス・キリストのことです。

磔刑は、ローマ帝国への反逆者に対して、十字架に両手首と両足首を釘でうちつけられ、体を支えられなくなることで呼吸困難に陥って死に至らせるという公開死刑です。

ゴルゴダの丘は、イエス・キリストが磔刑にされているエルサレムの丘です。

最後のセリフ

「その声で僕の頭から、怒りが消えて行った」です。

時代背景

紀元前1700年頃、アブラハム、イサクとヤコブがイスラエルの地に定住します。
映画「天地創造」映画「ノア 約束の舟」

紀元前1663年、イスラエル人を含むアジア人がナイル川下流にあるデルタ地帯に下エジプト第15王朝を作ります。
ナイル川下流にあるデルタ地帯に下エジプトから逃げたエジプト人は、ナイル川上流域に上エジプト第16王朝を作ります。

紀元前1663年、エジプト人は、ナイル川上流域に上エジプト第17王朝を作ります。
イアフメス1世は、イスラエル人が住んでいた下エジプトにあるエジプト第15王朝を滅ぼし、南のクシュ王国も制圧し、上エジプトと下エジプトを統一します。

紀元前1570年、イアフメス1世は、上エジプトと下エジプトを統一したことで、エジプト第18王朝の初代ファラオになります。
紀元前1555年、イアフメス1世は、エジプト第15王朝の残存勢力がいるイスラエルへ遠征し、下エジプト第15王朝を滅亡します。
紀元前1546年、エジプト第18王朝の初代ファラオのイアフメス1世は、亡くなります。

紀元前1323年、ホルエムヘブは、エジプト第18王朝最後のファラオになります。

紀元前1303年、ラムセス2世は、ファラオであるセティ1世の王子として生まれます。

紀元前1301年、ネフェルタリは、エジプトの貴族として生まれます。

紀元前1295年、エジプト第18王朝最後のファラオのホルエムヘブは亡くなります。
ラムセス1世は、古代エジプト第19王朝の初代ファラオになります。
紀元前1294年、古代エジプト第19王朝の初代ファラオのラムセス1世は亡くなります。
セティ1世は、古代エジプト第19王朝の第2代ファラオになります。

紀元前1288年、ラムセス2世は、ネフェルタリと結婚します。

紀元前1279年、古代エジプト第19王朝の第2代ファラオのセティ1世は、亡くなります。
ラムセス2世は、エジプト新王国第19王朝の第3代ファラオになります。

紀元前1260年、モーゼは、ラムセス2世の迫害に苦しむイスラエル人を率いてエジプトを脱出し、シナイ山で十戒を授かります。
映画「十戒」

紀元前1255年、ネフェルタリは、亡くなり、王妃の谷に埋葬されます。
ネフェルタリの墓は、発見された中で最も保存状態の良い墓であり、最も壮麗です。

紀元前1250年頃、トロイ戦争によって、ギリシャ軍は、トロイを陥落し、都市を燃やし、破壊しました。
映画「トロイ」

紀元前1220年、イスラエル人は、イスラエルの地にたどり着きます。

紀元前1213年、ラムセス2世は、亡くなります。

紀元前1020年、ダビデ王は、イスラエルの地でユダ王国と北イスラエル王国を統一し、エルサレムを首都としてユダヤ王国を築きます。

紀元前960年、ソロモン王は、ユダヤの民族的精神的中心をなす第一神殿をエルサレムに建設し、モーゼがシナイ山で神から与えられた契約を納めたとされる「契約の箱」を納めます。
映画「ソロモンとシバの女王」
紀元前931年、ソロモン王は、亡くなります。
紀元前930年、ユダヤ王国は、ユダ王国とイスラエル王国に分裂します。
紀元前720年、イスラエル王国は、アッシリアに敗北し、イスラエルの10部族が追放されます。
紀元前586年、ユダ王国は、バビロニアに征服され、エルサレムと第一神殿が破壊され、ユダヤ人が捕囚され、バビロニアに強制移住されます。
紀元前539年、キュロス2世は、オピスの戦いで新バビロニア王国軍に大勝し、バビロニアを征服します。
紀元前537年、キュロス2世は、バビロニアにより強制移住させられたイスラエル人を解放します。
紀元前515年、バビロンからイスラエルに帰還したイスラエル人が、エルサレムに第二神殿を再建します。

紀元前509年、ローマは、第7代の王タルクィニウス・スペルブスを追放し、共和制を採用し、共和政ローマとなります。

紀元前490年、ギリシアのアッティカ半島東部のマラトンで、アテナイのミルティアデスが率いるアテナイ・プラタイア連合軍は、アケメネス朝ペルシアの遠征軍と戦い、勝ちます。
映画「300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜」

紀元前480年8月、テルモピュライで、スパルタ王レオニダス1世が率いるスパルタ軍とテーバイ軍は、アケメネス朝ペルシアの遠征軍と戦い、負けます。
300<スリーハンドレッド>

紀元前480年9月、ギリシアのサラミス島近海で、ギリシア艦隊は、ペルシア艦隊と戦い、勝ちます。
映画「300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜」

紀元前479年8月、プラタイアで、スパルタ、コリントス、アテナイなどのギリシア連合軍は、ペルシア残存勢力とペルシア側についたギリシアの諸ポリスと戦い、スパルタ軍の活躍により、勝ちます。

紀元前449年、ギリシャとペルシアとの間で、カリアスの和約が成立してペルシア戦争は、ギリシャの勝利で終わります。

紀元前332年、アレクサンダー大王は、イスラエルの地を征服し、支配します。
紀元前323年、アレクサンダー大王は、亡くなります。
映画「アレキサンダー」

紀元前312年、セレウコス1世ニカトルは、シリア王国を築き、イスラエルの地を支配します。

紀元前249年、カルタゴは、ハミルカル・バルカ将軍をシチリア島に派遣し、シチリア島を支配し、第一次ポエニ戦争が始まります。
紀元前241年、共和政ローマは、アエガテス諸島沖の海戦でカルタゴに勝利して、第一次ポエニ戦争を終えます。

紀元前219年、カルタゴのハンニバルは、共和政ローマのサグントゥムを陥落させて、第二次ポエニ戦争が始まります。
紀元前202年、共和政ローマのスキピオ・アフリカヌスは、ザマの戦いでカルタゴのハンニバルに勝利して、第二次ポエニ戦争を終えます。

紀元前164年、マタティアは、シリア王国から独立し、イスラエルの地でイスラエル人の王国を築きます。

紀元前73年から紀元前71年、剣闘士らの指導者スパルタクスは、共和政ローマに反乱を起こしました。

紀元前64年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、シリア王国へと行軍し、シリア王国のアンティオコス13世を退位させて、シリア王国をローマ属州にします。

紀元前63年年、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エルサレムを陥落し、イスラエルをヒルカノス2世に統治させ、イスラエルををローマ属州にします。

紀元前49年1月10日、共和政ローマの執政官であるシーザーは、自軍を率いて、ルビコン川を渡り、ローマの実権を掌握します。
紀元前49年3月、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ローマ軍の船隊と共にギリシアに渡ります。
紀元前48年8月、共和政ローマの執政官であるシーザーと共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、ファルサルスで戦います。
共和政ローマの執政官であるシーザーは、勝利します。
共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスは、エジプトへ逃げます。
紀元前48年9月、エジプト国王であるプトレマイオス13世は、共和政ローマの執政官であるグナエウス・ポンペイウスを殺害します。
紀元前44年2月、シーザーは、共和政ローマの終身独裁官に任命されました。
紀元前44年3月15日、共和政ローマの終身独裁官であるシーザーは、ローマにあるポンペイウス劇場で暗殺されました。
紀元前44年5月7日、アウグストゥスは、シーザーの後継者として、宣言します。

紀元前40年、アンティゴノスは、パルティアと同盟し、イスラエルの王位に就任します。

紀元前37年9月、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーによってイスラエルの王として認められたヘデロは、ローマ軍の支援を受け、パルティアを破り、エルサレムを陥落し、イスラエルを支配します。

紀元前31年9月2日、アウグストゥスが率いるローマ軍は、イオニア海のアクティウム沖で、クレオパトラが率いるプトレマイオス朝およびマーク・アントニー支持派連合軍に大勝しました。

紀元前30年8月1日、共和政ローマの執政官であるマーク・アントニーは、クレオパトラが自殺したという知らせを聞いて、53歳で、自殺しました。
紀元前30年8月10日、クレオパトラは、39歳で、自殺しました。
映画「クレオパトラ」
紀元前30年8月31日、共和政ローマのであるアウグストゥスは、エジプトをローマの属州としました。
紀元前27年1月16日、アウグストゥスは、初代ローマ皇帝になり、共和政ローマはなくなり、ローマ帝国になります。

紀元前6年12月25日、イエス・キリストがベツレヘムの馬小屋で誕生します。

紀元前4年、イスラエルの王であるヘデロは、亡くなります。
ヘロデ・アンティパスは、イスラエルの主要な部分の領主になります。

14年8月19日、ローマ皇帝のアウグストゥスは、亡くなります。

14年9月18日、ティベリウスは、ローマ皇帝に就任します。

33年、イエス・キリストは十字架に縛りつけられ、亡くなります。

37年3月16日、ローマ皇帝のティベリウスは、亡くなります。
37年3月16日、カリグラは、ローマ皇帝に就任します。

37年、ヘロデ・アンティパスは、ローマに対する謀反未遂で追放の刑を受け、領地はローマ帝国に編入されます。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。

41年、アグリッパ1世は、ローマ帝国に公認されたイスラエルの統治者になります。
44年、アグリッパ1世は、亡くなります。
イスラエルは、ローマの直轄地となり、ローマの総督が統治します。

54年、クラウディウス皇帝は、毒キノコで暗殺されます。

66年、イスラエル人は、ローマ帝国に第1次ユダヤ戦争を開戦します。
70年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、エルサレムを包囲し、エルサレムと第二神殿は破壊され、西の壁の下部は第二神殿の遺構を残す数少ない部分であり、嘆きの壁として現存しています。
73年、ローマ帝国のティトゥス皇帝は、イスラエル人に第1次ユダヤ戦争で勝利します。

132年、イスラエル人は、ローマ帝国に第2次ユダヤ戦争を開戦します。
136年、ローマ帝国のハドリアヌス皇帝は、ブリタンニアから勇将ユリウス・セウェルスをイスラエルに派遣して、第2次ユダヤ戦争に勝利します。

162年、マルコマンニ戦争が、ローマ帝国の北方国境でマルコマンニ人との戦争が始まります。
169年、マルクス・アウレリウスは、第16代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
177年、マルクス・アウレリウスとルキウス・アウレリウス・コモドゥスは、ローマ帝国を共同統治します。
180年、マルクス・アウレリウスはマルコマンニ戦争中に亡くなり、ルキウス・アウレリウス・コモドゥスはローマ側に有利な和睦が結んでマルコマンニ戦争を終結させ、第17代ローマ皇帝として、ローマ帝国を統治します。
182年、ルッシラは、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝を暗殺しようとして、失敗し、カプリ島への流刑になります。
192年、ルキウス・アウレリウス・コモドゥス皇帝は、ワインに毒を入れられますが、毒では死なずに、護衛の剣闘士ナルキッソスに絞め殺されます。
映画「グラディエーター」

211年、カラカラとゲタは、共同皇帝に即位します。
    カラカラ皇帝は、軍人であるケントゥリオにゲタ皇帝を刺殺させます。

217年、カラカラ皇帝は、護衛の近衛兵ユリウス・マルティアリスに刺殺されます。
    カラカラ皇帝の死後、マクリヌスが皇帝に即位します。

218年、マクリヌス皇帝は、アンティオキアの戦いで敗戦し、ローマに戻ろうとしましたが、殺害されます。

313年、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝は、ミラノ勅令をだし、キリスト教を公認します。
323年、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝は、キリスト教はローマ帝国の国教にします。
325年、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝は、ニケーア公会議を主催し、キリスト教を統一するために教義を決定します。
337年、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝は、イエス・キリストと同じヨルダン川で洗礼を受ける計画を立てますが、亡くなりそうになり洗礼を受けて、亡くなります。

395年、ローマ帝国は、西ローマ帝国と東ローマ帝国に分裂します。

480年、西ローマ帝国は、ゲルマン人の侵攻によって滅亡します。

591年、グレゴリウス1世ローマ教皇は、聖書的には何の根拠を示さずに、マグダラのマリアのことを娼婦だと信者に説教します。

635年、第2代正統カリフのウマルは、東ローマに勝利し、ダマスカスを占領します。
636年、第2代正統カリフのウマルは、東ローマとサーサーン朝の連合軍に勝利し、シリアを占領します。
637年、第2代正統カリフのウマルは、サーサーン朝の首都クテシフォンを占領します。
638年、第2代正統カリフのウマルは、東ローマに勝利し、エルサレムを占領します。
692年、第2代正統カリフのウマルは、エルサレムの第一神殿と第二神殿のあった神殿の丘に岩のドームを建設します。
642年、第2代正統カリフのウマルは、東ローマに勝利し、エジプトを占領します。

1453年5月29日、オスマン帝国は、コンスタンティノポリスを陥落させ、皇帝コンスタンティノス11世パレオロゴスは部下とオスマン軍に突撃して行方不明となり、東ローマ帝国は滅亡します。

感想

イエス・キリストの生涯の実話を基にしたフィクションです。

原題も邦題も同じで「ベン・ハー」で、主人公の名前です。
副題は、「A Tale of the Christ(キリストの物語)」です。
キリスト生涯を背景に、架空のベン・ハーの波乱万丈な半生の物語です。

午前10時の映画祭15で上映されますし、可能であれば、映画館で鑑賞した方が良い映画です。

イスラエル王国、イエス・キリストの生涯、ユダヤ教とキリスト教に関する知識が必要になるので、簡単に説明します。

イスラエル王国は、ダビデがイスラエルのエルサレムを首都として建国し、初代王になり、ダビデの息子のソロモンが2代目の王となり、エルサレムに神殿を築きますが、その後にローマ帝国によって征服され、ローマ帝国の属州となり、総督や司令官の圧政に苦しみ、ユダヤ教を信じて耐えて、生きています。
(映画「ソロモンとシバの女王」)

イエス・キリストの生涯は、ベツレヘム出身のダビデの家系でナザレに住んで大工をしている父ヨセフと母マリアの息子で、ベツレヘムの馬小屋で生まれ、星がイエス・キリストの生まれた場所の上に進み、止まり、照らし、東方の三博士がやって来て、乳香、没薬、黄金を贈り物をして、成長し、山歩きをして、ヨルダン川のほとりでヨハネから身体を水に浸され、洗礼を受け、12人の弟子を連れて、人々に洗礼を行い、病気を治すなどの奇跡をおこし、山の上で弟子たちと群集に教えを語り、ローマ兵に捕らえられて、パレスチナ行政官のポンテオ・ピラト総督によって反逆罪とされ、いばらの冠を被せられ、ゴルゴダの丘の上で磔刑にされます。
(映画「マグダラのマリア」、映画「ジーザス」、映画「パッション」)

イエス・キリストが生きている間にユダヤ人の間で信じられていた宗教はユダヤ教です。
ユダヤ教は、唯一神であるヤハウェを信仰し、神との契約を守れば、救世主が現れて、ユダヤ教徒を救うという預言を信じる宗教です。
(映画「天地創造」、映画「十戒」)
キリスト教は、ユダヤ教を基にイエス・キリストを救世主として信仰する宗教です。

3時間42分で、途中休憩がある長時間の映画です。
上映時間の長さを理由にこの映画の鑑賞を避けるというのは、もったいないと感じた映画です。
ガレー船による海上戦、4頭の馬でけん引される戦闘用馬車での競争とイエス・キリストの奇跡が見どころです。
ベン・ハーは、ユダヤ教を信じる人からイエス・キリストを信じるようになる過程を背景に、貴族から司令官にガレー船の漕ぎ手とされて故郷を旅立ち、イエス・キリストに助けられ、大将軍を助けるという偉業を成し遂げ、大将軍の息子として故郷に帰還し、司令官と戦闘用馬車での競争を行い、母親と妹を捜し出し、イエス・キリストの磔刑に立ち合い、奇跡によって救われるという物語です。
無神論者やキリスト教徒でない人が鑑賞し、ベン・ハーに感情移入して鑑賞すると、映画を楽しみながら、キリスト教について理解を深められるという物語が優秀です。
物語は、時系列が前後することはないので、分かりやすいく、ユダヤ教を信じて、旅立ち、成し遂げ、帰還しますが、イエス・キリストを信じることで救われるという物語です。

登場人物も多いですが、丁寧に描かれているので分かりやすいですが、簡単に説明すると以下のようになります。
ユダヤ人としては、ベン・ハー、ベン・ハーの母親、ベン・ハーの妹、ベン・ハーの召使とベン・ハーの召使の娘です。
ローマ人としては、ベン・ハーの友人で司令官、司令官の部下、司令官の上司となる総督、ローマ海軍の将軍、ローマ皇帝です。
キリスト教としては、イエス・キリスト、イエス・キリストの父親とイエス・キリストの母親、東方の三博士の一人です。
その他に、ベン・ハーを助けるアラブ人の富豪、ベン・ハーと戦闘用馬車での競争を行う騎手です。

映画「グラディエーター」が好きな人、キリスト教について興味がある人にはお勧めできる映画です。
アカデミー賞作品は多くありますが、11部門で受賞し最多受賞作品です。
アカデミー賞11部門で受賞した最多受賞作品は、映画「タイタニック」と映画「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」です。
アカデミー賞受賞作品が好きな人、洋画が好きな人にもお勧めできる映画です。

ヨハネがヨルダン川で洗礼を行い、イエス・キリストが新たな信仰を人々に説いて、ローマ帝国が困っている様子も描かれています。
ローマ帝国が、キリスト教への信仰を捨てさせることができずに、ローマ帝国内にキリスト教が広まります。
ローマ帝国のコンスタンティヌス皇帝は、313年にミラノ勅令をだし、キリスト教をローマ帝国の唯一の宗教として公認することになります。

メッサラ司令官とベン・ハーのローマ帝国を代表する人とユダヤ民族を代表する人を超える友情を描いた後に、ローマ帝国を代表する人とユダヤ民族を代表する人の間には友情は成り立たないことも示す展開です。
メッサラ司令官とベン・ハーは、屋根から下を行く人に石を投げて急いで隠れるいたずらをしていたと言う昔話は、後に起きる悲劇への伏線になっています。

軍事力によって支えられたローマ帝国は、395年に西ローマ帝国と東ローマ帝国に分裂し、480年にゲルマン人の侵攻によって西ローマ帝国が滅亡し、1453年にオスマン帝国の侵攻によって東ローマ帝国が滅亡し、ローマ帝国は滅亡します。
人々の信仰によって支えられたキリスト教は、今なお信仰され、信者数は23億人もいて、いかなる国の国民数より大きな組織となっています。

ベン・ハーは、神に復讐をするために戻って来るまでメッサラ司令官が生きていることを祈りますが、イエス・キリストとの出会いへの伏線になっているし、色々な人に助けられて、エルサレムに戻って来てメッサラ司令官に復讐することへの伏線にもなっています。

イエス・キリストがベン・ハーを助けたのは、ローマ兵士に殺されそうになっているベン・ハーを助けることができるので、助けることで力を試したように感じました。
自分も自分にしかできないと感じたことを行い、力を試すと言う経験はあるので、イエス・キリストの行動は理解できます。

アリウス総大将が看守にベン・ハーの鎖を外させたのは、ベン・ハーがアリウス総大将を殺せたのに殺さなかったことへの恩返しのようだし、ベン・ハーが信じる神の力を試しているようにも感じました。

ベン・ハーがローマに戻ってくることを願っているアリウス総大将は、ベン・ハーに神も、老人の願い事までは手が回らんだろうと言うのは、ベン・ハーがエルサレムに行ってローマに戻ってこないことの伏線になっています。

イルデリムがメッサラ司令官に賭け率を4体に上げ、賭け金を1,000タレントという大金にしたのは、他のローマ人を相手にせず、メッサラ司令官だけを狙って、勝負をしたいというベン・ハーの希望もありそうです。

ベン・ハーがローマ市民のアリウス2世として生きるか、ユダヤ人のジュダ・ベン・ハーとして生きるかは難しい選択で、今なら社畜になって生きるか、家族と共に生きるかという感じの選択だと感じました。

たくさんの名言もあります。
・神は人の心に宿る、そう説いている。
・頭の中は変えられん。
・あらゆる民族を踏みにじり、食い物にしてきた。だが、いつか、ローマが崩壊する日が来る。その時は、自由を讃える歓喜の声が世界中から湧き上がるだろう。
・古い友人も容赦しないとなれば、皆、恐れをなすだろう。
・復讐を我が手に、戻って来るまで貴様が生きながらえることを祈るぞ。
・憎悪は人を奮い立たせ、力を与える。
・船を漕ぐために、生かしておく。漕いで、漕いで、漕ぎまくれ。
・神は、計り知れない。
・命を奪う権利はない。神が必ず罰してくださる。
・奇跡は信じません。
・復讐は神の裁きにお任せなさい。
・レースには一切ルールはない。
・憎むより許しなさい。愛は憎しみより強い。
・憎しみは、続くんだ。
・完全な自由などはない。世の中に合わせて生きるのだ。
・征服者に馴染んで、性根に染みついた卑屈と恥辱を洗い流さない限り、この国には平和も安らぎもない。
・今のあなたは憎しみに凝り固まった鬼よ。ただ、恐ろしいだけ。
・命が永遠のことだということが分かれば、死の恐怖は消えて、安らぎが得られます。
・彼らをすべてを許したまえ、彼らは罪を知らないんです。

まとめ

次は、午前十字の映画祭15で上映される「ゴッドファーザー」を鑑賞して、ブログ記事にする予定です。
ご期待ください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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