「希望をはこぶ人」を読んで、気に入り、「希望をはこぶ人」の続編があることを知り、「希望をはこぶ人2 はじまりの海」を読むことにしました。
「希望をはこぶ人」でジョーンズが、突然いなくなってから5年後という設定です。
「希望をはこぶ人」を読んで、成長し、仕事を得て、結婚し、子供も生まれ、家庭を築いている人が、5年後くらいに「希望をはこぶ人2 はじまりの海」を読むとちょうどよい感じになるように描かれています。
「希望をはこぶ人2 はじまりの海」は、仕事と子育てを中心に描かれています。
仕事もしていない、結婚もしていない、子供もいない若者向けというよりも、仕事をしていて、結婚をしていて、子供がいるという中年向けに描かれた自己啓発本です。
小説が書けない作家の夫婦、破産した夫婦、普通の夫婦、牧師の妻で写真家で成功したい妻、成功した夫婦、妻が亡くなりそうな夫婦という、何らかの人生の危機、変化に対応しなければならない子供を持っている夫婦を中心に物語は進みます。
読者は、色々な夫婦が登場するので、夫婦が抱える問題に、共感を覚え、得られることがあります。
「希望をはこぶ人」では、具体的にどうすればよいのかが分かるように、理解しやすいように書いてあります。
「希望をはこぶ人2 はじまりの海」でも、同じ様に「物の見方」、「考え方」を変えれば、将来は良くなるということを伝えていますが、自分で「物の見方」、「考え方」を変えさせ、行動させるという物語なので、抽象的で分かりにくく、理解するのには苦労します。
「はじまりの海」は、人生にいきづまりを感じた人を次の高みへの飛び立たせてくれる海という意味です。
サブタイトルの「人生にいきづまりを感じたらいい兆候だ。次の高みへの飛び立つ準備ができた証だからね」というサブタイトルは、本書の内容を良く表しています。
本書は、人生にいきづまりを感じた人が登場するので、人生にいきづまりを感じた人に向け書かれています。
人生にいきづまりを感じた人は、これまでの「物の見方」、「考え方」を変えなければならない状況で、「物の見方」、「考え方」を変えることで、良い人生を送れるようになるということです。
退職者は、生きる目標を見失い、将来に怯え、人生にいきづまりを感じることが多いです。
退職者は、これまでの「物の見方」、「考え方」を変えなければならない状況で、「物の見方」、「考え方」を変えることで、良い人生を送れるようになるということです。
「チーズはどこへ消えた?」で描かれている「変わらなければ破滅することになる」、「恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる」、「従来どおりの考え方をしていては新しいチーズはみつからない」、「変化は起きる」、「変化にすばやく適応せよ」ことに似ています。
「「迷路の外には何がある?」-「チーズはどこへ消えた?」その後の物語」で描かれている「古い信念はあなたを囚人にしかねない」、「あなたの足をひっぱる信念がある、あなたを向上させる信念もある」、「あなたは考えを変えることができる、新しい信念を選びとることができる」、「あなたとあなたの信念はイコールではない。あなたは自分の信念を選ぶことができる」、「あなたが信じられることに限界はない」、「古い荷物を持って新しい探検に乗り出すことはできない」、「ありそうにないことも考慮してみよう-不可能なことも検討してみよう」、「あなたが考えを変えても、あなたはあなたである」ことに似ています。
「頂はどこにある?」で描かれている「見方を変えて、行動することで、現実を変えることができる」、「具体的なビジョンに従い、傲慢にならずに、恐怖心に打ち勝ち、英知を得る」ことに似ています。
「仕事は楽しいかね?」、「まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?」で描かれている「成功のための戦略に大きく×を付けられます。「試みることに失敗はない」と紙に書かれます」ことに似ています。
「希望をはこぶ人」を読んでいない人は、「希望をはこぶ人2 はじまりの海」を読む前に、まず「希望をはこぶ人」を読むことをお勧めします。
僕(アンディ・アンドルーズ)が、「希望をはこぶ人」に描かれていることが、回想するので、「希望をはこぶ人」を読んでいないと、理解できません。
この本を読んでも、理解できない人は、「チーズはどこへ消えた?」、「「迷路の外には何がある?」-「チーズはどこへ消えた?」その後の物語」、「頂はどこにある?」、「仕事は楽しいかね?」、「まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?」を読んでみることをお勧めします。
著作者
アンディ・アンドルーズは、高校卒業後、両親を失い、ホームレス生活をしていましたが、1人の老人との出会いをきっかけに、人生を前向きにいきることで、コメディアンとして人気を博したのち、作家になり、講演者としても成功しました。
登場人物
- ジョーンズ
- 僕(アンディ・アンドルーズ)
- ポーリー・アンドルーズ
- ベイカー・ラーソン
- シェリー・ラーソン
- ケリー・ポーター
- バート・ポーター
- クリスティ・ヘインズ
- ジャック・ベイリー
- メアリー・ベイリー
- ダレル
ジョーンズ
大柄ではなく、中肉中背の老人で、髪の毛は真っ白でオールバックで、顔には深いシワが刻まれ、白いTシャツと紺のジーパン姿で、革のサンダルを履き、どことなく威厳があり、広い視野に立って物事を見ることで、人の色々なところに気が付くという特技があり、広い視野に立って物事を見る方法を説いて回り、人生に絶望している人に質問し、答えさせることで、気づかせ、広い視野に立って物事をみる方法を教えて、人の気分を一新して人生を再出発させる老人です。
「子育て教室」を3回、午後7時から、グランドホテルで行います。
僕(アンディ・アンドルーズ)
23歳の時にジョーンズに出会い、「物の見方」、「考え方」を変えて、ホームレスから「真実を含む物語」という小説を書く作家になり、「希望をはこぶ人」と「希望をはこぶ人2 はじまりの海」の著者で、ポーリー・アンドルーズの夫で、14歳と11歳になる2人の息子の父親です。
アンディ・アンドルーズについて知りたければ、「希望をはこぶ人」に詳しく描かれているので、読んでみると良いでしょう。
オレンジビーチ在住で、小説の締め切りが過ぎても、真実を語るに相応しい物語を思いつかず、原稿に向かっても何も書けず、プレッシャーに負けて、混乱し、妻、編集者、読者も困らせていて、子供の送り迎えをしています。
ジョーンズの開催する「子育て教室」を書店の手書きのメモで知り、第一回目の「子育て教室」に途中参加します。
ポーリー・アンドルーズ
オレンジビーチ在住で、僕(アンディ・アンドルーズ)の妻で、14歳と11歳になる2人の息子の母親で、ジョーンズの開催する第二回目の「子育て教室」から参加し、
ベイカー・ラーソン
貧しいい家に生まれ、親戚も貧しい人ばかりで、高校時代に農場でアルバイトをして、学費ローン制度で4年制大学になんとなく進学し、シェリー・ラーソンと出会い、交際し、卒業し、結婚し、学位を取得し、学位を活かすことなく、アラバマ州フェアホープで土地が安く購入し、農家向けのローン制度を利用して、農地だけでなく、赤いトラックを新車で購入し、農家向けの補助金で、狩猟用の車や子供たちの高価なおもちゃ、結婚5年後にはローンで滅びろとした家を購入し、普通に暮らそうとしたが、ローンの返済で家計に余裕はなく、季節外れの長雨でトウモロコシが収穫できず、日照り続きでブロッコリーが収穫できず、害虫とムクドリのせいで小麦が収穫できず、破産し、銀行から家も農地も差し押さえられ、家から出て、狭いアパートに引っ越して住んでいますが、釣り好きで、釣りのガイドをして、バーベキューグリルを購入し、釣った魚をアウトドアで立派なディナーを提供し、ボートの修理を仕事にしたいと思っている37歳の農夫で、クレジットカードも作れないし、ローンも組めない、バーベキューグリルを購入するために2千500ドルが必要で、アルバイトをして家計を助ける高校生の娘がいます。
シェリー・ラーソン
2年制大学に進学し、ベイカーと出会い、交際し、卒業後に結婚した専業主婦ですが、狭いアパートに引っ越して、植物が好きで、近所の大きな家の花壇を美しくしませんかと営業活動を行い、8件もの契約を取り、道具をそろえるために開業費用をが必要で、アルバイトをして家計を助ける高校生の娘がいます。
ケリー・ポーター
バートにオハイオ州立大学の1年生のときの授業で出会い、ランチを食べ、デートをして、交際し、卒業後に結婚し、バートと結婚3年後にモービル湾をドライブし、アラバマ州フェアホープに立ち寄り、アラバマ州フェアホープを気に入り、在宅でグラフィックデザインの仕事をして、アラバマ州フェアホープに住むことにしたバートの妻で、15年もアラバマ州フェアホープに住んでいて、12歳の息子、10歳と5歳の娘がいて、ジョーンズの開催する「子育て教室」に参加します。
バート・ポーター
ケリーにオハイオ州立大学の1年生のときの授業で出会い、ランチを食べ、デートをして、交際し、卒業後に結婚し、ケリーと結婚3年後にモービル湾をドライブし、アラバマ州フェアホープに立ち寄り、アラバマ州フェアホープを気に入り、勤務している保険会社でアナリストをしていて、支店へ移動し、アラバマ州フェアホープに住むことにしたケリーの夫で、15年もアラバマ州フェアホープに住んでいて、12歳の息子、10歳と5歳の娘がいて、ジョーンズの開催する「子育て教室」に参加します。
クリスティ・ヘインズ
オレンジビーチ在住で、ケリー・ポーターの紹介で、第二回目の「子育て教室」から参加し、自然光を上手く使い、子供や家族を撮影をしている写真家で、最高のカメラで子供や家族を撮影し、写真という形で見せてあげたいという、30代前半の女性で、背が高く、濃い茶色の髪の毛を長く伸ばし、笑顔が印象的な美人で、高級カメラを購入するために2千ドルが必要で、牧師をしている夫との間に1人の息子と2人の娘がいます。
ジャック・ベイリー
28年前にジョーンズに出会い、60代前半で、スキンヘッドで、健康的で、引き締まった体をしていて、有名な実業家で、レストラン、中古車販売店、不動産会社を所有し、全米各地にオフィスを展開し、病気の子供たちのために、チャリティイベントで寄付を募り、目標額に達したので、子供と親を釣りに招待し、家の裏庭でパーティーを行っています。
メアリー・ベイリー
中流家庭に生まれ、一人っ子として育ち、父親とはよく釣りに行き、母親とは親友のように何でも話し合い、ジャック・ベイリーと結婚した後も、母親に相談しましたが、子供ができてからは、子供の教育方針の違いから、疎遠になり、母親は認知症になり、母親とは疎遠になります。
ダレル
廃墟のような家に住んでいる老人で、瀕死の妻は僕(アンディ・アンドルーズ)の本が好きです。
舞台となる場所
アラバマ州ガルフショアは、僕(アンディ・アンドルーズ)が、ジョーンズに初めて会った場所です。
アラバマ州フェアホープは、僕(アンディ・アンドルーズ)が、ジョーンズと再会する場所です。
オレンジビーチは、僕(アンディ・アンドルーズ)とポーリー・アンドルーズと子供たち、クリスティ・ヘインズの家族が住んでいる場所です。
モービル湾は、ケリー・ポーターとバート・ポーターが結婚して3年目に自動車でドライブし、フェアホープに住むきっかけなりました。
ダフネは、祝祭が起きる北限です。
祝祭は、グランドホテルがある岬からダフネまでのどこかの海岸で起きます。
単語説明
アライグマは、全長40~60cmほどで、森林、湿地、農耕地、都市部などの幅広い環境に生息し、雑食性で、魚、鳥の卵、昆虫類、果実などを食べます。
シカは、全長120cmほどで、森林に生息し、草食性です。
アルマジロは、全長75~100cmほどで、森林、湿地、農耕地、都市部などの幅広い環境に生息し、夜行性で、昆虫類、小動物、植物などを食べます。
タマバエは、全長1~3mmほどで、特にヘシアンバエは、コムギやオオムギに深刻な被害をもたらす害虫です。
ムクドリは、全長24cmほどで、平野、低山地、田畑、都市部などの幅広い環境に生息し、植物の種子や果物、虫の幼虫などを食べます。
ショットガンは、多数の小さい弾丸を散開発射できるので、有害鳥獣を捕獲するために使用できます。
レミントンM11‐87は、1987年に開発されたショットガンで、5発の装弾数を装填できます。
口径十二ゲージは、口径18.5mmです。
セミオートマチックは、トリガーを引くと、発砲後の空薬莢の排出と次弾の装填を自動的に行いますが、連続して次弾を発射しない機構のことです。
ソクラテスは、紀元前470年頃~紀元前399年、アテナイ出身の古代ギリシアの哲学者で、弟子の一人がプラトンです。
アリストテレスは、紀元前384年~紀元前322年、アテナイ出身の古代ギリシアの哲学者で、プラトンの弟子です。
ソクラテス、プラトンとアリストテレスは、西洋最大の哲学者です。
マイヤーレモンは、種子から育てると、2~3mまで成長し、4年で数千個の黄色く、レモンより丸みのある果実を実らせ、枝は伸び続け、それを放置すると急速に衰えます。
樫の木は、常緑樹で、晩春から初夏に花を咲かせ、大きくなると20mまで成長します。
バタフライ・エフェクトは、わずかな変化を与えると、その後の状態が大きく異なってしまうという現象で、「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」という問いかけが名前の由来になっています。
コンテナ船は、国際規格化された海上コンテナを輸送する貨物船です。
ローマ帝国は、ローマ共和国の後、紀元前27年から紀元後1453年まで続いた、ローマを中心とし、地中海沿岸全域に加え、ヨーロッパはヒスパニア、ゲルマニア、ガリア、ブリタンニア、クリミア、北アフリカ一帯、西アジアではメソポタミア、シリア、アルメニア、ペルシア西部を支配しました。
初代ローマ皇帝は、アウグストゥスで、映画「クレオパトラ」に描かれています。
ローマ時代の映画は、映画「ベン・ハー」、映画「スパルタカス」、映画「グラデイエーター」、映画「ローマ帝国の滅亡」があります。
ピアスは、身体の一部に穴を貫通させ、その穴に通して付ける装身具で、耳に穴をあけて付ける装身具が一般的です。
祝祭は、年に1度か2度、何の前触れもなく、夜明け前の波打ち際で、大量のヒラメ、エビやカニが麻痺したように、身動きが取れなくなって、海岸に押し寄せ、海の恵みに感謝して、お祭りをすることです。
目次
- 希望をはこぶ人2 始まりの海
- 第1章 人生を変えた夜
- 第2章 書けない作家
- 第3章 破産の危機
- 第4章 平凡と非凡
- 第5章 はじめての生徒
- 第6章 人を育てる基準
- 第7章 小さな種
- 第8章 変わり者の才能
- 第9章 考え方の授業
- 第10章 成功のかたち
- 第11章 母の思い
- 第12章 人生の選択
- 第13章 終わりとはじまり
- 第14章 人のためになる仕事
- 第15章 未来への一歩
- 第16章 真夜中のドライブ
- 第17章 祝祭の夜明け
- 第18章 小さな奇跡
- エピローグ 僕たちの物語
あらすじ
希望をはこぶ人2 始まりの海
僕(アンディ・アンドルーズ)が、ジョーンズを見つけたことから、物語が始まります。
第1章 人生を変えた夜
僕(アンディ・アンドルーズ)が23歳の時に、初めてジョーンズに出会った頃の物語です。
「希望をはこぶ人」に描かれている通りではなく、より現実的に描かれています。
「希望をはこぶ人」を読んだ人には違和感を感じるかもしれませんが、こんなこともあったんだと、感じる物語です。
第2章 書けない作家
作家である僕(アンディ・アンドルーズ)が、新しい小説の締め切りを過ぎても、読者と編集者の期待にも応えられず、何も書けずに、著書にサインを行うために書店に行き、ジョーンズに再会し、別れますが、書店で小さな手書きのメモ「子育て教室」に「ジョーンズ」という著名を見つけます。
第3章 破産の危機
農夫のベイカー・ラーソンは破産し、ジョーンズに出会います。
第4章 平凡と非凡
ジョーンズは、破産した農夫のベイカー・ラーソンに、平凡に生きようとして破産したのだから、非凡なことを生きることを勧め、「子育て教室」に誘います。
第5章 はじめての生徒
バート・ポーターとケリー・ポーターは、ジョーンズの第一回目の「子育て教室」に初めての生徒として、参加し、グランド・ホテルのミーティングルームでジョーンズに出会います。
第6章 人を育てる基準
ジョーンズの「子育て教室」で、参加者はバート・ポーターとケリー・ポーターの二人だけで、桟橋で夕日を見ながら第一回目の「子育て教室」を行い、「子育ての基準」について話しはじめ、僕(アンディ・アンドルーズ)も途中から参加します。
第7章 小さな種
僕(アンディ・アンドルーズ)は、第一回目の「子育て教室」に途中参加し、「子育ての基準」から「子育ての目指す結果」をリストアップし、来週の第二回目の「子育て教室」で、「子育ての目指す結果」を実現するために、何をするべきか考えることにします扉
ジョーンズは、参加者にマイヤーレモンの種をプレゼントします。
第8章 変わり者の才能
変わり者の才能を持つクリスティ・ヘインズが、第二回目の「子育て教室」に参加し、ジョーンズに出会います。
第9章 考え方の授業
第二回目の「子育て教室」で、参加者はバート・ポーターとケリー・ポーター、僕(アンディ・アンドルーズ)とポーリー・アンドルーズ、クリスティ・ヘインズです。
ジョーンズは、「子育ての目指す結果」になるようには、学校では教えない「考え方」を教えなければならないことを説明し、第三回目の「子育て教室」を開催することを決めます。
第10章 成功のかたち
ベイカー・ラーソンは、ジョーンズに言われ、成功者であるジャック・ベイリーに会い、成功のかたちを見ます。
ジャック・ベイリーは、28年ぶりに、ジョーンズと再会します。
第11章 母の思い
メアリー・ベイリーは、ジョーンズと再会します。
ジョーンズは、メアリー・ベイリーに母親から、忍耐、感謝、許しの心と行動する強さを学ぶべきだと諭します。
第12章 人生の選択
僕(アンディ・アンドルーズ)は、小説が書けずに、生きずまり、ジョーンズを探しに、フェアホープに行き、ジョーンズと再会します。
ジョーンズは、僕(アンディ・アンドルーズ)に生きずまったときに、諦めるか、壁を突破して新たなレベルに達するかを選択するように迫り、ヒントは身近にあると示唆し、よく観察するようにアドバイスします。
ジョーンズは、僕(アンディ・アンドルーズ)にベイカー・ラーソンを紹介します。
ジョーンズは、ベイカー・ラーソンに平凡な人生と並外れた人生のいずれかを選択するように迫ります。
ベイカー・ラーソンは、並外れた人生を選択します。
ジョーンズは、豊かな人生とは、人生の中で何を生み出し、どのように他人のために使うかで決まると言います。
第13章 終わりとはじまり
僕(アンディ・アンドルーズ)は、ジョーンズが入った廃墟のような家の扉をノックし、ダレルという老人い出会います。
ダレルには、病にかかり、死にかけてベッドで寝ている妻がいます。
ジョーンズは、ダレルに本当に起こっている真実を伝え、ダレルを心穏やかにします。
第14章 人のためになる仕事
ジョーンズは、ベイカー・ラーソンとシェリー・ラーソン、クリスティ・ヘインズと早めに呼び出し、仕事について聞きます。
ジャック・ベイリーは、ベイカー・ラーソンとシェリー・ラーソン、クリスティ・ヘインズに、人々に親切に接し、人々の暮らしを良くすることで、顧客をつかみ、ビジネスを成功させたことを伝えます。
第15章 未来への一歩
ジョーンズは、最後となる第三回目の「子育て教室」をベイカー・ラーソンとシェリー・ラーソン、クリスティ・ヘインズ、僕(アンディ・アンドルーズ)とポーリー・アンドルーズ、バート・ポーターとケリー・ポーターと共に開催します。
ジョーンズは、限られ期間の中で子供に考え方を教え、考え方に基づいて行動するように育てなけれならないと言います。
ジョーンズは、ローマ帝国の崩壊は考え方が崩壊したことだと説明し、子育ては国、社会、子供たちの将来を左右する重要なことで、自分の家庭から始め、成功を収めれば、周囲の家庭が真似をすることで、世の中を変えることを、ここから始められると伝えます。
第16章 真夜中のドライブ
ジョーンズは、クリスティ・ヘインズ、ベイカー・ラーソンとシェリー・ラーソンに電話をかけて、四九号線の古い橋に呼び出します。
ベイカー・ラーソンとシェリー・ラーソンは、クリスティ・ヘインズのバンに乗り込みます。
ジョーンズは、クリスティ・ヘインズのバンに道具を積み込んで、乗り込みます。
クリスティ・ヘインズは、ジョーンズに言われるように、バンを運転し、バンを停車します。
ジョーンズは、「あまり時間がないな」とつぶやきます。
ジョーンズは、クリスティ・ヘインズ、ベイカー・ラーソンとシェリー・ラーソンにバンから降りるように言います。
第17章 祝祭の夜明け
ジョーンズは、荷物を持ち、クリスティ・ヘインズ、ベイカー・ラーソンとシェリー・ラーソンに棒を渡し、「ついてきなさい」と言います。
クリスティ・ヘインズ、ベイカー・ラーソンとシェリー・ラーソンは、ジョーンズについて行き、墓地の暗闇に恐怖し、ジョーンズについていくことを諦めようとしますが、ジョーンズに励まされ、怪我をしながらも、困難を乗り越え、砂浜にたどり着きます。
海の祝祭が始まります。
クリスティ・ヘインズ、ベイカー・ラーソンとシェリー・ラーソンは、エビ、カニや魚を取り、持ってきた袋に入れます。
ジャック・ベイリーの豪邸を見つけます。
第18章 小さな奇跡
僕(アンディ・アンドルーズ)は、ジャック・ベイリーからの電話を受けて、ジャック・ベイリーの豪邸へ行きます。
僕(アンディ・アンドルーズ)は、海の祝祭で捕れた、エビ、カニや魚が業者に売れて、二千ドルづつくらいになったこと、ジョーンズがいなくなったことを知ります。
エピローグ 僕たちの物語
僕(アンディ・アンドルーズ)は、何も書けずに、途方に暮れています。
僕(アンディ・アンドルーズ)は、生と死を受け入れること、大切な人との結びつきを取り戻すこと、生活を立て直すこと、世の中に良い影響を与えることを物語に真実を書くことができることに気が付き、「希望をはこぶ人2 はじまりの海」を書き始めることにします。
共感した言葉
- ちょっとした 選択、 言葉、 行動。 それらは一生 ついてまわることになる
- 時間というものは、お金と同じだな。いったん使ってしまえば、もう二度と戻ってこない
- 子育てと同じだな。いまを逃せば、子どもたちの成長期は永遠に失われてしまう
- きみたちのめざすものはなんだろう
- すべては、物の見方の問題なんだよ
- まず心のなかの考えが判断となり、そして判断がその人の行動となる。そして 行動は、外の世界になんらかの結果をもたらす。まわりの人の目に見えるのは、この結果のところだ。そして、この結果 こそが、その人はどんな人かという評価につながるわけだね
- 自分で責任を引き受けないかぎり、人生はけっして好転しない。
- 自分の運命を変えられるのは、自分だけだ。
- 見方を変えて、いろいろ試してみる。
- 困難っていうのは、大切な答えを、番人のように守っているんだ
- どんな状況に置かれても、不満を言うかわりに、感謝することは可能なんだ
ちょっとした選択、言葉、行動。それらは一生ついてまわることになる
「後悔、先に立たず」ということで、分かってはいますが、退職後に何を選択したらいいのか、退職後に何を言えばいいのか、退職後に何をすればいいのかわからずに、悩んでいます。
時間というものは、お金と同じだな。いったん使ってしまえば、もう二度と戻ってこない
「覆水盆に返らず」ということで、分かってはいますが、退職後の時間も、退職後の資金も、いったん使ってしまえば、もう二度と戻ってきません。
子育てと同じだな。いまを逃せば、子どもたちの成長期は永遠に失われてしまう
退職後も同じです。今を逃せば、人生は終わってしまいます。
きみたちのめざすものはなんだろう
退職後に、目指すものは何だろう?
- 心身ともに健康でいたい
- 人生を楽しみたい
- 感謝の気持ちを持ちたい
- 社会に役立つ人になりたい
- 責任感を持ちたい
- 自信を持って行きたい
- 金銭感覚を身に付けたい
- 意志の強い人になりたい
- クリエイティブな人になりたい
- 知恵と常識のある人になりたい
すべては、物の見方の問題なんだよ
物の見方で、判断が変わります。
まず心のなかの考えが判断となり、そして判断がその人の行動となる。そして行動は、外の世界になんらかの結果をもたらす。まわりの人の目に見えるのは、この結果のところだ。そして、この結果こそが、その人はどんな人かという評価につながるわけだね
物の見方が、評価につながり、成功するか、失敗するかを決めます。
成功するために、物の見方、自分自身を変えるのには抵抗があり、変えられません。
自分自身を変えざる得ないのは、人生のどん底にいるときです。
自分で責任を引き受けないかぎり、人生はけっして好転しない
退職後は、自分で責任を引き受けなければなりませんが、退職後の人生は好転しそうにもありません。
自分の運命を変えられるのは、自分だけだ
退職後の運命を変えられるのは、自分だけです。
見方を変えて、いろいろ試してみる
退職後に退職前の見方を変えるのは、難しいです。
退職後にいろいろ試してみて、その結果をブログ記事にしています。
困難っていうのは、大切な答えを、番人のように守っているんだ
困難からに立ち向かって、乗り越えてきました。
やりたいののに「できないこと」は多く、「まだ、できない」という通過点です。
どんな状況に置かれても、不満を言うかわりに、感謝することは可能なんだ
退職後に、不満を言っても無駄ですが、感謝することは可能で、何かを得ることができるかもしれません。
実践する言葉
- 他人にたっぷりと与えることのできる人が、本当に豊かな人なんだ
- 相手が喜んでくれることをする。ときには仕事の枠を超えて、人のために行動する
- あらゆる行動は、なんらかの結果を生む
他人にたっぷりと与えることのできる人が、本当に豊かな人なんだ
ブログ記事を書くことで、他人にたっぷりと与えることができるようになり、本当に豊かな人を目指します。
相手が喜んでくれることをする。ときには仕事の枠を超えて、人のために行動する
ブログ記事を読んでくれた人が喜んでくれることをブログ記事にします。
ブログ記事を読んでくれる人のために行動します。
あらゆる行動は、なんらかの結果を生む
ブログ記事を書くという行動は、どんな結果を生むのか楽しみです。
感想
これまで読んできた、自己啓発本より、長く、登場人物も多く、話があちこちに飛ぶので、理解するのも大変でした。
これまでに読んできた自己啓発本のおかげで、少しは成長し、この本を理解することができました。
自己啓発本から与えられるのは、きっかけだけで、自分で答えを見つけ、行動しなければ、人生を変えることはできません。
自分は、人生にいきずまりを感じている最中で、物の見方を変え、行動し、人生を変えなければならない状態です。
自分は、残りの人生を変えることはできないかもしれませんが、残りの人生を諦めて、過ごすつもりはありません。
自分は、物の見方を見つけるように、自己啓発本を読み、新しいことを始め、努力をするところから始めています。
「第13章 終わりとはじまり」だけは、この本の中で、異なることを伝えています。
自分も「終わりとはじまり」が近づいているだけに、強く印象に残りました。
まとめ
この本のホームページを見つけました。
参考にしてください。
自分も人生にいきずまりを感じ、自分で答えを探している最中なので、物の見方、考え方を変えるために、次は「発想法」を読む予定です。
ご期待ください。