「まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?」を読みました!~あらすじ、感想

この本は、「仕事は楽しいかね?」をマンガで分かりやすく、書き直した本です。
この本を読んだら、「仕事は楽しいかね?」を読むのもいいです。
「仕事は楽しいかね?」を読んで、理解できなければ、この本を読んでみるのも良いです。
自分は、この本を読んで、「仕事は楽しいかね?」を読んでも理解できなかった「成功のための戦略に大きく×を付けられます。「試みることに失敗はない」と紙に書かれます。この2枚の紙を良く見えるところに貼るように命令されます」という部分が具体的に理解できるようになりました。

目次

目次
  • はじめに
  • 登場人物紹介
  • プロローグ 仕事は楽しいかね?
  • 第1章 試してみることに失敗はない
  • 第2章 明日は今日と違う自分になる
  • 第3章 偶然は発明の父
  • 第4章 「この場で」「ただちに」始める
  • 第5章 問題と「仲良く」なる
  • エピローグ 新しい自分に

目次を見ての通り、「仕事は楽しいかね?」より内容は少なく、読みやすいです。

あらすじ

はじめに

「仕事は楽しいかね?」のマンガ版を出版した経緯が記載されています。

登場人物紹介

「仕事は楽しいかね?」よりも多くの登場人物がいます。
日本人向けに個人ではなく、チームで課題に取り組むというようになっています。

登場人物
  1. マックス・エルモア
  2. 小杉奈津
  3. 結城優
  4. 「喫茶 雫」のオーナー
  5. 「喫茶 雫」の悠人
  6. 「喫茶 雫」のマミ

マックス・エルモア

年齢70歳前後、恰幅が良く、格子縞のズボンにポロシャツとループタイといった格好で、馬かと思う独特な笑い方をしますが、発明家で、起業かとして巨万の富を築き、多くの実業家や政治家を友人にして、企業のトップも電話で相談するほどの人です。

小杉奈津

年齢32歳、デザイナー志望ですが、実家暮らしで、「喫茶 雫」のアルバイトで生活をして、結婚するマミに対して、結婚もできず、デザイナーの求人は30歳までの経験者優遇で、デザイナーにもなれず、社会的にも経済的にも自立もしていないという不安を抱え、偶然に入った「CAFE CHANE」で、マックス・エルモアに声をかけられ、コーヒーを試飲し、アドバイスを受けて、行動する人です。

結城優

システム・エンジニアをしていましたが、仕事よりコーヒーを入れることに感謝され、古本屋をしていた父親が亡くなり、古本をマックス・エルモアに売るという縁から、アドバイスを受けて、「CAFE CHANE」を開店するオーナーです。

「喫茶 雫」のオーナー

小杉奈津のアイデアをマックス・エルモアのアドバイスを受け入れて、採用します。

「喫茶 雫」の悠人

実家の土地が都内にあったら、カフェを開いていたと考えている男性のアルバイトで、小杉奈津さんに好意を抱いています。

「喫茶 雫」のマミ

年齢29歳、妊娠したので結婚するために、「喫茶 雫」を辞める女性のアルバイトです。

プロローグ 仕事は楽しいかね?

「仕事は楽しいかね?」と自問し、「今」と向き合うことで、人生は変えられます。

第1章 試してみることに失敗はない

自分は、今年で60歳になりました。
仕事をしてきましたが、今まで何をしてきたのであろうと考えてしまいます。
「夢」や「憧れ」は、持っていなかったですし、会社の良いように使われてきただけで、幸せでもありません。
自分の人生は、「会社の良いように使われてきた」というくだらないことが「何度も」繰り返されてきました。
この「会社の良いように使われてきた」というくだらないことを失うことを恐れてさえいました。
どうしたらよかったのかさえ思いつきません。
どのような仕事についても、どのように生きても、同じような結果ではないかと感じます。
退職後は、希望さえないです。
自殺する気はありませんが、自殺しなければならないという状況にならないという自信もまたありません。
退職後は、「退屈」で「不安」です。
「退屈」から抜け出すために、自動車を購入しました。
自動車で事故を起こしてしまい、「不安」になりました。
「今」に向き合わないと、将来、大変なことになりそうです。

第2章 明日は今日と違う自分になる

退職後は、退職前と違う自分になるということは、理解しています。
退職後は、新しいことを色々始め、試してみました。
まだ、試さていないことはありますが、試してみた中にやってみたいと思うことはありますが、どうしたいのかという焦点がボケている感じです。
ただ、ブログはどうにか続いていますし、続けていきたいです。
目標を立てて、目標に向かって進んでいきたいです。
目標の中に「新しいことを始める」ということを入れてあります。
新しいことについては、何も決めていません。
色々と試すことも、明日は今日と違う自分になることも目標の範囲内です。
退職後には、トッププロを目指す必要はないので、やりたいことをできるます。
退職後には、目標を変えることができます。
色々と試すために、目標を絶えず変えることが必要です。
目標に縛られないように、目標の中に「新しいことを始める」を入れます。
新しいことを始めなながら、成り行きを見守るようにします。

第3章 偶然は発明の父

今までに、色々なことをしてきました。
何かを思いつき、偶然の出来事を活かしたことはありません。
店内を照明で、毎日変えるというのは、観たこともないアイデアです。
自分は、メキシコのホテルのレストランで偶然、アイリッシュ・コーヒーを飲んだことがあります。
ホテルのウェーターにデザートを聞かれたので、お勧めを聞いたところ、アイリッシュ・コーヒーを勧められ、注文しました。
このアイリッシュ・コーヒーは、強烈な思い出として残っています。
他にお客さんもいるのですが、レストランの照明が暗くなります。
ホテルのウェーターが、コーヒーにお酒を入れて、火をつけ、フランベしながら、コーヒーカップに滝のように注ぐのです。
他にお客さんからも注目され、ある種のショータイムのようでした。
日本でも、小さなお店で、かき氷をフランベさせて、燃えるかき氷は食べましたが、予約が必要なほど、繁盛しています。
このようなアイリッシュ・コーヒーは、日本にはないので、この偶然の出来事を活かせていれば、人生も変わったのかもしれません。
自分は、色々試してきましたが、起きている偶然に気が付かなかったということです。
思い付きと偶然を活かせるようになりたいです。

論理的な思考の落とし穴は、購入するときに、情報を集めて、気に入る物やサービスを探し、購入するという考え方です。
物やサービスを購入すると決めてから、物やサービスに関する情報を集めて、物やサービスを気に入り、購入することもあるということです。
認知バイアスは、予め結論が決まっているということです。
認知バイアスがあるために、論理的な思考の落とし穴に陥り、成功にたどり着けないということです。
ブログ記事で提供する情報は、物やサービスを気に入るための情報だということになります。

成功者の本は、多く出版されていますし、読んでブログ記事にもしています。

自分が、試せるようなことはありませんし、試したこともありません。

第4章 「この場で」「ただちに」始める

退職後に、やりたいことをするためには、認知バイアスを取り除いて、論理的な思考の落とし穴に陥らないようにして、老化は進みますし、状況は変わりますし、いる場所で、ただちに始めなければ、やりたいことはできません。
運をつかみ、成功するためには、色々試す必要があり「明日は今日とは違う自分になる」を目指すします。
違う自分になるためには、自分の視点ではなく、他の誰かの視点で観てみるということです。
自分は、ブログ記事を書いていますが、自分の視点ではなく、ブログ記事を読む人の視点で書くということです。
個々のブログ記事には、異なる読者がいて、異なる視点があるはずです。
自分は、ブログ記事を、関係なさそうなことに目を向けて、ブログ記事を書いています。
自己啓発本のブログ記事は、退職者や退職予定者に向けて書いています。
関係なさそうに思える自己啓発本と退職者や退職予定者ですが、環境が変わる、自分を変えなければならないという点では共通点があると考えています。

今日の状況と明日の状況は変わります。
ブログ記事にも、タイミングはあります。
春夏秋冬というタイミングを先取りしたり、本が出版された、Windows11がリリースされた、VirtualBox7.0がリリースされた、Miracle Linux 9がリリースされたなどというタイミングです。
待っていたら、他のブログ記事で紹介され、古くなり、ブログ記事の検索順位も上がりません。
ブログ記事で、早く紹介したら、紹介していない状態になることはありません。
ブログ記事にしてみることに、失敗はないということです。
「ホーソーン効果」があって、自分は違うという意識が、自分をより良くさせます。
自分が変わるには、何度も試して、ブログ記事を書いていくしかないということです。

第5章 問題と「仲良く」なる

自分は、自動車事故という失敗を犯したので、失敗するのを恐れないという気持ちにはなれません。
失敗と問題は、違うのではないかと感じています。
自動車事故という失敗は、正しく恐れるべきです。
自動車事故という問題は、問題を解決するためにやらなければならないことがあるということです。
問題は、宇宙からの贈り物だと考えて、「試すこと」を続けることで、「不安」を解消し、「楽しく」なりたいです。
一度に多くのことを試すことで、相乗効果もあります。
自動車事故という問題は、自動車事故に向き合って、考え、試すチャンスだと考えたいです。

エピローグ 新しい自分に

カフェで小説を書くというのはありえないと思うかもしれませんが、J・K・ローリングがハリー・ポッター第1巻を執筆した場所はイギリスのエディンバラにあるカフェです。
新しいアイデアを始めるというと大変そうです。
新しいアイデアは、新しい場所に置かれた古いアイデアだと思えば、新しいアイデアを始めることは簡単です。
VirtualBox 7.0にCentOS Stream 9、Miracle Linux 9やUbuntu 22.04をインストールするというのも、新しい場所に置かれた古いアイデアです。
アイデアを生み出すために、3つのリストを用意します。

  1. 問題点を書き出す
  2. ミスをすべて書き出す
  3. やっていることをすべて書き出す

自分は、自動車事故という問題を深く突き進んで、自動車事故を起こさないようになりたいです。

試してみることが、楽しくなるということが重要です。

感想

厚生労働省がまとめた資料を参照し、日本人の現実に即した、内容になっています。
自分は「仕事への満足度」は低く、2回も早期退職しました。
自分は「仕事」は嫌いではありませんでしたが、自分の「仕事」への評価が低いことには納得していませんし、許すこともないでしょう。
早期退職できる機会があるなら、自分の「仕事」への評価が低いので、すぐに早期退職してしまいました。
自分には、夢や憧れはありませんが、自分の「仕事」への評価が低いこと、自分の「仕事」を高く評価しているという嘘にもうんざりしていました。
退職後は、長い時間が残されているので、「今」と向き合い、有意義に過ごしたいです。
目標に「新しいことを始める」を掲げ、試行錯誤を繰り返し、試行錯誤を楽しみ、偶然という何かをつかみたいです。
自分は、とりあえず行動していますが、気が付いていないか、あと一歩踏み込めていない気はします。
新しい場所に置かれた古いアイデアをたくさん見つけて、アイデアを試してみます。

まとめ

マンガで書かれている自己啓発本は、初めて読みました。
視覚的に見えると、より内容が伝わりやすいです。
マンガで書くと、文字は少なくなり、絵が多く、読みやすいです。
本を読みなれていない人は、マンガで書かれている自己啓発本を読んでみるもの良いです。
自己啓発本を読みとおすことができずに、挫折した人にも、マンガで書かれている自己啓発本をお勧めできます。

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この本を読んでいたらKJ法という、得られた発想を整理し、問題解決に結びつけていくための方法を思い出し、調べたくなりました。
次は、KJ法について書かれた「希望をはこぶ人2 はじまりの海」をレビューする予定です。
ご期待ください。

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