「やり抜く人の9つの習慣」のあらすじと感想

ハイディ・グラント・ハルバーソンが書いた「やる気が上がる8つのスイッチ」を読みました。
やる気を上げても習慣にしないと効果はないと感じました。
「やる気が上がる8つのスイッチ」の中で言及されていた本書を読むことにします。
書かれている内容は当たり前のことのようなことですが、当たり前のことを意識することが重要だと気が付かされてくれます。

はじめに

目標を達成する人に共通する思考や行動があり、第1章から第9章までの「9つの習慣」としてまとめて、紹介します。

第1章 目標に具体性を与える

目標に関する5W1Hを明確にすることで、目標に具体性を与え、目標を達成したイメージを明確にすることで、モチベーションを上げます。
これは、他の自己啓発本にも書かれていたと思います。

具体的な目標は、やり抜く力を与えてくれる

目標に関する5W1Hを明確にすることで、目標を達成するために何をするべきかが明確になり、目標を達成するまでにやり抜く力になります。

目標達成のために「やるべきこと」を具体化する

目標に関する5W1Hを明確にすることで、目標を達成するための5W1Hを具体的にすることができ、目標を達成することができるようになります。

メンタル・コントラストで成功率を高める

目標達成しなかった場合と目標達成した場合をイメージして、目標達成への障害を明確にして、排除し、目標を達成します。

第2章 目標達成への行動計画書を作る

目標に関する5W1Hを明確にして、予め予定にいれるという行動計画を作成し、行動します。

目標達成への切り札-if-thenプランニング

if-thenプランニングとは、事前に「いつ」「何を」やるかを決めておく方法です。
自分は、予定が決まれば、スケジュール帳に記録します。
自分は、寝る前になったら、スケジュール帳を見て、明日の準備をして、出かける時間に目覚まし時計を設定して、寝ることにしています。

意識せず、毎日着実に行動する

自分は、意識して予定をスケジュール帳に記録し、寝る前になったら、スケジュール帳を見て、明日の準備をして、出かける時間に目覚まし時計を設定して、寝ることで、意識せず、毎日着実に行動できるようになりました。

第3章 目標までの距離を意識する

自分は、ダイエットを目標にして、月末に体重測定を行い、目標までの距離を意識していますが、行動へ結びつけるのは大変です。

フィードバックで目標との距離を確認する

自分は、ダイエットを目標にして、月末に体重測定を行い、目標との距離を確認していますが、行動を見直すことも、やる気を持続させることも困難です。

上級者ほどフィードバックは頻繁に

自分は、月末に体重測定を行い、ブログ記事にすることも面倒だと感じています。
自分は、月末に体重測定を行い、体重が減らない現実と向き合わなければなりません。
自分は、月末に体重測定を行うのをやめてしまえば、ダイエットに成功することはないでしょう。

モチベーションを上げるフィードバックとは

ダイエットという目標に対しては、モチベーションを上げるフィードバックは、「これまでの行ってきたこと、どれだけ体重が減ったこと」より、「これから行わなければならないこと、あとどれだけ体重が減らさなければならないこと」を意識をして、フィードバックを行い、モチベーションを上げるということです。

第4章 現実的楽観主義者になる

目標を達成できるという楽観主義者でありながら、簡単には目標を達成することはできないという現実的でいるということです。
目標を達成するための課題や問題を検討し、目標を達成するまでの段階と行動を可視化することで、現実的楽観主義者になります。

「引き寄せの法則」の落とし穴

目標を達成できるという楽観主義である「引き寄せの法則」は、目標を達成することはできません。
目標を達成できるという楽観主義である「引き寄せの法則」は、モチベーションを高め、維持する効果があります。

「非現実的な楽観主義」では目標を達成できない

目標を達成できるという楽観主義者でありながら、簡単には目的を達成することができるという非現実的では、目標を達成できないということです。

目標達成が簡単でないことを意識する

簡単には目的を達成することはできないという現実的でいると、目標を達成できるという研究結果があります。

成功することの困難を意識する

簡単には目的を達成することはできないという現実的でいると、目標を達成するために、努力をすることで、目標をできるということです。

第5章 「成長する」ことに集中する

「今できなくても、できるようになる」と信じるということです。

能力は伸ばすことができる

今の自分ができる範囲内に目標を立てることで、目標を達成することで、自分の能力を証明しても、自分の能力を伸ばすことはできません。
自分の能力は努力次第で伸ばせるのに、能力を伸ばす機会を失ってしまいます。

新しいことに挑戦する「心の持ち方」

目標は、自分の能力を証明するためにあるのではなく、自分の能力を伸ばすためにあります。
自分の能力を伸ばすために目標を設定し、新しいことに挑戦するためには、「失敗しても、いいと開き直る」ことです。

「証明ゴール」と「成長ゴール」

「失敗しても、いいと開き直れない」ということは、「証明ゴール」を持っていて、失敗を恐れて、成長せず、目標を達成できません。
「失敗しても、いいと開き直る」ということは、「成長ゴール」を持っていて、失敗しても、学んだと考え、成長し、目標を達成できます。

興味を持つことが活力を高めてくれる

目標は、興味があることについて設定すると、モチベーションを維持し、達成することができます。

第6章 「やりぬく力」を持つ

「やりぬく力」は、困難にも屈せず、長期的な目標に向けて、正しい戦略を立て、詳細なプランを立て、努力をし、成功するまであきらめないということです。
「やりぬく力」は、持って生まれた才能ではありません。

固定的知能観と拡張的知能観

固定的知能観は間違いであり、目標を達成することはできません。
拡張的知能観は正しく、目標を達成することができます。

「やりぬく力」を支える拡張的知能観

拡張的知能観を持つ人は、目標を投げ出したくなる時に、自分がでできる範囲内に原因を見出し、困難を乗り越えて、目標を達成することができます。

自分の成長に不安を覚える人

固定的知能観を持つ人は、努力によって成長することを信じていないので、成長するということに不安を覚えて、成長しません。

固定的知能観でチャンスを見逃してはいけない

固定的知能観を持つ人は、努力によって成長することを信じていないので、努力をせずに、成功するチャンスを見逃しています。
「私には無理だ」と考えずに、「今の私には、まだ無理だ」と考えるようにしましょう。

第7章 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える

意志力は使わなければ弱くなりますが、意志力を正しく使えがば強くすることができます。
強い意志力は、目標を達成する力になります。

気のすすまないことをして、意志力を鍛える

誘惑に打ち勝つことで、意志力を鍛えるということです。
誘惑に打ち勝つためには、if-thenプランニングを使用します。

意志力の科学

ストレスや多くの意思決定や自分の印象を良くしようとして意志力を行使し続けると、意志力は弱くなります。
ストレスを減らし、意思決定を減らし、自分の印象に気を使わないようにして、意志力を休めれば、再び意志力は強くなります。

今すぐ意志力を鍛える方法

意志力が強い人を思い浮かべることで、今すぐ意志力を鍛えることができます。
自分は、意志力が強い人としてスティーブ・ジョブス(「スティーブ・ジョブス Ⅰ」「スティーブ・ジョブス Ⅱ」映画「スティーブ・ジョブズ(2013年)」映画「スティーブ・ジョブス(2015年)」TVドラマ「バトル・オブ・シリコンバレー」)を思い浮かべます。
気分を盛り上げることで、今すぐ意志力を鍛えることができます。
自分は、GR86 RCでドライブに行くことです。

定期的な刺激で、意志力を強くする

誘惑に打ち勝って続ける価値のあることを続けることで、意志力を強くできます。
自分は、新しい資格を取得したいので、資格を取得する勉強を、毎日します。

第8章 自分を追い込まない

意志力には限界があります。

限りある意志力を有効に使う

意志力を過大評価せずに、目標を達成しやすい環境を作り、限られた意志力で目標を達成します。

意志力で禁煙を成功させることはできない!?

たばこの誘惑を避ける環境を作った人は、禁煙を続けられます。

意志力を試してはいけない

意志力を使用すれば、意志力は弱くなります。
意志力が弱くなった場合の、if-thenプランニングを用意します。

第9章 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する

目標を「やめるべきこと」より「やるべきこと」に設定します。

シロクマのことだけは考えてはいけない!?

目標を「やめるべきこと」に設定すると、意識が「やめるべきこと」に集中し、目標を達成できません。
目標を「やるべきこと」に設定すると、意識が「やるべきこと」に集中し、目標を達成できます。

目標を「どう表現するか」で結果は変わる

3種類のif-thenプランニング
  1. 代替if-thenプランニング
  2. 無視if-thenプランニング
  3. 否定的if-thenプランニング

否定的if-thenプランニングで目標を表現すると失敗しやすいです。
代替if-thenプランニングと無視if-thenプランニングで目標を表現しましょう。

まとめ

自分は、新しいことに挑戦し、成長したので、ブログを書くことなど、いろいろなことができるようになりました。
失敗してもいいと開き直るまでのことはしなかったです。
おかげで、大きな失敗はしませんでしたが、大きな成功もなかったとという感じています。
自分は、if-thenプランニングを無意識のうちに使用していました。
これからは、意識をして積極的にif-thenプランニングを使用したいです。
意志力が強いスティーブ・ジョブスは、意思決定回数を減らしていたことを思い出しました。
目標の設定の仕方や表現方法は、良い参考になりました。
自分は、無視if-thenプランニングで禁煙に成功しました。

次は、「アイデア大全 想像力とブレイクスルーを生み出す42のツール」を読む予定です。
ご期待ください。

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