映画「スタンド・バイ・ミー」を鑑賞しました!~あらすじ【ネタばれ有り】と感想

「夢をかなえるゾウ0  ブラックガネーシャと夢を食べるバク」の中で、出てきたスティーヴン・キングについて知りたいと感じました。
スティーヴン・キングが原作のこの映画を鑑賞することにしました。
スティーヴン・キングは、映画「ショーシャンクの空に」の原作となる小説も書いています。

基本情報・スタッフ

監督   ロブ・ライナー
脚本   ブルース・A・エヴァンス、レイノルド・ギデオン
原作   スティーヴン・キング
製作   ブルース・A・エヴァンス、アンドリュー・シェインマン
音楽   ジャック・ニッチェ
撮影   トーマス・デル・ルース
美術   デニス・ワシントン
編集   ロバート・レイトン
配給   コロンビア ピクチャーズ
公開   1987年4月18日
上映時間 89分
映倫区分 G

原作は、スティーヴン・キングの小説です。
スティーヴン・キングは、映画「ショーシャンクの空に」映画「シャイニング」の原作となる小説も書いています。
この映画が気に入ったら、映画「ショーシャンクの空に」と映画「シャイニング」もお勧めできます。

予告動画

主題歌

舞台となる場所

オレゴン州キャッスルロックは架空の都市です。
オレゴン州ブラウンズビルでロケが行われました。

オレゴン州ポートランドです。
ポートランドは、オレゴン州の最大の都市です。

あらすじ

人口はわずか1281人というオレゴン州のキャッスルロックという田舎町なので、皆が皆のことを知っていますが、本当のことは本人しか知らず、生き苦しい町です。

二つのストーリーが、同時進行で描かれます。
別々である二つのストーリーが切り替わり、絡み合い、収束します。
二つのストーリーで伝えたいのは、少年達が問題と向かい合い、乗り越えて、不良にはならずに、大人になるということです。

各ストーリーが絡み合い、収束するまでのあらすじです。
各ストーリーは、切り替わりますが、独立したストーリーとしてあらすじを書くことで分かりやすくします。

1.少年グループのストーリー
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズとテディ・ドチャンプは、秘密基地でタバコを吸いながら、31というカードゲームを楽しんでいます。
クリス・チェンバーズが、31というカードゲームでテーブルをノックして勝負に出て、勝ち、ゴーディ・ラチャンスが負けます。
テディ・ドチャンプは、31というカードゲームでテーブルをノックして勝負に出て、負けて、クリス・チェンバーズが勝ちます。
バーン・テシオは、ビリー・テシオとチャーリー・ホーガンの話を盗み聞きして、レイ・ブラワーの遺体がハーロウ・ロードの線路脇にあることを知ります。
バーン・テシオは、秘密基地に走ってきて、秘密基地に入るノック方法を忘れますが、秘密基地に入れてもらい、ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズとテディ・ドチャンプにレイ・ブラワーの遺体がハーロウ・ロードの線路脇にあることを教えます。
クリス・チェンバーズは、親にはバーン・テシオの裏庭でキャンプすると嘘を言い、ロイヤル川の近くにあるハーロウ・ロードの線路脇まで行って、レイ・ブラワーの遺体を見つけ、通報することで、新聞に掲載されたり、テレビで伝えられることで、ヒーローになることを提案します。
ゴーディ・ラチャンス、テディ・ドチャンプとバーン・テシオは、クリス・チェンバーズの提案を受け入れます。
ゴーディ・ラチャンスは、キャンプ道具と水筒、兄からもらったニューヨーク・ヤンキースの幸運の帽子を持って出かけます。
ゴーディ・ラチャンスは、兄の死に落ち込む両親の姿を見て、父からコソ泥と落ちこぼれとは付き合わないように注意を受け、兄がニューヨーク・ヤンキースの幸運の帽子をくれたことを思い出します。
クリス・チェンバーズは、キャンプ道具とコルトM1911ガバメントを持って出かけ、ゴーディ・ラチャンスに出会い、ゴーディ・ラチャンスにコルトM1911ガバメントをブッ放せます。
ゴーディ・ラチャンスは、アイボール・チェンバーズに兄からもらったニューヨーク・ヤンキースの幸運の帽子を奪われます。
クリス・チェンバーズは、エース・メリルからゴーディ・ラチャンスの帽子を奪い返そうとしますが、組み伏せられ、タバコの火で脅され、謝らせられ、帽子は奪い去られます。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、線路で集まり、線路を歩いて、ハーロウ・ロードへ向かい、歩き始めます。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、食料を持っていないことに気が付き、クズ鉄置き場の近くにある雑貨屋で食料を調達することにします。
ゴーディ・ラチャンスは1ドル2セント、クリス・チェンバーズは68セント、テディ・ドチャンプは60セント、バーン・テシオは7セント、合計2ドル37セントしかありません。
線路の上を汽車がやってきます。
テディ・ドチャンプは、ギリギリで汽車をかわすというバカなことで、ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズとバーン・テシオに、自分にも父親にも根性があることを見せようとします。
クリス・チェンバーズは、テディ・ドチャンプを線路から引きずり降ろして、助けます。
テディ・ドチャンプは、助けられたことに怒りますが、クリス・チェンバーズと握手して仲直りします。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、立ち入り禁止になっていて柵があり、「玉を食いちぎる」という猛犬チョッパーがいるとされるマイロ・プレスマンのクズ鉄置き場の柵を超えて侵入します。
ゴーディ・ラチャンスは、クリス・チェンバーズと井戸まで徒競走して、負けます。
ゴーディ・ラチャンスは、コイン投げで負けて、雑貨屋まで食料を調達へ行きます。
ゴーディ・ラチャンスは、雑貨屋に行き、雑貨屋の主人から、兄のデニー・ラチャンスはプロで活躍するほどの実力のあるアメリカン・フットボールの花形ポジションのクォーターバックだったと言い聞かされ、兄が生きている頃のことを思い出し、食料の買い出しを終えて、マイロ・プレスマンのクズ鉄置き場に戻ってきます。
クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、マイロ・プレスマンのクズ鉄置き場の柵を超えて逃げ出しています。ゴーディ・ラチャンスは、マイロ・プレスマンに呼ばれ、駆け出し、猛犬チョッパーに追われ、マイロ・プレスマンのクズ鉄置き場の柵を超えて逃げ切ります。
猛犬チョッパーは柵のところまで来ますが、柵を超えることはできません。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、猛犬チョッパーは犬でしかないことに気が付きます。
マイロ・プレスマンは、柵のところで、ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプと向かい合い、テディ・ドチャンプの父親のことをバカにします。
テディ・ドチャンプは、マイロ・プレスマンに言うべきことを言い、ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズとバーン・テシオに引き離されて、慰められます。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、遠いロイヤル川を目指して、距離を稼ぐために、話をしながら歩き続けます。
クリス・チェンバーズは職業コースに進学し、ゴーディ・ラチャンスは進学コースに進学し、分かれることになると言います。
ゴーディ・ラチャンスは、クリス・チェンバーズ達と一緒にいたいと言います。
クリス・チェンバーズは、ゴーディ・ラチャンスに進学コースに進学し、新しい頭の良い友達を得て、作家になるように勧めます。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、線路が川にかかる鉄橋に出くわしますが、誰も次の汽車が来る時間を知りません。
クリス・チェンバーズは、ルート136の橋まで迂回するかと提案します。
テディ・ドチャンプは、汽車が来たら川に飛び込んでやると言って、先頭を切って、渡り始めます。
クリス・チェンバーズは、テディ・ドチャンプに続きます。
バーン・テシオは、恐怖で四つん這いになりながら、渡り始め、櫛を川に落として、鉄橋の高さに恐怖を感じます。
ゴーディ・ラチャンスは、線路に手を当てて、振動がなく、汽車が近づいていないことを確認して、バーン・テシオを見守るように、最後を渡り、橋の中央付近で、線路に手を当て、汽車の振動を感じ、汽車の煙を見て「汽車だ!」と叫びます。
テディ・ドチャンプとクリス・チェンバーズは、走って鉄橋を渡り切ります。
バーン・テシオは、ゴーディ・ラチャンスにせかされて、立って、走り、汽車に轢かれる直前に、線路から飛び降ります。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、夕方になり、焚火を焚いて、キャンプをして、夕食のバーガーを焚火で焼いて食べ、ウィンストンで食後の一服を楽しみます。
ゴーディ・ラチャンスは、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプにパイ食い競争の話をし、喜ぶのを見て、満足し、笑みを浮かべ、続きを聞かれて困ります。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、夜遅くまで話をし、コヨーテの叫び声に恐れおののき、コルトM1911ガバメントを持って、交代で見張ることになります。
テディ・ドチャンプが、最初の見張りになりますが、うるさい、黙って、見張れと文句を言われます。
バーン・テシオが、次の見張りになり、恐怖でコルトM1911ガバメントを振り回します。
クリス・チェンバーズが、三番目の見張りになり、ゴーディ・ラチャンスがうなされているのに気が付きます。
ゴーディ・ラチャンスは、悪夢から目覚め、クリス・チェンバーズに進学コースへ行くことを勧め、クリス・チェンバーズからミルク代の盗難事件の真相を聞きます。
ゴーディ・ラチャンスが、最後の見張りになり、朝を迎え、鹿に出会います。
汽車の通る音で、クリス・チェンバーズ、テディ・ドチャンプとバーン・テシオが目覚めます。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、朝ご飯を食べずに、線路を歩き、ロイヤル川を見つけ、森を通り抜けて、近道をし、沼を歩いて渡ろうとして、首まで沼に浸かります。
ゴーディ・ラチャンスは、バーン・テシオの首にヒルが付いているのを見つけ、全員の体にヒルが付いていて、全身についているヒルをはがします。
ゴーディ・ラチャンスは、パンツの中のまでの全てのヒルをはがし、ショックで気絶し、気を取り戻して、遺体探しを続行します。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、森を抜け、線路に出て、ハーロウ・ロードに到着します。
ゴーディ・ラチャンスとクリス・チェンバーズは線路の右側を捜索し、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは線路の左側を捜索し、バーン・テシオがレイ・ブラワーの遺体を発見します。
クリス・チェンバーズは、担架を作って、レイ・ブラワーの遺体を運ぼうとします。
ゴーディ・ラチャンスは、レイ・ブラワーの遺体を見て、なぜ死んだのか、なぜ兄が死んだのか、僕が死ねば良かったのにとパニックになり、クリス・チェンバーズに慰めらます。
ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプは、レイ・ブラワーの遺体を捜しに来たエース・メリルとアイボール・チェンバーズに出会います。

2.不良グループのストーリー
ビリー・テシオとチャーリー・ホーガンは、ダッジ(自動車)を盗み、ハーロウ・ロードへ行き、レイ・ブラワーの遺体を見つけ、どうするかをビリー・テシオの家の前で話し、ダッジを盗んことが、警察にバレるのを恐れて、警察に通報しないで、二人の秘密にすることにします。
エース・メリルとアイボール・チェンバーズは、ゴーディ・ラチャンスとクリス・チェンバーズに通りで出会います。
アイボール・チェンバーズは、ゴーディ・ラチャンスからニューヨーク・ヤンキースの帽子を奪います。
クリス・チェンバーズは、アイボール・チェンバーズからゴーディ・ラチャンスのニューヨーク・ヤンキースの帽子を奪い返そうとしますが、エース・メリルに組み伏せられて、タバコの火で脅され、謝られされ、帽子を取り返すことはできません。
ビリー・テシオとチャーリー・ホーガンは、エース・メリルとアイボール・チェンバーズと一緒に、郵便受けベースボールに興じます。
アイボール・チェンバーズが、ビリー・テシオの肩に入墨を入れています。
ラジオのKLMニュースは、警察がレイ・ブラワーをマトンやダーラムを含む広範囲で捜していることを伝えます。
チャーリー・ホーガンは、レイ・ブラワーが見つけられる方に1,000ドルを賭けます。
アイボール・チェンバーズは、レイ・ブラワーを見つけられないし、見つけられない方に2,000ドルを賭けます。
エース・メリルは、そんな大金を持っているなら、チャーリー・ホーガンとアイボール・チェンバーズを殺して、大金を奪うと脅して、黙らせます。
翌日になります。
チャーリー・ホーガンは、エース・メリルにレイ・ブラワーの遺体について話します。
ビリー・テシオは、アイボール・チェンバーズにレイ・ブラワーの遺体について話します。
昼までには、レイ・ブラワーの遺体について話は、不良グループの全員に知れ渡り、レイ・ブラワーの遺体を見つけ出し、有名になり、全国放送のラジオやテレビに出ようと考えます。
チャーリー・ホーガンとビリー・テシオは、行くことを嫌がります。
エース・メリルは、チャーリー・ホーガンとビリー・テシオに自分の車に乗るように命じ、出発します。
ビンス・デジャルダンは、アイボール・チェンバーズを助手席に乗せて、出発します。
エース・メリルとビンス・デジャルダンは、片側1車線の道路でチキンレースを始めます。
エース・メリルは、対向車線を走り、追い抜こうとしますが、材木を積んだ対向車がやってきます。
ビンス・デジャルダンは、勝ちを確信します。
エース・メリルは、チキンレースから降りることなく、対向車を避けさせることで、チキンレースに勝利します。
エース・メリルは、アイボール・チェンバーズを連れて、レイ・ブラワーの遺体のところにやってきて、ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、バーン・テシオとテディ・ドチャンプに出会います。

二つのストーリーが絡み合うところのあらすじです。
少年グループと不良グループは、レイ・ブラワーの遺体の遺体をめぐり、対立します。
クリス・チェンバーズは、先に見つけた方に、レイ・ブラワーの遺体の権利があると主張します。
テディ・ドチャンプは、自動車を盗難したことを指摘します。
バーン・テシオは、盗み聞きはしていないと主張します。
ビリー・テシオは、バーン・テシオを脅します。
バーン・テシオは、逃げ出します。
エース・メリルは、黙ってレイ・ブラワーの遺体を渡すか、殴られてレイ・ブラワーの遺体を渡すかと脅迫します。
クリス・チェンバーズは、脅迫に屈することなく、言い返します。
エース・メリルは、ナイフを取り出して、殺すと言います。
テディ・ドチャンプは、逃げ出します。
エース・メリルは、脅しに屈しないクリス・チェンバーズの喉にナイフを当てます。
ゴーディ・ラチャンスは、コルトM1911ガバメントを上空に向けて威嚇射撃をします。
驚いたエース・メリルは、クリス・チェンバーズから離れて、後ろに下がります。
エース・メリルは、ゴーディ・ラチャンスにコルトM1911ガバメントを渡すように、説き伏せます。
ゴーディ・ラチャンスは、コルトM1911ガバメントをエース・メリルに向けて、撃鉄を起こして、引き金に指をかけて、エース・メリルだけを撃ち殺すと脅迫します。
エース・メリルは、捨て台詞を残して、立ち去ります。

登場人物

ゴーディ(大人)は、リチャード・ドレイファスが演じる作家で、良い物語が出来ると笑みを浮かべる癖があり、父親で、ナレーションを務めます。

ボブ・コーミアは、マット・ウィリアムズが演じるポートランドKLAMラジオのDJで、「たくさんのレコードの中からとっておきをお送りしよう。行くよボブ」という決めセリフと共に、ボビー・デイの「ロッキン・ロビン」、ザ・コーデッツの「ロリポップ」等の音楽を流し、パイ食い競争の話に登場し、ジョン・ウィガンズ校長にゲロを吐きかけます。

レイ・ブラワーは、ケント・ラトレルが演じる12歳の少年で、ブルーベリー摘みに出かけて、線路の上を歩いて、汽車に轢かれ、死亡します。

ゴーディ・ラチャンスは、ウィル・ウィートンが演じる、主人公で、ゴーディともラチャンスとも呼ばれ、デニー・ラチャンスの弟で、兄のデニー・ラチャンスから幸運のニューヨーク・ヤンキースの帽子をもらい、兄から作家としての才能を認められましたが、兄のデニー・ラチャンスは4月に自動車事故で亡くなり、両親の心は何も変わらず、沈んだままで、父親が兄の代わりに自分が死ねば良かったと思って、父親に嫌われていると感じていて、家では内気な少年になっていて、レイ・ブラワーの遺体を探しに行くことにします。
ゴーディ・ラチャンスは、レイ・ブラワーの遺体を見て、ショックを受け、クリス・チェンバーズに励まされて、立ち直り、成長します。

クリス・チェンバーズは、リヴァー・フェニックスが演じる、主人公の友人で、クリスともチェンバーズとも呼ばれ、リーダー的な存在で、不良グループのアイボール・チェンバーズの弟で、父親は酒を飲んでばかりで、ミルク代くすね、サイモン先生にくすねた金を返し、サイモン先生に裏切られて、停学処分になり、ゴーディ・ラチャンスの帽子を取り返そうとしますが、何もできず、誰もこの俺のことを知らない場所に行きたいと思っていて、レイ・ブラワーの遺体を探しに行くことにします。
クリス・チェンバーズは、ミルク代の盗難事件の真相をゴーディ・ラチャンスに打ち明けて、泣き、ゴーディ・ラチャンスに励まされて、立ち直り、成長します。

テディ・ドチャンプは、コリー・フェルドマンが演じる、主人公の友人で、テディともドチャンプとも呼ばれ、フランス系アメリカ人で、ノルマンディ上陸作戦で活躍した父親のテディ・シャンはPTSDになり、イカレテいると思われていて、軍に入隊できないように、耳をコンロに押し付けられて、焼かれてしまったことがあり、父親に対する悪口には過剰に反応し、父親と自分の正しく、何でもできることを証明するために、無茶な行動に出ることがあり、レイ・ブラワーの遺体を探しに行くことにします。
テディ・ドチャンプは、父親に対する悪口に怒鳴り返し、友達に慰められ、無茶な行動に出て、友達に助けられて、立ち直り、成長します。

バーン・テシオは、ジェリー・オコンネルが演じる、主人公の友人で、バーンともテシオとも呼ばれ、ビリー・テシオの弟で、ヘソクリを壺に入れて床下に埋め、埋めた場所の地図を描き、一週間後母親が部屋を掃除して地図を捨て、その後9ヶ月も床下で、ヘソクリを入れた壺を捜し続けるも見つからず、レイ・ブラワーの遺体を探しに行くことにします。
バーン・テシオは、1ペニーを拾って、ヘソクリを入れた壺をなくしたことから立ち直り、成長します。

デニー・ラチャンスは、ジョン・キューザックが演じる、ゴーディ・ラチャンスの兄で、プロで活躍するほどの実力があるアメリカン・フットボールの花形ポジションのクォーターバックで、釣りに行こうとする弟のゴーディ・ラチャンスに幸運のニューヨーク・ヤンキースの帽子を渡し、魚が千匹釣れると言い、弟のゴーディ・ラチャンスの作家の才能を認めましたが、4か月前に亡くなりました。

ゴーディの父は、マーシャル・ベルが演じています。
ゴーディの母は、フランシス・リー・マッケインが演じています。

ビリー・テシオは、ケイシー・シーマツコが演じる、不良グループの一人で、バーン・テシオの兄で、チャーリー・ホーガンと一緒に、自動車を盗み、ハーロウ・ロードへ行き、レイ・ブラワーの遺体を見つけ、どうするかをチャーリー・ホーガンと家の前で話し、レイ・ブラワーの遺体について秘密にすることにして、翌日、アイボール・チェンバーズに話し、レイ・ブラワーの遺体を探しに行くことにします。

チャーリー・ホーガンは、ゲイリー・ライリーが演じる、不良グループの一人で、ビリー・テシオと一緒に、自動車を盗み、ハーロウ・ロードへ行き、レイ・ブラワーの遺体を見つけ、どうするかをビリー・テシオの家の前で話し、レイ・ブラワーの遺体について秘密にすることにして、翌日、エース・メリルに話し、レイ・ブラワーの遺体を探しに行くことにします。

アイボール・チェンバーズは、ブラッドリー・グレッグが演じる、不良グループの一人で、クリス・チェンバーズの兄で、ゴーディ・ラチャンスからニューヨーク・ヤンキースの帽子を取り上げます。

エース・メリルは、キーファー・サザーランドが演じる不良グループのリーダーで、1949年型のフォード・カスタム コンバーチブルに乗り回していて、大人になってもすることがなく、クリス・チェンバーズを組み伏せ、タバコの火で脅し、自動車に乗って郵便受けをバットで壊すゲームに興じ、翌日、レイ・ブラワーの遺体を探しに行く途中で、ビンス・デジャルダンと自動車でチキンレースを行い、勝ちます。

ビンス・デジャルダンは、ジェイソン・オリヴァーが演じる不良グループの一人で、レイ・ブラワーの遺体を探しに行く途中で、エース・メリルと自動車でチキンレースを行い、負けます。

マイロ・プレスマンは、ウィリアム・ブロンダーが演じるクズ鉄置き場の持ち主で、猛犬チョッパーを飼っています。

雑貨屋の主人は、ブルース・カービーが演じ、ゴーディ・ラチャンスに兄のデニー・ラチャンスについて話します。

グランディ市長は、スコット・ビーチが演じ、パイ食い競争の話に登場し、奥さんにゲロをぶっかけます。

単語説明

31というカードゲームは、手札の3枚の合計が31に近いと勝ちで、勝てると感じたプレーヤーはテーブルをノックして勝負し、残りのプレーヤーはカードを引いて、勝負します。

ダッジは、アメリカの自動車ブランドです。

ハイウェイ・パトロールは、テレビ番組で、カリフォルニア州警察の協力を得て、ハイウェイの警備にあたる機動警察隊のパトカーやヘリコプターを使って犯人を追い詰める様子をスピード感とスリリングな展開で描き、人気になりました。

ヤンキースは、メジャーリーグベースボールのアメリカンリーグ東地区所属のプロ野球チームで、ホームグラウンドははニューヨーク州ニューヨーク・ブロンクスにあるヤンキー・スタジアムです。

ドラック・レースは、アメリカ発祥の自動車レースで、改造された自動車で、約400mの直線コースを、停止状態からコールまでを早く駆け抜けることを競うレースです。

ローン・レンジャーは、西部劇を題材としたラジオで放送したドラマです。

シスコ・キッドは、5000ドルの懸賞金が懸けられたお尋ね者のシスコ・キッドは、神出鬼没の早業で当局を翻弄するという西部劇を題材とした映画です。

コルトM1911ガバメントは、自動拳銃で、.45口径弾を弾倉に7発装填でき、銃身に1発装填でき、安全装置を外して、撃鉄を起こし、引き金を引けば、発射できます。

「The Ballad of Paladin」の歌詞は、「宿無し、宛て無し、敵もなし、未開の荒野に旅の騎士、目にもとまらぬ早打ちだ、幸せ運ぶその人は、パラディン」です。

ノルマンディ上陸作戦は、1944年6月6日に連合軍によって行われたドイツ占領下の北西ヨーロッパへの侵攻作戦です。
(映画「プライベート・ライアン」)

1949年型のフォードは最も良く売れた人気モデルで、エース・メリルの車は1949年型のフォードをカスタムしてコンバーチブルにした車です。

チョッパーは、凶暴な雑種の中型犬です。

ミッキーマウス・クラブは、子供が興味を持ちそうな話題を扱うテレビ番組です。

アネットは、ミッキーマウス・クラブのメンバーとしてデビューし、ディズニー作品に出演し、歌手としても活躍した、アイドルです。

4人でコイン投げをして、全部裏が出る確率は、16分の1で、6%です。
4人でコイン投げをして、ゴーディだけに裏が出る確率も、16分の1で、6%です。

アメリカンフットボールは、楕円形のボールを用いて2つのチームが攻撃側と守備側に明確に分かれて得点を競い合うスポーツで、すべてのプレーがセットプレーで、攻撃側と守備側のチームが向かい合った静止状態からひとつのプレーが始まり、タックルなどによりボールの前進が止まったときに1つのプレーが終了し、激しいコンタクトが多いいので、プレーヤーはヘルメットやプロテクター等を付けてプレーし、攻撃側と守備側が変わりながら、試合が進みます。

クォーターバックは、アメリカンフットボールの選手で、攻撃の選手にプレーを指示する攻撃側のリーダー的な選手で、味方からのパスを受けて、味方へパスをすることで攻撃の起点となる司令塔のポジションです。

カトリックは、ローマ教皇を最高指導者として全世界に13億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派です。

プロテスタントは、マルティン・ルターさんの宗教改革により、カトリックから分離し、福音主義を理念とするキリスト教諸教派です。

ユダヤは、古代イスラエルに発祥し、唯一神「ヤハウェ」を信じる一神教で、神から選ばれた選民とみなし、救世主の到来を信じています。

ウィンストンは、アメリカで販売されている紙巻たばこです。

マイティ・マウスは、アニメの主人公で、普通のネズミが、怪力で空も飛べるマイティ・マウスに変身し、悪を倒して事件を解決します。
スーパーマンは、コミックの主人公で、気弱な新聞記者が、超能力を持つスーパーマンに変身し、事件を解決します。

アボットとコステロは、アメリカのお笑いコンビです。

ミイラは、人為的加工ないし自然条件によって乾燥され、長期間原型を留めている死体です。

パイ食い競争の話は、虐げられてきた少年が虐げてきた人々に復讐するという物語で、DJであるボブ・コーミアを登場させ、現実味を物語に与え、さらに続きが聞きたくなるような良い物語です。

甲状腺は、甲状腺ホルモンというホルモンを分泌し、身体の代謝を盛んにしています。
甲状腺ホルモンが減ると、身体の代謝が減り、体重が増加します。

感謝祭は、アメリカの祝日で、11月の第4木曜日で、大きな七面鳥の丸焼きをメインメニューとする夕食で、親族や友人と収穫と前年の祝福に感謝し、犠牲を捧げる日です。

七面鳥は、アメリカ合、カナダ南部ならびにメキシコに生息する、植物を食べて、全長122cm、体重は9kgにもなる鳥で、食用として家畜として育てられ、味はニワトリより脂分が少なく、さっぱりとしています。

ヒマシ油は、食用ではなく、工業用の植物油で、石鹸、 廃天ぷら油処理剤(凝固剤)、潤滑油、作動油、塗料、インキ、ワックス、耐低温樹脂、ナイロン、医薬品、香水、ポマードなどの原料として使用されています。

テキサス決死隊は、1845年、テキサス独立によって創設された自警団テキサス・レンジャーの活躍を描いた娯楽西部劇です。

グーフィーは、犬をモチーフとしたディズニーアニメのキャラクターです。

ペッツ(PEZ)は、ペパーミント風味のキャンディーで、様々なキャラクターの頭部がついているプラスチック製のケースに詰められて、販売されています。

チェリー味は、フレッシュな香りで甘味が強く、酸味が少ないことが特徴です。

6万4千ドルの質問は、参加者が自分の得意分野を選んで質問に答える形式で、正解のたびに賞金額が倍になっていき、勝ち進んで行って最高額の6万4千ドルで最後の難問を迎えるというテレビ番組です。

オペラは、舞台上で衣装を着けた出演者が台詞だけではなく、交響楽団による器楽合奏により伴奏されて、歌手による歌唱で進められます。

幌馬車隊は、幌馬車隊と行動を共にする開拓民の人生模様を描くテレビドラマです。

コヨーテは、アメリカ、カナダ、メキシコに生息する、オオカミに似ていて、オオカミのようによく遠吠えをしますが、オオカミより小型で、頭胴長75から101cm、尾長30から40cm、体高60cm以内、体重9から20kgで、大型犬くらいの大きさで、ネズミやウサギを食べる肉食獣です。

伍長は、軍隊の階級で、軍曹の下、兵長の上で、最下級の下士官です。

歩哨は、軍隊で、警戒・監視の任に当たることです。

ルートピアは、アルコールを含まない炭酸飲料の一種です。

スリーパー・ホールドは、プロレス技の一種で、相手の首に腕を回し頚動脈をふさぐ裸絞め技で、頚動脈をふさぐことで気を失うことがあります。

ヒルは、体長が0.2から40cmで、淡水に住み、人から吸血するヒルもいて、唾液に麻酔成分があるため痛みを感じないまま血を吸われます。

ケッズは、靴のブランドです。

労働記念日は、アメリカの祝日で、9月の第1月曜日で、1959年9月7日(月曜日)で、アメリカの労働者が成し遂げた社会的、経済的功績を祝う日です。

フォークリフトは、油圧を利用して昇降および傾斜が可能な荷役用のフォークを車体前面に備えた荷役自動車です。

最後のセリフ

もう2度と・・・

年表

1947年、ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、テディ・ドチャンプとバーン・テシオは、オレゴン州キャッスルロックで生まれました。

1959年4月、デニー・ラチャンスは、自動車事故で亡くなりました。

1959年9月1日(火曜日)、レイ・ブラワーは、ブルーベリー摘みに出かけて、線路の上を歩いて、汽車に轢かれ、亡くなりました。

1959年9月4日(金曜日)、ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、テディ・ドチャンプとバーン・テシオは、レイ・ブラワーの遺体の場所を知り、旅立ちます。
1959年9月5日(土曜日)、ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、テディ・ドチャンプとバーン・テシオは、レイ・ブラワーの遺体を発見します。
1959年9月6日(日曜日)、午前5時、ゴーディ・ラチャンス、クリス・チェンバーズ、テディ・ドチャンプとバーン・テシオは、キャッスルロックに戻り、別れて家に帰ります。

近い時代設定の映画

1956年10月、ジェームズ・スティーヴンスは、ミセス・ベンに会うために、英国西部を自動車で旅行します。
映画「日の名残り」

1961年4月11日、アドルフ・アイヒマンは、「人道に対する罪」「ユダヤ人に対する犯罪」および「違法組織に所属していた犯罪」などの15の犯罪で起訴され、裁判が始まりました。
映画「スペシャリスト 自覚なき殺戮者」

1963年、ハンナ・アーレントは、「ザ・ニューヨーカー」誌に「イエルサレムのアイヒマン-悪の陳腐さについての報告」を発表しました。
映画「ハンナ・アーレント」

1965年3月21日、キング牧師が率いる2,000名ほどの公民権運動家達は、ジョンソン大統領が命じた連邦政府の管理下で米国陸軍とアラバマ州兵によって保護され、アラバマ州セルマを出発し、エドモンド・ペタス橋を渡り、州都モンゴメリーに向けてデモ行進を始めました。
1965年3月25日、キング牧師は、デモ隊と共にモンゴメリーに無事到着しました。
映画「グローリー/明日への行進」

1966年、アンディ・デュフレーンは、ショーシャンク刑務所から脱走しました。
映画「ショーシャンクの空に」

感想

もう会うこともない友達

原題も邦題も「スタンド・バイ・ミー」で、「私のそばにいて」という意味です。
上映時間は、89分と短いですが、音楽と共に心に残ります。

12歳の少年が、小学校を卒業し、中学校に入学する直前の夏に、2日間の旅をするロードムービーです。
日本とは違い、アメリカでは、9月が入学時期です。
同じ小学校に通う12歳の少年でも、家庭環境は異なり、抱えている問題も違いますが、抱えている問題を克服し、英雄になりたいという気持ちは同じです。
少年が抱えている問題を友人に話すことで、抱えている問題を克服し、不良と同じことをして、英雄になることはせず、不良にならずに、より良く成長していく様子が描かれています。
抱えている問題を話せる友人は、人生でも貴重で、得難いです。
12歳の少年が持つ純粋な気持ちは、薄れることはありますが、無くなることはないという物語が優れています。
主人公が、新聞で”弁護士クリス・チェンバーズ刺殺される”という記事を読んで、12歳の頃の回想シーンになり、途中で主人公のナレーションが入り、12歳の頃の思い出を小説にするという物語です。
主人公の思い出が所々で挿入されますが、時間が前後することはないので、分かりやすい物語です。
伏線があり、伏線が回収されるので、物語は良くできています。
例えば、主人公が最後の見張りになったというのが伏線で、ラストで回収されます。
名言もあり、心に響きます。
伏線が回収できるか、名言を見つけられるかどうかで、この映画への評価が変わってきます。
物語は、映画「スター・ウォーズ」、映画「ロード・オブ・ザ・リング」や映画「ボヘミアン・ラプソディ」と同じで、「旅立ち」、「成し遂げて」、「帰還する」という構成です。
主人公は、カードゲームでも、駆けっこでも、コイン投げでも負け、不良に兄からもらった幸運の帽子をなすすべもなく取られますが、レイ・ブラワーの遺体を探すために「旅立ち」、レイ・ブラワーの遺体を探すことを「成し遂げて」、無事に家に「帰還する」するという成長物語です。

登場人物は、多く、名前や姓で呼ばれ、説明は少なく、理解しにくいです。
異なる4人の少年が登場するので、いずれかの少年に感情移入することはできるようになっています。
事前に、登場人物と人間関係を把握してから、鑑賞した方が、物語を受け入れやすいです。
大まかに分けると、主人公のグループ、不良グループと町の人々です。
主人公のグループと不良グループには、兄弟関係の人もいて、純粋な少年と不純な大人、遺体を巡ぐるライバル関係です。

1959年頃には、テレビ、新聞、雑誌、本、固定電話と手紙しかありません。
小学校の時は友人で、同じ中学校に通っていても、クラスが違えば、新しい友人が出来て、古い友人とは疎遠になり、別の学校に進学すれば、会うこともありません。
SNSを通して、友人と繋がり続けることなどできない時代の物語です。
12歳の少年がタバコを吸っていたという写真が永遠にSNSに記録される現代も、息苦しくて嫌になります。
少年の頃、悪さをしていたのは、自分だけではないはずです。
悪さでも思い出として、心の中にだけ留めておきたいです。
ときには、武勇伝として話すことも楽しいですが、問題になることはありません。

抱えている問題を話せる友人か、一人で鑑賞するのに向いています。
カップルや夫婦で鑑賞すると、過去の出来事が気になることになりかねません。

有名な映画だからと勧められて鑑賞すると期待外れになると思います。
ロードムービーが好きだという人の期待を裏切ることはありません。
私が好きなロードムービーは、「モーターサイクル・ダイアリーズ」です。
若い人にとっては想像を絶するほど古い物語で、理解できないかもしれません。
若い人には、映画「15時17分、パリ行き」の方が新しくて、ロードムービーとして理解しやすいかもしれません。

ロードムービーがつまらなく感じるのは、平凡な日常生活を描いているからです。
ロードムービーが楽しく感じるのは、成長物語だからです。
自分の人生は、平凡な日常生活を過ごしてきただけだと感じている人は、ロードムービーもつまらなく感じると思います。
自分の人生の中で成長したと感じている人は、ロードムービーに共感し、楽しむことができると思います。
ロードムービーというのは、自分の人生を映す鏡のような映画です。

若い人は、まだ人生が短いので、ロードムービーに共感し、楽しむのは難しいと思います。
若い人は、人生の先が長いので、ロードムービーに憧れることができれば、楽しいと感じることができると思います。

退職しても、問題を抱えていますが、問題を打ち明ける友人を作ることは、もう2度とできません。

まとめ

次は、映画「シャイニング」をレビューする予定です。
ご期待ください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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